米第7艦隊は3日、空母カール・ヴィンソンへの着艦失敗で南シナ海に沈んだF-35Cの回収に成功したと発表した。
参考:U.S. Navy Recovers F-35C from South China Sea
中国本土に近い海底からF-35Cの回収に成功したのは吉報
南シナ海に展開中の米空母カール・ヴィンソンに配属されていた第2空母航空団所属のF-35Cは同艦への着艦に失敗、飛行甲板に激突してそのまま海に沈んでしまった。
事故現場(詳細な水没地点は明かされていない)は中国本土に近く、機密の塊であるF-35Cを中国に奪われると困ったことになるため米海軍は機体の回収を急いでいたが、米第7艦隊は「約3,770mの海底から事故機の回収に成功した」と3日に発表して注目を集めている。
米メディアは南シナ海の水深の深さを考慮して「事故機を回収するのに時間(各社によって予測はバラバラだが最低でも数ヶ月以上)がかかるだろう」と見積もっていたので、たった38日間で事故機の回収に成功した事実に驚いている様子だ。
どちらにしても中国本土に近い海底からF-35Cの回収に成功したのは吉報であり、事故機を調べることで着艦失敗の原因究明も捗ることが予想される。
関連記事:米海軍がF-35C動画流出で乗組員5人を起訴、ただし別件の2件は起訴見送り
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist Seaman Leon Vonguyen
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墜落ではなく、すべり落ちて機体が無事だったのかな?
民間の深海作業支援船か、真っ赤な大型船が那覇軍港に接岸
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2月16日に沖縄に寄港して約2週間で回収完了か。
沖縄から推定現場付近まで移動に12ノットで2日強
25日ぐらいまでは現場の気象条件よくなさそうだったので天候待ちで、実質1週間の作業かな。
かなりスピーディなのをみると海中の機体位置はかなりはっきりわかっていたのかな。
仕事が早いですね。
素晴らしい。
カタパルトとフック設備に金は掛かるが
揚陸艦クラスでも500m程度の直線道路でも運用可能
個人的には構造が複雑なBよりC推し
カタパルトが大変だから、イギリスはF-35Bにしたんだよね。
今のカタパルトは、核動力が無いと運用が厳しい。
蒸気さえ確保できればいいんだから核動力じゃなきゃダメというわけでもない
実際カタパルトを装備してた頃の英空母や通常動力時代の米空母は蒸気タービン駆動だった
現代において主流のガスタービンは蒸気が全然出ないから蒸気カタパルトがあまり現実的ではない
しかし次世代型カタパルトと目される電磁カタパルトは相応の発電力があればなんでもいいので動力源はあんまり問われない
車輪ロックで溜め込んで からの
チン寒ロード風の坂を使い飛び立つ
ロシア風だと安く済むかも
海兵隊のCは揚陸艦での運用を狙っているとか?
平和な?ミリネタ記事っていいね
— こういった抑止力が、(敵味方ともに)戦争をしない理由になるのは、ありがたいと思いました。
— 浅はかかな。
抑止力として役目を全うして退役する、
可能であれば、兵器は全てそうあって欲しいですね。
ウクライナの様に、兵器が本来の役割をこなすのは、意味残念な状況でもあります。
中国が先に回収するとか騒いでたのは誰
そこまでアメリカが間抜けなはずもなく
H-IIロケットのエンジンを深海から引き上げたのは、もう20年も前の話か…
んで、回収の映像もだれかSNSにアップしてくれるんですよね?
この事故に関して中国では前のシーウルフ級の事故と絡ませて、米軍が海底地形測量の為にワザと海中に沈めた。なんてトンデモな噂も流れていました。
ウクライナ戦争の報道も完全にロシア寄りで、周りの中国人も皆ウクライナが挑発するのが悪いと言ってますね。現地からは以上です。