今後F-35Aの調達コストは値下がりではなく値上がりに転じる可能性が高いとロッキード・マーティンが明かして注目を集めている。
参考:Lockheed’s F-35A could face first price rise in years as inflation bites
参考:Lockheed Loses $225M on Secret Project, Lowers F-35 Production Forecast
2.5億ドルの損失計上は空軍の次世代戦闘機を開発に関係しているのかもしれない
2007年に初めて生産ラインから出荷されたF-35Aの価格は2億2,100万ドルもしたが、生産技術の革新や生産規模の拡大に伴い製造コストが大幅に削減され7,900万ドルまで価格を下げることに成功、しかしインフレの進行や顧客が要求する追加機能が負担になり「今後のF-35Aの調達価格は値下がりではなく値上がりに転じる可能性が高い」とロッキード・マーティンの最高財務責任者が明かしたとロイターが報じており、海兵隊向けのF-35Bや海軍向けのF-35Cについては現状の調達価格を維持するか値下がりし続けるかのどちらかになるらしい。
但しF-35Aの調達価格が値上がりに転じても現在の価格から小幅の上昇に留まるとの見方を示しているので、少なくとも7,900万ドル→1億ドルに逆戻りすることはない。
しかし、これまで値下げ幅に吸収されていたインフレ(毎年2%~3%)分が調達価格に転嫁され始めると、今後F-35Aはジワジワと調達コストが上昇していく可能性があるので今後動向に注目する必要がある。
さらに興味深いのはロッキード・マーティンが四半期(同社の四半期は4~6月)の決算報告で「機密扱いの軍事プロジェクトで2.5億ドルを失った」と投資家に明かした点で、このプロジェクトは現在も継続中(開発段階)だと説明しているので米メディアは「ロッキード・マーティンが空軍の次世代戦闘機を開発しているのかもしれない」と報じている点が興味深い。
※アイキャッチ画像の出典:AFResearchLab
空自も稼働率まだまだ下がるなこりゃ
どういう仮定や経過から導き出されたものかわからないので、
唐突な結論だけだされても「何言ってるんだこいつ?」としか思えない
エンジン供給に問題抱えてるから空自のA型稼働率が下がるのは必然。エンジン生産数(製造ライン)を増やしても米国向けが優先。
エンジン形状が異なるB/C型のエンジンもこれから数が増え本格整備が始まるから、日本国内に整備工場があっても稼働率が上向くことは無い。
2・5憶ドルの損失は改修・装備統合費用をLM社が負担することになったの原因と考えていいい。どれだけ負担するかは不明だけど、機密プロジェクトはF35関連だと考えてる。
支離滅裂
NGADの進捗がやけに早いと思ったら、LMはF-35の長距離バージョンも作ってたということか。
ALISのプログラマーどこにいるんだと思ったらBAEもNGADに関わってたということか。
どういうことなんです?
そして維持費はどうなる?
「機密扱いの軍事プロジェクトで2.5億ドルを失った」
失ったというところが気になる、LMの提案がボツになったということか。
有り得る
そうなると、提案が採用されたのは何処かって所が気になる
考えられそうなのは、ボーイングかノースロップ・グラマンしか有りそうに無いしね(どっちも大穴感が強過ぎるのも凄いw)
継続中って書いてあるし。4月〜6の四半期だから。
米軍は、試作品にも金を出すけど年で出すんで、4〜6月に関しては赤字ってことじゃないか。
ロッキードがF-35Aの値上げを予告、2.5億ドルの損失は次世代戦闘機開発に関係?
続けて書かれると次世代戦闘機開発補填の為にF-35Aを値上げするように見える
トランプが居なくなったからだったりして。
それはあり得ると思う、もともとはトランプが値下げしろと圧力をかけて一気に値下げしたからトップから煩いのが退けばまた値上げするだろうと言われてたからww
視界外射程ミサイルの進歩のおかげで4.5世代機にでっかいミサイル積んだほうがいいんじゃねとなってるのにな
F-35ばなれ加速しそう
>いいんじゃねとなってる
ソースは? F-15EXのこと言ってるんだったら頭お花畑だろ。最大144機の契約でしかないんだが、、
打ち切られたF-22の総生産機数より少ないし。4.5世代で十分って言うのは列強の制空ドクトリンのどれにも当てはまってないぞ
後衛のスナイパーだけで戦線が維持出来るならいいんじゃね、だろうけど。前衛のステルス機は必要だよ。
F-15EXの位置である程度ステルス機の位置が特定できてしまうのは許容されてるのか、疑問。
三次元の空間を高速で動き回る戦闘機の位置を大まかに補足しても何もできないでしょう。大体の位置にミサイルを撃ち込んでも、普通のミサイルではステルス戦闘機の捕捉はできないでしょうから。
精度の問題かと。
例えば、LFとかの分解能より低ければ無視出来る問題だろうし。
F-35以上のステルス性能を持ちF-15EX程度のミサイル装備でAEW不要のセンサー網力を持つ戦闘機があれば理想的なんじゃね・・・・・。
って、それがF-3。
できるかどうかは別だがな
何故F-35Aだけ値上がりするのか、疑問。
機能強化は、各タイプ共通じゃないかな?
多分、値上がり前に納品完了するから。LMはかなり先を言ってる。5年か10年以上先の話をいってると思う。
あと、ロイターのF-35Aが7,900万ドルは去年の価格で今年は7790万ドル。気にしてもしょうがない話かも。
B,C型を含め1年で12%〜14%コストダウンしてる。
コストダウンも限界はあるし、初期ロットと後期ロットを比べれば価格は上がるという話でしょうね。
A型が当然ながら顧客が最も多いので、その分色々な装備統合要求が増えて大変なんでしょう
その点、C型は米海軍・海兵隊のみだし、B型はA型より顧客も少なく、ウェボンベイが小さい分統合可能な兵装も物理的に限られるし(サイドキックも適用不可能みたいだし)
キチンと最新型にアップデート済な機体が、軽微な値上げで買えるなら寧ろお得だと思う
アップデートしてない機体が値上げなら訃報
どうなんでしょうねそこらは
契約次第
X-32「時はきたアーン」
インフレ分の値上がりというのは常に発生するものなのである程度仕方ない。インフレすれば(遅効的に)使えるお金も増えるから実質はさしたる値上げにはならない。
一方、インフレ目標を延々と実現出来ない日本にとっては円安になるのと同じだから痛い。FMSの購入価格が実質的に値上げしていることになる。
日本政府はこの10年近くでたっぷり刷ったはいいがブタ積みになってる日本円をガンガン使って、早くインフレ目標を達成しなさいいよ、まったく…。