韓国メディアは4日、韓国海軍が運用している国産対艦ミサイル「海星(SSM-700K)」の性能改良に着手したと報じている。
対艦ミサイル強化に乗り出した韓国、国産対艦ミサイル「海星」の性能改良に加え国産超音速空対艦ミサイルの開発も
韓国の国産対艦ミサイル「海星」は1996年に開発が開始された亜音速(最大マッハ0.9)の艦対艦ミサイルで、INS+GPS+指令誘導+アクティブ・レーダー誘導(終末のみ)という標準的な誘導方式とシースキミングモードやポップアップモードなど複数の攻撃モードを備えており韓国海軍の艦艇が標準的に搭載している国産兵器の一つなのだが、量産開始から15年が経過して性能的に見劣りするようになったため軍が海星の性能改良に乗り出したという話だ。
まだ軍もどの部分をどれぐらい改良するのか正式に決定していないのだが、関係者の話を総合すると射程距離(現行:約180km)の延長と誘導システムのアップグレードが最も有力な改善点になるらしい。
韓国は対艦ミサイル「海星」を開発した後に海星をベースに艦対地ミサイル「海竜」を開発している。そのため海竜開発で得た技術を今度は海星に使用して性能改善を行う可能性が高く、もしそうなれば海星の性能は射程距離は250km以上、中間誘導に使用されるGPSはジャミングに対する耐妨害性を備えたタイプに切り替わるはずだ。
さらに韓国は対艦ミサイル「海星」とは別に超音速空対艦ミサイルの導入を検討している。
これまで韓国国防部が公に国産超音速空対艦ミサイル開発を認めたり言及したことは一度もなかったのだが、今年4月に英国のジェーンズが韓国国防部から得た情報としてKF-Xに統合して使用する超音速空対艦ミサイルの開発が近い内に完了すると報じている。
韓国メディアも今年4月以降に実施される軍の事業計画の中に「空対艦ミサイル-Ⅱ分析調査」という事業が盛り込まれていることを根拠に、これが噂の国産超音速空対艦ミサイルではないかと報じているが、韓国には自由に改修可能な固定翼の軍用機がないため独自の空対艦ミサイル開発は次期戦闘機「KF-X」が完成するまでは「完了」することは無いだろう。
因みに韓国メディアの報道を総合すると韓国軍が開発中と言われる国産超音速空対艦ミサイルの仕様は以下の通りになる。
- 開発は2007年から始められており2020年頃の実用化を目指し開発が水面下で進行中
- 最高到達速度はマッハ3.0~4.0程度で射程距離は300km~500km程度
- 超音速対艦ミサイルの誘導方式や推進方式は一切不明
- 航空機搭載型だけでなく車両や艦艇(潜水艦を含む)に搭載するタイプも開発中
- 戦闘機KF-16やF-15K、KF-Xに統合され運用する予定
韓国メディアは国産超音速空対艦ミサイルが完成すれば周辺国の空母を無力化することができると主張しているが、まずは完成してからの話だ。
※アイキャッチ画像の出典:대한민국 국군 Republic of Korea Armed Forces / CC BY-SA 2.0 犬鷲型ミサイル艇からの発射シーン
韓国の兵器を馬鹿にする論調も結構見かけるけど今回記事に出てきた艦対艦ミサイルは結構良い性能だと思うのだが、なにか駄目な要素でもあるんだろうか?空対艦ミサイルは?ですねwww
公表されたスペックどおりならね
リンク
カタログスペックだけは良いみたいですけどね
> カタログスペックだけは良い
日本の兵器と似てるな
例えば?
10式やらF2やらC2やらP1やら…
ぶっちゃけ国内開発のほぼ全てですね
悔しいからとりあえずdisってみましたw
韓国は予定より飛ばない動作しない国産アスロックモドキとか実績豊富ですが
ちゃんと具体的な内容を下さいな
日本の兵器のカタログスペックとか公表値は良くも悪くもないんだけどw
その最たるものが不自然なくらい一律最大速度30ノットと書かれた速度性能
輸出するつもりで作っていないから特に正面装備は周辺国に刺激を与えないよう実際より控えめな数値を出しているのが現実
うろ覚えで地対艦誘導弾だったかと思いますが、日本で言われてた射程より実際の値が上たった事を、米国がばらしてしまった事例もありましたね。
あと戦車の要目のように、最低要求ラインがそのままカタログスペック扱いに成ってるケースとか。
貿易摩擦やら基地問題やらで金を欲しがっているアメリカから
ミサイルを調達するメドがったっていない、つまり
売ってもらえないのではないかと予想
10年後には米韓同盟解消してるカモね
”完成”すればの話なんですよ
2020年までに実用化って時点でもうアレな感じがにじみ出てきてますがな
韓国人の認識が「計画を立てた=9割方完成」と言う特徴的なもので大抵計画倒れで終わる。
(軍部や兵器産業の汚職の酷さもある)
また開発が実際に完了した韓国独自開発兵器は大抵欠陥だらけ。
という実績に基づく妥当な評価。
開発時に公表された韓国兵器のスペックは過去のものも全て立派で馬鹿になどしてませんよ。
問題は、開発発表通りのスペックの兵器が、当初スケジュール通りに出てきた試しがないから馬鹿にされてるわけで。
誰も性能が悪いとは言っていません。
ただ完成しないのでなんだかんだといわれるのです。
海星は海外輸出先で複数発射で100%失中を成し遂げた実績があるから。しかも輸出先国トップの眼前で。
アレはなんとしてでも言い訳しないと輸出出来なくなるもんね。
で、発達型こさえて旧型とは違うんです!とかやろうってんじゃないだろうかね。
超音速型は推進機次第だろうけど国外からの技術導入だと例の技術漏洩の影響を受けないとも限らない。物が見えてからじゃないと何も言えない。
「当たらなければどうということはない」を体現した話しですね。
ナイス!
「まずは完成してからの話だ」
韓国系の記事の締めはいつも同じ言葉になるようですね……
>今年10月から来年4月までの性能を改良するための先行研究の調査分析が実施される
って書かれてるから、かなり先の話ですね。
Now 先行研究の為の調査、分析の実施が決定
この後、
先行研究
基礎要素研究(例えば、シーカーの改良が必要と決定されたらなあ、シーカーの研究) <—この結果で応用研究の予算化
応用研究 <—この結果で実際の事業の予算化 (今回ならアップグレード)
ってステップが必要なので、最低でも4年後からアップグレード事業での開発なり、製造ですね。ブツが出てくるのは更に数年後
なお、海星のアップグレードは何回も予算申請されてたが、いずれもボツになって来た歴史がある
内容は不明だけど、2015年の性能改善事業、たったの200億ウォン(20億円ぐらい) これもボツ
リンク
イギリスの何かのサイトで保存した、EAST ASIA MISSILE MARKET 2017-26
という資料によると、2017-2026年で購入するミサイルの予想額は、
中国 376.6億ドル
韓国 108.3億ドル
台湾 50.4億ドル
日本 21.9億ドル
とある。ミサイル全盛時代である。日本はもっとミサイルを買え、としか思えん
後進国の韓国ごときに超音速対艦ミサイルなど開発できるわけがない。
どうせまた外国から技術を盗むつもりなんだろ?
ほとんど未定の要素だらけで計画とすら呼べない段階。
韓国なら玄武とかの弾道ミサイルにアクティブレーダーつけて対艦弾道ミサイルだって言ってお茶を濁す方が早いんじゃない。
海星も使えない訳じゃないだろうに。
初期のはゴミだったが今のは760K型でハープーンブロック1.5くらいの性能はあろう。
新ミサイル作るなら海星を改良する予算を削って新ミサイルで更新すれば良くね。
過去のニュースでは
『韓国海軍の実射撃訓練で艦対艦ミサイルが墜落 2016年06月27日 中央日報』ミサイルは海星1が1発
『韓国自慢の海外輸出用ミサイル、現地テストで命中“ゼロ”の屈辱 2018/7/20 Record China』ミサイルは海星が2発
というのがありました。信頼性にやや不安がありそうです。
なお、今回の航空万能GFさんの記事リンクのYouitubeビデオで韓国海軍が「発射」という日本語号令を使っているように聞こえます。(笑)
ヤーホント(ブラモス)系をベースにした方が話が早いのではないか?露系技術大好きじゃん。
実際にそうなのでは?
他に候補があるとも思えない。
>>最高到達速度はマッハ3.0~4.0程度で射程距離は300km~500km程度
KF-Xのレーダーはそんなに先が見えるの? それともミサイルのレダーの方が性能が良いの?
“かが”も”いずも”もこれで「役立たずのガラクタ」と化した訳だが…
カタログミリオタの皆さんには認められない現実でしょうね
他人に理解できない独り言はNGで
対戦車ミサイルが登場したので洗車は不要、と同じくらいの暴論ですね。
あなたの思考は1か0しかないのでしょうか。
対抗手段登場を根拠とした無用論は、大概的外れなのでしょうね。
無用になるのは、その用途自体が陳腐化したか、より優れた代替え手段が登場するか、だと思います。
ただし、いずも型の空母改修は反対かな。
最優秀な対潜空母を、中途半端な軽空母にするのはもったいない、との文脈で。
カタログミリオタってオマエの話じゃねーか、、カタログスペックですらないけどな
他人に理解できない独り言はNGで
韓国国産兵器でまともにつかえたものがあるのかね。