米上院の共和党がウクライナ支援を含む法案可決を阻止したことを受け、CNNは6日「この状況はプーチンが待ち望んでいたであろう『活力』の緩やかな低下で、半年前にプリゴジンの反乱に直面した権威主義者の指導者にとっては驚くべき状況の好転だ」と報じている。
参考:As Western unity on Ukraine falters, Putin eyes a slow-burn win
ロシアが戦いをエスカレーションさせる恐怖を捨てろと言うのは「二度と戦争は発生しないので軍隊は必要ない」と言うのと同じ
期待されていたウクライナ軍の反攻作戦が失敗に終わり、この戦争の立役者だと認識されていたゼレンスキー大統領とザルジニー総司令官の間でも摩擦があると知られ、行き詰まりを見せる欧米の支援もウクライナを取り巻く状況を複雑にさせ、もはやウクライナとロシアの戦争に関するメディアの報道は「悲鳴」に近く、CNNも6日「この状況はプーチンが待ち望んでいたであろう『活力』の緩やかな低下で、半年前にプリゴジンの反乱に直面した権威主義者の指導者にとっては驚くべき状況の好転だ」と報じている。
“もはやロシアはウクライナとの戦争自体にも、占領地での戦闘にも負けておらず、キーウではゼレンスキーとザルジニーの対立が公然と語られ、欧州諸国では国内選挙が迫り、最も強力な支援国だったポーランドの農民ですらウクライナの隣国と言い争いを始め、米上院の共和党もメキシコ国境と移民政策を巡って民主党と対立してウクライナ支援が含まれた法案可決を阻止した。メディアには「なぜウクライナの反攻作戦が結果を出せなかったのか」を說明する記事が溢れて非難合戦も始まっている”
“この状況はプーチンが待ち望んでいたであろう『活力』の緩やかな低下で、半年前にプリゴジンの反乱に直面した権威主義者の指導者にとっては驚くべき状況の好転だ。前線の状況も3つの物語を見せており、ドニエプル川沿いではウクライナ軍が渡河してクリミアへのアクセスルートを攻撃すると脅している。この前線でのウクライナ軍は幸運に恵まれているかもしれないが、戦況を好転させて対岸の補給を維持するためにはもっと多くの幸運が必要になるだろう”
“ザポリージャの前線は何ヶ月間にも渡ってメリトポリを目指す重要な攻撃軸だったが殆ど状況に変化がない。ここでの突破口はウクライナにとって希望で、キーウと西側諸国が勝利と呼べるほどの結果は『ロシア領とクリミアの分断』だったが、もう望んだ結果は手に入らないかもしれない。アウディーイウカの前線で起こっていることは『勝利のためなら信じられないような人的損失をロシアが許容できる』という証明で、バフムートと同じように街をゆっくりと包囲しつつある”
“プーチンにとって最大の利点はウクライナを支援する西側が手詰まりになっていることだ。反攻作戦の失敗を見た多くの国は『この戦争で決定的な勝利を得るのが出来ない以上、同じような支援を増やしても本質的に無駄だ』と考えている。欧米の指導者はプーチンが信頼できる交渉相手ではなく、外交を軍事作戦を進めるための便利なトリックとしてしか見ていないと痛感しているにも関わらず、プーチンとの交渉に応じるかもしれない。欧州は心の平穏を取り戻すためキーウに交渉を迫るかもしれない”
“もし来年の選挙でトランプが勝利すれば、どうしょうもなくクレムリンの指導者が大好きな新大統領が欧州の安全保障にリスクをもたらすだろう。では、これからどうすればいいのか? ウクライナをどうするのか?”
“まずはロシアが戦いをエスカレーションさせる恐怖を捨てなければならない。プーチンはロシア本土への攻撃を受けても戦いをエスカレーションさせなかった。彼は脆弱な隣国を倒すのに必死でNATOと正面から構えるつもりはない。核戦争についても同様でプーチンは世界の終末を目論む狂人ではない。第二に西側諸国はウクライナを全面的に武装させなければならない。エイブラムスやATACMSなどをゆっくり供給させるやり方は破滅的であると証明されている”
“第三に西側諸国は和平協定によってウクライナの占領地が維持できないと明確する必要がある。これはモスクワが戦略的勝利と呼ぶものを否定することになる。最も重要なことは『ウクライナとロシアの戦いが西側の安全保障にとって存亡をかけた戦いであると確信し続けること』で、これ次第で台湾に対する中国の野心、NATOの国境地域に関する安全、戦争犯罪で起訴された指導者が逃げ切れるかどうかが決まる”
“プーチンの勝利を許してはならない。さもなくばその代償を現世代だけでなく、これから生まれてくる世代にも支払わせることになるだろう”
個人的な見解だが「ウクライナを全面的に武装させろ」というのが具体的に何を指しているのか曖昧で、現在の戦局を打開して決定的な勝利を収めるには「米空軍並な能力を備える航空戦力」で「ロシア軍の接近拒否」を解体するぐらいしか思いつかず、こんなことは「誰もが現実的ではない」と分かっているからこそ行き詰まっているのだ。
ロシアが戦いをエスカレーションさせる恐怖を捨てろと言うのも「二度と戦争は発生しないので軍隊は必要ない」と言うのと同じで、国の安全保障に責任をもつバイデン大統領が「核戦争に発展するシナリオ」を軽視するのは不可能だろう。
恐らく「ウクライナ以外の国」が最小限の影響(民需に大きな影響がでない+国民の生活に大きな影響がでない)で、米国だけが頑張ればいいと考えている限りプーチンを止めるのは難しく、どこまで犠牲を容認できるかは個人差があると思うが、仮に「生まれてくる世代に代償を払わせないため主要国がウクライナに派兵しよう」となった時、どれだけの人間がそれを支持するだろうか?
関連記事:ウクライナ支援の縮小が浮き彫り、8月~10月分の支援額は昨年比で87%減
関連記事:ウクライナ、米国側にC-17、AH-64、F/A-18、MQ-9B、THAADなどを要求
※アイキャッチ画像の出典:President of Russia
ダンツィヒのために死ねるのか
この質問にどう答えて、どうなったのか欧州人は知ってる
リピートするか否か興味深い
今はウクライナか核戦争か、ですよ。
ヨーロッパどころか世界中が放射能汚染される可能性があります。
実際にそこまでエスカレートするかどうかはともかく、その覚悟がないならこれ以上のエスカレートは避けざるを得ないでしょうね。
台湾有事の際に世界へ武器支援を求めなければならない日本が侵略国家ロシアの暴挙に直面するウクライナを武器支援しないのは将来禍根を残す
野党や公明党を糺し、ウクライナへの全面武器支援を開始しなければならない
もはや武器では足りない段階に来ていて、日本は自衛隊をウクライナに派兵して、ロシア軍と交戦する覚悟は、日本国民全体としてありますか?と、記事では言っている。
もちろん、ウクライナで自衛隊の兵員や装備が損耗したら、台湾有事で中国軍と交戦する自衛隊の兵員や軍備も減少する。というセンテンスも込みで。
自衛隊という小規模な組織で戦争は完結させよう
自衛隊諸君は大規模な徴兵制軍隊を相手に頑張りたまえ
これが日本国民の覚悟なの?
安全な国内からネットやTVで自衛隊の戦闘を観戦し、SNSでネタにする
それが令和の日本国民が持つ「覚悟」ですよね😉✨
普通の戦争なら
知識のある自衛隊下士官の指揮下に入って一兵卒として消耗品として最前線で戦うのが一般国民の役割なのに全くその自覚も気概もない国民の覚悟😇
一体何を覚悟してるのやら…
税と社会保険料によって搾取されこそせど、身命を
捧げるに足る恩恵を受けていない(少なくとも大半の
国民がそう感じている)だけでしょ。人間のために
社会、政治があるのであってその逆ではないです。
ウクライナもロシアも練度の低いかつての市民が肉壁になって精鋭部隊を守る過酷な現代戦をしているのに、
何故か後方支援が出来てせいぜいと考える当事者意識0の日本国民は
自衛隊が身命を捧げるに足る国民とはどう好意的に見ても言い難いから、
自衛隊は対中戦役で無謀な抵抗をしないで開戦直後に武器を置いてほしい
置きたければ置けばいいと思いますよ。
これまでの給料を返すのならばですけど。
ウクライナの勝敗どうかそのものははっきり言っては2の次である(勿論、侵略国家ロシアは撃退されるべきであるが)。
侵略国家ロシアによる暴挙に直面する国に対して日本が武器支援をしたかという事実が重要なのである。
幸い、VADSや203mm自走榴弾砲/203mm砲弾、ホークといった退役が予定されている兵器があり、そういったものから早く始めなければならない。
送らなければ台湾有事の際に世界から日本の武器支援への姿勢は必ず見られる
台湾有事で武器支援されるのは台湾であって日本ではないのでは?
ウクライナ戦争において、退役した兵器群が非常に役に立っています。
日本も抑止力のために、退役した兵器は出来る限りモスボール保存すべきと考えます。
他国に送る余裕はありません。
中国と経済的に繋がりが深い欧州が日本支援なんてしてくれるわけないじゃん
よし!全世界の皆(ロシア中国も含めて)仲よくしよう!
最初から他国に乞食する事を考えていて勝てんのかよ
そもそも台湾有事”だけ”なら日本に武器支援なんてしないでしょう。
今のウクライナ戦争で隣国ポーランドが武器支援してもらうようなもん。
この期に及んでまだこんな事言ってる人がいるとは…
正直驚きというか、呆れを禁じ得ないわ
釣りだよね?ね??
フランスのマクロン大統領が、中仏首脳会談2023年4月6日~4月9日声明発表で、アメリカに追随しない事を明言しています。
NATOは全会一致が原則ですから、台湾危機において、NATOからの武器支援は現状無理なのです。
Far East(極東・東の果て)の遠い国に、ヨーロッパが武器支援を行う・大衆が関心を持つというのは、浮いた言葉で幻想な訳です。
ウクライナ問題=台湾問題には、残念ですがなりません。
現状望めないからこそ環境を整備していかなければならない
武器を送らないのに、武器を送って助けてくれでは当然説得力はない
侵略国家ロシアの暴挙に抵抗するウクライナへの武器支援は国際関係上も堂々とできること
残念ですが、そもそも日本に武器在庫の余裕がないんですよね。
1.2週間程度の弾薬在庫しかありません。
ウクライナに送る武器は、ウクライナ支援であって、フランス国民・ドイツ国民などを支援するものではない訳です。
独仏伊が、極東情勢での派兵や武器支援を、文書や条約で先に確約するのであれば、武器支援も現実的に進むかもしれません。
中国を持ち上げたり、ウクライナ経済支援を約束通り実行できない地域(EU)に、空手形では厳しいでしょうね…。
ロシアの言い分をまるっと認める訳では無いですが、ウクライナ紛争の原因となる主因は、アラブの春のようにアメリカ主導の工作を切っ掛けに親欧米政権を樹立させた事と、ゼレンスキー大統領によるNATO加盟を目指す宣言にあるので考えます
欧米諸国(主にアメリカが)ロシアを舐めきって「これぐらいなら問題ないだろ」とウクライナを利用して蹴りつけたのが発端であるのに、欧州の安全保障だのエスカレーションだのを今更考えるというのも実にアホらしい話です
CNNの主張はどうにも傲慢さが滲み出ており、現実を見ているように思えません
「西側の安全保障にとって存亡をかけた戦いであると確信し続けること」というのは仕掛けた側が言うべき事では無いでしょう
米英は嫌いな奴(ロシア、中国)相手なら
何をやってもいいと考えているフシがあるわな
日本に住んでいる者としては,日本もアメリカの工作をきっかけに親欧米政権が樹立されているわけで,今後どのような身の振り方をしていくべきでしょうかね。悩ましいです。
ロシアに勝たせてはならないと口で言うのは簡単ですが「どうやって?」と聞かれて答えられる人は居るのでしょうか。
事ここに至ってしまっては、まだ膠着を維持しているうちに少しでも傷の浅い敗北に着地するか考える段階だと思うのですが。
前線が崩壊してしまったら一気に押し込まれて下手すると無条件降伏です。
もっとも傷の深い、最悪の負け方だと思います。
西側諸国もロシアとNATO双方の安全保障にとってマシな落とし所を探る手伝いをする方が建設的だと思います。
言い方悪いけどウクライナが死ぬまで抵抗してくれたほうがロシアの資源をゴリゴリ削るので決着させない方が得まである。
ロシアと言うソ連の後継国家が最後に狙った大博打な戦争、得られた利益と失った物を勘定してもマイナスな馬鹿げた賭けに対する出血は長いほうが良い。
今後エネルギーシフトが急速に進むのは確定している現状、化石燃料だよりの経済なロシアは二度と立ち上がれなくなるので長引いたほうが良い。
この戦争はソ連の残滓と化石燃料で溜め込んだ金を使ったロシア最後の大攻勢だからね。
私は経済に明るくないので是非教えて頂きたいのですが…
資源を削れるとありますが、それは全体に対する何割に当たるのでしょうか?
資源と言っても色々ありますので幾つか出して頂けると有り難いのですが。
また、得たものと失ったものとは何でしょうか?
というより,この元記事の論考が既に矛盾しています。
「プーチンは狂った独裁者じゃ無いから恐れなくていい!NATOとことを構えるほどバカではない!」という命題が真なら、別にウクライナを見捨てても我々の安全保障にはさしたる害がない、となります。
朝鮮半島のように,ウクライナに非武装緩衝地帯を作ってあとは何十年後かの我々の子孫に解決を任せればこの戦争は終わりですね。
程度の問題というだけで矛盾してないのでは?
勝てる、やれる思えば犠牲も倫理観も無視して戦争続けるような機会主義者でもクレムリンが消滅するような最終戦争する程の覚悟はないというだけで
仰る通りです。
日本は、NATO加盟国ではないのだから、ウクライナ問題で肩入れするデメリットも大きいという事にもなります。
何十年間も棚上げを繰り返す事が、国対国ではよくある話ですからね。
仰る通り、子孫に解決を任せるのも現実的と思います。
結論ありきで理由を後付けするから、個別に抜き出すと支離滅裂ですね…
「プーチンは世界の終末を目論む狂人ではな」く「NATOと正面から構えるつもりはない」、
その上「ロシアが戦いをエスカレーションさせる恐怖を捨て」て良いならウクライナが負けようがNATOは安心安全じゃないですか
ロシアは必要性があって制裁覚悟でウクライナ侵攻を起こさざるを得なかったと言ってるようなもんです
管理人さんの「ロシアが戦いをエスカレーションさせる恐怖を捨てろと言うのも〜」の下りまるっと同意
ロシアがウクライナによるロシア本土攻撃への反応が抑制的だったのは、ウクライナの(あるいはそれと区別の付かない東側の)兵器での攻撃だったからです
クリミア大橋への攻撃には電力施設への攻撃で返したように、ロシアはエスカレーションラダーをしっかりと用意して戦っているのは明らかです
西側がどれだけエスカレーションさせてもロシアは我慢してくれる、などという考えは無責任極まりない
全体的に「ロシアは理性的で我慢強いから暴発ギリギリまでイビろう」と言うような論調になってるのCNNは自分で気付けてないんですかね…?
まあいくらもっともらしい大義掲げようとしても「ソ連は怖かったけど弱小ロシアなら俺らとやり合う勇気なんてないだろ」っていう見くびりがコソボから続く東欧の戦争の原因なのは明らかだからね…
エスカレーションラダーなんかなんにもなくまだ行けるまだ行けるでセルビアを血祭りに上げる脅迫で東欧諸国をNATOに吸収しウクライナまで手を伸ばしたらさすがにキレられたってだけの本当に無責任な話だわ
>”まずはロシアが戦いをエスカレーションさせる恐怖を捨てなければならない。プーチンはロシア本土への攻撃を受けても戦いをエスカレーションさせなかった。彼は脆弱な隣国を倒すのに必死でNATOと正面から構えるつもりはない。核戦争についても同様でプーチンは世界の終末を目論む狂人ではない。”
ここまで読んでかなりのご都合主義と典型的な楽観論に耐えられなくなってしまった。
ウクライナがロシア連邦本土に行った攻撃って具体的には国境付近への空爆、空軍機への迎撃、亡命ロシア人による越境戦闘、モスクワはじめ後背地へのドローン攻撃と定期的な爆破テロ、
これらは後方への爆破テロ以外は全て単発的な攻撃でありエスカレーションの必要性を感じられないのだが
例えば打つ手が無くなり苦しくなったウクライナ側がモスクワへの爆破テロやドローン攻撃を活発化させたらどうなるのか?
半ウクライナ感情の高まりによる総動員へ繋がりとそれに対する国民の協力やウクライナ大都市への無差別爆撃に繋がるのでないか
エスカレーションは無いと軽々しく断言するのはあまりに危険でもはや煽りにかかっているとしか読めない。
戦争には間違いなく段階がありそれぞれの国民の許容度にも広がりがある。
逆にウクライナ負けたらすぐさまロシア軍のNATO諸国への侵攻と核攻撃があるみたいな論を展開する勢力へもうんざりするけど、
こう言った0-100論みたいのを煽って垂れ流す論調は最も危険だ。
というか、ロシアはそんなに短絡的なタイプじゃない。
核戦争になりそうな時にブレーキを掛けてきたのはいつもソ連だった。
基本的には入念な準備・計画を重視するタイプで、欧米ほど行き当たりばったりで動いてないのよ。
他所の記事などで書かれている事を引用すれば。
ロシアはなりふりを構っていないようにも見えます。
今まであちこちで仕込んでいた事を、未成熟の物を含めて具現化しているようにも見えます。
曰く、スーダンの内戦を演出した(他にもアフリカの各所)。
曰く、ハマスを嗾けた。
曰く、フーシ派を嗾けた。
曰く、今度は南米のベネズエラを嗾けている。
”西側の関心と対応力の分散を狙っている”とのこと。
どこまで本当か判らないですけれども。
CNNの論調からも滲み出ていますけど、西側の指導者達もプーチンが気が狂った暴君などではなく
抑制的で理性的な指導者だと言う事はわかった上で対応していると思いますよ
もし西側、特にアメリカがプーチンが何をやらかすかわからないビックリ箱として認識しているなら
ロシアの庭ともいえるウクライナに手を突っ込むわけがないじゃないですか
自分達が、中露からカナダやメキシコに手を突っ込まれたらどう言う対応を取るかと言う想定を認識できていれば
ウクライナに手を突っ込んだ時のロシアの反応はある程度想定して然るべきはずですからね。
CNNの論調からも滲み出ていますけど、西側の指導者達もプーチンが気が狂った暴君などではなく
抑制的で理性的な指導者だと言う事はわかった上で対応していると思いますよ。
もし西側、特にアメリカがプーチンが何をやらかすかわからないビックリ箱として認識しているなら
ロシアの庭ともいえるウクライナに手を突っ込むわけがないじゃないですか
自分達が、中露からカナダやメキシコに手を突っ込まれたらどう言う対応を取るかと言う想定を認識できていれば
ウクライナに手を突っ込んだ時のロシアの反応はある程度想定して然るべきはずですからね。
キューバやら南米やら、ロシアは昔からアメリカの裏庭にちょっかいかけまくってるような……
マイダン革命にしてもそもそも西側の関与なんてどれくらいなのよって話で……アメリカが仕掛けたってのも拡大解釈の陰謀論に近い
寧ろ個人的には革命直後に手際が良すぎるくらいにスムーズに実行された東部での分離工作やらクリミア占領こそ何年もかけて計画していたロシアの陰謀に見えます
内容はいつものネット上で調べた情報だけを使ったふわっとした統括っぽいですね
気になるのは「ウクライナ軍の批判(分析)を書く事は許されない(空気である)」ことかな
現世代の代償と書かれていますがその代償が機密情報という名の箱で見えなくしている上にプロパガンダというフィルターがかかっているから正確に分からないのが問題なんですよね
戦後に死傷者や損失が判明した時に「ここまで多いとは分からんかった」とか言い出しそう
本当に仰る通りで、自分も全面的に同意します。
マスコミの報道管制・自主規制は、本当に酷かったですね(日本ならば、自衛隊将校OBなども含めて)。
プロパガンダをやり過ぎて、各国の国民に事実が伝わらず、政府の意思決定に歪みが出ていると感じています。
例えば、ウクライナの汚職問題を、日本の大衆レベルが戦争初期から認知していれば、兆円単位の白紙小切手は否定(少なくとも議論が深まった)でしょうね。
>欧米の指導者はプーチンが信頼できる交渉相手ではなく、外交を軍事作戦を進めるための便利なトリックとしてしか見ていないと痛感している
ミンスク合意を「戦争準備のための時間稼ぎだった」なんてコケにする発言しておいてよく言うわ
あのメルケルらの発言がプーチンに交渉相手として見限らせて侵攻を決断させたようなもんだろ
侵攻前日まで交渉してたプーチン大統領にソッポ向いたのは欧米の指導者達ですからね
フランスまでもNATO加盟はすぐには無いがいずれ加盟すると言ってたと思います
ウクライナがNATOに加盟するのは自由でもロシアの事を清算して加盟するのが本筋だと
自分は思ってましたから、対応の悪さが開戦を呼んだのでは
一人でもNATO加盟を反対唱えれば、ロシアを舐めてた欧州にも問題がおおすぎる
ロシアは負けを認めずみっともなく足掻き続けたらラッキーパンチで勝ちを拾えそうになってるみたいな書き方だけど
本気で言ってるなら救いよう無いわ
諸事情あってこういう言い方になってるとは思うけど
単に民主主義と個人主義は地域的な概念であり、ある国にとっては究極最善のものであってもほかの国にとってそうであるとは限らない、ということを認めればいいだけなんだけどね。
まぁ、でも、民主制だろうが君主制だろうが、その政治体制が究極最善なものでそういう政体の国家の一員である俺たちはイケてる!と思えるからこそ
「そんな振る舞いは国体を破壊するぞ!」
というものいいに自分の意見を引っ込めもするが、現状の政体が究極でも最善でもないとなれば、各自において都合わるしと思えば政治体制の変更に躊躇がなくなるパンドラの箱ですなぁ。
民主主義なんてまだまだ道半ばで未完成なものなのに
「既に完全な民主主義だからこれ以上民主的にする方法も必要もあり得ない」
みたいな態度だから欺瞞にしか見えないんだろうな…
呼称はともかく、より良い体制を追求する努力は必要だと思う
ウクライナ問題は、ヨーロッパの出来事であり、ヨーロッパが主体となり解決すべき問題です。
日本人から見ても、アメリカが過重に負担を負う構図が意味不明ですから、アメリカ人にとっては尚更理解できないでしょう。
管理人様の仰る通り、ウクライナの為にヨーロッパ人が血を流すという事は、現状ならないでしょうね。
日本は、極東情勢で忙しいわけですから、そちらに限られた国家資源を優先すべきです。
韓国に言及する必要はないような。
逆に今後は日米韓で中朝露に対抗する必要がありますし。
そしてロシアは今も昔も日本の安全保障の大きな脅威です。
ロシアは有事の際に日本ではなく中国に付きますので、ロシアと敵対することは避けられませんよ。
外交はそんな簡単なものではありません。
NATO内でも領有権で対立してる国なんて普通にありますが
北方領土を占領しているロシアもあり得ないと思いますが…。
あと、韓国よりロシアの方が脅威度はずっと高いですね。
中央アジア、インド、ベトナムは中国の味方に付かないと思いますよ(敵対もしないと思いますが)。
パクス・アメリカーナの時代から多極化の時代に変わっているとは思いますけどね。
エスカレート論というのはミサイルや航空機を渡せば即核戦争だって奴です。実際それは起こらなかったというお話ですね。
核戦争自体が起こらないとまでは言ってはいません。ただ、よっぽどのでないとそこまで愚かではないと。
そもそも、現時点のロシアの核戦力はおそらく史上最低の状態と言っても過言ではないので…
ミサイルも大幅に減っていて、核ミサイルの整備チェックや、航空機の整備も事を欠き、対空ミサイルシステム(弾数があってもシステムがロシア各地に幅広く展開してなきゃダメ)も変な場所にかき集めてしまっているという状況で最終核戦争を選ぶのは、むしろロシアが自滅するのを選ぶ様なものなので、ロシアはそれらを手当する必要があるだろうという話でもあります。
つまり、当時拒んでいたり、躊躇していた様な事はせず、航空機も戦車もミサイルもちゃんと手当てしていくべきであろうし、ロシアとウクライナの損耗合戦は将来的に欧州のメリットともなるという事ですね。
それに、よくよく考えるならば、こんな小さな話で全面核戦争を決断してしまう様ならば…元よりどんな段階でも全面核戦争になることはもはや免れないという逆説すら成り立つという指摘もある様です。
ロシアが新型弾道弾と弾頭を準備する前に撃った方がマシじゃないかとすら言い出す向きもあるくらいなので…ロシアは色々とやり過ぎちゃったんですよ。
ウロ戦争の場合、米国は核を持たないウクライナ側だから、
核を持っている国と持っていない国の戦いを実感しているのだろうな。