露国営メディアは中央軍管区副司令の発言を引用して「第二段階背苦戦の目標はドンバス解放とウクライナ南部の完全支配で時間がかかっても必ず達成する」と報じているが、ゼレンスキー大統領も「奪われた領土を全て奪還する」と断言した。
参考:Зеленский: Мы вернем территории сразу, как будем иметь оружие
両軍は第二次大戦以降「最大規模に地上戦」で雌雄を決するのかもしれない。
ゼレンスキー大統領は23日の会見で「ロシア人が獲得したものは神が許さない限り全て取り返す、十分な量の武器さえあれば占領された領土を奪還できる」と表明、つまり2022年の戦いで失った土地を取り戻すのではなく2014年からの8年間に失った土地を全て取り戻す=クリミアやドンバスからロシア軍を追い出して「主権を完全に回復させる」という意味だ。
ゼレンスキー大統領は停戦のために領土問題=主権に係わる問題で譲歩しないと断言、逆にプーチン大統領は「ロシア連邦に編入したクリミアの主権承認」と「ドネツクとルガンスクの独立を承認」を受け入れろと要求しているので交渉による停戦成立は殆ど不可能に近い。
結局、相反する主張を相手に認めさせるためには力を示すしかなく、両軍は大規模な地上戦で雌雄を決するつもりなのだろう。
問題は十分な量の武器がいつ確保できるのかだが、西側の支援内容は断片的にしか伝わって来ないので一般人には予測不可能だ。
※アイキャッチ画像の出典:PRESIDENT OF UKRAINE
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
今後ロシアが採る方針は
5月9日の勝利宣言までに確保した土地をロシア、もしくは両人民共和国への編入
それ以降のウクライナの奪還戦争をロシア、親ロシア派に対する侵略戦争と定義
国の存亡がかかっている戦争だから、核を始めとした大量破壊兵器の使用もやむを得ないとして使用の強行、だろうか
あって欲しくない未来だが、あっておかしくないと思える現実があるのが何とも言えない
ロシアが戦術核を使うことはありえますね。戦闘教義に組み込まれていますから。でも戦略核を使うかは別問題で大きなギャップがあると思えます。そして戦術核が使われたらさすがにNATOは直接介入するのではないでしょうか。今後NATOとの戦争でも核が使われることを意味しており、「安全なところから援助だけしよう」と言ってる場合ではなくなりますから。
戦術核も使わないでしょう。もともとこの戦争はウクライナに対する懲罰戦争であったし、調子に乗ってケンカを売ったら反撃されて、負けそうになったら核を撃つというのもロシアのプライド的にできない話。何より現在は中国とインドルートがかろうじて残ってるから資源を売れて何とか経済が成り立ってるんであって、核兵器を撃った後のロシアに対する制裁は当然のごとく苛烈になることは間違いない。ロシアのエネルギーを使った製品は買わないと欧米で宣言されれば中国だって手の平を返すことは起きるだろう。
そもそもロシアは凍土である時期にウクライナに攻め入ることができた。にもかかわらず中国のオリンピックなんてちゃちな名目にすら配慮せざる負えなかった。むしろ従わざる負えないほど国力に差がついてしまっていることをこの行為で証明してしまった。今回の泥沼化にしてもUAVの生産ができないから古臭い戦車で戦わざる負えない状況に追い込まれ、その代償を自らの血で贖うことになったのであって、根本的な原因は半導体の微細化技術をロシアが持っていないことにある。そしてロシアには短期的に解決できる代物ではないので軍の再建にもすべて中国頼みとなるだろう。中国が貿易で儲けられる状況を捨てるとは思えないので核をウクライナに向かって撃つことはあり得ないと言える。
「負えない」ではなく「○○せざるを得ない」ですよ。
不得
「せざる負えない」ではなくて「せざるを得ない」ですよ。
不得不。しないことなど出来ない。
コーカサス方面の過激派支援して第二戦線構築がウクライナへの効果的な支援になりそうだけど
これやって失敗したのがイスラム国なんだよなぁ
がん細胞みたいなロシアですけど無くなったら抑圧されてた危ない国々が大発生しそうですね…
実際にクリミア取り戻せると思ってるかどうかはさておき、指導者としては本来正当性のある領土を奪還するって口に出すことは大事ではある。
ゼレンスキーは武器をくれくれという事を常に言ってるが、
これまでの経緯からみると、クリミア侵攻以来
NATOがウクライナ軍訓練&各種支援→今回の戦争勃発→米が無限ジャベリンと戦場情報リンク→ウクライナ軍善戦&クラスハ4鹵獲して米に引き渡し→喜んだNATOがオランダやカナダから更に高性能兵器PzH2000やエクスカリバー提供
と、NATO(米)とウクライナでは正のサイクルが回ってる感じ。
だからNATOの現場とゼレンスキーは上手く連携できてて、くれくれ言ってるのはNATO側の現場がゼレンスキーに
「くれくれ言う事でウチのトップらを決断させるようにけしかけてくれ」という感じかもと想像します。
ウクライナ政府またやってしまったね
これで日本でウクライナ支持する奴いなくなりそう
何をやらかしたんですか?自国の領土を防衛することを断言するのは普通では?考えてコメントをしてください。
昭和天皇のニュース見てない?
ではここで日本が何もしなくなったら国際社会から見放され孤立すると言うことを考えての発言でしょうか?まぁ外交ルートの抗議ならいいとは思いますがここで支援をやめると本当に日本は終わりますよ
その話題は某保守速でも行ってやって欲しい。
一応見たけど、俺個人はそれでウクライナ支持をやめるつもりは無い。
気に食わないならウクライナ大使館にでも行って東条英機に変更しろと直談判すればよろしいかと。
国家総動員報あたりでやってください
今なら反ワクにディープステートもセットになってお得ですよ
ほんとうに。
あそこは読むだけならいけど、書き込むもんじゃありませんね。
陰謀論者に絡まれて、難儀しました(-_-;)
君子危うきに近づかず。。。
別にいいんじゃない?
実際、敵の敵は味方というわけではないし、敵の敵は利用できる駒、ぐらいに考えておかないと、外交は成り立たないでしょう。
一応抗議はして、あとは普通に対応すればよろしいかと。
ロシアから北方領土を取り返すための駒として利用できるのなら、養分の供給も継続していいかと。
形式的には当時の大日本帝国の最終責任者であり、自身も、また開戦の責任は自身にもあるとおっしゃってた方ですよ。海外諸国からそういう風に見られても仕方ないでしょうよ。それに一番恥ずかしい、「自分から」始めておきながら最後に負けてるんですから。
真珠湾の時にブーたれていた人もそうだったけど、太平洋戦争を何か崇高なものと本気で考えているのですかね。その姿勢も思想も今のロシアと本質的にはかわらないことを理解してほしいです。
よくわからないのだが、あの投稿があったの4月1日なのよね。
それがなぜ今更になって炎上してるのだろう?
ウクライナ政府 謝罪
リンク
管理人さんに迷惑かけんな。
そこまで過激な発言とは思わないけどなぁ
ウクライナ政府の宣伝動画で昭和天皇とヒトラー、ムッソリーニを並べた件ですか。
確かにあれは日本人としては面白くないし、理解が不正確だとも思う。
だけどそれとウクライナ支持を止めるかは分けて考えた方がいい。
今はひたすらウクライナを支援して、ロシアに制裁を加える。これが日本の国益だし、また日本が国際社会から期待されていることでもある。ここであんまりナイーヴになり過ぎても自分が損するだけ。
まぁ、外交ルートから裏でやんわりと諭すくらいはしてもいいかも知れないけど。
太平洋戦争当時のアメリカのプロパガンダ映画で、ヒトラー、ムッソリーニ、昭和天皇を連合国の敵の首領として扱ったシーンが有るんですよね。たしか映像の世紀でその映像を見た覚えがあります。
あの動画の制作者は多分それを見て、深い考えなしに真似たのでしょう。
欧州の人で太平洋戦争において昭和天皇がどのように関与したとか、日本で昭和天皇がどのように見られているかとか、余程の日本通でもない限りはあの映像の不適当を判断するのは難しいでしょう。
大日本帝国憲法下での天皇の権能とその実態なんて、日本人でもかなりの歴史好きじゃないと知りませんからね。ウクライナ政府のあれは間違いなくポカミスですよね。
であるならば、それに対するリアクションは「けしからん、もうサポートはしない!」ではなく「ちょっとそれは誤解を招くから直した方がいいですよ」が適切ですわな。
本件では駐日ウクライナ大使も修正要求のリプライを送ってましたし、近日中に何らかの対応があるものと期待しています。
仮に修正対応がなされれば「ある種の典型的な誤解と、その誤解が解けた実例」になりますので、そう悪い話でもない。
まあ、当時の日本の意思決定システムや天皇の実権を何も知らない外国人からとってみればああいう考えになるというのもわからんでもない
あれ駐日大使が削除を勧めるリプ飛ばしてたしあれがウクライナ政府の統一的な見解というわけでもあるまい
長期的にクリミア半島も取り返すとなると
黒海艦隊のメイン基地も追い出すことになるので
沿岸諸国への影響も大きそう
クリミアまで行ったらロシア世論がヒステリー起こしてプーチンが望まなくとも核攻撃せざる負えなくなるのではないかね
そこまで行ったらロシア国民にとっての無益な戦争から祖国防衛戦争に転化してプーチンに利する可能性もあると思う
あっちではクリミアはロシア領に併合したことになってるから、
逆侵攻したらロシア人のメンタルパニックになりそうですね、、
ロシアには、ウクライナを衰弱させ破壊して併合しようという
プーチン思想的な最終目標を捨てる気は全く無く、
その第一段階としての全土への恐怖攻撃、東部・南部での領土の奪取と
次回作戦の足場の確保を図って戦闘を継続している以上、
ウクライナ側には譲歩の余地は全く無いわけです。
自己の生存を賭けた闘争になっていますから。
現接触線での停戦と陣取り合戦を繰り返す地域紛争のパターンとは
根本的に事情が異なっているわけです。
その意味で、ゼレンスキー大統領の声明は至極当然のものかと。
そして今や全欧米となった支援の流れは、短期的な不足と後退はあっても
全体の戦略的には、来年までの長期戦でもウクライナを支え切れるのではないかと考えています。
一時は停戦交渉がまとまりそうな雰囲気があったので、ウクライナ側はNATO不加盟、クリミア問題は一時棚上げといった譲歩案を出していたようです。でももう交渉はリセットされた状態なので今の段階で譲歩は悪手でしょう。「全部取り戻すまで10年でも戦い続ける」と言うべきです。ロシア側は今のペースで10年は付き合えないので譲歩を引き出せる可能性があります。
ロシアは東部と南部の支配を拡大しようとしていて、今の攻勢は成功する可能性もありますが、成功したとしても次どうするかの戦略的があるのか疑問です。国内向けには勝ったと宣伝できますがそれだけです。ウクライナとの戦争は当然終わらないし西側からの支援も続くし、ロシアは戦費と兵器と人的リソースを浪費するだけで占領した土地を役立てることもできません。戦略的にはもう負けていると思えます。
横からですが、ウクライナ公式Twitterが昭和天皇をヒトラーと同列に扱った的な話のことかもしれません
リンク
東部、南部、そして最後にクリミアの順かな
今送ってる無人水上艇や対艦ミサイルはクリミア用だと思ってる
クリミアは橋でロシア本土とつながっているものの所詮島なので橋落として船沈めれば孤立してしまう
全部取り戻すということは、その過程でセバストポリ要塞を陥とすということかな。
力攻めするなら、黒海艦隊は補助艦に至るまで全滅させておかないといけないし、
ものすごい火力(質・量の両面)と、歩兵の大損害が必要と思う。
WW2の時、ドイツ軍は80cm列車砲(グスタフ)と60cm臼砲(カール)・他を使っていた。
グスタフは地下40mの地下弾薬庫を破壊し、カールはマクシム・ゴーリキー砲台の天蓋を吹き飛ばしている。
もし、爆撃でやったならば、英国のトールボーイ(5t爆弾)かグランドスラム(10t爆弾)同等品かな。
今ならば、何を使うだろう。バンカーバスターかな。マクシム・ゴーリキー砲台は、再建されている。
ロシア人は、抵抗するつもりならば、要塞に籠るのではないかと思う。
昔は要塞のトーチカが厄介でそれを潰すために列車砲が必要だったわけですが、今はおっしゃるように強力な爆弾もあるしそこまで強くないのではないでしょうか。現代の陣地といえばもっぱら塹壕など爆弾の影響を受けにくい背の低いものですよね。大砲も守ることが難しいので撃ったら移動するのが一番の防御策のようです。昔のような長期の要塞攻防戦にはならない気がします。
現在もセバストポリ要塞はやはり強固なんですかね。
恐ろしく不謹慎なのは理解しているが、要塞攻防戦を実際にやった場合、どれくらい人命を費やす必要があるのかは興味深いところ。
とはいえ、流石にバンカーバスターやトールボーイといった大型爆弾やその輸送機まではウクライナに供与しないでしょう。補給線をできる限り封鎖して兵糧攻めをするしかないのでは。
今のセヴァストポリにコンクリートで防御されたトーチカみたいな要塞はないはずです。google earthを見ればわかります
現在ウクライナ軍が立てこもっているマリウポリの製鉄所の方が、よほど要塞に近いです
ウクライナの勝利条件は”長期戦に持ち込むこと”と言われますから、たしかに十分な量の武器を米欧その他がウクライナに供給すれば、ウクライナは長期戦に耐え、勝てないまでも負けることはないのかもしれません。
もはやロシアを徹底的に弱体化させるしか平和を取り戻す方法は無いからな
ロシアが弱体化すると、中華が喰ってユーラシア大陸を統一しそうだし、困ったものだ。
可能なら資源外交をできなくするためにウラル以東を別国家として分離させたい
国連の非自治地域リストにシベリアと極東ロシアを追記できないだろうか
その地域は清朝の勢力圏だったので、中華が回収します。
クリミアまで行くと、ロシアはキーウかハルキウかオデーサあたりに戦術核を
使うだろうな。
エスカレーション抑止として。
そんでエスカレーション抑止と明言して戦術核使ったら、どの国もロシアに核攻撃しないだろう。
首都含む人口密集地を核攻撃してエスカレーション抑止とか、流石に通るわけないと思うが…
日本てか海に来ないならそれはそれでいいと思う
大量の中国人で中国化されたら長期的には厄介だけど数十年は時間稼げるし
軍事力によりクリミアを取り返そうとすれば、そういうこともあり得るかもしれませんね。
ならば無理押しするより、政治的、経済的に、クリミアの意味をなくせばいいんですよ。
時間はかかるかもしれませんが、ロシアの国としての没落はある種決定的なわけですから、
境に壁でも設けて、彼我の経済格差を大きく広げればいい。
そしてそのおこぼれがクリミアに浸透すれば、孤立を維持する理由がなくなります。
自慢の黒海艦隊もこののち増強するのは難しいわけですから。
国家を背負って立つ者としての気持ちはわかるが…
某弁護士が度重なる意見表明してはブッ叩かれてる見解、即ちウクライナが大幅な譲歩をして今回の戦争を収めるって方針なんだけど
個人的にあながち間違いでもない、少なくとも論外として切り捨てるものではないと思ってるんだよね
今回の戦争に何かしらの関与をしてる主体は出口戦略をどう考えてるのかな
NATOが直接介入しないのはなぜかというと、核戦争を防ぐため。ロシアにとってもそこは一致している
ではなぜウクライナに武器を送るのか。自主的な抵抗を支援するため
では、その先に何があるのか
ウクライナの予想外の戦意のおかげでウクライナという国家を存続させる見込みはたったけど、本記事でゼレンスキーが望むように東部2州やクリミアの奪還が可能かというと、少なくとも短期的な戦闘ではほぼ無理だよね
というか、万が一にもウクライナが通常戦力で優位に立ったらロシアは本気で核を使いかねない
でも武器の支援を受け続ける限り、ウクライナとしては戦い続ける選択肢をとるしかないよね
人道支援に制限をかける必要はないと思うけど、武器の支援をする場合は、支援する側として望む着地点を定義して、そこに至るように支援をするべきだと思うんだよね
でもって、ウクライナ側が勝ち目が限りなく低かったり破滅的な結果が予測されるような戦いに赴くのを支援しない、という決断をするのも検討すべきだと思う
武器の支援はウクライナ軍の継戦能力を維持するけど、もちろん犠牲者は増え続けるし、なによりも大量破壊兵器使用の確率を上げ続けることになる
そこらへんのリスクを踏まえた上で、確たる目的を定義してそれに沿うように行動してほしいと切に願うよ
アメリカやイギリスは領土を奪還するためにウクライナを支援すると言っていますが、実際世界中が本気で支援すれば夢ではないはずです。そして「本気でロシア軍を追い出せるかも」という状況を作り出して初めてロシアを交渉の場に引きずり出すことができるのです。核兵器のことを過剰に心配するのは核兵器をブラフに使うロシアの術中にはまることになります。侵略者が利益を得ると(ましてや核の脅しに屈すると)今後の世界をジャングルのような危険なものにするわけで、それが現実的なリスクです。
それは違うでしょう。
武器支援を続けるとウクライナは戦うしか選択肢がないというが、ウクライナの意思によって欧米が支援しているのであって認識が逆です。また停戦交渉で少しでも優位に立つには、前線での戦術的勝利の積み重ねが欠かせない。そのための武器支援です。
3月までは核の恫喝もあって停戦のラインを決めようという動きもあったが、占領地での虐殺、人道街道(このネーミング自体どうかと思うが)も守らない人道意識が明らかになり、ロシアに自国民を委ねることの恐ろしさも明らかになった。極めつけは先に発表されたロシアの戦略目標。東部から南部の制圧によってドニエストルと繋げるなんて、こんなこと実現されたらもはやウクライナは死に体ですよ。
使うかどうかも曖昧な戦術核のためにこの状況で譲歩なんてしたら、戦術核数発分以上の犠牲と国を喪う悲劇がほぼ確実にウクライナを襲う。
んー、俺の論点は違うんだよね
論点にしたい箇所ではないのだけど、認識が逆の件、現時点までウクライナが戦闘を継続できてるのはウクライナ側の戦意と欧米からの強力な武器支援が大前提となるから逆だとは思わないよ
欧米からの武器供給がなければウクライナは早々に平定されてただろう
そのうえでなのだが、今日に至るまでの奮戦で、ロシアに大損害を与えたこと自体は評価することができると思うんだけど
ウクライナも欧米も(もちろんロシアも)具体的な出口戦略を持っていないように見えることが問題だと指摘している
使うかどうかも曖昧な戦術核、というけどその変数となってるのは間違いなく欧米による支援のあり方
ロシアによる(戦術含む)核の使用を抑止しつつ失地を回復する具体的な目処がウクライナ側にあって、支援者がそれに同意するなら、理解はできる
果たしてそうかのか、というのが俺の問題意識
支援者は、ウクライナ側のプランを完遂する過程でロシアが核やその他の大量破壊兵器を使用する可能性を見積もるべきだし、仮にその可能性が高いのならそのリスクを回避するのか、甘受するのか、低減するのかを検討する必要がある
こうした検討プロセスを経ずに求めるがままに武器を投下し続けるのは無責任では、ということを言っています
出口戦略を作れていないのはそうかもしれないが、ロシアの目標がドニエストルに続く国土の占領が最低ラインで、恐らくそれを達成したら全土侵略というのが確実という現状では、抵抗する以外のことしか今は無いでしょう。
そして欧米の支援はウクライナの主権を守るためが第一義であって、核兵器を使用するかもしれないから支援をやめるというのは本末転倒に思います。
ロシアもウクライナも今の状態では停戦できない(ロシアは失脚の危機、ウクライナにとっては今や生存競争)。お互いに余力を残している状態で出口を模索できる類の戦闘ではなくなっている。確かに核兵器使用の可能性はウクライナ優位なるほど上がる変数だが、お互いに停戦できる材料が現状無い以上はウクライナにとって「亡国に繋がる東南部の占領」という機会損失との天秤で測るしかないし、その可能性をどうとるのかは、支援者である欧米ではなくウクライナ自身であると考えます。
その欧米の姿勢を無責任と見るかで意見が分かれるかもしれませんが、今戦争が一方的な侵略で、ロシアが聞く耳を持っておらず、ウクライナにとっての生存競争になっている現状では、できることはこれ以上ないだろうと思います(少なくとも電話会談でロシアと接触はしている)。
氏の主張は理解したよ
まあおそらくここは価値観や見積もりの違いだろう
非同盟国である第三国の主権を保護するために他の第三国との緊張をどこまで高めるか、という点につきるね
とはいえ、冷静に互いの認識を合わせる良い議論ができたよ
感謝感謝
その論は突き詰めれば、小国は大国の言うことを聞け、というそれこそロシアと中国の言説と同じです。現状で「検討」をしろというのは、米英という大国はウクライナは東部・南部を捨てろ、と説得しろと言っているのと変わりません。
そして何か勘違いなさっているようにも思えますが、殴ってきたのはロシアからですからね。何か西側で「検討」すればロシアはあきらめて停戦に応じる、わけないですし、ABC兵器を使うかどうかも向こうが判断すること。西側が支援しなけりゃ使わないなんていう保証は全くないですから。
仮にロシアが「まともな」停戦条件案を提示していたら話は別でしょうけど、少なくともそんな話は私は聞いていません。そしたら武力侵攻に一貫して反対という姿勢を示すためにも、兵器は供与は継続すべきでしょう。
元記事を読んでなかったのですが、元記事によるとゼレンスキー大統領は「必要な武器を送ってくれれば我々は領土をすぐに奪還できる。何年とかはかからない」と言ってますね。すごい自信ですが勝算があって言っているのでしょう。
最近活発に重装備が送られているのはロシアの今の攻勢を防ぐためだと思っていましたが、いつからか「領土奪還のため=反転攻勢のため」となっていたのですね。今の攻勢は耐えられるという手ごたえがあるのでしょうか。
NATOの将来に関わるフランス大統領選挙の速報が出ました。
こちらの時間で午後7時の開票でしたが、7時2分すぎにはマクロン氏の勝利が確定しました。
毎回のことながら、どうやってこんなに速く分かるのか不思議です。
これから多少数字が動くかもしれませんが、58%の得票率でした。
モロッコから融通したカエサルの供与もこれで順調に運びます。
ウクライナ軍にはぜひとも有効活用してもらって、失地回復に繋げてほしいと思います。
とにかく、製鉄所のシェルター内に閉じ込めているプーチンハエをたたきつぶせ。待っていろよ。プッチン
国際法上は今年の2月24日以降の侵攻より前にロシアが武力で占領したクリミヤ半島もドンバス地域もウクライナに正当な権利がありますが、それらを欧米からの武器援助によって武力で取り返そうとすると、追い詰められたプーチンが核兵器を使用する危険があり、親ロシア派過激民族主義的住民も戦闘を止めず、収拾がつかなくなります。そうなればウクライナの民衆にとっても不幸だし第三次世界大戦になれば人類にとって大惨事だし、そこまで行かなくても穀倉地帯での戦闘で小麦価格高騰し貧困国では飢餓が起きます。また、どさくさに紛れて北朝鮮が小型水爆とICBMを完成させると日本が毎年何兆円(下手をすると何十兆円)も北朝鮮に脅し取られる危険があります。
2月24日より前にロシアが武力で占領したクリミヤ半島やドンバス地域は50年以内に国際監視の住民投票で帰属を決める事にして当面はロシアの占領を容認して停戦して欲しいです。
ロシアがその程度で納得して停戦するとでも?
今回の戦争は、現状のウクライナ政権の転覆であり良くてドニエプル川東側の占領、最悪全土占領が目的ですから、
>2月24日より前にロシアが武力で占領したクリミヤ半島やドンバス地域は50年以内に国際監視の住民投票で帰属を決める事にして当面はロシアの占領を容認して停戦
するわけないでしょ。
勘違いしちゃいけないのは、もうとっくのとうに収集なんてついてないです。
どうなるかわかりませんが、ブチャ発覚後の現在ではロシア占領地を残したままの停戦は、可能性が激減したと思います。
核攻撃の懸念は当然ウクライナも充分に承知していますから、その上で彼らがクリミア含む全占領地の奪還を選ぶのであれば、西側諸国はそれを支援するしかないかと。
主権国家の決断は尊重されるべきです。