日本関連

AN/SPY-6のみ「極超音速滑空弾対応」という自民党国防連の怪しい主張

イージス・アショアの代替案を検討していた自由民主党国防議員連盟はAN/SPY-6採用をなぜ押すのだろうか?

参考:自由民主党国防議員連盟 各洋上案の利点・欠点(一案)

AN/SPY-6だけが極超音速滑空体と極超音速巡航ミサイルに対応する根拠がお粗末すぎる

陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の代替案を検討していた自由民主党国防議員連盟(以下、自民党国防連)はイージス艦の追加建造を政府に提言したのだが、建造するイージス艦にはイージス・アショア用に発注済みの「AN/SPY-7」ではなく米海軍が採用した「AN/SPY-6」を押す意見もあり、自民党国防連が提出した提言にはAN/SPY-6採用も検討するよう促している。

出典:public domain 米国が研究していた極超音速試験飛翔体 Falcon HTV2

なぜ自民党国防連がAN/SPY-6採用を押すのかは幾つか理由(国防連曰く海自関係者が米海軍と同じ物がいいという声があるらしい)があるのだが、最も具体的な理由に挙げられているのは「弾道ミサイルと極超音速巡航ミサイル」に対応するAN/SPY-7よりも「弾道ミサイルと極超音速兵器(HGV:極超音速滑空体/HCM:極超音速巡航ミサイル)」の両方に対応するAN/SPY-6の方が優れているという点だろう。

この主張の根拠は自民党国防連がイージス・アショア代替案検討に使用した資料「各洋上案の利点・欠点(一案)」に記載されており、この資料によればAN/SPY-7は極超音速滑空体に対応するは予定はなく弾道ミサイルのみ対応、AN/SPY-6は弾道ミサイルは勿論、極超音速滑空体と極超音速巡航ミサイルの両方に対応すると書かれている。

これが事実ならAN/SPY-6採用を押す自民党国防連の主張も頷けるのだが、中々怪しい点が多い。

自民党国防連が用意した資料によればAN/SPY-6が極超音速滑空体と極超音速巡航ミサイルの両方に対応する根拠に「米インド太平洋軍司令官(デービッドソン海軍大将)は2019年3月、弾道ミサイルと新しい脅威(HGVやHCMなど)に対応するためにSPY-6事業を加速させるよう連邦議会に書簡で要請」とした説明している。

出典:public domain AN/SPY-6の全体像

しかしデービッドソン海軍大将が議会に送った書簡の趣旨は「米軍の優位性を取り戻すため2020会計年度の予算要求で確保した以上の資金を軍に投資してほしい」という内容で、資金を投資してほしいプログラムを複数挙げた中で「極超音速および弾道ミサイルの高度な脅威に対抗するためイージス駆逐艦にAN/SPY-6でアップグレードする計画を加速したい」と言っているに過ぎず、具体的にAN/SPY-6が極超音速滑空体と極超音速巡航ミサイルの追跡に対応しているとは書いていない。

参考:Pacific Commander Davidson Asks Congress to Fund ‘Regain the Advantage’ Plan Aimed at China

レイセオンもホームページ上でAN/SPY-6は極超音速ミサイルに対応する準備が出来ているとしか主張しておらず、米国メディアもAN/SPY-6が採用している窒化ガリウムベース半導体技術とデジタルビームフォーミング技術を使用すれば極超音速ミサイルを追跡できるかもしれないと言っているだけで極超音速滑空体と極超音速巡航ミサイルの両方に対応できるのかは謎だ。

仮にAN/SPY-6が採用している窒化ガリウムベース半導体技術とデジタルビームフォーミング技術を使用すれば極超音速滑空体と極超音速巡航ミサイルの追跡が可能と解釈した場合、同じ技術を採用しているAN/SPY-7が極超音速巡航ミサイルの追跡のみに対応して極超音速滑空体には非対応だと主張するのは些か無理がある。

因みにロッキード・マーティンもホームページ上でAN/SPY-7は極超音速ミサイルに対応する準備が出来ていると主張しており、自民党国防連はAN/SPY-7が極超音速滑空体に対応しない理由や根拠を示していない。

出典:public domain B-52の翼下に懸架されたX-51

余談だがデービッドソン海軍大将は議会に書簡を送った1ヶ月に「Regainthe Advantage」計画書を発表、その中で「ハワイに建設されるレーダー(Homeland Defense Radar-Hawaii:HDR-H)は弾道ミサイル、巡航ミサイル、極超音速ミサイルの脅威を検出して追跡・識別することができるソリューションだ」と書いており、HDR-Hの正体はロッキード・マーティンのLRDR(Long Range Discrimination Radar:長距離識別レーダー)だ。

参考:EXCLUSIVE Indo-Pacom Chief’s Bold $20 Billion Plan For Pacific; What Will Hill Do?

つまりAN/SPY-6もAN/SPY-7も同じ窒化ガリウムベース半導体技術とデジタルビームフォーミング技術を採用して、開発企業(レイセオンとロッキード・マーティン)と米軍が極超音速ミサイルに対応(具体的にHGV/HCMの両方に対応するとは言及なし)すると言っているのに、LRDR派生型のAN/SPY-7だけHGVに対応予定がないと断定するのは何故なのか?

もしLRDRやAN/SPY-7だけHGVに対応できないのなら、一般的に考えてハワイに建設されるHDR-HをAN/SPY-6ベースのレーダーに変更するはずだ。そう考えると自民党国防連が意図的に「AN/SPY-6採用」へ政府や世論を誘導しようとしているのではないかと勘ぐってしまう。

管理人としては追加建造するイージス艦に搭載するレーダにこだわりはないので、大きな性能差がなければAN/SPY-6でもAN/SPY-7でも好きな方を選べばいいと思っている。ただ意図的にAN/SPY-7を貶めてAN/SPY-6導入に誘導しようとするのは如何なものかと、、、

まぁAN/SPY-6がHGVとHCMの両対応だと自民党国防連が主張する根拠が、デービッドソン海軍大将の曖昧な表現だけという時点で「お粗末」だと感じるのは果たして管理人だけだろうか?

 

※アイキャッチ画像の出典:海上自衛隊 護衛艦あたご

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コメント

    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    国防族のうごめく闇あり
    利権

    1
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      なんの利権があるのか具体的に書かないとただの陰謀論にしか見えなくなりますよ。
      主語ははっきり書きましょう。

      56
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      主張に対して証拠や論拠が無ければ単なるレッテル貼りの陰謀論でしかないですからね。
      利権というからには雰囲気で語らず、金の流れをちゃーんと取材して掴まないと単なる妄想。

      34
        • 匿名
        • 2020年 11月 01日

        我々ごときが全貌を把握できるようなら、とっくに誰かが逮捕されてますよ。ミリタリーマニア等がやいのやいのやるところで、証拠示せ!所詮陰謀論!とか声高に言ってると子供の喧嘩みたいで見苦しいですよ。ただ、ただの陰謀論ではなく、これまでの政治家の逮捕劇からオープンになった事例では、主さんの言う利権が絡んでることが圧倒的に多いですけどね。

        5
          • 匿名
          • 2020年 11月 01日

          俺には何の根拠もなく利権だ利権だと騒ぐ方が幼稚だと思いますよ。
          あとあなたスレ主ですよね?

          23
          • 匿名
          • 2020年 11月 01日

          口を開けば馬鹿の一つ覚えのように閉府の陰謀を口走るのはやめましょうねってことでは。
          そんなことは明らかになってから言えばよいことだと思いますね。

          34
        • 匿名
        • 2020年 11月 01日

        証拠はないけど雰囲気で何となく「不正だ!」という印象操作、学園とかお花見でそこそこ成功済み。

        26
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      そんな余裕は日米ともにないでしょw
      レーダーうんぬんよりも、台湾有事を睨んでのイージス艦増だと思うな。
      すでに日米で話がついてるから展開が早いのだと思うw

      7
      • oominoomi
      • 2020年 11月 01日

      “As Japan mulls missile defense, Raytheon lobbies for Lockheed’s radar deal” the japan times Jul 30, 2020
      レイセオンは随分日本の政治家に働きかけてるようですね。
      レイセオン疑獄事件、なんて事になって計画が宙に浮いてしまうような事だけはないように願いたいですね。

      7
      • 匿名
      • 2020年 11月 03日

      半沢直樹の見過ぎな。

    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    米帝とお揃いじゃないと整備や改修の面で色々面倒臭いことになんぞ

    12
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      だったらそれで押せばいいわけで
      無理に極超音速がどうとか言わなくても

      41
        • 匿名
        • 2020年 11月 03日

        評価項目の中に「米軍との相互運用性」と「拡張性」があります。
        ちなみに各々次のように評価しているようです。
        ・AN/SPY-6:相互→有、拡張→有
        ・AN/SPY-7:相互→中、拡張→不明

        2
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    米海軍がCGXにSPY-7採用してくれんだろうか

    7
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      FFGXもSPY-6ですから可能性は薄いかと。

      3
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    文民統制とはいえ、英語と軍事に疎い政治家は首突っ込まない方がいいのでは?
    PKOで機関銃を持っていくいかないで、大騒ぎしてたのを思い出します。
    防衛省にロッキードマーティンの担当者呼んで、とかしてるんでしょうかね?

    30
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      政治家は利益にならないことには口出ししません
      つまりそういうこと

      5
        • 匿名
        • 2020年 11月 01日

        なぜそういうレッテルの印象操作に奔走するのでしょうか?
        「そういう生き物だと定義されている」といくら叫ばれましても。
        その主張は下記とレベルが変わりませんねえ。

        ・韓国人は全員嘘つき!
        ・日本人は全員残虐!

        38
        • 匿名
        • 2020年 11月 01日

        まだ完成していない、スペックも計算上の数字、ハッキリわかるのはメーカーの違いだけ。
        評価なんかできるわけがない。
        そもそも日本にポンコツ売りつけたら、ミサイル防衛と同盟にに穴が開く。
        メーカー間で共同開発になるんじゃないかな。
        利権なんか知るか。どっかの新聞が捏造するまで待て。

        23
          • 匿名
          • 2020年 11月 02日

          もし朝日新聞が捏造してBMD計画を邪魔したら、朝日本社に弾道ミサイル誤射してやる。

          2
            • 匿名
            • 2020年 11月 03日

            朝日「一発だけだから誤射だったかもしれない……!(満身創痍)」

            1
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    時間的・金銭的な問題を技術的な問題にすりかえているんじゃないかと
    アメリカもミサイル戦略において中露、部分的には北にすら遅れをとっていて強烈な危機感を感じているように見える
    何故かレーダーシステムだけは2系統作ってしまったが、両方モノにするには全てが足りない
    アメリカはAN/SPY-6を極超音速滑空弾に対応するので手一杯だが、日本はAN/SPY-7を採用しても何も出来ない
    だったら初めからAN/SPY-6を採用してアメリカのアップデートを待ったほうが得策ではないのか

    8
      • oominoomi
      • 2020年 11月 01日

      超音速ミサイルにおいて中露に多少の遅れはとっていますが、弾道ミサイル防衛では日米は世界のトップです。
      北朝鮮は、何らかの手段で露・中・ウクライナなどから高度な技術を仕入れた様ですが、国内に半導体産業の基盤がない国ではそれ以上の発展はありません。
      複数の軍需企業が競い合ってレーダーを作るのが、むしろ米の底力だと思います。

      多機能レーダーはSPY-6であれ7であれ、イージス戦闘システムのサブシステムであり、日本としてはレイセオンにお任せするのかロッキードマーティンに頼るのか、いずれにせよ「何も出来ない」事に違いはありません。

      13
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    LRDR(SPY-7)はICBM用の長距離捜索レーダーで
    日本が必要としてるIRBM用の火器管制も出来る多目的レーダーじゃないんだよね
    管理人は国防議連を怪しんでるけど
    SPY-7推しまくってる内局こそロッキードの回し者だと思う

    16
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      管理人のスタンスは、イージスシステムはロッキードが作ってるんだからSPY-7をイージスシステムに統合できない理由がない(意訳)なので、不明瞭な根拠でのSPY-6上げのSPY-7下げに疑問を呈してるだけですよ

      リンク

      23
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      極超音速滑空弾対応かどうかは
      レーダー選定基準の指標に過ぎないし

      海自や自民党が一番重視したのが
      米海軍との共同運用能力と
      アップデート能力と言った拡張性でしょ

      米海軍ではAN/SPY-6がイージス艦の
      主力となるなら今後運用されて
      順次拡張されていくAN/SPY-6を
      採用するのは正しい判断だと思う

      また購入契約したAN/SPY-7は
      ミサイル追跡レーダーサイトして
      運用すれば良い

      17
        • 匿名
        • 2020年 11月 02日

        両方を購入する予算はない
        そしてSPY6はいまさら希望しても10年待ち
        何言ってるの(笑)

        2
      • oominoomi
      • 2020年 11月 01日

      確かに

      1
      • oominoomi
      • 2020年 11月 01日

      確かにLRDRはBMDを目的として開発されてはいますが、だから多機能性を有しないというのはどうでしょうか?
      SPY-7を新型水上戦闘艦のレーダーとして採用したカナダとスペインは、まさかBMD専用艦を造るつもりではないと思います。

      6
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    雑な事をやったおかげでポシャったのがアショアなんだから余計な事を言うなよと思う。

    4
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      イージスアショアポシャったのは

      システムを詳しく理解してないのに
      安易な口約束と杜撰な説明をして
      地元の意見調整に失敗した

      防衛省背広組の連中のせいだからね

      33
        • 匿名
        • 2020年 11月 01日

        まさにこれだと思いますね。
        太平洋側からSM3を撃てばブースターは陸地に落下する可能性があるので条件はさほど変わらない。
        リスクに差なんてないはずなのにこうやって騒がれるのは明らかに伝達の仕方、調整の仕方でミスをしています。

        11
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    ブースター落下問題という枝葉末節でポシャったイージス・アショア……その後に湧いてくるイージス貨物船やらイージスリグなる珍妙な提案……ようやくイージス駆逐艦増勢に決まったかと思えばレーダー選定でまたも湧いてくる謎の批評や提案……

    すべてはイージス・アショアの水子をゾンビめいて蘇生させようとする行政の歪みではないのか?イージス・アショアが駄目だったなら本当の意味で白紙に戻して、新たに地上防空の計画を練るべきだったのではないのか?どさくさ紛れのDDG増勢が何になるのか?
    しかし、今更時間が足りないのも事実ではあって……最初から防衛省が正しく誠実に事を進めていればこんなことには……

    9
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      ブースター落下が理由っていうのがまず大本営発表にしか思えないんだよなぁ。

      何か他に理由があるものを、国民が納得しやすそうな撤廃理由として持ってきたように見えるけど、実際どうなんだろ?

      17
        • 匿名
        • 2020年 11月 01日

        冷戦時代のナイキJのブースターは2トンも有ったそうですが…

        12
          • 匿名
          • 2020年 11月 02日

          イージス貨物船、イージスリグ、とは???

          1
          • 匿名
          • 2020年 11月 02日

          ブースターの重さなんて、それこそ全く関係ないでしょう。重かろうが軽かろうが落ちてくれば危険なんだから。

          確かにブースターが落ちてきたら恐ろしいけど、四の五の言ってられない状況だったならそれでも導入してたはず。

          今回の話は、こういう関心を引きやすい理由に転換する事で、本当の断念理由を隠したいのでは? と感じるね。

          5
            • 匿名
            • 2020年 11月 02日

            いやだからそういう趣旨で言ったんだが?

            2
            • 国語
            • 2020年 11月 02日

            念のため解説しておくが「昔の防衛庁はそんな危ない物さえ気にしなかったのに、今更SM-3のブースターなんかで中止するはずない」って言ってるんだよ?

            2
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    議員さんや日本政府は米国や企業が公表している以上の情報も持っているのでしょう。ここだけの話ですがとか業種に関わらずあると思いますが。次のイージス艦は大型化するらしいのですが3万トンぐらいの大きさにしてVLSを270セルとか装備できないのでしょうか?

    2
      • oominoomi
      • 2020年 11月 01日

      >政府は、「イージス・アショア」計画の代替策となる、迎撃装備を搭載した艦船について、大型化する方向で検討に入った。
      >乗組員の負担軽減を図るため、居住空間を拡大する目的。
      >最新鋭で最大のイージス艦「まや」(幅21m、基準排水量8200トン)より数m拡幅し、9000トン程度にする方向で調整する。(共同、11月1日)

      おっしゃる通り、大型化するようですね。
      アーレイ・バーク級がフライトⅢでも排水量にして200トン程度、全長が5メートル程度しか増えず、かなり居住性が厳しいであろうを考えると、素晴らしい決断だと思います。

      5
        • 匿名
        • 2020年 11月 02日

        素晴らしいでなく、単なる常識と条理の話でしょ
        そういう無思考の称賛が軍といえどもヲタの愚を象徴だよw

      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      それ、270セルのVLSを装備した艦がメンテナンスをする時や戦闘不能になった時はどうするの?

      人員次第だけど3隻に分散しておく方が常時1、2隻は稼働させられるし、それぞれ分散して配置して広い範囲を監視できるし、喪失時のリスクも分散できる

      10
      • 匿名
      • 2020年 11月 03日

      3万トンとか軽空母で草

      1
      • 匿名
      • 2020年 11月 03日

      そのクラスの鑑を安く作ろうとしてVLSを500セル程度搭載し火器管制システムを他のイージス艦に任せるアーセナル・シップというのが20年くらい前に米海軍で構想されていました。

      結局
      ・戦艦と同じく使い所が少ない (開戦の初戦に使ったら補給に鑑ごと戻って、で効率が悪い)
      ・火器管制システムを搭載していないのでデータリンク周りのトラブルでVLSが全部沈黙する
      ・火器管制システムを搭載していても被弾や鑑のトラブルでVLSが全部沈黙する
      ってことで大きな鑑にVLS満載するよりも現在の1万トン〜2万トン未満の火器管制システム搭載した船体にVLSを分散配置した方が確実性が高い、ということでアーセナルシップは頓挫しました。

      共同交戦能力(CEC)などが実用化されたのでアーセナル・シップという案も出てきたのですが、鑑ごとの独立性と分散配置がまだまだ重要、というところは変わらずですね。

      1
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    イージス・アショアの亜種として艦艇とか、
    極超音速巡航ミサイルの迎撃能力の獲得云々とかとは別の次元の問題かな?

    一番の違いはアメリカ海軍が採用してるかどうか?
    = 将来のアップデートが確約されてるのか? ってこと だと思います。
    導入できる時期の問題がありますが、そう言った意味ではイジース艦としては「AN/SPY-6」一択では?

    17
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      全く同意見

      5
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      同意見ですね。
      米海軍はこれから数十年AN/SPY-6を使い続けるので、当然将来的に極超音速兵器にも対応することが見込まれる。
      性能的にはどっこいどっこいでしょうが、将来性・費用はAN/SPY-6のほうがまだ明るいかと。

      この問題、変にお金を払ってしまったから、ありものを活用する前提でグズグズ変な方向に進んでる。
      後々の保守・アップデート費用を考えると、正直払ってしまった350億円は諦めるかレーダーサイトに転用するとかでいいと思う。このままAN/SPY-7にするならするでオフセットで何かしら得るとか、狡猾に行って欲しい。

      13
      • oominoomi
      • 2020年 11月 01日

      SPY-1Dの場合は低空目標に対応したD(V)に進化した程度であり、センサーシステムのハードについては、ほぼ30年間変化していません。
      アップデートの殆どは情報システムに対して行われてきた事を考えると、どちらのレーダーでも違いはないと思います。
      ましてやイージスシステムはLMの製品であり、自社のセンサーをそのアップデートに対応させない、ということはあり得ないでしょう。

      1
        • 匿名
        • 2020年 11月 02日

        その開発費用はどこから出るの?
        AN/SPY-7の開発元がLMであっても、AN/SPY-6(レイセオン)の為に、アメリカ政府、アメリカ海軍がカネを出して開発した「モノ」をLMが勝手に使うなんてできないよ。
        開発環境(物理的な環境もね)は厳重に管理されてるしね。

        AN/SPY-7はイージス艦として正式に採用されていないシステムなんだから、そのカネをどこから引っ張ってくるの?  って事を書いては?

        1
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    『自由民主党国防議員連盟』と言う名前だけで怪しく感じてしまう自分はひねくれ者だろうか…。

    5
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      なんの勉強会もしないアホ議員より少なくともマシだと思いますがね。
      法案考えたり通したりするにせよ、それがなんのために必要なのか、どうなるのか、それを考えるための知識がないと始まりません。
      官僚と知識で対等に話せるレベルの議員がいるのはよいことですよ。

      24
        • 匿名
        • 2020年 11月 01日

        自衛官OBの議員も何人もいるしね

        13
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    まぁ、どのみちイージス・アショアを導入した所で極超音速ミサイルに対処するのは困難に近いしな。現時点で対処する方法といえばミサイル発射前、もしくは発射から追撃不可能な高度に到達する前に破壊する事だが当然敵の領域に足を突っ込んだ上での行動になるからな、凄まじく難しいし全面戦争のリスクも大だね。
    またはサイバー攻撃でミサイルの制御システムにハックして標的を狂わせるか自爆させるか、または電磁パルスを喰らわせる手もあるけど、実際の所そんな事が可能なのかどうなんだろうね?

    5
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    ただアメリカに歩調を合わしているか
    合わせられているかのどちらかと思うが

    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    自民党議員はアメリカの軍需産業から金をもらっており、常に米製兵器の購入を主張する売国奴です。
    平和主義者を売国奴と罵るアホが多い時代になりましたが、よく見てみましょう。自民国防族こそ族議員の中の族議員。
    憲法9条はこういう売国奴を抑えつけるためだけでもすごく役立っています。

    4
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    誰にも相手にされていないからって
    コメントで煽るアホがいるな

    9
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    あら意外
    このサイト自民党の広告があったからてっきりそっち系だと思ってたのに
    何にせよ広告主さえも批判する姿勢はニュース系としてはいいね

    8
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      また変なのが紛れ込んでる…

      15
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    理想はイージスアショアはアショアで導入して船も導入する方向で、新しいタイプのミサイルはSM-3ホーク待ちと考えておいてSM-3ミサイルもブロック2BならばICBMも迎撃可能になるらしいのでアショア1基は富士で首都圏防衛用でもいいのでは?と思うのですが、導入出来ないので有ればサード導入するなり代案はちゃんとして欲しいのです、迎撃システムも長距離、中距離、短距離で統合処理出来ないと危ないハズです、サードとペトリオットは統合制御出来るようになる予定なのですよね?最終的な回答がどうなるか少し期待して待っておきますね。SPY-7は短期納品してくれた事実も有るのでレーダーサイトではなくアショアとして欲しいものです。

    2
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    sry7が弾道ミサイルしか対応してないのはイージス艦に搭載する予定の無い大型レーダー設備だから。イージスシステムと繋がった迎撃誘導弾を誘導する機能は旧式との互換性が有るspy6の方が有利。
    低高度を極超音速で侵入してくる対象を発見し追跡するには複数の衛星やレーダー設備が必要で、実際に迎撃するには監視施設より多くの迎撃装備を洋上や地上に設置しないと無意味。
    空中・地上から発射された極超音速兵器を発射直前か直後に破壊できれば解決するが、今の西側に極超音速段階の飛翔体を迎撃する手段は無い。つまりspy6だろうが7だろうが極超音速兵器の迎撃は無理なので議論するだけ無駄。

    3
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      旧式ってSPY-1の事?
      SPY-6にSPY-1との互換性なんて無いよ
      むしろそういう意味での互換性があるのはSPY-7の方ね
      現にLM社は現行のタイコンデロガ級、アーレイバーク級のアップグレードにSPY-7搭載を含めた提案を出しています
      これはやはりAWS(イージス・ウエポン・システム)とSPY-1シリーズの開発元であるLMならではの改良の自由度というか、強みであるわけだが

      6
    • 匿名
    • 2020年 11月 01日

    米海軍と同じモノであればアップデートを含めた保守整備も心配無し、なんせあの米海軍が採用しているんだから間違いないって言ってる人も多いですがね
    つまり米海軍が躓けば強制的にこちらも道連れを喰うというわけですよ
    なんか皆知っているくせに見てみぬふりをしているのか、記憶に新しいズムウォルト級(SPY-3)の事がすっぱり記憶から抜け落ちているよね
    米海軍が正式採用した次世代の駆逐艦として莫大なカネと期待を背負って生まれたズムウォルト級だが、基幹システムにSPY-3の搭載兵器の統合が上手くいかずにあのザマだけど、当初はSM2からSM3、VLAまで運用が出来ると謳われていたっけなあ(現時点でどれもこれも運用できないけど(笑))
    かのSPY-3もまさにSPY-6同様レイセオンが作った物であるわけだけど、メインのシステムにLMのイージスシステムを使う以上、レイセオンがしっかりロッキードマーティンと連携を取ってサブシステムとの統合が上手くいく確証があるんかねえ
    仮に不備不具合があったとしても、ただでさえ日本にまでそのサポートが及ぶのは数年単位での遅れが出るのは明らかなんだからそのあたり明瞭にしてもらいたいもんではあるな

    7
      • 匿名
      • 2020年 11月 01日

      確かに、ズムウォルト級駆逐艦はイージスシステムではなく新しい戦闘システムを一から開発したせいで、2016年に就役したのに戦闘システムが間に合わにという失態を演じてましたね。

      結局、BAEシステムズの開発した戦闘システムは今年1番艦のズムウォルトに搭載されましたが、、、

      6
    • 匿名
    • 2020年 11月 02日

    >まぁAN/SPY-6がHGVとHCMの両対応だと自民党国防連が主張する根拠が、デービッドソン海軍大将の曖昧な表現だけという時点で「お粗末」だと感じるのは果たして管理人だけだろうか?

    まさにその一点に尽きると思います。
    AN/SPY-6は能力に加えて現存のイージス艦でこれまでレイセオンが積み上げてきた品質、システムとの親和性、サポート体制、フロントランナーの強みを発揮すると考えます。
    AN/SPY-7を提案するLMは後発であるため、レイセオンの強みに対抗できるメリットが無いと購入者(国)への説得力がありません。勿論、現在のシステムとのしがらみに縛られない次世代システムを見据えた開発を比較的リーズナブルに行えるポイントには立っていると思います。

    アメリカ海軍内部でも兵器メーカーとの繋がりで一枚岩ではなく、派閥のようなものがあって、現状は一(いち)海軍大将の意見が述べられたと理解しています。
    両社とも都合が悪い情報はなかなか出て来難いでしょうから、判断のキモとなる情報は今後出てくるのではと思います。

    購入の意思決定は情報が出尽くしてからと、政府、関係省庁には冷静な処理を納税者として強く期待します。

    9
      • 匿名
      • 2020年 11月 02日

      後発はレイセオンの方では?(現行イージスはLMの製品)

      2
        • 匿名
        • 2020年 11月 03日

        ご指摘ありがとうございました。
        AN/SPY-6, AN/SPY-7のメーカー名が逆でした。訂正します。

    • 匿名
    • 2020年 11月 02日

    何だかどんどん拗れていくな…普通にミサイル防衛出来ないもんかね。

    8
    • 匿名
    • 2020年 11月 02日

    内容の是非でなく発言者の立ち位置で語るのは論外

    2
    • 匿名
    • 2020年 11月 02日

    実際、自民党国防部の主張は素人目でも根拠が曖昧なことや朗らかな錯誤が含まれている。
    可能性として海幕が米海軍と同じSPY-6が欲しいという意思を代弁しているだけかもしれないが正確な情報を根拠にすべき。
    経済規模相応の防衛予算があれば契約分のSPY-7を流用したイージス艦導入で今ほど揉めなかっただろうが現実は余裕皆無の低予算だからな。

    9
      • 匿名
      • 2020年 11月 02日

      ソレならSPY-7返品して何かと交換するなりすれば?損しないように上手くやって下さい。結局は海自が運用するからSPY-6が良いと、SPY-7は大きくて船も大きくしないと駄目なので使いたくないと素直に書いたら良いです。

      1
      • 匿名
      • 2020年 11月 03日

      軍事知識もってるってだけでも他の政治家よりはましなんだよなぁ(白目)

      1
    • 匿名
    • 2020年 11月 02日

    防衛事業への政治介入は過去何回もあってるし、国防族の本質はそれだよ
    何回も国産化計画が潰された経緯を調べな、国防議員を騙る利権屋の多いこと

    5
    • 匿名
    • 2020年 11月 02日

    市販のPCじゃあるまいしアップデート費用だってタダじゃ無いんだが
    米海軍のアップデート計画に便乗出来そうなSPY-6とたった2隻の日本独自仕様アップデート費用全額負担のSPY-7じゃコストが全然違う

    5
    • 匿名
    • 2020年 11月 02日

    つまり10年待たされるSPY6今さらを買えって言い出した議員連が怪しいんだよ
    その程度もわかんないのか(笑)

    2
    • 匿名
    • 2020年 11月 02日

    そもそもアショア導入の理由は海自の人手不足対策だったのに、そこの問題に対する議論がおなざりにされてるのが一番気になる。
    中国みたいに除隊したあとは数年間は経済支援をしたりするとか、隊員の待遇改善に向けた話し合いを一番にしてもらいたい。

    4
    • 匿名
    • 2020年 11月 02日

    ここで利権ガー不正ガー軍オタは××とか喚いてる奴とか、他記事(特に朝鮮関係)でいつも荒らしする奴って、やっぱ同じ一匹の個体なのか?

      • 匿名
      • 2020年 11月 02日

      多分そうなのでは?
      管理人が消せば丸ごと消えるかと

    • 匿名
    • 2020年 11月 02日

    SPY-6は10年は日本に提供するつもりはない。SPY-7は今からレーダーのテストを始める予定。そしてテスト開発費用は日本持ち。なんというかアメリカに騙された感じですねえ。どうせSPY-7も10年以内に完成しないでしょ。

    ま、アメリカは最強国家だししょうがないか。

    2
      • 匿名
      • 2020年 11月 02日

      10年末必死ですね。海自にSPY-6を導入されると癇癪を起こしてしまう国の方ですね。

      1
        • 匿名
        • 2020年 11月 02日

        SPY-6だと通常の有償軍事援助扱いになるので時間掛かりますよ、レイセオンとアメリカ政府で特別条件出すとすると共同開発扱いになって凄い金掛かると思いますよ、今のSPY-7がそうですし。

        1
      • 匿名
      • 2020年 11月 02日

      それって共同開発国になっていませんか?取り敢えずアショアのレーダーはSPY-7になるみたいですし、日本政府とロッキードマーティンと直接契約(アメリカ政府関係ない)なのだからSPY-7売れるごとにロイヤリティ貰える様にするとか、EW機能持たせるとかやり方は色々あると思いますよ。SPY-1の生産も終了している為SPY-7以外の選択肢は無いと言う状態ですし防衛大臣も変更するつもりは無いと言っていますし・・逆にフルスペックレーダーでアメリカのより高性能なイージス艦になりそうですよ。

        • 匿名
        • 2020年 11月 02日

        そうなると、SPY6にこだわる議員連はSPY7と別に追加で6を注文しろってごねてるようなもんだ、
        いい加減にしろって感じ
        昨今の超音速兵器の進展を見るに、手に入る10年後にどの程度の有効性があるのか保証できるんかい?

    • 匿名
    • 2020年 11月 12日

    新しいニュースを見るにカナダと仲良くSPY-7搭載になりそうですね

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