中国は今日から7日まで台湾島を取り囲むように軍事演習を開始する予定で、台湾側は「もし中国が演習期間を延長すれば台湾は海上封鎖された状態に陥る」と懸念している。
仮に台湾の海上封鎖が長期化しても台湾海峡危機のように軍事力で中国を引き下がらせることは難しい
中国人民解放軍のペロシ米下院議長の台湾訪問を受けて「台湾島を取り囲むように設定した演習空海域(計6ヶ所)」を発表、この演習計画の注目すべきポイントは「中央線より東側に5つの演習空海域が設定されている」点と「台湾島の南東に設定された演習空海海域が台湾の領海に食い込んでいる」点で、中国政府は「中央線自体の否定」や「台湾は中国の一部である=台湾の領海も領空も中国のもの」と改めて世界に示した格好だ。
PLA live-fire drills in 6 zones surrounding Taiwan. Basically the entire island of Taiwan has been blocked.
Red area: military drill zone in 2022
Grey area: military drill zone in 1996 pic.twitter.com/pTytLIRdUB— 彩云香江 (@louischeung_hk) August 3, 2022
これについて中国の軍事アナリストは「大陸からフィリピン海の演習海域に向けてミサイルを発射すれば『台湾上空をミサイルが通過する前例のない演習』になり、さらに今回の演習海域は台湾の主要な港や航路を塞ぐ形で設定されているため『中国人民解放軍には海上封鎖による台湾問題の解決能力がある』と見せつけている」と指摘、台湾側も「今回の演習海域は台湾を完全に封鎖するための予行演習で、もし中国が演習期間を延長すれば台湾は海上封鎖された状態に陥る」と懸念している。
現在の中国人民解放軍はA2/AD戦略への膨大な投資によって1996年の台湾海峡危機とは比較にならないほど強化されており、台湾に近い海域に展開している米海軍の戦力(空母ロナルド・レーガン、強襲揚陸艦トリポリやアメリカなど)程度では中国を軍事的に引き下がらせることは難しく、もし演習という名目で擬似的な海上封鎖が長期化すると「中国との戦争を覚悟した上での軍事的打開策」か「中国側に譲歩する形での外交的打開策」の2択になるだろう。
中国人民解放軍の演習が発表通り4日間(4日午後12時~7日午後12時までなので実質的には72時間)で終われば良いのだが、台湾上空をミサイルが通過したり、台湾の領海に食い込んでいる海域で軍事衝突が発生すれば何が起こっても不思議ではなく、もし中国が演習期間の延長や追加で台湾への擬似的な封鎖を続ければ、、、そんな事にはならないと信じたい。
因みに台湾側は演習空海域を避けた空路や航路を設定すると発表しているが、中国側が演習空海域を追加して妨害している可能性もあるため楽観視できない。
関連記事:米下院議長が台湾に到着、中国は台湾を取り囲むように設定した演習を発表
※アイキャッチ画像の出典:军迷天下のスクリーンショット
中国経済が大変な時に、さらに国力を消耗させるんだからありがたい。
面白いからもっと怒らせてみようぜw
限られた戦力で全方位作戦を行うのは無謀だと、ロシアから学ばなかったのでしょうかね?
海上封鎖作戦はたしかに見栄えはしますが、1か所でも突破されたら意味はありません。
日米台が戦力を集中して突破・各個撃破を図れば、分散された中国海軍なんてひとたまりもないと思いますが、
これは実戦を想定していないデモンストレーションに過ぎないから出来る話なんでしょうね。
まさか本番もこれで行くつもりなのでしょうか?
中国をもっと怒らしたらアメリカ・台湾も国力を消耗するけどね。
あと、中国としては台湾封鎖だけの方が中国の国力は消耗しないので、今後は台湾封鎖も増やしていくと思う。
そもそも公海上なので封鎖なんて出来ませんよ。
海上封鎖だとアピールしてる最中、民間船に横切られたら恥の上塗りですよ。
中国軍は演習空海域への立ち入りを禁止にしていますので、民間の船や航空機は演習空海域を避けて通る必要があります。
台湾への圧力は従来より大きくなりますし、台湾封鎖の訓練・演習は今回だけでなく今後も行うかもしれません。
そう言うリスクの高い航海しようとすると保険会社が保険適用させなくなるから民間船は絶対避けるのよね
まさにその通りで、今回ペロシは墓穴掘ったという論調のメディアもありますが、
墓穴を掘ったのは経済の不調が始まった上に、ペロシが訪台する度に膨大なリソースを費やして台湾を包囲して演習をしなければならなくなった中国側で、そこをバイデンが認識してるかどうかになります。
バイデンが「ペロシが勝手にあんな事するから騒動が大きくなってしまった。言わんこっちゃない」と解釈したら西側は墓穴掘った格好になります。
まさにセンスの無いバイデンに対してセンスを問われている局面です。
日本で言えば海部や中曽根のように名誉や勲章が欲しいから国のトップにはなりたいが、トップとして国をどうしたいかというビジョンなんか無く、事なかれ主義丸出しの小物である本人は「言わんこっちゃない」と責任をなすりつけるタイプでしょうが、米軍等、その取り巻きがきちんとバイデンに「こっちが有利になった」という事を説明できる可能性はあると思います。
ロシアのウクライナ侵攻が、予定通り一週間ぐらいで終わってれば、こういうオペレーションで台湾侵攻を期してたのかな?
拡大を志向し続ける帝国は、いずれ、風船が破裂するか、内部崩壊で自滅するかの2択しかないだろうと思うが、(大元しかり、大英帝国しかり、ナチスドイツしかり、ソ連しかり、大日本帝国しかり・・)、現代中国にもついにその時が来るのかな・・?
ことを起こせば、今すぐとは言わずとも、破裂か内部崩壊の走りにはなるだろうし・・。
台湾侵攻は、チベットや東トルキスタンみたいにはいかないだろうが・・、どうなるかな・・?
台湾にしろ日本にしろ、島国への侵攻は高コストな反面、実行に移すことができるだけの戦力があるのなら陸上国への侵攻より容易ですからね
なにせ周囲が海なのでウクライナのようにいくら陸上で防衛線を築いたところで簡単に迂回され、必要な兵器弾薬も戦闘機や対艦ミサイルなど高コストなものばかりな上、他国からの安全な物資支援ルートもないので、明確な同盟国や自国を戦略的重要視している国以外からの支援も望めませんし
ロシア軍はウクライナ侵攻前の予想よりはるかに弱かったものの、そんなロシア軍に対してさえ西側が大規模支援しても遅滞戦闘が精いっぱいで、経済制裁も抜け道だかけという現状を見て、中国の国力や経済制裁のしにくさを考慮すると、むしろ中国上層部が予想していたよりも侵攻ハードルが低いと考えた可能性は否定できないかと
台湾は墓穴掘りたいのかな。
国家内戦の末路は敗北側が降伏認めて吸収されるか、他国亡命するか、故国の届かない遠き地で再建国するかだが、中国の鼻先距離にある台湾が、独立?
包囲演習みたらわかるだろアメリカが介入しようが台湾壊滅は確実。
アメリカもそこまで言うんだったら台湾人亡命受け入れるか、カリフォルニアあたりに島やって自治国家に収めるか責任取ったら?
日本含めどこも台湾の犠牲をダシにおいしい汁吸いたいようにしかみえない。
なぜ蔡はまだ外患誘致罪で銃刹刑に処されてないのか不思議で仕方がない。
台湾は民進党、国民党ともに独立は主張していませんよ。
あくまで「1国2制度」を守ったまま、現状維持を続けていきたいというの台湾国民の総意でもあります。
中国にとっても台湾にとっても現状維持が一番メリットが大きいからです。
ただ、1国2制度のままでも、台湾が他国の上層部に会うことは自由なはずですし、
よほど重大な外交決定がなされたわけでもないのに中国が過剰に反応するのは、1国2制度という建前を自ら危うくする行為だと思うのですけどね。
香港への対応を見れば分かる通り、中国共産党指導部による一党独裁体制を民主化によって脅かしかねない一国二制度の解消が周近平政権の既定方針ですよ。
国民に対し天安門事件を無かったことにしようとする等、民主化活動の芽を潰すことに非常に熱心です。その意味で、米政府と関係強化を志向する民主的台湾政府の存続も将来的脅威という認識なんでしょう。
台湾武力制圧を決断する一線は、台湾独立へ向けた兆候が表面化した時点かと推測します。今回のペレス下院議長訪台はそう疑うだけの事案だったのかと。今回の大規模演習は米政府に対する「台湾に手を出すな」という過剰なまでのメッセージと思います。
「1国2制度」ではなく「一つの中国」ではないでしょうか?
中国は台湾問題(中国では両岸問題)を認めていますね。
だから「一つの中国」原則を主張しており、アメリカは「一つの中国」政策を実施しております。
今回のペロシ氏訪台でアメリカの「一つの中国」政策が今後どうなるか分かりません。
バイデン大統領はペロシ氏を止められませんでしたし、中国は「一つの中国」が有名無実になることを恐れています。
投稿者「みくす」の中国マンセーもおかしいし、投稿者「名無しさん」のコメントも間違いがある。
台湾は国共内戦当時から中国共産党の施政下に入ったことがない。つまり「一国二制度」ではありません。
国連から脱退して、日米の筆頭に多くの国から断交されて今に至っているだけで、既に独立状態なんです。
所謂「一つの中国」は中国のプロパガンダ。アジア覇権主義の戦略の一部でしかない。
共産党支配の永続の為に台湾民主主義は絶対邪魔になるから、武力制圧・民主派一掃は確定路線。
台湾の次は日本が邪魔になり、日本を堕とせばいよいよ米国と太平洋を巡って全面対決になるので、
米国も日本も気が抜けない状況。北米リベラルのペロシ議長訪台はその切迫性の裏返しなのです。
台湾がいつ一国二制度を認めましたか?
ごく最近でも中華人民共和国が台湾へ香港式一国二制度の提案を行い
その提案を台湾の蔡英文政権は撥ねつけていますが?
先に言われている方がおりますが一国二制度ではなく一つの中国ではないでしょうか?
上でも書きましたが墓穴掘ったのは中国側と思います。
中国は威嚇の為にこれから威勢の良い実弾演習をするでしょう。
そして疲れて帰投した所で、またペロシが訪台すればいいんです。
我が国や台湾では中国側が日常的に威力偵察に対応するためにスクランブル発進を強いられ、疲弊を強いられています。
これの逆バージョン&フルスケールバージョンで、こっちがリソースを割くことなく
中国側に繰り返し大規模軍事演習を強いて一気に中国軍を疲弊させて士気を壊滅させる絶好のパターンに入りました。
この「反復ペロシ訪台攻撃」をバイデンが使うかどうかがポイントです。
こっちがリソースを割くことなく中国側に繰り返し大規模軍事演習を強いて
リソース割くことなくってまず不可能だろ
侵攻が確実にないとわかってるなら黙って見てるだけでいいと思うけど
仮に沖縄や北海道の知事がペロシ氏や習近平に会ったとしても、日本政府は特段、騒ぎ立てたりはしません。
いずれも日本国であることに変わりはなく、知事が個別に他国のトップに会ったからと言って、何かが変わるわけではないからです。ましてや自衛隊で沖縄を包囲したり、貿易制限をかけたりなんてありえない話です。
中国が台湾について過敏に反応すればするほど、「一つの中国」に対して、中国自身が確信を持っていないという事実が露わにされますが、中国は自分の矛盾に気付いているのでしょうか?
共産党独裁のまんまで資本主義経済やってる矛盾のかたまりに何も期待してはなりません
すべては人治主義の弊害、ご都合主義ですから
天敵のはずの国民党と融和してる時点で説明が破綻してるもん
中国を擁護する気はないが、北海道も沖縄も独自の軍は持っていないからね。
事前に綿密な計画や大規模な集積があって行われたものではないためここから意図的なエスカレーションで実際の衝突に及ぶ可能性は限りなく低いと思いますが、海南島事件のような偶発的衝突からの拡大は否定出来ないのでここから更に踏み込んだ挑発はあまり考えたくない事態ではありますね。ペロシ下院議長が無事出国したのでこれ以上続ける意味は薄いですがメンツを立てる落とし所として金門島など大陸寄りの領土でない本土の領海侵犯に対して手を打てない台湾側の顔に泥を塗って引き下がるか長期の航路妨害で実害を出す所まで行くかで今後の台湾政策にポーズ以上のものがあるかどうか判断する試金石になる一件だと思います。
原子力空母打撃群を5~6セット用意するまで+米中の国力差が縮まるor逆転、中国の国力と軍事力がピークに到達する2030年代までは威嚇やら恫喝をするだけで何も無いと思ってたんだがこれはきな臭いどころの話じゃないぞ
アメリカと中国の即応能力のが差が、浮き彫りになったのは大きいですね
(あくまで台湾・日本周辺地域ではありますが)
少なくともバイデン政権は、台湾封鎖演習までの事は想定してなかったようですし、
米軍や情報機関からの警告は上がってたらしい動きはしてますが、過小評価したのか米軍が最低限の展開しかしてない
(これが米軍の即応能力の問題だとしたら、より深刻に)
それに対して、中国は事前準備の様子は全くなかったのに、即応大規模展開して更に増強しそうな動きもありますし
これが本番なら、台湾は防衛はかなり厳しいのが現実想定できてしまう
台湾世論とか、アメリカ世論への影響はかなり大きいのではと考えてます
人民解放軍による台湾侵攻シナリオは当局が公開しています。曰くミサイルによって台湾の主要な軍事力・社会インフラを麻痺させた後、航空部隊による台湾周辺の制空権掌握と同時に上陸部隊が展開して大都市圏の政治中枢を確保、実効支配を宣言というものです。
お手本のような正攻法の侵略なんですが、自分はこれ国民向けのリップサービスプランなんじゃないかなって思うんですよね。PLAの実力を考えれば出来なくはないですが、どんなにキレイに侵攻を成功させても後から米軍(悪い場合は有志連合軍)来る可能性は別に排除できなくて、国際社会と全面戦争になってしまえば今度は中国が海上封鎖に直面することになってしまいます。
だからこういうシナリオをやる場合は前提として「アメリカを含む国際社会が台湾を政治的に見捨てた場合に限る」というのがつくものと思うんですが、状況で言えば今は真逆ですよね。それに人民解放軍がいくら自分たちが精強無比だと信じていても、党幹部たちが同じように考えている訳でもありません。兵士は「一命に賭してでも任務を完遂します」なんて軽々しく言いますが、侵攻過程でPLA側に大量の死者が出たらいかに中国といえど政権=共産党体勢へのダメージは皆無では済まされません。そこらの感覚の違いもあり、中国=特に党幹部たちは戦争に対して積極的ではないのかなと。
じゃあPLAも党幹部も納得し、台湾を併合した後も中国が国際的な経済活動を持続できる台湾併合があるのかと言えば、やはり14年にロシアがやったクリミア併合劇をそのままなぞるしかないんだと思います。即ち経済的にも政治的にも「台湾の側から」併合を望む声が一定数あって、併合を望まない反大陸派の人々が親併合派の人々を攻撃している…というような内政上の問題を作り出し、そこに介入して電撃的に既成事実化してしまうというのが、中国共産党が望む併合シナリオなんじゃないかと自分は考えています。まぁこれ実行可能性あるかと言われたら今ほぼ0で、むしろ習近平政権になってから可能性がグングン遠のいてると思うんですが、これ以外に中国が今のロシアと同じ扱いをうける事を回避するプランって思いつかないんですよね。
そこへいくと、例えば今やってる台湾包囲演習の過程で米国と偶発的に戦争に発展なんて事になったらあっという間に米国の音頭で大陸封鎖令になってしまいますし、ここから自体を加速させてそのまま併合に持っていくというのも厳しいんじゃないかなあという気がしますね。まぁ為政者が何考えてるかなんて分からんですし、アホな国が自殺行為みたいな戦争を突然起こして世界を驚愕させたのも記憶に新しいので断言できることは何もないんですが、それでも合理的な判断が出来るなら普通は戦争なんかやらないんですよね。
> 上陸部隊が展開して
これが難しい。
今日日航空機ですらアクセスが難しいのに遥かにトロい艦艇が容易に活動できると思えない
大遠泳大会になってしまう
只々、文が長い。。。
いきなり揚陸艦で押し寄せてくるより
こうやってぐるっと取り囲んで
台湾がごめんなさいするまで海上封鎖やら圧力をかけて来るというのは
ロシアの失敗を見た中国が考えるシナリオとしてはありそうですねえ。
同時に中国共産党を支持する企業の船は通しますよとかやって世論の分断を狙う。
それで親中派の政権が出来たら占めたもの。
地続きのウクライナみたいに武器は幾らでも送るから
台湾の人が頑張って戦ってねというのは出来ない。
状況を打開出来るのは日米だけになりますけど
政治的どこまでやれるのかは不透明。
コトが起こってしまってからは厄介なので
少なくとも台湾の東側の海は中国の縄張りじゃないんですよというのを
継続的に示し続けるのが重要だと思います。
尖閣と同じ様に状態化、紛争以下の状態に持ち込んで既成事実化してくるんでしょうね。
むしろ武力衝突に発展した場合、海上封鎖は崩壊するんじゃないでしょうか。
に
むしろ武力衝突に発展した場合、海上封鎖は崩壊するんじゃないでしょうか。
台湾島の西側と南側は比較的に水深があるため、潜水艦が跳梁しやすく、対潜戦能力が低い中国海軍の封鎖任務についている水上艦船は良い的になってしまいます。水深の浅い沿岸部に近づきすぎれば、対艦ミサイルの的にされますし。
確かに台湾海軍の潜水艦は、旧式なものがごく少数しかありませんが、この場合保有しているという事実の方が重要で、雨の原潜が攻撃したとしても、
台湾当局が自国の潜水艦による戦果だと発表した場合、それが事実となります。それを覆すためには、雨
むしろ武力衝突に発展した場合、海上封鎖は崩壊するんじゃないでしょうか。
台湾島の西側と南側は比較的に水深があるため、潜水艦が跳梁しやすく、対潜戦能力が低い中国海軍の封鎖任務についている水上艦船は良い的になってしまいます。水深の浅い沿岸部に近づきすぎれば、対艦ミサイルの的にされますし。
確かに台湾海軍の潜水艦は、旧式なものがごく少数しかありませんが、この場合保有しているという事実の方が重要で、雨の原潜が攻撃したとしても、
台湾当局が自国の潜水艦による戦果だと発表した場合、それが事実となります。それを覆すためには、雨の潜水艦を攻撃して強制浮上でもさせない限り証明出来ない。
阻止できない海中からの攻撃がある場合、水上艦部隊は撤退するしか方策は有りません。
落ち着き給え
「対潜戦能力が低い中国海軍」という認識は古くなっていますよ。
中国海軍は新型の対潜哨戒機、対潜ソナー、対潜ヘリ等を開発・量産しております。
今の中国海軍の対潜戦能力は従来より飛躍的に向上しています。
対潜哨戒機や艦艇の数は増えてるけど、全然ノウハウが無い。
対潜戦は、数以上にノウハウとデータの蓄積に負うところが大きい。その点で、対潜戦を軽視し続け、見た目の威圧感にこだわってきた中国海軍の出遅れは、一朝一夕で解決できるものじゃ無い。
そもそも艦艇の主機は、ディーゼルがほとんどな時点で、真面目に対潜戦をやる気が有るとは思えない。
それにサブハンティングは、自国の潜水艦を相手に訓練をする。当然だが、ハンターのレベルは獲物のレベルを超えることは無い。中国の潜水艦は、まだまだ米帝のそれに及ばない。
対潜戦を軽視して見た目の威圧に拘っていたわけではありませんよ。
対潜戦を行うには制海権と航空優勢が必須なので、中国軍は水上艦と軍用機の増強を優先していただけです。
中国軍の水上艦はもがみ型に先駆けてVDS-TASSを搭載していますし、COGAG方式の055型駆逐艦も大量生産中です。
あと、中国軍の潜水艦(通常動力)の性能は改キロ級と同等以上ですよ。
一朝一夕ではありませんが確実に成長していますね。
一部では封鎖破れるかもしれませんが、100km超から対艦ミサイルで封鎖も可能です
(攻撃側は攻撃するタイミングなども選択できるので、航路防衛は大軍が必要になります)
それを防ぐには、最低でも500km四方(防衛点から250km範囲)から中国海軍を排除する必要が出てくるので、
大規模な海上戦力を張り付かせる必要があり、実行できる海軍がありません(米軍ですら
そして、潜水艦が効果的なのは攻撃側に回ったときで、航路・海域防衛には一番向いてません
では別の方法ですが、護衛船団を組めるような海上戦力が台湾にはありません
台湾が干上がらない規模の海上輸送を護衛するのは、アメリカ軍ですら物量的に無理です
対処方法は海上封鎖してる、中国海軍を維持できない位叩くぐらいですが、
中国海軍は台湾方面だけに、戦力の50%は貼り付けることが可能で、これらを短期間(1ヶ月未満)に排除は非常に難しい
驚異を感じて撤退すると言うのはその通りで、民間船舶は一番最初に撤退します
フォークランド紛争で、巡洋艦ヘネラル・ベルグラノを英潜コンカラーに沈められたアルゼンチン海軍はそれっきり引きこもりになったのは有名な話。
全ての中国海軍艦艇を沈める必要はない。その海域で、もっとも強力な駆逐艦一隻(空母や揚陸艦は、被害が大きすぎるので、決戦局面以外では狙わない)を屠れば勝手に引き上げる。
敵がどこにいるのか分からず、いつ攻撃を受けるか分からず、攻撃を受けたらほぼ確実に助からない。今日の魚雷は、55型クラスの大型艦だろうと一発で轟沈させられる。それがどれほどの恐怖だと思う?
結構潜水艦に反応してるから、嫌なんだろうね。
あと10年位で中米のGNPは逆転して中国沿岸部での彼我の戦力差はどうしようも無いレベルに達するやろうから、米国が台湾防衛戦で勝つのは無理としてもポイントを取れるのはここ数年の間だけやとワイは見ている。
中共からしたら、元々台湾を国家として認めている国は僅かなんで締め上げて0にしてしまえば良いだけの話やから、兵法家の究極の理想である『戦わずして勝つ』を実現出来るチャンスをみすみす逃す手はないと思うんやね。
ワイが中共やったら、台湾のミサイル防衛網を開戦と同時に瞬殺するまでの戦力差が整うまではネチネチと廻りで演習だけ続けると思うで、根性悪やしな。
少なくとも、海上輸送能力が足りひん状態で仕掛けることは無いわな。
中国政府は「中央線自体の否定」や「台湾は中国の一部である=台湾の領海も領空も中国のもの」
と改めて世界に示した格好だ。
中国政府の勝手な主張であって、事実ではないんだよなぁ。
しかし、ミサイル演習とかされたら、日本にも影響が…
まあ、台湾の向こう側を海軍で完全封鎖というのも、戦力的にまだまだブラフの域ではあるんですが。演習延長・海域拡大で実質封鎖を敢行したら、アメリカの次のアクションを誘発する事になります。
そこまでの企図に基づいた行動なのか? これからの進行は見ていないといけませんね。今回にせよ本番の侵略にせよ、護送船団を撃てばそれで対米全面戦争の危機ですが。
国共内戦の時に旧日本軍の多くの武器が八路軍に流れた。
今のウクライナでアメリカとNATOの武器がウクライナ軍にわたっているのと同様だ。
共産党は蒋介石に勝利した。今も何故かはよく分からないが共産党は旧日本軍に恩義を感じている。
今の日本には旧日本軍を受け継ぐような政治家はいない。
果たしてこれで中国共産党と話ができるだろうか?
米軍は国共内戦には関係していない、旧日本軍を排除して今の日本は出来上がっている。
これで中国共産党をどうのこうのと言うのは少し無理がある。
仮に蒋介石が台湾に逃げ込まなかったとすればそして旧日本軍の影響力の中で台湾が台湾防衛を言うのであれば
無理はない。