読売新聞は25日「政府は企業に任せきりだった防衛装備品の海外輸出を国主導に切り替え、潜在的な顧客の要望に合わせるための改良や仕様変更にも支援を行う案を検討中だ」と報じている。
参考:防衛装備品の輸出「国主導」で推進、国家安保戦略に明記へ…防衛産業の立て直し図る
日本も政治と武器輸出が密接に関係している事実を受け入れる必要があり、躊躇すれば評判の高い日本製装備品は著しく不利益を被るだろう
防衛分野に係わる企業は防衛省・自衛隊向けに販路が限られるため経営状態が厳しく、2003年以降に同分野から撤退した企業は100社を越えており、政府は防衛産業基盤の維持=装備品の海外輸出を促進するため「防衛装備移転三原則」を閣議決定したが受注実績はフィリピンへのレーダー輸出のみで、読売新聞は25日「政府は企業に任せきりだった海外輸出を国主導に切り替え、潜在的な顧客の要望に合わせるための改良や仕様変更にも支援を行う案を検討中だ」と報じている。
海外受注に取り組む外国企業は自国政府の政治的な後押しを受けるが、受注交渉を企業に任せきりだった日本政府も交渉段階からの全面的な関与、潜在的な顧客が望む改良や仕様変更にかかる一部費用の負担、当該兵器を使用するための教育や訓練に自衛隊が協力することも検討しているらしい。
おそらく本ブログの読者であれば「スウェーデン製装備が海外市場で苦戦している理由」を思い出すはずで、Foreign Policy誌は「防衛装備品市場におけるスウェーデン政府の寡黙さは文化的なもので、歴代政権は輸出を企業に任せ輸出許可の審査を行うだけだ。スウェーデンは防衛装備品市場でもアダム・スミスの原理が通用すると信じ、優れた品質や競争力のある価格を提示さえすれば潜在的な顧客に選ばれると思っているかもしれないが、根本的に防衛装備品の国際市場は政治主導であり、顧客も企業と直接取引するのではなく資金の融資や政府保証が得られる政府同士の取引を好む」と指摘。
防衛アナリストのハワード・ウィールドン氏も「防衛装備品は信頼関係に基いて政府だけが購入できる特殊な製品で、首相や外相ではなく企業の幹部が出向いて当該国の政府関係者と信頼関係を構築するのは困難だ。一度導入した防衛装備品は継続したサポートやアップグレードを受ける必要があり、導入を検討している国は販売国との関係を慎重に見極めようとするだろう。信頼関係は両国の政府レベルで構築されるものであり、導入を検討している政府と売り手の企業の間で構築されるものではない」と述べていた。
SAABでCEOを務めるヨハンソン氏も「もし安全保障や政治といった要素が除外された公平な競争であればグリペン(ここでいうグリペンと最新モデルのグリペンE/Fのこと)はもっと上手くやれていた=海外輸出の不信は機体の問題ではなく政治力の欠如」と認めており、Foreign Policy誌の言葉を借りれば「日本も政治と武器輸出が密接に関係している事実を受け入れる必要があり、もし政治的な関与を躊躇すれば日本製装備品は著しく不利益を被るだろう」と言ったところだろう。
関連記事:SAAB、グリペンの輸出が失敗続きなのは機体の問題ではなく政治の問題
関連記事:グリペンが売れない理由、優れた品質や価格が決め手と勘違いしているため
関連記事:日本政府、次期戦闘機輸出を視野に防衛装備移転三原則の見直しを検討
※アイキャッチ画像の出典:航空自衛隊
国主導といっても、国がどこまで支援できるか。
改良への補助は当然として、資金の融資や政府保証までできるのかな。
今やそこまで踏み込まないと取引が成立しないのは、ここを読んでいたら解る。さんざん苦杯を舐めてきてまだ気がつかないような国ではお先真っ暗ですよ
骨抜きプランにならないことを願うのみ
財政的な問題より、武器輸出三原則の緩和や撤回が必要ですね。
台湾辺りにはほぼ無制限に陸上兵器は解禁すべきですが、野党だけでなく自民にも二階を中心とした親中派議員多いですし。
現場・事務的担当は企業がやるのは変わらないけど、
後ろに国家の信用が有るというのが重要かと
同じ製品でも、大手ブランドならそれだけで営業マンが売れても
無名企業なら安売り以外では、営業マンが相手されないのと同じ
資金融資や政府保証はそれ以降の話しだから、まず玄関に上がらせて貰うための国主導
長射程巡航ミサイル1000発以上の保有検討では、防衛省は関係企業の生産設備など設備投資を支援する制度を創設する方針を盛り込んでいましたね
あの計画は今後国主導に移行するモデルケースを兼ねているのかもしれません
是非この機会にODAと紐付いたオフセット契約を活用して欲しい、相手先は新興国に限られるだろうけどそれでも相当に利用余地はあるだろうし。何より円安のおかげで日本製防衛装備品のコスパ自体は相当良くなってるだろうから潜在的な需要自体は間違いなるあるかなって
新興国相手だと日本の兵器は性能過多では?
新興国相手でも売れそうなのはアサルトライフルぐらいだと個人的には思うけどね。
そのアサルトライルだって89式なんかは時代遅れだし20式は未だ自衛隊にも行き渡ってないのに海外に回す余裕は無いと思う。
その新興国も水準が上がってるから性能過多ってことはないよ
フィリピンだかインドネシアの駆逐艦(?)選定のときは日・韓・欧州諸国などからより取り見取りって感じだったよ
20式がそもそも輸出出来ていたら単価が下がり年度の予算で買える数が増えてより早く普及し、輸出で企業側に利益が出れば生産ラインを増やしさらなる増産も視野に入ってきます
売りたい国の『仮想敵国』次第ですかね。その辺は。
フィリピンやインドネシア、マレーシアあたりは仮想敵国が自国よりも強大なので、それらに対抗できる兵器を求めますが、ナイジェリアみたいに周辺国が強くなかったり、大国と争うリスクの無い国には過剰でしょうね。
モロッコとアルジェリアみたく、相手国につられて軍備がエスカレートしていく国に売り込むという手もありますがね。兵器輸出に半世紀のブランクのある日本がやるにはリスクレベルが高すぎますが。
自衛隊向け銃メーカーの最大手に豊和工業があります
銃器の輸出ポテンシャルで言うならば、実際にこの会社の豊和M1500は”猟銃”として武器輸出規制の対象にならず世界的によく売れており、ウクライナ軍にも配備されています
事実であれば非常に大きい路線転換であり歓迎したいが、装備輸出に反対する声が大きい日本でどこまで踏み出せるのだろうか。
与党も政府をしっかり応援してほしい。
そのての日本人が信仰してるドイツのことを、丁寧+繰り返し徹底的に教えてあげるのが効果的かと
現実を見ない日本人はドイツが平和国家で武器なんて売らないと盲信してるけど、
実際にはTOP5に入るような武器商人大国ってのを、データ込みで何百回でも説明説得しないと
その盲信が破壊されれば、でかい声を出しにくくなるので、
そこで一般国民へ、こういう理由と必要があるから武器輸出を大幅推進しますってやるのが良いかと
日本人って必要があるってことなら、ならやろうって全体の思考ですかと思うので
(なので、他の国ではアレば便利・効率化するって色々なモノが、実際に発明されて根付いてたりするかと)
ドイツを盲信している日本人なんかいるのかな?
自衛隊廃止·武器輸出反対を唱える連中は、国際情勢なんか眼中に無いカルト集団に近いからなぁ。
やっと世界水準の足元に触れられそうってところですかな?
遅いですね
しかも日本の物作りが後退気味なところで、いきなり官主導で兵器輸出の旗振りを
されてもどこまで国内企業がやる気や成果を出せるのか・・・
「Made in Japan」が世界を席巻して「電子立国ニッポン」とか勢いがある頃に
方針転換して欲しかったもんです
そんなこと言っても後の祭だし、とりあえず前進してるのは評価してもいいんじゃない?
正直、無駄金(税金)使うだけだと思いますが
脱穀し終わった麦を畑に撒いて水やり、追肥する位無意味な話だと
今の日本の工業力・政治力に種籾になるだけのポテンシャルはありません
安くて良い物なら売れるというナイーブな考えは捨てろ。
最近のグリペンの販売不振も政府の不関与にあると指摘されていた。
是非このまま進めて欲しい。
残念ながら、我が国の兵器は安くなく実績も無いから良し悪し以前
抱き合わせのトップセールスにかけることから始めないと
それもそう。YouTubeで国産装備バンザイ系の動画とかサムネ見ただけで心配になる。
キッシーにマスコミから死の商人と罵られても他国に営業をかける根性があるか不安だわ。
絶対無理
あのおっさん自分がリスク負うことは全て検討で終わってそのままだろ?
私の勉強不足かもしれないんですが、なぜ政府は武器輸出3原則から防衛装備移転3原則に改定、なおかつ防衛装備庁を創設したタイミングで装備品の輸出に積極的に関与しなかったのでしょうか?結果論的ですが、タイミング的にとてももったいなかったと思うのですが…
そもそも三原則のせいで共同開発に参加出来なくて、F-35に口出しも後から自分でいじる事も出来ないのを問題視されて、三原則の変更は共同開発に参加できるようにするのがメインで輸出はオマケ的な感じだったと記憶しています。
今になっての方針変更は、当時より更に不安定な情勢により、世論の後押しで反対派を押し除けれる。政治的なリスクの低下から来たものではないかと私は考えています。
今なのは、防衛装備産業界のメーカ体力が衰えた事が要因かも。
メーカの体力が落ちて防衛装備部門をメーカが支えきれなくなり、官側が漸く重い腰を上げたと。
官側がそこまで放置してたのは、政治家や官僚がリスクを採るのを避けて目先の事ばかり処理してたから、かな?
ようやくこの段階まで来たか…これで少しは状況が好転してくれれば良いが、どうせならこの機会にオフセット契約についても出来る様にして少しでも装備品が売れる様に努力してほしいところ
記事が抽象的でイマイチ分かりづらいね。現状国がどこからどこまでの範囲で輸出事業に関わっているのかと今後はどの程度になるのかを最低限書いてくれないと…
あとサプライヤーの撤退については輸出が成功すれば解決する様な単純な話じゃない。勿論一要素ではあるけど。
最近完成品輸出の成功が全ての問題を一気に解決してくれる魔法みたいに受け取られる事が多い…
輸出事業が却って企業に赤字をもたらしてしまう点を、上手く巡り巡って結果的に補填できる仕組みを作らないとね
武器輸出を政府が主導するのは当たり前です。
それを今ごろ言い出すなんて遅すぎる。
なぜもっと早くやらなかったのか?
日本政府はアホなのか?それとも、武器輸出に反対する日本の世論に配慮したのか?国内法の壁があるのか?
だとしたら、とっとと法律を変えて、日本も積極的に武器を輸出すべき。その方が日本の国益になる。
>防衛装備品の海外輸出を国主導に切り替え
YS-11…MRJ…新幹線輸出プロジェクトにODA…もしかすると、更には東京五輪もビックリの汚職事件も…うっ、頭が(発狂)
>グリペンの輸出が失敗続きなのは機体の問題ではなく政治の問題
これについては、個人的に疑問があります
と言うのは、スウェーデンはグリペンの輸出に関与していない訳では無く、例えば輸出に関しては英BAEと提携していますし、過去には余剰機の売却・リースもやっていて実績も有ります(チェコとハンガリーはリース機を装備)
なので、グリペンが近年売れないのは機体規模が小さ過ぎて市場が求める機体規模とズレてしまった事に加えて、最新型のE/Fの導入コストがライバルとほぼ変わらなくなって手頃感が無くなった事、そしてロシア軍のウクライナ侵攻で各国が求める戦闘機がコストよりも性能優先になったのが原因でしょう
基本的に異論はないんですが、やはり一企業と国とでは交渉能力や信頼度、動かせるお金の限度などに大きな違いがあるとおもいます
元記事にも↓とありますし
> 企業への財政支援策としては、相手国の要望に合わせた装備品の改良や仕様変更が必要な際、費用の一部を企業に支援する制度を創設する案が有力だ。売却後も、企業による継続的なメンテナンスと合わせ、装備品の使用について自衛隊による教育・訓練を行うことも検討する。
(中略)
> 防衛省幹部によると、フランスは東南アジア諸国に戦闘機を売り込む際、民間航空機の直行便を増やすなどの取引を国主導で進める。韓国は移転のための改良研究開発費を支援するなどし、販路を急拡大させた。
まあ、海外で買ってまらえる製品が存在すればの話なので、完全に絵に描いた餅前提の妄想記事。現状を全く理解できていないアホなミリオタの典型的な記事。世界で通用する兵器が製造出来て自衛隊に装備されていればゴミ兵器のオンパレードの現状にはなっていない。特に陸自は酷く、北朝鮮にでさえ抜かれる始末。
アホなミリオタの典型的な記事を書く航空万能論を読みにこなければいいのでは?
清谷氏のサイトにいる方ですね。
>海外で買ってまらえる製品が存在すればの話なので、完全に絵に描いた餅前提の妄想記事
これからだと思うんですがね。それともどうせ絶対作れるわけないんだからさっさと廃業しろってことなんですかね。清谷氏でさえやり方に意を唱えているだけで、振興自体は否定してませんし。個人的には、敗れたとはいえ、JMU辺りがフィリピンの新型哨戒艇入札に参加してましたし。
清谷の厄介なところは自衛隊や軍需産業を否定するのではなく『金がかかる強い軍隊は日本にいらない』という自己の思想をそれっぽい言葉で正当化してくる所です。戦闘機絡みの発言では本音が如実に現れてますが。
フィリピンへの巡視船供与には何も言わなかったようですが、戦車や駆逐艦にミサイルなどの兵器や技術に他国が興味を持ったり売れたりしたら間違いなく10式の時のような批判してきますよ。
>『金がかかる強い軍隊は日本にいらない』
うーむ読者である自分からすれば、高価な正面装備ばかりに金を投入しすぎて兵站が疎かになってることに批判してるスタンスだと思いますね。話脱線してますが
兵站にお金を掛け始めたら「正面装備をおろそかにしてる」と言い出すのが清谷
熱心な読者でないので間違ってたら申し訳ありませんが、兵站の重要性を説いた後に
「上陸した敵と本格的な交戦なんてしないから戦車や火砲なんで各100両もあれば十分」
とか言っている時点で兵站を重視してるとは思えないんですよね。
「空自に掩体壕が無いのはF-5を買わなかったからだ」
どんな理屈だ。三沢以外がスカスカなのは確かだが。
「医官や医務官が足りない!告発してやる!」
症例不足のため技術が磨けない、給与が民間の医者よりも低いなどの理由から、民間の病院からヘッドハンティングされるなどして退官が増えているのは確かですが、それならアメリカのMAVNIプログラム(オバマ時代に凍結。復活するかも)における、医療専門職の項目みたいな制度を導入するとかの提言はできないんですかね。
>戦車や駆逐艦にミサイルなどの兵器や技術に他国が興味を持ったり売れたりしたら間違いなく10式の時のような批判してきますよ。
個人的には、過去の己の発言を無かったかのように取り繕うに一票。
「興味を持つ」段階なら兎も角「売れた」段階だと、その兵器のことは無視しだすと思う。
正論ですね
2014年に防衛装備移転三原則が策定された時も、現実を認識出来ないミリオタが「これで世界最高の日本製兵器が世界中に売れる」などと騒いでいましたが、そんな甘い話などありませんでした
今回また制度上なにかが変わるとしても、結局何の成果も無く、10年後も変わらず韓国防衛産業の躍進に嫉妬するだけでしょう
じゃあなんですか。日本は韓国以下で絶対良いものなんか作れるわけない、嫉妬することしかできない雑魚と決めつけ、さっさと日本は韓国に負け認めて防衛産業は廃業しろとでも言うんですかね?
Jttxの過去発言見てみるといいよ
こんな煽りばかり書いてる荒らし
そのうち管理人もキレると思われ
防衛産業が躍進するのはいいことですが、韓国軍の改善と増強もお願いします。中央日報のF-5墜落事件の記事では
『今回の事故までに、2000年以降墜落や衝突を起こした事故機だけで15機に達する。この過程で操縦士16人の命が奪われた』
とあるので、KF-21で取らぬ狸の皮算用する前に、パットンなども含めた60年代〜70年代の兵器の入れ替えも進めた方が良いかと。
もう少し意味の通る日本語を書いてほしいのだが、画餅などどこにもないし前提にもされていないし記事記事うるさいしそもそも何をもってゴミ兵器とか北朝鮮以下としているのか、あなたに何が見えているのかわからないね。まさか記事内の「現状判断」や「検討」をミリオタがやっているとでも思っているのだろうか。
ガラパゴスな日本仕様の防衛装備は確かにそのままでは買い手が付きにくいがその話も「改良や仕様変更にも支援」とある通り今まで足りなかったところを補うことを主眼としておりかなり遅くはあっても普通に一歩前進の内容だろう。
思うのですが。
防衛装備品の輸出に関して国が”ノルマ” を立てることは出来ないと思います。
また、”ノルマの達成にしか関心のないであろう” 役人さんの関与は怖いです。
最後には”ノルマの達成のため” に、何かしそうな気がして怖いです。
では対策ですが、ふざけた言い方をすると、担当者に防衛装備品のヲタクで、
お金と法律と交渉に堪能な人を立てたらと思います。
もちろん、そんな人の後ろに、理解者で指導者の人が必要と思いますが。
昔から、傾いた会社を立て直すのは、財務に詳しくて業界ヲタクの人です。
やっとここまで来れたかという感じ。
今度こそYS-11の失敗と反省を活かしてほしい。活かせなかったMRJはああなったし。
例えば対オーストラリアなんて年間4兆円も貿易赤字なわけで、更に水素開発などで戦略的な投資も進めており、そういった国家ぐるみのパートナーシップの話として交渉すれば、潜水艦ぐらい売れるだろうとは思う。
輸出用潜水艦を建造する余裕があるかは別の話として。
以前オーストラリアの潜水艦事業をアメリカの後押しがあったにも関わらず日本が受注出来なかったのは、オーストラリアが現地製造に拘って、その条件に日本側が対応出来なかったのが原因なので結構ハードル高いと思いますよ。
結局決まったフランスメーカーの物も現在進行形で大揉めですし。
あれはオーストラリアが全て悪いと言えるので
・基礎工業力すら足りてないのに国内製造しようとする
これだけで不可能案件と言えます
結局のところ、海外が欲しがる様な魅力的な日本製兵器なんざ無いのだから、国が関与しようがしまいが売れないのは同じだろう
直近で可能性があるとすればAFSOCが興味を示してるUS-2ですかねぇ(本命はC-130MACだろうけど)
他は知らん、レーダーがちょいちょい引き合いに出される程度かな?
リンク
その日本兵器の仕様を決めているのは国。
他国がどんなものを求めているか知るだけでも、十分前進だと思います。
残念ですが。
コンポネートで韓国部分いらねぇーの韓国製重工業兵器も大概である。
ようやくここまで来ましたね。
もう言い残すことはありません。
進・にわかミリオタ…いい奴だったよ
そんな装備で大丈夫か?
大丈夫だ、問題ない
防衛関連に関心も持つ議員が多い自民党会派が混乱中のため公明党の壁を突破させる事に力を注ぐ自民党会派があればよいのですが。
この件での超党派議連でも立ち上がれが良いのですが・・・
本気で売るなら一刻も早く、少数でもウクライナに供与して、コンバットプルーフ積ませるべき(少なくともカタログには実戦経験ありと書けるようになる)だと思うけど。
詳細はこれからということだけど、少なくとも「普通の国」に向けた検討が行われるのは肯定的に評価したい。
現政権にはあまり良い印象はないし、閣僚の人選も検討ばかりの現状にも不満たらたらなのだが。これまでは話すらしてこなかったことを党内で議論できるようになったことは良いことと思う。
そもそも殿様商売なんだから国にしろ防衛産業にしろ無理。
トヨタ辺りに委託すればいいんじゃないの?
参考に
岸田政権の防衛産業振興策は失敗に終わる
リンク
自分はなんとも言えないので
清谷氏!個人的に文谷氏に並んでデタラメが多い軍事評論家2トップの清谷氏じゃないか!!
まあ、それっぽい文章を書くことについては清谷氏の方が文谷氏より数段上ではあるが。
信者やシンパというわけではありませんが、彼はあくまで岸田のやり方がダメだといっているだけで、振興そのものは認めているので大目に見てやってください。
結果の出てないことを絶対と断言するのは、
自分の発言が説得力なくて、騙す意図がある見本のようなもの
よく日本の兵器は実戦経験がないため売れないと言われますが、保守的な傾向の強い軍事分野でコンバットプルーフの有無が採用の際に大きなウェイトを占めるものの絶対という事ではなく、新興国に兵器市場へ参画するプレイヤーが増え技術的な寡占性が低下した現状では輸入側に雇用や関連技術の供与というプラスアルファ、輸出国の政治判断が大きく関与する有事における保守部品の入手確実性などこういった外的要因にも大きく左右されうるという点を我が国も認識出来たのは大きな前進だと思います(当ブログ様でもこのあたりは直近の海外市場の動向として取り上げられていますね)。我が国自身この手の話とは無縁ではなかった筈ですが、この辺の凝り固まった認識がはびこっているのは長年来米兵器産業の大口顧客として殿様商売に付き合ってきた大きな弊害とも言えるんでしょうね…。
認識できたからこそ日本は武器輸出で弱いという事も日本側は自覚すべきでしょうね
というのは、日本から購入する立場になって考えたら分かる通り、日本製武器を買ってサポートを受け続けられるかどうかは、自国とアメリカとの関係が良いか悪いかにかかってきますからね。
機械的な対米従属しか思考が無いように見える日本からのサポートは連動して無くなると考えるでしょう。
独自路線がきっちりとしたものがあり、場合によっては対米関係が今後悪化する可能性があるような舵取りをする国は日本から一切武器を買わないでしょうね。
で、対米関係を悪化させるつもりが一切無い国は、日本製より戦場で実証されてるアメリカ製の武器を買った方が良いですからねwww
別に日本は米国から真の独立を果たすべきみたいな、単にアメリカのやる事成す事全部反対してみせる思春期の子みたいな発想ではなく、対米関係が悪化しても悪化の内容によってはアメリカがイラク戦争の時のように走り過ぎてる場合に同調しない、もしくは、同調するにしてもそれ以前の議論の段階ではっきりと「アメリカはん、あんたズレてまっせ」ときちんといなすような事が出来る国であれば、
買い手も日本には日本の考え方があるから、対米関係が今後悪化してもアメリカ側のイチャモンで悪化した場合は、日本はサポートを継続できるだろいうという期待を持つから、買ってくれるとは思います。
日本と同じように戦後は経済はガメつく言ってても国際社会に関しては大人しく、何を考えてるか分からない国としては同じ枢軸国のドイツもあると思います。ドイツは日本と違って武器輸出大国になってますが、さらっと調べた限りでは、輸出先は殆どNATO内ですよね?
つまり販売先が一蓮托生の相手だから「日本と同じように戦後は何を考えてるか分からないがヘラヘラ笑ってるだけ」のドイツでも武器輸出大国になれたのであって、日本は一蓮托生の枠組みが無い以上、政府自身が上記の通り戦後一貫して無かった日本として世界に対しての普遍的な考え、価値観を確立した上でないと武器輸出国にはなれないんと思いますね。
過去の外交で言えば、対米追従一辺倒ではなかった様なので、
それまでその国をどう扱ってたか、個々の事例で相手の対応も変わってくるのかも。
因果応報ってやつかな?
安保に紐づいた国同士の囲い込みが無い以上チャレンジャーとしての立場にならざるを得ないというのは実際おっしゃる通りで、対米追従の立場である以上政治的立場で独自色を出すのは難しくそれだけで輸出先は絞られますから先進国のような対米関係で問題のない同じ顧客なら圧倒的な実績のあるアメリカとバッティングする項目の芽が消えやすいのも確かなんですよね。この辺は中立で鳴らしたスウェーデンでさえ輸出に行き詰まりを見せているのにいわんやといった感じではあるんですが。
そういった立場で対抗する武器が産業移転含め開発協力や包括的サポートのカスケードということになりますから今回の国が主導というのはまさにその点で遅まきながら欠いていたバックアップの補強や企業任せでない輸入国への国としての安保への関与の明示という出来ることは全部やった上で商売に臨む体制になる訳でして、蟷螂の斧なりに意味のある事ではないかなと思います。
何か売れそうな物あるかな?対空ミサイル?
スイスのF-35vsグリペンの例では単にスイス国民全員が納得できるほどF-35の性能が優れているからだ。ラーメン屋漫画の台詞を引用するなら営業をすれば売れるなどというほうがナイーブな考えだ。戦っても100対一でF-35が勝つから勝負にならない。
スイスのF35導入に関しては全ての国民が納得しているわけでは無いのでは?
反対運動も起きてますし。
まあ反対する国民は非国民扱いして数に加えないなら全ての国民が賛成している事になるかもしれませんが。
すみませんでした。スイス国民全員が納得しているとは不適切でした。ボフォースの時代からスウェーデンが開発したAT-4などが売れているのも高性能ゆえで、営業活動や政治の後押しとかはあまり関係ないのでは?というのが私の見立てです。
他国が借款なり、バーターで別兵器の購入なり、政府の保証なりトッピングを着けてる状況で麺とスープだけで売れる!って縛りプレイをやる意味無いと思いますけどね。
素材の良さだけでいける!なんてのはそれこそスウェーデンなりイタリアのオート・メラーラなりその分野で覇権を握ってる所が言える事であって、後発の日本はそんな事言っていられないと思いますよ。
それはともかくネタを拾ってくれてありがとう。感謝を。もう、思い残す事は無い。
どういたしまして。ラーメン再見伝面白いですよね…!ラーメンつながりでいうと韓国のラーメン屋って麺がインスタントなぶんスープがコストのかかる牛骨だったり具が豪華だったりするんですが、これってFA-50のエンジンは練習機用で妥協してそのぶん豪華なAIM-120をトッピングする考え方に似てなくもないです。基礎工業力が強ければスペックに出ない部分で拘れるかもしれませんが、情報を食べている顧客に受けるためにはナイーブな考えは捨てろということかもしれません。
この何年かでも取りこぼしてきたり決定打を欠いて話が流れた案件がいくつかありますから、いざ装備輸出局なり作って強力に推進していけばそれなりの受注はあるんじゃないかと思うんです。未だに宙ぶらりんのインドネシアのフリゲートの話とかまだ間に合うんじゃないですか。加えて武器輸出三原則が緩和されて火器の輸出もできるようになれば、地上発射型ASMなんかは欧米に競合が少ないので(売っていいなら)魅力ある商品だと思います。北ヨーロッパの国々は潜在的に需要があるんじゃないかな。
また将来的な話、東南アジアやANZACの海軍更新/拡張需要に日本の造船所が噛んでいくというのも全然ある話だと思います。今のところあの辺の国々のニーズは沿岸戦向けのコルベットや多機能小型フリゲートが中心で韓国や欧州企業が強いですが、外洋航行能力のある中・大型船舶が必要になった時に製造能力とノウハウを提供できる立場の優位性を活かす余地はまだあると思いますよ。軍艦用の造船所が常に使える国自体貴重ですしね。
もっとも、兵器輸出国に必要な政治力って国家のフットワークだけじゃなくて、政治的な中立性も相応に求められてると思いますが。
結局「戦争が起きてもうちは平和憲法があるので援軍とかは出せません」じゃどうにもならんよなぁ。記事にも書いてるが本当に欲しいのは兵器よりも大国のバックアップ。
ロシアの侵略を受けたときに自国のガス田利権が危ないから部品渡せませんでは話にならないんですよね。英米製やイスラエル製が売れるのはこの辺で、日本としてはアメリカやイギリスの兵器に部品を提供できるほどの技術力を保つというアプローチが最も適しているというかその道しかないかと。なのでテンペストやイージス艦の共同開発こそ正解で日本は間違っていないです。
本当にね。下手をしたら紛争中を理由に装備品の補充供給整備修理をお断りしそうだし。
今回のウクライナへもくだらない線引きをしてちまちましたものしか送らない。欧米の線引きの仕方とは原理の根本的に異なるこの覚悟の無さが透けて見えるうちは難しいね。
技術移転と雇用の創設にしても日本製の兵器は日本の最新工作機械と先端素材と重箱の隅を楊枝でほじくるクソ厳しい品質管理体制がなければ作れないが、そこそこの技術でそこそこの性能が出せて経済性の高い兵器のコンセプト立案力と設計力が韓国にはあり、日本にはない。韓国に弟子入りして学んではいかがか。
いちいち炎上狙ってどうする、実は韓国には弟子をとるほどの余裕なんか無いのはあの国の実情みてて判んないのか(笑)
日本国民ならば、それがいばらの道であろうとも、明るい方向へ進んでいくのを止める理由なぞない。
これは嬉しい記事だから酒飲んで酔っぱらって叫ぶ
がんばれニッポン!
>韓国に弟子入りして学んではいかがか。
ホント韓国に弟子入りしろとかおかしな人増えましたね。確かに韓国は日本より優れているとは思いますが、ものによりますでしょうに。なんで韓国なんですかね?フランスやイギリス、トルコ、スウェーデン、イスラエルとかいろいろあるのに。
英米とはテンペストだってイージス艦だって共同開発できるのに、同じ自由民主主義国で同じように共産圏の脅威に直面し多くの国々とライセンスを交わして共同生産を行っている韓国とは仲が悪いからと共同できない状況のほうがなんで?と思います。あと10年もすれば状況が変わっても全然不思議ではない。
状況は変わっている。
より仲が悪い方にな・・・。
イージス艦を共同開発?
システム含め、主要な部分はすべてアメリカからの完全輸入では?
レーダーもミサイルも主要部分は日米共同開発です。
レーダーは違うでしょ。
レーダー素子は富士通です
YouTubeとかじゃなくて、きちんとしたソースはあるの?
どこにも記載がないんだけど。
検索すれば数年前の新聞社の記事や政府作成の資料が出てきますが、現在の進捗に関する最新の情報はちょっと見当たりませんね…。ただSM-3の共同開発などイージスシステムの中枢部分に日本が関わっていると言ってもウソにはならないかと。
それspy7で採用されるかもって時の話で実際は採用が見送られる。
そうなんですか?中止されたというソースがないので話が進んでいるかと思ってました。
その十年後には韓国は立ち位置の変更を迫られるのは確実
やがて我々とは別の道を行くよ
長いものに巻かれる、強者に屈服するのを善とする文化だからな
日韓ともアメリカに巻かれてるもの同士協力できたらいいと思います。
まぁ期待はしてないけど何も行動しないよりはずっとマシだね。2周くらい遅れてるけども。
国主導といわれても政官が無能では売れるものも売れないでしょうが
第二のクールジャパン機構になるようなイヤな予感しかしないんやわ。
政府主導で上手くいった例がちょっと思いつかへん。
結局、政府支出が膨らむ割に実際の成果が出ないまま終わるんじゃないでしょうか
輸出は成功したが、トータルで計算したら国民の負担は逆に膨らんだとかならないようにしてほしい
輸出それ自体は目的ではないのだから
30FFMに搭載されているユニコーン(アンテナ)がインドと交渉中のようですね。 共同通信