フィンランド国防省は9日「韓国で余剰となったK9×112両を総額5億4,680万ユーロで調達する契約を締結した」と発表、これでフィンランド陸軍のK9保有数は208両に増加し、NATO加盟国においてポーランド(600両以上を調達予定)、トルコ(280両以上を調達予定)に次ぐK9運用国になった。
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スペインもK9ベースの新型自走砲を選択したためNATO加盟国のK9採用は6カ国に広がっている
フィンランドは韓国陸軍が使用していたK9×48両を購入するため1億4,600万ユーロの契約を2017年2月に締結、この契約には追加調達のオプションが設定されており、これを行使して2021年10月に10両、2022年11月に38両を追加調達したため、フィンランド陸軍のK9保有数は96両に増加していたが、フィンランド国防省は9日「韓国陸軍で余剰となったK9×112両、スペアパーツ、特殊工具、試験装置を総額5億4,680万ユーロで調達する契約を締結した」と発表。

出典:Puolustusvoimat
アンティ・ハッカネン国防相も「この調達によってフィンランド陸軍の砲兵能力を費用対効果の高い形で大幅に向上させることができる」「本件は国防報告書に明記された10年にわたる陸軍近代化計画の一環だ」「同時にフィンランドと大韓民国の国防当局間における緊密な協力関係を強く示すものだ」と述べ、今回取得する中古K9も国内でフィンランド陸軍仕様=K9 FINに改修されて実戦配備される予定らしい。
フィンランド国防省もプレスリリースの中で「これまでにフィンランドは計96両のK9を取得した」と言及しているため、フィンランド陸軍のK9保有数は今回の二次契約によって208両まで増加し、NATO加盟国においてポーランド(K9A1+K9PLを合わせて600両以上を調達予定)、トルコ(国産のサブシステムを採用したK9ベースの自走砲=T-155I/IIを合わせて280両以上を調達予定)に次ぐK9運用国となった。

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韓国の防衛事業庁はフィンランドとの二次契約について「フィンランド軍でK9を運用した結果に基づいて決定された」「酷寒や大雪などの影響を受ける北欧の地形でもK9の機動性と火力が発揮されていることを示している」と説明し、韓国メディアも「またK9が売れた」「ロシアと国境を接するNATO加盟国でK9ベルトが形成された」「自走砲の世界シェアで1位だ」と報じており、スペインもK9ベースの新型自走砲を選択したためNATO加盟国のK9採用は6カ国に広がっている。
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ロシア国境のNATO加盟国に、K9が広がっているのは凄いなあと。
アメリカのNATO脱退も公然と言われており、米欧の溝は深刻ですからね。
NATO30か国大使が4月中旬『日本詣してアメリカの対処を学びに来る』なんて冗談みたいな話しがでてますからね。
フィンランドは、ロシアとの国境線が非常に長い訳ですからドンドン兵器を購入して、防衛力を高めて保険かけるしかないでしょう。