ウクライナ軍参謀本部は3日朝「ヘルソン州チュラキフカのロシア軍拠点を攻撃して約500人が死傷した」と発表、これが事実なら「大晦日のマケエフカに対する攻撃に劣らない人的被害」なのでロシア軍上層部は頭を抱えているだろう。
参考:РФ пытается переложить ответственность за уничтожение оккупантов в Макеевке на “ДНР” – ISW
参考:Возле Чулаковки оккупанты потеряли 500 человек погибшими и ранеными – Генштаб
マケエフカで約700人、チュラキフカで約500人、人命を顧みないロシア軍でも流石に堪える数字だ
ウクライナ軍参謀本部は1日「HIMARSでドネツク州マケエフカにあったロシア軍兵舎を攻撃して約400人が死亡して約300人が負傷した」と発表、ロシア国防省は攻撃を認めたものの「人的被害はウクライナ軍発表よりも少ない63人だった。規則を破ってプライベートの携帯電話を使用した動員兵士に攻撃を招いた原因がある」と説明して作戦運用への批判をかわそうと必死だが、今度は「ヘルソン州チュラキフカのロシア軍拠点を攻撃して約500人が死傷した」とウクライナ軍参謀本部が発表した。
チュラキフカはドニエプル川左岸にある集落で右岸のウクライナ軍砲兵部隊による攻撃結果だと思われるが、1度の攻撃で「約500人の死傷者」という人的被害の規模はマケエフカに匹敵するため、ロシア軍上層部も頭を抱えているだろう。
因みにウクライナ軍は最高議会のオレクシー・ゴンチャレンコ議員が「ドニエプル川河口に位置するボリショイ・ポチョムキンスキー島を解放した」と発表した件について「時期尚早だ」と明かし、恐らく国旗を同島の一部に掲げただけで島全体を支配しているわけではないのだろう。
関連記事:ウクライナ軍、ドニエプル川河口のボリショイ・ポチョムキンスキー島を解放
※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
は……え……?
米国から提供されたばかりのJDAMの戦果でしょうか。
ウクライナ軍が工夫して旧ソ連製のMigに取り付けられるようにしたという記事がありました。
12月27日付のDefense Express
「JDAM強化型爆弾を発射するためにウクライナの航空機がどのように改造され、どのように使用されているか」
被害の規模からして航空爆弾というのはありそうです。JDAMは高高度から投下すれば数十km滑空して命中するそうなので、チュラキフカのような前線に近いところならば比較的安全な場所から投下できますね。運用できるようになったなら強力です。
ロシアの軍上層部が頭を抱えるかどうかは微妙な感じするな。動員兵あたりなら大したことないとか言い出しそう…。そもそも死んだ正規兵の家族に渡したのがケーキ1個とかの時点でなぁ。
頭Zは相変わらず訳わからないこと話してるし、情報もある意味泥沼化して行きそうだ。
少子高齢化が進むロシアでは働き盛りの世代は貴重なので、雑に扱えば扱うほど国力を削げると思われ。
反乱を起こしそうな者を送り込んでいるので、逆に安定しそう。
働ける奴隷をどんどん潰していけば、上級国民様が奴隷の仕事をしなくてはいけなくなるわけで
奴隷だから捨てても良いって理屈は成り立たないよ
「不穏分子を」という話でしょうから確かに国内はむしろ安定するかも。
まあそんなのばっか送り込まれる戦場側はたまったもんじゃなさそうですが…
プーチンが嫌がる次の動員へ一歩ずつ近づいてるな
いったい何人死体を積み上げればロシア人は間違いに気づくんだ
どうも防寒装備が足らないんで、接収した民間施設に詰め込んでるから、
スマホとかも隠れて使い放題なんでしょうね
ロシアの高級将官がピンポイントで狩られまくったのと同じことでしょう
マケエフカの場合
兵舎として使用され、新年のパーティ会場になるであろう建物をマーク
最高潮に盛り上がるであろう0:01にHIMARS 6発発射
2発迎撃され6発着弾。弾薬庫にもなっていた為誘爆
死傷者700名。サラトフから送られた大隊が壊滅
だそうです
なんで弾薬庫でパーティやってるんすか(呆れ)
マケエフカの続報:1/3 ロシア軍は、確定死者数が89名に増え、行方不明者270名のうち、196名を同定したと公式に発表 (ただし、196名が全員生存者か否かは明らかにされていない)。
リンク
タバコ
スマホ
次のロシアの敵は何だろう…。
しかし、そんなに禁止したいなら基地局止めれば良いだろうに。
まさかウクライナの電波使っているのか?!
そもそも、軍用通信機の普及状況もさして改善してないだろうから、
未だにウクライナ携帯電話網使ってるでしょう
一連の兵舎攻撃は複数の動員兵が(規則に反して)私物の携帯電話を所持したうえ電源も入れっぱなしだったので密集度合いから兵舎位置が露呈したという事らしいですね。かける言葉も思い浮かばない無駄死にですが、逆に言うと2014年のリトルグリーンメンたちや224の正規兵には徹底させられていた規則も動員兵には浸透していないということなのかなと。こんなもんは動員初期の不手際に過ぎないとも言えるでしょうけど、やはり大多数が兵役経験者であっても2~3ヶ月の訓練でクリミア作戦以降のロシア正規兵の水準におっつくのは無理ですし、そういう脇の甘さをウクライナはガンガン突いてくるんだろうなあというのを見通させる事例だと感じました。
自分が怪我したり死んでも、家族にきちんと連絡行くかすら怪しい状況ですから
ロシア兵は私物携帯を絶対に手放さないでしょう。
ここまでのロシアの動員兵への扱いの悪さがこのような事態を生んでいる気がします
何度もやられてるというのに一向にロシアがそのあたりを徹底出来てないことはわかるとして、ウクライナが完璧に出来てるって考えるのもなんか不自然に思うけどどうしてるんだろう。
ロシアに探知する技術がないのか、探知しても攻撃出来る兵器がないのか、探知を妨害出来るのか、同じように死んでるけど発表がないだけなのか、謎だ。