韓国の原潜保有への鍵は、国策事業として推進できるかどうかに掛かっていると韓国メディアが報じている。
参考:文 공약하고 트럼프도 동의…’원잠’ 국책사업으로 추진을 출처
これまでも世界を騙して原潜建造を進めてきた韓国
韓国はこれまでにも原子力潜水艦建造を何度か計画してきたが結局、実現することはなかった。
韓国は、ソ連崩壊によって誕生した新生ロシアが、困難な経済状況を打破するため軍事技術(原子力技術も含む)を「バーゲン価格」で売りに出していることに気づき、1994年、金泳三大統領は3000トン級の中型原子力潜水艦を建造するため、ロシアから潜水艦用原子炉の設計図入手を韓国原子力研究所に指示した。
韓国原子力研究所は、ロシアから潜水艦用原子炉の設計図入手の為、ロシアの原子炉製造会社「OKBM」に接触、潜水艦用原子炉設計図の購入交渉を行い、OKBMから100万ドルで、潜水艦用原子炉設計図、設計のためのプログラムコード、原子炉設計の技術者育成教育プログラムを入手することに成功した。
しかも、韓国がOKBMの潜水艦用原子炉設計図を土台に、今後開発する原子炉の技術所有権について、全て韓国側に帰属することもOKBM側に認めさせたという。
このようにロシアから潜水艦用原子炉の設計図を入手することに成功したが、実際に原子力潜水艦を建造するには問題があった。
1991年12月、韓国の盧泰愚大統領と、北朝鮮の金日成主席が、朝鮮半島の非核化宣言に合意したため、公に潜水艦用原子炉や原子力潜水艦の開発が出来なくなってしまい、隠れて開発しようにも、韓国は核拡散防止条約に加盟しているため、IAEA(国際原子力機関)の承認なしに開発することが出来ない為、商業用原子炉開発だとIAEAを騙し、潜水艦用原子炉を開発することにした。
2000年には潜水艦用原子炉が完成していたと言われており、あとは原子力潜水艦を建造するだけだったが、アジア経済危機によるIMF管理体制下の影響で計画が進められなくなってしまった。
再び、原子力潜水艦建造計画が動きだしたのは、盧武鉉政権の時で、2003年3月26日、当時の国防長官、チョ・ヨンギルが原子力潜水艦建造計画を盧武鉉大統領に報告し、承認を受けたことで再び原子力潜水艦建造が動き出しだし、計画の承認の日付から、この原子力潜水艦建造計画は326計画と呼ばれている。
計画では、3兆5000億ウォンの予算で、原子力攻撃型潜水艦3隻を建造するため、2006年までに設計を終え、2007年から建造を開始する予定だったが、韓米原子力協定で核濃縮を20%までに制限されていた事と、米国の承認なしに計画が進められないという点が問題になり、実際に計画を進めることが出来ていない。
米国から原潜保有のお墨付きを貰っていると主張する韓国メディア
最近、韓国はで再び原子力潜水艦建造への機運が高まっている。
現在の韓国の大統領、文在寅(ムン・ジェイン)氏は大統領選での公約に「原子力潜水艦建造」を掲げて当選を果たしたが、南北融和の影響で「原子力潜水艦建造」を公に持ち出すことを控えている。しかし2017年、文在寅氏が米国を訪問した際、トランプ大統領から韓国の原子力潜水艦保有について原則的に合意したと言う報道が韓国メディアを賑わせた事がある。
韓国政府は、このような報道について「どのような合意もしていない」と完全否定しているが、公にできないだけで、このような合意が韓米間であったのではないかという韓国メディアの憶測は完全に消えていない。
韓国メディアは最近、北朝鮮による弾道ミサイル発射や、中国やロシアによる領空侵犯など、周辺国による軍事的挑発に対応する次元で原子力潜水艦が必要だと主張し、過去の原子力潜水艦建造計画とは異なり、現在の韓国には、原子力潜水艦を建造するのに必要な条件が揃っていると言っている。
必要な条件とは、国のリーダー(文大統領)が原子力潜水艦建造の意思を持っている事、米国が韓国の原子力潜水艦保有について同意している事、今回はこの2点を既にクリアしているため、決意さえすれば計画実現の可能性が非常に高く、そのためにも原子力潜水艦建造を国策事業として公に推進する必要があると主張している。
事実上、韓国の原潜保有はノーチャンス
韓国メディアの主張は、技術的な問題をクリアしている前提で、米国の合意が既にある以上、政府は原子力潜水艦建造を「なぜ躊躇うのか?」と言っているのと同じだ。
そもそも、国内開発だと言い張っている「島山安昌浩級潜水艦」ですら、設計は英国企業のBabcock Internationa社が行っており、ソナーシステムから戦闘管制機器まで全て欧州から輸入したものを搭載する予定になっている。
一応、装備品に関しては今後、国産化を行っていくと言っているレベルで、原子力潜水艦の建造自体が可能なのか非常に怪しく、恐らく島山安昌浩級潜水艦のように、足りない部分は海外から持ってくれば良いと考えているのだろう。
西側の原潜建造国の中で、フランスが唯一、低濃縮ウランを燃料に使用し、原潜の輸出(ブラジルの原潜建造に協力している)も行っているため、韓国はフランスのシュフラン級原子力潜水艦の輸入や、設計図購入による国内建造が選択肢に挙がっていると言われている。
果たして、フランスが韓国の希望通り原潜建造のノウハウを金で譲り渡すのかは謎だが、最大の問題は、韓国の原潜建造について米国との合意があると言われている部分が非常に怪しい。
もし、根っからの商売人であるトランプ大統領が韓国の原潜建造を承認していた場合、恐らく、米国企業で建造した原潜購入を強要するはずで、米国以外の国から原潜を丸ごと、もしくは技術やノウハウを調達しようとする韓国の原潜計画を承認すれば、悪戯に中国やロシア、北朝鮮を刺激するだけで、米国にとってどんなメリットもない。
しかも、米国は原潜の輸出をこれまで一度も行っておらず、事実上、韓国の原潜保有は「ノーチャンス」だというのが管理人の意見だ。
※アイキャッチ画像の出典:pixabay 原子力潜水艦イメージ
ずっと言い続けて実現できていないからまたダメでしょと思えば良いのか、しつこく言い続けているからいつかは実現させる気なんだろうと思えば良いニカ分からんな
日本に軍備で対抗するには非対称兵器の拡充で、とかよく言ってるから、更に日本が保有していない原潜はなんか物凄く「切り札」的に感じるんだろうな。
ムン政権は反日においては北と「わが同胞」出来ると信じているのかもしれんけど、どこ向けであろうが韓国の軍拡を北が喜ぶなんて有るはずなかろうがとしか思えんが。
韓国ってどうしてそれほどまでに原潜に拘るのかな、日本が持っていない(持てない)原潜を持つってことで優越感を満足させたいのだろう。
しかしアメリカが許可したのは低濃縮ウランだけだから巨大なドン亀が出来上がることになるだけ。
アメリカは韓国を青組から追い出すことを決定したわけで、安倍主要とトランプの密約で金融的な妨害をするからサムスンは潰れ韓国も確実に破綻する、原潜も空母もK-FXも付きロケットも全て淡雪のように消え、北朝鮮にのみぉまれていく未来しかない。
アメリカ同意?((((;゜Д゜)))
トランプ[誰が同意しただと💢]
IAEAの脱退でもしなければ韓国はウラン濃縮が出来ない
フランス制低濃縮型でも40%以上は必要で実際は50%以上は必要
ブラジルみたいに中古を丸ごと買ってとかが例外だっただけでフランスだって技術提供はしない (オーストラリアが良い例)
濃縮ウランを北朝鮮からってのが本音で南北統一しない限り無いし、統一しても認められない
アメリカが承認は間違いなく嘘
頼むからもし完成したとしても事故で日本海に沈没とかは勘弁して欲しい
アメリカ側では、『作ること自体はべつに問題無いけど、作っても良い事と作れるかどうかは 別の話です!?』などというのであれば、『アメリカさん、面白いこと言うネ!? GJ ‼︎』で終わっちゃうはなしですネ!? だけど本気かなぁ〜 ??? 現在所有している潜水艦をロクに運用出来ずにいるのに大丈夫かなぁ〜 と思う次第です。
そもそも原潜あったって持て余しそうだけどな。何に使うんだよ。そんなに長い航続距離も要らないし、五月蝿いから見つかりやすいし
アメリカに年間5000億円払って空母も作って更にミサイル原潜ですか・・・
お金ある国はいいなぁ〜()
通常動力でまともな潜水艦造ってから
原潜造ってどうぞ。