ウクライナ参謀本部は29日の会見で「ロシアの動員は10万人以上を召集済みだ」と明かしたが、動員から逃げ出す人々についてロシアでは「ソ連崩壊後の世の中で育ち『義務を果たす』という基本的な価値観が欠落している」と非難している。
参考:В России уже мобилизовали более 100 тысяч военных – Генштаб ВСУ
参考:Бегущие от своих: назад дороги нет
2022年に第二次世界大戦をモデルにした動員が通用しないことを理解しないロシア
ロシアでは深刻な問題を露呈しながらも部分的な動員が着々と進められており、ウクライナ参謀本部は29日の会見で「発表された30万人のうち10万人以上が召集済みで、最終的な動員数も30万人が上限ではない」と明かしたが、クレムリンを擁護する人々達は「動員から逃げ出す人々はソ連崩壊後の世の中で育ち『義務を果たす』という基本的な価値観が欠落している」と非難した。
露国営メディアやクレムリンを擁護するアナリスト達は「計画通りに特別軍事作戦は進んでいる」と言い張ってきたが、ハルキウ州での敗北や動員発表を受けて「ウクライナ人を過小評価して自軍の実力を過信した」と認識を改め、動員から逃げ出す人々についても「動員自体に間違いやミスが多い上、契約軍人だけでやるという約束も撤回され、ウクライナとの戦いが上手く行っていないこともニュースを読めば誰にでも分かる。なぜアブラモヴィッチやローテンバーグのヨットのために自分が戦わなければならないのか?という気持ちも理解できる」と主張。
ただ「オリガルヒのために戦う」というテーゼは20年前から存在し、動員を嫌悪する根本的な原因は「市民を動員する前に議員の息子を戦場に送れ」という言葉に凝縮された社会的不公正さで、誰もが好んで戦争に行きたがらないが「運命によって避けられない場合があり、国家が要求する義務を果たさなければならない場合もある」と述べ、動員から逃げ出す人々は「ソ連崩壊後の世の中で育ち『義務を果たす』という基本的な価値観が欠落している」と非難している。
西側視点で見れば「動員が必要になる状況」はクレムリンの判断ミスなので、これを運命だと諦め「動員を受け入れ義務を果たせ」というのは相当乱暴な話に聞こえる。ロシア視点で言えば「特別軍事作戦=安全保障上の予防的措置」に踏み切らざるを得ない状況を作ったのはNATOなので、クレムリンを擁護するアナリスト達が「運命によって避けられない」と主張するもの仕方ない。
しかし国民の多くは「ウクライナを先に攻撃したのはプーチンだ」と知っていて、クレムリンの失敗をカバーするために動員が必要になったことも理解している可能性が高く、動員が上手く行かないのは「基本的な価値観が欠落している」のではなく「プロパガンダによる愛国心の焚き付けつ」が国民に見透かされているからで、ロシア式の戦争プロパガンダや政治的レトリックが通用しないレベルに来ているのだろう。
逆を言えば破綻した辻褄を取り繕うには「決定的な勝利」が必要で、30日に予定されているドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンの連邦領編入でプーチン大統領が何を語るのかに注目が集まる。
因みに「バルト三国やフィンランド方面に展開していたロシア地上軍の戦力=約30,000人のうち24,000人(80%相当)がウクライナとの戦いに転用された」と米Foreign Policy誌が28日に報じており、この地域の地上戦力は6,000人まで低下しているらしい。
関連記事:前進を続けるウクライナ軍、リマンを死守するロシア軍を包囲寸前か
関連記事:ロシア人に呼びかけるゼレンスキー大統領、自由のため祖国で戦え
※アイキャッチ画像の出典:President of Russia
あたまのいかれた爺さんのノスタルジーに付き合えないでしょ。
そもそもプーチキンがロシア破壊してるわけで。
国民からしたらいつまでロシアに損をさせ続けるのかって話。
ロシア人がそういうのちゃんといってやらないときりがないぞ。
プーチンはなあ・・・
西側が意図的に誤情報を流してプーチンの行動を誘導した可能性もあるからなあ
ロシア政府機関に内通者がいたことといい
戦争最初期に空港制圧部隊を逆殲滅した、準備の整ったアメリカ傭兵会社の存在といい
やけに早いスターリンクの砲兵システムとの連携といい
あと西側がゼレンスキーの亡命を提案→ゼレンスキーが拒否、
なんて戦意高揚のために作られた「物語」感がものすごいし・・・
プーチンを主人公(ライターの操り人形)とした、ロシアの破滅への道をつづったシナリオの存在を感じてしまう
西側がそれをやる理由は無いと思うぞ。
そもそもそんな陰謀云々でロシアを滅ぼせるならとっくの昔にやってたでしょ。
国民にしてみれば、
義務を果たしてない国家に尽くす忠節は無いってことですね
自分と同じ考えでないものは人間でないと言っているように聞こえる。
ならば自身が前線で戦うべき。
侵略戦争に従事することを義務として受け止める“基本的な価値観”なんてのを持ち合わせている人は多くはない。
ゆえに「この戦いは自衛なんだ」と納得することが重要な訳だけど、今回のウクライナ戦争は直球ど真ん中の侵略だし流石にロシア人の中でも正当化し切れていないという事でしょうね。
>バルト三国やフィンランド方面に展開していたロシア地上軍の戦力=約30,000人のうち24,000人(80%相当)がウクライナとの戦いに転用された
…それにしても、コレ。
ロシアくんは自分は他所に攻め入るくせに、他人様のことは随分と信頼していらっしゃいますね?周辺国からはかなりのヘイトを稼いでいるはずなのに。
むろん、自国の核抑止に自信を持っているのが主な理由だろうけど、やはり西側諸国の行動原理につけ込んでいる部分もあるだろう。
まったく、こういう事をされると戦後の処理が楽しみになってくる。ね?フィンランドさん(意味深)
「それなwww(カレリア地方を見ながら)」
国恥地図を眺めながら、「ニタリ」。
>クレムリンを擁護する人々達は「動員から逃げ出す人々はソ連崩壊後の世の中で育ち『義務を果たす』という基本的な価値観が欠落している」と非難した。
こいつやこいつの息子達は、戦場なんて危険な場所には絶対に行かないんだろうなあ・・・。
万が一台湾、沖縄有事が起こり
日本の国会議員は
「中国には断固として立ち向かう!侵略には絶対屈しない!」
とか国際社会には勇ましい事言って、
動員は貧しい一般庶民にだけかけて
「後方は任せろ!我々もあとから征く!」
じゃ国土防衛戦だろうが戦意0になると思うから
動員千人に対し国会議員1人県議会議員2名の割合で最前線の歩兵として最低2年間確実に配置しなければならない
憲法250条より
みたいに定めた方がいいのでは?
その子息達、果たして前線で役に立つんですかね
出しゃばって妙なパフォーマンス(酒瓶持って敵陣地を訪ねる、親の威光をひけらかし独断、等)やらかしたりお荷物になるばかりなのでは…🤔
(有事に前線まで出しゃばって訳の分からんパフォーマンスやそれをやりかねなくするような法律とかいら)ないです(真顔)
50~70代がほとんどのオールド議員を前線に配置しても、介護に余計な労力がかかるので、議員給与·歳費を全額召し上げて戦費にした方が役に立つと思う。
役に立つ役に立たないの問題ではなく
今の日本は他の多くの国もそうであるが、
階層によって分断されてるんで、
国会議事堂で居眠りしてる先生方も
一緒に前線で戦い民草と一緒に戦死するのは
国民の一体感を醸成する上で役に立つと思うんですよね。
日本軍 那覇方面で敗北
招集兵を中心に戦死者20000名余り
民間委託の計画なきずさんな補給作戦に問題点か?
野党紛糾 内閣不信任決議案提出!
急遽臨時国会を招集しこの問題を審議。
政府は急遽、防衛政務官を現地に派遣し再発防止を徹底を講じる見込み。
一部議員空襲の危険がある国会への出席拒否
オンライン出席を要求。。
これよりかは
日本軍 那覇方面で敗北
戦死者20000名余り 現役閣僚1名含む11名の国会議員も壮絶な玉砕 現役派遣都道府県議会議員団とも連絡がとれず
のが一体感でませんか?
ほとんど訓練されず、ろくな装備も持たされずに戦場に行けというのは、ウクライナ軍の進軍を遅らせるための肉壁になって死ねということであり、国家が国民に要求する義務の範疇ではないと思いますね。
あーあーなんだか北海道で演習したくなっちゃったなー
良いねそれ。ロシアは自分らが演習という名目でウクライナ国境に部隊を集結させて侵略したので、日本が北海道に陸自戦力を集結させて演習し、輸送艦を近海に派遣すれば勝手に大慌てしそうですね。
そして、勝手に極東地域にも軍を張り付かせる事になればウクライナの負担軽減になる。戦闘していないのにロシアに二正面作戦を強いる事ができるかも?
逃げていいってさ、祖国に戻れないし歓迎されない
流浪の民ロシア人の伝説が始まる
今回騒いでいるのは右翼な人達ですか。まあ日本でもtwitterやヤフコメあたりで騒いでいる同レベルの連中でしょうから、気にするだけ無駄な気がしますが。
ただこれ見ていると、戦時中街頭で運動していた右翼なメンツもこんな感じだったんですかね。今回の侵攻は太平洋戦争を駆け足で見ている感じで、いろんな意味で勉強になります。
言ってる意味がわからない。
ウクライナ戦争と太平洋戦争を同一視できない。
ウクライナ戦争は弱い側が不意打ちで強盗に殴られて防戦したような、完全な正当防衛。
太平洋戦争は帝国主義国どうしの、ただの抗争。
分が悪い方が先に殴っただけ。
最強国家でない日本が世界との付き合い方をミスっただけ。
一緒にできない。
右翼というけど、あおったのは朝日を含む右翼とは言えないような新聞社や言論人。
それに大多数の国民が賛同して、軍より国民の方がタカ派だった。
それで軍も引くに引けなくなった。
反対派は、アナーキストや共産主義者、永井荷風のような変わり者など少数だった。
これでは宥和的な和平案は結べないので落としどころに持っていけない。
日露戦争だが日比谷焼き討ち事件をしらべるとよいかも。
わかっていないのは民衆で一般庶民民。
ヒトラーナチスに熱狂したのもおなじ。
特に女性が火をつけた格好だ。
ただ女性の方が流行に敏感なだけて女性が特にわるいと言いたいわけではない。
STIHさん
ごめんなさい
分脈がつかめてませんでした。
無視してください。
戦前の街頭右翼話しだけに反応してしまいました。
許してください。
言葉足らずだったかもしれません。右翼なメンツというのは、
>右翼というけど、あおったのは朝日を含む右翼とは言えないような新聞社や言論人。
も入れてますね。というより戦前の朝日新聞なんて、今から見れば十分右寄りですね。まあ、1面書いてる人間が「売れるか売れないか」以外は深く考えていない、という点で現在と本質的には差が無いと思っていますが。
あと今回のウクライナ侵攻は、議論の余地はあるでしょうけど、自分自身で勝手に外交的にも精神的にも選択肢を狭めていったが故の暴発、という点では太平洋戦争と同じだと思ってます。それゆえ今回の記事のようなプロパガンダも太平洋戦争と似通っているし、また劣勢側なんで神話や精神論に依拠せざる得ない点もそっくりだなと。
御説ごもっとも。私も賛成です。特に国民に迎合したメディア。
これは現在でもありますからね。
ただし
> 今回の侵攻は太平洋戦争を駆け足で見ている感じで、
というとこだけは、その通りだなあと思いました。
プーチン政権が20年掛けて統制国家の再生を行ったように戦前の日本も年々言論統制が進んでいった
朝日新聞だって今村均が料亭で主筆に殴る蹴るの暴行加えたり、花谷正が小隊率いて小銃乱射したりといった事件の中で政府・軍に迎合していった訳だし
まさにプーチンの流れそのものだろ
ただしその流れを作ったのは、独裁者ではなく国民そのものだったと。その暴行を国民は非難しましたか?非難どころか迎合したからこそ、マスコミもその国民に迎合していったわけでしょう。
私は日比谷焼き討ち事件が起こった時点で太平洋戦争の開戦は不可避だったと思いますが、それは言い過ぎですかね。
うーん、自分はそこまで日比谷焼き討ち事件の影響というのを多く見積もっていません
そもそも産業の発達に伴う都市の過密化という過程に置いて都市騒擾の時代ってのは世界中どこにでも存在したんですよね
20世紀の最初10年に限っても東京で数十回は暴動が起こっています
毎回日比谷に集まって市電焼き討ちして〜っていうのが定番の流れです
日露講話反対の時は交番襲うまで行ったのは確かに珍しいけど、最初に襲われたのが相次ぐ値上げで恨まれていた市電だったりと、あくまで生活苦のうっぷんばらしという面が強いと思います
本の受け売りですけどね
オルガリヒとか権力階級とかの議論の前に、極東の地上軍や海軍もウクライナへ転用すればいいのに
動員した兵士に混ぜて各階層のリーダー役にすれば、少しは部隊の能力も強化できると思います。
極東の常備兵力をうまく使って動員兵部隊の底上げするべきでは
日本列島を中国艦隊と一緒にクルージングしている暇があるなら。
極東の兵力は、北方領土の1個師団以外は転用済みでがら空きです。
海軍は黒海に入れないので、転用できません。
プーチン「動員から逃げ出すのは基本的な価値観が欠落している人だけ」
・・・自分達ロシアは世界最大にして最強の大国だと自画自賛しては弱小国家と見下して来たウクライナに予想外の大敗に次ぐ大敗で追い込まれてとうとう頭の呂律が回らなくなったのか・・・
正直本当に核を使いそうで恐ろしい・・・
ウクライナ人が虐殺されてるのを見たうえで戦争支持してた奴らにふさわしい、人間の血が流れてると思えない冷酷な統治者だなw
クリミア奪い取ったときはプーチン支持率上がってたらしいから、自分たちの選択の結果だからな
クリミア奪い取ったら上がり、ウクライナ人虐殺の時はそのまま、部分的な動員でようやく80%以下
すごくわかりやすい
いよいよ、風雲急を告げてきましたね。
>バルト三国やフィンランド方面に展開していたロシア地上軍の戦力=約30,000人のうち24,000人(80%相当)がウクライナとの戦いに転用された
とのことですが、カリーニングラードでも本来の戦力の20%,8000人しか戦力が残っていないというのを見かけました。
それで足りなくて、動員ですか。
セベロドネツクには訓練レスの動員兵が続々とバスで到着してるようです。
ポドリャク大統領府顧問は、3ヶ月〜3.5ケ月でかたがつくだろうという見通しを発表しました。
年を越しそうだという大方の予想よりも早く収束しそうだという見通し。
ロシア軍の、というよりロシアという国家そのもののボロボロ具合が露わになってきているわけで、ポドリャク大統領府顧問の見通しが当たるかもしれないという気がしてきました。
年明けにはプーチンが「なんの成果も得られませんでした!!!」するのを見れるかもしれないのか
楽しみだなw
むしろ「美しい…この世にこれ以上の芸術品は存在しないでしょう…」でアート()として晒されてた王族()の方が相応しいかと
ルカシェンコが逃げるなら逃げてしまえって言ったの聞いて横で俯いてるプーチン見ると、
本気でソ連時代みたいに自ら進んで全国民が弾除けになってくれると信じてたのかなぁと…
>本気でソ連時代みたいに自ら進んで全国民が弾除けになってくれると信じてたのかなぁと…
自分は経験的にそう考えてるなあ。
自分の人生でああいう表情をしていた人は、心底そう信じていた、つまり自分の価値観が正しく、皆それに従うべきだと強く考えていたが、他人に強く拒絶されて戸惑う場面でああいう表情をしていた。
最初に見たのは、部活で鬼指導が有名だった顧問が保護者から教育委員会への通報で転校せざるを得なくなった時。
次に見たのは、これも鬼指導が有名だった教師が理事長の指示でクビになった時。
俺の父親が社長への出世レースから外れた時。
最近だと、俺のパワハラ上司やパラハラ社長が告発を受けて処分が決まった時にも同じ表情を見た。
ルカシェンコとの会談でのプーチンの表情は、規模の大小こそあれ、実績があり、強い自信と熱意があり、組織に対して自分が強く貢献していると信じていた人が、現実との乖離に愕然とし、心折れた時によく見た表情と同じだったように思う。
軍事に何一つ関係ないな、管理人さんごめんね。
???:「俺達が国を愛したように、国も俺達を愛して欲しい」
>>因みに「バルト三国やフィンランド方面に展開していたロシア地上軍の戦力=約30,000人のうち24,000人(80%相当)
>>がウクライナとの戦いに転用された」と米Foreign Policy誌が28日に報じており、
>>この地域の地上戦力は6,000人まで低下しているらしい。
NATOが攻めてくる攻めてくる言ってるくせにNATOが攻めてこないと確信してなきゃできねえだろこんなこと
ほんと詐欺師しかねえなロシア政府
無期懲役の犯罪者ほど動員に積極的だそうですがロシアの基本的価値観とやらはそれでいいんですかね?
義務を果たせという奴ほど、義務を果たさないのが世の常でございますなぁ(-_-;)
ペスコフ大統領報道官の息子ニコライとかw
脳内が20世紀の共産党時代で固まったまんまで、21世紀を生きる孤独な指導者
中国がソ連と離反した理由のひとつが、人類の普遍的価値観なはずのマルクス主義がロシア中心主義にすり変わっていたことへの反発なんだが、
プーチンの唱える世界平和って、単にロシアに都合の良いだけの世界地図分断なんだよ
今回も、中国は内心は冷ややかにロシアの敗北と衰退を待ち望んでいるよ
この「基本的価値観」云々の部分、日本でも同じことを言いそうな人たちがいるよね。
ロシア目線では、併合宣言後はロシア領になりロシア領を攻撃するウクライナとなるわけですが、自制させるためのブラフか、核を使う口実か・・・
義務を果たせと戦場に放り込むなら
せめてまともな装備を支給しなさいよ
良いねそれ。ロシアは自分らが演習という名目でウクライナ国境に部隊を集結させて侵略したので、日本が北海道に陸自戦力を集結させて演習し、輸送艦を近海に派遣すれば勝手に大慌てしそうですね。
そして、勝手に極東地域にも軍を張り付かせる事になればウクライナの負担軽減になる。戦闘していないのにロシアに二正面作戦を強いる事ができるかも?
古い小噺を思い出してしまった。
共産党書記長『このままだと、皆国外亡命してしまって、国に残るのは私と二人だけになってしまうぞ』
政治局員『その二人というのは、書記長殿とあとはどなたなのですか?』
両大戦と異なり、徴兵・動員がうまくいかないのは何故でしょうか?
かつてはどんなに敗勢の国家でも、徴兵は比較的順調に行え、反対運動で体制が揺らぐなんてことはなかったように思えます。それが今や両大戦とは比べ物にならないくらい損害の少ない戦いであるにも関わらず、いわゆる権威主義体制のロシア国内においても混乱が見られるようです。
そもそもこういった見方自体がイメージに過ぎないのか、それともやはりかつてと違って徴兵は上手くいかなくなってしまったのか?
ウクライナはうまくいっている(ように見える)から大義名分の問題なのでしょうか?
逃げている人も居るしどこまで納得しているかは別として応じている人達も居るから、それぞれに考え方はあるだろう。徴兵に賛成の親と納得しない子供と言う構図も珍しくないので、ロシアの教育失敗は感じる。
ロシアの立場からすれば実際に起きるかは別として自分達が起こしたウクライナ侵攻のように戦争はひょんな事で始まる。仮にロシアへの戦争が起きたとすれば二次大戦以前の戦禍が発生する可能性があるから潜在的な恐怖があるんだろう。核があれば何とかなるかと言えば、何かしらの方法で無力化されれば頼れるのは通常戦力と言う可能性もある。
過去にフランス、ドイツに攻められた時は今回の被害なんて目じゃないくらいの人員がやられている。2次大戦がきっかけの死者なんて1000万人を軽く超え、傷病者に至っては200万人を超える。将来、万が一の事態が起きた時に損害を低減するにはこれは必要な事であると国民を上手く出来てないから、変な損害出てるんだよな。
徴兵制がない国だと予備役=職業軍人だから仕方がないけど
ロシアは徴兵制度があるせいで年齢だけで決まってしまう理不尽さがあるのと
予備兵力=アジアなロシアだから対象はどうしても少数民族とかウクライナ人などの移民になる。
多分政権としては民族差別じゃなく軍事的理由からのつもりだろうけど国民はどう受け取るか。
アジア側はシベリア鉄道の旅行記とか見るとヨーロッパ側と比べると寂しいところで
地域格差が大きいように見える。もともと不満のあるところにこれだと
戦後ロシアは国内でも問題を抱えそうだ。