ゼレンスキー大統領が解放されたばかりのイジュームに入ったと報じられており、このタイミングで訪問を強行したのは世界に「ウクライナ軍がロシア軍を打ち負かした」と強く印象づけるためだろう。
参考:Президент узяв участь у церемонії підняття Державного прапора в деокупованому Ізюмі
参考:На Харківщині Президент нагородив українських захисників
直ぐに逃げ出すと考えていた男が、解放して間もないイジュームを闊歩する姿にプーチン大統領は何を思うだろうか?
英国王立防衛安全保障研究所は今月2日「ウクライナは冬が到来する前に受け取った支援の有効性を西側諸国に示しておかなければならない」と、今回の反撃について報じたNYT紙も「ガス需要が高まる冬を迎える前に『ロシアに勝てる』とウクライナは証明する必要があった」と指摘していたが、ゼレンスキー大統領が解放されたばかりのイジュームに入ったと報じられている。
解放されたイジュームはウクライナ軍の支配下にあるもののロシア軍と対峙する前線に近く、このタイミングで訪問を強行したのは世界に「ウクライナ軍がロシア軍を打ち負かした」と強く印象づけるためだろう。
現在もウクライナ軍の反撃は続いていると予想されているが「ハルキウ州奪還」という戦果は、ロシアが狙っていた欧州諸国の切り崩し=ガス需要が高まる冬場の脅迫行為に抗うための象徴になる可能性が高く、ゼレンスキー大統領はこれを政治的に最大限活用したいはずだ。
逆にロシアはハルキウ州を失うという失態を隠すため様々な理由を考案中だが、一度崩れた戦線を立て直すには時間がかかる上、ハルキウ州で大量の装備や物資を失ったためウクライナ軍の反撃を阻止できるのかも怪しく、国内からも作戦指導に対する批判の声が日増しに高まっているらしい。
直ぐに逃げ出すと考えていた男が、解放して間もないイジュームを闊歩する姿にプーチン大統領は何を思うだろうか?
関連記事:ヘルソン州でロシア軍が後退、ルハンシク州でウクライナ軍が拠点を奪還
※アイキャッチ画像の出典:Офіс Президента України
ハイリスクの中、ゼレンスキー大統領の行動力には脱帽です。
プーチン大統領はとんでもない相手にケンカを吹っかけてしましましたね。
問題はロシアの弱体が新たな戦争の引き金になりかねないってとこなんだよな
アゼルバイジャンとアルメニアはもういざ知らず
今日正午辺りからタジキスタンとキルギスが交戦状態になって
さらにジョージアが対ロシア開戦の国民投票
なんかなぁ…平和から程遠い…
ロシアの均衡力低下は自業自得なので同情しかねる
プーチン失脚を恐れるのはルカシェンコかも
後継体制が国民の不満を押さえられなくなったら生贄にさせられるのは目に見えてるし
それはロシアの力を背景に好き勝手にやってたのが、反撃受けてるだけ
自業自得
民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、
方々に飢饉が起こり、また地震も起きる。
を地でいく状況🙄
ジョージアにとって奴隷のような平和は平和ではないのでしょう。規範を自ら壊したロシアの精算がユーラシア大陸で始まるみたいですね。
今回の勝利は、軍事的な意味よりも政治的な意味の方が大きいと言ってもいいくらいですね。ウクライナに武器を支援すればロシアに勝ってくれそうだと、西側の人に思わせることができた。これまではイマイチ手ごたえが無かったので。
東部での快進撃が始まった当初、ニュースはエリザベス女王一色で注目度低いなと思っていました。でもさすがにイジュームを開放した時は大きなニュースになり、さらにゼレンスキー大統領が来たということで再びニュースになるでしょう。そういうところは以前から上手です。
次はヘルソン市かルハンシク市か、州都クラスの都市を奪還すればさらにニュースになるでしょう。その州を編入するというロシアの目的を挫くことになるので。ウクライナは当然それを狙うと思います。
女王には失礼ながら歴史的な意義はイジューム攻略の方が大きいとずっと思っていました
時間がたってやはりその意義が広まっていき、さらにこうして身の危険を冒してアピールするゼレンスキー大統領には感服します
己の保身が第一のどこぞの首長はさぞや歯がゆいことでしょう
ルハンシクやドネツクを奪還するのはまだまだ大分先じゃないですかね。リシチャンシクですら待ち構えてるロシア軍を正面から打ち破るのはすぐには行かなそう。
ルハンシクやドネツクよりはヘルソンが先だと思います。
東部のウクライナ軍は今はリシチャンシク・セヴェロドネツク方面の攻勢が主軸なので、ルハンシク州を解放するのが次の目標に見えます。クピャンスクをほぼ完全に奪還したようなので、そこから南下することで北からルハンシク州を解放する動きも今後は活発になるでしょう。
補給が途絶えてドニエプル川北岸に孤立してるロシア軍を叩く方が、ロシアに近くLNRの基盤も強いルハンシクを落とすよりずっと楽ですから。
①リマンを抜いてドネツ川北側からセベロドネツクを包囲しつつ、ルビージュネ・スバトボからオスキル川東岸に掛けた地域を解放する。
②ヘルソンを奪還しドニエプル川北岸を完全に確保。
③リシチャンシク・セベロドネツクを奪還し、旧LNR領の外側でルハンシクを包囲。
ウクライナ軍の今後の侵攻はこんな順番になるのではないかと。
元コメディアンの大統領と高を括られていた男がまさかウクライナの国家的英雄になるとは…
ウクライナ亡国の危機に英雄を求められ、それを演じ続けている内に本物の英雄になるとは凄いですね。
立場と状況が人を育てるにしても育ちすぎで笑う、流石コメディアン。
まあ三流俳優が冷戦を終わらせた故事もありましたからねえ。
だから東京都の人間はあんなに芸人の類に都知事をやらせるんですわww。
横山ノックのことも思い出してあげてください
ゼレンスキーは今や救国(にはまだ気が早いでしょうが)の英雄です。たとえここで殺されようとも、ウクライナ軍は逆に弔い合戦のかっこうで士気を大いに上げるでしょうから、どう転んでも効果的な広報ですね。
ガスによる恫喝も、今回の勝利に加えて、中国が余剰LNGをヨーロッパに売り始めているのでどこまで通用するかわからなくなってきました。
泥濘期がそろそろ来る頃ですから、ウクライナはルハンシク州にこのまま致命打を与えにかかるでしょう。
ルハンシク州の補給線を抑えられれば、東部戦線のロシア軍は物資不足に苦しむ事になるはずです。そこに敗残兵も流れ込めばより致命的になりますし、兵站をもたせる為に兵士を後送すれば、ただでさえ兵士不足に苦しむロシア軍はより戦力不足に喘ぐ事になるでしょう。
ここが天王山となる以上、たとえ被害が出ようともウクライナ軍は進撃するでしょうし、ロシア側も必死になる筈です。もう奇襲は出来ないので激戦は避けられないでしょうが、何とか勝って欲しいものです。
プーチンは逃げ出すタイプかどちらだろう?
プーチンとは役者が違うな。
まあ ゼレンスキーはほんとに元役者だけど。
ここまでウクライナを引っ張って勝ちそうなところまで持ってきたわけだ。
プーチンは自分を大きく見せるのが好きだが ずいぶん差がついてしまった。
ゼレンスキー大統領の大ヒットドラマ「国民の僕」はNetflixで配信中です
NYTによるとハルキウ攻勢はゼレンスキー大統領が政治的にインパクトのある勝利を求めて実施されたもので(本命)、
すみません、途中送信してしまいました。
可能であれば削除をお願いします。
プーチンは敗北後にソチの別荘で拗ねて会議を欠席した、みたいな話はありましたね。平時はマッチョアピールに余念がなかったので、「筋骨隆々の平時のプーチン」「しょっぱい戦時のプーチン」などの絵は柴犬ミームなども使ってあてこすって、炬燵からでも側面支援していきたいものです。
ちなみに作戦指導への批判を繰り返しているのは”ミルブロガー”など極右がメインですね。しれっと「報復のために民間施設を攻撃すべき」「総動員が必要だ」「俺のほうがまだ作戦指導が上手い」などと発言しているので、プーチン批判していると言っても我々と同じサイドにいると解しないほうがよいでしょう。
プーチンに贈った秋田県がシベリア送りになっていなければ良いのですが…。
国家のリーダーは若い方が良いと思った。
気力や体力、判断力で60、70の人では踏ん張りがきかないと感じる。
70越えると意味が分からない事に執着して厄介になるし。
NYTによるとハルキウ攻勢は政治的インパクトのある勝利を求めたゼレンスキー大統領の要望にそって実施された(本命はあくまでヘルソン)ものなので、それが実現した以上は最大限に利用したいでしょうね。
政治的要求からの作戦は失敗するイメージが強いけど、上手くいくのは凄い。
成功体験に縛られないかは心配です。
プーチンはゼレンスキーがすぐ逃げ出すかどうかより速やかにウクライナを制圧して傀儡にするつもりだったと思うんですけど
その後もさっさと徴兵でもして物量揃えておけば国内の反感を考慮してもまだましな状況だったでしょうに、そのままで戦い続けたのはロシア軍の強さを信じてたんですかね
ロシア軍はプーチンが考えてるより全然強くないという現実がありますね
戦争が長引けば長引くほど動員を下令しにくくなるので、後手に回れば回るほどロシアが不利ですね
今思えば、ロシア側の東部攻勢が動員最後のチャンスでした
現時点で動員となると今までのロシア政府の大本営発表は何だったかが問題になりますね。
戦時大統領としてここまで鮮やかに命すらかけて自分の存在を最大限利用できる胆力はすごいとしか言いようがないな…
大統領が大進撃される首都に残り、戦いの変遷を国民と共にしてくれるってだけで、宇国民にはとてつもない安心感が有るでしょうね。
是非生き残って、さらなる経験と老練さも得て、ウクライナ再興の祖となってもらいたいものです。
ハルキウ州での勝利は、ロシア軍の油断が大きな要因だと思います。ロシア軍としてはまだ東部戦線を立て直す余地はあり、ウクライナ軍もこの先は難しい戦いになるんじゃないかな。
ウクライナ軍としてはドニエプル川北岸のロシア軍を殲滅するのが、優先じゃないでしょうか?
1万から数万人はいそうですから、撤退を許さず全員を仕留めれば、今度は決定的な勝利になると思います。
ハルキウ州をミッドウェイとするなら、ドニエプル川北岸はガダルカナルのイメージです。
ずっと思ってたけど、彼は政治家ってよりもみんなのリーダーって感じが出てるなぁ。
現場のみんなと写ってる写真とか見るとつくづくそう思う。
軍人とかじゃなくても命がけで力を貸そうって思われてるだろうね。
別に血腥い戦争とかじゃなくても、命がけで困難に立ち向かう勇気をみんなに与えるのが英雄の定義としたら、
正しくその資格があるよね…。
まあ、「宣伝効果を狙った攻勢」を強調する一部言説には微妙に違和感はあります。純軍事的にも十分な勝算の下に実施された作戦で、対外アピールの為に見込みの無い吶喊を軍に強いたという話ではないのですから。
机上演習を経ての修正案が無ければそうなっていたかもしれないという点で、そこは紙一重ですね。ただ、いずれにしても目的が「勝つこと」一点で、それは本質的に軍事的な目標と一致しているので、作戦内容の自由度が高かったことが好結果をもたらした、と見てよいと思います。
これはロシア軍の動きが反例になるでしょう。ウクライナ側のクリミア奪回発言に対し、「2014年の偉大な功績であるクリミアへの侵入を許せば政治的に負け」という軍事以外の要因で軍の動きが決められ、ハルキウ反攻をロシア側から助けていたようなものでした。
ゼレンスキーは戦時の大統領を見事演じ切ってるな。
このまま戦局が推移すれば、ウクライナ史上屈指の英雄になるだろう。
確かに英雄になりえるかもしれないが
孫氏曰く「百戦百勝は善の善なる者に非ず」と言ってる通り
プーチンの野郎に仕掛けられた戦争とはいえ、戦争になった時点で英雄というには
疑問符がつくとも思ってしまいます。
ただ今のウクライナにはどんな英雄でも必要ではありますけどね。
孫氏の指摘した部分の抜粋なので、次善作としての戦いとそうでない場合の比較だと思います。
孫氏の解釈よりリデルハートの間接アプローチがウクライナには合致してそうです。
驚異的な防衛解放戦争を戦う正に漢の中の漢だ。当然こんな事は起きない方が良いのだが、それでも同じ時代に生きるこの真の英雄を見ると感激に打ち震える。ウクライナの完全勝利を本当に待ち望んでいます。
やっぱり出自が芸能人だけに自分をいかに効果的に使うかが上手いのと度胸がある。
往々にして平時に有能なリーダーと有事に有能なリーダーの素質は相反しがちなので
開戦前の平時のゼレンスキー大統領を無能だと侮って戦争吹っかけた結果
有事のリーダーとしてはこの上なく有能な氏の素質を開花させてしまったロシアの藪蛇・自業自得・因果応報って感じが半端ない
↓の写真は3年前の2019年のゼレンスキー写真ですが
リンク
この記事のゼレンスキー写真と比べても、相当顔立ちが変わりましたね
国民がバタバタ敵国に殺されると共に、自分の指揮で兵士が死んでますからね。
もし戦争が無ければ3年しか経ってないので2019年の写真とさほど顔つきは変わって無かったでしょう。
というか2019年の方のゼレンスキーwwww
これは頼りない顔してますわww
2月のクレムリンでは、「空港占領しただけで絶対逃げるでこいつww もう爆竹鳴らしただけで逃げるで」
みたいな確信に近い状態になってたんでしょうね
ゼレンスキー大統領が、ウクライナの英雄となりそうだ、歴史に名を残しそうだということに異存はありません。けれども、それ故に少し心配。ロシアは現状の打開策として、戦術核の使用などという最終手段を考慮する前に、ゼレンスキー大統領の暗殺を企てないだろうか。
戦場では、ボロボロのところを随所で見せたロシアだけれど、その諜報力を侮ってはいけないと思う。ゼレンスキー大統領も用心して欲しいと思う。
もっとも、抜かりなく自分にもしものことがあった時のことも考えているのかもしれませんね。自分がいなくても、ウクライナ人の一致団結を維持し、ロシアに対する“大祖国戦争”を最後まで成し遂げてくれる人材をすでに用意しているかもしれませんね。
民主主義国家というのはトップが変わっても、組織としての方針が変わらず一貫した政策が取れるのが強みですからね。
極端なことを言えば、ゼレンスキーの次の大統領は
「軍事に関しては余計なことはせず、ゼレンスキーを象徴として掲げ、
国民と国際社会に団結を訴え続ける」ことだけをしていればいいのですから。
ウクライナのトップが戦場でヘルメットもなしの平服なのは余裕アピールのためなのかな
歴史上になんかそんなエピソードがあったはず
ハルキウの場合はウクライナ軍がロシア軍の兵力少ないの知って仕掛けたが、前線の勝利のあとでパルチザンの一斉蜂起で勝てたようなものだから、国民の士気のためにも訪問必要だっただろうな。
ソ連兵士でアフガニスタンに比べればロシア軍弱いいっている中年のウクライナパルチザンもいたから、負け戦でもアフガニスタンで実戦経験積んだソ連兵士たちのいる国は強いな。
ゼレンスキー大統領は有事になって覚醒したよなぁ
秘めてた素質が有事むきだったんだろう
平時はぱっとしなかったしな
日本も有事になった場合誰か出てくるにだろうか?
そうであってほしいいが
ゼレ大統領ほどの人がポンポン生まれるとも思えない(´・ω・`)
”ウインストン・チャーチルはウインストン・チャーチルになった”、
という文章を読んだことがあるけれども。
今のゼレンスキー大統領もきっとそうなのでしょうね。
今後、ウクライナは一時期のコウモリはやめて西側を向くのかな。
一国では、ロシアに立ち向かうことはできないのはよく判っているだろうし。
西側を向くならば、ECとNATOとに関係を持つ必要がありますね。
そのためには汚職とネポティズムを抑えて、国が効率的にならないとですね。
これも大変なことと思います。有事向きの人材は平時向きではないそうだけど、
適当な方がいなければ、しばらくは頑張っていただかないといけないのかな。