ウクライナ軍は25日「ロシア軍が記録的な数のShahed-136でキーウを襲撃した」と発表、複数方向から計75機のShahed-136は防空部隊によって74機が撃墜されたものの、これがエネルギーインフラを狙った攻撃かどうかは不明だ。
参考:“Шахеди” кружляли, чекаючи інші групи: Ігнат розповів про тактику росіян цієї ночі
参考:Росія атакувала Київ рекордною кількістю “Шахедів”: сили ППО збили 74 з 75
これがエネルギーインフラを狙った攻撃かどうかは不明だが、Kh-101やKalibrは投入されていない
ウクライナ軍は25日「ロシア軍が記録的な数のShahed-136を発射した。複数方向から計75機のShahed-136が発射され、キーウ州、スームィ州、ドニプロペトロウシク州、ザポリージャ州、ムィコラーイウ州、キロヴォフラード州で防空部隊を機能して74機のShahed-136が撃墜された」と発表。
空軍のイグナト報道官も「キーウ州と首都上空で66機が、残りはキーウに向かう途中の南部と東部で撃墜された」と明かし、25日の攻撃がキーウを標的にしたものだったと主張した。
これがエネルギーインフラを狙った攻撃かどうかは不明だが、25日の攻撃にはKh-101やKalibrといった巡航ミサイルが使用されていない。
因みにウクライナ国防省情報総局(GUR)のスキビツキー報道官は6日「ロシアは射程350km以上の巡航ミサイルや弾道ミサイルを10月に計115発(Kh-101×40発、Kalibr×20発、イスカンデルK×12発、Kh-32×9発、イスカンデルM×30発、キンジャール×4発)製造した」「ロシア軍は戦略及び戦術レベルの精密誘導ミサイルを計870発保有している」「ロシア軍のインフラ攻撃は気温が氷点下に下がって電力消費が上昇する頃に行われる可能性が高い」と明かしていた。
追記:キーウ上空での迎撃の様子
関連記事:ウクライナ諜報機関、ロシアが射程350km以上のミサイルを月115発製造
関連記事:ゼレンスキー大統領、エネルギーインフラへの攻撃を受ければ報復すると示唆
関連記事:11/6更新|ロシア軍のウクライナに対するミサイル攻撃のデータ
※アイキャッチ画像の出典:IMA Media 演習に登場したShahed-136
「1発だけ当たった」ことにしたのかな。
はて、1発しか当たらなかったことがそれほどお気に召しませんか。
イマイチ信用できないなと思っただけですよ。
当事者の主張を丸ごと信じれる純真さが羨ましいです。
何故信用できないか?それはそこまで精度の高い迎撃能力があるならば
逆に1発撃ち漏らしたことが不自然に思えるからです。一般的に迎撃弾は
攻撃1発に対して2発撃つそうなので、ウクライナがその時一度に発射
できる弾数が最大148発しかなくて、75発撃たれるとどうあがいても
1発は撃ち漏らしてしまう仕様だったとかならば納得できますけど。
匿名11号 くんはカラクリ知らんだけだから言ってやるなよ
マジで知らない人向けに言うと、75発ってのはウクライナが確認した数字であって後々修正されることもある、これは去年もあった。
そしてある程度重要な、発電所のような目標に着弾してもロシアの分析利用されるから損害は発表しない、この場合着弾のカウントにも含めない(偽の着弾箇所で言い訳しても衛星や航空機からの偵察でバレる場合があるから)
ちなみにキーウでは大規模停電が発生(1万世帯以上)してるので、1機と言うのは事実では無いと思われる、シャヘドの炸薬や精度から言っても10機かそこらは漏れてると思う。
キーウはデカいから対空機関砲なんかじゃカバーしきれん、それなりにミサイルを使ったと見るべきだね
丁寧な補足ありがとうございます。私は専門的知識をそれほど
持っている訳ではありませんが、これまで見てきたウクライナの
不誠実さ(著しい戦果の誇張やポーランド領内への迎撃誤射の
事実を認めない態度など)から、どうせ今回も被害を過少申告
しているに違いないと疑ってかかっています。勿論、先入観に
囚われすぎるのも良くないですが74/75迎撃という数値は過去と
比べて余りにも高すぎます。NATOが今回の戦争のデータを基に
新開発した画期的な迎撃システムを導入したとかならともかく。
いや別に、実際の命中数や投入数にこだわっているのは私の方ではないので。
ただ、10発当って停電が1万6千世帯では、昨年に比べてだいぶ攻撃効率が低下していることになりますけどね。たまたま、全部が全部致命的な命中を避けられたというわけでもありますまい。
いずれにしてもロシア側の期待した「過去最大規模の無人機攻撃によって冬早々暗黒にたたき込み、キーウ市民の心を折る」には程遠い戦果でしたな。
>いや別に、実際の命中数や投入数にこだわっているのは私の方ではないので。
では何故「お気に召しませんか。」と書かれたのですか?
私は情報の信憑性に疑問を呈しただけで、結果を気に入る
気に入らないの話は一切してなかったのですが。結局の所
「ロシア憎し」が先に来て事実をありのまま認めることが
できないから頓珍漢な書き込みになるのではないですか?
最後の一文を見ても、絵にかいたような論点ずらし、
負け惜しみの捨て台詞だなという印象を受けるのですが。
それは勘違いされましたね。お気の毒です。
去年は各種巡航ミサイルとドローンの同時攻撃でウクライナの防空能力を飽和させる戦術だったから。
どちらかというとドローンはデコイ扱いで。
今回のはドローンだけを使った攻撃だからインフラの物理的破壊を狙ったというよりウクライナの対ドローン能力を試したのではないかな?
「ウクライナの対ドローン能力を試す」だけなら、冬を控えたこの時期にキーウを中心にコトを起こす理由としては不十分でしょうね。少なくともインフラの物理的破壊を前提とした行動でしょう。
>インフラの物理的破壊を前提とした行動
それを阻止したウクライナの勝利!とでもいいたいのでしょうか、まあその内分かる事なので見てると良いですよ
数学では100%はあるけど自然界の現象できっかり100%ってあるのかな ?
99.99999%だったとしても0.000001%がたまたま現れることはあり得る。
個人の感想として自然界なんて確率の世界だから1つ外したからって、なにも不思議と思う根拠にならないと思う。
アイアンドームって成功率9割だったようですし。
普段からそのくらい高い迎撃率なら信じるんですけどね。
プロペラ推進で速度の遅いシャヘドを相手に対空機関砲を中心に迎撃していますから、撃ち漏らしや逆に空き地への落下コース等で意図的に迎撃しなかった等があっても不思議には感じないですけどね
であればもう少々撃ち漏らすのでは?そもそも「75発」の信憑性はあるのか
(キルレシオの話で激戦の中で相手の死者数をきっちりカウントすることが
可能なのかと同じ次元の話)がそもそも分からないので何とも言えないです。
対空機関砲で40%撃墜したらしいですね
去年ならともかく今となっては結果よりも何で迎撃しているかの方が気になりますね。
動画に映っている物は、曳光弾が上がっているので対空機関砲を使用しているのだと思います。
横一列に並んで爆発しているので時限信管付きの対空砲弾なんでしょうね。AP弾だと市街地に流れ弾が飛び込むので妥当でしょう。
機関砲で40%撃墜しているらしいです。
ゲバルドが活躍しているのと、ピックアップトラックの荷台に機関砲を取り付けたものをウクライナで生産しているらしいです、映像でそれをみました。
まずは小手調べですかね?大量生産シフトが完成したドローンとミサイルの波状攻撃でインフラを狙うのか、はたまた間隙を突いて防空システム本体の破壊を狙うのか。どちらにせよ選択権がロシア側にある以上、ウクライナは限りある防空システムで防ぎ続けるしかない。
中国を相手にした場合も、同じような目に合う可能性が日本や台湾にもある以上、とても他人事とは思えないし、今のうちに防空壕でも建設しておいたほうが良いんではないか?
両軍ともに、まずドローン編隊で対空装備の存在・状態を確認してから本命をドローンとセットで投げつけるのをやってますよね
いよいよインフラ攻撃始まったか
規模の中途半端さから見て、本格攻撃前の予行演習という感じですね。
キーウを狙って撃ち込むことでキーウの守りを厚くさせてから,本番では地方の発電所を狙うパターンでしょう。
そしてそれが分かっていてもキーウを守らざるを得ないのがゼレンスキー政権の弱点なんですね。
記録的なといっても二桁ですしミサイル攻撃しなかったあたり、防空網の計測のための試験でしょうね
数日後が正念場になりそうな…
ウクライナによる撃墜数の信憑性はともかく、大本営発表とプロパガンダ中毒は結果的にウクライナの発言を真面目に聞かなくなるから逆効果な気がするね
まーた適当なことぶっこいて被害規模を過小評価してるよと思われると、誰からも信用されず支援も枯渇してしまうよ
前から不思議に思ってたんだけど、中途半端な都市爆撃って士気が挫けるどころか逆効果になりそう
普通に戦場で使ったほうが良い気がするけど、前線ではそこまで長射程の弾薬は持て余してるとかなのかな?
ウクライナ軍の防空兵力のリソースが都市防空に割かれればその分、前線の防空網が皆様の頭髪のように薄くなるんだから効果はあるんじゃない。
しかも安価なドローンでできるんだから費用対効果も悪くないし。
これはゼレンスキー政権に対する攻撃なんですよ。
ゼレンスキー大統領が未だに非常に高い支持率を維持しているのは、まさに「キーウを守った男」としてのブランドが確立しているからなんです。
そこで、嫌がらせとして真夜中にキーウにシャヘドを送り込むことでけたたましい警報を鳴らし。キーウ市民の安眠を妨害することで「結局、何も問題は解決してないじゃないか」という厭戦気分を醸成するのが目的の攻撃となってますね。
ご指摘の通り、都市爆撃に士気を挫く効果はありません。これは大規模なものでも同様で、ゲルニカ、ロンドン、ベルリン、重慶、東京と世界中で都市爆撃が行われましたが、これによって国民の士気が崩壊し降伏したという事例は皆無です。(ソ連参戦が日本降伏の引き金だったように原爆ですら怪しい)
そもそも「都市爆撃で士気が挫ける」という前提自体が実例によって導かれたものではなく、戦間期の理論によって作られたものです。この理論自体、塹壕戦を繰り返したくないという現実逃避から生まれた願望のようなきらいがありますから、何の裏付けもないものなのです。
実際のところ防空部隊を誘引する効果しかなく、しかしそれがSAMで防空を行う現代によく適合するのです。確実に迎撃できる(から迎撃しないわけにはいかない)一方でSAMの台数や弾薬には限りがありますから、他の人も指摘しているように敵の防空能力を低下させることができるうえ、安価なドローンで高価なミサイルを消費させることもできるわけですね。
対空ミサイルと対空機関砲、どちらによる迎撃なのかが気になりますね。
ウクライナ軍にとって、対空ミサイルは高価であり貴重ですから、可能な限り温存したいものと思います。
ロシア軍の戦時生産が、どの程度の規模なのか(西側プロパガンダの通りなのか)、そのうちはっきりとするのでしょうね。
YouTubeチャンネル「ミリレポ」だとシャヘドの最大飛行高度は4,000mとなっていますが、目標付近ではレーダー探知を防ぐためかかなり高度を下げて運用しているように見えます。高度4,000mならゲパルトの機関砲でぎりぎり届く距離で、シャヘドのエンジンは自然吸気エンジンなので高高度飛行は苦手だと思われます。
ジェットエンジン搭載のシャヘドが開発されているとの情報もありますが、高コストな上に燃費も悪化するのであまり良い案とは思えない。「現在のレシプロエンジンに過給機を追加し、高高度を飛行した後、目標近くで急降下」みたいな改造を施されると機関銃による迎撃は難しくなるかもしれません。
情報ありがとうございます、勉強になります。
ジェットエンジン搭載型のシャヘドは、仰る通り、自爆ドローンのメリットを打ち消しそうですね。
実戦投入が今からとなれば、機械的な信頼性もないため、試験的なものに留まるのではないでしょうか。
ターボチャージャーをつける案は、仰る通り有り得そうですね。
枯れた技術ですから、信頼性は充分あると思います。
貴重な対空リソースはガリガリ削られてしまうけどな
そこら辺がロシアの狙い目ではなかろうか
仰る通りです。
攻撃側が有利であり、専守防衛は弱い政策だと痛感しています。
共同通信によると、ソ連による幌度モール犠牲者追悼の日を狙っての攻撃で、幼稚園で火災だってさ
もう言葉がない
ということは、
75機のうち74機を撃ち落とした。残りの1機が幼稚園を攻撃したということですかね。
ゲームのように撃墜=ノーダメージという意味ではなく、撃墜した標的の残骸が地上に落下して被害をもたらすケースがあり、今回の攻撃に関してもキーウのクリチコ市長は「落下した残骸で11歳の子供を含む5人が負傷し、幾つかの地区で火災が発生した」と、ウクライナメディアのRBC-Ukraineも「ソロミアンスキー地区の幼稚園で火災が発生した」と言及しています。
イグナト報道官も「キーウ州と首都上空で66機を撃墜した」と述べているので、撃墜した残骸の一部が人口密集地に落下して被害をもたらしたのでしょう。
もちろん、おっしゃるようにそういう可能性がありますね。残骸の場合もあるし、迎撃ミサイル等の落下の場合もありますしね。それらの可能性もあると思うのです。
「もう言葉もない」という激しい発言から、イスラエル軍が病院を狙ったように、ロシア軍も幼稚園を狙ったと勘違いさせられている可能性があるのかな?と思った次第です。
それと75機中74機はたぶん盛りすぎかもしれません?と。
冬になってきたので、そうかもしれませんね。
または、24日にウクライナがロシア領内にドローン攻撃をやっているのて、ロシアからの報復かもしれません。
去年のインフラ攻撃もクリミア大橋攻撃への報復攻撃でしたからね
毎回キッチリ報復しないと抑止力が失われる、という思考が根底にあるのでしょうね
ドローン攻撃に対しては、ウクライナよりもロシアのほうが、脆弱なのでは?
ウクライナによれば、今年は冬場のインフラ攻撃に対しては、報復攻撃をすると
言っていますから、ロシアのほうが大変になるかも?
報復しようにも、無い袖は振れない訳でしてね…
それがロシアに24機ドローン攻撃しました。
モスクワのいくつかの場所で結構な火事が起こっている動画を見ました。
ロシア政府はいつもの通り24機すべて撃墜したことになっているそうです。
数が1:3位ですが国力比なんですかね、それともイランからもらっているから違うか ?
対空砲は何を使っているのでしょう。
曳光弾もあるようだし。ゲパルトだけではなさそうな。
西側はウクライナ軍から、迎撃時の記録は貰えるのかな。
米大陸は別格として、西欧や日本には必要でしょう
日本の場合、近い将来に、東シナ海や朝鮮海峡、日本海を
超えてくる同種の脅威に備えないといけないでしょうし。
ミサイルではコストがアレだし、狙って欲しいものは他にもあるし。
レーザーはまだのようだし。当面は古い対空砲を集めるのかな。
問題なのはこのキエフ攻撃はキエフを包囲するかのように東西南北からやっているってこと
つまりウクライナの防空網はキエフ以外は機能していない。
実際、キエフ以外の地方都市は
防空システムが薄く被害が大きくなってます
わが国も、防空システムのリソースは
駐屯や霞ヶ関を守るのが精一杯ですから
優先度の低い地方は放置するしかありません
無人機の小さな爆薬程度で
都市は壊滅しませんから
本来はシカトするのが1番効果的ですが
政治的に首都は守るしか無い
国家という仕組みのジレンマですな
地方がボコボコ爆撃されているのに
首都だけ無事だったら不信感が出そうだ
首都であり、軍事的行政的な機能が存在するから狙われると予測されそれに備えているわけで、
地方といっても何も戦略上重要なものが存在しない集落などは陸上戦力が来ることはあれど
ミサイル攻撃なんてされませんからね。
何もない地方も攻撃すれば首都防衛のリソースを割いてくれるとわかれば逆にターゲットとされるので、
究極的には守ってはいけない。
つまり前線部隊にも防空網はないってこと
制空権がないのでやられ放題になっている