韓国メディアはKF-X共同開発のパートナーであるインドネシアの裏切り行為に怒り心頭で、韓国防衛産業界もインドネシアが抜けた場合に備えて「プランB」を用意する必要性を叫び始めた。
参考:美전투기까지 대놓고 곁눈질···‘KF-X 파트너’ 인니 수상하다
F-16VやF-35Aを購入する金があるのにKF-Xの開発負担金を支払わないインドネシア
インドネシアは韓国と共同で第4.5世代戦闘機「KF-X」の開発を契約を交わしたにも関わらず開発分担金(総額約1,500億円)の支払いを2017年下期から停止しており、これまでにインドネシアが支払った開発分担金は約190億円程度にとどまっている。インドネシアは韓国に対し表向き「予算不足で開発分担金に回す金がない」と説明しているが、韓国メディアは技術移転の条件見直しをインドネシアは求めていると報じている。
韓国国内ではインドネシアが韓国と共同でKF-Xを開発しようという意思を失っているのではないかと指摘する声が多く、韓国政府はこのような懸念を払拭するため事ある毎に「インドネシア側はKF-X共同開発継続の意思を伝えてきた」と繰り返し説明しているが、2018年から始まった再交渉は内容が一切明かされない形で進められているので交渉が進展しているのか停滞しているのかすら伝わってこない。
一部の韓国メディアは曖昧な態度を取り続けるインドネシアに対し強い態度に出るよう主張しているが、現政権のムン・ジェイン大統領が進める経済政策「新南方政策」においてASEAN最大の人口(約2億4,000万人)を擁するインドネシアとの関係は最も重要な上、KF-X以外にも韓国製の潜水艦や訓練機を購入してくれる上客なので、もし強い態度に出てインドネシア側を刺激すれば全てを失う可能性がある。
このように複雑に絡まった事情があるためインドネシア側に不満を感じても大きな批判にまで発展することはなかったが、インドネシアが水面下で進めていた戦闘機導入計画が明らかになり、韓国メディアも流石に黙っていられないという雰囲気だ。
昨年10月、インドネシア空軍の参謀総長が米国から戦闘機F-16V(ブロック72)を2個飛行隊分(恐らく32機)購入すると表明、今年1月にはフランスを訪問したインドネシアの国防大臣がラファールを48機購入したいと語り、最近になって米国のブルームバーグはインドネシアがステルス戦闘機「F-35A ライトニングⅡ」を売ってくれるよう打診した事実を明らかにした。
補足:後にインドネシアの国防大臣はラファール購入を否定した。
予算不足を理由に開発分担金支払いを停止しているインドネシアがKF-Xと同じ第4.5世代戦闘機に分類されるF-16Vを購入し、さらにKF-Xよりも優れているF-35Aまで購入すればインドネシアにとってKF-Xは必要がなくなってしまう上、7,000万ドル台を予定しているKF-Xを最大50機購入することを約束しているインドネシアにとって8,000万ドルを下回ることが確実視されているF-35A購入は荒唐無稽な話ではないため深刻だ。
果たして米国がインドネシアにステルス戦闘機F-35Aを売るのかは政治が絡むため依然として不透明だが、ブルームバーグはインドネシアが購入を進めていたロシア製戦闘機「SU-35」を諦めさせるため圧力を加えたと報じており、その見返りに米国がインドネシアに提示したのが最新のF-16Vだがインドネシアはこれとは別にF-35Aの売却を要求したらしい。
このような経緯を考えると、インドネシアへのF-35A販売は全くあり得ない話と断言できなくなる。
どれだけコケにされても開発費回収のためインドネシアのKF-X購入物量が欠かせない韓国
全く関係のない第三者からみてもインドネシアの行動は韓国をコケにしていると映るのだから当事者の韓国は怒り心頭だ。
韓国防衛産業界はインドネシアの二枚舌を政府次元で厳重に注意すべきだと言い出しており、KF-X共同開発からインドネシアが抜けた場合の「プランB」を早急に策定する必要性を主張している。韓国メディアも「共同開発のパートナー国である韓国に遠慮することなく米国製戦闘機に手を出す」「もはやインドネシアを信用することは出来ない」など批判の度合いがこれまでよりも高い。
ただ韓国政府としては、どんなにコケにされても共同開発方式に執着するしかない理由がある。
韓国としてはインドネシアが負担する開発分担金が欲しいのではなく、導入を約束したKF-X50機分の物量と韓国以外の国がKF-Xを採用した実績が喉から手が出るほど欲しいため共同開発方式を維持するしかないのだ。
もし面子を優先してインドネシアをKF-Xの開発から外せば韓国空軍分の需要しかなくなるため機体の調達コストと維持コストが上昇することになり、第5世代戦闘機よりも高価な第4.5世代戦闘機になってしまう。そうなれば開発費回収のため400機程度の量産が必要と言われているKF-Xを海外へ輸出するのが難しくなり、これまで散々、日本の国産兵器は量産数が少なすぎて高すぎるとバカにしてきた状況に韓国自身が嵌ることになる。
この先どうなるのはか予測が付かないが、もしかしたら韓国は開発分担金を免除するので導入を約束したKF-X50機分だけは必ず実行して欲しいとインドネシアに懇願していても全く不思議ではない。
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Senior Airman Christopher Quail
韓国人には他人に「約束を守れ」と言う資格がない。
韓国人の論理なら、約束は破られる方が悪い。よって韓国が悪い。
朝鮮人からすれば商売や交渉相手は騙してナンボの世界。騙される方が悪いというのが朝鮮人の考えなんで、騙された韓国人が悪い。
F16+が欲しいといったのに勝手にステルス機にして遅延してる
しかも登載するミサイルどころか爆弾すらない
キャンセルしなかったら背任だよこんなの
しかも、要素技術を韓国は自力開発していないので、インドネシアに技術転移可能な内容もお粗末なのでしょうね。
インドネシアからしたら、KFXの方がプランBだからな。
F16VやF35がプランAだが、チモール問題等で制裁食らって買えなかったからの、KFXだからね。
スペック的にF16Vと似た様な物で、F35並の値段に成りそうで、実績も無しで、プランAが見えれば金を出す意味も無いね。
もう一つの目的の技術習得も韓国自身は持ってなくて、他国の技術を持って帰れない事も判ったら尚更。
インドネシアに約束云々言うのなら、まずは小銃でも戦車でも潜水艦でも何でもいいから「完成品」の実績を見せるべき。
それができないからこのような事態に陥っている。
しかしインドネシアがF35Aを手に入れたらオーストラリアが黙っていないような気がする。
韓国は日本との約束を何度も破ってきた(2015年の日韓慰安婦合意の一方的破棄、1965年の日韓請求権協定の不履行)。
インドネシアが韓国との約束を破ったらからといって、韓国政府にはインドネシア政府を責める権利も資格もない。
そうだろう?
まさに正論ですね。
インドネシアのスマトラ島沖地震で韓国が支援表明した5,000万ドル中払ったのは295万ドル。ウォンに直すと幾らかな?
韓国がインドネシアが金出さない事にとやかく言う資格は無い。未払金から相殺し残った金でT50のポンコツで納入すれば?
どんな話になっていたのかは知りませんが、韓国には他国の契約不履行を叩く権利は無いと思ってます。
でもそもそもF-35の自国整備も拒否されるレベルで、まともな戦闘機開発した事が無い国と本当にパートナーシップ締結したんでしょうか?
F-35と値段が変わらないが、性能がそれ以下のポンコツを誰が買うんだっていう。政治的に買える国ならどこだって、約束を守らず挙げ句の果てには相手のせいにする国から買うわけないでしょ。
韓国製とは名ばかりのイスラエル製レーダーや、欧州企業のミサイル類を使ってる以上、輸出を許されるとは個人的に思えない。
そりゃ金を払いたくなくなりますわ。
インドネシア知恵付けるの巻き
まぁ、そのことが腹経ったんでしょうね
はっきり言おう❗️
インドネシアは正しい
はっきり言う勇気。
日本人に必要な物ですね。
韓国「約束は破るためにある」
ネシア「約束は破るためにある」
目くそ鼻くそ。
インドネシアは日本が調査した高速鉄道建設に関する資料をそのまま中国に渡すという仁義もへったくれもない事を平気でやる国だから
今回の件もアメリカからF-16だけでなくF-35もせしめてやろうと考えてる節がある
とにかくインドネシアに関わるときはどんなに用心しても用心しすぎるという事はない
インドネシアもちゃぶ台ひっくり返すの得意だし。
日本も鉄道で裏切られたことが。
インドネシアにF-35売るにはロシアばりのモンキーモデル開発しないといけなくなるから無理でしょ
F-16Vで我慢しろ
当初の性能には到底及ばないどころか完成の可能性も無くなった、つまり計画が頓挫したのだから離脱は当然、むしろインドネシアは韓国に賠償を求めるべき。頓挫したことを認めたくない韓国がゴネているだけで、インドネシア離脱は道義上、契約上共におかしいところはなく、裏切りではない。むしろまもなくの経済破綻と国家崩壊を控えた韓国に対して、表立って賠償要求を突きつけないインドネシアは温情的。
(韓国の話はどうでも良いです)
アメリカはインドネシアにはF-35は売らないでしょう、理由は
・基本、インドネシアは中国の手下
・イスラーム国であり、イスラームの過激派を援助してた(今もしてる疑惑有り)
・インドネシアを仮想敵国としてるオーストラリアの存在
KFX自体、韓国軍が欲しかったモノからの逸脱が激しすぎる。
アメリカ製の機体に準じた機体と武装システムが出来なくなった時点で腫れ物のような代物になっている。
アメリカの技術移転に命運をかけていたのだから、拒否された時点で当初のモノとは別なナニかに変容している事実を皆が知っているのに誰も言い出せない。
面白すぎてウォッチャーにはたまらないプロジェクトではある。
今後は韓国主導の兵器体系にわざわざ乗っかる国は出てこないし、必ず米中露の兵器ビジネスに潰される。
自動車、情報機器、航空機等、大がかりな産業はすべからくグローバリズムによる大手独占の時代は確実
日本も純国産の妄想は捨てないと同じく転落しますね
純国産の妄想って何?
開発中のF-3ですら座席射出機などの自国で開発できるわざわざそうする必要のない品は、実績のある外国企業の製品を導入する予定なんだが?