韓国の防衛装備庁は12日、最先端の防衛装備品に使用するコア技術の研究開発を英国と共同で行う枠組みについて了解覚書(MOU)を交わしたと発表した。
参考:방위사업청-英 방위보안청간 국방연구개발협력 양해각서 체결
最先端の防衛装備品に使用するコア技術の研究開発に韓英両国が取り組む
両国は12日韓国のソウルで調印された了解覚書に基づき、最先端の防衛装備品に使用する「マイクロ波増幅デバイス(Traveling Wave Tube : 進行波管)」の研究プロジェクトを立ち上げる予定だ。
マイクロ波増幅デバイスは主にレーダーや通信衛星の増幅器として使用されているが、電子機器を無効化することができるマイクロ波兵器にも使用されている技術で、進行波管の小型が進めば将来的にはアクティブ・フェーズド・アレイアンテナに使用されているGaN素子にとって変わるかもしれない技術だ。
韓国と英国は2010年に国防研究開発協力約定を締結して、両政府機関同士が幾つかの共同研究を行ってきたが、今回締結した枠組みでは政府機関だけでなく、両国の防衛産業企業が直接参加出来るようにルールが改められており、韓英両国の防衛産業企業が活発に共同研究開発を行えるようになっているのが特徴だ。
今回のマイクロ波増幅デバイスの研究プロジェクトも、韓英両国の防衛産業企業が直接共同研究を行う方式で行われるが参加する企業については明らかにしなかった。
韓国の防衛装備庁は「今回の了解覚書(MOU)締結によって産業・学術・研究機関が共同開発を通じた技術協力に参加する機会が増えることを期待している。両国の国防協力に関するレベルと範囲が改善するきっかけとなることを願う」と話した。
シンガポール航空ショーでKFX輸出のためのプロモーションを開始
韓国の韓国航空宇宙産業(KAI)は12日、シンガポールで開催される「2020シンガポール航空ショー」に参加し国産航空機の新規顧客開拓に乗り出すと発表した。
参考:KAI 동남아 수주 가속엔진…亞최대 싱가포르 에어쇼 참가
KAIはシンガポール航空ショーの会場に、国産訓練機T-50の軽攻撃機バージョン「FA-50」や国産基本訓練機「KT-1」、国産の多用途ヘリコプター「スリオン」、現在開発中の第4.5世代戦闘機「KFX」を展示する予定で、潜在的な輸出先と考えられているマレーシア、タイ、フィリピン、スペインなどの軍関係者と会談を通じて輸出の可能性を高めていくらしい。

出典:Alvis Cyrille Jiyong Jang (Alvis Jean) / CC BY-SA 4.0 KFX
特にT-50やFA-50を導入した国へは、開発中の第4.5世代戦闘機「KFX」の開発状況や性能をアピールし、KFXの輸出に繋げたいと意気込んでいる。
KFXプロジェクトには8兆5,000億ウォン(約8,000億円)もの開発費が投じられ、これを回収するには400機以上のKFXを売る必要があるのに対し、現時点で受注が確定しているのは韓国が発注する120機とインドネシア発注分の50機だけだ。
韓国は一次発注の120機とは別に、あと100機を追加発注する可能性を残しているが確定はしていない。さらにインドネシアがKFXプロジェクトから離脱する可能性も取り沙汰されており、開発費を回収するためには200機近くを海外に輸出する必要があるため、まだ実機が完成していない段階から輸出へのプロモーションに取り組んでいるのだろう。
しかし、戦闘機の開発経験のない韓国が開発したKFXを実機もない段階でアピールしたところで、真面目に取り合う国があるのかは正直言って謎だ。
※アイキャッチの出典:Oleksii / stock.adobe.com
韓国のMOU、1.合意してない最悪相手はそのような合意を結ぶ意向すらないのにリリースを出す 2.政府が精力的に動いているのをアピールするため本契約結ぶ見込みないのにMOU締結してもらう という過去の実績みるとホンマかいな?というのが正直なところ
英国と韓国、詐欺師同士の騙し合いか。
交渉の場に居たら別の意味で勉強になるかもしれないな。
しかし、両国とも金が無い金が無いと提携先を頻繁に探してる国なのにどちらがまともに金を出すのだろう?
今後のF-3や、軍事装備品の開発連携を見直さなくてはいけなくなりそう
F-3、テンペスト、FCAS,K-FX。どれも実物がないから同じ立場にだよ、ホルホル。
「開発開始から10年、試作機完成予定を過ぎても影も形も見えない」の計画と「完成予定まで10〜15年、まだ本格開発開始前」の計画を「まだ実物がない」で一括りにするのはいくらなんでも乱暴過ぎるのではw
ホルホルの使いどころ間違ったな、残念(笑)
国際市場に果敢に挑戦し、努力を続けているな
何1つ実績の無い日本とは大違いだ
挑戦と努力が実績なんですか? 日本語おかしいよ(^^;
>進行波管の小型が進めば将来的にはアクティブ・フェーズド・アレイアンテナに使用されているGaN素子にとって変わるかもしれない技術だ。
進行波管って、ソリッドステート化以前の枯れた技術なので、時系列が逆になるのでは?
2本目の記事を書いた記者の妄想ですね。
TWT(の出力を分配する)方式のはPESA(パッシブ)って名称で既にあります(航空機用では無い)
エンベロープ用ですから、ミサイルの弾頭部につけるレーダー用ですね。パルスド・ドップラー・レーダーとか
なお、日本のAAM-4B:99式空対空誘導弾・改、JNAAM(開発中、ミーティアのシーカーを替える)はAESAレーダー搭載
>航空機用では無い
GaN HEMTだと12vとか24vで駆動する様だけど、TWTだと数kVと2桁程高い電圧が必要な様なので、航空機には使い難そうですね。
日本の防衛装備庁でも小型軽量化したTWTをアクティブフェーズドアレイ方式で配置し、高出力のマイクロ波装備とする研究が進んでいます。
さすが英国。
あっちこっちと手を組んでいますね。
英国面躍如と言うところでしょう。
切るときはスパッと切るのも英国紳士流。
了解覚書(MOU)ねえ
議事録、それまでの打ち合わせの合意内容の確認書 ってだけ
韓国はMOUが好きだねえ
「一 – ヤング国防研究開発協力の原則に関する覚書」に調印した
リンク直截に言えば、研究開発をしませうって合意しただけ
(なにも具合的には決まっていないって、いつものMOU)
MOUというよりMOUSOUだったのか
イギリスではKの法則は知られてないのかな。
EU離脱で仲間探しに必死なのは分かるがその選択はお勧めできない。
ワロタw韓国に嫉妬しすぎ。KFX戦闘機が予定通りに開発が成功すれば、アジア最強の戦闘機になるだろう!
あのプロモ映像やモックアップ、Block2〜の構想を見て本気でそう思えるなら好きにすればいいよw
自分はあんな開発計画を立てる国とは間接的にでも関わりたくない。インドネシアに見捨てられないといいね。
上手く行ってもF-2レベルの時代遅れな機体だけど。
煽りなら別に良いけど、
本気でそう信じてるのなら、少し冷静になって周りを見る習慣を身に付けた方が良いよ。
TWT﹙進行波管﹚は真空管の一種で、
高出力・高効率の優れものだけど、比較的短寿命な上に高電圧バイアスが必要で装置が大掛かりになる等の問題もあり、
GaNの台頭などで高出力増幅器を半導体化したSSPA(Solid State ower Amplifier)に徐々に使用領域を駆逐されつつあるデバイスでもあるかと。
例として適切かは判らないけど、
トランジスターが隆盛を迎えつつある頃に、次世代は真空管だと言って真空管の小型化に血道を上げてる様な、
要するに時代錯誤な記事を目にした印象です。
TWTを採用したアクティブフェーズドアレイ方式のマイクロ波兵器は本邦も開発中でそれなりに進捗していて、ドローンに動作不良を起こさせて墜落させたと昨年報道されてた。何故か、、「中国の一般人がドローンを撃退してるのに今更?日本遅くね?」とか完全に勘違いしたアホな反応がやたら多かった記憶。一般人がアクティブフェーズドアレイ式のマイクロ波兵器を使ってるとかどんな世界やねん。ブリテンさんが韓国兄さんと真剣に取り組むのかは不明だけど、間接的に日本の商機を潰されたようなもん。高出力の小型TWTの開発もそれなりに進んでるんだし、結局は単独だと売れないんだしで、サクッとBAEとかでブリテンさんと協力関係構築しときゃ良いのにね。アメさんはレイセオンとかが単独で開発しちゃうので無理だし。今からでも遅くないからサクッと協力したほうが良い。
何で日本が輸出するために研究してる事になってるんですか
これだから輸出厨はねえ
韓国兄さんと言ってる時点でお里が知れるな。
発言の内容も長文の割には中身がない。
すまん、意味わからん
韓国には「中国は父、中国に(距離、もしくは立ち位置が)近い方が偉い。なので韓国の方が日本より兄、日本は弟」という日本人には全く理解できない理論が確たるものとして存在している。
だから韓国人はわりとよく『韓国兄さん』なる単語を使う。
そもそもの開発資金が小さ過ぎない?(苦笑)
死んだ子の生涯収入を定期預金にするかFXに使うかで揉めてるようなもの
馬鹿じゃねえの?
「落ち目の韓流れ」案件なのかもしれませんね。
国営銀行の財務状況公表の義務があるEU加盟から逃げ出さなくてはいけないほどイギリスの財政は悪化し、見え見えの隠蔽でもせざるを得なくなっているわけですから。いや、以前から韓国と連携していたと記事にあるから「法則発動」案件かな。
いずれにせよ、なんの技術もない国と技術提携を結んで、不利益が分かっていても利益があるような演出をする必要がある、というのは追い詰められてないと発生しない条件です。
韓英なんて日本語はない
ちゃんと英韓にして頂きたい
TWT(進行波管)は半導体よりはるかに大出力が可能だがサイズ的に航空機には載せられない。
日本もTWTを研究してるが、それは将来の護衛艦用。
数百W級とかkW級ならGaN HEMTの複数使用で対応出来るだろうけど、それ以上だと今のところ流石に無理だよね。
その代わりTWTだと数kVの高電圧電源が必要な様なので、航空機に載せるのは色々厳しいかも。
F16より高いのに性能が低いモノ
誰が買うのよ
米が売ってくれない国。
まあグリペン・タイフーン・ラファール、
それも無理ならロシア製買うだろうけど。
東南アジアとかアフリカ等の、賄賂や接待に弱い政府高官が多い国が買うんだよ。