まもなくフランスでパリ航空ショーが開幕する予定だが、既に会場の様子や展示される装備品がSNS上に登場しており、仏企業が超大型UACV「Aarok」を披露する予定で、日本企業も飛行艇型無人航空機の次世代コンセプトを発表する。
参考:France’s Largest-Ever Drone Has Broken Cover
個人的にはワクワクする1週間がやってきた
この印象的なUACVのサイズはMQ-9Aとほぼ同サイズだが、機体の側に立った人間と比較すると胴体が非常に大きく、公開されているAarokのスペックは翼幅21.9m、最大離陸重量5.4トン、兵器搭載量1.5トン以上、24時間以上の滞空能力、荒れ地での運用能力、衛星通信に対応などで、フランス軍が採用している精密誘導兵器「HAMMER(米軍のJDAM弾に相当)」を使用できるらしい。
One of the more interesting exhibits at @salondubourget will be this new UAV from Turgis & Gaillard. Seemed quite unremarkable to me when I first saw the picture…until I saw the size of the man stood by the wing. What a beast!! @JanesINTEL story by Frédéric Lert to come. pic.twitter.com/Fkow9HhW1a
— Gareth Jennings (@GarethJennings3) June 14, 2023
🇫🇷 Le coup de boost dans la filière drones française !
L’#Aarok, le drone de combat et de surveillance de la PME @TurgisGaillard.#ParisAirShow @salondubourget pic.twitter.com/WvZ0e1yhs1
— OpexNews | #ParisAirShow 🚀 (@OpexNews) June 19, 2023
AarokはTurgis&Gaillardが独自に開発したもので仏軍の採用が決まっている訳ではなく、米ディフェンスメディアは「MQ-9を政治的に購入できない顧客にAarokを売り込むのではないか」と予想しているが、海外市場にはMQ-9と競合するUACVが幾つもあり、フランスはEurodroneの開発に参加しているためAarokが置かれた立場は非常に微妙だ。
さらに興味深いのは日本のスペース・エンターテインメント・ラボラトリーがパリ航空ショーで披露する「飛行艇型無人航空機の次世代コンセプト」で、ハマドリシリーズで培った飛行艇型無人航空機のノウハウを活かして主翼中央に最大300kgのペロイードを携行しながら約1,000kmを飛ぶことができる機体を開発するらしい。
スペースエンターテインメントラボラトリー、飛行艇型無人航空機次世代コンセプトを発表[Paris Air Show 2023]#ParisAirShow #スペースエンターテインメントラボラトリー #DRONE #DRONEjphttps://t.co/01wPOsqeIG
— DRONE(テクノロジーメディア) (@drone_jp) June 19, 2023
主翼中央には音響センサーを内蔵したUUVなどの搭載を予定、同社は「科学観測や民間だけでなく防衛分野のニーズにも対応する」と述べている。
他にもイスラエルが極超音速ミサイルを迎撃可能な迎撃弾「SkySonic」をパリ航空ショーで披露する予定で、フランスは何らかの大型契約を会期中に発表する可能性もあり、個人的にはワクワクする1週間がやってきた。
関連記事:イスラエル、イランの極超音速ミサイルを迎撃可能なSkySonicを発表
※アイキャッチ画像の出典:Matti Blume/CC BY-SA 4.0 パリ航空ショー2019の風景
>科学観測や民間だけでなく防衛分野のニーズにも対応する
日本のドローン関係会社って日本企業としては珍しく自衛隊に協力的な所が多いんだよね
むしろ自衛隊の方が「このドローン何に使うのー?」みたいな態度だから困る
中国がドローンの分野で大きく日本を凌駕したのも、豊富な資金力や人材力の格差だけが原因ではなく
軍や政府の理解度の差が大きいと思うんですよね
総合力で負けてるのなら、せめて頭の柔軟性くらいは向こうの先を行くくらいの気持ちくらいは欲しいです
うっ! それは業界N位の我が社にこそあてはまるキラーワード…
国家100年の大計が礎にある国と、自分らしさを求める国とでは勝負にならんでしょうなぁ
ロングスパン=今年度が標準思考ではね…
人民解放軍は他国に先んじて様々な試行錯誤を繰り返しながら智能化を急ぐ中で、
日本は民間企業共々、他国の後追い物真似を繰り返すだけの低知能化が著しいですが
具体的にどう変革していけばいいんでしょうね
経済規模の話をされるとそれで話は終わってしまいますが、思考くらいは幾らでも変えられると思うんですよね・・・
何故この30年あまり日本は他国の後追いしか出来ない構造に劣化してしまったんでしょうか?
「いまだにマスクを外せない日本人」が多くを物語っている、と思う。
ここは、軍事系ブログだから趣旨から外れて申し訳ないが、戦後に日本が発展してきたのは
・もともとある教育レベルの高さ + アメリカによる資本注入
・後追いで先行製品を真似し、安くかつ文句を言わない労働力で、良品を安く大量生産
が大きいと思う。
要するに、
・お手本の真似をする
・上からの指令を、何も考えず忠実に実行する
・周囲の輪を乱さず、他と違うことをしない
をしていれば、かつては物が売れ自然と給料が上がっていったが、日本人の賃金が上がったために、安く物が作れなくなってしまった。
代わりに中国やほかのアジア諸国が安くものを作れるようになった。
そういう時は、方針転換するべきだが、日本はできていない(やろうとはしているが)。
なんでかなと考えたら、コロナ騒ぎの時に、多くの日本人は
・周囲の真似してマスクつける
・政府の「お願い」を、何も考えず忠実に実行する
・5類になったのに、周りの目を気にして、マスクを外さない
なんてことをしているので、こんな「周囲からの突出を嫌い、自分の頭で考えず、かつ変化を嫌う」国民状態じゃ、そりゃ経済停滞するよ! と思っちゃった。
日本の武器輸出や憲法の改正がなかなか進まないのも、共通の根本原因があるのかもね。
賃金が欧米各国より低いところを見ると
安くかつ文句を言わない労働力〜は今は復活してるんじゃないの?
わからんけど…
問題はその労働力が日本と日本人のために使われてるかどうかは疑問が残るが
別に弱毒化したわけでも感染リスクが下がったわけでもないのに「制度運用上の都合で5類になったから!」でマスクを外す方がよほど御上の言葉に従ってるだけの人間でしょうに…
むしろ5類になっていざ感染した時の手当が期待出来ないから尚の事気を付けざるを得ないんだよなぁ…。
会社とかのケアも緩んだからむしろ社会人的にはリスク上がってるんだよね。
今コロナ喰らって数日寝込んだら有給消し飛ぶ…
言ってることが全部間違いとは言わないが、今はともかくコロナ真っ盛りの時に「俺は何にも従わん」とマスク拒否してたような輩は普通に社会にとって有害だったと思いますが?「災害が起きたらみんな政府の指示に従って避難する!お上の言いなり!」と言っているようなもので例として適切でないのでは?
しれっと個人的な主張を押し付けるのは良くない
マスクつけるもつけないも自由
日本がコロナ防疫に関して世界トップクラスの優等生なのは結果が物語っているし
マスクつけている人に外すことを強要するのは、自分で考えているからではなく周りに踊らされているからです。
コロナ後の経済の回復が世界の落第生なんで、
極度に恐れた日本の対応が良かったかは意見が割れるだろうけど・・・
今の日本の経済成長率を見てソレ言ってます?
それどこ情報?むしろ逆の認識だけど
この飛行艇型の分野では日本にぜひ頑張ってもらいたい。できれば新明和も関わって欲しい。
皆さんご存じのように米軍も昨年からUS-2にかなり興味を持っている(購入希望とは違うよ)のは、台湾有事の際に
海洋での救難や迅速な島嶼への進出に必要なリソースの一つが飛行艇だからだ。
残念ながらUS-2は量産が難しいので、無人機がUS-3で対応して欲しいな。
新明和は新明和でXU-Mを飛ばしてるので危機感を持ってるんでしょうね
機体規模が結構違うのと新明和の方は単胴のオーソドックスなタイプなので、二種並行で開発が進んでいるのはこれはこれでリスクヘッジとしてはありかなと思います
開発リソースが分散するデメリットもありますが…民間企業の自主開発なんでそこはどうしようもないか(;^ω^)
というか無人飛行艇なんて海洋国家なら役に立つ場面しかないんだから
本来なら防衛省自身が開発してないとイケない装備なのに
何で民間の新興企業にダシ抜かれてんのよ・・・
まんまベンチャー企業と大企業の関係ですな
大企業はどうしてもトロい
一つあるのが民間企業には競争というものがあるからですね。成長しないと生きられないからこそ伸びる。財源が安定している国の機関ではこうは行かない。
役立つ場面しかないってぼかすけど、むしろどんな用途考えてるの?離島輸送メインならそこまでの飛行の安全性確保とペイロードの問題、救難なら決まったコース飛ばない問題とどこまでのシーステートで離着水出来て救助救命体制構築までがセット。
そして着水すれば船として機能する必要ある筈だから法令に則り各種装備を付けてそれをしっかり機能させる必要性。
離着水時に風と波の状態を判断する必要があるし、しっかりとした地面や甲板で運用する機体より何倍もハードルは高いだろう、おまけにニッチ過ぎるから投資に見合う成果なんてないと思う。
無人飛行艇作るぐらいならVTOL輸送機作って亜種として海上運用パッケージ作る方がマシだと思う。それだと離着水時の問題や機体形状や強度に関してはまだハードルが下がる。
フランス機の割には小洒落てないんな
あと看板みるとMTOW 5,000kg ペイロード 3,000kgってホントかいな、積めすぎやろ
人間に関係する構造と機材を全部カット出来ますからね・・・
風防から座席から計器パネルやらスイッチやディスプレイ、全部カット出来るわけで。
しかも操縦席を無視して機体の重心の理想的な位置にペイロードを持ってこれます。
人間という制約に設計が邪魔されないのが、AI戦闘機に人間が勝てないと言われる理由の一つでもありますね。
無人飛行艇は実用化出来たら島嶼への物資輸送に八面六臂でしょうね
素人目に見て着水に技術的課題がありそうですが
むしろハマドリの売りは波のある環境での全自動着水かと。
そもそも完全防水かつ低速なので着水失敗してもある程度誤魔化しききそうですし。
確かにそうですね
乗員が搭乗しないで済むので構造的に有利な場面と言うものがありそうです
無人飛行艇は救難救助や台風の観測など平時から活躍できる場面が多そうだ。
ノウハウを貯めて、安価で実用的な国産海洋ドローンが開発できれば我が国の主力輸出装備品となるだろう。
凄く気が早いような感じもしますが、無人機にも[電子戦自己防衛機能一式]付けないと生き残れないと思うのですが・・その辺りはどうなのでしょうか?ヘリ用のは既に出ているようなのですが。
リンク
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ロシアの[Vitebsk25]EWSystemの詳細はロシア側からは現在出ていないみたいですね、動画が非公開になっているようなので違うのをリンクしておきます。Ka-52で18発のMANPADSの妨害に成功しているみたいです。
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双胴型の面白い形の飛行艇ですね。
ドローンでないと、こうした形には出来ないような気がします。
仮にUS2のサイズだと、主翼が真ん中で折れそうな気がします。
でも、300kg運べるなら、結構、実用性がありそうですね。
母艦は何になるでしょう。
水中に伸びたスロープがあると、回収時に楽でしょうね。
無人機が増えるのはいいことだ。国防の側面もあるが、個人的には民需品が売れるようになってほしい。
時代は無人機だよ!兄貴!いつか大規模空輸も無人機が台頭する時代が来たりして。
うーん。日本ドローン企業は実機ではなく実機縮小ラジコン機でもなく機体模型も無く、コンセプトですか。
残念。まずは目で見て手で触れるという実感を提供できなければ、絵に描いた餅では?
現物があれば話は弾みますが、コンセプトだけでは受注競争、開発競争に勝つのは多難でしょう。
いつになったら完成品ができるんだ?飛ばない物に人も企業も金は払わないので、まずは試作品でもいいから展示してほしいですね。試作品でも改善のヒントや実需に求められる使い方や性能が現物の課題を通して議論できますが、コンセプト映像や説明なんて形にならないと所詮は空想止まり。
ラジコンでもいいから展示しないと説得力に欠けます。
しかし、日本企業には頑張ってほしい!!
>>小型で電動のハマドリ3000と、中型でエンジン駆動のハマドリ6000(製品開発中)がラインナップされており、
この会社は小型と開発中の中型はあるけど、大型が無いから、こういうの作れますよというアピールしてるんでしょうね
中型が完成するまで開発リソースを割くわけにはいかないと思いますよ
資金繰りが大変なベンチャー企業に無茶を言ってはいけません
ハマドリ3000でいいから実機の展示はして、欲を言えば飛ばして欲しかったところ。飛ばすのが難しければ後ろで実験映像流すでもいいし。
…とはいえ当の本人達がそうしたくなかった訳もないので、やってないならそれなりの事情があるのでしょうけどね。
政府は今年度から経産省・防衛省協力の下、「防衛産業へのスタートアップ活用に向けた合同推進会」を発足させました。
6月16日に第1回合同推進会を開催しています。
>国家安全保障戦略及び国家防衛戦略に基づき、民間のイノベーションを推進し、その成果を安全保障分野において積極的に活用するべく、スタートアップ企業と防衛省・自衛隊のニーズとのマッチングを図る機会を創出する
のが目的です。
第2回以降はスタートアップ企業の招聘等を通じて、防衛省・自衛隊とのマッチングを図るそうです。
S.E.L.は従来から経産省のスタートアップ企業支援活用に熱心で、これに招聘される可能性は高いんじゃないでしょうか。採択されれば公的補助を受けられることになります。
今回のコンセプトでUUV運搬投入能力を第一に持ってきているのはそれを睨んでかも。
コロナ前に横田基地祭で生A-10に触ったりもしたけど、これやファーンボローのような海外のエアショーにも行ってみたいな。
管理人さんがウキウキしてるのがこっちにも伝わってきて草
無人機は自由な発想の元開発されてて、個性豊かでほんと見てて楽しいね
その矛先がこっちに向けられてないうちは、ね…
300kgが限界だとサイズはそれ程大きくはないですね
これではUS-2のように3mの波の中での着水は無理そう
まあUS-2の耐波性能もあくまでも飛行艇の中ではトップというだけで、水の上がホームグラウンドの船の世界だとUS-2の半分の全長で7m~8mの波でも平気っていう船もありますから
>3mの波高で運用が可能
とズバリ明言してますよ。
なんか形状が第二次世界大戦の飛行機みたいですね
世界最大の飛行機が似たような形してたような気がするなあ。あれも確か運搬用だし、大容量の運搬だと双胴って有利だったりするのかな。飛行艇だと下手すると波でぼっきりいきそうで怖いけど。
無人機だからこそ、サンダーバード2号のように機体中央に重量物を搭載して機体重心を中央狙い位置にしたいのかなと思いました。
全翼機のように機体中央さえ揚力発生部として利用できれば理想なのでしょうが、飛行艇としては全翼機は最悪な選択ですから相胴式になったのだと思いました。
個人的な意見ですが、機体の大きさの割に主翼中央が小さ過ぎて問題が起きる気がします。
耐波性を上げるには双胴が有利になるからでしょう。
単胴+翼下フロートだと3点で支えることになりますが、3mの波となると3点均等に荷重が乗る事など無くかなり余裕を持った強度と浮力のフロートが必要となります。そして翼下フロートは飛行中は邪魔者でしかありません。
個人的には二重反転ローターのヘリコプタータイプの方が使い勝手が良いんじゃないかとは思う。
シーガーディアンサイズの無人飛行艇開発したら、めっちゃ使えそう
日本だと純粋な軍事用ってんだと難しいだろうし、民間利用メイン(ところでその一方で軍事にもイケるんですよ)みたいな売り文句になるのは実に日本らしいというか
災害時にも役に立つってことならいろいろ導入しやすいしいいよね
離着陸に水面を必要とする飛行艇型UAVはニッチ商品でブルーオーシャンなのかもしれないが、水面にも着陸できる垂直離着陸可能ティルトローター型UAVとかに駆逐されそうな気がせんでもない。
なんか翼中央の強度心配する人多いな。単純に「細いから弱く見える」のかな?
少なくとも翼中央は揚力が無いor小さいのに重い胴体がなくて、接合部とかなくて翼桁がっつり通せるんだからむしろ普通の中央胴体の機体より断然強固だと思うけど。
しかもエンジンの後流受けてしっかり揚力も発生するんだから中央に多少のペイロード積んでも全然平気じゃないかなぁ?
仮に強度に不安があるなら中央の翼だけ前後に延長するなり複葉なりタンデムにするなりの設計をしたでしょう。
過去に生産された様々な形状の飛行機を見ればわかると思いますが、個人的な意見ですとこのままの設計強度だと主翼に亀裂が起きると思います。
理由は簡単な物理です。3次元の捩れが常時負荷がかかる翼の2分の1の距離即ち翼中央が翼端の寸法とあまり変わらない。そもそも機体の大きさに対して主翼面積が小さすぎる。
人間が搭乗しない事を前提としても小さすぎる。
例えるなら、クレーム車の中間ブームの寸法が根本と先端と同じだと簡単に折れるようなものです。
レシプロ機もA10のようなターボファン機でも直線翼にする時は機体に大して可能な範囲で翼面積を大きく設計士して強度を確保します。
小型機が作れるからといって、大型機も作れるわけではありません。大型機特有の実物試験の困難さがあり耐空証明も必要ですし、海水による腐食で部材の劣化、強度低下を考えれば様々な設計変更が余儀なくされるでしょう。
自然界の鳥と比較しても無理がある設計かなと感じます。
双発エンジンみたいですが、片肺離水は出来そうに無さそうなので、私なら3エンジンにしたいですね。
双胴と尾翼を含めたこの構造で翼中央に強い捩れ負荷が掛かる、という意見には同意できないですね。
というか翼面積(というか翼弦長?)で強度を推測してるのもよく分からない。双胴の間は翼桁増やしてる可能性もあるでしょう?というかこの構造でしかも中央に300kg積む、って話聞いてそうしてないと考える方が不思議。
誤解のない様に言っておくと私はこのコンセプトに全幅の信頼を表明している訳ではありません。あくまで「翼中央の強度」の話をしています。個人的には強い負荷が掛かるのはむしろ双胴の周辺だと思います。
また洋上利用による腐食等の問題は当然あるでしょうがそんなのは飛行艇なら全て同じです。
ましてや脊椎動物が飛行するために進化した鳥類と全体形状を比較するのはあまりにも無意味だと思います。
ハマドリ3000はCFRP製らしいので少なくとも船体の腐食は大丈夫そうですけどね
今回公表されたのは「飛行艇型無人航空機次世代コンセプト」で、公表要目には機体サイズ、最大離陸重量やエンジン出力の記載もありません。概念としての要求仕様があるだけです。
恐らくは構想設計の初期段階を公表したものでしょう。
基本設計未満の状況で、図はCAD作図ですがポンチ絵に近いものかと。
仮にも実機飛ばしてるメーカーがCADで描いて世界に発信するポンチ絵なんですから最低限の強度や重量程度のCAE解析は済んでるかと。
少なくとも見た目でしか判断のしようのない外野よりは当事者の方が判断材料持ってるでしょう。
特にフロート兼ねた双胴なんて外野には中身完全にブラックボックスですし。
いずれ目的と戦術が収斂されるとドローンの形も
似たようなものばかりになるのでしょうかね
今はレシプロやジェット戦闘機の黎明期みたいに
いろんなのが出てると
生態系と一緒で。
広い環境に対して最適化され、非常に有力な種となるカラスやハトのような種もいれば。
特定のピーキーな環境に最適化されることでその環境においてのみ他の追随を許さないような、そういう個性化された進化もあります。貧栄養の断崖絶壁でのみ最強のイワツバメとか、飛ぶことを捨てて極端な海洋最適化して大繁栄してるペンギン族とか。
ドローンも多種多様になるんではないでしょうかね。特に風が強く雨の多い日本では,日本独自の進化を遂げそうです。
楽しくお仕事しちゃいかんと言うつもりはありませんが、さすがに軍事用UAVを設計するのが
>スペース・エンターテインメント・ラボラトリー
というネーミングセンスはどうかとwww。
リンクまあたしかにキャッキャ・ウフフな実績ではあるのですが。
派手なでも飛行して墜落してたおそろしやの国のメーカーは当分出てこれないなあ
まぁ、受注に繋がるような成果は期待しなくなっちゃったなぁ