New York Timesは2日「ウクライナ人ジャーナリストが準備された防衛陣地や防衛ラインがないと軍を糾弾したが、衛星写真で確認してもアウディーイウカ郊外には要塞要素が欠けた初歩的な塹壕しかなく、驚くほど脆弱な防衛陣地がロシア軍の前進を助けている」と報じた。
参考:Surprisingly Weak Ukrainian Defenses Help Russian Advance
ウクライナ軍の防衛ラインや要塞要素はロシア軍のスロヴィキンラインと比べ物にならないほど小規模で脆弱だ
ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏やDEEP STATEは「兵士は準備された陣地ではなく野原に連れて行かれただけ」「準備された陣地に撤退したという発表だけで防衛ラインは構築できない」と述べ、アウディーイウカ方面におけるウクライナ軍の防御陣地が「全く準備出来ていない」と暴露したが、New York Timesも2日「驚くほど脆弱な防衛陣地がロシア軍の前進を助けている」と報じており、この内容を要約すると以下のようになる。

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“ロシア軍がアウディーイウカ郊外で前進を続けている理由の1つは西側の援助と弾薬の減少にあるが、もう1つの原因はウクライナ軍の防衛陣地が脆弱な点にある。ウクライナ軍はアウディーイウカ撤退を発表した際「郊外に準備された防衛ラインを確保した」と主張したが、衛星画像には初歩的な塹壕がまばらに広がっている様子が映ってだけで「ロシア軍の前進阻止に役立つ要塞要素=車両の前進を妨げる対戦車壕・障害物や主要道路・重要拠点を守るための要素」が欠けている”
“米政府関係者は「事前に防衛ラインの構築に取り組まなかったウクライナは代償を支払うことになるかもしれない」と、ウクライナ軍元大佐のセルヒイ・フラブスキー氏も「防衛ラインが欠如していることに誰かが気づき、これを建設するという選択肢を誰かが検討したのだろうか?防衛ラインの建設費用は高価なので恐らく誰もしていない」と明かした”

出典:Генеральний штаб ЗСУ
“ウクライナはアウディーイウカ郊外に防衛ラインを準備する時間は十分あったが、兵士が射撃位置に移動するための塹壕ぐらいしか用意されておらず、ロシア軍のスロヴィキンラインと比べ物にならないほど小規模で脆弱だ。ロシアはウクライナが反攻作戦を開始する半年以上前から要塞建設を始めたが、ウクライナが本格的に要塞建設の計画に着手したのは3ヶ月前で、2024年度予算に要塞建設の費用として8億ドルを盛り込み、最前線の防衛ラインを現地部隊に、それ以降の防衛ラインを民間業者の協力を得て州当局が建設する計画だ”
“ゼレンスキー大統領は昨年11月「要塞建設を支援して加速させる必要がある」と指示したものの、Black Bird Groupのパシ・パロイネン氏は「今のところ前線で重要な変化は何も起きていない。新しい防御陣地が準備されているものの十分強化された状態には至っておらず、ロシアがウクライナ南部に建設した要塞とは比較にならない。ウクライナ軍は工兵部隊も要塞建設のための機材も不足しているが、ロシアが要塞建設を開始した時は遥かに多くの機材、資材、ノウハウをもった人材を持っていた」と述べた”

出典:PRESIDENT OF UKRAINE
“複数のウクライナ人ジャーナリストも「アウディーイウカ郊外に準備された防衛陣地や防衛ラインがない」「兵士らは『準備された陣地』を敵の砲火を浴びながら構築している」と軍を糾弾しており、フラブスキー氏も「ロシア軍はウクライナ軍の要塞建設を強力な滑空爆弾で妨害している。この環境下で建設できる防衛ラインの質がロシア軍に対抗できるほど良いものであるはずがない」と指摘している”
ウクライナ軍が苦境に陥った主な原因は「失敗した反攻作戦での消耗」「米支援の停滞と弾薬不足」「膨れ上がった兵士の管理不備」「動員作業の躓き」「防衛ラインの準備不足」が挙げられ、最初の2つは不可抗力だったとしても、残りの3つはウクライナ自身が取り組んでおくべきだった問題だろう。
関連記事:ウクライナ軍兵士は準備された陣地ではなく野原に連れて行かれただけ
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
ウクライナ軍が有能で愛国心に満ちて士気が高いとは何だったんだろうね。プロパガンダ鵜呑みにして戦場に行って後悔した人いそう
消耗してしまった。
愛国心溢れる兵士達は皆「諸事情」で戦場からいなくなったよ
やる気のある人は最前線で死傷、海外・西部で賄賂を支払える人が生き残る構図です。
戦場で、ローテーションの費用を汚職で捻出しているという指摘がありましたね…。
国からこんな扱いされてたら余程のドMでもない限り愛国心なんか消えてしまうだろうよ
アウディーイウカ郊外は、河川が複数流れているせいで、補給に難ある地域だから、それらに、要塞つくってもあまり持たずに長くて数ヶ月でロシア軍に奪われるから、ウクライナ軍兵士を犠牲にしても、数週間もてばよいほどの脆い防衛線しか構築しなかっただろうな。
ウクライナのここらは国力に劣り、緊急動員できる労働力が少ない民主主義制とっているために、戦争ではウクライナの弱点になっている。
別の記事でコメントしてらっしゃる方がおりますが、オルリフカでソ連国旗が掲げられました。
トネネキーでも村の南側に国旗が掲げられる映像が出ていますが、
こちらについてはつい先日村の北側、墓地の北西辺りをMLRSで攻撃する映像が出ているので、
村全体というよりは南側についてロシアの制圧下にあると考えた方がいいかもしれません。
記事でもおっしゃってますが、ここまで早い前進を許してしまったのはきちんとした防御陣地を
用意しなかったウクライナの責任ですね。
去年の11月から建設しているという防衛ラインはかなり後方だった記憶がありますので。
反攻作戦で手一杯だったのだろう。
>オルリフカでソ連国旗が掲げられました
この地域特有のイデオロギーが垣間見られるエピソードだな
プーチン的にはロシア国旗にしろよだろうけど
夏の反転攻勢の時にロシアの第1防衛線さえ抜いたら後はスカスカだとか言われてたけど、スカスカだったのはウクライナの防衛線だったというオチ。
気付きがあっても、やる気があっても、ユンボとドーザーが無ければ、結構どうしようもないぜ。特に凍ってる大地だと。
ユンボとドーザー、さらには鉄条網や地雷を調達して、さらに前線に持ってくるのは、戦車の派遣とのトレードオフを考えなければならないくらい、ハードル高いだろ。それなら仕方ないから戦車持ってくるわ、みたいな。
ということで、ウクライナの怠慢だけを理由にするのも、本当かいな、という思いはある。
もっとも、掘れば掘るほど、ウクライナ国力の限界という原因にブチ当たるんだけどね。。。
仰る通りです。
(特に冬季は)重機に、大きな想定外の負担がかかかりますから、あらゆる交換部品を大量に用意しておく必要があります。
上層部が先の見える人、早め早めの対応ができる組織でなければ、末端だけではどうしようもないなと。
ソ連時代の遺産である塹壕専用掘削マシーンのこと「BTM-3」が10両以上ある筈なんだが、なんでこんなに時間掛かっているのだろうか、1台で1日10kmは掘れるのに
「BTM-3」
リンク
消耗部品、交換部品を、製造していない可能性があるのかなと。
汚職で売られたのかもと、少し推測もしましたが…。
金属の歯の部分(ドリル)で掘削するならば、先っぽは消耗品でしょうし。
BTM-3は流石に古過ぎるので、今は溝を掘るだけなら民生品でもっと良い奴がありそうです。
ロシア軍の映像でも実際BTM-3ではなくてデカいロータリートレンチャーでガーッと掘り進んでました。
砲弾もありません、ドローンの数も負けてます、兵士もいません、要塞も未完成です、逆に何があるのか分からない状況になってきましたね。
アメリカ軍は「ロシア軍は量、ウクライナ軍は質」という分析をしているとの事だが、世界一の国力(経済、軍事の複合)でゴリ押ししてきたアメリカが言うからこその説得力だなぁと感心してしまった。逆に言えば、国力差があるロシアとウクライナの戦争が今のような状況になると鼻から分かっていたんだろうなと理解もできる分析だった。
端からウクライナを勝たせる気がない。
その気があれば、西側の戦車や戦闘機等の装備を渡していたし、ロシア領内への使用も許可している。
質は後からどうとでもなるが
量は長引くとどうにもならなくなる
ロシアは初戦で学び2年かけて質を上げた
ウクライナは胡座をかいて2年間上前をはね続けた
それがこの結果
残念だけどこの状況直ぐには解決出来ないならウクライナはヤバいでしょうね軍も政治も問題があり過ぎる
旧ソ連構成国の二者であるにも関わらず、ロシアと塹壕要塞構築の考え方で差が出てくるのが興味深いですね。
まあウクライナ軍が強固な塹壕を掘らなかった事の背景がウクライナ側なりの考え方に基づいてたら、の話ですが。
正味の話は、大本営や東電のように、考え方より前に来る組織内の論理が出てきて組織としては思考停止してる結果っぽいですが
それならそれで、ロシアは侵攻当初に信じられないような稚拙な失敗を繰り返していましたがそこで組織崩壊せず、修正してくる力がありました。ロシアは思考停止の状態で止まらなかったわけです。
ウクライナも旧ソ連構成国としてロシアと同じように今の運用失敗に対して今後も軍が崩壊せず修正してくる力があると期待したいですね。
>修正してくる力がありました。ロシアは思考停止の状態で止まらなかったわけです。
そこが、元KGBエリートのプーチンと、元芸人のゼレンスキーの資質の差だわな。
1年前のコメント読むと。
6月の反抗作戦大成功する予定だったし。スロヴィキンラインなんて時代遅れの役立たずで、あっという間に突破する予定だったし。
西側の軍人も、メディアも、予測を間違えた。
ゼレンスキーだけを無能呼ばわりするのは公平じゃないような。
ウクライナ軍は下士官や将校が不足している噂も合ったけど、塹壕を設計プランニングできる人材なんて、簡単に育成できるものなのだろうか?
ロシア軍のほうがドンバス紛争やシリア内戦などを研究していたのかもしれない。
なぜロシア軍はさっさと撤退して、防衛ラインを構築できたのか。
ロシア軍とプーチンの優秀さを参考にしたほうが良いような。
>6月の反抗作戦大成功する予定だったし。スロヴィキンラインなんて時代遅れの役立たずで、あっという間に突破する予定だったし。
4月の段階で、米軍の機密情報流出で、領土奪還はささやかなものと評価されていたわけで、
反攻作戦大成功を信じてるのは、ウクライナや米英のプロパガンダを鵜吞みにした人達だけでしょうよ。
西側の軍人が、本当に反攻作戦が成功すると思っていたなら、今すぐ職を辞するべきだと思う。
>ゼレンスキーだけを無能呼ばわりするのは公平じゃないような。
そして、ウクライナは自分たちが流した「ロシアは弱い」というプロパガンダを、自分たちが信じていたのだから、どうしようもないと思うよ。
ザルジニーも、反攻作戦の失敗に関する記事で、教科書を半分読んだところで、作戦がマズいことに気づいたなんて、ゼレンスキーへの最大限の批判ですよ。
つまり、ゼレンスキーはプロパガンダの自家中毒に陥っていたか、側近をイエスマンで囲って正しい情報が入らなくなっていたのでしょう。
ゼレンスキーだけを無能とは言いませんが、プーチンと比較すれば、どちらが優れているかは明らかでしょう。
リソース、国力的に、やりたいんだけど、出来ないんだろ。
防衛線の威力を知ってるから、もともとアウディーイウカもガチガチに要塞で固めてたんだろうに。
予算に政治決断が必要なのを勘案しても、この軍事上致命的な不備についてはどう言い訳してもこれまで総司令官だったザルジニーの責任は免れないでしょうね
更迭やむなしに至る実情はこれからもどんどん出てきそう
>予算に政治決断が必要なのを勘案しても、この軍事上致命的な不備についてはどう言い訳してもこれまで総司令官だったザルジニーの責任は免れない
実際、その点に関してはそうだと思います。
方面軍司令官までならばいざ知らず、総司令官は最高司令官である大統領が道を誤っていれば、【クーデターも辞さず】の覚悟を持って必要な物資や人員を確保し、前線に配備せねばならない。どうやってもそれが出来ない状況なら、無理矢理にでも停戦交渉などの時間稼ぎの方針へ引きずらねばならない。さもなくば、前線の兵士が死んでいく。
ただ、最大の枷になっているのは「シビリアン・コントロール」を過剰に重んじる今の欧米の支援ありきで戦争をしてしまっているところでしょう。上に挙げたようにザルジニーが動けば、今度は軍部が選挙で選ばれた文民政権を無視して暴走していると非難され、支援がもっと早い段階で止まっていた可能性も考慮せねばならない。
そうした諸々の雁字搦めで動けなかった、という事情はあれど、そこを打破出来なかったのがザルジニーの“力量”の限界点だったのかと。
ゼレンスキーラインまさかの機能不全
何をやっているんですか
まさかマウリポリまで打通するからいらないと
本当に思っていたんですか
余力を使い果たした状態で、物量に裏打ちされたスロビキンラインの模倣をしようとしても、文字通り「土台からして無理」だったのでしょうね。
元々NATO諸国から野戦築城向けの支援はそれ程無かった筈ですし、限られたリソースを反転攻勢に大半を注ぎ込んだのであれば、当然の帰結かと。
戦前のまともな訓練うけてた建設工兵とか戦闘工兵やあるいは歩兵で戦い、更には先の攻勢作戦時のマンパワーでの地雷原処理に投入されて既に多くは不在では?
今に陣地構築するにも能力者が足りなすぎるし、立地も前線に近ければ低空無人機の目の数で見つかるようにも思うが見つかれば脆弱な建設機器なんぞすぐ破壊される。
結果的に戦前の事前構築の防御施設しか存在せず、かと言って応急のも歩兵隊で自前の予備副無しの簡素な主陣地のみでは対戦火力の連携どころか突撃無人機もほぼ機能しないと思う。固定された陣地線から戦況が流動化した場合の無人機の能力発揮はシステムとしてはまだ確立してないんだろうな。
ロシアは今のラインで停戦決まっても勝ちだがウクライナは工業地帯を失って終わりだから防衛ライン作るより反転攻勢を優勢し失敗したのかな
あれ?キーウ3日で手にして勝ちじゃなかったの?
何年かかってもプーチンの心の故郷キーウは落とさないと話にならんでしょうに
「勝ち」という単語にナーバスになりすぎでは
>あれ?キーウ3日で手にして勝ちじゃなかったの?
2年前の諸記事を見返せば分かりますが、それはCIAなどから流れ出た予想情報に西側メディアが乗って醸成された結果論的なプロパガンダです。
しかも、割とあるあるの“盛った”伝言ゲームの結果に過ぎないところもあり、恐らく当初は悪意も扇動する意図もなかった。
CIA「ロシア軍は短期的な作戦でキエフを陥落、もしくは降伏に追い込むつもりと想定される」
戦争研究所「なるほど、ロシアは1週間でキエフを降伏に追い込むつもりなんだな」
メディア「なんだって! ロシア軍はキエフを3日で攻略するのか! もうヘルソンもやられた!?」
マスゴミの宿命ですが、センセーショナルな記事を売り込むためには必ず盛ります。異国の戦争なら尚更です。事実を正確に伝えることなど考えもしません。【ロシアは短期でキエフを落とすつもりだったが惨めに失敗した】が、西側の民にウケたのです。
後は、プロパガンダの残骸が日本などに流れて独り歩きし、結果がそれと異なったため、勝手にロシアは失敗したとあげつらい始める自家中毒に染まりました。その悪癖がどんどん戦場の現実と乖離を深めていき、2年後に今の有様に至っています。
そして、今でも戦争初期の誤った情報を盲信する周回遅れの者たちも相当数いるのが現状です。
日本でも、日比谷焼打事件を「過去の話」と笑えない現実があると思いますわ…
ザルジニーは防衛の失敗を動員不足を原因としてゼレンスキーと対立していたが、
陣地構築をしていないのはどう考えてもザルジニーの責任だろう
ソ連軍の伝統的なドクトリンでは陣地強化によって防御用兵力を節約して余剰兵力を抽出し
攻勢作戦で局所的優位性を実現するもので、ザルジニーがこのドクトリンを教育されていないわけがない
アメリカ軍のドクトリンでは絶対的航空優勢を前提としているのでソ連軍ほど陣地構築を重視していない事を考えると
ウクライナの国情を考えずにアメリカ式を無理やり移植して失敗した感じがする。
ウクライナがロシアと戦争するならば火力と航空戦力と兵力で劣勢であることを前提にドクトリンを構築する必要があるので
ウクライナが参考にするのはアメリカ式では無くフィンランド式が適切ではないかと思う
アメリカはアフガンでも「航空支援と連携して地上軍を運用する(ただし航空支援はない)」をやらかしてましたね・・・
ひょっとすると、そもそも自分のとこでやってないドクトリンを構成して指導するということ自体が無理筋なのかも。
ウクライナの正規軍はもともと人数がロシアよりはるかに少ない20万人程度でその中の工兵部隊となると数万人以下と考えられます。2022年の時点でプーチンとタッカー・カールソンさんのインタビューからウクライナ軍はロシア系住民を殲滅する方だったので当時所有の陣地で十分だと考えたのだと思います。
その後、皆さんの言うように防衛ラインを作ればよかったのですが、米欧からの支援で勝てると米英から吹き込まれたのと、支援品は支援国の兵器(在庫処分品)だったので現在の有様だと思います。
さらに、ウクライナが支援継続してもらうには、勝てる状態を見せないといけないので、防衛ラインという消極的な戦術ではなく、前線押上の兵力中心になってしまったと考えます。
ウクライナが100万人の兵士といっても、工兵隊など専門部隊はそうそう増員できるわけでもなく、ロシア軍のように部隊派遣できるわけありません。
南部4州が占領された後、ロシアがどう動くかですが、上記のインタビューでは、南部4州のロシア併合を認め、とウクライナにナチズムが違法という法律とNATOに加盟しないという条件で条約が結ばれると思います。
アメリカが自国の軍事産業のために敵を作って戦争するとその目的が合致していたためしがないという実績がありますからねぇ。
ベトナム戦争 共産主義のドミノが・・・・
湾岸戦争 クエートが不法に占領・・・(イラクの原油をぬいていた)
イラク戦争 大量破壊兵器をフセインが・・・(なかった
アメリカの軍事産業は最低10年ごとに武器消費しないと産業がでかいから、つぶれるんですよねぇ。
戦争で戦費を費やされると正面装備の更新が滞ったり、新兵器調達数が縮小されるという面もあります。
中国の軍隊の近代化がものすごい勢いなのは無駄なテロとの戦争などで遊んでいなかったからです。
ウクライナが陣地を構築しようとしても、資材や労働力不足以外に
陣地を構築したい場所Aにはすでに内務省軍がテント張っていて
場所Bは国境警備隊がすでに小規模な陣地を、場所Cは郷土防衛隊が予約済み
というような状況になっていないか心配です。
実際、これはウクライナ側には深刻な問題で。
自国領土なので、自国法を蔑ろにするには限界があります。
一方、ロシア側はウクライナ法を全て無視できる。
この辺りにも効率の差が出てますね。まあ、ここまでの差が出るのは物理的な人員と資材の問題も大きいですが。
2022年9月頃にハルキュウ(ハリコフ)方面でウクライナ軍の大攻勢で
ロシア兵が敗走した経験から後任のスロヴィキン司令官がロシア兵の敗走
を防ぐには3重の地雷防衛ラインを拠り所にすることでロシア兵自身の命
が守れると信じさせ成功したといえる
一方でワグネルなどの傭兵主力で東部のバフムート要塞を攻略させてウク
ライナ軍を分散させた。プリコジンの反乱でスロヴィキンは失脚したが
後任のゲラシモフ参謀長によりロシア軍が再編されより強化された。
要塞建設は、公共事業・復興費用などの言い訳を名目にして、政府支出(非軍事予算)に無理やりねじ込むべきだしたね。
ウクライナは、右から左にお金がなくなる国なのですから、やろうと思えば出来た訳です。
ゼレンスキー大統領は、年金支給・公務員給与支払を海外に訴えていますが、中国なんか公務員給与をガンガン削っており、やる気の問題も感じています。
どうせ選挙やらないんですから、本土決戦中・総力戦なので、前線兵士・要塞建設を優先すべきだったとは思うんですけどね…。
ゲリラ戦までやるのであれば、国土はボロボロになりますが、どうするつもりなのかなと。
>政府支出(非軍事予算)に無理やりねじ込むべきだしたね。
予算枠自体はあるんじゃないのか、ゼレンスキーが防御ライン製造を指示した時に予算ついていたような、問題は指示をだして予算を確保しても現地には何も届かないってことが頻発する事だと思う
理想を言えば戦争前、少なくともアウディーイウカが焦点になる前には、何とかすべきでしたね。
ゼレンスキーライン(防御ライン)の指示は仰る通りあるのですが、、2023年末なので既に遅いなと。
ロシア軍に、アウディーイウカ北側の地歩を、築かれた後だからです。
現地に届いていない点は、仰る通り問題ですね。
ウクライナ兵が、ローテーションを受けるために汚職をしている話もありますから、なかなか難しい問題ですね…。
ソ連時代の遺産である塹壕掘削マシーン「BTM」シリーズや「PZM-1991」「MAZ-538」などいろいろな機材がある筈なんですが機能してないんですかね?ゼレンスキーラインの話が出てから1度も見た記憶がありません。
個人的に民間会社に戦場に向かわせるのは無理がありすぎると思います、と言うか今行ったらそのまま連れ去られて歩兵にされるでしょ
今から要塞線を築くのであれば、ドニエプル川より東部を捨てる前提でロシア軍進撃の遅延行為に終始して、政府機関は西部の都市へ移動し、ドニエプル川の西部を護岸工事で揚陸できなくして、ウクライナの国体をどうにか維持するに終始するのが関の山ではないだろうか
もう、反攻作戦がどうとか言ってられる状況じゃないだろう
まぁ心配はいらないんじゃないですかね。
本当にやばくなったら”ロシアの勝利は許されない”って日頃絶叫してる人達が義勇軍として参戦して、もともとの国境線まで押し返すさ。
西側識者によると中国も経済が崩壊して、ロシアは分裂するらしいので、勝利は西側民主主義陣営の勝利は約束されている。
21世紀は中華・ロシア・ムスリム諸国が群雄割拠する時代となりそうですね
インドはそこに割入る事が出来るだろうか…🤔
ロシア軍の火砲や爆撃の届く範囲で野戦築城は現実的でないので
あと100kmぐらい踏み込まれるのを前提で
比較的安全な戦線後方に要塞地帯を設定して防衛ライン作った方が良いと思う
開戦から続いたウクライナ上げ、ロシア下げのプロパガンダはロシアも否定せずにワザとのる事で世界にロシア軍は弱体、プーチンもアホ、ロシア経済もボロボロというイメージを植え付けてウクライナや世界の慢心を誘った結果が今なんですね。
防衛線なくてアウディーイウカ正面でロシア軍の突撃止められてるならいいんじゃないか?
本当に止められてるかは知らないし双方にどれだけの損害が出てるのかも現状わからないけど
自称弱いロシア軍は手を抜く事なく要塞戦を築き(本当にロシアの築城、要塞建設と要塞攻略・工兵技術はトップレベルですね)ウクライナの反攻作戦を粉砕しました。
欧米諸国ですら弱いロシア軍に騙されて成功すると支援しましたがこれもまた攻めて勝っているつもりの側が消耗戦略でいつの間にか戦力が損耗しているといういつものパターンでウクライナ軍は息切れしました。さらに悪い事に弱いロシア軍相手に楽勝なハズなので守る事は考えず要塞戦なんて考えていませんでした。弱いロシア軍というのはロシアのプロパガンダでもあるのです。
結果的にロシアのプロパガンダに見えるのも仕方ない気もしますが
人数が多いだけの弱いロシアという虚像がなければ、ウクライナは戦争を維持できない現状もあると思います。
というのもウクライナ応援の方の言説を聞くと悲観的な空気を感じないんですよね、あえてそうしてるのか真意はわかりませんが。
妄信というか、熱狂というか凄い熱量ですよね。プロパガンダにやられた人間というものの、良い見本と私は考えています。
最近見たNHKスペシャルの映像でも、ウクライナ兵の掘っている塹壕には手榴弾孔もなかったし(急造だからかも)作りも粗末だったから
やはり一般から徴兵した奴なのか、練度の低い兵が前線で戦ってんだろうなと思ったり
強固な防衛陣地建築には、大量の多数の資材、大量の機材、大量の作業員が必要ですが
ウクライナ国内で調達できるのは大量の作業員だけなのでは?
今まで防衛陣地は、ウクライナ国外からの支援が継続されていたからなのでは?