ウクライナへの武器支援について沈黙を守ってきたフランスのマクロン大統領は21日、仏OuestFranceに対して「自走砲と対戦車ミサイルを送っている」と初めて明かしたため注目を集めている。
参考:Emmanuel Macron : « La meilleure réponse au pouvoir d’achat, c’est le travail »
参考:Guerre en Ukraine : la France va livrer des canons Caesar aux forces ukrainiennes
まさかカエサルの提供を準備していたとは、、、正直びっくりしている
仏OuestFranceのインタビューに応じたマクロン大統領は21日、フランスはウクライナに自走砲「カエサル」や対戦車ミサイル「ミラン」などを含む武器を提供していると明かして注目を集めており、同紙は「5月上旬までに自走砲をウクライナへ届けるため軍の在庫から12輌のカエサルが提供される」と報じている。
ウクライナ軍兵士40人はカエサルの操作方法を学ぶため23日にフランス入りする予定で、2週間ほどの訓練を受けたのち提供される自走砲と共に帰国するのかもしれない。
因みに減った自走砲の在庫を回復させるためフランスは「カエサル6X6/MarkII(NG)の調達を加速させる」と報じられており、仏Le Mondeもマクロン大統領が言及した対戦車ミサイルについて「数ダースものミランがウクライナに提供された」と報じている。
これまでフランスはウクライナへの武器支援について沈黙(ミストラルの提供のみ発表)を守ってきたが、まさかカエサルの提供を準備していたとは、、、正直びっくりしている。
関連記事:オランダがPzH2000をウクライナに提供、ドイツが弾薬と訓練を提供
関連記事:追加投資を決断したフランス、カエサル6X6/MarkII開発をNexterに発注
※アイキャッチ画像の出典:public domain カエサル6×6
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欧米の155mmが集まってくる…m109自走榴弾砲もベルギーが供与か?
大統領選挙になると口を滑らしちゃったのかなぁ?
ルペンがプーチンとズブズブだからじゃないかな
自分が当選したらNATOから離脱して、ロシア制裁は再検討とか言ってるぐらい露骨でも
支持率高いので、ルペンが当選した時にロシア支援させない為な気がする
ブチャやマリウポリの現状だって大々的に報じられているだろうに、さらにロシアの末路も見えつつあるのに、それでもルペンの支持率がマクロンと10ポイントしか変わらないというところにフランスへの侮蔑を禁じ得ない。
そりゃマクロンの政策も褒められたものじゃないが、このタイミングで脱NATO&親ロシア路線を望むって、度し難い外交センスだわ。
プーチンらの主張する「ルスキーミール」とやらには、ロシア語を介さないフランス人の席は無いんだけどねぇ…
大統領選・決選投票直前(投票は24日)のタイミングでの発言は「口を滑らせた」なんてもんじゃないですよ。
明らかに極右のルペン候補を潰す為の意図的な発言です。
ここまでウクライナへの武器支援に消極的だと思われていたマクロンが「実はカエサル自走砲とミランATMも送ったよ」と言った以上、もしも決選投票でルペンが勝ったらこの決定を覆さなければならず、そうなったらフランスは米国やEUからシカトされかねない。
そうなれば政策ミスの多さが原因でマクロンへの投票を躊躇っていたフランスの有権者もルペンには入れられなくなるだろうと言うマクロン陣営の読みだと思います。実際ここへ来て「情勢はマクロン有利」と報じるメディアが増えていますし。
スパイ大国ロシアは我々よりも先に気がついていただろうね、フランスもまた抜け目なく動いてる、水面下では和平取りまとめにも動いていそう
大砲とUAVまではいいけど戦闘機は不可というのが現状のプーチン基準なのか知らんが、これもどうなるやら
事後報告ええやん、「それやったら参戦だかんな?」って恫喝が使えなくなる
参戦で本当に困るのはロシアだし
ちょっと送るならセーフ、自走砲じゃないならたくさん送っても問題なさそうなのでセーフ
自走砲でも数送らないならセーフ…って感じでボーダーラインがどんどん上がってる気もする
米軍も初めは18門しか送らないとか言ってたくせに結局90門送ることにしたし
自走砲でも十両ちょい送るだけならセーフって感じだし…ゆでガエル理論かな?
いつロシアが本当に怒るんだろうか
正直、日本を含む西側諸国の見事なまでのサラミ戦術だと思う。
先日発表した「戦闘機の部品」とやらの供与も、「エンジンのない機体」と「エンジン本体」をそれぞれ別送しただけだったとしても、個人的には驚かないかな。
露中にブーメランが山程刺さっているのが見える様だ。
脅しは手を出すまでしか効果ないから、ホントに手を出したら、連れ去られたウクライナ人保護とか言って米軍がウラジオストクや樺太、北方領土に上陸しかねんし。
キエフ攻略に失敗した頃から、
プーチンはテレビに出るのが嫌になって
プーチンが出てこなくなったせいで欧米への威嚇がパッタリなくなったような気がする
各国の自走砲が、ウクライナという坩堝に集まり、戦場という高温で反応する、なんてことはあるのだろうか?
各国共に大分支援が進んでますね
このままいけばロシアの攻勢は失敗するかもしれません
ただ攻勢に失敗したらロシアが起死回生の手として戦術核を使用しそうでちょと怖いですね。
マクロン大統領がいきなりCaesarIIの提供とは….
今週末からフランスで、40人前後のウクライナ兵による砲兵隊編成が行なわれるそうです。
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ノルマンディーニーメンの逆パターンみたいだな。
フランス式装備のウクライナ部隊が幾つか出来るんじゃ?
6輪か8輪か知らんけど8ならメーカーが仏軍納入予定だったの直にウ軍供与になるかもだが使い古された6輪のやつのほうが安全パイ高めだし
今後の支援増大時により多く貰える可能性あるのも6輪のやつで8輪の仏軍がどんどん装備化進めて6輪の旧型を放出するの最も適当では?
仏記事によると、フランスはウクライナに12台のCaesarを提供するそうです。
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ロシアはいろんな意味で急ぎたいところですが、攻勢の進捗は良くないですね。クレミンナやポパスナなど何箇所かで突破口をこじ開けたけれど、ウクライナ側も素早く手当したようでそこから進めていない。イジュームにいる主力の25個BTGはほとんど進めなくて道路上に拘束されている。ロシア側は増強していますが、時間をかけるうちに西側の装備が届けばウクライナの勝機が見えます。
昨日のウクライナの天気予報では、今日あたりに春雨期が終わり、これから暑い夏へと変わるそうです。ロシア軍はそれを待っているのかも。ウクライナ政府も、これからの2週間が天王山と言っているので、そのような認識なのかもしれませんね。いま米欧がしゃかりきになってウクライナへ重火器を運び込んでいるのも、ロシア軍の大攻勢を見込んでいるからではないでしょうか。
ここから2週間はプーチンが設定した期限でもありますしね。最近軍団長クラスが何人も能力不足ということで更迭されているそうで、なんとしても成果を出そうとシャカリキでくるのは間違いないでしょう。
もう砲兵の万博だな
ルペンが当選したらこの軍事支援も打ちきりになるんだろうな
今日のBBCの記事読んだけどルペンの勢力は2017年の大統領選の時よりずっと強くなっているそうだ
ブレグジットの国民投票でも予想を覆して離脱派が多数だったし安心はできないね
CAESARの発音ですが、
家では英語が公用語^^;なので日本語ではカエサルになるとは知りませんでした。
気になってニュースビデオを見てきましたが、
仏語の発音は「セザレ」に近いです。
調べてみたら
CAmion Équipé d’un Système d’ARtillerie(砲兵システム搭載トラック)のアクロニム
なんですね。
フランスにしても最新鋭の兵器なのでどうやって速攻で調達したのかと思ったら、
モロッコに送るはずだったのをウクライナに供給したそうです。
モロッコとしてはウクライナほど急いでおらず、後になるほど改良型が出てくる可能性が高いということで
OKしてもらったそうです。
コンピュータの自作派には、妙に納得の行く説明でした。
モロッコ!!!そんな国が順序入れ替えに同意するとは。西サハラを抱えてるからそんな余裕があるとは思えないですが、良くも悪くも膠着しているのか。
しかしモロッコは実質国連決議棄権組、そうは言っても実質的にはウクライナの肩を持っている以上ロシアに協力するつもりは無いということなんでしょう。