独Spiegel紙は21日、取材に応じたポーランドの外務副大臣が「ドイツの約束を信じていたが騙された。提供したT-72の在庫をドイツ人は埋めると約束していたのに何もしてくれなかった」と語ったと報じて注目を集めている。
参考:»Leider ist nichts umgesetzt worden«
ウクライナ支援に関するリスク共有が著しく不公平、金では解決できないものがあることを再認識させてくれる話だ
ポーランドのシンコフスキー外務副大臣が独Spiegel紙に明かした内容を要約すると、ウクライナはドイツのレオパルド2の提供を要請していたがショルツ政権は「米国もフランスも主力戦車の提供に踏み切っていない」という理由で拒否、政治的に重装備の直接供給に抵抗のあるショルツ政権は旧ソ連製戦車を保有するポーランドにT-72のウクライナ提供を要請、代わりにレオパルド2を提供してポーランド陸軍のギャップの必ず埋めると約束したため保有する230輌のT-72M1をウクライナに移管したらしい。

出典:Ministerstwo Obrony Narodowej
ポーランドがウクライナに提供した大半のT-72M1は予備機材(退役機材ではない)として保管してあったもので、一先ずレオパルド2が届くまで英国がチャレンジ2を装備した部隊を派遣して臨時の抑止力を提供、ドイツは旧型のレオパルド提供を提案したがポーランドは最新モデルのレオパルドを提供して欲しいと要求。
最も新しいレオパルド2A7+は旧式からのアップグレードで少量しかなく、主にデモンストレーションや各国への売り込みに使用されているだけ直ぐに提供できる在庫はなく、ドイツ陸軍が運用中の2A6/2A6Mもしくは2A7を提供すると自国の国防力に問題が生じるためポーランド側の要求を拒否、交渉が行き詰まってしまい「ドイツの約束を信じていたが騙された、T-72の在庫を埋めると約束したのに何もしてくれない」とシンコフスキー外務副大臣は批判しているだ。

出典:AMB Brescia / CC BY 2.0
ドイツはチェコの説得に成功したレオパルト2A4の提供→後日A7+へのアップグレードを行うという線で説得を試みているらしいが、ポーランドからすれば政治的な負担から直接供与の役目をポーランドに押し付け、退役済みのレオパルト2A4しか提供に応じないのは「ウクライナ支援に関するリスク共有が著しく不公平だ」と感じており、最低でも直ぐに提供可能なA6/A6MもしくはA7を出してくれなと割に合わない=ドイツだけ自国の国防力を落とさずウクライナへの重装備提供に貢献したと言い出すのが許せないのだろう。
この問題は国内でも批判を集めており、連立政権を組む緑の党は「ウクライナ支援のためポーランドは数多くの犠牲を払ったのだからドイツも応えるべきた」と主張している。

出典:Leszek Chemperek/CO MON
ウクライナに重装備を提供する国の中には自国の国防力を犠牲にしてまで支援を行っている国もあり、ドイツのように「自国の国防力を犠牲しない範囲」で装備の埋戻しを安易に約束すると「感謝」ではなく「ずるい」という感情の方が先にたってしまい、金では解決できないものがあることを再認識させてくれる話だ。
関連記事:ドイツ、ウクライナへ重装備を提供したチェコにレオパルト2A4を寄贈
関連記事:圧倒的なポーランドのウクライナ支援内容、T-72は200輌以上提供
※アイキャッチ画像の出典:Krauss-Maffei Wegmann GmbH & Co. KG
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プーチンよりもショルツ政権が倒れる方が早いかもしれん
嘘をついてでも他人にリスクを一方的にに押し付けるクズムーブ、さすがという感じですね。
何かあったときにスペアの部品の供給などもしぶりそうですし、ポーランドはドイツ戦車に見切りをつけるのでは。
そういう意味でも、K2PLが有利になるでしょうね。
ドイツ製の砲や砲弾、パワーパックなどもいざというときに輸出を禁止されたり、在庫やスペアが提供されない恐れが高そうなので、中長期的には完全国産&ドイツよりは信用できそうな他国からの輸入を並行して整えるのかなと。
K2PLはレオパルド2よりはマシかもしれませんが、なんやかんやいってドイツ依存が高そうなのが気になります。
ぶっちゃけ、K2PLの構成がまだわからないので何とも言えない部分があるのではっきりとは言えないが、韓国軍仕様のK2はパワーパック以外ドイツ製が関わっている部分は少ない。
K2の砲身はラインメタルの120mmL55ではなく、自国開発のものであるし、砲弾も韓国製である。
韓国製パワーパック(エンジン変速機ともに韓国製)も現在のトルコの評価次第な部分もあるが、外注していた部品の内製化に成功したと主張しているし、構成次第でドイツとの依存関係はそこまで強くなくなる。(ただし、韓国が渋る可能性)
ところで今ポーランドの戦車は125mmと120mmL44の砲を使っているが、将来一時的に120mmライフル砲と120mmL55(もしくは130mm)を扱い、四種類の弾薬が混在する可能性……。
びっくりした、本当に自国開発品。
リンク
ただそうすると、過去の知見やかけられる開発費的に米独の最新モデルの砲、砲弾と比べて性能や品質で及ばないのではないかという疑いがありつつ、とはいえウクライナで新モデルの戦車が相当消耗していることを考えると、相手は旧式のソ連製戦車であることが予想されるし、いざというときに出し渋られるよりは遥かにマシだし、悩ましそう。
>ところで今ポーランドの戦車は125mmと120mmL44の砲を使っているが、将来一時的に120mmライフル砲と120mmL55(もしくは130mm)を扱い、四種類の弾薬が混在する可能性……。
リスク分散にもなるつながるのでやむを得ないのでは…
そもそもケチ付いていた変速機は今年の早いうちにテストして判定する予定だから、判定出てないなら韓国産というのは無理筋では?
そもそも導入たやつは最新ロットでも国産エンジン+レンク変速機でしかないと思うが。
SNT製変速機は、K2が採用しない決定を出した後、ドイツ製パワーパックが輸入できないトルコに輸出が決まり、現在トルコのアルタイ戦車で評価試験をしている。(これをクリアできなければ量産もないが)
そして第四次生産をするか否か検討に入るという報道が出た後で、SNTが国産変速機の内部部品の内製化に成功したとアピールした。
もっとも、韓国軍向けK2の第四次量産が決定しようが、K2の近代化改修が始まろうが、ADDのプライドがかかっているから、SNTの変速機がK2に搭載される事はないだろう
戦前から「外様NATO」の扱いが一切ブレてないの、ほんますごい(褒めてない)
フランス、ルクレールをポーランドに送るのか?(無知)
(こんな体たらくで欧州軍構想とか)笑っちゃうんすよね
まぁ欧州も一枚岩では無いからな
そもそもポーランドは平時からEU内で問題児扱いで仏独と温度差あったからそう簡単に距離は埋まらないでしょうね、ええ
基本戦車の生産数なんて自国の分程度でカツカツだから他国に大量に供与しようと思ったら何処かに無理が生じるよな、仕方ないね
議会で非難した所で生産数が増える分けでもないし
ルノーとラインメタルとかを合併して欧州の戦車を統一&平時からの生産能力の向上とかどうなんだろ?パッと見いいアイデアに思えるけど(今のウクライナに間に合うとは言ってない)
ルクレルクの予備何か無いよ。
フランスでも未だにAMX30B2使っているくらいだから。
騙されるも何もA4くらいしか来ないのは、分かり切っている。
海老で鯛を釣る気が、当てが外れたと騒いでいるだけ。
どう考えても、T-72よりレオ2の方がいいと思うが。
A7に改修してくれるなら、万々歳。
次いでに、手持ちのA4もA7にしてもらえばいい。
〉ルノーとラインメタルとかを合併
地球滅亡迄に間に合わないよ。
バルト3国を見習え。それにドイツってロシアからだいぶ離れてるじゃん。ちょっとくらい犠牲を出して欲しい。まあ、日本にすんでる自分が言えることではないが。
ポーランドを騙したのはどこのどいつだ?
ドイツは本当に情けない国に成り下がってしまいましたね。
T-72B2とレオ2の交換何て、随分美味しい話だと思うぞ。
とはいえA4は多少T-72B2より性能がいいものの対ロシアを見据えた戦車としてはスペック不足なのには変わりなく、またポーランドからしたらA4より多少スペックは劣っていても整備から訓練まで長年使い慣れてきて性能を出し切れる戦車を提供した見返りとしての別系統戦車として十分かと言われると不満が出るのもわからなくはないかと
> 金では解決できないものがあることを再認識させてくれる
記事中の最後の言葉が秀逸。
m4シャーマンみたいにバカスカ造れるもんでもないかな
戦車の生産ラインを向上させるには普通自動車みたいな民間モデル造って一般市民の移動手段として使ってもらうしかないんじゃない?(適当)
コマツとトヨタが共同して黄色ナンバープレートの軽戦車(迫真)造ってくれれば300万位なら買うからさ(無茶振り)
重機と車体を共通化させた戦車とか有ってもいいと思うんだけどね。
ホルトトラクターをベースに作られたWW1のリトルウィリー(菱形戦車に発展)に先祖返りの感がありますね。
そいえば現代でもISILを相手に戦うクルド人がブルドーザーに装甲板を付けたお手製戦車を投入したなんて事例もありましたっけ。
西部警察を思い出す。
それって単なる戦闘工兵車……
ところで高さ対策なのだろうけど、戦闘工兵車のシャベルアームって前腕より上腕が短くて扱いづらそう(小並感)
これは性能や価格面で考えてもT-72M1とレオ2A6以上を等価って考える人どれだけいるんやろうな。A4レベルならまだ等価だと思う。
ポーランドはレオ2A4以上を200両以上持ってるしPLアップデートする個体が増えてトータルでは得なんじゃないかね。T-72だと廃棄かどこかにあげるかしか道はないし。
ドイツにとって、ロシアは脅威ではないし、ポーランドは単なる通り道にすぎないだろうからね。ポーランドを再評価
ドイツを再評価(バッドボタン
冗談はここまでで、レオパルド2A4提供ならともかく、A7Vはドイツ本国にすら23年までに104両(26年までに約200両)の調達予定だから、それをよこせはあまりに無謀。(一時的なリースにせよ)
つまりポーランドからドイツへの言いがかりに過ぎないのでは?
それにM1A2の調達とウルフプログラムの調達があるし、ポーランドの戦車調達計画はどうなっているのだろうか
国防担当者でなく、外務副大臣の発言としても、これは緊急な問題でなくドイツの本気度を確かめる外交やりとり
もしポーランドがロシアとやり合う状況になれば背後のドイツに知らん顔されてはたまりませんからね、こうやって常に牽制球を投げつけてるんですよ。
ドイツ人は面の皮が厚いから顔面に当てないと効かないだろうし
まぁ『騙された』も何も、現在のドイツ軍、ドイツの軍需産業の状況を考えればおおむね想定内の話だわな。
倉庫に眠ってるボロのT-72を供与したから代わりにレオ2A7寄越せってのはいくらなんでも虫が良すぎない?
錬金術そのものじゃない
それな
だったら初代レオパルト送り付けられるウクライナの方がよっぽど不憫
今は価格やスペックが釣り合わないとかじゃなくて直ぐに戦力の穴埋めすることが重要なんだよ。
A4をオーバーホールして1台目を引き渡すのに半年かかる事(チェコ)を考えればポーランドの騙されたと言う意味が理解できると思うよ。
釣り合いが取れないとか錬金術だとか言う批判は平常の場合の話だよね。
ロクに在庫のないレオ2A7要求してるんだから、今この時の補充が重要、とか言われても説得力ねえなぁ。
へたするとA6改修は、別途になりそうだしね。
え?コレってドイツが悪いの?
最新型ねだった馬鹿が悪いんじゃないの?
ドイツのポーランドに対する扱いはほんま畜生
どいつもこいつもドイツに泣きつくしか出来ない癖に乞食ムーブに磨きが掛かってるね
そりゃドイツ人もキレるわ
ポーランドの言う事に無理がある気がするけど…
T72なら相応なのでは?
地図を見てごらんなさい
ポーランドはCISと陸続きで接しており、NATOの対ロシア尖兵として矢面に立たされている国です
裏を返すとロシアが暴発すれば、真っ先に貧乏くじを引かされる国なのです。
そんな国が使い慣れたT-72を、自国の国防力が落ちるのも承知で敢えて譲ってまでウクライナを助けようとしているのに、東欧諸国という防壁がありながら「自国の国防力が落ちるから」と最新型のA7+どころか
A6/A6MやA7も提供しないのは、自分の事しか考えていないと非難されるのも当然です。
ポーランドからすれば「カタログスペックは上でも、使い慣れてないレオパルド2をベースに戦闘教義を再構築しなければならない諸々の手間を考えれば、それなりに新しいモデルでなければ割にあわないのにお古のA4モデル!?」という事なのでしょう
一度ポーランド陸軍の編成を見たほうがいい。ポーランドはレオパルトA4以上を200両超えで運用しているのに使い慣れてないとかありえんでしょう。
むしろ自国企業主体のPL改造までしてるんだからインフラまで揃っている。
数の上での主力はT-72だろうが2000年初頭から導入し主力戦車の1/4くらいを占めるレオパルト2を使い慣れていないとかよくわからない話。
というか別にポーランドは、ドイツから供与される戦車に関しては無償といってないわけで
正規価格を支払ってA4が来るって話だろう。これ
えっと意訳するとA7+を売却を約束したけど。製造ラインとかがくそだからポーランドには中古のA4提供するね。てへぺろ
って意味かな?
うん。ポーランドでなくとも切れるわ。そりゃ
新車を売ってくれると思ったら型落ち中古しか売れないとかほざけば
Wikipedia記載のデータですが、ポーランド陸軍の保有戦車は次の通りです。
T-72M1 – 382輌、PT-91 – 232輌、レオパルト2A4 – 130輌(全車PLへとアップグレード予定)、レオパルト2A5 – 105輌、レオパルト2PL – 12輌、レオパルト2NJ – 2輌(訓練用)
提供した230両のT-72M1の大半は予備保管機材だったてことなら、国防に重大な穴が空いたとは思えないんですが。
一方のドイツ陸軍ですが、保有するレオパルド2は2021年時点で総計244両。前政権下で内176両は保管機材、68両が稼動状態という有様でした。今年初頭までの間に最新型レオパルド2A7Vを48両配備となっていますが、同型は保管機材からの改修車で新規生産ではありません。
つまりドイツ陸軍のレオパルド2は多くとも現在116両+αしか稼動状態にないわけです。
ポーランドの要求する最新型はこの中からか、保管車両を最新型相当に改修した上で提供するかしかありません。さすがに数が十分とは言えない現役車両を提供するのは憚って当然と思えます。
対チェコ同様に、とりあえず保管機材のA4を提供し後日A7+相当に改修するという再提案は妥当と考えるんですが。
管理人さんが指摘する通り、感情的な問題なんでしょうねえ。
今のドイツだとアップグレードがいつまでかかるかわからんのもでかそうではある。
ドイツ国防省・連邦軍がレオ2のポーランドへの供出に反対しているんでしょう。
ドイツ連邦軍のレオ2の実稼働数をみれば当然そうなりますね。
この話はほとんどポーランド側の悪態に近いでしょう。
ポーランドのウクライナ支援への入れ込みようは尋常ではないですからね。
理がどちらにあるにしろドイツは一回締めなあかんのかもな。ってくらいユーロでボロ儲けしたツケを払うときだ
これは…原義的なNATO…ってコト!?
何を出した出さないじゃなくて、見込みでも提供を保証したことを後から反故にしてるのが問題なんですよね。たしかに書面で確認した法的な契約ではないので外交的にどうこうではないにせよ、こういうところで国家の信用がどんどん毀損されていく訳ですから。
ドイツも別に悪意があってやっている訳では無いのでしょうが、外国との約束や義理に関わる問題よりも国内政治への配慮や慣行を優先する内向きな姿勢はドイツにとっては明らかにマイナスですよね。思えば日本の民主党政権時代の外交もこんな具合に主体性を欠いた外交をやっていましたね。
そう思います。物理的に出せないのが分かってるのであればそういう約束をするのがおかしいですね。
北朝鮮や中国など敵国との渡り合い騙し合いの外交ゲームであれば技としてアリかもしれませんが
安全保障の同盟国相手に出すべき手ではありません。
こういう事をしてしまうというのは、ドイツがポーランドを舐めている事と、ドイツは舐めた相手に対しては
不義理を働いてしまう国柄であるという事が出てしまってます。
先日ショルツが来日しましたが、来たら来たで「水素技術くれ」ですからね。
舐めてるんでしょう。お前は虎の子の水素技術を貰えるような信頼を得るような外交努力をどんだけ日本に対してしてきたのか?という話。
少なくともドイツの振る舞いは、NATOという自由と民主主義社会の為にある安全保障の持続性を棄損させる行為と思います。
ドイツが役割を果たしてないからでは?
この醜態で民主主義最後の守護者ですか…ドイツさんざん偉そうなことを言っておいて有事だと役立たずだな
いざとなったらウチの病院で治療するから病床削って財政健全化させろやってイタリアに要求しといて
コロナが蔓延してイタリアがヤベェってなったら
ウチの病床もういっぱいですって国境閉じたクズムーブと全く同じ構図で草
ドイツを信じたら馬鹿を見るな
その点フランスやイギリスは付き合い長いからよく分かってるわ
日本と同盟関係であるにもかかわらず、国民党軍に援助してましたからね。
今回の事例は同じ寄合でも信用のしすぎは禁物だとよくわかる事例ですね。
ドイツ「トラスト・ミー!私には腹案がある!!」
…なるほど、ウクライナさんが怒るのも納得、ですわね。
それより、欧州全体の戦車の数が足りなくないか?
そろそろ、新造車を生産しないと。
何なら、今ラインが動いている我が国の戦車は、如何かな。
10式だと、欧州の人達には狭すぎるかも。
ロシアに倣えば大丈夫!
砲手とかの後方について、10式はすぐ後ろに隔壁あるから、圧迫感がハンパないと思います。
欧米の戦車を見るに、日本には重過ぎる90式をNATO仕様にアップデート込みで出せれば、意外といい線いったり…しませんかね?砲だってラインメタルなんですし。
で、輸出で減った国内分は10式増産で埋めましょう。(このご時世、いくら何でも、次の大綱で戦車定数も増えるでしょうし。)
90式はすでに装甲、防御の面からはかなり時代遅れ。問題は設計時にあらかじめのアップグレードの余地がどのくらい見込まれているか、
単に増加装甲を後づけすれば終わる話では無いと思われる
正面装甲の関しては、内袋式のモジュール装甲で、交換前提で設計されている模様。
仮にモジュール装甲を交換した場合、﹙戦鳥時代のs氏のコメントを参加にすると﹚防御力は10式世代相当を取り入れた場合で5/3、その次世代のだと10/3と向上するでしょうね。
側面は、砲塔側面で耐35mmAPDSのようなのでKE弾には今でも及第点だけと、
一戸氏によると砲塔側面は一枚甲板らしいので、耐HEが物足りないでしょうね。
こちらは、何らかの増加装甲が必須だと思います。
﹙10式との新型共用弾絡みで﹚主砲やFCSのアップデートはするでしょうから、
その際に装甲のアップデートもして欲しいですが。
輸出は無理でも、英国みたいに、自衛隊の10式戦車部隊をポーランドに「長期演習」名目で派遣くらいする度胸と柔軟性があれば良いのにねえ…。
もしロシアが攻めて来た時に戦わない演習目的の派遣なら無意味だよ。
格好だけ取り繕う派遣なら迷惑だと思うけどね。