在韓米軍司令部は4日、韓国メディアの歪曲報道はエイブラムス司令官に対する「侮辱」だと強い表現を使用して反論したため注目を集めている。
参考:한국군 훈련에 실망해 자리 떴다고?…주한미군 ‘발끈’
韓国メディアにエイブラムス司令官の名誉が傷つけられた在韓米軍司令部が反論に出る
韓国の文化日報は3日、戦時作戦統制権(作戦権)返還に向けて昨年8月米韓合同で実施した基本運用能力(IOC)検証演習中、韓国軍側が用意していた有事想定シミュレーションが上手く作動せず、これに呆れた米軍側のエイブラムス在韓米軍司令官が演習を途中退席して平沢基地(キャンプ・ハンフリーズ)に帰ってしまったにも関わらず韓国軍はIOC検証演習は「成功」だったと発表、この米韓の食い違いが表面化して今年8月~9月にかけて実施される完全運用能力(FOC)検証演習が延期されるかもしれないと報じた。
しかし在韓米軍司令部は4日、韓国の文化日報が報じた記事の内容は事実とは異なる=誤報(grossly misreported)だと指摘、特にエイブラムス在韓米軍司令官に対する内容は「侮辱的」と表現するなど強い調子で反論を行い注目を集めている。
在韓米軍司令部が文化日報の報道に怒ったのは、エイブラムス司令官が基本運用能力(IOC)検証演習中に韓国軍の準備不足に呆れ途中退席して平沢基地に帰ってしまったという部分だ。
在韓米軍司令部はエイブラムス司令官が途中退席して平沢基地に帰還したのは、2019年8月12日の演習中にエイブラムス司令官の母親(妻方)が亡くなったという知らせを受けて急遽本国に帰還することになったためで、この事実は韓国軍側にも通知していると説明していると反論「このような報道はエイブラムス司令官やその家族を侮辱する行為」と強調した。
さらに他の部分(恐らく有事想定シミュレーションが上手く作動せず米軍側が呆れたという部分)についても確かな根拠が欠如した憶測報道で、70周年を迎えた米韓同盟に害しか与えないと指摘し、米韓同盟は決定された条件に基づく作戦権返還に向けて努力を行っている明らかにした。
通常、このような韓国メディアの報道内容に反論するのは韓国国防部の役目だが、文化日報が今回報じた内容を韓国国防部が否定しても軍の失敗を隠そうとしている=保身と受け取られるため反論効果は薄いと思われていたが、もう一方の当事者である在韓米軍司令部が自ら反論に出たため文化日報の記事内容は木っ端微塵にされてしまったと言ってもよく、文化日報の記事に登場した情報提供者=「在韓米軍に精通した関係者」が誰だったのかに追及の手が伸びるかもしれない。
もしかしたら韓国国防部が在韓米軍司令部に働きかけて反論させたのかもしれないが、エイブラムス司令官の名誉が傷つけられたと在韓米軍司令部が受け取り自発的に反論に出たのだろう。
口ひげを巡って誹謗中傷を受けるハリス駐韓米大使もそうだが、韓国では目立つ米国人はとにかく攻撃の対象にされ易いと言える。
※アイキャッチ画像の出典:United States Forces Korea エイブラムス在韓米軍司令官
文化日報は日本で言えば夕刊フジかな?
保守系メディアで現政権には批判的スタンスだから今回の記事が出たのだろうが米軍側から明確な否定が出た以上記事の信憑性は無くなった。
日本でも夕刊紙はセンセーショナルな見出しで売るが根拠の乏しい記事も多いというイメージが有る。
“「在韓米軍に精通した関係者」”はどこにでもいる話で、多くが机の前で鉛筆の芯を舐めながら記事を埋めるために出てくる記者の新野に人間だけどな。
韓国人は自国民と外国人の違いを区別がつかないのでは?
多少の行動様式の違いを許容できないからやがてはこんな結果になるのではないでしょうか。
まあニホンも米軍関係者はマスコミから虚実合わせ執拗に叩かれ続けている訳だが
別に韓国だけの話じゃねーわ
日本で米軍関係者が叩かれる?
何時?誰を?
韓国の方は夢を見過ぎですね。
夢の中の住民ってフレーズは一見平和そうなんだよねー。
沖縄タイムスと琉球新報は米軍に批判的では有るが米軍関係者の捏造はやらないよ。