海上自衛隊所属の「おやしお型潜水艦」が横須賀沖を航行中、突然、出力を失い航行不能に陥った。
台風の漂流物の影響で、海上自衛隊の「おやしお型潜水艦」が立ち往生か?
詳細な日付は不明だが、台風による影響で漂流物が漂う横須賀沖を海上自衛隊所属の「おやしお型潜水艦(艦名不明)」が水上航行中、突然、出力を失い航行不能になった。
原因は漂流物が潜水艦のスクリューか方向舵に絡まったためで、この潜水艦は自力での漂流物除去を断念し、海上自衛隊横須賀警備隊所属の水中処分隊が急行する事態に発展、その後、水中処分隊によって「おやしお型潜水艦」に絡まった漂流物は無事取り除かれた。
今回の出来事で非常に興味深いのは、この事故(?)に関して、日本の大手メディアも海上自衛隊も一切、触れていないにも関わらず、中国や韓国のメディアはYoutubeに投稿された動画を元に「日本の潜水艦が立ち往生」という見出しで報道が行われていた点だ。
中国メディアは、台風で流された漁網がスクリューに絡まったのではないかと指摘している。
恐らく、海上自衛隊は大した事故(と呼ぶのかどうかも謎だが)ではないと判断したのかもしれないが、Youtubeに投稿された動画を元に周辺国のメディアが報道し、日本に情報が逆上陸してしまうと最悪、情報を隠蔽したと言われる可能性があり、個人がSNSやYoutubeなどで情報を発信できてしまう時代だからこそ、オープンにしても問題ない情報は極力公開しておくほうが無難ではないだろうか?
因みに、漂流物にやられた「おやしお型潜水艦」は、はるしお型潜水艦まで踏襲されてきた「涙滴型船型」を捨て、海上自衛隊として初めて「葉巻型船型」を採用した潜水艦で、1987年から11隻建造され、現在でも9隻(2隻は練習潜水艦へ艦籍変更)が現役として運用されている。
この「葉巻型船型」は、最新のそうりゅう型潜水艦にも踏襲され、現在建造が行われている次期3000トン型潜水艦にも採用されているはずだが、この3000トン型潜水艦が2020年から毎年1隻のペースで進水してくるので、残り9隻の「おやしお型潜水艦」も次第に姿を消していくことになる。
※アイキャッチ画像の出典:海上自衛隊 おやしお型潜水艦7番艦「くろしお」
中国のネットでははコンブが絡まったと遊んでるみたい
張召忠・少将(今は退役して軍事専門家)「黄海は深さがたったの44mで、昆布の養殖が行われているため、アメリカの原子力潜水艦は黄海には入ってこれない」に引っ掛けて。
語録
「中国の殲−10の戦闘力はインドのSu−30や日本のF−15に勝る」
「北京はスモッグに覆われており、レーダーが使えません。 アメリカの爆撃機は正確に目標を捉えることはできない」
「中国は全面的な戦争をしない限り、アメリカに勝てます。 100%勝てます」
など。
沈黙の艦隊でロシア原潜が通信用のワイヤーを漂わせて相手のスクリューに巻き込ませるという戦法(?)してたよなぁと懐かしく思ってしまった自分は漫画脳。
自己完結できる組織は「公表」というものに疎くなってしまうのでしょうか。自損事故を自力で解決して警察に届けないような感覚なんですかね。自衛隊を敵視している連中には良い餌となってしまうのかもしれないという一点においても公表はするべきだったでしょうね。
周辺国の情報機関が潜水艦の動向を細かに観察しているのは間違いない
他に被害を与えた訳でもなく、操船ミスでも無く、予見のしようが無い事故であれば、どうでもいいと思うけど。
車がパンクしたからって、誰も騒がないだろ。
スクリューを廃止してポンプジェットにしろとでも言うのかね。
んこくのぎじゅつゅはほぼ日本による技術を盗んだもの。故に絶対日本を追い抜くことは出来ない。