英国の情報機関は中国の脅威が高まる極東で活動するインテリジェンス要員(スパイもしく諜報員)を短期間で増やすため独創的なアプローチを採用すると報じられており、中々興味深いことを言っている。
英国が極東の諜報活動を強化するためインテリジェンス要員を緊急募集、応募条件は日本語を流暢に喋ることができる陸軍軍人
英国のインテリジェンス・コミュニティー(情報機関)は内閣直属の合同情報委員会を頂点に外務省の秘密情報部や政府通信本部、内務省の保安局や国家犯罪対策庁、国防省の国防情報参謀部に分かれておりジェームズ・ボンドで有名なMI6は内務省の秘密情報部のことが、今回の主役は国防省傘下の国防情報参謀部(DIS)だ。
国防情報参謀部のトップを務めるジム・ホッケンハル陸軍中将は「中国の脅威が高まる極東で活動するインテリジェンス要員(スパイもしく諜報員)を短期間で増やすため既存の人員にアジア圏の複雑な言語を習得させるのではなく、流暢な日本語を話すことができる陸軍の軍人をインテリジェンス要員に仕立てる」を明かした。
なぜ極東で活動するインテリジェンス要員の言語が日本語に限定されているのかは謎だがDISは陸軍の軍人に対して募集(応募条件は流暢な日本語を話すことができること)を行っており、ホッケンハル陸軍中将は「年内は難しいとしても来年には新しいインテリジェンス要員を極東に派遣できるようにしたい」と語っており、極東での諜報活動は日本を想定しているのかもしれない。
果たして日本語を流暢に喋ることができるインテリジェンス要員が中国関係の情報収集に役立つのかは疑問(流石に管理人も情報機関についてはよく知らない)だが、今年7月にはシンガポールで最も秘密主義を貫くことで有名な情報機関(Security and Intelligence Division/ISD)が公式なwebサイトを立ち上げ民間で働いた経験をもつ人材の募集(組織の柔軟性を高め収集した情報の分析や評価に新たな価値観を取り入れる目的)を始めて話題になっていたことがあり、英国に限らずインテリジェンス・コミュニティーの人員増強は多くの国で近々の課題になっているだろう。
因みにフランスの情報機関(対外治安総局/DGSE)も昨年にインテリジェンス要員を募集すると400人以上の候補者が応募してきて大いに喜んでいるとニュースになっていたが、実際にテストや面接で適正を調べると彼らの一般的な地政学的知識はスパイ活動の知識なみに限られていてガッカリしたと報じられていたことがある。
つまり素人の候補者がスパイ活動に関する知識を備えていないのは当然なので問題ないのだが、一般的な知識についてもスパイ活動に関する知識と同じぐらいのレベルだったため失望してしまった=DGSEも有能なインテリジェンス要員の増強に苦労しているという意味だ。
※アイキャッチ画像の出典:pixabay
プーチンはんがKGBにスカウトされたいきさつを想ってしまう
まだガキな本人が売り込んできたのを追い返しておいて、実はその後も組織的な観察を続けていたのがわかるから
優秀な人間は一本釣りしないとな、網にかかるような奴だから雑魚って言われるの
遂に俺の出番が来たか(ガタッ
冗談はさておき目的はなんだろうか
座布団二枚
ウケた
中国本国での諜報活動は難しいから
スパイ天国の日本で間接的に中国の情報を得ようと画策しているのかもしれない
中国人も多いし、日本人のくせにあらゆる所で親中派もゴロゴロいるのを利用したいとか?
これが、日本の諜報組織の創設のフラグだとうれしいけど
英国人が中国に潜入すると捕まるので
日本で中国人のエージェントをスカウトするのでは
日本にいる中国人は全員日本語を話すので中国語はいらない
これは日本が対中に傾かないようにしたり台湾に介入するように仕向けたりする工作する要員だろ
台湾に介入や中国へ敵対や友好どちらにせよ、その政策決定権と言う自立した主権は日本が保持できるようにするべきであって、いくら西側諸国でも不快にしか感じないよ
それよりも、すでに日本は中国工作員の草刈り場になっていると英国は見てて、その対策では
その対策は日本政府がやるべきことだから
イギリスにはイギリスなりの国益があってそれに基づいて行動するんだから味方だからokって訳にはいかない
主権を侵害する行為だよ
そりゃそうだが、では日本工作員は台湾で行動したらいかんのか?
そういう世界にこっちのルールを持ち込むと仕事にならんだろう
おおっぴらにやるなって話では?
一応同じ西側諸国なんだから隠すべき
この募集から伝わってくるのは日本国内の情報収集活動増やしますってメッセージでどんな情報収集してるのかわかんないのに歓迎するわけにはいかんでしょ
それなら、こんなおおっぴらに募集かけるのは悪手でしかないやろ
悪手じゃないよ
草刈り場のコメントの人みたいに味方かもって勘違いしてくれる人もいるんだから
イギリスの国益=日本の国益ではない
どんな工作や情報収集をかけてくるかわかんないし全体的に見れば敵国や同盟国だろうが他国のスパイの活動が増えて良いことなんてないんだから
いえいえ、味方とは思ってない草刈り場ですが(笑)
スパイは祖国のために働くものだから、イギリスの利益になれば日本にも仕掛けてくるでしょうが、普通はどこにスパイを送るとか明かさないよね、しかし日本語は日本以外では必要ないんだから
つまりは日本の諜報が信用に足らないからイギリスは日本で勝手に動きますよのサインでしょ
情報機関が公式に人材募集をやるのは、CIAが割と昔からやっている(昨年からはネットで募集を掛けている)ので、意外と不自然では無いんだが…この手の募集で集める人は「インテリジェンス要員=スパイ」とは限らないかも知れない
ひょっとしたらスパイであっても直接諜報活動に当たるのでは無く、諜報活動要員のリーダー格や現地での情報分析等、派遣先で任務に就くと言っても比較的危険度の低い担当かも知れないし
あるいは「日本側から友好的な手段で情報を集めるのが任務だが、実は集めた情報は英日以外には洩らせないので厳重な保全が必要だから」と言う理由でインテリジェンス要員が必要になった可能性も有る
後、「実は此の募集広告自体は事実では無く、『次に作戦に向けての指令』や『敵対する相手を騙す為のトリック』だった」と言う可能性も考えないと行けないね(昔は新聞の広告欄やベタ記事で諜報員に作戦指令を出す事が有った)
似たような事韓国もやってるらしいね
最近韓国で放送された報道番組でやってた
日本の世論を反北朝鮮に誘導するために
韓国の国家情報院が櫻井よしこら保守派に情報を渡してたとか
今月の自民党総裁選挙の結果次第で、エージェントのミッションは変わるだろうね。
普通に考えれば中国語を流暢に話せる人材募集だと思うんですが、あれですかね?
日本が世界中のスパイが暗躍しまくるスパイやりたい放題のスパイ天国だからですかね?
何としても謎ですなぁ。
中国国内でのスパイ活動が本気で難しいって事だろうか
中国国内現地協力員すら探すのが無理ゲーとか
中国国内だと合法的な情報収集の活動であってもちょっとした中国の都合で一方的に長期拘束されて人質化されてしまうので
リスクがあまりに高いと学んだんでしょ
そんで実は日本は意外なほど対中情報のネタは豊富に集まって来るので
日本国内の中国系コミュニティからの情報収集を強化した方が効率が良いと判断したのかもしれない
確かに・・・。
実際公安警察とか公安調査庁とか中国、北朝鮮関連の個人、団体の監視に盗聴とか日本国内で活動してる中国やらロシアやら北朝鮮のスパイを情報収集目的でマーキングしてるらしいしね。
日本語が得意なミンジョク・・・・あっ(察し
半島の北側にルーツがある人から協力を得られるなら
対中国の諜報活動に最適だと思う
記事中に既出のジェームズ・ボンドさんなら、中の人がS・コネリーん時に日本ロケ経験あって応募条件にも合致。だが海軍さんだったわ。
英国陸軍…日本語堪能…、あっ!キートン平賀たi……何とかさん、いるじゃん。「ドナウ河近くの動物園でライオンが豹の檻に入り、出られない」速報を早く流すんだ。
※国籍不明で良けりゃ、日本語ペラペラだが寡黙な、何とか十三さんも推薦だ。
日本はMi6へのサポートが手厚いからだよ。
何故かって戦後から日本の公安が学生をスカウトして商社マンとしてMi6に送って訓練を受けヨーロッパで活動し日本に戻って公安調査庁で出世するルートがある。ってか公安の長官まで上り詰めた人が何人もいる。
その話のソースは何ですか?公安調査庁長官は検事ポストのはずですけど。
20年以上前に香取と鶴瓶の深夜番組に警察系議員が準レギュラーで出ていて、その紹介で当の本人がでてスカウトからヨーロッパでの活動に日本に戻ってトップに上り詰めた流れをゲストに呼ばれて話した回があったのよ。
警察系議員が暴露するネタの宝庫な番組だった。
知らないのも当然で昔過ぎてネットじゃあ調べられない情報どからね。
その香取と鶴瓶の深夜番組って、昔フジテレビでやっていた「平成日本の夜ふけ」じゃないのか?
見た事は無いんだが、確か後藤田正晴さんや佐々淳行さんが出た回があったのだけど、まさかその回で出た話なの…だったら、あの番組見るべきだった
そうそう、その番組。
学生の時、先輩に喫茶店呼び出されたら知らないおっさん居てスカウトだったとかMi6の訓練内容とかドイツでベルリンの壁が造られ中でのスパイ活動とか、日本に帰ったら00ナンバーが本当に居るのかの質問が多くて辟易としたとか、定年退職したら他国の情報機関からスカウトがいっぱい来たなどなどの話しで衝撃的だった。
横からだけどここで言う「公安」って法務省系列の公安調査庁ではなくて警察庁の「公安部」の事だと思う
だとしたら後々についてるレスの内容含めて納得いくかなって、デマの類いではないと思われ……歴代公安部長の経歴さらってたら一人それっぽい経歴の方いらっしゃったわ
デマ乙
日本で中国に関する情報は大いに獲得することが出来るって事だろうな
割と日本は日本で諜報活動はやれてるし
ヒューミントに関しては結構地味にやってそう
ここで英国に否定的な書き込みする人が日本人である確証は、無い
つまり疑うことこそ諜報の基本、人を信じたがるお人好しなんて演技だけにしとかないと、そんな奴は使えない
日本の情報機関との橋渡しをするのが主な任務じゃないか
それがもっとも迅速かつ低リスクな中国関連情報収集網の構築方法と判断したんだろう
あとは在日華僑、在日中国スパイ、日本の中国関連ニュースから情報を取得するとかか
朝日新聞は中国共産党内に独自のパイプを持っていて人事なんか正式な発表がある前にスクープしたりしてますからね
私はこのブログを見るようになって、国際情勢等に興味をもつようになった。
アルメニアとアゼルバイジャンのuav戦争とか、印度と中国の火器を用いない肉弾戦とか、アメリカも軍備異事が大変なんだナーとか、色々日々勉強になってます。有り難うございます。
知り合いの知り合いの自衛官にここで聞きかじった話をしたら、とたんに「お!」という顔をしてました。
フランスが応募者の地政学的知識がないと嘆いていたと言いますが、管理人さんレベルなら結構合格するんじゃないんですか。
「日本語を流暢に話す陸軍軍人」というと、母数が多いのは陸自の自衛官とか即応予備自衛官とかかね。
あとは日本語の訓練をした他国の軍人か。二重スパイ募集ってか?
いやこの場合のmilitaryは英国軍人のこと
ついでに日本の対外諜報機関設立のサポートもしてくれないものか
日露戦争当時ですら、日本軍は大陸に110人の間喋を送り込んで、戻ったのは9人だけだと、その生き残りの1人が語ってます、著名というか、不思議系の老人だけど。
まだ古武士の戦争の印象ある日露ですらスパイを多用してるから、その後の大戦で日本軍がどうスパイを活用したかは想像に難くない、でも敗けたけど
戦争は物量や兵器ばかりでないって、戦前のほうがよく知ってたのかも
敗けたけどw
オタク趣味の有無も聞かれそうw
良い機会ですから故人の古老から賜った逸話を披露
戦時中、大陸では軍情報部だけでなく師団単位でも兵士を諜報員に育てて中国人に偽装させ、民間に紛れ込ませて、いろいろ工作をやってたそうだ
さて敗戦して、その工作員の生き残りの御本人は大陸から帰国したいのだが、私服の兵士は諜報員だとすぐバレて即処刑されるので行く宛もなく港町でうろうろしてたら、そこを統治してた八路軍に連行されて丁寧に遇され、党の幹部と面会したそうだ。
彼は自らを中国人と演じるために戦災孤児らしきを拾い息子のように同行させてたのが、実はその子は共産党要人の隠し子で、結果的に息子を助けてくれたその工作員を幹部は恩人として日本までの船に乗せてくれたという。
まだ内戦は続いていたから共産党の一族と知れたら国民党側に処刑される時代だったのだよ
戦後、日中平和友好条約締結のニュースを視ていたら、その党幹部も会場に同席してたとさ
話半分で聞き流してもいいぞ、これは書籍になってない民衆の戦争の物語だから
こんな広告に応募してくるのは、相当なお調子者か、惜しくない人材だけだと思うが。
地政学的が素人レベルって、中国がどこにあるのか知らないとか?
イギリスでも同じようなものだろう。
なんか、情報部仕事してます、というアピールにしか見えない。
イギリス風のブラックジョークかも。
記事のタイトルを見た瞬間、ジェームズ・ボンドのテーマが頭を流れ始めたぞい
日英の軍事協力・兵器の共同開発などの関係深化を目的にした、活動要員を増やすってことですかね。
議論があっち行ったりこっち行ったりしているが、ナイーブな日本国民が知るべきなのはスパイ活動するのに敵も味方も居ないということ。友好国や同盟国であってもヒューミントやシギントを駆使して探るのは世界の常識。日本以外のすべての国がやっていると考えていい。
英国が日本へのスパイ活動に力を注ぐのは、増長する中国に対して日本という大国がどう動くかでアジア情勢はもとより世界情勢にも影響があるから。かつて世界中に植民地を持った大帝国であったかの国は、こういった世界の動向に鋭敏なところがある。
英国は硬軟両面でアジアを草刈り場にする気のようだ
この募集要項だと元自衛隊員が最適だな
あと、このブログに群がるオレ以外の軍オタとか
日本はスパイにパスポート発行する国。
日本国内でこれ以上中国に好き勝手されたら困るからといだけでは?
日本は国防云々の前に他国のための党まで存在してますから。
ボンド中佐は海軍だったな。(笑)
陸軍だと荒仕事には良いけど日本に限らず他国との連携とかきちっと取れるのかね?
まず英国では海軍のほうが格上、ロイヤルネイビーだし
それに海軍軍人は外交官の性質が高く求められるから、世界相手の諜報機関ならばMI5よりもMI6
のほうがリアリティーがある
冷戦中の話だけど、赤坂のクラブに行くと北東アジア(中ソ北韓台そしてもちろん日本)の情報機関関係者や大使館員が一通り集まっているので米国や英国の情報機関がクラブを資金援助していたという話を思い出した。まぁそれは本当にスパイの話で、今回の人材募集は英海軍が日本に恒久的な寄港拠点やオフィスを設置する流れなんじゃないかと思いますね。海外での海軍の活動を調整するのも情報機関の仕事だし、自衛隊も情報関係の部門が統合される前は海自が一番情報部隊の予算と人員が整ってたというし
リクルーターか分析官、連絡員でしょ。
アジアじゃ欧米人は普通に目立つし、直接フロントラインに立つ意味がわからん。
アメだって分析官は公募してるんじゃないの?
英兵「メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシ」
DIS「採用」
日本はスパイに緩い分中国のスパイもいるし中国に行くわけじゃないから捕まる心配は低いしで丁度イギリスにとっても都合がいいのかしら…
ロシアだったかな?中国の情報を得る為に、アメリカにハッキングを仕掛けたと聞いた事がある。
中国を直接スパイするよりも、アメリカが集めた情報にアクセスする方が有益という事だと思う。
これと似たような状況なのかもしれない。