ウクライナのマリャル国防次官は「敵が簡単に諦めて引き下がらないことを理解し、非常に厳しい戦いに備えておく必要がある。何km前進できたか、どれだけ拠点を解放したかで成功を測るべきではない」と語り、反攻作戦が始まったばかりであることを強調した。
参考:Маляр: Враг не будет сдаваться легко, будет очень жесткий поединок
反攻作戦の開始から2週間程度で「(反攻作戦が)成功か失敗か」を論じるのは不可能
ウクライナ軍の反攻作戦が開始(6月5日頃)されてから2週間以上が経過、ザポリージャ方面ではロブコベとプヤティハツキーを、南ドネツク方面ではレヴァドネ、ノヴォダリフカ、ネスクチュネ、ストロジェベ、マカリフカ、ブラホダトネを解放することに成功したものの、ウクライナ軍の前進は予想通りロシア軍の強固な抵抗に直面して「メートル単位の戦い」を強いられている。
マリャル国防次官は反攻作戦の現状について19日「敵が(防衛を)簡単に諦めて引き下がらないことを理解し、非常に厳しい戦いに備えておく必要がある。実際のところコレが今起きている。ウクライナ軍の成功は作戦上の課題があるため、何km前進できたか、どれだけ拠点を解放したかで測るべきではない」と語り、現地メディアは「敵の抵抗が強力なため南部で前に進むのが困難だ」と報じているが、マリャル国防次官は「最大の戦果はまだこれからだ」と付け加えているのが興味深い。
ウクライナ軍の反撃は「ロシア軍が準備した強固な防衛ライン」の手前で行われており、今後のザポリージャ方面は「防衛ライン突破をかけた戦い」に発展する可能性が高く、南ドネツク方面は準備された防衛ラインまでロシア軍を押し戻すのに時間がかかるだろう。
ロシア軍が支配するヘルソン州、ザポリージャ州、ドネツク州、ルハンシク州には塹壕、龍の歯、防御施設で構成された陣地が何重にも張り巡らされているため、ハルキウ反撃で見せたような「短期間の快進撃」を今回の反攻作戦に期待するのは酷な話だ。
どちらかというと今回の反攻作戦は「バフムート郊外に迫るロシア軍との戦い」の逆バージョンで、この過程でウクライナ軍が損失を被るのは当然であり、準備された防衛ラインを力押しで突破して「どこまでアゾフ海まで近づけるか=メリトポリ、ベルジャンシク、マリウポリを経由する陸上輸送の大動脈を脅かせるか」が焦点といえる。
もしウクライナ軍が物理的(もしくは限りなく近づく)にアゾフ海沿いの陸上輸送ルートを切断し、クリミア大橋の破壊に成功すればヘルソン州、ザポリージャ州、クリミアに展開するロシア軍部隊への補給が困難になり、ロシア軍がヘルソン市を放棄してドニエプル川の対岸に撤退した状況を再現できるだろう。
逆を言えば反撃が陸上輸送ルートに届かないままクリミア大橋を破壊しても効果が中途半端になるため、ウクライナ軍的に反攻作戦のゴールはメリトポリ(もしくはベルジャンシクかマリウポリでもOK)解放で、ここまで前進するには相当時間がかかるはずだ。
反攻作戦の開始から2週間程度で「(反攻作戦が)成功か失敗か」を論じるのは無理があり、腰を据えて戦況を観察する必要がある。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
戦争が長期間続くと支援国の国民が支援疲れを起こして支援が先細る可能性も有るから難しいところですね。
カホフカダムをロシアがぶっ壊した証拠が出て来れば、
結果如何とゼレンスキー氏の努力によって西側の世論が大きく支援拡充に傾くかもしれませんね
彼は宣伝が本当に上手いですからね
ロシア流の機甲突破戦術から西側のミッションコマンド方式に戦術転換したっぽいね
西側装備を過信したかどうか知らんけど、装甲車両を闇雲に突っ込ませるのは上手く行かなかった
そこで西側流に脅威の種類に応じて一つ一つ排除していく戦術に
脅威がある程度排除できた段階で突破作戦を行うみたいな
小隊中隊規模、下士官レベルの能力が問われる戦術で、レベルの低いロシア空軍力には実行困難だそうな
ロシア軍には専任の下士官がおらず、徴収兵から抜擢される方式
かつロシア軍にはブートキャンプのような新兵訓練の組織が存在せず、新兵を直接各部隊に送り込んで訓練する方式だそうで
これでは訓練内容の更新も戦訓の反映も非常に遅々としたものになるだろね
どこの情報ですか?
ロシア軍の下士官は100%職業軍人=志願兵ですよ。
たった1年の徴兵期間で下士官に昇任できるはずが無いと思います。
新兵訓練機関も様々な不備が報じられたものの、存在していますよね?
HN空白さんの情報が慥かなら出どころを教えてくださいね。
おっしゃる通りです。
ロシアは志願兵が中心です。
昨年秋に30万人を動員しましたが、あれは200万の予備役から30万を召集したものです。
予備役とは、軍務の経験があり、予備役の登録をし、定期的に訓練を受けている人たちのことです。もちろん、階級や専門もある人たちです。
ロシアの徴兵は、戦争の時に大動員するためのシステムです。平時も動いていて、毎年毎年10万人ほど徴兵がありますが、ウクライナ戦争とは関係ありません。
また、徴兵された人が戦場に行くこともありません。なぜなら、ロシアの場合、特別軍事作戦であり、現在は法的に戦争ではなく平時だからです。
これが、ロシア軍の兵力不足の原因です。一方のウクライナ軍はかなり強引な一般動員を続けているので、兵士の数では、ロシア軍が断トツに劣性である理由です。
それはロシアの建前上の話で、色々な報道をみると実情とはかけ離れてるようですが??
大丈夫ですか?
ロシアの下士官不足は別の理由から正しい。
スナイパーに射殺されたり、ハイマースで爆殺されたりで、経験を積んだ将校が少なくなっている。
いつも興味深い記事をありがとうございます!
管理人様の地図はとても情報が読み取りやすく大変助かっています
個人的には今回の大攻勢で陸上輸送ルートの物理的分断もしくは接近までの大戦果をあげる必要は無いかと考えています。
無論そうなれば何よりですが一旦は複数の防衛線を破ってトクマク辺りまで進撃出来たのならば今回の欧米諸国の支援に対しての明確な成功を示せると思いますし、欧米諸国が今後も支援を継続する事によっていつかは陸上輸送ルートの分断あるいは失われた領土の回復が叶うのでは無いかという希望を抱かせる事が出来ると思います。
F16などの戦闘機があるならば理想ですがこのまま各国の支援予算が尽きればより基本的な榴弾や小火器の弾薬や都市を守る為の防空武器の弾薬の補給すら厳しくなるのではと危惧しています。
今後も兵站などの補給が滞りなく行われてウクライナが自国の権利の為に戦う事を心から願います
私も同意見で、トクマクに取りついて、周辺の幹線道路の一部を占拠して補給拠点としての機能を減じるような事ができれば御の字だと思います。航空戦力無しで都市攻略に乗り出すのは、バフムトの何倍もの被害を出すことが予想されるのでウクライナ側も積極的に取り組むとは思えませんね。
この反攻作戦の本質は「これくらい支援すれば十分だろう」という西側諸国に対して「この程度の支援では不十分だ」とウクライナがアピールするための作戦だと思います。振り返ってみればウクライナは一貫して「奪還作戦には西側戦車300両が必要だ」と言い続けていましたが、実際に届いたのは100両程度。実施前から「もう少し準備が出来てから」「過大な期待はしないで」と言い続けていましたが、ふたを開ければウクライナが逆アピールした通りの展開になっています。
無論、この展開を見て「支援をしても無駄か」と思われるか「もっと支援があれば成功したか」と思われるかは判断が分かれる所で、ウクライナは微妙なラインで戦果もアピールし続けていかなければならない難しい立場にあります。こういう要因が外野から見ると余計にウクライナの意図は分かりにくいモノにしている原因かと思います。
場所は違いますが、バフムートにお互いにこだわっていたのは合点がいきますね。
もし制圧されていなければバフムートの押し返しが最も大きな戦果となっていた気がします。
今は基本的にどの地域でもロシアが防備を固めていることから、アピールしやすい戦果には乏しくなるでしょう。
ロシア側は結局ウクライナと継戦するための物量は継続的に生産できるようなので、どこまで西側の支援が続くか、またはより充実するかですね。
戦争研究所(ISW)によると、18日にウクライナ軍が少なくとも4か所を攻撃し、小さな前進が見られたとのこと。また同時に戦術行動の再評価のために作戦行動を一時的に中断している可能性があるとも報告している。
ウクライナ軍の反攻作戦は始まったばかりだがロシア軍の防御部隊は一部で退却したものの、主要な防御線は維持されているのが現状。作戦では進撃の速度と損耗の程度のトレードオフを考慮する必要があり(進撃を多少遅らせても損耗を抑える方が有利な場合もある)、ウクライナ軍は現状の戦況を分析して今後の反攻作戦についての検討をしているのかもしれない。
この反攻はロシア側も待ち構えていたと言えるほどに公然と時間をかけて準備したもので奇襲効果は皆無。
何重にもよく整備された防御陣地を守る敵に対して劣後する程度の航空火力支援しか得られない状態で突っ込んで次々に突破、
そのまま占領地域を一気に拡大するなんて軍事常識的に有り得ないこと。
そんな神がかり的な芸当が出来るならここまで時間をかけずに攻勢をかけた方が更に楽に勝てただろう。
政治的な要請でやってるもので最初から大した成算はないし、ロシアにも大規模な予備戦力は無いことが分かってるからやれる。
仮に致命的な失敗をしても大逆襲食らって一気に戦線を後退させる心配はないからね。
ウクライナお得意(ロシアがやらないとは言っていない)の
大本営発表をしないのはよほど上手くいってないのかね
バフムト攻勢の時のロシアやかつてのウクライナなら少しでも戦果があれば早期に発表してましたけど、
不思議にも最近のウクライナの戦果はロシア側情報源が早く発表(検証不能な再奪還報告も添えて)するんですよね
ウクライナが戦果の発表についてここまで消極的なのは少し驚きました
西側の気の早い人達はプーチン失脚からのロシア内戦、そしてロシア分裂って叫んでる人がいるくらいだし、2週間経っても小さな前進しかできてないってのが想像出来てないでしょ。
反抗始まれば敵は戦わず逃亡して総崩れって予想してる人もいたぐらいだし。
それについこの前までロシアの数m単位での前進自体を無能の象徴としてきた手前、同じ結果はいかんでしょ。
ちゃんと物事見てた人には当たり前の結果だけど、今までの宣伝上敵を無能としてきた以上その無能相手にこのザマはなんだってキレる人は結構多そう。
> ロシアの数m単位での前進自体を無能の象徴としてきた
もう113平方キロメートル解放したからバフムトのロシア牛歩よりはマシかな。
ハルキウ並みに成功しないからウクライナ惨敗とロシア派のひとたちは連呼していたけど、ウクライナも損害を受けることやハルキウ並の快進撃は無理なのは最初から当たり前だと思ってた。
ウクライナ軍の過大評価とロシア軍の過小評価、何か月も宣伝されていた反攻作戦への期待がピークに達していたところでほぼ成果無しという状況ですからね。これまでロシア軍は無能で士気が低くウクライナ軍は士気が高くてNATOの装備で固めているので優秀と聞かされてきた人たちには衝撃でしょう。
ウクライナ軍が実際に意味のある南部作戦ができたタイミングはへルソン戦直後かどんなに遅くても今年の1月頃までだったと思います。ロシア軍の動員兵の訓練は間に合わず南部の陣地化もそれほど進んでいませんでした。S300もまだ枯渇していないのでエアカバーもありました。それをバフムト死守で時間も装備も人員も無駄にしてしまったのが致命的だったのではないでしょうか。
へルソン奪還後のウクライナ軍に余勢を駆って南部へ反攻する余裕は無いと思いますが。
ヘルソン奪還後にロシア軍の冬季攻勢が始まったのをお忘れですか?
バフムート以外にもヴフレダール、クレミンナ、アウディーイウカ等でロシア軍は攻勢を開始しました(バフムート以外は惨憺たる結果で終わりましたが)。
また、バフムートに投入された戦力と今回の反攻用の戦力は別です。
へルソン後はもちろんウクライナも息切れしていたでしょうが、ロシア側は意気消沈し動員兵の練度は酷く南部の要塞は未完成でした。決戦にでるならロシア側に立ち直りの時間を与えるべきではなかったと思います。消耗戦になれば国力の差で押し切られます。
また、バフムトに投入された戦力と今回の反攻用の戦力は別というのは誤りです。第128山岳旅団は先日から南部に投入されていますが今年1月にはソレダーで戦っています。
ロシア側が意気消沈していたのはハルキウ反攻時では。
ヘルソン奪還時(11月)は練度が低いながらも30万人の兵士が動員済みで、冬季攻勢を行えるぐらいには立ち直っておりました。
ウクライナ軍はハルキウとヘルソン方面の戦闘で再編成を行う必要があったと思います。
短期決戦を行えるほどウクライナ軍の戦力は充実しておりません。
また、今回の南部反攻の戦力は12個旅団(西側で訓練を受けた9個+ウクライナで新設された3個)だと思っておりましたが、バフムートで戦闘していた旅団も含めたら反攻用の戦力はさらに大きくなりますね。
その通りだと思います。
ウクライナ側は兵器の充実が、とにかく遅れてやってくる。
西側戦車がハルキウ反攻の直前にあったら多分スバトボ手前で侵攻が止まるなんて事にはならなかった。
ストームシャドウの成果を見るに、atacmsが去年から供与されていればロシアが防御陣地を構築する暇はなかったろうし、バフムトでのロシア弾幕が無かったかもしれない。
ヘルソン奪還後、ウクライナはハルキウからさらに東進してクレミンナ方面も攻略していたはずですよ。
しかしT-72を主力とするウクライナ軍ではクレミンナ奪還までは至らず、アメリカ軍から戦線を縮小するように提案されて、大人しく撤退したという経緯がありました。
陸続きであったクレミンナ方面ですらこれだけ難航したのに、渡河作戦が必要であったヘルソン南部を選んでいればよかったというのは、かなり無理のある作戦ではないですかね。
「たられば」を言うのであればハルキウ奪還後、即座にレオパルドとF16の供与を決定し、少しでも早くウクライナに投入してロシアが防御を固める前に戦果を広げるべきだった、という事になると思います。
スターリンの方ですか?
親ウクライナアカウントが一斉に半年位前の去勢事件を叫んでいるのを見ていろんな事を察してしまった…(言わない)
反抗するするやって嫌がらせ続けたほうが良かったんじゃ。
> ロシアの数m単位での前進自体を無能の象徴としてきた
それが無能の象徴とされてきたのは、それに伴う人的損害が巨大すぎたからでしょう。今回のウクライナ軍のゆっくり前進は、露軍のそれと同程度の損害を伴ってんの?そうでないなら露軍とは違って無能呼ばわりをされなくても、不公平だとは思わないけどね。
ウクライナは未だに5:1とか言ってるけどこの戦争全体を通して捕虜の数やらからして一貫してウクライナの方が損害は大きい
ダニーロウがワグネル撤退後くらいにCNNかニューズウィークで1:7.5とか言ってなかったか。
だいぶ強気な見積もりだなと思ったのを覚えている。
バフムトだけで全体を平均すると1:5なのかもしれん。
個人的に報道ベースだと拠点は取れてるし、完全に停滞してないから超悲観的になる必要はないけど、ペースは言われてた程じゃない感じ。
ロシアの冬の攻勢も途中で中断する事になったし、ある一定以上防御線が作れてるとこはバフムトみたいに半年とかその単位で戦闘になるかもしれませんね。
英国防衛研究所の分析ではEWとドローンを駆使してウクライナ軍を苦しめている。また、ランド研究所の研究者のダーラ・マシコット氏曰く、ロシア軍の正規軍自体は士気は高く、親露派武装勢力とワグネルの士気が低いに留まる可能性が指摘されていました。(いずれも、小泉悠氏のメルマガから)
個人的にワグネルも一部除いて士気が高い気持ちもしますが、ロシア側の情報が制裁のせいなのか、ロシアの体質なのか、情報感度の問題なのかあまり大手を振って出てこないのであまりロシアの戦果が見えないのですよねぇ。そのせいか、ウクライナが手間取ってる印象を受けないところです。
ISWを見てると途中で青の面積の広がりを感じないので不安を覚えてはいましたが……
ロシア軍は味方にも地雷の位置を教えていないそうなので、撤退しようにも撤退できましぇんというお話
ロシア軍は捕虜の扱いも酷いものなので、捕虜になりたくないという心理も働いてそうな、なにそれ大日本帝国軍のような
ロシア督戦隊が味方を撃つ映像は現地の日本人義勇兵から見ると本物の可能性が高いらしいですね……それらしい事例目撃したり捕虜からの話も聞いているようですし
一部では反乱防止なのか物資が足りないのか、他の理由でもあるのか、戦闘中以外での武器携帯禁じられたせいで塹壕に突入したウクライナ兵に丸腰でやられていく映像があったり、ロシア側ブロガーもロシア兵の弾が120発(マガジン四個分)以上支給されないって文句言っているようです
ロシア軍は統計的にマガジン4個分で充分と判断しているのかも。
それ以上マガジンを使う前に・・・。
まあ、実際は補給不足なんでしょうけど。
飲料水すら満足に供給できず、コレラなどが発生しているようですからね。
各国と比べて重量過多といわれる自衛隊の戦闘装着セットでもマガジン6個、人民解放軍は5個、米軍は任務により3~5個
ロシアの4個が正しいとしてもなんらおかしいことではない
まあナム戦の頃は十数個のマガジンを持たせていたし今でも新兵はあれも欲しいこれも欲しいで持てるだけ持ちたがるけど、システムレベルでは歩兵の疲労軽減によるパフォーマンス向上という話は歩兵装備における世界的な潮流だからそれが徹底されているのであればむしろ統制を褒めるべき
マリャル国防次官は「敵が攻撃を止めるために全軍を投入したため、前進するのに苦労している」「敵は簡単に陣地を譲らないので、厳しい戦いになることを覚悟しなければならない」と述べていますね。
もしかしてロシア軍は後背の防衛線に退かず、最前線で徹底抗戦している状態なのでしょうか。
仮にそうだとしたらロシア軍はかなりの損害を出していると思いますが。
ウクライナが撤退させるほどの攻撃を行えてないだけ
西ドネツクの戦線なんかロシア軍の撤退は早かった
>西ドネツクの戦線なんかロシア軍の撤退は早かった
マカリフカのことですか?
ロシア軍は逆襲をしましたけどウクライナ軍に撃退されましたよ。
反斜面陣地で削られてるだけにしか見えないが
防衛計画に沿った後退で低地に引き込まれて高地への移行部で迎撃されて消耗させられてるから川沿いで勢いのよかった進軍もすっかり止まってるわけで
「反斜面陣地で削られている」のソースが分からないので何とも言えませんが、ロシア軍がマカリフカの奪還に失敗したという情報はあります。
ロシア軍は後退したり逆襲に出たりと謎な行動が多いですね。
リンク
マカリフカ周辺の地形と反斜面陣地の理論を調べれば謎に思えるそのあたりの疑問は解けると思うよ
しかし最近はISWの真似事なのかロシア軍に批判的なミルブロガーの記事を引っ張ってくる人が多いけど、上のマガジン4個の件といい誰が何て言ってたで情報を信じるか信じないかを決めるのではなく、操典や戦術教本なんかを読んで自分の中で理屈を説明出来るようにして話の蓋然性を判断してほしい
プーチンがミリブロガーに批判されたようです。
ザポリージャでウクライナに防御線を突破された時のプランBをプーチンが考えていないと。
キーウ侵攻時と同じで信じられんと。
そう考えるとウクライナ軍に抜かれるというのはロシア軍の辞書には無いのでしょう。
そら必死で守るのも当然のような気がします。
第一防衛ラインにすら辿り着かれてない今の時点でわかる防御計画なんてそりゃあるわけないだろう
まだ前線の戦術レベルで撥ねつけてるだけなんだから
ロシア軍は第3防衛線まで構築していますが、ウクライナ軍は第1防衛線を突破していますね。
「ロシア防衛線を一部で突破か ウクライナ軍、戦況が新たな局面に」
リンク
今ウクライナが突破しようとしてるのは前哨ラインだね
地図見れば一発でわかるけど第一線はヴァシリフカとポロヒーの前面、第二線はヴァシリフカとポロヒーからトクマクの前面、第三線はトクマク後面
観測できる野戦築城の密度でもこの三線は今当たってる前哨ラインとは比べものにならない密度があるわけだけど、それを無視して仮に前哨ラインを第一線と考えたいのであれば防衛ラインは4本になるね
ウクライナ軍は第一線(ヴァシリフカとポロヒー前面)を突破して、第二線に向かっているということですよ。
第三線はトクマク後面というかトクマク周囲から横一列に構築されております。
ロシア軍の防衛線を4本と数えるのは初めて見ました(BBCは第一線を数えずロシア軍防衛線を2本で計上)。
「ロシア軍が多重の防衛線、通信妨害や無人機投入…ドイツ製戦車などを狙い撃ち」
リンク
>ウクライナ軍は第一線(ヴァシリフカとポロヒー前面)を突破して、第二線に向かっているということですよ。
ああなるほど
そうだといいですね
自分は全く同意しませんけど
戦術レベルで撃退できてるからと戦略レベルでの防衛計画を用意してないならアウトかと
西側の国民としては、そのほうが都合がいいんだけども
だから用意されてるだろうけどそれは今の段階でわかるわけがないって話をしているんだが
防衛計画が存在しないというのならこの現在直面している長大な要塞線は何に従って用意されたと?
そりゃ第三者が知るわけないけど、大元は軍事ブロガーとプーチンの会話なんじゃないの?最近あったと話題の
ロシアのミルブロガーの言っていることだからわからんが
プーチンに行き当たりばったりはやめろと言うことじゃない ?
キーウ陥落も3日で終わるとの希望的観測でブランBを立てなかったことが馬鹿にされてるんだから。
> 今の時点でわかる防御計画なんてそりゃあるわけないだろう
事が起こってから慌ててプランを立てるのは知能が低くないか ?
その考え方、軍事プログにもふさわしくないような ?
今のところウクライナ軍の前進は戦術的な成功に過ぎない
想定された状況とは言え、どこかで一定の戦果をあげる必要がありますね
なんかハルキウ方面でロシア軍が侵攻始めたみたいですね。
南部東部に部隊が振り分けられて、ハルキウ方面のウクライナ軍防衛部隊が手薄になってるのか?
ロシア軍も、やっとマトモに戦争をする気になったということ。
今回の反攻作戦は地図上での変化は乏しくても双方戦術面では短期間に目まぐるしい変化が生じているようです
ロシア側はヘリによる機動防御にTOS-1による捨て陣地への一撃離脱、T-55のよる自爆特攻と次々と新手の作戦を仕掛けています
一方、ウクライナ側も初戦の正攻法の頓挫の後は歩兵部隊と戦車部隊を切り離しての展開、ロケットによる地雷の後方展開によるロシア側の援軍阻止に各個撃破、特殊部隊による後方浸透を行っているようですね
情報戦や主力の位置の欺瞞もあって中々虚々実々の駆け引きが行われているように見えます……
ロシアはクリミアへの陸橋を遮断されない限りは
土地にこだわらずウクライナ軍を迎撃しながら引き込んで
欧米の訓練を受けた兵員や装備などウクライナ軍の戦力そのものを
消耗させ切るのが狙いぽいな
個人的にはロシア軍は戦略的な動きが鈍臭い&西側衛星で筒抜けっていうイメージがあるので、ウクライナ軍が戦略予備を投入したときの成否で勝負が決まるのかなと思ってます。
これまでウクライナ軍は既存の旅団の補充よりも反攻作戦用旅団に装備と人員を優先してきた。攻勢作戦で損失が発生するのはもちろん織り込み済みなのだが、問題は10日も突破口を開けず前哨ラインで頓挫し一進一退の激戦になってしまっているということだ。最近確保したプヤティハツキーもマカリフカも周辺より低地に存在する集落で、高地にあるロシア陣地から撃ちおろされキルゾーンとなっている。
反攻作戦に準備した約5万人の兵力をこのまま浪費していけば、ロシアのカウンター攻勢でわずかに確保した領土も失われるだろう。物量・火力で劣勢かつ電撃作戦にも奇襲にも失敗した以上、南部攻勢は中止したほうが良いがその後にチャンスが来るかは不明だ。
今年三月にチェコ大統領が指摘したように、「ウクライナの大規模な反攻作戦は1度きりで失敗すれば後は無い」。
既にウクライナのマンパワーは大きく毀損し動員忌避も広がっている、冬が来ればミサイルとドローンの増産に成功しつつあるロシアの空爆が更に熾烈になる可能性が高い。そして反攻作戦がこのまま目立った成果なく長期戦が続けば、それぞれの国内問題を抱える西側の支援は次第に先細りになるだろう。
ウクライナが取れる選択肢はもはや多くない。
マカリフカとプヤティハツキー周辺の高台はウクライナ軍が制圧しているので、どこの高地にロシア陣地があるのか分かりませんがキルゾーンにはならないかと。
マカリフカとプヤティハツキーにロシア軍は逆襲を仕掛けていますが、ウクライナ軍の対戦車ミサイル(STUGNA-P)や砲兵部隊によって撃退されています。
ウクライナ軍の前進速度が遅い理由の一つにロシア軍の逆襲がありますね。
「既にウクライナのマンパワーは~」以降の文章は何も根拠が無いですね。
ウクライナで徴兵逃れ横行 「富裕層にあっせん」-日経新聞2022/12/9
リンク
「若者はもう家から出ない」:徴兵回避を望むウクライナ人 -France24 2023/04/07
https://www.youtube.com/watch?v=e0sQxiLrnOQ
米国、ロシアがイランの援助で建設中のドローン工場が来年初めに稼働する可能性があると発表-CNN 2023/6/9
リンク
根拠はこれで十分ですか?
私が言う「高地にあるロシア軍陣地」はいずれも南側の方向の高台のことです。谷底にある集落にウクライナ軍がとどまればキルゾーンになっているので損失を出すという意味です。南側をウクライナ軍が抑えているのなら集落に向けてロシア軍が逆襲に出ることはできません。
ウクライナでは、「若者はもう家からでない」というのはどういうことでしょうか?
電撃作戦も奇襲もウクライナは最初から企図していないから、失敗したは明らかな誤認かと。
目指してもいないことに成れなくて落第したと言われても、本人は何も感じない。
ハルキウみたいにはならないとだいぶ前から言って期待値を下げる努力をウクライナはしていた。
西側報道を初めから無視している人は、その事を知らないかもしれない。
ここでアゾフ海まで打通するのが先か、ウクライナが反攻戦力を全て失うのが先か。
アゾフ海まで打通してクリミア大橋を落とせばヘルソンとクリミアは孤立。クリミア奪還が現実味を帯びてくる。そうなればウクライナの勝ち。
逆に反攻戦力を全て失ったら、戦力再編までに少なくとも1年、冬季の事を考えると2年はウクライナは攻勢に出られないかもしれない。しかもこれはウクライナが今後も欧米から支援を受けられる前提。
反攻戦力壊滅ともなれば、欧米諸国が支援を打ち切る可能性もある。。そうなればウクライナは2度と攻勢には出られず、実質的に国境は確定。そうなればロシアの勝ち。
どちらに転ぶにせよこの南部での戦いが戦争の趨勢を決定づけるけど、とても今年中に終わるとは思えない。
冬季の膠着状態を挟んで来年の夏か、下手すりゃ再来年まで激戦が繰り広げられてる可能性もある
ドイツの榴弾在庫が2万発と危機的水準にある事が報道されたんだよね。恐らく他の支援国でも似たような状況だろう。
だとすると榴弾の追加供与は多くは見込めず何か月も攻勢をかけ続けたら弾切れになるんじゃねえかな。
(私はロシアがNATO相手に物量勝負で勝てそうな事に驚きを隠せない)
生産基盤さえ残っていれば増産は早いですが、工場を一から建てるレベルまで生産が落ち込んでいると、数年必要ですからね…
ロシアのような軍事国家は、税金を注ぎ込んで戦争がない時も軍事物資の生産を維持し続けていたでしょうから備蓄も大量、増産もしているでしょうが、アメリカを除いた民主主義国家は大規模正規戦は起きないものとして削減に削減を重ねていましたから…
露軍は大演習の履歴を見るにガチで世界大戦に備えてて欧米情報筋から「頭おかしいんじゃねえかあいつら。そんなことあるわけねーだろ」って評価されてましたからね
戦時体制への迅速な移行も含めて引き金を引くタイミングの問題で覚悟は決まってたんでしょう
西側にどこまで覚悟があるかで情勢は傾くと思われます
今は拗れてるけど本当は仲良くしたいんだよね?みたいなテンションで対応したら食われるのも有り得ると思ってます
NATO諸国が本気で砲弾生産に取り掛かれば、軽くロシアの20倍は作れますよ。
ただ、悲しいことに。ほぼ総力戦体制のロシアと違い,西側諸国は「平時」なんですね。全く戦争のせの字もない、平和な日常を送っているのです。
そして砲弾生産はどう考えてもババ抜きのババです。
だって、どこの国も今どき榴弾砲をアホみたいに並べて無誘導の砲弾を撃ちまくるなんて20世紀の戦術は無いので。
ウクライナ戦争が終われば途端に需要がゼロになり、工場投資なんて1割も回収できずに倒産コースまっしぐらです。
砲弾は「作ったら(ビジネス的に)負け」という商品であり、西側諸国が市場経済制を採用する限り、市場原理により増産されない商品なんですね。
このままドイツ軍の備蓄枯渇して、ロシア軍に攻め込まれてドイツなんてロシアになってしまえばいいのでは?
攻め込まれてから危機に気づくくらい愚かならば、身近な人や自分自身が生死を彷徨わなきゃ対処できないのだから痛い目に会わなければ改心できないでしょう。
弾が必要な時に弾を作らず、贅沢品を量産して経済成長なんて言うのですから。香水と皮のバッグに高い腕時計を身に纏ってラグジュアリーSUVで戦地に行く気で備えているのでしょう。
広域地図で見るとほぼ奪還できてないんだよねー
縮尺を下げた地図で見れば戦果が乏しく見えるのは当然でしょう。
ロシアのバフムト占領だって、広域地図で見ればほぼ何の変化もありませんよ。
ロシアが9か月かけて占領したバフムトが20km2。
ウクライナが2週間で奪還した占領地が113km2。
膠着した戦線が動くのは相応のエネルギーと時間が必要なので、短絡的に結果を判断しない方がいいと思いますよ。
何km2奪還したっていうのはウクライナ当局がプロパガンダ流してるけど贔屓目に見てもグレーゾーンが増えただけでは
あとバフムトが20km2っていうのもよくわからない
市街地だけでもっとあるし少なくともロシア軍はソレダルやらクリシェイフカやらを確実に占領してるけど
広域地図で見なくてもほぼ戦線動いてないだろう
時間がかかるのはわかりますが、ロシア軍は占領地域の各地で進行を遅らせるためにダムを破壊して甚大な被害を起こしたり、さらには占領地域での民間人への拷問や虐殺、帰還兵の去勢問題、さらにはそんなことをする連中なら、最悪原発への攻撃も、ロシアへの風向きが悪くない時期などを考えて攻撃するかもしれないし、ウクライナ側の被害を考えると、どうしてもどうしても、やはり気がせいてしまいますね・・・・・・。
独立への生みの苦しみは、こうまでも苦しいものなのか・・。
そして今安定してる主権国家に生きることのなんと幸福よ・・。
独立したかったのは、東部のロシア系住民だったかもしれませんよ。もともとは、セルビア・コソボ紛争と同じ構図でした。
今、日本の環境は大本営発表の環境ですから、戦況を冷静に見ていくことが必要かもしれません。
おっしゃったような個別の政治的や道義的なことについては、後に落ち着いて検証したら、真逆であったという場合もありえます。
当初の占領していた自治区を超えて侵略してきた時点で、もうその言い分は通用しないでしょう・・・・。
年単位の戦いになるのなら、双方陣営の経済成長率によって決着が付くでしょうね。東には中国がいますが、人口オーナスに寄っかかってきた経済体制では分が悪いと思いますね。
ボーナスでした。打ち間違い。お恥ずかしい。
高齢化で普通の国になっていくことでオーナスと言っているんだと勘違いした。
産業化革命でイギリスがダントツだったのが周りも産業革命を起こして斜陽して行ったように、相対的にインドやインドネシアなどの新興先進国に埋没する話と空目しました。
なぜかアメリカが人口ボーナスで発展しそうと一部で言われてますね。
ただ、今のワスプのアメリカでなく、チカーノのアメリカになるとか。
仮にそうなったら、どんな世界になるんでしょうね。
ウクライナは去年のハルキウで鮮やかな反撃を決めましたからね
あれが基準になっている方からすると今回の攻勢の遅さはショックなんでしょう
進むのが遅いのは折り込み済でも
人的損害が大きそうなのが個人的に気にかかります
やはりまだウクライナ軍が全力で攻勢をかけられる条件が
整っていないんだと思っています
もしも今性急に全力攻勢をかければ
戦力を大きく損耗し反撃する力を失ってしまうでしょう
兵站を叩き、予備兵力を吐き出させ
ロシア軍がその能力を十分に発揮できない状況を作り出す必要があります
今はその状況を作り出すための戦いだと思われ、それは地道なものになるでしょう
まずはその状況まで持ち込めるかが焦点だと思います
場合によってはかなり時間がかかると思いますし
その状況を作り出せなければ、全力攻勢はないまま膠着するかも知れません
一か八か、打通か玉砕か、みたいな戦いはしないでしょう
少なくとも西側から約束された航空戦力と対空システムの拡充を待って、それが揃ってから全力投入したいという考えは強いんじゃないですかね。
それまではひたすら地雷撤去と後方への攻撃に専念した方が、反攻作戦全体を俯瞰しても有意義な方針になると思います。
進軍しないなら地雷は撤去した端からばら撒かれるし後方攻撃はロシアの方が優勢なんだから得することないだろ
単純に攻勢が息切れしてるだけでは
ウクライナはロシアの後方の砲兵、司令部、弾薬庫などを攻撃し続け、着実に戦果を積み上げています。
ロシアが優勢なのは民間人への攻撃位ですが、軍事施設に比べて戦局への影響は乏しいです。
いずれにせよ、今は地道な下準備の段階だと思いますので、早急な結果を求めても仕方ないと思います。
> 後方攻撃はロシアの方が優勢
ウクライナの方が優勢でしょ。
ロシアのJDAM攻撃で戦果が出だしてきていますが、ウクライナは何ヶ月も前から行っていて後方拠点破壊報告もロシアより多い。
直近はストームシャドウが優秀でかなりの後方拠点の破壊がさらに捗っている。
atacmsが供与され出したら、さらに開きが出て来るでしょう。
西側メディアをあえて見ない人なら、認知にバイアスがかかってウクライナ後方攻撃が見えないのかもしれない。
ロシア側は防御に徹してればいいと思うんだけど、
なぜか南部でも東部でも積極的に反撃してくるよね。
このあたりの動きがよくわからない。
ロシア側は長期戦を嫌がってるのかもしれないと思う。
とはいえ、何も考えずに惰性で反撃してる可能性もあるけど。
WW1のような連続線防御からWW2時代に拠点防御に進化して以降は防御と反撃はセットだよ
陣地と陣地の間は敵も侵入しやすいけど火力も指向しやすい
ロシア側は後方の兵站とか司令部をかなりの頻度でやられてるけど、
長期戦になるとロシア側もきついんだろうか。
あるいは個々の損害は微々たるもので全体的なダメージはないのかな。
ロシアにも同じことが言えるけど戦果確認は難しいから本当にそれでやれてるかどうかは大いに疑問
映像になっているパルチザンの爆破やストームシャドウの爆撃だと見られる爆発は確かなように見える。
派手に爆炎が上がっているから。
ハイマースなどの地道な奴は地味だから何とも言えない。
名のある将校の死亡は隠蔽しづらいので、司令部への被害はかなりのものだと思いますよ。
(葬儀情報や墓まで確認されてるらしい)
ただ、ロシアは現場の司令官の裁量が乏しいので、「代わりはいくらでもある」と言えるのかもしれません。
それでも指揮官の劣化は規律の低下や逃亡・脱走の増加など、継戦能力を損なうのは確実かと思います。
また砲撃数に関しては開戦直後の4分の1~6分の1にまで減ってきているので、こちらは確実に効果が出てると思います。
個別の事例を否定してはいないね
少将クラスの死亡はロシアでも痛手だよ
ただその旅団クラスの話でしかないわけで統計的な戦果確認の難しさを言っている中で個別事例を持ち出されてもちょっと……
そんな漠然とした反論をされても、そうですかとしか言いようがありませんね。
戦果確認が難しいという課題に対して、個別に調べ上げていくしかないという考えと、確認が難しいから疑問ですというのは、もはや個人が情報をどう捉えるかという考え方の違いだと思いますので、貴方はいつまでも疑問を抱え続けていればいいと思います。
別に疑問はないけどね
ウクライナが発表するほどやれてないしロシアもまた発表するほどやれてない
ウクライナは攻勢の停滞した状況で戦果としてアピール出来るものがそれしかないからとにかく発表しまくってるし確率は劣るだろう
結局どっちがこの航空戦で優勢かという話になると機材的に恵まれていて戦線を予想以上に膠着させられているおそらくロシア側の方
この話以外でもそうだけど、俯瞰して見れば軍事というものは個々の成功・失敗はあれど統計的に尤もらしい結果に近似していくわけで、ウクライナの方が優勢だというのなら機材の量質共に劣るウクライナが優勢に進めている決定的な理由がなければならない
それは陸戦で言えば動員規模だし、ではこの航空戦は何?
随分前の話だけど、ウクライナ空軍は機体が少なく、それに対してパイロットが余ってて、ロシア空軍は機体はあるけど熟練パイロットがいないから飛ばせないという話で単純に機体数だけ見ても意味ないかもしれません。
機材だけではなくパイロットが重要という点が抜けてます。
(個人的にロシアより貧乏なウクライナがなぜ優秀なMig戦闘機乗りを養成できたのか不思議です。ロシアが汚職でバイロットの訓練時間不足が初生したようにウクライナでも同様な問題が起きそうなもんですが。)
また、大雑把にみて西側兵器はロシア製兵器より質が高いでしょう。
JDAMもロシアが使い出すよりだいぶ前からウクライナ側で使われていました。
同じJDAMと言っても成果は同じとは限りません。
報道を見る限り、ウクライナ側の西側製の方が優れていそうです。
>ウクライナが発表するほどやれてないしロシアもまた発表するほどやれてない
これのどこが統計なんだろう。
バリバリの主観に見える。
まともな統計データなんて戦争遂行中に取れるわけない。
だから個別に調べ上げていくしかないだろう。
戦時下に統計とか最尤値にこだわるとか、なんかズレてて意味がない気がする。
データがないならないなりに、サンプリングするしかないのでは ?
まず今回のレオパルト2A戦車や、ブラッドレー戦闘装甲車を主力とした反撃作戦は、ただの無謀な突撃となって終わった、失敗したということでしょう。戦車を主力に使う作戦で二週間たってもほとんど前進できないのは、レオパルト2A戦車による突撃、突破が完全に失敗したからです。
実際に何台のレオパルト2戦車が撃破されたのかは定かではありませんが、戦車を後ろに下げて、歩兵中心に再編成せざるを得ないというのは、要するにレオパルト2戦車を主力とする突破を断念したからです。
しかし単なる歩兵の支援だけなら、レオパルト2戦車でなくても旧式のT-54戦車でもできる話で、NATO各国によるレオパルト2戦車の供与による反撃の成功、というのは失敗したのです。
まだ投入していない西側装備の旅団がある、というのはただ損害を恐れて投入できなくなっただけかもしれません。
ウクライナ軍による歩兵を主力とした反撃作戦はまだ続くかもしれませんが、それは予定されていた西側戦車を主力とする反撃とは違う、別の反撃作戦でしょう。
一方でロシア軍の方は、Ka-52戦闘ヘリコプターや、R-37Mを装備するMiG-31BMを使った作戦に自信を持ち、ロシア兵の士気も上がっているでしょう。