来年から本格的な研究開発が始まる独仏共同の主力戦車開発プログラム「MGCS」は目論見通り成功するのか、欧州強調崩壊の引き金となるのか
参考:200 M€ pour le programme MGCS en 2021
仏独は次期主力戦車に関連した利益を欧州全体で「共有」するのではなく「独占」を狙う
ドイツとフランスが最近、レオパルト2とルクレールの後継となる主力戦車開発プログラム「Main Ground Combat System:MGCS」の研究開発予算として、2021年に最大2億ユーロ(約250億円)を割り当てることに決まったと報じられており、両国共同による次期主力戦車開発が本格する見込みだ。
因みに開発予算が割り当てられたMGCSプログラムは2025年までに技術検証用車輌を製造、その結果を受けてプロトタイプ製造へと進み2035年頃に量産された次期主力戦車の引き渡しを予定しており、MGCSプログラムにかかる最終的な研究開発コストは約15億ユーロ(約1,850億円)だと言われている。
この研究開発コストをドイツ(約300輌)とフランス(約200輌)の需要だけ相殺すれば調達コストが高価になるのだが、独仏による次期主力戦車開発プログラムは第6世代戦闘機開発プログラム「Future Combat Air System:FCAS」と密接な関係にあるため第三国(イタリアやポーランドの開発参加希望を断っている)を受け入れていない。
表向きな理由は主導権(仕様や要求性能の決定権)争いを防ぐためで、すでにドイツが次期主力戦車をフランスが第6世代戦闘機の開発主導権を受け持つことで合意しているため、いまさら第三国を受け入れて開発主導権に関する話し合いをやり直したくないと見られているが、本音は製造分担を独仏だけで独占したい意向が働いているためだと言われいる。
このような独仏の姿勢に欧州では批判的な意見もあり、特にフランスは「NATOは米国製兵器を集団購入することは義務付けられていない」と強行に批判してNATO加盟国に「欧州の防衛産業を守るための協調」を強く主張しているにもかかわらず、次期主力戦車に関連した利益を欧州全体で「共有」するのではなく独仏のみで「独占」しようとする姿勢を批判するメディアは少なくない。
さらに曲者なのはドイツだ。
ドイツはMGCS開発と同時並行でレオパルト2のアップグレードを継続すると表明しており、MGCSの研究開発で獲得した技術をレオパルト2のアップグレードに取り込んでいく事を示唆しているため、MGCSよりも先に次世代戦車に近い能力を備えたレオパルト2を手に入れて単独で輸出を図ることが可能だと言及されており、次期主力戦車に関連した利益を独占するのは独仏ではなく「ドイツ(レオパルト2)」のみという説まで浮上している。
どちらにしてもフランスが「欧州の防衛産業を守るための協調」を叫べば叫ぶほどMGCSプログラムへの風当たりは強くなり、その隙を米国や新しいプレーヤーに浮上しつつある韓国などに突かれれば「欧州強調」などは容易く崩壊してしまい「草刈場」になることは火を見るよりも明らかだ。
果たして独仏の目論見は成功するのか、欧州強調崩壊の引き金となるのか注目される。
※アイキャッチ画像の出典:Jörg Hüttenhölscher / stock.adobe.com レオパルト2 A6
EUがこれじゃあもう対中露って意味では米国以外まともな味方はいないのでは。
欧州で味方になりそうなのは英国。まともかどうかは知らん。
ブレグジットは成功だった可能性がどんどん上がっていく。
んで、けっきょく独仏がケンカ別れしてそれぞれポーランドやスペインと組んだり
戦車の共同開発って、鬼門かも
FCASも分裂しそうでな、かといってテンペスト側は合流を拒否してるって話だし、あっちはあっちでどうするつもりなんだろ
ギリシャ支援あたりからドイツの独善ぶりが徐々にさらけ出せてる様だ
ポーランド、韓国提案の戦車「K-2PL」共同生産案に高評価
リンク
なるほど、その2国があてにならない以上、こういうふうになるよな
別記事でも議論されていましたが、韓国自身が限定導入しかしないK2で、対ロシア最前線のポーランドは大丈夫ですかね?
色々と甘いオプションがあること自体用心しないと。
韓国は安くて数を調達したい。新兵器が高性能化しようが数がないと満足できない体質
例えば、K-9自走砲を1000両調達したところで、韓国軍が要求する3000両に届かないから、古いK-55の改造をし始めるお国柄なので、K-2の性能に不足で調達数削減という話につながらないはず
それと調達数削減に関しては今ウォーリアープラットフォームという計画を進めていてお金を必要としている
この計画にはK-11複合小銃も犠牲になったらしく、高性能なK-2戦車よりもK-1戦車改造でお茶を濁しましょうもありえなくない
韓国がk2の調達数を削減したのは導入した攻撃ヘリAH-64Eが思っていた以上に山岳地帯で有効だったためで、AH-64E追加導入の費用を捻出する為k2調達を減らしたと言うのが真相。
だからK2の性能云々ではなく戦術転換の影響
攻撃ヘリが1機で戦車12~16両分の働きをするのは20世紀から言われていたことで別に普通、戦車は必要だけど昔ほどではないのも常識、よってこの発言は普通なのだが攻撃ヘリは制空権確保が前提条件なのでその点は大丈夫なのかい?
>だからK2の性能云々ではなく
ほらほら、また嘘捏造が始まったぞ。
w
はっきり言って無理。
まだトルコの方が可能性は高いる
目指すのは利益の共有じゃなくて独占とは、EUの理念とは真逆
ハッキリ言ってジャイアニズムの極みじゃないか
もう独仏もEU離脱宣言をした英国を批判する資格は無いな
遅かれ早かれEUはこの手の話があらゆる分野で続出して、ゆっくりと崩壊して行くだろうね
で、今後の欧州諸国の兵器調達先だが、先ず米国が候補に挙がるだろうけど仏国の様に米国製装備は余り欲しがらない所もあるので独占とまでは行かないかも
次に韓国だが、此処は何れ契約面やアフターサービス等の問題でボロが出ると思う
例えば、韓国製兵器の中には米国等の海外製部品を使用している物が多いので、其処で部品の禁輸を喰らってどうにもならなくなる可能性が有る
なので…日本は今後十年は受注に繋がらなくても我慢して欧州諸国へ防衛装備品のプレゼンをしっかりやるべきだと思う
幾ら兵器輸出が政治案件で賄賂上等の伏魔殿でも此処まで酷い状況が続けば、嫌気が差す国だって出て来る筈
そこで日本の防衛装備品の製品品質やアフターサービスの良さが評価されれば、受注に繋がるかも知れない
コメ内容同感です。
文章テキストが5chのような掲示板風に羅列というのは少々可読性に欠けますが、嵐対策も兼ねてでしょうかね。
返信ありがとうございます
文章テキストですが、仰る通り嵐対策も兼ねています
他のブログだと、こんな書き方をしている人が結構いますよ
日本の防衛装備品はまともに輸出実績がないのに、どうしてアフターサービスが良い自信を持っているのか理解できない。なにか実績やソースでもあれば是非教えてほしい。
>そこで日本の防衛装備品の製品品質やアフターサービスの良さが評価されれば、受注に繋がるかも知れない
評価され「れば」だから評価されない可能性だってある
昔話をひとつ
トルコで日本から工業機器を導入した工場にたまたま日本から取材が入り、支配人にインタビューしたところ、
日本製は欧州製よりも性能よくて故障が少ないが、たまの故障だといちいち日本から部品を取り寄せだから手間と時間がいる、欧州製は故障しやすい部品は予めパッケージ価格で含まれてて最初から送って来てくれていると。
今はどうか知らんけど、こういうとこが評価の分かれ目になると思うよ
元の投稿者ですが、興味深い話を有難う御座います
その工業機器はどんな物か知りたい所ですが、その製品に関するメーカーの考え方が背景に有るのかも知れませんね
因みに車だと日本車の方が部品の入手も容易と一般には言われていますから、恐らくは工作機械の話でしょうか
戦闘車両では無いが、戦闘機だと1990年に小松基地でエンジン始動点検中に暴走して格納庫の壁に突っ込んだ結果、機首を破損したF-15J(42-8832号機)をライセンス生産元である三菱重工業で修理した際、ついでに定期修理も行ってPre-MSIP機からJ-MSIP機へ再生したと言う実績がある
また月刊誌「J-Wing」誌2012年5月号によると、三菱重工業ではライセンス生産したF-4EJのインテーク・ダクトの構造に多数の腐食が発見された際、その修理方法が整備マニュアルに書いていない上にメーカー(現在はボーイング)でも全く実績が無かった為、三菱側で独自に修理を行ったと言う
更に、東日本大震災で松島基地・第21飛行隊所属のF-2B・18機が被災した際、関係者の多大な努力によってその内の13機が修復出来た事は記憶に新しいだろう(尚、この修復作業には共同開発の相手である米ロッキード・マーチン社も協力)
また艦船では2007年のCIC火災で除籍も検討された護衛艦「くらま」が先に退役した護衛艦「はるな」のCICを移植する事で修復された事例もあり、日本の防衛装備品のアフターサービスはかなり良好では無いかと考える
勿論、別の方が指摘された様にこれらの良さが相手国に評価されない可能性は有り得るが……
そんな程度の修理改修は他国でも一般的に行われてるでしょ
アフターサービスが良好である根拠になんかならないね
更に言えばそれ国内ユーザーに対しての話であって海外ユー
ザーに対して同レベルで提供出来る事に繋がらない
更に更に挙げてる事例は殆どがコスト度外視でやってるって
点を無視している
それが、海外では意外とやっていないから実例として挙げたのです
海外で最近、戦闘機の大掛かりな修復例として挙げられるのは、フィンランド空軍が事故で損傷したF-18(CかD型かは忘れた)の機体半分をカナダ空軍(同空軍が保有するF-18はAとB型なのに注意)から貰って来た部分とニコイチにして修復したけど、修復直後の飛行中に墜落したと言う話がある程度
だから、どんな国でも機材の修理改修は出来る訳じゃないのです(日本のF-15JとF-4EJの例もライセンス生産権を持っていたから修理対応が出来た事を忘れてはいけない)
この様に「自国で機材を修理改修出来る」力を持っている事は、アフターサービスの目安として意外に重要だと思います
勿論、自衛隊の例は国内ユーザーなので海外ユーザーに対してコスト度外視で同じアフターサービスをやれとは言いませんが、金を積めばこれだけのサービスが出来ますよと言う事にはなりませんか?
日本ははっきり言えば装備品開発に関して、完成して配備を始めたら不具合の修正をしない事があるのでアフターサービスはかなり悪いだろう(制式廃止で多少マシになったかもしれないが)
それから、10式輸出に関しては防衛機密(特に軽量な装甲と砲身懸架装置)の流出を懸念と、大陸国家の国情に合わない事から輸出したくないし、需要もないだろう
輸出をするならば輸出専用の戦車を開発しなければならないだろうが、売れるかどうかもわからないものを開発する余裕は日本の企業にあるだろうか
あと韓国は他国への輸出の際に設計を変更し、ニーズに応えて現地生産を進める余裕がある。
陸上兵器に関しては輸出仕様であれば性能はいい方(国内仕様は安く数をそろえなければいけないので、粗悪品や廉価版が多い)
空軍と海軍の兵器には期待してはいけない
「完成して配備を始めたら不具合の修正をしない事がある」と言うのは、間違いとは言いませんがデマも混ざっているのではないでしょうか?
例えば74式戦車は細かい改良が5度に渡って行われ、試作止まりとは言え近代化改修も試みられました
制式廃止以前にも空自のF-4EJ改への改修や海自護衛艦のFRAM改修は実施されており、必要であれば以前から不具合修正はやっている様です(当然、予算の限界が有るから修正出来ない不具合だけが目立つ事になるが)
10式戦車に関しては防衛機密の流出の懸念については同意しますが、大陸国家の国情に合わないとは思いません
欧州でも戦闘重量70トンを超える勢いの現用戦車に対する不満は大きいと思いますし、一部では「10式戦車は西側諸国で唯一の第四世代戦車だ」と言う人も居るらしいです
それに輸出専用の戦車なんて、商品としてヒットした車輌が殆ど無いんですよ
少なくとも現在売れている戦車って製造国の陸軍で採用されている車輌が殆どで、複数の国に売れた「輸出用戦車」って最近は存在しない様な気がします
韓国のK2にしても元の投稿に書いた様に米国・ドイツ等の海外製部品を使用している為、その相手国から部品の禁輸を喰らったらボロが出ると思いますよ…相手国のニーズに答えてカスタマイズしたらしたで価格上昇や妙なトラブルが出る可能性があるから、そこが気になります
後、「空軍と海軍の兵器に期待してはいけない」って、それ日本以上に今の欧州製兵器(特に英国とドイツ)に当てはまる言葉だと思うけどな
> 「空軍と海軍の兵器に期待してはいけない」
は韓国の話だと思いますよ。
どうもです
地の文では韓国と明言していなかったので、てっきり日本の話だと思っておりました
62式機関銃やミニミやM2重機関銃の不具合を見ないふりして?
正直言って防衛産業の腐敗は韓国と同じくらいひどく、韓国より自浄作用がないよ
あと戦車の防御は装甲をブラックボックス化して輸出したとしても、今時アクティブ防御システムがないというのは心象的にマイナスになるだろうし、爆発反応装甲ではない軽い装甲というものに、他の国は類例がなく、120mm砲(装薬マシ)を搭載する戦車で44tは軽すぎるのではないかという疑惑もある。それから、日本人体形で作ってるから車内が狭いもあるだろう
それを考えるとトレンドに合わせた再設計が必要になる。重量は55t程度が理想だろう
K-2PLに関しても、べトロニクス等はポーランド独自のものを使用し、多くの部品を現地生産する
これに関してはすでにトルコのフルティナ自走砲とアルタイ戦車で経験積みである
またトルコクーデター事件で禁輸となって問題になったのは、トルコが製作するパワーパックだけ
その上で韓国内仕様で国外から輸入しているらしいセンサー部やトランスミッション部分は、ポーランドで生産する際はポーランド独自のものになるので、問題にならない可能性が高い
ご指摘ありがとうございます
62式機関銃・ミニミ・M2重機関銃の不具合は単なる製造上の問題では無く、製造元である住友重機械工業がやった検査データ改竄ですね
確かにこれ自体は恥ずかしい事ですが、韓国の場合多数の兵器で同じ事を連発していませんでしたっけ?
後、データ改竄は米軍でも最近、潜水艦に使用された高強度鋼でも起きており(その相手はたまたま日立建機の子会社だったが、この改竄は会社が日立建機に買収されるずっと以前から行われていた)、何も韓国や日本だけの問題では有りません
尤も、日本の場合は防衛関連以外の企業がデータ改竄や不具合隠しをやるケースも多くて、そっちが問題なのですがね
ここ数年でも神戸製鋼、旧タカタ、クボタ、旭化成にKYB、東洋ゴム…はあ(溜め息)
先程は小火器の不具合の件が長文になったので、残りを此方に投稿します
アクティブ防御システムや爆発反応装甲は、それこそ輸出協議の際に相手のニーズに合わせて追加すべきか話し合えばよいのでは?
元の投稿ではカスタマイズについて批判的に書きましたが、実際我が国もUAEの要望に答える形でC-2輸送機の不整地離着陸試験をやるそうですから、相手の要望に全く応えない訳では無いでしょう
後、10式戦車の複合装甲を過小評価している様ですが、10式戦車自体もそのままの状態で48トンまで重量を増やせる余裕があるので、55トンまで重量を増やさなくても大丈夫だと思います
K-2PLについては、ご指摘の通りポーランド側が自国で多くの部品を生産しますが、それが上手く行くのか、不安を感じます…幾らトルコで経験があるとは言え、アルタイ戦車は未だ実戦配備がされていなかった様な(フルティナは実用化されているが、自走砲と戦車では条件が違う)
ここの管理人程ではないが、海外のミリタリーニュースを何年も読んでるけど日本製の防衛装備品は性能が良いとか、品質が優れているとか、アフターサービスが良いという評価のニュースを見かけたことがないんだよね。
別に日本の兵器を貶める意図はないんだけど、日本は極度に秘密主義で情報公開しないし、実戦での実績が有るわけでもないし、兵器を輸出した実績もないから海外からすると評価の材料がないんだよ。
逆に日本人がよく馬鹿にしてる韓国製兵器の国際的評価が高いのは偏見がないのと、導入を検討している国が求める性能開示要求に応じて、実物で開示した性能が正しいのか確認させているから信用されてるんだろう。
上の方でも書いてる人がいるけど日本の防衛装備品の製品品質やアフターサービスの良さの根拠で一体なに?もし根拠があるならマジで知りたい。
上の方で書いた人ですが、日本の防衛装備品のアフターサービスの良さの根拠については別の所で書きましたので、製品の品質の点で一つ述べると日本の小火器用弾薬メーカーは自衛隊側からの要求で納入する小火器用弾薬は全量検品するけど海外メーカーはそんな事をしないので、不良品が有ってもそのまま納入されて後は知らんぷりの為、日本では輸入した弾薬は自衛隊側で全量検査していると言う話があります
で、ご質問の件ですが海外のミリタリーニュースで日本の良い評判が出ないのは当たり前で、要は日本通の解説者が全くいないのですね
何しろ、以前はあの清谷信一がジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーの日本特派員を務めていて、現在もドイツのEuropean Security & Defence誌の東京特派員らしいですから、後はお察しの状態ですね
勿論、日本側が情報を余り公開しないのも一因なので、そこは改めて欲しいのですが…それをやったら「戦争ガー」と叫ぶ国内勢力が居るので、何とも……
後、韓国製兵器の国際的評価が高いのは本当なのか、若干の疑義が有ります
相手国に偏見が無いのは、裏を返せば「騙され易い」とも判断出来ますし(最近K-9自走砲の導入を決めたフィンランドは嘗て、中国から弾薬を輸入したら品質が悪くて安物買いの銭失いになった事が有る)、導入を検討している国が求める要請に答えているのは評価出来ますが、輸出された後どうなるか不安を感じますね
自衛隊の防衛装備品は、輸出を考えていない国内専用モデルのため、凡庸でアピールポイントがなく評価どころかまったく興味を持たれないと思う。
製品品質やアフターサービスを評価される以前の問題だよね。
はあ…富士総合火力演習でスラローム射撃を決める10式戦車や装輪装甲車の癖して殆どスラローム走行に近い状態で走行間射撃を決める場面を動画で公開した16式機動戦闘車(他国の装輪装甲車は射撃時の反動等の問題で走行間射撃を実行するのが難しいらしい)が「凡庸でアピールポイントがなく評価どころかまったく興味を持たれないと思う」とは……
その分だときっと、欧米やロシアの戦車はとっくの昔にレールガンやレーザー砲を実用化しているのでしょうね…怖い時代になりましたね(強烈な皮肉)
スラローム射撃について、海外のメディアでの評価を寡聞にして聞かないのだけど、どうなんだろうね。
海外での評価を気にする国民性の日本でそのような評価を聞かないということは、諸外国はこの能力について興味がないんだと思う。
ひょっとして、スラローム射撃ができることは「自己満足」なだけじゃないだろうか。
スラローム射撃について海外メディアの評価が少ないのは、興味が無いと言うよりも「自国(海外)に同じ事が出来る戦車が無い」ので比較の仕様が無いからではないでしょうか
例えば、フランスのルクレールやロシア以外の欧米の戦車は戦車砲の砲弾を手動で装填しますので、走行間射撃をする際は揺れる車内で装填動作を行う事となります
ですから、スラローム射撃なんてやりたくても出来ないでしょう
それと自動装填装置を持つフランスのルクレールやロシアのT-72・80と90系列の場合は、世代的に90式と同じかそれ以前の開発ですから、スラローム射撃が出来る程の性能は無いのだと思います
(註・勿論、それぞれの戦車の射撃指揮装置の性能上の問題も無視出来ないと思います)
但し10式とほぼ同世代であるロシアのT-90MやT-14ならスラローム射撃が出来るかも知れませんが、もしかしたら隠しているのかも知れないですね
> 輸出を考えていない国内専用モデルのため、凡庸
日本語苦手なら無理しなくて良いですよ。
具体的に、なぜ日本語が苦手だと思ったのですか?
後学のために教えてくださいな。
そのまんま日本語が下手だからです。
万が一あなたが日本育ちの日本人であれば
失礼ながら義務教育からやり直した方がよろしいかと。
凋落が伝えられる英独軍に対して仏軍はそれなりに維持されてそうだし、最前線の波
欧州の共同開発、こと大物になると紆余曲折の後二転三転して出来ているし、今度も毎度毎度擦り合わせなんてもう嫌なんじゃないかと。独は輸出見込める国から共同開発という名で資金だけ貰いたい、そんな本音なのでは?
いずれ10式、T-14とまた異なる新型戦車が出来るなら楽しみだ。
レオ2の改良計画は輸出した車両は元気に動いているし、導入国もまだまだ使うだろうし理解するが、現状ですら着膨れした様なレオ2を更にどうこう出来るのか?とかちょっと思う
主導権争いを防ぐためというのは言うほどお題目じゃあ無いと思うがね
独仏だけでアホほど揉めまくってるし
これ以上参加者増やしたら地獄絵図になるのは間違いねえしな
両国共に、砲、動力(エンジン、変速機)、装甲を担当できる企業があるから、2国だけでも揉める要素満載 (フランスはルクレール)
自走砲のSP-70(開発中止 英:AS-90、独:PzH2000、仏:無限軌道のは無し)の二の舞があるかもね。
凄く古いのだと、MBT-70(独、アメリカ、開発中止)ってのもあった。
K-2PLの再設計とパワーパック開発がうまく噛み合えば、レオパルト2の寡占状態を崩せるかもしれない
韓国仕様のK-2は2014年までに一応開発完了してるしてるし、西側諸国で輸出を許可している戦車の中では唯一生産中である
他の国は戦車の新規生産に興味がないみたいだし、韓国の活躍ははっきり言えば気に入らないが、ドイツの鼻が伸びるよりはマシなので頑張ってほしい
日本の国益を考えるなら、ドイツの鼻が伸びる方がマシ。
どちらの国の人ですか?(笑)
日本の国益を考えるなら中国を支援するドイツが落ちぶれてくれたほうがマシ
韓国は目障りで実害もあるが、隣国同士でトラブルを抱えていない国のほうが珍しいが、中国の脅威度に比べれば可愛いものよ
MGCSもK2PLもどちらも雲行きが怪しいのなら、ドイツやフランスの都合に振り回されずにすむ上に、自国生産も視野に入れる事が出来るK2PLに噛んでおくのは理にかなってると思います。
ポーランドにとっては自前で戦車を用意できる状態を早急に確立させることが何よりも最優先なのでしょう。
そして同様に完成直後にK-2開発チームの大部分を解散させてしまうような韓国政府の兵器開発計画への依存から脱却したい開発企業群にとってもよい話になるのではないかと。
ふと思ったのですが、韓国ではK-2開発チームを解散させてしまったのにK2PLの開発をやっているのですよね…果たしてそんな状態でK2PLの開発がちゃんと出来るのでしょうか?
下手をすればポーランドが全部の面倒を見なければならなくなるオチが待っている気がします
開発はまだしていない、韓国の現代ロテム社がポーランドに提案しているだけ
その上で、K-2は現在第二次生産中ある為に生産技術はあるし、トルコのアルタイ戦車のサポートチームも解散してしまったかもしれないが、まだ十分に技術者を結集できる状態である。
そして、K-1戦車のアップグレードを行う為の開発スタッフも存在している。
開発スタッフへの仕事は十分にあるようだし、悲観するほどの環境ではない
元の投稿者です
ご指摘ありがとうございます
開発は未だしていないが、やろうと思えば出来る状態だと理解しました
>K-2は2014年までに一応開発完了してるしてるし、
開発完了???
要求通りの性能が出なくて妥協したんじゃなかったんですか?
つまり「諦めた」www
確か10式の開発費用は400憶って聞いたが、戦車の開発ってそんなに金がかかる物なのか。
独仏の共同開発なら4000憶は行きそうな悪寒、できるだけ楽しい洗車を開発してほしい。
日本は多分10式の次の戦車の要素技術開発にかかっているだろう、基本は10式に近いものだろうが駆動系は発電機+モーターに全個体電池に変わると思う。
電気駆動になればスペースも重量も大幅に減るから装甲増加やメルカバのように歩兵輸送のスペースが持てる。
燃費も2~3倍になるから給油なしで1000Km走れるようになるだろう。
豊富な電力を利用して半球監視AIカメラや対空レーダーでUAVや対戦車ミサイルの探知と、センサーを潰すためのレーザーや電子戦機能を持つ可能性もある。
電気駆動になればスペースも重量も大幅に減るから
重量もスペースも増える。
トランスミッションやシャフトよりもバッテリーとモーターの方が重く大きい
レイアウトの自由度が上がるので使えるスペースは増えるかもしれんが。
耐久性が違うがテスラのモーターは500馬力くらいあるぞ、それを2基用意するだけでいい。
日産ノートのモーターは100馬力だからモーターのサイズを倍にすれば重量は8倍になり800馬力出せる、それでも18リットルのオイル缶程度の大きさしかない、発電機もほとんど同様で戦車にとっては大した重量でもない。
メカニカルなトランスミッションより軽く効率も良くなる、左右の駆動輪の回転数を変えるための面倒な操向メカニズムも不要になる。
今のモーターは超強力なネオジムを使っているからポルシェティーガーのころのブラシモーターとは全く次元が違異なっているし、パワー半導体もIGBTとか電車にいくらでも使われている。
>耐久性が違うが
最初から議論の対象にならないじゃん。大体EVのモーターは最高出力を出し続けられるようにできていない。
定格出力を出し続けられるモーターがどれくらいのサイズと重量か三菱や日立のサイトで調べてみるといい。
ルールは他人に強制させて自分は破るのが欧州じゃ当然だしな
車の排ガス検査不正も結局何もなしで終わったじゃんよ
戦車ならさすがに完成まで持っていけるだろうしドイツとフランスも殴り合ってるように見せつつ
東欧諸国からチューチュー吸い上げて裏でそちも悪よのぅで終わりそう
昨今、安価なドローンに装甲車両が面白いように狩られているが
この戦車開発が吉と出るか凶と出るか分らんな
俺は開発自体考え直した方がいいと思うが
次の戦車はテンペストみたいにイギリス、イタリア、日本で共同開発にならないかな?と真面目に思うのです。
日本の設計思想とイギリスやイタリアとすり合わせ出きるか?
10式とか日本の戦車は他国の戦車と比べてけっこう独特なイメージが強いんだけど
テンペストみたいにベースを共同で各国でマイナーチェンジを作るとかならありかも知れない
イギリスは自国での戦車開発を終了しておりBAEとラインメタルで契約してチャレンジャー2の近代化改修はラインメタルが行っている状態です(採用されるかは?)、イタリアはMGCSに参加できずに困っている状態です、そこで開発費用を抑える為の共同開発を行い生産は各国で行うタイプであれば行けそうです、主砲はNATO規格で装甲はモジュールタイプで各国好きに出来て、車体の長さも調節可能にして有れば共同開発でも行けると思いますよ、日本の戦車そのままで売り込むよりも良いと思いますよ。
どっちかが突然三行半突きつけて終わると思う。
どっちも常習犯だし。
結局ビッグマイナーチェンジで凌ぐかな?他の国から買うなんて出来ない。プライドで。
正直、戦車は完成形に達していると思うので、LEO2やルクレールの改良型十分だと思います。
大戦が起きるなど新車が大量に必要な状況が見えてきているなら話は別だが、今の状況で真っ新な開発の必要性は技術継承程度でしょう。
それこそ、M60Tのようにエンジン、120㎜砲、増加装甲を施せば、べトロ二クスは何とでもなるでしょう。
欧州強調しても協調しないで空中分解するでしょう。
開発中のレオパルド2の130mm砲 + 新型二人乗り砲塔付きのやつがレオパルド3を名乗るようになってみんな飛びついて終わる予感がする…
戦車の共同開発ってあんまり上手くいかんのじゃなかろうか
空以上に国の立地環境でコンセプトが変わるし独仏は間違いなく揉める
揉めると思う。戦車の戦術的運用な違いというよりも、両国人の性質の差と、何より輸出目論見のズレだね。
レオパルドとルクレール比べると、性能の違いというよりも思考の違いが壁になるだろうと
揉めるのは既定路線ですよね。航空機以外で共同開発の成功例って何かあるのかな?