キーウを訪問したカナダのアナンド国防相は18日「Roshel製の装甲車輌を200輌提供する」と発表、この9,000万ドル相当の支援は発表済みのウクライナ支援パッケージ(5億ドル相当)に含まれており「夏前までに納品される」と報じられている。
参考:Defence Minister Anita Anand visits Kyiv, meets with Defence Minister Oleksii Reznikov, and announces donation of 200 additional armoured vehicles
参考:Le Canada donnera à l’Ukraine 200 véhicules légers fabriqués par des réfugiés
早ければ最初の納品が3月末始まり、200輌全てが夏前までに納品されるだろうと現地メディアは報じている
Roshel製の装甲車輌とは多目的装甲兵員輸送車「Senator APC」のことで、アナンド国防相は「ウクライナ軍が要求する特定の要件に対応したSenator APCを200輌提供する」と明かしているが、加メディアのLe Journal de Québecは「この車輌はRoshelで働いているウクライナからの難民が製造に関わっている」と報じており、同社のシモノフ最高経営責任者は「ここでウクライナ人難民が従事する仕事は生計を営む以上の価値がある」と述べている。
シモノフ最高経営責任者は「彼らは国を守るために、戦場でウクライナの自由のために戦っている人々を支えている。彼らは本当に一生懸命ここで働いているし、これこそが祖国で困難に直面している兄弟や親類を助ける唯一の方法だからだ」とメディアの取材に答えており、家族や親族への報復を恐れて本名を明かさなかったウクライナ人(溶接技術者)も「自身を受け入れてくれたRoshelや祖国に対するカナダの支援に感謝している」と述べ、ゼレンスキー大統領が求める武器を更に提供してほしいと訴えているのが印象的だ。
因みにアナンド国防相が言及した200輌のAPCについてLe Journal de Québecは「早ければ最初の納品が3月末始まり、200輌全てが夏前までに納品されるだろう」と報じている。
追記:ラトビアは18日「スティンガー、ヘリコプター、無人機、機関銃、弾薬をウクライナに送る」と発表した。
関連記事:カナダがNASAMSを購入してウクライナに提供、但し製造に2年必要
関連記事:カナダ、ウクライナに榴弾砲M777×4門とエクスカリバー砲弾を提供
※アイキャッチ画像の出典:Roshel Senator APC
日本は、、、日本は?
日本製の高品質な防弾チョッキをお送りしました!
国際社会に連帯する政府の姿勢は1人の日本国民としてとっても誇らしいです!😤
送ればいいというものではないでしょう。
日本は平和な欧州と違って対北対中国で余裕なんてありませんよ。
そんな嘘八百の言い訳が通じるわけないでしょ?
仮に対中における有事が発生した場合、日本の保有武器だけで対処できるわけがない。
つまりは欧米からの武器供与が絶対条件として必要になってくる。
こんな態度を日本が取り続けていて、いざ有事になりましたで、欧米からの支援がもらえると本気で思っているのなら、
お花畑にも程がある。
日本は、他人の危機にはなーんの支援もしないのに、いざ自分の危機のときには物資を無心しまくる、
そんなクソ野郎を誰が助けると思ってるのかな?
日本が対中で優先されるのは海軍戦力で、ウクライナ支援ではそれは必要とされておらず、対中での優先度が低い陸軍向け装備の提供すりゃいいんだよ。
対中有事のときには海軍装備は山のように必要になるんだから、これの支援が受けられなければ詰む。
それぞれ必要となる、ウクライナ向けの装備と対中向けの装備があまり被ってないんだから、対中がどうたらこうたらなんて言い訳はもうやめてくれ
いや陸戦力だって大切だからこうして陸自があるわけですが。
それに欧州から支援があるとして届くのは数ヶ月後、そんなのとっくに形勢は決まっています。
だから自前の戦力を減らすわけにはいきません。
だいいち、東アジア有事にはアメリカも安保で強制参加なのに支援を渋るなんてことは外交的にあり得ません。
現在想定される有事に対する優先度が低いから、その陸自戦力の削減が続いてるでしょ?
安保3文書でもそれは明確化されているし、
陸自戦力で強化される装備は、対海軍、対海兵隊用装備で、ウクライナで求められている対陸軍装備じゃないよ?
榴弾砲なんて、対中有事でどこで使うねん
全く使わない、とまでは言わないけれど、ほぼ出番なんてないぞ
そもそも、安保がどうたらこうたらなんていったら、
ウクライナを支援する義務がある国なんてしないし、台湾有事が発生しても、日本は知らぬ存ぜぬを貫けると言っているに等しい。
が、現実にそれは難しいっていう話なのに、これじゃ論点がめちゃくちゃだ。
ウクライナに対し、NATOの呼びかけにより、西側諸国からの支援が行われたように、
台湾有事が発生した場合、日米だけでそれに対抗するのは大変な困難と犠牲が伴うため、
日米以外の西側諸国の支援が必要だって話をしているんだよ。
陸自がうんぬんも、先に説明したのもあるように、今の陸自は対海軍、対海兵隊部隊といっていいほどの組織に変貌していて、
ウクライナでやっているような、歩兵や機甲戦力で正面から全力で撃ち合うなんて装備はどんどん要らなくなりつつある、または優先度が下がっているんだよ。
その優先度の下がった装備で、最重要装備である海軍装備がトレードできると思えばいい。
榴弾砲よりも対艦ミサイルなのが日本の置かれた立場だ
あなたの言っていることの方が滅茶苦茶ですよ。
ウクライナはウクライナとロシアが戦争しているだけでNATOはそれを支援しているだけ、参戦国じゃない。
台湾有事は日米が参戦しなければ一瞬で台湾が占領されて終わるし、日米が参戦したら当事者。
何度も繰り返し言ってるように欧州の支援なんて届くのは何ヶ月先だから全く意味がない、陸戦で動員した分だけ長引くウクライナと海空戦で人民解放軍の海上・航空戦力を撃滅出来るかどうかの台湾じゃ状況が全く違う。
>何ヶ月先
??????????
そんな事実はありませんが?
有事が始まる前に武器弾薬の事前提供はされるだろうし、ウクライナでも実際装備品の事前提供も行われていた。
弾薬なんて空輸も可能なのに、支援が何ヶ月も先なんて、一体全体何を根拠に話しているの?
ウクライナに何ヶ月もかかっているのは、「ウクライナが持っていない装備」しかないんだけど?
>台湾有事は日米が参戦しなければ一瞬で台湾が占領されて終わるし
だから、これはウクライナも同じでしょ?
あなたは人の話を聞きなさいよ。
ウクライナは西側の支援がなければ戦えない。
けれどNATOの安保環境を考えれば、ウクライナが負けてもらっては困るから、同盟になくても支援している。
台湾とウクライナの環境はほぼ同じに近いんですよ。
で、台湾の防衛は日米ともにその義務はない。
ないけれど、日米の安全保障にとって、台湾の敗北は容認できないから、関わざるをえない。これはウクライナにおけるNATOと同じ。
で、ウクライナで使用される対陸軍装備と、台湾有事で優先される対海軍、対海兵隊装備に被りが少ないということへの反論は?
ウクライナへの支援に対艦ミサイルがその優先度が低い、台湾有事に対しては、日本にとっては榴弾砲といった火砲類の優先度が低い、
優先度が違う装備を互いに融通し合うことに反対する意味をあなたは未だにできていませんよ?
クリミアが取られドンバス紛争が始まってからやっと支援が始まった事実をお忘れのようですね。
そもそも何か勘違いしておられるようですが、ウクライナ軍の主力の装備は今でもウクライナの自前のものです。
榴弾砲が必要ないと言いますが、中国が沖縄侵攻を考えないという根拠もありませんね。
現在想定されている2024~27年の話は台湾有事に限った予想でより遅くに沖縄も巻き込む侵攻予測も当然存在します。
北が連動することも考えられますね、私はウクライナより韓国の方が遥かに大事だと思います。
韓国は人民解放軍が参戦したとしても耐えてくれるでしょうが、陸戦兵器の援助が必要ないとは全く思いませんね。
ウクライナと台湾が同じ立ち位置だと思われるのは勝手ですが、全く違いますのでまずその認識を改めてください。
もし、それは違う同じだと反論したいのでしたら、「ウクライナ侵攻の場合にはNATOが介入する」とアメリカなりが明言した事例を出してください。
リンク
>クリミアが取られドンバス紛争が始まってからやっと支援が始まった事実をお忘れのようですね
それ、当時は紛争または内紛、革命行為として認知されておりましたが?
侵略戦争として認知されたのはウクライナ侵攻後の話であって、当時は違いますね。
クリミア紛争も目立った戦闘行為も行われておらず、その事前においても勢力的な抗争が主だったため、事象が全然違うものです。
所謂超限戦としてその研究が進み、定義として侵略戦争とされたのは後になってからの話です。
事後の話を当時に当てはめるのはやめましょう。
>ウクライナ軍の主力の装備は今でもウクライナの自前のものです
提供訓練を経て、装備として編入されたものですよねそれ?
何を勘違いされていらっしゃるのでしょうか?
>中国が沖縄侵攻を考えないという根拠もありませんね
沖縄に侵攻すると仮に仮定したとしても、榴弾砲の出番は極めて限定的ですよ…
島上陸となれば、包囲上陸鉄則なので、幅数キロしかない沖縄本島での榴弾砲が展開できる場所は数えるほどしかないでしょう。
もっとも、沖縄侵攻となれば、米民間人居留施設にも多大な犠牲が伴う上に、米国治外法権地域に他国の軍隊が侵略行為を行うという、米国の主権侵害となってしまいますので、
100%核戦争に突入してしまいますので、可能性としては排除できるほど低いですが…
長文を書いていただいて大変恐縮ですが、大前提から事実誤認されている方と議論しても話が噛み合うわけがありませんから読む気はありません。
繰り返しになりますが、まず「ウクライナ侵攻の場合にはNATOが介入する」とアメリカなりが明言した事例を出してください、私はこうしてあなたの事実誤認の根拠を出しています。
リンク
勝手に発言を捏造しないでください。
自分は、「NATOが介入する」なんて一度も言っていません。
事実誤認も前提もなにもあなたが捏造しているだけですよ
では西側直接介入の言質を得られなかったウクライナと西側直接介入の言質を得られている台湾では置かれている政治的立場はまるで違いますね。
それが現実ですからご理解ください。
では、じゃないでしょ。
あなたがまずしなければいけないことは、
他人の発言を捏造または誤認識していたことへの訂正であって開き直りじゃないです。
しかも介入なんて話は一切していない中での支援のあり方とその効果について話をしているのに、
介入どうこうで話が変遷することなどありえません。
話をとっちらかすんじゃない。
ついでに言えば、朝鮮半島有事が仮に起こったところで、それが中国側にプラスに働くこともありえません。
なぜなら、韓国軍の戦力は、北朝鮮軍のそれを遥かに圧倒しており、北朝鮮軍が仮に台湾有事に連動して韓国に侵攻したところで、絶対に敗北します。
北朝鮮の安全保障は、韓国の国力基盤であるソウル等の北部の都市の確証破壊によって辛うじて成り立たせている状態で、軍事的な勝利を前提としたものではない。
韓国軍の戦力は、北朝鮮の同盟を結ぶ中国軍の同時侵攻に抗せるものを前提としています。
つまり、中国軍は仮に朝鮮半島有事を起こしたところで、二正面作戦を強いられてしまうことになり、ただでさえギリギリの台湾侵攻の戦力を二分することにしかならず、
軍事的なメリットはそこに存在しえません。
あなたの論理は破綻どころか、屁理屈にすらなっていない、極めて雑であり稚拙であると評価する他無い
そもそも
第15旅団って、榴弾砲を装備してましたっけ?
物にもよりますがウクライナへの支援は決まってから1か月以内で届いているものが大半です。
日本は地続きではありませんが、同じ地続きでない米国→ウクライナへの支援が3週間以内で届いていることを考えれば数か月という説得力が無く、根拠を示してほしいです。
また、最近出たCSISのレポートでは台湾有事は1年以上の長期戦で日米台湾有利に傾くとされているので、数か月で形勢が決まっているとするのも根拠が薄いと感じます。
ドイツや一部東欧はともかく、西太平洋に莫大な権益のある英仏や対中強硬化した北欧や東欧からは、即支援が期待できます。
クソやろうという言葉はやめといた方がいいですよ。せめて都合がいいとかほかに言葉があったでしょう。というか日本対してウクライナが武器を求めてきたこと最近はないでしょう。そういうことですよ。ウクライナも日本からの武器支援は諦めてるんだから戦後復興に力を入れるべきだと思いますけどね。
あとあなたが下に書いてあるようにこれから陸自が求められるのは対海軍装備ですが、その分陸上兵器を無くしていいというわけではありませんよ。155榴弾が使わないとシュミレーションされていても使うことはあるかもしれない。もしもを考えての行動が大事だと思いますけどね。それに陸自にはまだ隊陸軍兵器が多く残っていて地対艦ミサイルはまだ150セットくらいしかない。それで対海軍組織というのは無理じゃないかい?今から対海軍装備を調達しても穴が開く。その間に何をいれるの?日本にあーだーこーだいうよりかはレオパルド提供の方がよっぽどマシだと思うけどね。
最後に自分は武器支援は否定しているわけではないけど未だ陸上自衛隊に渡せれる兵器があるのかという話。ウクライナが長期化していて、倉庫から引っ張ってきてるように日本も倉庫から引っ張ってくる必要性がある。弾薬を渡すのは自殺行為だしどうしようもないし。155の砲弾だってアメリカから玉突きの要請がない。まあ、提供したいというのは勝手だけど言葉遣いは気をつけたほうがいいと思う。
丁度退役が決まってる装甲車やMLRS、155㎜も沢山あるし
送る余裕無いって事は無いでしょう
日本政府は今国会での防衛装備移転に関する法整備に前向きだし
5月のサミット合わせとかで何か発表あるかもね。
大丈夫。
武器支援どころか金融支援も先進国ではほぼ最下位
先進工業国を自称しながら銃弾1発すら送らない島国があるらしい
半島もな。
ウクライナ念頭、殺傷装備提供へ法整備 通常国会に自衛隊法改正案
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日本は5月のサミットで、ウクライナにいい知らせを知らせるつもりなのかな?
政治的な成果目当て?で支援自体が遅れるのは悲しいですね
5月まで伸ばすなら10式戦車で大体組める位はやってくれないと。。。
法改正これからだから延ばしてるわけではない
法整備やったところで、武器支援なんてやらないでしょ
現行法で可能な、アメリカへの武器供与ですらやってないのに。
韓国がやっているところてん方式による供与は現行法でも、なんの問題もなくできるんですよ?
それでもやってないんだから、法整備やったところでやるわけがない
>現行法で可能な、アメリカへの武器供与ですらやってないのに
そういう迂回輸出的なやり方だと、公明党あたりが納得しないだろうし
左派系メディアに批判の口実も与えかねないから
今国会で三原則見直しの議論の形を経て
政治的障害クリアした上でやるんでしょうよ。
まぁ自民党の国防族が乗り気っぽいし、今年中に何か送るでしょ
退役決まった装甲車やMLRS、後は155mm榴あたりかねぇ。
Defence-blog より
Ukraine receives hundreds of Senator armored vehicles from Canada
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Roshelの代表者が言ってる300台以上送るって言うのはフライングで先に言っちゃったとなのか、カナダの今回の支援パッケージのとは別に更に200台送るってことなのかなー
“カナダの今回の支援パッケージのとは別に更に200台送るってことなのかなー”
ここの文がおかしいw
既にroshel 代表が述べた300以上って数は、今回の支援パッケージに含まれた数なのか、そうじゃないかってことです
後者だったら500以上位になるから、ウクライナのAPCの一大勢力になるよなー
国産のイノベータとかコザックは、他からきたトルコのkirpiとかアメリカのMaxx pro とか多くなるし、どうするんだろ…
Canadian APCs by Roshel were spotted at the frontline. Who is their manufacturer and where they came from to Ukraine? 5 DECEMBER 2022
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この記事によると昨年12月の時点でウクライナで使われているセネター装甲車が100台、されに100台が納品予定となってます。この納品予定の100台とカナダの支援パッケージ200台をあわせて300台なのかも。
カナダもLeopard1C2を送ればいいのに。
A5の砲塔に増加装甲付きだし、火力が不満なら120mm砲を積めば良い。
残っていないかな?