ロシアは16日、今月20日に開幕する「MAKS国際航空ショー2021」で発表を予告していたたシングルエンジンの新型戦闘機を映した写真をSNS上で公開した。
参考:Ростех
横から見るとF-35に似た形状、但し主翼とV字尾翼のみで構成されている?
国営企業のロステックは今月20日に開幕する「MAKS国際航空ショー2021」でロシア初となるシングルエンジンの新型戦闘機を発表すると予告しているのだが、航空ショーの会場となるジュコーフスキー空港に運び込まれた新型機の姿を一般人が撮影、これをネットにアップして大きな注目を集めていた。
New Russian plane 5th generation at Zhukov Airport pic.twitter.com/Egx8LyIfDD
— ZOKA (@200_zoka) July 15, 2021
しかしロステックも直ぐに公式のSNSにジュコーフスキー空港に運び込まれた新型機の写真をアップしたため、これが噂の新型戦闘機であることが確定した。
— Ростех (@RostecRussia) July 15, 2021
残念ながら写真に映る機体は布のようなもので覆われているため機体の形状しか分からない。
管理人的にはロシアの新型機はF-35に似た雰囲気だと思うのだが、よく見ると主翼とV字尾翼のみで構成されているようにも見えるのでF-35とは異なる機体構成なのだろう。
特に不思議なのはエアインテークの位置で、それらしい膨らみが見当たらないので恐らく機体表面に埋め込まれるよう配置されているのかもしれない。
どちらにしても数日前にティザーサイトを公開して出来のいいPVで期待感を煽り、今度は布に覆われた新型機の写真を公開するなどロシアらしからぬ手法で我々を焦らしてくれるので、管理人的には20日の発表が待ちきれなくなってきた。
関連記事:ロシア、20日に開幕するMAKS国際航空ショーでシングルエンジンの新型戦闘機を発表
※アイキャッチ画像の出典:Rostec
なんか…あんまりカッコよくない…???
よく見るとシートで覆われてるから剥がせばかっこいいのか?
写真取った民間人はどうなったんだろう…
問題ないでしょう。
航空ショーで発表すると事前に告知しているので、民間人に写真を撮られるのは織り込み済みのはずです
これで民間人をスパイ容疑で捉えたら馬鹿にされるだけでは?
記事内のリンク@200_zokaさん、公開されたPVから海面に反射した輪郭や軍服のワッペン絵からも形状予想されてて面白い
>特に不思議なのはエアインテークの位置で、それらしい膨らみが見当たらないので恐らく機体表面に埋め込まれるよう配置されているのかもしれない。
このCG風のインテークなら、布の掛かり方によっては「それらしい膨らみが見当たらない」になるも。
リンク
紹介された画像だと、機首下側の膨らみが怪しいと見ています。
カナードが付いてる?
全体的にはむしろX-32に似てる
インテークは機首下のが布でなめらかに覆われてしまってるだけでは?
YF23っぽい?まあ、こっちはツインエンジンだけどw
主脚の位置が前に偏ってる気がするけどそうでもないか?
水平尾翼無いせい?
ドラケンみたいに離陸時擦りそう
うひょー
J-35といい楽しくなって参りましたなぁ!
ドキがムネムネですね!
1950年代は毎年いくつもガチな新型戦闘機がロールアウトしていたのに現在は・・
生産が続いているF-15は来年50周年だ・・
一瞬X-15かと思った
双発のSu-57の輸出が失敗してるっぽいからここで輸出できる単発戦闘機を作れないと外交でも産業でもロシアは痛手を被りそう
そうなってほしいな
そうなれば、今度はロシア崩壊かw
安い輸出向けという事で開発されたけど
そのうち国内でSu-57を補完するLowの役割になって
最終的にはSu-57に代わる主力戦闘機になるのでは
ロシアの台所事情も厳しいのかもしれない
ロシア人だけは、「第5世代機を作る国、みんな最後に作るのはF-35のそっくりさん問題」に屈しないと信じてる
相変わらずの布付きだけど、正面からの画像。
残念ながら、F-35風味が…。
リンク
布が取り外した時、大きく印象が変わる事を期待しているけど。
記事だけだとカッコ悪い気がしたが、この写真見る限り期待できそう
リンクから何パターンか完成予想図見たけどどれもダサいのよ。こちとらフランカーとかの艶めかしい機体が好きなんや。
布に覆われている間は、如何なる新型戦闘機も存在しうる
まさに、シュレディンガーのミグ(ミグではない)
シュレミグを楽しめる今が一番盛り上がる。あると思います。
布の裏側で歌って踊りそう。
まるで箱入り娘だね
防空システムの一部としての軽戦闘機こそステルス化のコスパがいい気がする。
AAMだけ積めばいいのならば機体規模は小さくていい。
小型な機体は2乗3乗の法則でパワーウェイトレシオに優れるから
F135みたいなタービン入口温度が高い先端エンジンいらないし、
レーダー反射断面積でも必然的に有利になるから耐久性重視の電波吸収材料でよい。
一方センサーは半導体が絡むので機体規模よりも新しいかどうかこそ重要。
対地対艦兵器は運べなくてもステルス機である以上
EO-DASライクな光学センサーは必要になるから中間誘導くらいはできるはず
=ほかの手段(無人機だったり地上水上からの長距離ミサイルだったり)で武器を運搬してやればよい。
日本もF-3で計画してるような大型かつ複雑な物よりも前にこの手の軽戦闘機作るのはありな気がする。
形状制御が中心の現在のステルス機はいずれ陳腐化すると思うけど
しばらくは抑止力になるはずだからね。
日本の場合航続距離を求めるからね
必然的に巨大化してしまう
小さな機体は航続距離・行動半径が小さくなるから、本邦のように防空範囲の広い国では厳しそうですね。
ロシアだって広大な領土だから航続距離の大きい機体が必要だけれども、そこはSu-27系やMiG-31の後継であるSu-57やMiG-41(?)でカバーして、今回の機体は昔懐かしい前線戦闘機としてMiG-29系の後継となるのでしょうかね
日本が、次期戦闘機で航続性重視の志向になった事については、防衛技術シンポジウム2014で紹介された空戦シミュレーション結果が分かりやすいと思います。
リンク
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例えばCAP位置が遠い場合﹙侵攻側が数倍の機数で優勢の想定﹚、「ネットワーク機能を有した航続性能重視タイプ」以外は防衛側が全滅判定です。
また速度性重視型と航続性重視型の比較から「航続性能は在空機数に寄与する事で戦場の趨勢に大きく影響」との結論を出しています。
一方CAP位置が近い場合﹙侵攻側と防衛側がある程度拮抗﹚、ネットワーク機能を有していたら速度性重視でも航続性重視と似た結果になっています。
そこから、F-3像が航続性能重視の大型機で描かれる場合、想定している戦場は本土防衛ではなく島嶼防衛や台湾有事の類いなのだと思います。
なお、防衛技術シンポジウム2014で紹介された空戦シミュレーションなどについては、下記のF-3まとめブログが詳しいです。
詳細はそちらを参考にしてください。
リンク
X32的なインテークじゃなくてEODAS的なルックダウンIRSTじゃないかな?
ロシア版だとビルトインでもクソデカにならざるを得ないからあんなんかと。
Yak-141の発展型のYak-43のさらなる発展型かな?
前にも書いたけど有人戦闘機の高さなんて
小型でも大型でも大差ないから
二乗三乗則を適用するのは無理があるよ。
飛行性能上はデッドスペース・ウェイトになる
操縦席周りの大きさは変わらないんだから、
むしろ大型の方が効率いい、まである。
事実F-15は翼面積ではF-16の2倍以上だけど
高さは1割、空虚重量も6割弱しか増えてないよ。