米国務省のビクトリア・ヌーランド次官は「米国の新しい支援パッケージに多連装ロケットシステム(MLRS)が含まれている」と明かして注目を集めている。
参考:Вікторія Нуланд: у разі ядерного удару Україна не залишиться наодинці
米陸軍が保有しているMLRSやHIMARSを提供しているのか、ウクライナ軍が扱い慣れたGradやUraganを提供しているのかは不明
8億ドルの新しい追加支援パッケージを発表したバイデン大統領の会見後、国防総省のカービー報道官はパッケージの中身について「155mm榴弾砲×72門、155mm砲弾×14万4,000発、榴弾砲を牽引するための軍用車輌×72輌、PhoenixGhostUAV×121機以上などが含まれている」と明かしていたが、どうやらこのパッケージには多連装ロケットシステム(MLRS)が含まれているらしい。

出典:U.S. Army photo by Sgt. Michelle U. Blesam, 210th FA BDE PAO
米国務省のビクトリア・ヌーランド次官(ウクライナ支援担当)はEuropean Pravdaの取材に対して「ウクライナ人の勇気には敬意を表する。私たちが40億ドル以上の武器を提供した理由は、貴方たちは自分たちだけでなく自由な世界全体のために戦っているからだ。そして最も新しい米国の支援パッケージにMLRSが含まれている」と明かした。
カービー報道官が言及しなかったMLRSの供給についてヌーランド次官の説明は「すでに始まっている、戦闘機についても幾つかの同盟国がウクライナに提供するため努力している」と述べており、これが事実なら「ドンバスの戦いに必要不可欠だ」とゼレンスキー大統領が要求していたMLRSの供給が始まっていることになる。

出典:Nickispeaki / CC BY-SA 4.0
ヌーランド次官は「MLRSの供給が始まっている」とだけしか明かさなかったので、米陸軍が保有しているM270/MLRSやM142/HIMARSを提供しているのか、ウクライナ軍が扱い慣れたGradやUraganを提供(東欧諸国保有分)しているのかは不明だが、本格化した米国やNATO加盟国による武器支援がウクライナに届けばロシア軍は不利になるので「武器到着までの時間を稼ぎたいウクライナ」VS「反撃準備が整うまでに勝敗を決めたいロシア」という構図なるのかもしれない。
果たして米国はウクライナに何を提供しているのだろうか?

出典:U.S. Marine Corps photo by Pfc.Sarah Pysher
因みにゼレンスキー大統領はGradかUraganもしくは米国製のHIMARSを要求していた。
関連記事:ゼレンスキー大統領、ロシアを止めるために必要な武器リストを公開
関連記事:米国、ウクライナ軍に155mm榴弾砲72門と砲弾14.4万発を提供
※アイキャッチ画像の出典:Public domain
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
1枚目の写真の「BANZAI TRON」って何だろう。トランスフォーマーかな。
どの国の重火力支援もほぼ同時期に始まっているから、輸送と訓練期間を合わせて戦力化されるのも同時期か。
5月9日までの攻勢を耐え忍べばロシアも補給士気ともに息切れするだろうから(もう兆候が見えてるか?)、その後一気に反転攻勢という形に持っていきたいところ。
>「武器到着までの時間を稼ぎたいウクライナ」VS「反撃準備が整うまでに勝敗を決めたいロシア」という構図
時間との戦いはもう始まっている…
こうなるといよいよ重火器提供を渋っているドイツの罪が重くなる
仮に、ウクライナの苦戦が伝えられるようになってようやく重い腰を上げたとしても、時すでに遅しと嫌われるだけなのはもはや目に見えてるじゃないですか
ロシアに天然ガスを握られただけでこうも失うものが大きいとは…日本もエネルギー自給が喫緊の課題であると改めて痛感
日本は、全原発再稼働だろう。
開戦前まで国防を疎かにしていたドイツのケツに火がついたとはいえ、ドイツ軍が保有している兵器でマトモに稼働するのは少数でしょうし、今までやってきた事のツケが回ってきたって感じですかね
別の軍事系まとめブログで『このまま供与が拡大していったらそのうちM1エイブラムス+M2ブラッドレー+M109パラディンの冷戦期対ソフルセット揃いぶみまで行くのかしら』と書き込んでいた方がおられましたが、ひょっとするとそこまで行くのも遠い先の話では無いかも知れないですね。
一方、ロシア側は国防省傘下の青少年組織ユナルミヤを動員すると言う噂が強まっており、このままだと「ロシア版ヒトラー・ユーゲントがNATOから提供された装備を持つウクライナ軍相手に肉弾で勝負する」等と言う末期戦的状況が現出するのかも……(震え声)
むしろ他に選択肢ある?っての独車メーカーの納期提示見りゃすぐ分かるしあえてあんな事してんの米国勢の市場評価史上最高値なのに対し独勢は政府がアレなお陰で非常時に役にも立たん疑い強まった結果だ
支那と対決する場にいて独製装備持ってる国は根本的に装備体型を見直す必要あるのに19式のHXとか新型拳銃とか次期AFV汎用廉価エンジンに米製やめて独製の充てようとしてる東洋の軍事大国がいるようで
え~と君、日本語の文法を一から学び直して来て(迫真)。
それはともかく、自衛隊のドイツ製装備について批判するなら米軍の特殊部隊・海兵隊やフランス軍がHK416小銃を採用する等、世界各国でドイツ製の装備が大量に使われている事実をどう受け止めているんだい?
ドイツと言う国は昨今の外交方針がアレだとは言え、兵器に関しては基本的に優秀と言う評価は揺らいでいないから自衛隊でも是々非々で良い物は採用しているのだと思うよ。ドイツ車がディーゼルスキャンダルでボコボコにされても今だに人気が有るのと同じ様にね。
仏軍は支那と直接対峙はマズしねえしマリンコの416はHKUSAの米国メイドで別に輸入品じゃありませんよ?
方や我方の新拳銃も19式のHX車台もMTUのAFV用エンジンも全部輸入ですので何のご反論にもなってませんけど?
なに迫真って?こっちがなんだこいつって真顔になるわ
>なに迫真って?
いやだから、それは君の文章の理解が困難だって点にだよ。
一応、論理だったことを書いているように見えるからレス付けようとした人が理解しようとしたがgive upだという叫び。
そうした他人の心理・感情を理解できないでしょう?それが障害の一つなんです。
君の文章と行動は、自閉症スペクトラム障害、書字障害者の典型的なパターンなんだよね。
自閉症の人は、特定分野でものすごい知識をため込んだりして、それを自慢したいんだけど書字障害とか言語障害のせいでうまく相手に伝わらないで、児童だと暴力行為みたいな問題行動に訴えたりするの。
掲示板だから、暴言で済んでるけど。
ちなみに信じるかどうかは自由だけど、私は、この分野では一応プロなので。
てんまる無いだけで理解できないと駄々こねるお子様の中でも一番やばい系がご降臨しちゃったの世も末
コメントの本旨と違うところを突っ込まるのは気分は良くないかもしれないが、少なくとも公に公開された空間では、小学生で習うようなレベルの文体は書くべきでは。
それすら書くことができない、もしくは意地でしない時点でどちらがお子様かは一目瞭然。
これまで非難ではなく、アドバイスとしてのコメントで直せる機会も多数あったろうに。
おいくつなのかは知らないが、自分は悪くない周りがアホだと否定してきたから却って自分が否定される。
なぜ、「句読点を入れましょう」というささやかなアドバイスを無視続けているのかというと、「できない」からなんでしょう?
自分のコミュニケーション能力に問題があると認識できていないところが「障・害」と言われる所以なの。
文章自体にはまだ読めるところがあるので、程度としては軽度で、おそらく周囲の人の温かい理解でなんとか社会生活なってるんだろうけど、実際には迷惑かけていると思うよ。
もうひとつアドバイスするなら、コテハンつけましょう。
それだけでも、絡む人は減ると思います。スルーしやすくなるから。
また君か。
コメントを残すってのは文書を他人に読んで貰う事なんだよ、句読点のないある程度の長さの文書って凄く読みにくい。会話でも早口でまくし立てられて話されたら聞きにくいし、誤解も生まれるでしょ。
そんな文書投稿しておいて理解されないからと勝手にキレて、好き勝手に暴れるのははっきり言うが迷惑。議論以前の問題だからもうコメントしないでほしい。
口調や沸点の低さからするともしかして中学生くらいかい?ある程度でいいから、ちゃんと文書書けないとキツくて安い仕事しか就けないからね。
もう成人なら文書や感情コントロール、コミュニケーションの講座受けた方がいいよ。
自分の文章にケチつける人はロシアの手先だそうなんで、言うだけ無駄じゃないですかね…
マジですか…この人意見自体は当たらずとも遠からずな感じなので、ちょっとタチ悪いですね…
句読点だけの問題じゃないんだよなぁ…
>自閉症スペクトラム障害、書字障害者の典型的なパターンなんだよね。
なるほど。
なにか引っ掛かっていましたがそういうことでしたか。
最初は翻訳ソフトをそのままコピペしていると思っていました。
さすがプロですね。
このブログはいろいろと勉強になります。
めちゃくちゃな文章だね。
「武器提供すれば参戦とみなす」とロシアは脅してたけど、いつになったら参戦したと言うのだろうか?
ロシアのロジックで言えば、すでに武器支援を発表した各国が「参戦」状態にあるはずだけど、やっぱりハッタリなのかな?
相手が多すぎて言い出せなくなったって感じがしますね…
最近の「予期せぬ結果」なんちゃらの外交文書すら完全無視されて、恥ずかしいったらありゃしない。
ここまで肩入れした以上、アフガンみたいな無様な結末は許されず、西側も行くところまで行くしかない。
数日で既成事実を作って、介入できないようになっていれば別だったろう。
要するにプーチンはギャンブルに負けたのだ。
敗者は有り金すべて置いて惨めに去るのが賭場の掟。
君の命も置いていくことになるだろう。
軍事支援国を紛争当事国と解釈するのは法論理的に十分成立する可能性はある。非交戦国の支援活動が自国に対する武力攻撃を構成すると認定されれば、国連憲章第51 条の個別的自衛権を発動する事は不可能じゃない、何年か前に日本でも似たような答弁はあったはず。
仮にそんな主張しても各国が認めるとは思えないし、憤る人もいるだろうが昔のアメリカだって先の話より無理筋の主張してたんだから大国はそんなもんとしか思わない。
今のロシアに通常兵器だけで西側主要国と渡り合うような状態にはないし、それをするならば最低ラインが中国がロシアを支援する事がないときついだろう。中国が駄目ならテロ支援国家に転落して西側主要国でテロ起こして貰うぐらいがせいぜいじゃないかな。
プーチンが冬期北京オリンピックの開会式でウクライナ選手団入場の際に目を背けた行動が忘れられない。自分が旧ソ連時代に急激に戻そうという妄想が普通に生活していた4千万人を地獄に落とした代償を支払ってもらうには。この兵器でウクライナの南部で開こうとしている5月9日の戦勝記念日パレードをぶち壊してほしい。洗脳されたロシア国民よ目を覚ませ。
眼を覚ます事はないから、モスクワ近郊以外の総ての領土を返してもらおう。
5月9日の「戦勝」記念日までは、東部に関してはウクライナは積極的な攻勢に出ずに耐え忍ぶだけでしょう。
そのかわり「戦勝記念日」を粉砕すべく南部のヘルソン奪還に動くような気がします。南部であれば航空優勢も
取れるだろうし兵站も確立されていそうなので、重火器が届き次第始まるでしょう。。。
“武器”は着々と集まってきているが、それを扱う”人材”は足りているのだろうか
射程が榴弾砲や多連装ロケット程度の地上発射型の対戦車ミサイルとかは存在しないのでしょうか?
それがカミカゼドローン。
スイッチブレード300/600の600の方は射程40kmで対戦車攻撃可能
光ファイバー誘導の対戦車ミサイルがそれに近いと言えます。
イスラエル製のスパイクミサイルは最大30km程度と榴弾砲やMLRSに匹敵し、自衛隊の96式多目的誘導弾システムも射程10km以上と言われており、一世代前の榴弾砲やMLRSに近い射程を有しています。
ドローンと重火器セットで奪われた土地奪還を目指すには、敵の集積地を宇宙の監視システムで事前に把握することが大切と思う。やっていると思うけど
23日だけどレンドリース法どうなってる?
22日に下院で可決の見込みってなんかで読んだけど
フェニックスゴーストって、凄い名前の無人機だな。ググッてもろくな情報が出てこないが、垂直離陸できる自爆ドローンということと提供する数からして小型UAVなのかな。