米海軍は狂った艦艇調達を正常な軌道に戻すためコンステレーション級フリゲートを成功させる必要があるのだが、ギルディ海軍作戦部長の説明は成功を確信させるほどの説得力がない。
参考:Here’s the latest on the US Navy’s new Constellation-class frigate
開発中の技術を土台にした艦艇開発からの脱却を目指す米海軍、今後は枯れた技術を土台にした艦艇開発?
米海軍の計画ではアーレイ・バーク級駆逐艦を「ズムウォルト級駆逐艦」でスプルーアンス級駆逐艦とペリー級フリゲートを「沿海域戦闘艦(フリーダム級/インディペンデンス級)」で置き換える予定だったのだが、ズムウォルト級駆逐艦は技術的問題とコスト超過で調達中止、沿海域戦闘艦は機械的信頼性が極端に低く変化した戦場環境にも適合しないため役に立たず、アーレイ・バーク級駆逐艦を再調達を行うことで何とか戦力の空白を埋めようとしているのだが同艦の設計をいじくり回して新技術を取り入れるのは限界に近いらしい。
そのため米海軍はDDX Nextとよばれる次期駆逐艦の開発を検討しているのだが、マイケル・ギルディ海軍作戦部長は「再び開発に失敗することを避けるため艦艇建造から技術開発を切り離す」と語り注目を集めている。
ギルディ海軍作戦部長は新規の艦艇開発について、新技術への対応や海軍が要求する要件に合わせて艦の設計を行うが新技術を実際に統合するのは技術が熟成するまで行わない=とりあえず次期駆逐艦は艦艇設計こそ新たしいものになるが中身は枯れた技術で固め、時期を見て新技術を段階的に取り入れることになると説明しており、開発中の技術を土台にした艦艇開発から枯れた技術を土台にした艦艇開発への回帰を主張しているのだ。
そして現在開発が進められいるコンステレーション級フリゲートこそ「枯れた技術を土台にした艦艇開発」のテストベッドであり、これを成功させることが「開発中の技術を土台にした艦艇開発」からの脱却=狂った艦艇調達を正常な軌道に戻す第一歩になるとギルディ海軍作戦部長は考えているのだろう。
コンステレーション級フリゲートはイタリア海軍で運用実績のあるベルガミーニ級フリゲートの設計を土台に開発され、開発中の技術を統合するためのマージンや指向性エネルギー兵器に対応可能な電力供給能力を予め組み込んだ形で建造されるが中身はアーレイ・バーク級駆逐艦で使い込まれたシステムや兵器を中心に構成されるため、新技術の開発が難航して調達スケジュールが破綻し開発コストが高騰するという悪夢に悩まされる可能性は限りなく低いと見られている。
要するにコンステレーション級フリゲートが予定された開発コストでスケジュール通り完成すれば、議会を説得してDDX Nextとよばれる次期駆逐艦の開発承認が得られやすいという意味で、米海軍にとっては絶対に失敗することが許されない=石橋を叩いた計画なのかもしれないが、何度も海軍に騙されてきた議会は全く信用していない。
米海軍はアーレイ・バーク級駆逐艦の半値(8.5億ドルから9.5億ドル)でコンステレーション級フリゲートを調達可能と説明しているが、コンステレーション級の大きさはアーレイ・バーク級の約3/4で似たような装備品を採用するのに「なぜ調達コストだけが1/2になるのか」説明せよと議会は主張しており、トン数あたりのコストで再計算するとコンステレーション級の調達コストは14.7億ドル(56%もコストが増加する)になるのではないかと懸念している。
さらに議会はコンステレーション級フリゲートが採用するディーゼルエレクトリック・ガスタービン複合推進(CODLAG)方式は米海軍で採用例のない未知の技術なので、想定外のリスクを排除するため地上試験を実施しろと言っている。
米海軍は水上艦艇が採用する推進機関を陸上でテストを行いリスクをあぶり出して対処するのが伝統的なのだが、沿海域戦闘艦のみ機関の陸上テストをスキップしたため深刻な問題に見舞われており、議会は海軍が再び陸上テストをスキップできないようにする規定を国防権限法に盛り込むほど信用されていない。
果たして米海軍は枯れた技術を土台にした艦艇開発のテストベッドとしてコンステレーション級フリゲートを成功に導くことが出来るのだろうか?
管理人が一つツッコミを入れるとすれば、開発中の技術を土台にした艦艇開発から脱却を目指している割に実用化されていないSPY-6の派生型レーダー「AN/SPY-6(V3)」を採用するのは「枯れた技術を土台にした艦艇開発」というコンセプトが外れているような気もするが、現実的にSPY-1の製造が終了しているので仕方ない選択なのかもしれない。
仮に2023年頃に予定されているSPY-6の初期作戦能力獲得が遅れるような事態になれば、基盤技術(SPY-6とベースライン10のイージス戦闘システムなど)を共有するアーレイ・バーク級駆逐艦フライトIIIやコンステレーション級フリゲートの就役に遅延が発生するという意味なので、そうなれば如何に「開発中の技術を土台にした艦艇開発」が難しいかを再び実感することになだろう。
関連記事:米海軍が中国海軍に追いつかれた原因、奇妙なアイデアに時間と資金を浪費したため
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Navy graphic/Released 米海軍が発表した次期フリゲート艦「FFG(X)」の完成予想イメージ
米海軍「お遊びは終わりだ(震え声)」
遊びすぎだ(大声)
中国海軍「お前はもう死んでいる(自信満々)」
英海軍「弟よ、この兄と同じ道を歩むと云うのか…..。」
海自「頼みますよ兄貴…」
フリゲートなら、ミサイル、大砲、魚雷のうち二つを装備で、コンステレーション級は、対空ミサイルと大砲のみの対空フリゲート。
アーレイバーグ級は、対空、対艦、対潜ミサイルを装備してたから、1/2ってはあり得そう。議会は不審がってるが。
アーレイバーグ級の装備を分ければ、フリゲート3隻。駆逐艦2隻になると思ってたけど、計画あったんだな。
フリゲートならおとなしくあきづき型護衛艦あたりを買えばいいのにねぇ
なんでもイージスシステム載せようとするからこうなる
流石にあきづき型は基礎が時代遅れ過ぎるし能力もイージス搭載艦艇に比べて劣り過ぎる
カルロ・ベルガミーニ級ベースが妥協出来る限界だって事だな
その割り切りができずになんでもできる艦艇を作ろうとするから
建造費と維持費が高騰してこの惨状なわけでしょ
個艦防空にイージスシステム乗せるの
すごい無駄だと思うけど
イージスシステムは個艦防空や対潜でも高性能だしなによりセンサーノードとしてイージスシステムが普及したアメリカで積まないはあり得ない
どんなに普及してもイージスシステムのせいで建造費と維持費が安くならないのだから、用途別に割り切らなければ意味がない
コンステレーションの前級たる沿海域戦闘艦にはイージスシステム積んで無いし
LCSは単純にセンサーが貧弱過ぎてセンサーノードとして使えないからだよ
それにアメリカ海軍にとってイージスシステムほど熟れた戦術システムも無い
たから高えって言ってんだろ
そこ無視すんな
どんなに熟れてようが
高いもんは高いの
少しでも安くするため、アーレイ・バーグのSPY-6はRMA37個構成に対して、コンステレーションはRMA9個構成とユニット数が約1/4
出力は-15dB﹙約1/32﹚程と低出力に抑えていますね。
艦隊を構成するワークホースとしての働きを期待されてる以上、これが最低限
32セルで米海軍戦闘群のワークホースってのは無理があるんじゃない?
他国ならともかく
SPY-1Fの様な個艦防御に特化したダウングレード型をSPY-6にも用意する、とか。
それもうやってる。
それよりも、何を載せるにせよ、まずは発電量でしょう。
ベルガミーニって見るならば起工はあきづきのほうが後だよ?
あきづき型の船体は第二世代DD、つまりあめ型からの発展系だし主機構成も古典的
あめ型出たのはバークの後だから、設計、構成はともかく登場自体はそこまで古くないけどね。
あきづき型が船体は使い回しでもシステム面をしっかり強化して防空艦に仕立てたような、妥協点と譲らない点の割りきりが最近の米軍は出来てないからこうなるんだろうなぁ。
もうFFM輸入しちゃえよ
30FFMならカスタム&アメリカの造船所で建造という条件も受け入れられそう。
日本もアメリカ側による将来のアップグレードにも追随できるし利点はいっぱいある。
日本は兵器輸出したいならアメリカ向けを作るべきだと常々思ってる。
同盟国だからこその利点に着目しないとね。
その話上手くやれば実現しそうですよね…
FFMは規模的にコンステレーション級よりLCSと比較されるべきものなので、フリーダム級もインディペンデンス級も絶賛量産中のアメリカでは居場所がなさそうな気がします
FFMはかつて世艦でも「日の丸LCS」て書いてあった事がありますね。
いや海自はLCSの運用成績をじっくり見れて本当に良かった。
FFMはバリエーションが豊富なのが利点で海自版より小さいのからコンステより巨大な重火力版FMF-AAWまで作れるんでそこは先方の要求に合わせるだけよ
こうして見ると横須賀の「あすか」でFCS3や電気推進を念入りにテストしてから導入した海自のやり方が回りくどく見えるが結局正解なんだな。
米海軍の装備開発失敗の様を見てると先進性しか見ずに信頼性やリスクを無視してるK谷S一辺りが責任者であるかのようだ。
コンステレーション級は大失敗はしないだろうがコストと能力が見合うかは疑問だなぁ・・・。
日本の船は日本人向けサイズで設計されてるからそのまま売ると頭ぶつけるアメリカ人が続出する
流石に設計そのままに売るほど馬鹿じゃなくない?俺達じゃあるまいし。
小さいやつを選んで乗せればいい(ソ連式
ディーゼルエレクトリック・ガスタービン複合推進(CODLAG)は巡航燃費と最大速力を両立させる技術だからこれを使わない場合はアメリカ海軍の艦船が世界の二線級になってしまう。
ガスタービンの減速歯車はアメリカの得意な技術だったがいつのまにかその能力を失ったのか、中國あたりに下請けに出して金(マージン)を稼いでいた付けが回ってきたのかな。
ここいらでネジを巻かないとアメリカは戦車も戦闘機・輸送機も艦船も新型の開発は不可能になるだろう、CEOが自分の任期中だけ最大の利益を上げるような会社運営をしてるうちはどうにもならないだろう。
まさかアーレイバーク級(COGAG)のリダクションギアを中国に下請けに出してた、なんてことはないと思いますけど。
全く信用されてないな米海軍、噂の次期艦上戦闘機も痛いところ突かれそう
そういえばそんな計画あったなw
大丈夫ですかね…
いかに「航空万能論」とはいえ「米海軍の計画ではアーレイ・バーク級駆逐艦を「ズムウォルト級駆逐艦」で、スプルーアンス級駆逐艦とペリー級フリゲートを「沿海域戦闘艦(フリーダム級/インディペンデンス級)」で置き換える予定だった」は酷い。
いくら何でも過去経緯を再度確認した方が良い。
まあ、それは置いておくとして、なぜ安くなるかと言えば「安い機関を積んでいる」「すでに20隻以上が建造、もしくは建造中だから、設計費が分担されている」「安く建造できるシンプルで冗長性を下げた設計」「武装が特化しており規模が小さい」「固有ソナーがないため荒天時には対潜能力喪失する」からだね。
要するに安物なので安い。「12〜14ノットでの航行時にはディーゼル発電機2〜3基を作動させれば航行に必要な電力を供給できる」そうなので燃費も良いと。どっちかと言うとフリゲートと言うよりも高級なOPVと言う趣の構成。
ハイロー復活させたんだからロー艦として調達されるわけだけど、本当にこれでいいのか不安になるような構成なんだよねぇ。
で、なぜかAWSだけは最新のベースライン10、これこそ退役デロガからレーダー流用しても当面はAMOD艦の標準に合わせるべきだと思うんだけど。
議会が記事にあるような発言をしてるかは確認してないけど、もし言ってるとすれば「良く分からんからとりあえず文句つけとこう」と言うことでしか無いと思うなぁ。
アメリカという国自体が金融とITにリソース振りすぎてきたツケという感じがする
問題は、その金融とIT屋が偏向報道とクーデターで、中間層に金を回そうとした大統領を追い出したということ
不法移民を使い捨てている間は、アメリカはディストピア化で不安定化するばかりで、上向く事はないだろうな
多分バイデンが大統領になるのだろうが、彼が大統領をやっている間にアメリカは政治も軍事力も経済もガタガタになると予想している、かっての日本の民主党政権の時のように。
その状況を覆すには軍が「オメーラ勝手やってると首取るよ」とか言い出さないと、不正選挙のやり放題でもう共和党政権は二度とない可能性もありそう。
アメリカでは大統領に対して反乱を起こした例はないが、軍人は現実主義者だから、アメリカがあまりに弱体化したらその可能性もあると思う。
アメリカにおける中間層の定義から聞きたいとこだけど、スレチだからw
あえて不法移民という階級構造を造り出すことで経済を回してきたアメリカ経済の恩恵で、遠回りに富を蓄えた大統領の矛盾だよ
メキシコなんかからの不法移民を減らそうとして努力していたのがトランプ、経済界は安く使える不法移民が欲しくてバイデンを応援してる。
不法移民は社会の安定を保証するコストが増大させるが、それは税金に任せて美味しいところだけをいただこうとしたのが大企業、これは日本にも当てはまること。
中国って堅実に強化してきたよなぁ…
尤も、中国は兵器開発に関する情報は外に流さないから、本当に堅実なのかどうかは判定の仕様が無いんだよな
ミサイル駆逐艦なんて052D型で一応の完成を見るまでは2つの艦型を並行して建造していた事が有るし、通常動力型潜水艦に至っては現在も試行錯誤を続けているのではと思われる節がある
なので、本当は中国も裏では色々と変な事をやっている可能性はあるよ
十分強敵だけど、建造スピードを見るに
ガワと数を揃えただけに見えるが
数を揃えたと言うことは、時間が経過し乗員の練度が上がれば、より一層脅威ということだ。
小皇帝問題が解決出来れば脅威になるだろうね。
よく言われるけど小皇帝なのは都市部のガキだけで農村部のガキは未だに好き勝手使える貧乏人状態だよ
中国は自民と経団連がやってる東南アジア低賃金労働者連行を国内で賄える
そこが強さ
戦いは数だよ兄貴
真面目な話戦いは質だよ
質が拮抗もしくは近い場合に数が効いてくる
開発中の新技術を実装しそこねた艦船が悪いと議会が海軍を責めているけど、根本的な原因としてこれまでの政治側による中共の過小評価が問題だと思うのだが…
ズ級の技術的失敗も、将来の仮想敵を見誤ってアメリカ一強が続くと判断した政治側の弛緩状態が招いたものかと…冷戦後敵を失った海軍が予算獲得の為に、方向違いの過剰な新機軸計画を打ち上げざるを得なかったのでは?
軍は政治の判断に基づいて、それに合わせた自軍の整備計画を立案遂行するだろうから…
その辺りが白人によるアジア蔑視のつけですよ
中国が原爆から水爆の成功までの開発期間は、西側の予想よりはるかに速かった故事を忘れてる
人間の能力なんて人種で大差ない、激しい劣等感をエネルギーとして努力する連中が這い上がる
これは我が国の通ってきた道でもあるのにね
>ギルディ海軍作戦部長の説明は成功を確信させるほどの説得力がない。
ギルティだから?
アメリカは果敢に新技術に挑むのは評価できるとは思うが、リスクはもう少し考えるべきだったよな。
遅いわ
枯れた技術で毎年建造するのと同時に新型に挑戦してればこんなことにはならなかった
米軍も英軍もフリゲード級の艦船導入でうまくいっていないみたいだから、
評判がいい自衛隊のFFMをベースに建造すればいいのにね
評判がいいも何もまだ進水したばっかなんですけど…
FFMじゃ小さすぎる
小さいと言っても30FFMは基準排水量3900トンで恐らく満載排水量は5400トン近くになり船体を大型化する後期建造艦は満載で6000トンを越えると予想されているのでフリゲートとしては充分な大きさでは?
後期建造型ってFFMAAWの事?
FFMAAWはあくまでメーカーコンセプトだったかと。ただ海自にしては22隻の大量建造なので状況に応じてバッチ1,2,3と船体や用途の拡大も考えられてるそうで最終的にはFFMAAWになる可能性はあるかも。
軽巡夕張より、でかいよね。
コンステレーション級の建造が、1歩進んで3歩下がる結果になっても、海軍戦略にとって
正しい選択なら、取るべき選択肢になるのだろうけど、いまの米海軍は中国の建造能力に
当てられて焦っているように見える。時間が惜しいのなら、日本の造船能力に頼るべき。
そうはなりません、
日本に仕事を回すと、またアジアに仕事を盗られたと騒ぐ層が多いから
日本と中国の区別すらつかない連中がトランプ派ですよ
それはオーストラリアと同じパターンだね
アメリカの業病だよな。
あれだけの国力を有していながら、何故か「真っ当なライバル」を過度に敵視して、
「格下」とみなした第三勢力を支援してぶつけて漁夫の利を得ようとして結果タチの悪い敵を育ててドツボにハマる。
コンステレーション級の主契約企業はイタリアのフィンカンティエリなのに、そこがよくわからないですね。
トランプ大統領自身「Buy America」を謳ってましたが、フィンカンティエリが米国内で作れば、それでいいのかと。
なら、マレーシアのT7と手を結んだ三井E&S造船が米国内で建造すればOKなんじゃないかと思ってしまいます。
それが差別と偏見というもんです
同じ敵国なのにドイツとイタリアは放置して日系人だけを収容所に押し込めた国ですから
とはいえ、米国は後になって日系人の有用性について気付いているのですから、その辺は中国とはまた違うような気がします。
それに管理人さんが別の記事でお書きになられたデュアルユース技術の件を見ても、日本の企業に期待している面も多いので、デメリットばかりではないはずなんですよね……。
米議会有能だな
文民統制のいい例だと思う
日本は、たなかみ、むらさめ、の更新も近付いてくるから、FFMの発展型のFFMAAWで手堅く戦力🆙して欲しい。
それは同時に陳腐化も早い、と言う事
沿海域戦闘艦(フリーダム級/インディペンデンス級)がCODAGだし、機関も故障してるから、議会がテストを要求するのは普通ですよね
構成はガスタービン(1)、モ-ター(2 スクリューが2軸)、ディーゼル発電機(4)、補助発電機(1)
Navy: First Constellation Frigate Will Start Fabrication This Year as Shipyard Expands
リンク
CODAG(and COmbined Diesel-eLectric And Gas Turbine
低速はモーター、高速(戦闘時)はモーター+ガスタービン
モーターはオフライン(スクリュー軸には接続されていない)のディーゼル・エンジン+発電機から供給
海上自衛隊のFFMもCODAG(MT-30/MAN 12V28/33D STC *2)
CODOG(or COmbined Diesel ELectric Or Gas turbine)ってのもあるけど、大邱級フリゲート(韓国)だけかな?
CODOG? CODLOGだろ。
アキテームがこれ、アメリアとワスプもそう。
コンステレーションはCODLAGね。実績のある機関を原型作ってる会社が建造するってことで、LCSとはずいぶん条件が違うんだよね。俺は議会のは言いがかりに近いと思うけどね。まあ、法律に従うのは当然なので議会が特例認めてくれなければしょうがないけどね。
海自は新造艦はCOGLAGだけど、FFMは指摘の通りCODAG、こいつも海自としては初めての形式で、しかもあぶくま以来のディーゼル機関。初めは苦労するかもしれんねぇ。川重の実力やいかに。
SPY-1を退役艦から引っぺがせば良いのに
アメリカって、航空機は割と順調に開発できるのになんで軍艦はこうもトラブル続きなんだかね。
まぁ日本も航空機開発は迷走しまくりだけど軍艦の開発と実戦配備は割と順調に進むんだよね。潜水艦とか特に。
ボーイング「えっ、俺の所の航空機開発は割と順調なのか」
三菱「ウチの所は護衛艦の建造はほぼ毎年やって来たけど、旅客機は半世紀もやっていなかったから……」
川崎「ウチ、ヘリはユーロコプターと組むと上手く行くのに、何故か航空機を自前でやると……」
スバル「だから皆、無理をせずに組める海外メーカーの機体をベースにして改良すれば良い航空機が出来るんですよ。例えばウチのUH-2みたいに……」
>海外メーカーの機体をベースにして改良すれば良い航空機が出来るんですよ。
F-2「そうだね」