ポーランドはNATO加盟国として初めて「バイラクタルTB2」導入契約を締結して世界中から注目を集めたが、現地メディアのDefence24は「TB2導入」についてマリウス・ブラスザック国防相に直接取材を行い興味深い記事を掲載している。
TB2の実力は多層防空システムが存在しない戦場でしか実証されていないという批判に応えるブラスザック国防相
ポーランドは先月末にトルコ製UAV「バイラクタルTB2」を計24機導入する契約(推定2.6億ドル)を締結、同国のマリウス・ブラスザック国防相はTB2について「実戦で能力が証明されたTB2は潜在的な侵略者を抑止するのに役立つ」と評価したため世界中から注目を集めたが、現地メディアのDefence24はブラスザック国防相にTB2導入経緯や多層防空システムの存在しない戦場でのみ実証されたTB2の実力について直接疑問をぶつけており非常に興味深い。
まずブラスザック国防相は国内にUAVの開発基盤や企業があるにも関わらずTB2導入に踏み切った経緯について「我々が武装可能で高度なセンサーと長時間の滞空能力を備えた無人機を今直ぐ必要としており、この種の兵器システムを直ぐに国内から調達することが出来なかった」と説明したが、トルコがポーランドに提示した取引内容も素晴らしかったらしい。
TB2が使用するシステムとポーランド軍が使用する情報システムの互換性は完璧で独自のカスタムオーダー(EO/IRセンサーとレーザー計測・照準装置で構成された標準仕様に合成開口レーダーを追加)にもトルコ側は100%対応してくれたとブラスザック国防相は語っており、初号機引き渡しも2022年に開始されるという素早さ(2024年までに24機全てが引き渡される予定)で「性能や運用面での実績に加え調達にかかる時間を考慮するとTB2以上の選択肢は無かった」とまで称賛しているが、恐らくこれは米国の対外有償軍事援助(FMS)と比較した場合の話なのだろう。
NATO加盟国のポーランドが導入できる武装可能で高度なセンサーと長時間の滞空能力を備えた無人機となると米国のMQ-9かトルコのTB2の二択になるのだが、MQ-9を調達するには複雑で時間のかかるFMSの手続きが必要で今年契約→来年引き渡しなど到底望めない上、1機あたりの導入コストが1億ドルを超えるなど気軽に手を出せる装備品ではない。
それでもMQ-9が圧倒的に性能で優れていれば選択肢に入るのだが無人機にとって非常に重要な滞空能力はほぼ互角(MQ-9/27時間とTB2/26時間)で、MQ-9よりも巡航速度が遅いTB2のカバーできる監視・交戦範囲はMQ-9の1/5に過ぎないが10倍以上の価格差を考えると大きなデメリットとは映らず、ウォール・ストリート・ジャーナル紙はTB2について「圧倒的に安価で実用性も信頼性も高いTB2は20世紀の戦争を変えたカラシニコフのAK-47を彷彿とさせる」と称賛している。
要するに契約手続きが簡単で調達コストも安く、購入国独自の要求に応じながら素早い引き渡しを叶えてくれるTB2は無人機にとって重要な滞空能力も優れているので「TB2以上の選択肢は無い」と評価も理解できてしまう。
次にDefence24は「TB2の実力は多層防空システムが存在しない戦場でしか実証されていないと批判されているが、これをどのように受け止めているのか?」と質問、これに対してブラスザック国防相は「この手の批判は事実に基づいていない」と一蹴している。
彼の主張によればTB2のような無人機はロシアと国境を接するNATO東部で重要な抑止力として認識されており、この種の兵器システムは装甲車輌や防空システムを直接破壊することも出来るが最も重要なのは搭載されたセンサーによる情報収集で戦場認識力の拡張に欠かせない価値があると主張、さらにTB2は単独で作動するのではなくポーランド軍が保有する他の軍事資産(F-35Aやパトリオットなど)と連携して相乗効果を発揮することを前提に運用すると説明しているのが興味深い。
結局のところ開発が進められている無人戦闘機や無人攻撃機とは異なり、MQ-9やTB2は情報収集・監視・偵察(ISR)としての運用が基本で「追加のISR機器を搭載するハードポイントに武器を携行することも可能」というだけなのだから敢えて多層防空システムで厳重に守られた空域に飛び込む必要はなく、外側からEO/IRセンサーを駆使して目標の位置さえ特定できれば攻撃手段は他に幾らでもある。
とにかくMQ-9やTB2のような無人機は戦闘機や防空システムがあれば活躍できないというシンプルな発想で推し測れるほど単純ではなく、パイロットを失うリスクがなく有人機特有の制限もない無人機が攻撃面以外で担う任務は沢山(自走砲やロケット砲などの攻撃に必要な目標の検出や観測任務、戦術通信の中継任務、メッシュセンサー構築任務、有人機に難しい24時間を超える長時間飛行任務、ハードポイントを活用した電子妨害任務、有人戦闘機による任務の支援など)あるので「滞空能力に秀でて武装可能な無人機は攻撃ばかりが能ではない」とブラスザック国防相は言いたいのかもしれない。
トルコもバイラクタルTB2やアンカSなどのUAVは有人戦闘機が担ってきた地上目標に対するピンポイント攻撃を肩代わりすることが可能だが「これらのミッションには航空優勢が欠かせない」と言ってるので多層防空システムが存在する戦場でTB2が役に立たないのではなく運用方法自体が間違っているという意味だ。
関連記事:ポーランド国防相、実戦で能力が証明された「バイラクタルTB2」24機購入を正式発表
関連記事:トルコ、バイラクタルTB2などのUAVが効果を発揮するには航空優勢が必要
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※アイキャッチ画像の出典:baykarsavunma
>最も重要なのは搭載されたセンサーによる情報収集で戦場認識力の拡張に欠かせない価値がある
根拠不明の謎のドローン万能論を主張する人もいるけれども、やはり一番の価値はこれなのだろうなと。
無理に重武装化するよりも、センサーとシューターを分けて、安値な野砲や他の搭載量の多い航空機からの攻撃したほうが攻撃力を発揮できるだろうし。
ありとあらゆるUAVを作ってるアメリカもリーパー以外の攻撃型は廃止か非武装に転換してますからね。
で、リーパーはCIAが空軍を使って運用してるから切りたくても切れないという。
それこそ要人暗殺等の費用対効果が高い割に合う目標を攻撃するとき以外は、たかだか数十kg~数百kgの武装を積むよりもその分燃料に回してセンサーに徹したほうが戦果が上がりそうですしね。
射程が届くならば、M109やM777で無数の砲弾を叩きこんだ方が遥かに安値で高火力だろうし、火砲が届かない場合には大量の誘導爆弾を積めるF-15EやB-1Bがあるし。
偵察屋が一番危険なのは友人でも無人でも、或いは陸海空どの戦場でも変わらんし
安くすぐ手に入る偵察機としての価値は充分以上にありそうだね
ただ、懐疑論を呈する側の意見にも納得するところではあるけど
「多層防空システム」が存在する環境で実際にどのように使えば有効かって言う研究抜きには語れないし、それはまだ開拓の余地が多分にあるだろうから
兵士の命を安価な消耗品とは出来かねる時代ですから、強行偵察が求められる状況では偵察能力の高い無人機の価値は高くなる一方だろうと思います。
帰還できれば繰り返し使用できそれが安価であれば損耗を気にせず高リスクの任務に投入できます。
更に高性能な機材、逆に使い捨てを前提にした機材とか、情報収集側も多層化していくのかも知れません。
>最も重要なのは搭載されたセンサーによる情報収集で戦場認識力の拡張
>MQ-9やTB2は情報収集・監視・偵察(ISR)としての運用が基本
>「滞空能力に秀でて武装可能な無人機は攻撃ばかりが能ではない」とブラスザック国防相は言いたいのかもしれない
>有人戦闘機が担ってきた地上目標に対するピンポイント攻撃を肩代わりすることが可能だが「これらのミッションには航空優勢が欠かせない」
私は全く同意見ですね。
> 外側からEO/IRセンサーを駆使して目標の位置さえ特定できれば攻撃手段は他に幾らでもある。
納得のいく理屈ではある
安くてすぐ手に入る上に運用側の人は死なないのが最大の利点だな
そうはいっても、その運用方法でも安易に投入すれば鴨撃ちになるだけだろうから、戦術研究とか演習は欠かせないだろうけども
結局空から見て情報得たほうが早いよね、なんならその時攻撃もしたら一石二鳥だよねという1次大戦からの教訓に繋がっていく希ガス。それが無人で安く出来るようになったのが凄いんだけどさ。
多層防空システムが敵に有るからこそ無人機が必要ですよね。
有人機(ヘリとかも)落とされたほうか大損害だしな
偵察用に飛ばしとくのには値段とのバランスがいい
多層防空システムも無尽蔵に迎撃ができるものではないですから、空を埋め尽くすかのような偵察ドローンの襲来、飽和偵察みたいなことも可能でしょうね。デコイも混ぜればさらにお得。
貴重なパイロットをリスクの高い偵察とかCASに投入しなくて済むのは何よりのメリットだな
アメリカ軍もそういう目的で偵察UAVを充実させてるのが、アメリカ軍の予算感覚で作った結果、アメリカ軍すら含めた全ての組織に
「そんな高級品気安く使えるかボケ!」
と言われてるのがなんとも業が深い・・・
一見至極まともな意見だが、人命を尊ぶ軍隊など果たしてあるのだろうか。
有人偵察のウェートが下がることはあっても、無くなることはないだろう。
人命を尊ぶ軍隊はレアかもしれないが、
人的資源を重視する軍隊はいくらでもある。
むしろ現代においてはそうでない軍隊が稀有。
実際軍人の命は重いよ。イスラエルはたった数人のためにレバノンに侵攻したし、アメリカも中東での軍人の死に耐えられないからPMCを使い倒してる。
多層的な防空システムであってもステルス有人機やデコイなど使用して穴を開ける事も可能だしな
戦場全域に高度な防空体制を敷く事もまた不可能
戦争は一対一のガチンコじゃないんだから複合的な運用、弱いところから切り崩すなど知恵を絞っての運用次第だわな
アゼルバイジャンも弱いところ狙ったり囮を多用して勝ってるし、単純にドローンと防空システムの優劣の話ではない
値段がMQ9より10分の1以下って凄いよな。
これほど安いなら日本もTB2を30-40機ぐらい買って、陸空海でそれぞれ個別に運用させるべき。
只でさえUAV導入遅れてるんだから、とりあえず運用してみないと各種の指針すら作れない。
これ日本で買ったら使えないゴミになるぞ
見通し線内でしか活動できないから南西諸島では使用不可だし飛行場間の自力移動すらできない
飛行場がいらないFFRSのほうがまだ運用しやすい
衛星通信対応の奴があるから心配せんでも大丈夫
tb2sは当然価格上がるだろうけどな
いくらになるかは知らんけど、計画がぶち上げられてる傍で全然話題に上らないあたり
肝心のコスパが相当悪くなってるんじゃないかと推察するが
軍オタって無人機嫌いなクセにFFOS/FFRSは何故か大好きなんだよな
ご本尊の防衛省ですら役立たずだからさっさと用廃決定したのに
>軍オタって無人機嫌いなクセに
????
軍オタとやらがFFRSを好きなら、軍オタとやらは無人機が嫌いではないってことやろ。
言語障碍者か何かなのか?
多分3、40機のバイラクタルを運用する人員と施設のキャパシティが足りないと思う
安いと言っても1機5億、衛星通信対応のは7.5億、ユニット1式で12,3億するので、受け入れ拠点の整備と人員揃える分の費用も考えるとそんなにたくさん入れるのは厳しいんじゃないかなぁ
あ、別に入れるなって言ってるわけじゃないからね;
今スキャンイーグル入れてる最中だからそっちと予算で食い合いそうなのもなぁってのも気がかり
落ちてもあまり惜しくないしなんなら相手の対空ミサイルの方が高い場合すらあって消耗も出来る。
もちろん生存してればデータも収集して軽い武装も出来る
こんなのが流行らない訳が無いんだな
ポーランドは平和ボケドイツとは違って驚異に対する現実的な方策を考えているな
平和ボケなら日本もだけどね。
どちらも第二次世界大戦の敗戦国というのは偶然ではありませんね。敗れ、牙を抜かれるとはこういうことなのだと思います。
単に東西分断がポーランドに移動しただけでしょ
少しは冷戦期の勉強しろよな
無人機を前線に配備するだけで、相手方に先進国並みの複層防空コンプレックスと有人制空戦闘機を用いた航空優勢維持を強いるってだけでも十分かと
これを安価な無人機で達成できるんだから財政的には超優秀。将来的にはトルコが空母に乗っけようとしてる垂直離着陸モデルも飛行場を確保できない前線陣地向けの偵察機兼近接航空支援機として配備する世界線もあるんじゃないかなって
空軍向けと言うより陸軍や海兵隊向けの装備なのかもね
ほんと毎日毎日、同じような無人機の話ばかりだね。
もしかして無人機以外取り上げる話題がないの?
それともネタ切れ?
話題が無いなら無理に更新せんでもいいのよ?
嫌なら一週間に一度見に来るとか他のサイトやニュースで情報を見るとか色々あるじゃん
俺は毎日3つぐらいあげてくれている管理人に感謝しているし無人機の話題も運用含めて知りたい
今無人機がトレンドでこれほど記事にしなければならないものはないのに飽きたから別の話題がいいとか‥
ネタギレ?とか失礼すぎるだろ
誰に文句いってるのやら
世界の軍の現実が無人化という方向性で動いてるんだから、そういう情報量が増えてるのは当たり前でしょう
自分好みの話題は自分で拾えばいい
最近見た限り、これが最低の書き込みだと認定しとく
何様?
いや誰がどう見ても無人機が国防・軍事界のトレンドなんだから
ニューストピックを追い掛けるのは当然だろ何言ってんだ
これが読者様ですか
時々出没するんだよねぇこういう読者様が・・・。
まっ、いちいち気にしてても仕方がない。
それよりも話は変わるがこういう無人兵器が次々に出て来ると今度はco2を排出しないクリーンでエコロジーな兵器が台頭、トレンド化しそうだよね。(笑)
無理にコメントしなくて良いんですよ
ドローンの台頭で偵察ヘリと対戦車ヘリはほとんど姿を消すだろうね。陸自のコブラ後継の話が全然進まなかったのはこの大ドローン時代を先読みしてのことだったのか、それともなんかたまたま噛み合ったのか…
>大ドローン時代を先読みしてのことだったのか
もしそうならとっくの昔に武装ドローン導入してる
そうじゃないってことは単に大人の事情でグダっただけ
対戦車ヘリのポジションは今のUAVじゃまだ無理じゃないかなぁ
有人ヘリと違って、作戦目標と自身への脅威を認識して適切に判断して行動するってのが主に無理
その辺はまだ未来の技術というか、実現するには強いAIが必要になると考えられるのでそもそも実現の目処すらまだ立ってないレベル
程度としては、商用核は融合発電や汎用量子コンピュータと同じ次元で語られるくらいの難易度
もしくは、アメリカ製高級UAVもビックリの高級機を作ればワンチャンあるかもしれんけど、実現可能なだけで置き換えにはならんわな
当面は中国が開発してるという有人攻撃ヘリとセンサードローンとの連携運用が現実的でしょうかね。
攻撃ヘリの生残性を高め現状のAI技術レベルで実現可能なシステムですし。
> 作戦目標と自身への脅威を認識して適切に判断して行動する
そこは遠隔で人がやればいいのでは?
そうすると、高価な衛星通信機器を載せるか、中・高高度を飛ばないといけなくなる
前者の場合は超高級機化して、後者の場合は存在価値自体がなくなる
ミサイル先進国の日本には無人機時代を先取りした96式MPMSってもんが既にあった。
だがそれに予算投じる余裕もなければ、1基80億のロングボウの欠陥を妥協してまで全国配備する余裕もなかった。
OH1でミサイルキャリアー案もそもそものOH1に難ありで実現しなかった。
まずはヘリ団の勢力維持が先で時点で西部、中部の輸送ヘリ部隊増勢だろうと輸送ヘリを必死に調達し続けたのであった。
アメリカが25年前に偵察ヘリの代わりになるUAVを開発して、それはUAV同士が通信して見通し線の先を偵察できるものだった。そして、20年前のイラク戦争に各種UAVを投入してる。その戦訓で作ったUAVをアフガン、シリアに。今はアフガンの改良型もでてきてる。(流れは、攻撃ヘリによるスタンドオフ攻撃かハイマースによるスタンドオフ攻撃か。)
でも、アメリカは次世代有人偵察ヘリを作ってる。それが自衛隊のお手本の戦訓か。
また、ヘリの場合、一社に委託するとヨーロッパメーカーにことごとく潰されてる。
素朴な疑問だけど、地上からの指令で動くから200kmくらいしか行動範囲を確保できない、衛星通信を使うからくそコストが高くなる
まではわかるけど、上空で指令役になるUAVとそこから指示されるUAVっていうシステムはないのかね?
要は既存のAWACSと前線の航空機の関係性がUAVで成立しないのかなという
結局、人工衛星だろうがAWACS的なUAVだろうが戦場でネットワークを構築するようなシステムは高く作ってことなのかな?
そういうコンセプトはある.日本もi3Fのときからネットワーク化の話出てるし,AirbusなんかもYouTubeにそういう動画出してる
近未来にはそうなるだろうね
アメリカのハンターに衛星用周波数で、ハンター同士を繋いで、指揮車へ繋ぐ機能があったので、後継機のスキャンイーグル、その後継機のシャドーにもあるとおもられる。ただ、日本のFFRSもそこらでつまづいてると思われるので、全天候対応とか信頼性が高いとかではないのかもしれない。
大国小軍の日本こそ無人機を使った効率的な国防を目指すべきなのに何だかなぁ・・・
素人がバックネット裏から革新的な戦術についてのヤジを飛ばしてる時、それは大抵既に考慮の上却下されているもんだ
逆になぜそれらが強力に進められないか考えた方が有益では?
少なくとも「素人より無能」とか「見識が狭い」とかは排除できるだけ有益なアプローチだと思う
うんうん、分析するのは自分を鍛える意味でもいいよね
「無人機を使った効率的な国防」ってのが国ごとに条件が異なりそうなのと、そもそも本邦の事情に合った効率的な国防が可能な無人機があるのか、という辺りは考えてみてもいいと思う
意外と無人機をがっつり導入しようとすると周辺機器とか受け入れ態勢の方の出費が嵩みそうなのよね・・・
日本の防衛戦術への適合性を無視した底の浅い見解は端から問題外ですね。
憲法上専守防衛は国是なわけでそれを大きく超える軍備は望んでもできません。
だからこそガラパゴス化と揶揄されるほど特化偏重した戦術/装備を整えてきたんで、それを頭から無視した批判や考察は傾聴に値しない。
UAVの開発・導入・運用についても同じことですね。
様々なレベルの偵察/監視型UAVの導入は戦術ネットワークの高度化に当って必須要素になり得、防衛省もその方向で試験・評価・研究を進めています。
UAVの大々的導入が進んでいない、或いは攻撃型UAVの開発や導入が進まないから防衛省は駄目という短絡的批判は的外れと思います。
広大な領海と領空を持つ日本の国防に合った効率的な無人機ならやはり航続距離と滞空時間が長くミサイルや爆弾、魚雷を搭載可能な大型無人機がベストってところだね。
出来ればコストも安ければ尚のこと良いかと。
売りまくって敵対国に対策とられたらどうするのか?と思っていたが
囮がある以上、何層の防空システムでも無理では?
うーむ・・・トルコやポーランドと違って四方八方広大な領海と領空に囲まれた日本が仮にTB2を導入するとしたら運用方法はどうなるんだろうかね?
予め上陸が予想されそうな沖縄とかの地点に配備しといて無人機から得られたセンサーを通じて他の火力群と連携して沖縄本島に侵攻してきた上陸部隊の戦車やら部隊を叩く
まぁ上陸してくる時点で航空戦力や海上戦力が壊滅してると思うから速攻で敵国に破壊されると思うけど
そう考えるとロシアのS400みたいな地対空ミサイルがクソほしくなってくるね
あれがあれば相手の航空戦力にプレッシャーを与えてなおかつ多重防御陣地形成できるのに‥
結論から言うと行動半径が長い無人機があればいいけどクソ高いし行動半径が短い無人機導入するよりも今の日本には上陸を抑止出来るS400みたい射程の長い移動式の地対空ミサイルとか射程の長い地対艦ミサイルを導入優先したほうがいいと思う
戦場認識能力拡張のために無人機使う前に基礎となる部分底上げしないとダメだ
>まぁ上陸してくる時点で航空戦力や海上戦力が壊滅してると思う
状況次第だけど完全な安全を確保するまで上陸してこないかと言えばそんなことはないし(そのための強襲揚陸艦だし)
戦域で有効に動けるユニットの上限より日中両国とも保持する戦力は大きいから、一時的に劣勢になって揚陸を許してもそのあと押し返す可能性は十分ある
というか、自衛隊は割と普通にそういう想定なような
「もし上陸されたらこうやって反撃します」のポンチ絵見たことある
とりあえずコブラの穴埋めかな
あの骨董品じゃろくな対地支援できないし
コブラもだが同時進行で対地ミサイルも充実させないと。
後は安全保障関連の憲法改正だね。
この分野は進展が著しいから、常に動向をチェックしとかないと、国情に合わないだの使えないだのの現状がいつひっくり返るか判らんよ
コロナと同じで、自分だけは大丈夫だのいってる人がいちばん信用ならないから
あんまり本編とは関係ないが、AK-47を彷彿とさせると言うのは違和感感じる。作った国や大国ですらコントロールができず、バカにでも使え貧乏なテロリストにも広く行き渡る頑丈な武器がAk-47。
ある程度の環境と安いレベルとは言えかなりの予算が必要で、大国が本気出してあらゆる手段を使えば使えなくすることは現実的なバイラクタルは違うと思うんだよな。
どうでもいいけど、AK-47って世界で出回ってるのは大半が中国がコピーしたやつのコピー品で、カラシニコフ社の利益には全くなってないってカラシニコフのおっちゃんがぼやいてた
どうせ安いんだから、日本も数機買っちゃえばいいのに。本命の米国機のFMSへの価格圧力にもなるし。
現状ではそういうことができる立場じゃないってことですね。残念ながら。
地対空のSAMシステムでは分が悪そう
次はAAM積んだ哨戒機やドローン狩りの滞空型ドローン 来るか
何がうらやましいって、とある装備の導入理由について戦術の面から「こうではないか?」と提示できるマスコミがいて、
「XXの理由からこうではない。だから〇〇を選択した」っていう議論ができるマスコミと防衛相