韓国の国産訓練機T-50「ゴールデンイーグル」はTXプログラムに敗れたが、米空軍が少数をレンタルで運用することになり米国進出を果たしたことになる。
参考:Air Force Wants To Acquire Losing T-X Jet Trainers To Help Revolutionize Pilot Training
T-7Xと名付けられた韓国製訓練機T-50を米空軍がレンタルで採用
慢性的なパイロット不足に悩まされている米空軍は問題解消のため2万1,000人のパイロット確保を掲げて努力を続けてきたが、3月に提出された報告書によれば2019年末の時点でパイロットが約2,100人不足しており、未だパイロット不足が解消されていない事実が明るみになった。
この問題の根本的な原因は民間航空会社によるパイロットの引き抜きで、米空軍もインセンティブを与えるなど引き抜きからパイロットを守る取り組みを行っているが目立った効果はなく、2016年に1,500人だったパイロットの不足は年を追う毎に拡大し続けており、抜本的な改革に取り組まなければ益々パイロット不足は深刻化してくだろう。
では、抜本的な改革とは何を指しているのか?
米空軍は年間1,480人の新人パイロットを養成する目標を掲げているが5年連続で目標を下回っており、ここを改革するため全く新しいトレーニング(RFX)プログラムの実証実験を開始する予定だ。
現在のトレーニングプログラムは大量のパイロットを供給するため第二次世界大戦突入前に構築された12ヶ月間のトレーニングプログラムにルーツがあるのだが、どれだけテクノロジー(GPS、オートパイロット、コンピュータによる飛行制御など)が発達してもトレーニング期間は相変わらず「12ヶ月間」のままで、この伝統的な期間を合理的に短くしようというのがRFXプログラムの趣旨だ。
ただし1961年から使用し続けている超音速訓練機T-38「タロン」ではRFXプログラムを試すことが出来ないため、2024年に初期運用能力を獲得する訓練機T-7A「レッドホーク」の完成を待たなければならないのだが、米空軍は直ぐにでもRFXプログラムを始めるためT-7Aとは別の訓練機を調達するつもりだ。
ただRFXプログラムを試すには次期訓練機選定「TXプログラム」の仕様に沿った訓練機でなければならず、そのため米空軍はテキサス州のHillwood Aviationから訓練機「T-7X」を最大で8機レンタルする契約を結んだと報じられている。このHillwoodという企業は米国国内で「T-7X」を扱う契約を韓国の韓国航空宇宙産業(KAI)と結んでおり、つまり「T-7X」とはロッキード・マーティンと韓国(KAI)が提案した訓練機「T-50」のことを指しているのだ。
形式的にはHillwoodが調達したT-7X(T-50)を米空軍がレンタルするという形なので米空軍が採用したと言うには語弊があるが、米空軍のパイロットが正式にT-7X(T-50)を運用するのだから韓国の防衛産業界にとっては快挙と言えるだろう。
韓国はTXプログラムに敗れ300機~1,000機と予想される特大の受注を逃したことに変わりはないが、米国の空に自国製のT-7X(T-50)を飛ばすという夢だけは実現することになった。
※アイキャッチ画像の出典:ロッキード・マーティン T-50
彼らの喜ぶかをが目に浮かびます。
それはそれでめでたいことには変わりはありませんが。
過去にも空軍アグレッサー部隊にF-21としてレンタル採用されたクフィルの例が有るから同様な扱いなのかな?
少数レンタルとはいえ、米空軍に使われるのはすごいな
実績の無い日本とは大違いだ
まさか日本も?!
最近韓国に都合の悪いニュースばかりのために出没していなかったが元気に生きてたんだな。
ひとつ前の記事にもコメントどうぞ?
実績が無いの出典は「日経新聞」あたりですね
あなたはみんなに馬鹿と呼ばれていますね ( ´,_ゝ`)
696名無し三等兵 (オッペケ Sr85-h5zs)2020/03/23(月) 21:29:34.05ID:PyPnl4oAr>>702
米国のT-X計画でT-7Aに負けて大量受注を逃したが、T-7Aが完成するまで米空軍にT-50をレンタルするらしい
レンタルとはいえ米空軍に採用されるのはすごい
実績がないのに口だけの日本とは大違いだわな
お前どこにでもいるのなw 書き込みが仕事だから仕方ないのかなw
やっぱりオッペケ君やったんやなー
そうじゃないかと思ってたw
少数でよいのならその昔沖縄の海兵隊で日本製のエアガンが使われていましたよね。
あくまでも少数でよければの話です。
>少数レンタルとはいえ、米空軍に使われるのはすごいな
>実績の無い日本とは大違いだ
と言うか、米空軍が求める「超音速で直ぐ手に入る高等ジェット練習機」がT-50しか無かったからなんだが…T-7Aが間に合っていれば、こうはならなかったはずなんだが、韓国マンセーには何を言っても無駄か。
因みに、日本は国産練習機の実績が無いどころか売り込みがあった経験も一度しかないので、議論する意味は無い(実は、富士T-1練習機がオーストラリア空軍の練習機候補になった事がある。この時はアエルマッキMB-326に敗れているが、それ以降日本側は売り込みをやった事は無い)。
数機って敵役だったりして
実質ロッキード製なので変わらないので妥当としか言えない
アグレッサー用途としてT-50がシミュレート出来る東側の機体ってJF-17位しか無さそう。
ロッキード・マーティン謹製です
韓国の実績w
アイキャッチ画像は、『ロッキード・マーティン』T-50なのですか。
コックピット↔垂直尾翼間の形状に違和感を覚えていたので、成る程と思った次第です。
Kの法則が米空軍に降りかからないように祈ります。
T-50よりも少数であれば、グリペンの複座型をリースした方が良いように思いますが?
初期型であれば他国にもリースした実績があるので不可能では無いのでは?
韓国がー とか言う意識があるのか?
ロッキード製の機体という意識が多いのではないか?
ところでコックピットの仕様はそのままだろうか?
単純に背中にコブ背負った機体は末期症状的なやっつけ感が漂って好きじゃない。
T-7のサブタイプと言うのはイマイチ腑に落ちないな。
機数を考えると訓練機そのものではなく、試験機とか辺りかな?
ロッキードマーチンの魔改造版とか。
設計図をどこから盗んだかのチェックだと思う。証拠になりそうなドキュメントの納入を拒んで結局機体の納入そのものも頓挫すると予測。
盗んではいないはず。
何しろ設計を始めとする開発工程のほとんどをアメリカ企業のロッキードが担当しているので。
韓国側が開発工程で何を担当したのは不明なくらい。
AN/AAQ-33 スナイパーの統合作業などでも見られる様に未だにLM頼みだし、
ホントに開発関連で韓国サイドの担当は具体的に何なのかな?。
レンタル移籍か~