日本が新型巡航ミサイルを海自潜水艦に搭載するという動きについて海外のディフェンスメディアは「中国や北朝鮮の先制攻撃を受けても巡航ミサイル搭載の潜水艦は日本にとって生存性の高い反撃手段になる」と評価している。
参考:Japan Wants To Arm Its Submarines With Long-Range Cruise Missiles
神戸で確認されたVLS搭載区画と思しき写真を見る限り「新型巡航ミサイル搭載計画」は水面下で密かに進められていた可能性が高い
日本政府は昨年の閣議で開発が決定した12式地対艦誘導弾ベースの新型巡航ミサイル「12式地対艦誘導弾能力向上型(射程900km/最終的には1,500kmまで拡張)」を海上自衛隊の潜水艦に搭載する方向で検討に入ったと読売新聞が報じており、潜水艦の魚雷発射管を使用する方式(海自潜水艦は魚雷発射管からUGM-84Lハープーン/BlockIIの発射に対応済み)に加え垂直発射装置(VLS)の採用も視野に入っているらしい。
この動きについて米ディフェンスメディアのTheDriveは「海自が保有するUGM-84L(128km)よりも遥かに実用的な射程距離を備えた新型巡航ミサイルの潜水艦搭載は『日本が取得を目指している敵基地攻撃能力の有力な実現方法の1つ』で既存の潜水艦を改造してVLS区画を後付するという選択もあるが、今後建造する潜水艦のみVLS区画を導入して既存艦は魚雷発射管発射で対応するのも一つの選択だろう」と指摘し、神戸の造船所で確認されたVLS搭載区画と思しき写真にも注目している。
んで、時を同じくして神戸にある三菱or川重の工場から上部がやけに盛り上がった謎の船体区画が目撃されたりするんですよぬ・・・。 pic.twitter.com/uHeaqfAJLm
— ふにに (@hunini181202) December 30, 2021
通常動力型潜水艦に巡航ミサイルを搭載するというアイデア自体についてもTheDriveは「中国や北朝鮮は日本全域を射程圏内に収めた弾道ミサイルを保有しているため奇襲的な先制攻撃を受けると航空基地に駐機中の航空機や港湾施設に停泊中の艦艇に被害が出る可能性が高いが、出港中でどこに潜んでいるか分からない潜水艦は敵の攻撃を回避できるため生存性の高い反撃手段になる」と評価しており、リチウムイオン蓄電池を搭載して静粛性の高いはくげい型潜水艦なら「反撃手段しての効果が尚更高まる」と言及しているのが興味深い。
魚雷発射管から巡航ミサイルを発射可能なら「なぜVLS区画を新たに設ける必要があるのか?」という部分は潜水艦の弾庫容量(魚雷や対艦ミサイルなどをストックしておく空間)と即応性に関係しており、通常動力型潜水艦が巡航ミサイルを発射すれば直ぐに居場所がバレるという懸念も特に心配する必要ない=巡航ミサイルの射程が900kmなら九州近海、射程が1,500kmなら瀬戸内海からでも中国沿岸部(玄界灘からなら北京を狙うことも可能)を叩くことができので射点がバレたところで「中国の対潜哨戒機や艦艇が直ぐに駆けつけてくる」というリスクは最小だろう。
どちらにしても海自潜水艦への新型巡航ミサイル搭載は今後の議論で採用か見送かがハッキリすると思うが、神戸で確認されたVLS搭載区画と思しき写真を見る限り「新型巡航ミサイル搭載計画」は水面下で密かに進められていた可能性が高く、水中発射用の国産VLS実用化についても研究が既にスタートしていると考えるのが自然(写真に映るモノがVLS搭載区画の試作なら)だ。
関連記事:日本政府、海自潜水艦への巡航ミサイル搭載や垂直発射装置採用を検討中
新年あけましておめでとうございます。まだ寝正月中なので本調子ではありませんが今年もよろしくお願いします。
※アイキャッチ画像の出典:海上自衛隊 潜水艦「たいげい」
みなさん、新年おめでとうございます
新春そうそう自衛隊の嬉しい記事というか、国防には盆も正月もないってことで。
水面下でVLS研究が進んでるのは潜水艦ならでは(笑)
自衛隊による長距離ミサイル運用については疑問を呈する声も多々あり、それもそれぞれ道理のある意見ですが、では先に巡航ミサイル潜水艦を運用している国々はどのような戦略戦術を持ち、標的の選定や情報収集を行っているのかを具体的に論考して話題を高めたいですね
固定目標にしか使えないミサイルを有人の通常動力潜水艦に積んでも、勿体無い。
潜水艦には、哨戒や通商破壊など行動を要する重要な任務がある。
ただ、着底してミサイル発射を待つだけなら、無人潜水艦にやらせればよい。
戦略原潜もあんなに金を掛けずに、無人潜水艦を制海権内に着底させておけば、済む。
12式改は発車後でも、データリンクを使って友軍機による情報の再入力が可能
つまり目標情報がまっさらなままでとりあえず撃っておいてからでも、水上の友軍機が目標への追尾情報を入力すれば、目標に飛んでいく
単純な弾数を増やすことになるから有用だよ
ということは、隠密性が命の潜水艦の位置情報や発射時刻とミサイルの経路情報をを友軍機(海自?在日米軍?)が、「事前に」把握しているのですか?
初弾ならまだしも、以後、繰り返し行われる攻撃の情報を外部に漏れることなく共有できるのでしょうか?
海自のなかでも潜水艦隊以外はその所在を知らないと聞いているほど隠密性の高い潜水艦の位置情報を友軍機と共有するとは思えないのですが。
潜水艦の位置情報を友軍に逐一知らせる必要はないのでは?
どのみち海自潜水艦の通常型ミサイルなんて打ちっぱなし(基地へ行かないと次弾装てんできない)なんだから、移動ミサイル砲台として浮上して味方に連絡して撃ち誘導してもらうぐらいの運用だと思う
友軍に位置を知らせる必要がないよ
とりあえず撃てばいいのだから
ミサイルを滞空モードでとりあえず撃っておいて、空中待機させておけば、データリンクにより水上の味方が情報を再入力してくれる
射程が長い=空中待機させられる時間も長い
記事を読んで居ないの?
今回海自潜水艦に搭載が予定されている12式地対艦誘導弾能力向上型なら、射程900kmなら九州近海、射程が1,500kmなら瀬戸内海からでも中国沿岸部(玄界灘からなら北京を狙うことも可能)を叩く事が出来る為、射点がバレても日本国内近辺だから中国の対潜哨戒機や艦艇が直ぐに駆けつけても自衛隊の反撃を喰らう恐れが高くて近付けないって管理人さんも書いていたじゃん?
それに無人潜水艦は水中を行動する以上、電波が届きにくい為に通信だけでなく自立行動に必要な情報収集等に重大なハンディが有るのを忘れないでね?
君に言う通りにしたら、いざ無人潜水艦にミサイル発射を命じようとしても「海中に電波が届かないのでミサイル発射指令が届きません!」って事態になるからね?
>電波が届きにくい為に通信だけでなく自立行動に必要な情報収集等に重大なハンディが有るのを忘れないでね
そのハンディは、今の有人潜水艦でも一緒でしょ。
それらを解決するために、慣性航法装置を使っているんだし、アンテナを海面に出して無線通信しても良いんじゃないかな。
>そのハンディは、今の有人潜水艦でも一緒でしょ。
何故有人兵器が必要か、分かっていないとそうなる。
有人なら、情報収集に限界があっても乗員の判断で動けるが、現在の進化したAIでもその様な柔軟な判断は無理で、仮にAIにやらせたら平時と戦時の区別が付かないまま遭遇した相手を(最悪の場合、敵味方識別に失敗した状況で)いきなり攻撃してしまう可能性が極めて高い。
>それらを解決するために、慣性航法装置を使っているんだし、アンテナを海面に出して無線通信しても良いんじゃないかな。
慣性航法装置やGPSは、あくまで乗員の判断をサポートする装備に過ぎず、それに取って代わる物では無い。
後、アンテナを海面に出して無線通信をすれば、相手艦や航空機のレーダーでアンテナを捕捉されるし、更に相手側に無線通信を傍受されたり、発信位置を特定される恐れが有る事は第二次世界大戦の大西洋の戦い(対Uボート戦)で実証されており、非常にリスクが高い。
>アンテナを海面に出して無線通信をすれば、相手艦や航空機のレーダーでアンテナを捕捉されるし、更に相手側に無線通信を傍受されたり、発信位置を特定される恐れが有る事
そのためのデータリンクなのでは?
それすらダメならF-35の僚機との連携も艦船同士の連携もできないことになる
それに位置バレも数百km近く離れてたら問題は少ないというのはもっともだと思う
>通常動力型潜水艦が巡航ミサイルを発射すれば直ぐに居場所がバレるという懸念も特に心配する必要ない=巡航ミサイルの射程が900kmなら九州近海、射程が1,500kmなら瀬戸内海からでも中国沿岸部(玄界灘からなら北京を狙うことも可能)を叩くことができので射点がバレたところで「中国の対潜哨戒機や艦艇が直ぐに駆けつけてくる」というリスクは最小だろう。
>そのためのデータリンクなのでは?
それすらダメならF-35の僚機との連携も艦船同士の連携もできないことになる
データリンクも電波(主にUHF帯からSHF帯の高周波の電波を使用する)を使う以上、傍受されたり位置特定されるリスクは無線通信と同じですが?(勿論防護手段はあるとは言え)。
>それに位置バレも数百km近く離れてたら問題は少ないというのはもっともだと思う
対象が巡航ミサイルを撃つ潜水艦なら、その通り。
しかし、発射された巡航ミサイルはそうは行かない。
撃った潜水艦の位置が特定された場合、中国側は当然その位置と巡航ミサイルの射程等を手掛かりにして戦闘機や艦船・SAM等を駆使して発射された巡航ミサイルを要撃するだろう。
一般的に巡航ミサイルの速度は亜音速なので、戦闘機やSAMで要撃しようと思えば、簡単では無いが要撃は可能である。
そのデータリンクをキャッチされる可能性が十分低いからステルス戦闘機なんじゃないの?
簡単に傍受・位置を特定されるなら後方のF-35が発射したミサイルを誘導する前方のF-35の位置がモロバレすることになる
つまりデータリンクを探知されるリスクより、それで得られるメリットのほうが多い
迫ってくるミサイルを撃ち落すことができるのはどこも同じで、だからこそ空対艦ミサイルや地対艦ミサイルはある程度飽和攻撃するものだから潜水艦のも基本的な運用は同じ(海自のみならず陸自や空自とも連携する)はず
*話の前提は対艦能力を持っていることだから全部仮定の話だけど、データリンクの秘匿性やミサイルの運用方法はそう変わらんはず
だから「防護する手段は有ると言え」と書いただろう?
データリンクも電波を使う以上、絶対バレない訳じゃない。
それに、電波は水中では減衰し易いのにデータリンクを水中で使えるのか?
もしも「水中でデータリンク出来ます」なんて事になったらノーベル賞級の大発明だぞ?
まあ、君は「潜水艦もデータリンクを使えば陸空の部隊や艦船とも自由に連携して戦える」と思い込んで居るから、何を言っても無駄だろうな。
>固定目標にしか使えないミサイルを有人の通常動力潜水艦に積んでも、勿体無い。
>潜水艦には、哨戒や通商破壊など行動を要する重要な任務がある。
>ただ、着底してミサイル発射を待つだけなら、無人潜水艦にやらせればよい。
これは逆でしょう
将来的には無人潜水艦の活動内容が拡張するのは見込まれるけれど、それを前提にVLS搭載という話にまで動くにはやや早すぎる
それと、衛星中継指令やGPSを利用して移動目標をも狙える長距離巡航ミサイルは、とっくに各国が運用してますよ
12式地対艦誘導弾能力向上型 とかけまして
戦術眼に優れた勇猛な武将 とときます
その心は
潜水艦 で 水から飛び出し 敵中華艦に進むでしょう
センス如何で 自ら飛び出し 敵中 果敢に進むでしょう
戦略性が無いので、座布団全部持ってて!
うまい。
潜水艦だけに水面化で計画が進められていたって訳やいね!
実用化までどの位掛かるかな〜
計画は、報道よりもだいぶ先行(潜行)してたというわけですね。
潜水艦の輪切り(?)について。
リンク
ふたばだからすぐ消えちゃうけど。
なお、元ツイは発見できなかった模様。
ああ、2012年ですか。
写真が古いんですな。
多分元ツイはこれかな?
元ツイはこれかな?
対処が難しく、中国が本当に恐れる兵器の一つになるでしょうね
敵基地攻撃がメインで語られるけど南西諸島近辺で陸自の地対艦ミサイル連隊と連携して対艦攻撃を実施するって使い方もある
いや、12式は対艦ミサイルで、弾頭も対艦用なので、敵地攻撃に使うには不十分
対地攻撃に使うにしても、敵基地のような堅牢な地上構造物を破壊するには威力が足りないので、敵堅牢構造物のない離島奪還に使うのが関の山
なので、あくまでもメイン対艦用だと思う
もっとも、対地弾頭に換装した新型ミサイルを開発するかもしれないし、発射装置自体がJASSM-XRに対応するのかもしれない
12式改、トマホークよりも太くSLBM並みの極太ミサイルになるようですよ。
どんな弾頭が載るのか楽しみ。
シーバスター弾頭なんだから当たり前だよ
LRASM見てみて
付け加えると、対地弾頭は細く縦に長い弾頭のほうが有用だよ
対艦は貫通させ過ぎると、装甲の薄い艦内部で炸裂點せられないから、表面装甲だけを抜ける1段目の炸薬と、本体の炸薬の二段構成によって突き刺す構造になるから、弾頭は太い方がいい。
敵基地を攻撃する場合には、堅牢な構造物があることが前提になるため、それを抜けるように力点を集中させるための細い弾頭であることが望ましい
太い弾頭であることは、対艦用の弾頭であるという証左なんだよ
読売の記事にもありますが、対艦装備としての検討であって敵基地攻撃は現時点では将来の可能性です。
スタンドオフ対艦運用の場合中間誘導の管制は潜水艦からはできないので、当然ながら誘導管制を他に移管することになります。
海自は、敵艦の位置を逐次知り、ミサイルに誘導情報を適時送信する手段を持っているのだろうか?
敵地攻撃をもっと真剣に考えてるなら、12式改の対艦弾頭のままじゃだめだよね
弾頭を対地弾頭に換装した新型対地ミサイルも開発するつもりがあるのかな?
もしくはJASSM-XRに対応した発射装置なのか
VLSがあっても潜水艦1隻に搭載できるミサイル数は少ないけれど
空母護衛のイージス艦は常に対空警戒が必要になるので
電波傍受による位置測定がしやすくなるな。
そんな軍拡計画を日本市民は知らされていません。自衛隊が勝手にやっているのですから、文民統制に違反した憲法違反ということになります。アジア諸国を刺激するような軍拡には反対です。ミサイル搭載潜水艦の保有はやめてください。
初釣りやね
あけおめ(o´ω`)ノ
国政に関与できるのは、「市民」じゃなく「国民」ですね。
日本国民でなくても、声を上げるのは日本では自由ですが。
日本海の向こう側の国にも同じことを言ってやって下さい。
よろしくお願いします。
武蔵野市にお住まいの方かな?
防衛装備の個別研究を全て公開するわけないよ。
当然、防衛大臣も内閣も承知しているだろうから、文民統制には反していない。
何よりもアジアの平和を望むなら、中国·北朝鮮を非難するのが筋だし、韓国のSLBM開発にも異を唱えないと駄目でしょう。
管理人さん同様に寝正月でうだうだしているのに、変なコメントは止めましょうよ。
遅くなりましたが、管理人さん、まともな読者の皆さん、今年もよろしくお願いいたします。
相手国がやっているから日本も同じことをやってもよいというのは泥棒の強弁です。
ましてや自国の憲法に違反する「敵基地攻撃能力」を保有することは海外の情勢を持ち出しても正当化できないのです。
そして何より、アベ政権の戦争法案のときより、段々と酷くなっている文民統制のプロセスを無視した「暴走軍拡」を批判しているのです。自衛隊やタカ派政治家の動きです。論点をずらさないで下さい。
≫ましてや自国の憲法に違反する「敵基地攻撃能力」を保有することは
憲法には敵基地攻撃能力の保有を禁じるとは書いてないし、日本は自衛のための必要最小限度の実力なら持つことが可能です
≫文民統制のプロセスを無視
前コメにも書いてある通り、我々国民手で選んだ文民である総理大臣、防衛大臣が選んでるのにプロレスを無視とあ?
あと論点をずらしてるのは貴方ですよ
平和を愛するのはとても良いことなのですが、今までのような理想論とアメリカの軍事力に頼り切りでは乗り切れなくなっていますよ。冷戦終結後の軍縮ムードに水を差すかのような中国の軍拡に対して対策出来ていないのが現状で、次の世界大戦は先制核攻撃が普通に行われるので核兵器の迎撃システムが必要なのに所有していないですし、アメリカも軍事力現状維持が限界みたいですし、中国の軍拡止める方が先のような気がしますが?アメリカの予想では中国が台湾に侵攻する時は日本も攻撃されるのとアメリカはグアムまで1度後退して立て直しを図るので勝手に戦争に参加させられますよ、1990年のアメリカはアメリカだけで中国殴り返せましたけれど今は無理なので沖縄や九州は中国軍に上陸されて戦闘が発生します、今の中国は日本の3倍の経済力で日本の5倍~6倍の軍事費で軍拡しています。平和を愛するなら中国を含めた新しい軍縮条約でも締結した方が良いのでは?
参考
リンク
憲法が保有を禁じていると解釈されるのは「性能上敵国土の壊滅的な破壊のみに用いられる攻撃的兵器」です
敵基地攻撃能力自体は違憲ではありません
名前が「市民」で「憲法ガー」と言う切り口の時点で、貴方はシナの手先か、
大衆から全く支持を得られない左翼崩れですね。
前者なら忠告として、日本語は非常に難しい言語なのですぐお里が知れるので、
無駄な扇動活動はやめたほうが良いです。日本との協調の道を上層部に報告なさい。
後者なら同じく忠告として、安保闘争後の貴方達左翼は、本来市民の為に権力に物申すべき
思想集団だったのに、自己保身と自己満足を欺瞞で塗り替えた活動を重ねた結果、
ほぼ国民の大多数から全く支持されない、世界的にも稀有な寂しい人集団だと自覚なさい。
こんなわかりやすい釣りにバカ正直なレスしてるのは本気でやってんの?
それともプロレス?
それが泥棒の強弁の理屈ならば、すでに相手国を泥棒と認めてるんだ(笑)
泥棒相手に平和論だののバカ正直を貫いてどうするの?
あなた特殊詐欺で電話の言いなりにお金を振り込む人なんですか
いやいや政府の承認が無いと出来ないから(笑)
自衛隊がこう戦えば勝てますって提案して、それを国の戦略と照らし合わせて、政治が判断するの。
わかる?共産党員の年寄りが嫌がらせで書き込みか知らんけど、でたらめ言うのは止めーい!
左派団体では、今でも1965年の三矢研究事件を根拠に、自衛隊が政府の指揮を受けずに勝手に軍事計画を作っていると疑っているのですよ。
また、この一件以降、自衛隊は計画や研究内容を公表しなくなりました。
この件、自分は一つ前の記事で楽しみだと書いたけど、本職のアナリストたちの見解は軒並み渋くて意外でした。
曰く、搭載数の少なさゆえ懲罰的抑止を成立させ得ないという点と、発射後の退避行動の制約が指摘されていました。
1つ目については、海自のものと同クラスのSSをSSG(SSB?)に発展させたKSS-3の例をとって1隻あたりのVLS装備数は10発以下とすると、海自潜水艦隊の半数11隻を作戦海域に派遣しても米海軍のオハイオ改級1隻に及ばない程度な訳です。攻撃対象が滑走路(沿岸部の空軍基地が無力化された後は民間空港が基地機能を引き継ぐ手続きを解放軍は持っています)にしても移動式発射台にしても(その場合の位置評定はどうするのかも未定)、各目標に1発と割り振ってもなお弾数が足りません。攻撃を躊躇させる抑止力として見ると、人民解放軍は海自SSGの攻撃を「許容可能な損害」とみなして無視する可能性があるという指摘です。
2つ目ですが、たとえば米SSGNであれば発射後は潜水しつつ最大出力で退避することで移動した可能性のある半径を広めて、対潜哨戒機に補足されるリスクを軽減させることができます。しかし今回検討される海自SSGはあくまで通常動力型であり、発揮できる速力も潜航していられる時間も限られます。SSGNは良くてSSGはダメという話ではありませんが、攻撃した時点でおおよその発射地点が補足された後、敵が対潜哨戒を実施しなければならない円の半径が大きく変わってきます。南シナ海での作戦におけるバシー海峡のように、行き帰りに必要な海峡を封鎖されたとしても原潜なら潜ったまま迂回という手がありますが、作戦時間の短い通常動力型潜水艦の場合は作戦上の柔軟性を欠くことになります。有限の予算や人員を投じる先が本当にSSGでいいのか?というのがおおよその見解でした。
2つ目については記事中で言われている通り、射程1,000kmなら概ね人民解放軍の制海外から沿岸部目標を狙えるという見方もあると思いますが、それは巡航ミサイルの機動次第ですし、弾数が少ないという問題はそのままです。敵方に潜在的な脅威(潜水艦)に備える出費を強いるという点で意義はあると思いますが、やはり海自SSGが作る損害を許容される可能性もあるんですよね…。
例の試験VLS筐体に関しては、試験潜水艦になったたいげいで試してから今後の方針を決めるのかな?と個人的には思います。そこからたいげい改級になった胴長SSGになるのか、あるいはより大型化した新規設計や原潜保有に動くのかはわかりませんが。潜水艦の建造に5年として、20年代に間に合わせるためにはあと3年を切っていますが、本当にどうするんでしょうね。
正月早々長文失礼しました
韓国から始まった通常動力型潜水艦搭載VLSのブームに乗り遅れるな
韓国のは北朝鮮のSSGを意識して始まってるから、ブームと呼ぶなら火つけは北朝鮮
日本としては先に運用、戦術を検討しないとならないから乗り遅れてても別にいいんだけど、
論理的帰結がSSGでなくやはりSSGNという方向になっちゃうと、戦術を越えて国家戦略の課題にまで拡大するから話が進まなくなってしまいそうで
あの船体区画の写真は古いものだったそうですね。
船体の直径はロサンゼルス型が10.1m、ヴァージニア型が10.4mに対して、そうりゅう型は9.1mだそうで。
前二者の垂直発射管が船体の先細り部分で、しかも円形内に収めているようなので、そうりゅう型が突起が必要かどうかは微妙だなと思ってました。
まあいずれにしても、長距離ミサイルの発射手段は複数あるに越したことはないですし、実現に向けて歩を進めてほしいものです。
発見されて危険という話は、その海域の制空権があるかどうかになると思わいます。
ならば、魚雷で待ち伏せ攻撃した方が安全なのか? これは議論の分かれるところです。
次にこれは対艦用であり、増え続ける中国艦艇をアウトレンジで攻撃する手段だという事。
ハープーンにも一応対地モードがありますが、巡航ミサイルという言葉に過剰反応する必要はないかと。せいぜい離島に上陸した部隊への攻撃用。
どこから対艦攻撃されるかの範囲が非常に大きくなり、事前の探知も難しくなれば、相手に侵攻を思いとどまらせる可能性は高くなるかと。
潜水艦の生存性は高いが国家としての生存性は保証されないというオチになるのでは?
日本の全保有潜水艦で巡航ミサイルを積んでも1000発いくかいかない。
通常弾頭の巡航ミサイルの能力では1000基地を無力化できない。
日本や西側各国、人口が少なければまだしも、まともではない国なら自分の国の人口が半分になっても首脳陣が生存できればOKになるから、我々の考え方では通用しないだろう。
核爆弾+(弾頭が)ブンカーバスターとセットにしないとこの手の潜水艦は意味がない。
改めてあけましておめでとうございます。
次級は更に大きくなりそうですね。
記事にもあるように日本の制空権からの攻撃が出来れば、早々反撃されて撃沈と言うこともないでしょうし。
後の問題はどれだけ早く実現出来るかですかね。
これに関しては本当に早く実現してほしいものです。
今の対艦ミサイルはカウンター対策が必須なので兼用は難しいと思いますよ、別々に用意する必要があるのと同時攻撃力を上げたいならミサイルキャリア艦用意した方が効率は良いかと思います。
リンク
生存性のみ考えて有線遠隔操縦型の無人潜水艦を領海内に展開しといてVLSランチャーとして運用出来ないのかな
電力は有線、操作も有線
でも地上部をやられたら意味ないか
VLSがトータル100基くらいといっても対艦用、対潜用ミサイルを含んでの話なので陸上攻撃用には数十発用意できるだけでしょう。北の対日弾道弾は数百発、中国のは数千発ですから自衛隊もこれで抑止力にならないのは分かってると思います。単にやってる感をだしてるだけでしょう。中国は自衛隊は軍隊手はなく官僚であり恐れるに足らないと言ってますがそのとおりでしょう。
エア・シーバトルが言われて久しいですが、自衛隊がなにも理解してない事を物語っていると思います。
韓国も日本も、最終的には核保有が目的でしょうね。
日本が空母を持つのに長い時間をかけたように、これもその布石、技術蓄積だと思っています。
気の長い話ですが、世論作りも含めて、これが日本のやり方ですかね。
これが完成するの待っている様な気がするのですが・・AIP機関が高温ガス炉で・・素敵な通常型潜水艦?
リンク
中国が自衛隊を侮っているなら、実戦で痛い目を見てもらうだけです。
次級がどんな感じになるか楽しみですね
ところで通常動力型潜水艦にVLSを搭載してもスペース的には大丈夫なんでしょうか?
これって、政府や自衛隊が公式に敵基地の報復に使うのかな?
恐らくは、中国艦隊を殲滅する手段の一つか、離島に上陸した敵への打撃程度だと思う。
ミリオタが集まってる割に賛成派が多くて驚いた
管理人様は玄界灘や瀬戸内海と提示されてるけど、そんなところに潜水艦を配置したら、国境で敵艦隊の侵攻を阻止する防衛線が消失してしまうし、瀬戸内海なら移動カプセル仕様の潜水ドローンを幾らでも沈めておける。
防衛費が中国の5分の1しかないのに、巡航ミサイル数発の「発射機」に700億円(トマホーク700発分)掛けてたら戦争に負けて当然と思う。
潜水艦で敵艦隊の侵攻を阻止する防衛線を構築する?
戦力投射の多様性、戦場認識力の拡張、投射距離の拡大で戦術が進化してるのに思考が古すぎるわ
日本の潜水艦の主兵装は魚雷なんだから内海に配置したら役に立たないよ
ミサイル発射のために潜水艦が内海に引き揚げたら中国海軍にとって夢のような世界になるのでは
魚雷を全部降ろしてミサイル潜水艦に転換するなら興味深いが
そんな大胆なことをする度胸があるはずもないのに
政府の誰かがカタログショッピングするみたいにミサイル欲しいって言うと、一斉にミサイル万能論者が現れて草
巡航ミサイルを搭載した潜水艦は内海から出ませんとでも世界に対して日本が約束するのか?
居場所の掴めない潜水艦が中国の本土に届く巡航ミサイルを「搭載してるかもしれない」という要素が先制攻撃で潰せない抑止力になるんだよ。
潜水艦は対艦戦のみに使用しないなんて発想は日本特有で、中国からすれば対処が楽でこの上ない。
だって隠密性を生かして特殊部隊の浸透作戦に使用したり、飛び道具を持たせて生存性の高い反撃用のプラットフォームに使用したりしなから「日本の潜水艦は対艦戦だけを警戒すればいい」と考えればいいんだし。
そもそも「ミサイルを発射したら潜水艦の隠密性が台無しになってやられる」という批判に対する答えが「内海から発射案」なわけで、隠密性があって外洋に出てますでは元の話に戻るのでは
だから抑止力だと書いてるでしょ?
実際に発見されるリスクを犯すかどうかは別にしても中国に巡航ミサイルを搭載した潜水艦がどこに潜んでいるのかわからないから「抑止力」になるんでしょ?
なんでそんなに頭が堅いの?
もう潜水艦に巡航ミサイルを搭載するアイデアを認めない前提の反論なら議論してもしょうがないので以降の書き込みは行いません。
原因は潜水艦に載せられる数量の巡航ミサイルにどれだけの価値があるかという評価のようですね
以前の記事のコメント欄で、抑止政策の専門家が疑問を呈しているのが紹介されていましたが、
リンク
私は核ミサイルならまだしも僅か数十発の巡航ミサイルでは抑止効果がなく、潜水艦を大規模動員したり決死隊のような作戦をやる価値はなく、実際のところ配備されても政治家が満足するだけで防衛省の方では作戦の立案すら出来ないと思います。
返信はなくて結構です。
「国境」って日本の領海のことですか?
有事に中国海軍がそこまで遊弋できるってことは、日本の防衛力は壊滅しているだろうね。
排他的経済水域を指しているのなら、国境という言葉は不適切。
いずれにせよ22隻程度の潜水艦戦力(ローテーションがあるので同時投入できるのはもっと少ないと思うが)で中国海軍の阻止は出来ないでしょう。
脅威ではあるけどね。
>国境で敵艦隊の侵攻を阻止する防衛線が消失してしまう
揚げ足取りになるけれど、国境とは、領海のことを言っているのかな?
であるなら、領海は、海岸線から22kmの距離なので、すでに敵艦隊の射程距離に十分に入っているからそこで海自の潜水艦が防衛線を張っても無意味だよね。
ツィルコンみたいな極音速兵器ならともかく高空を飛ぶ巡航ミサイルは捕捉も迎撃もやりやすいだろうに。中国が作るUAVの防空網を突破する力があるか相当疑問だ。やるなとは言わないが到達点はまだまだ先にあることは確か。
「低空」を飛ぶ新世代の「ステルス性の高い」巡航ミサイルを補足・迎撃する防空網を中国全体に張り巡らすとなると、かなりのリソースを新たに割かなければいけなくなる。そのぶん侵攻に向けるリソースが減るわけで、やらないよりはやった方がよいでしょうな。
ドイツのV1がまさにそれでしたね
都市破壊の効果もさることながら相手の航空戦力を後方に張り付かせる効果が大きい
V2はもうどうにもならないから対策の打ちようが無いが
核に匹敵するという気化爆弾を投射出来たらいいな!
たいげい型1番艦たいげいは試験潜水艦なんだ…みょうだな…