ウクライナ軍南部司令部は10日、車輌通行が唯一可能だったノーバ・カホフカ水力発電所がHIMARSの攻撃で再び損傷し「通行不可」になったと発表、これでヘルソン州北岸地域に通じる橋は全て使用できなくなった。
参考:ВСУ вывели из строя Каховский мост в Херсонской области – ОК “Юг”
参考:Из Херсона начали вывозить семьи военных России – ОГА
ウクライナ軍がノーバ・カホフカ水力発電所の橋が損傷して通行不可になっていることを確認
ヘルソン州はドニエプル川によって北岸地域と南岸地域に隔てられており、ロシア軍の輸送車輌がドニエプル川を渡れるポイントはヘルソンの郊外に接続するアントノフスキー橋、ヘルソンから約50km離れたノーバ・カホフカにある水力発電所の2ヶ所だけで鉄道橋を含めても計3ヶ所しかない。
ウクライナ軍は今月8日にHIMARSで攻撃を行い「2つの目標に命中した」と発表、復旧作業中だったアントノフスキー橋は橋桁に複数の穴が空いて予定されていた「通行再開」が延期に追い込まれている。
ノーバ・カホフカ水力発電所への攻撃は水力発電所と陸地を繋ぐ約15mの併用橋(車輌と鉄道)に命中したと報告されていたが、ウクライナ軍南部司令部は「ノーバ・カホフカ水力発電所の橋が損傷して通行不可になっていることを確認した」と発表、そのためヘルソン州北岸地域への補給は今後「架橋機材を流用した渡し船」に依存するしかない。

出典:GoogleMap ノーバ・カホフカ水力発電所/管理人加工
因みにヘルソン州当局は「アントノフスキー橋とノーバ・カホフカ水力発電所が損傷したため現地のロシア軍部隊はパニックに陥った」と報告しており、唯一のアクセス手段である「渡し船」の現地民利用も制限され、ロシア軍関係者の家族がヘルソンから脱出し始めたらしい。
関連記事:ウクライナ軍の攻撃で再び損傷したアントノフスキー橋と水力発電所
※アイキャッチ画像の出典:Public domain
泳いで帰ってね!
そういえばロシアからの増援25BTG~30BTGはヘルソンに配置されたのでしょうか?
他サイトを調べたけどあまり具体的な内容はなかったので・・・
配置されていたら袋のねずみ
補給路を遮断されると軍隊は多少なりとも浮足立つ
ゆえに経過観察が重要であります。
このまま兵士が寝てる場所とかにHIMARSぶち込めば袋のポケットになるんじゃないかな。早めに潰してほしいところ
軍関係者の家族が逃げ出すって、関東軍じゃないんだから。
発電所には当てずに橋だけ落とすとは相変わらずHIMARSの精度はエグいくらい高いな
急いでロシアに帰ってね。
>ロシア軍関係者の家族がヘルソンから脱出し始めたらしい
そもそもなぜロシア軍関係者の家族が戦時の侵略地域まできているのかという疑問が
現地民のふりをさせて「ウクライナ軍に攻撃されている民間人」としてのプロパガンダ映像やツイッター発信する役者代わりでしょうか
恐らくですけどヘルソン州制圧に自信があったのと、ロシア併合投票の頭数じゃないでしょうか
たぶん今回の戦争始まる前にクリミアにいた人達だと思う
それもあるけど一番は来たるロシアへの帰属を問う住民投票のための駒ってのもあるだろうなぁ。
Special Kherson Cat (@bayraktar_1love)が、8/10のノーバ・カホフカ発電所のダメージ映像をリリースしています。
リンク
へルソンもメリトポリも事前のロシアの内応工作で軍も自治体も結託して祖国を裏切り戦ってません
もともとはロシア領 南部は大半がロシア系住民
ウクライナは世界有数の汚職国家なので金さえもらえれば裏切りもなんでもあり
現地の祖国を裏切った元ウクライナ兵や自治体の家族は奪還されれば裏切り者として血祭りに上げられるのを分かっている
もう逃げるしか選択肢はないのです
マリウポリがあんな状態になったのも、ヘルソンやメリトポリが早々と裏切ったからなんですよね。
ただ、ヘルソンの住民投票は占領直後から実施すると言われながら9月にまで先送りされていることから
住民のロシアへの支持率は想定したほど高くなかった可能性が高いです。
裏切者はロシアへ亡命しても碌な扱いは受けないでしょう。
裏切者に報いあれ。