ウクライナを支援するため米下院は28日、第二次世界大戦で連合軍の勝利に貢献したレンドリース法(武器貸与法)の復活を可決した。
上院に続き下院もレンドリース法の復活を可決、大統領が署名を行えば正式に発効
レンドリース法(武器貸与法)とは「当該国の防衛が米国の安全保障にとって重要であると大統領が判断すれば、あらゆる軍需物資を当該国に売却、譲渡、交換、貸与、賃貸、処分することを認める」という内容で、通常の手続きよりも圧倒的に早く当該国へ軍需物資の供給を可能にするため「第二次世界大戦でも連合軍の勝利に貢献した」と評価されており、上院に続き下院でもロシアと戦うウクライナを助けるためレンドリース法の復活を可決(賛成417反対10)した。
The House passed S. 3522 – Ukraine Democracy Defense Lend-Lease Act of 2022 by a vote of 417-10. https://t.co/qP9Wm0n74a
— House Press Gallery (@HouseDailyPress) April 28, 2022
レンドリース法は今後ホワイトハウスに送られ大統領が署名を行えば正式に発効、バイデン大統領は「自身が必要と考えるだけの武器や物資をウクライナに援助できるようになる」ため長期戦なればなるほどロシアは物量で圧倒されることになるだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Jonathan Mallard / CC BY 2.0
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武器支援というが、他になんの武器あげるんだろうか。あげれるものは大体あげた気がするが
レンドリースは諸々の手続きを省略できるからあらゆる必要なものをスピード供給できるのがでかい
レンドリース法で「あげれるもの」の範囲も広がるんだよ。
100や200もらってもあんま意味ない兵器でも1000や10000もらえるなら使い方を0から覚えてでももらう意味が出てきたりするから。
とはいえ、あの当時の狂ったような工業生産能力は今のアメリカには無いわけだから、どっからかほかの国から買ったものを供給するという形にはなるんでしょうけど。
感謝はされないだろうけど、日本はここに食い込めたらその後の共同開発の弾みにはなりそうだから、食い込んでおきたいと思います。
反対の10人はどんな人たちなんだろうか
親露なのかレンドリースが生温いもっと直接的に支援しろと考えているのか
案の定と言えば案の定なんだけど全員共和党議員です
ようやく可決か。
この戦争は近年弱体化が指摘されていたアメリカのスーパーパワー健在を示す戦いでもある。
アメリカも楽じゃないだろうが、現在の世界秩序への中長期的な投資であることは間違いない。
アメリカは昔から内向きと外向きで両極端に触れますよね。第二次大戦ではモンロー主義でアメリカは参戦しなかったが、日本に攻められたこともあって参戦してからは全力でした。最近のアメリカは内向きでしたが、ヨーロッパの危機なので一気に本気になったということでしょう。アメリカの全力を見せて欲しいです。
レンドリース法以前に榴弾砲を送ると言っていた90門の6割は既にウクライナに届いていると言っていました。ウクライナ兵の50人が訓練を完了し、さらに第2陣を訓練しているそうです。
ウクライナ野国防相がfacebookに書いてましたが、ウクライナ兵が155mm砲の操作を学ぶ過程でソフトウエアの改善を提案して取り入れられたそうです。今やどこの軍隊よりも実戦経験があるわけだし、使いこなしも速そうです。
どのみち航空機を渡さないのであれば地上は猛烈な消耗戦が続くだろう。
ウクライナ軍の使用兵器の本格的な置き換えを考える必要がありそう。
どちみち、でなくいつ供与に踏み切るかの段階に入ったと見ていいよ
長引くほどに避けて通れない課題だから
ロシアとの戦争が長期化する予測なのだろうか?
アメリカが兵器の墓場に送られた兵器を再整備して、ウクライナに送るだけでもその量はほかの国の支援をはるかに上回るだろう。
長期化は避けられないのは自明の理です。
イギリスのシンクタンクや政治家たちも「熱い夏」が来ることを予感している。
ロシアが、たとえば5月9日をもって”特別軍事作戦”を正式な戦争へと格上げしたとして、予備軍を動員して投入するのに初夏くらいまで掛かると見られていて、つまり夏頃には戦争はさらに大規模化・複雑化するだろうと。
で、そのロシアも、ニュース番組のアンカーや討論番組のコメンテーター、はては正教会の聖職者までが「大祖国戦争だ!善と悪、西側世界とルースキー・ミール(ロシア世界)の聖戦がはじまった」と熱を帯びて大衆を扇動、洗脳している。
核兵器の使用も、もはや、あるかないかではなく、それを前提として喋っている。「さあ、国民の皆さん、ロシアの実存がかかった戦いです。我々はどこを核攻撃したらいいでしょうか。ワルシャワか、ブリュッセルか。それともロンドンでしょうか。いやワシントンDC」とこういう事をテレビで平気で喋っているのですよ。
そしてプーチンは、それを望む国民の期待に応えなくてはならない。
プーチンが今の状況を正当化するにはそれしかないですからね。これは新たなる大祖国戦争で大義の戦争なので多少のことは我慢しろと国民に言っている。「ドンバス地方の解放」だけでは済まずに西側との対立が長期化するのは見えていますから。問題はロシア国民がそれに本当についてくるのかなと。そんなお題目で、総動員令で徴兵されても文句言わないのだろうかと。
それが大多数のロシア国民は表立って文句言わないんですわ
旧ソ連以前から脈々と強者に従属し護身する処世術が身に刻まれてるので
(尤も、大概日本人も他国のこと言えませんが…)
使わなくなってしまってある兵器が山ほど有るんですから、どんどん送りしょう。
最初の1か月はウクライナが生き残るために訓練ほぼ無く直ぐ使えるものを送った。
その次は5/9までと目される第2次攻勢を阻止するために直ぐに送れるものを送った。
そして、戦線を膠着させることができたその次は、時間をかけて戦力の再編と拡充、西側式装備の大規模導入を行うことになるかな。
(大量の戦車や自走砲等の装甲車両を米本土から送るとなると、米空軍の航空輸送能力でも能力不足なので船で運ぶことになるので時間がかかる)
そして数か月かけて戦力を再編したら、南部から東部にかけてのロシア占領地奪還のために攻勢にでる。
日本の場合も貸与ならできるんじゃないか?って調べてみたら、武器輸出三原則は防衛装備移転三原則になっていたんだね。
輸出じゃなく貸与だよ、って屁理屈で押し通すことはできないのだろうか?
自国防衛ですら在日米軍の弾薬物資に頼らざるを得ない日本に、果たしてウクライナへ武器供与する余裕なんてあるんですかね…?
いまのロシアは、真珠湾攻撃前の日本のような状況だろうと考えています。
クリミア併合、ドンバス占領を満洲事変…
ロシア領やトランスニストニアでの偽旗作戦を上海事変や柳条湖事件と…
ウクライナ戦争を日中戦争と…
外国人義勇兵や欧米による軍事援助を援蒋ルートやフライングタイガースと…
国際的な経済制裁やレンドリース法成立をABCD包囲網やハルノートと…
ルースキー・ミール(ロシア世界)を大東亜共栄圏と…
こうして置き換えてみると、ロシアが常識外れの大暴発・大暴走する日は近いのではないかと思っています。NATOとの激突も高い確率で起き得ると。
先日からロシア正教会が「最後の審判のとき、カトリックやプロテスタントの信者は地獄へ行くが正教徒は天国へ行ける」と、イスラム過激派の信条と同じ教説を唱え始めたのは不穏で危険なサインに感じています。
だとすると、今後ロシアは真珠湾攻撃どころか「5/9以降に、いきなり全面核戦争を開始する」シナリオを考えているかも知れません。
これは冷戦時代末期のソ連軍の話ですが、彼らはNATOとの開戦の暁には「最初から敵の最前線背後へ横並びに戦術核を撃ち込んでNATO側の全防御線と後方の予備兵力を一挙に粉砕する」と言う戦争計画を立てていた事実が有ります。
今のロシアは冷戦時代のソ連と違い、膨大な地上兵力とワルシャワ条約機構加盟国軍が存在しない為、プーチンならいきなり大量の戦略核兵器をNATO諸国へブチ込む選択肢すら真面目に考えているかも知れません。
21世紀にこのようなことをしなければならないのは、全てプーチンヒットラーが旧ソ連時代に憧れて、過去に兄弟関係にあった諸国に侵攻して虐殺を繰り返しているためだということを肝に銘じて世界はこれを早期に終了させ、地球上を平和にしなければならない。
高圧的な紋切り型の煽りはまともな世論形成に水を差すだけで、返って逆効果になりますよ
世の中、想像以上にへそ曲がりは多いものなので…
それこそレーションからピースキーパーまでな。
これもうほぼ代理戦争だよね