トルコメディアのDaily Sabah(デイリーサバ)紙は29日、イランはバイラクタルTB2購入についてトルコと合意に達したと報じており注目を集めている。
参考:Iraq mulls buying Turkish drones, helicopters, military hardware
8ヶ国目のバイラクタルTB2運用国はイラクか、アル・ジュブリ国防相がTB2購入についてトルコと合意に達したと明かす
トルコのバイラクタルTB2はナゴルノ・カラバフ紛争での活躍を受けてモロッコやポーランドとの輸出契約がまとまり、アルバニア(調達費用として820万ユーロ/約11億円を予算に計上済み)やラトビアが購入に関心を寄せていると報じられおり米国のウォール・ストリート・ジャーナル紙はTB2の快進撃に「カラシニコフのAK-47を彷彿とさせる」と称賛、フランスのル・モンド紙はTB2を含むトルコ製UAVを「飛ぶように売れる」と表現して「たった10年足らずでトルコは米国やイスラエルや中国に並ぶほどのUAV大国になった」と報じて注目を集めていたがイラクが新たな顧客に名乗りを挙げた。
イラクのアル・ジュブリ国防相は現地メディアに対して「TB2購入についてトルコと合意に達した」と明かしており、さらにトルコ製の攻撃ヘリ「T129ATAK」12機やシリア内戦で軍事作戦(平和の泉作戦または平和の春作戦)で無人機と組み合わせることで「決定的な役割」を果たしたと評価(リビア内戦やナゴルノ・カラバフ紛争でも使用されたとの噂がある)されているトルコ製の電子妨害システム「KORAL」6基の購入もトルコ側に要請しているらしい。

出典: Turkish Aerospace Industries, Inc. T129ATAK
バイラクタルTB2は開発国のトルコ、カタール、リビア、ウクライナ、アゼルバイジャンが運用中で今年5月までにモロッコ(13機)とポーランド(24機)が導入契約を締結、さらに今年7月にはアルバニアがTB2調達計画(数量不明)を発表しており、ラトビア以外にもブルガリア、ハンガリー、セルビア、ソマリアといった国が水面下でTB2導入交渉を進めていると言われている。
イラクがTB2を導入すれば8ヶ国目の運用国となり、TB2が使用するUAV専用の精密誘導兵器「MAMシリーズ」の需要はますます盛り上がりを見せるだろう。

出典:Baykar
因みにTB2を開発したトルコのBaykar社は強襲揚陸艦から運用可能なTB2の拡大発展型と言われる「TB3(最大離陸重量はTB2の2倍強となる1,450kg=MQ-1並)」や無人戦闘機「MIUS」の開発を進めており、2022年(TB2)と2023(MIUS)に初飛行を行うことを予定で、昨年に発表した無人水上艦艇「ULAQ」はテストを経て量産を開始、新たに2種類の無人水上艦艇開発プログラムを立ち上げるなど無人機開発で得た技術を応用した兵器開発を信じられないほどのスピードで行っている。
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※アイキャッチ画像の出典:baykarsavunma
とうとうイラクにまで劣後する無人機後進国ジャパン・・・
早く相手を能動的に攻撃できる兵器の導入・開発・実戦配備をできるようにする必要があるよな
敵基地攻撃攻撃の可否みたいにその前段階で躓いている場合じゃない
ドローンだけでなく中距離弾道ミサイルや対地巡航ミサイルといったほかの他国への攻撃兵器も自衛隊に導入してほしいよね
とうとうと言うか、最初から他国への攻撃兵器持ってない時点でそれを持っている国にその点では負けているしな
だからこそ日本に他国への攻撃能力が求められているわけで
そんな愚痴るなら、アショアとかイージス艦とか要らないとか代案出せよ。イラクがそんな所に金使っている訳じゃないんだぞ。
トルコ製は軍用UAVのカラシニコフになりそう
日本のガラケーや家電が、アレもコレもと余計な機能を付けて
高く売ってガラパゴス化したように、今のアメリカの無人戦闘機を
見てると同じ道を歩いているように思えてならない
今世界が求めてるのは質より量なんだよな
それ少し違うと思う。
オールマイティーでなくて目的に特化した安価な製品が選ばれてる。
高価な戦闘機に何でもかんでもやらせるよりも、任務に似合った飛行体があれば済むだろ
ケーキとおかずも作れます万能な高めの炊飯器って、横からみてたらバカみたいだし
F35Bが買えないなら、性能は劣るけど、とりあえず有り物で色々模索してみようの精神はすごいと思う。
ここらで日本もトルコと長航続距離型の無人機開発で、手を結ぶというのはありなんじゃないか。
そんなに仲悪くないんだし。
1から作るより良いだろうし、トルコもさほど否定的でなさそうだし。
あるいはちょっと前に作ってた強襲揚陸艦用も、F35連携で難のある海自は難しくても、比較的持前で連携できる陸自なら、揚陸前の偵察用に使えそう。
日本は1機300億円近く掛け、整備も通信設備もアメリカに委託して、操縦だけのRQ4グローバルホーク。
しかもたった3機なのに未だに導入出来ず。
ウクライナは6900億ドル(76億円)で全部パッケージ化された12機(1機辺り6.3億円ちょい)のTB2。
マジで日本の装備品の整備計画腐ってるよなぁ。せめて何でMQ9系じゃなかったんだよ。グロホ推した奴ら切腹しろ・・・。
誰も責任を取らずずるずると悪化して破局
戦前から変わってないですねぇ
それが日本の役人供に連綿と受け継がれるDNAですから!
国民が監視してないと無責任に無駄遣いをやるのが役人。
そのためにも軍事に関する報道はもっと増えて良い
隠すことは疑われる元でしかない
朝日新聞の情報で事実かは分からないが日本が導入したグロホの運用コストが年に1機120億するらしい。それにアメリカが同型機を全機退役させるもんだからコストが跳ね上がり仮に200億近くに上昇すれば3機の合計コストはザックリ年600億近くも掛かる事になる。
毎年600億もの金をドブの中に放り込む様なもんだよ。
そんな金あったら陸自の貧弱な個人装備の改善に注ぎ込んだ方がまだいいよね。
オリンピックといい嘆かわしい。
3機で120億じゃないの?
赤旗には年間維持費は3機で130億円近くになり~って書いてたけど
リンク
ごめんなさい、確認してみたら年間120億で1機120億という事では無かったです。
記事はきちんと読まなきゃ駄目ですね。すみません。
TB2とMQ9とグロホじゃ出来る事が違うからねぇ
日本が欲しかった用途、洋上哨戒と偵察という点ではグロホが一番性能で優れてたし(速度も速いし、航続距離が特に数倍も違う)
問題点として考えるならグロホがどうの、MQ9がどうのと機種で考えるよりは中期防で2015年までに導入したいと前倒しまで言われてたグロホがなぜここまで導入がずれたのかを詰める方がいいと思う
でもまぁ、あれだけ導入前倒しを言われてたのが2016年の決定で2019年以降に配備する方針で発表されて、それがどんどんずるずると流れて行って結局本邦に配備されるのが2022年になった流れを考えると、結局行きつくところはいつもの「予算がないから後回し」だったのだろうなと(それが理由なのだとしたらグロホだろうとMQ9だろうと後回しになったのは想像に難くないので)
この状況になってようやく2022年度からはもっと増額させる方向に話が言ってるみたいだけどそれでいつもの予算がないから後回しとか言うクソみたいな理由で装備が後回しになるのが少しでもマシになるといいね
とりあえずグロホについては2機が初飛行終えてるし臨時偵察航空隊には来年度までには配備されるでしょう。使えるのかどうかって疑問符が出てるけど洋上監視まで含めると幾らでも使い道は出てくるでしょうし、何なら宮古島付近を通過する軍艦の撮影なり不審船監視なりにでもまわしとけばいい(その分洋上監視に回してたP-1とかを別の海域やら別の訓練に回せるようになるし)
勘違いだったらすまんが、日本が導入したグロホって陸上用じゃなかった?
海上用に特化したのを入れようとしたらアメリカから拒否られたとか。
センサーの性能いいから別にグロホでも高高度から洋上の監視はできると思うよ
トライトンみたいに低高度を飛ぶのはきついと思うけど
バイラクタルとグローバルホークで運用する目的が違うからとしか…
高高度から海洋監視に適したのがグローバルホークだったから採用してる訳で。
もうその理屈は通用しないぞ、中国はグローバルホークよりも随分小さいを東シナ海に投入して情報収集を開始している。
特にISR用途の無人機なんて小型機でも40時間ぐらい飛べるんだから機体サイズで判断するのは間違ってるよ
単純な大きさと比べるのではなく、発進基地から対象までの距離を比べないと意味がないような
まあ、海洋監視任務に適した方だったら、もう一つの派生型のMQ-4C トライトンなんだけどね
ドイツは議会から無駄遣いと非難浴びながらもユーロホークをきっぱり諦めてトライトンに
乗り換えたけど、日本ではその決断は出来んようだな
そりゃまぁ今からキャンセルしてトライトン出来るの待ってたら無人機の運用体制の取得がさらに数年遅れるからでしょうね
空自で無人機を運用する体制の獲得がさらに数年間後ろにズレてもいいなら知らないけど明らかにやばいでしょう
導入再検討の話が出た時はよくやった!、と思ったんだがなぁ。
違約金でも何でも払ってさっさと損切りして欲しい。
今となっては今が一番被害が軽く済むタイミングだろう。
浮いた運用費をテラ・ラボやフジインバックに突っ込めばどうにか使い物になるレベルの物がはるかに安く出来るだろ。
それもあるんだけど問題は早く導入進めんと空自の無人機運用基盤の獲得がどんどんズレる事なんだよね・・・
ぶっちゃけもう損切りするタイミングは逃したと思ってもいいかもね
ここで見送りして損切り代払った挙句、空自の無人機運用基盤の獲得がさらに数年ずれ込みましたなんて状況ははっきりいって将来起きるであろう有事において致命傷が確定する案件だと思うし
なので古いグロホはそれはそれでひとまず運用基盤の構築も兼ねて使いつつ、新しいグロホを売ってもらえる交渉をするか国産の無人機の開発を後押しするのがいいと思う
で、将来新しいグロホなり無人機なりが出来て導入する事が出来たなら古いグロホは早期退役させるか脅威度の低い平常の監視任務のローテーションに加える(=他の作戦機を平常任務から外して別任務へ投入する余地を残す)感じ
日本にって声が理解できないな。そもそもバイタクルじゃ能力不足だし、あってもシステム統合できない代物じゃんか。まして政治的に微妙なトルコと手を結ぶ理由が思い浮かばない。
無人機開発技術自体は次期戦闘機と共に既に進みつつあるのに、何でわざわざ…
バイタクルそのものが欲しいんじゃなくて、運用経験が欲しいんじゃないかな、みんな。
たとえ能力的にいくつかの島嶼警備ていどにとどまったとしても、「足りないもの」を運用することで需要の切り分けができる。
日本は仕様策定でいつも躓く。というか盛りすぎる。これは純潔主義が招いている結果だと思う。
足りないものを使う、ってのはとても大切なことだと思うよ。
政治面でも、不安のあるところと付き合うことがむしろ外交になるので、かえってそういう国とこそ浅く広い付き合いをすることは大切。
なので僕は導入して欲しい派だな。もちろん、ほどほどの数量での話でだけど。
カネも人も足りないからだよ
純潔主義なんて関係ない
いや仮にあったとしても上手くいかないから
イギリスやその他の国みたいに未来の戦場がどうなっているのか想像し戦略性に基づいて投資する頭脳や決断力が政府にはないから無理
比較的小型のUAVは海に過去かれた日本では攻撃用途では使いにくい、海を渡るあいふぁに確実に探知され対処するだろうから。
と言って大型のUAVは高価だし戦闘機を相手にした場合確実に撃墜される。
日本に必要なのは完全ステルスで数日飛び回れるUAVかな。
滞空時間重視の偵察UAVと、機動性重視の戦闘UAVは別物だろ。
何言ってるんだ?
横からですが
防衛装備庁が目標にしてる戦闘型随伴UAV開発に必要な制御系技術体系確立は、軍事用無人機全般に適用され得る中核的なものをです。
無人機研究開発ビジョンでは、その研究開発過程で確立した技術を長時間滞空警戒監視型UAV等に適用することが説明されています。
そもそも無人機研究開発ビジョンは本邦独自の無人機技術研究開発スケジュールと技術達成見通しを示したもので、戦闘随伴型UAV開発のみを目標にしたものではありません。
また、国内開発を選択肢にする可能性を示すもので外国製UAVの導入を妨げるものでもありません。
レスズレかな?
内容には同意するけど。
バイタクルって何だよwwwww
その機体の役割も考えずにバイラクタルを能力不足っていうのがいかにも日本人ミリオタのスペック厨って感じやな
バイラクタルが出来る事はISR、近接航空支援、空中からの敵戦闘車両の撃破ですよ
そりゃあ、敵の防空艦を撃破したり戦闘機と戦ったりはできませんよ?
機体単価、十億と少しですからねw
横からだが日本にとって重要なのはバイラクタルが開発コンセプト通りの性能を有してるかどうか、じゃなくて日本の求める性能を有してるか、でここでの「性能不足」ってのはそういう意味だろ。
むしろニーズを無視して機体性能を評価する方がスペック厨だと思うけど。
日本が求める性能って何だい?
それこそ第一線で防空艦を攻撃できる!とか戦闘機と渡り合える!みたいなスペック厨丸出しのトンデモ性能かな?
バイラクタルは一部攻撃ヘリや偵察ヘリ、攻撃機の任務を代替出来てそれでいてとんでもなく安く損耗に耐えられるから需要あるわけだが、バイラクタルが性能不足のため不要だと言ってしまうと一機数十億〜百億する既存の偵察ヘリ、攻撃ヘリや攻撃機は軒並み存在意義が無いという事になるが?まして陸自の骨董品ヘリなんて尚更w
それはニーズを満たしてるの?
何で攻撃能力が出てくるんだ。本気でスペック厨というかウォーモンガーなのかな?
日本の広大なEEZカバーするにはまず何より飛行性能でしょ。
理想を言えばRQ-4クラス(高度20000m付近を600km/hで20000km以上)だが、それだと思いっきり価格が跳ね返るので、積乱雲を飛び越えられる実用上昇高度12000m、300km/h程度の巡航速度、24時間の任務飛行+展開撤収分の滞空時間とかそんな感じかなぁ。非武装MQ-9のちょい劣化版くらいのイメージだね。
バイラクタルは滞空時間だけは及第点だが飛行高度も速度も足りない。高度5500mでは見通し距離が300km以下、高度11000mならほぼ400kmだからね。
試しに日本のEEZ図で例えば石垣島から九州辺りまで、中心を130km(バイラクタルTB2の時速相当)ずつ移動しながら半径300kmの円を書いて行ってみると良いよ。
同じく300kmずつ400kmの円(↑の要求性能イメージ)、500kmずつ500km(RQ-4級イメージ)と比べてみればバイラクタルTB2が広域監視用として如何に頼らないかが実感できるんじゃないかな。
ちょいちょい名前の出ているテララボやフジインバックの機体も開発済みの物は飛行性能的にバイラクタルと大差ないので物足りないが、例えばテララボが開発中のドルフィン8000は最大高度20000想定で設計しているので巡航速度12000mとしても広域監視用としては一気に実用性が上がる。
もちろん開発中は所詮開発中に過ぎないが、だからこそ開発支援と運用試験も兼ねて現時点では要求性能には多少物足りなくてもそれらのメーカーの機体を導入するべきだ、というのが俺(と、ここのコメ欄の数人)の意見。
バイラクタルを何機買ったって、わざわざ日本の要求する広域監視バージョンを作ってくれるとは思えないからね。
価格が跳ね返る→価格に跳ね返る(価格が跳ね上がる、とで迷った)
頼らない→頼りない(ただの誤変換)
>バイラクタル Akinci
巡航速度 240km/h
最高速度 361km/h
航続距離 7,500km
滞空時間 24時間+
最大高度 12,192m
運用高度 9,100m
…おっちゃんナンボや?orz
いやいやいや、だから何でそこで早期警戒機や哨戒機並みの飛行性能や滞空性能が比較として出てくるんだっつーのw
本気の広域監視がしたいならそりゃ早期警戒機や哨戒機の買い増しでいいだろ
何度も言ってるが性能的にバイラクタルTB2はCOIN機、攻撃ヘリの延長線に収まってるわけで
アンタ、陸自のヘリは広域監視も出来ないし速度も遅いから不要とでも言いたいんか?言ってる事は同じやが
低速・滞空型の攻撃機は日本では(国土・安保事情的に)使いにくいでしょ。ヘリが有人固定翼機より遅いったって普通にTB2の2倍は速いからね?
沖縄から与那国島とかでも500km以上。TB2だとほぼ4時間掛かる。直径500kmあればTB2が大活躍したナゴルノカラバフ紛争の戦域どころかアルメニアとアゼルバイジャン両国まとめてほぼすっぽり収まっちゃうんだよね。
そして仮想敵は遮る物もない洋上を何時間も掛けて近づいてくるノロマな攻撃機を遠距離から迎撃する能力を有してるし、いざ事を起こした状況で向かってくるTB2を撃ち落とすのに対空ミサイル使うのをケチるほど倹約家でもない。
> 本気の広域監視がしたいならそりゃ早期警戒機や哨戒機の買い増しでいい
機体価格と運用人数。平時から24時間365日必要。広大な対象領域。有事の際は真っ先に狙われる。有人だと気密や保温が必須な運用高度。
どう考えても攻撃機よりこっちの無人化が効率的だと思うけど。
無人機版のP-1やE-2やRF-4が直近で欲しい、って話なので早くても2035年配備の戦闘機随伴無人機はあんまり関係ないかと。
とはいえわざわざトルコと協力する必要も感じないのは同感だけどね。
国内でやる気も技術もそれなりに備えた企業が数社あるんだからそこに金と必要な支援を突っ込む方が良い。
安いから研究用に数機導入してみて運用方法やネガティブな部分を洗い出せばいいのに 防衛省もメーカーもなんだこのくらいで充分とか航続距離伸ばすにはここはこうしたいなとかやっぱりだめだな根本的にやり直したいところ把握するのにメリットしかないけどな
武装UAVのアレルギーを調べる研究になりそうだ。
今でも評価試験用に少量調達してる装備はある訳だし買って研究してみてもいいと思うんだけどねぇ
いつの間にか時代に取り残されていた海自の対機雷戦術みたいになってなきゃいいんだがな
やがて強襲揚陸艦の保有に踏みきるはずだから、無人機搭載の可能性を評価試験くらいしとかないと、またグロホみたいな笑えない不始末になりかねない
すでに中国はそこそこのお値段な無人機でこちらを偵察に来てるのに、
いつまで時代とズレた感覚の正当化をやってるんだか
お笑い防衛省とか言われても仕方なくなる
3ヶ国も売れれば十分ベストセラーだな
ISR特化の小型UAVも今後の南西諸島防衛には必須だと思うけどな
敵上陸部隊の偵察監視、位置情報の共有ができてるだけでこちらが相当有利になるのは間違いないし
バイラクタルクラスの中型UAVも、島嶼戦闘の際戦闘ヘリ以上に効果的に攻撃出来ると思うんよなあ
そうなるとフジ・インバックが開発中の無人機は割と選択肢としては有りかもね
あれ1.5億の価格で30時間、3000㎞を飛べる代物にするらしいし、その前段階となる無人機(24時間、2500㎞飛行可能)は既に出来ててその改良型って話らしいので
何よりフジ・インバックの無人機は過去の実績もそれなりにあるみたいだし
フジインバックの過去の実績機はよく言えば実用本位、正直に言えば糞ダサ感が拭えない(見た目だけの問題ではなく、抗力増につながるので滞空・航続性能が落ちる)機体が多かったけど、滞空・航続を意識した今回の試験機は一気に洗練度が上がったよね。
個人的にはフジインバックは柔軟翼を積極的に活用し実用化している点が興味深い。
現状では初期のパラグライダーの様な糞ダサ翼(見た目だけではなく以下略)なのでペイロード目的の輸送機や緊急時の軟着陸にしか使用していないが、ダイアゴナルリブやシャークノーズ、カーボンやナイロンのロッドでのプロファイル整形等の技術を積極採用すれば滞空・航続型の機体にも採用は可能になるだろう。
個人的には必要に応じて翼端に「継ぎ足す」形で展開する柔軟翼を検討していただきたい。
日本(というかミリオタ?)がUAVに求める物
1長時間の飛行能力
2洋上と飛行機(可能なら小型航空機)を監視するレーダーやセンサー
3陸自や海自が発射した対空・対艦ミサイルの誘導能力
4ミサイルの携行と攻撃能力
5リアルタイムの戦場監視能力
6財布に優しい驚き価格
あと何かあるだろうか。てか、1〜3だけでもすぐに満たせる機種はあるんだろうか
1機種に全てを求めてる奴はおらんでしょ。
俺の希望は1・2・6(即時)→1・2・3/5(なるはや。3/5は別機種や兄弟機でも良い)だな。
4は随伴無人機の将来型だから2035年より更に後で良い。
1・2・3/5機を開発し得る国内企業から1・2・6機を導入して資金と実績を与えて、必要に応じて技術支援を行うのが現実的だろう。
防衛省が本気でそれら仕様をひとつの機体に纏めようとしてるならそりゃあ日本が出遅れるのも納得だ。そんな事はないと願いたい。
どこの国もその機体の役割、出来る事を絞ったり割り振って複数機種を安く開発しているのは周知の事だというのに…
資料とか見た感じ、防衛省はこれらを一纏めにしようとはしてないから出遅れてるのは別の要因だと思う
FFRSを導入したりむしろ2000年代とか初期の頃は割と頑張ってたんだけど、その後の急速な無人機の発展に予算が追い付かず研究しか出来なくて諸々後回しになってたイメージ
正直もっと早く各種実験やテストをするための予算を通してたらこうはならなかったと思われるので今回の防衛装備庁の研究費用大幅増額と定員の増加で少しでも遅れを取り戻して欲しい所
「飛ぶように」も何も飛んでるやんけ。
飛ぶよう
意味 非常に素早かったり、勢いがあったりするさま。
管理人が軽く上手いタイトルつけたから拾って突っ込んだんだが…