スロバキアはロシアと戦うウクライナ支援で大きな役割を果たしているものの、最近実施した世論調査に回答した52.1%のスロバキア人が「ロシア勝利」を望んでいると報じられている。
参考:Na Slovensku prevažuje želanie, aby vojnu vyhralo Rusko
ヘゲル政権は今後も同様のペースでウクライナ支援を続けられるのだろうか?
ヘゲル首相が率いる現スロバキア政権はウクライナへの武器支援で大きな役割を果たしているが、エネルギー問題への対処で意見の食い違いを見せていた自由と連帯(SaS)が連立から離脱、これにより現政権は議会での過半数(連立与党69+閣外2/野党79)を失い、今後の議会運営は親ロシアを掲げるSMER(27)などに配慮する必要があるためウクライナ支援に影響が出る可能性がある。
スロバキア国内で実施されたウクライナ侵攻に関する世論調査でも回答した半数以上のスロバキア人が「ロシアの勝利(52.1%)」を支持しており、ウクライナの勝利を支持すると回答した割合は30%に過ぎず、SMERを支持する有権者以外にもロシアが支持が根付いている。
最も興味深いのはウクライナ支持がロシア支持を上回る都市は首都のブラチスラバのみで、高学歴な回答者はウクライナを低学歴な回答者はロシアを支持する傾向が高く、プラハの春に関する経験がない世代は総じてロシア支持(30代の回答者が最もロシア支持している)が高い点だろう。
スロバキアは自走砲Zuzana2、防空システムS-300、Mi-17、Mi-2、対戦車兵器、携帯式防空ミサイル、BM-21用のロケット弾などを提供してロシアと戦うウクライナを支援(8月末に退役したMiG-29売却も控えている)しているが、ヘゲル政権は今後も同様のペースでウクライナ支援を続けられるのだろうか?
関連記事:MiG-29をウクライナに売却するスロバキアの計画、国民からの支持は半数止まり
関連記事:スロバキア、155mm砲弾対応の自走砲Zuzana2をウクライナに納品
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ロシアが攻めてきたら自分達もウクライナ人と同じ目にあうのに。どういうロジックで親露派が多くなるんでしょうか…非インテリが親露派ということは、情報戦に負けている…?
ロシアのほうが豊かだから同胞スラブのスロバキアにはより大きな利益が与えられるだろう、その程度がロシア支持者の根拠
社会的程度の低い人間ほど目先の利益に流されます。いわゆるパンとサーカス
最近このスレで日比谷焼き討ち事件がちょくちょく取り上げられますが、正確な情報を与えられていない大衆の選択は、とりあえずの自己利益のほうに傾きます。政府が民意に流されてロシアからの賠償金に固執していたら日露戦争はどうなっていたことやら。
多数派が常に正しいわけではないという現実に立てば、
独裁的な政権ほど国民に愚民政策を施すのもよく判ります
充分な情報を与えず、知性と理性を育てさせないことで都合よく国民の総意をコントロールできますから
「パンとサーカス」
新しい言葉を知りました。ありがとう。
「パンとサーカス」ってそんなにマイナーな表現?
>高学歴な回答者はウクライナを低学歴な回答者はロシアを支持する傾向が高く
へ…ヘイトスピーチ
ロシアでも同じ傾向だからセーフ
米大統領選挙、新型コロナワクチン関連、ロシアによるウクライナ侵攻、安倍元総理暗殺、統一教会関連
陰謀論関係の様々なところで同じような批判を目にしたぞ
批判を黙らせるための支配層の口撃か、事実に基づく統計結果なのかは知らんが
ロシアに勝って欲しいと回答した人の理由が知りたいですね。「ロシアが正しいから勝つべき」なのか、「どうせロシアが勝つのだからさっさと終わらせろよ」という諦めなのか。
調査したのは7月だそうなので、後者の理由だとしたら今調査したら結果が変わるかもしれません。「ロシアが負けることはない」という伝説は崩れたはずなので。
元記事を見るとこの調査は今年の7月に実施したものらしい
戦線が停滞していた時期のものだから今は変わってるかも
そう考えるとウクライナの9月攻勢とその成功は支援国の世論を繋ぎ止めるために必要不可欠な大きな賭けだったと言える
ロシアが有利だからロシアに勝って欲しいと思いウクライナが有利だからウクライナに勝ってほしいと思うって人そんな多いですかね
普通勝ってほしい相手はあまり変わらないものだと思いますが
あとウクライナは相手を良く分析し準備をしっかりして必要なことをやってその成果として大きな成功をつかみ取ってるだけで別に賭けに出たわけではないと思いますよ
隣国だからね。そりゃ現地の人からすれば色々とあるんだろうさ。
うん。その線の「当てつけ」「ロシアに侵略されてざまあ」という気持ちの面でのロシア支持が気になりますね
ハンガリーがウクライナ支援に非協力的ですが、実はウクライナと領土問題でくすぶってる箇所があるらしいですね。
スロバキア政府はウクライナに協力的な所を見ると国家間のいざかいは無さそうですが、
普段ウクライナ人はスロバキアで治安を乱すような事をしてたりして国民レベルでは非常にウクライナ人は
評判悪かったりするんかなと
もしくは、東欧の中でもヒエラルキーがあって、ウクライナ人はスロバキア人より上位カーストに入ってて嫉妬からとか?w
AFPの記事において、チェコでは難民は税金や支援金支給で優遇されていると感じる人々や、恐らくはロシアが発信したと思しきフェイクニュース(ウクライナ人はナチズム信奉者、ウクライナ人は実は良い暮らしをしているetc…)に騙される人が増えているそうです。それにインフレが拍車をかけているとも。
スロバキアでも同様のことが起きていてもおかしくは無いんでしょうけども、国境が隣接している以上、前々からウクライナに対して悪感情を抱く理由みたいなのはあったんでしょう。例えばEU内ではスロバキアとハンガリーがロシア産石油に大きく依存しているそうですが、スロバキアはガスもロシアにかなり依存しており、それに伴ってGDPが5%減るとも言われています。「余計なことしやがった」と思うスロバキア人が相当数いてもおかしくはないかと。
地域の秩序の安定、従来からの軍事的および政治的な常識に照らせば当然かと。
いまウクライナ側の演出を見て盛り上がってるのは西側メディアと、それを見て影響されてる人々くらいのもの。
それ以外の普通の人は冷静に考えているでしょう。
西側メディアに影響されない人が普通の人である環境で育ったんですね
その割に日本語がお上手なのは素晴らしいと思います
利害を別にすれば普段の付き合い的にはまぁそうなるだろうな
日本ですら親ロシアは一定数いるくらいだし
そうですね。ロシア支持、またK国やC国支持の方がたくさんいらっしゃいますから。
日本で同様な調査をしたら、どのような傾向となるのか興味があります。
世論調査だからね。7月といえば、日本でも親露メディア具体的には朝日新聞が社説にロシアと交流深い親露政治学者出してゼレンスキー大統領が亡命しなかったのが悪い。ウクライナは初日でロシアの支配受け入れていれば街が壊されることなしに虐殺もなかったとんでも論理書いてウクライナが全て悪い書いてましたからね。
スロバキアでも親露メディアが無茶苦茶書きなぐっている可能性高いと思うし、ほぼ過半数の反対は逆に過半数はロシア勝ってほしくないでしょうね。親露メディアの主張はロシアに勝てるはずないだから抵抗は犠牲生む主張でしたからね。
いうてフランスだって親ロシアを明確に打ち出したルペンが大統領選で41%も票取ってるからな
ウクライナとか侵略されてていいからガス代上げるななんてやつ腐るほどおるわいな
恐らく学歴によって支持が分かれるというより、所得による差だと思います
近視眼的だとは思いますが、EUがエネルギー費高騰に喘いでるのを見れば、低所得層が他国の戦争より自分の生活を優先するのもむべなるかなという気はします
インフレが加速しているアメリカでも同様の結果が出ているようですし
まあウクライナも色々と問題のある国家だからなぁ。
スロバキアにしてみればすぐ隣のウクライナの方が悪印象強くて
ウクライナが消えてなくなってロシアが隣国になっちゃうならともかく
東半分削られるくらいなら「ザマァ」って感じなのかもしれん。
プラハの春自体やらかしたのはウクライナ人のブレジネフだからね
ソ連イコールロシアの印象が強いが実際のところウクライナはソ連の植民地や衛星国ではなく書記長を二人も出した
ソ連の舵取りを担った国で冷戦期のソ連イコールウクライナみたいなところがある
人口が五百万しかいないスロバキアにしたら隣に5千万のウクライナが居るのはロシアより驚異でしかない
元々、モンゴルが攻め込む迄は、キエフがモスクワより上だったからね。
やっぱり民主主義って、危険な政治体制じゃないですかね。
もし民意を正しく反映する政治をしていたら、いまごろこの国の連中も最悪ロシアに皆殺しかもしれないし。
有権者の大半が長期的にものを考えられないって極めて危険だってのがよくわかります。
プーを崇拝するのも地方の無学な連中だし、こういうのを政治に関わらせると危険な奴がトップになる以上、選挙権はある程度制限したほうがいいのでは。
それなら戦前と同じく制限選挙にするか、特定勢力による独裁でもしますか?
実質的に選挙制度が権力者に優位な状態で固定化されてるロシアっていう国を見て同じこと言えます?
戦前の日本で選挙に左右されない軍部が「長期的にものを考えた」結果どうなったか知らないのか?
あまりにも愚か過ぎて頭痛くなってくる
実際に普通選挙が終わる可能性はほぼないと思いますが…
プーが特定勢力に有利な体制を作って独裁者になったのも、そもそも国民がプーを支持して大統領にしたのが始まりだし、戦前軍部が暴走する下地を作ったのも普通選挙の後からでは?
結局のとこ何でも自由にすれば、より危険な独裁者や勢力が民意を味方に暴走するだけじゃないかと思ってます。
それに、民主主義が絶対正しいなら、スロバキアは今すぐロシアの味方をして勝たせろってことですよね。アメリカとか世論調査で半分くらいが今すぐ軍事支援やめろ、ウクライナなんか滅べって言ってますよ。
虐殺略奪なんでもありな連中にエネルギーを握られ生殺与奪を好きにされる、そんな世界が望ましいと言っているのが民意であれば、それに従いましょうロシアに好き勝手に殺戮させましょうと、それが正しいってことですか。
まず始めに、完全選挙になったのは50年の公職選挙法からです。戦前の普通選挙法は女性参政権がなく、次の翼賛選挙は事実上の義務投票でした。オーストラリアみてぇだ(暴論)
『虐殺略奪なんでもありな連中にエネルギーを握られ生殺与奪を好きにされる、そんな世界が望ましいと言っているのが民意であれば、それに従いましょうロシアに好き勝手に殺戮させましょうと、それが正しいってことですか』
それが仮にその国の民意だとして、こちらが否定する権利はありません。民族自決権の否定ですし、内政干渉にもなります。そうなったとしても相手に好きにさせないために行うのが防諜・経済制裁なども含めた安全保障政策であり、集団的自衛権の行使です。
そしてその安全保障政策が国民生活を脅かすとしても、行う政党・候補者が選挙で支持されて続けさせるのであれば、それもまた民意です。雑に言うなら「お前の正義だ好きにしろ。こっちも好きにやるから」って感じですかね。
追記
「アメリカの民主主義がどこでも通用するわけはない。国や地域ごとに適したやり方がある」とクリミアの事件があった頃にロシアの学者が言ってましたね。どこで見たのか忘れましたが。Business Insiderだったかな。
エジプトやミャンマーにベネズエラ、フセイン時代のイラク、今のロシアのように、選挙やってるはずなのに民主主義が機能していない国家が暴走するのは民意がどうこうではなく、三権分立など権力の監視や文民統制が働いていない、もしくは存在しないからです。
ならアメリカは何なんだって?機能しててアレなんだよ(震え声) 大統領令が違憲判決で覆ったり、議会に止める権限もあるのにアレなんだよ
教育と情報統制に手を付けていない独裁・専制国家が存在しないのがよく分かる結果です。
だからといって民主国家がいつも優れた判断をしているか?となると、これも怪しい。
日本でも普段投票行かない層が規制緩和!ぶっ壊す!と叫んでいる人に投票して失われた○年を作り出したり、最近だと日本に帰って来ない人を国会議員にしたりしています。
高学歴な人は日本でもそうであるように一般的に低学歴な人を所得で凌駕し日々の生活に余裕があります
生活に余裕があれば広い視野で物事を考える事が出来ますが、低学歴低所得の人々は狭い視野でしか考えられない程に日々の生活で一杯一杯です
日本でもコロナ一時給付金などのバラマキ政策のみが注目され長期的な視点に基づく政策はニュースでも全く取り上げられませんから何処の国も似たようなもんです
スロバキアやハンガリーにとっての隣国は、ウクライナであってロシアじゃ無いですからね。隣国が強大になる事の方が嫌なんでしょう。
その辺の感覚は、島国育ちの日本人には理解しにくい感覚なのかも知れません。
日本でも意味のわからん親中、親韓、親朝鮮がうようよいます。
ロシアが隣国に対して変な工作してないはずがないでしょう。