米国のワシントン・ポストやABCニュースも「遂にウクライナが待望の反撃を開始した」と報じており、どうやらウクライナ軍の部隊は数日前から前線近くポイントに終結していたらしい。ただゼレンスキー大統領は反攻作戦について沈黙を守っている。
参考:NATO-trained units will spearhead Ukrainian counteroffensive
参考:Ukraine begins counteroffensive against Russia, officials say
ウクライナ軍が攻勢限界を迎える前に「どこまで前進できるのか」が注目される
ワシントン・ポストは露メディアやロシア軍関係者の発言を引用して「遂にウクライナが待望の反撃を開始した」と報じており、この反攻作戦はNATO加盟国の軍人と数ヶ月間に及ぶ訓練で鍛えられた部隊で行われている」と指摘、ABCニュースも「西側当局者がよく訓練を受けたウクライナ軍の部隊が数日前から前線近くポイントに終結していたと、ウクライナ政府高官も活発な反攻作戦が進行中だと明かしていたが、ザポリージャ州で大規模な戦闘が始まった」と報じている。
まだゼレンスキー大統領もウクライナ軍もザポリージャ州での反攻作戦について一言も触れておらず、現地メディアも海外メディアの報道を引用して「反撃が始まった」と報じているが、ウクライナ軍はノーバ・カホフカ方面への砲撃(1,522回)で「敵は3個中隊相当の兵士を失い、戦車12輌、歩兵戦闘車5輌、装甲車両5輌、自走砲3輌、多連装ロケットシステム2輌、防空システム、弾薬庫を破壊した」と発表しており、オレホボ周辺の反攻作戦に合わせてドニエプル川対岸への圧力も高めているようだ。
ハルキウでの反撃はロシア軍に占領されていた地域の戦力密度が極端に低下していたため「信じられないような早さ」で戦線が崩壊したが、ザポリージャ州の戦力密度はハルキウとは比べ物にならないほど高く保たれており、膨大な量の塹壕、障害物、防御施設が設置されているため短期間で防衛ラインを抜くのは不可能に近く、ここを押し切る形でメリトポリやアゾフ海を目指すためウクライナ軍側にも相当の被害が出るだろう。
ただハルキウのような防御が手薄な地域はもう無いので正面からぶつかるしかなく、ウクライナ軍が攻勢限界を迎える前に「どこまで前進できるのか」が注目される。
因みにハルキウでの反撃時、ウクライナ軍は防空システムを前進させて前線部隊の上空をカバーしたため、今回も同じ手法を採用しているかもしれない。
関連記事:ウクライナ軍が反攻作戦を開始、ザポリージャ州オレホボの南で交戦中
関連記事:オレホボ周辺の戦い、ウクライナ軍がレオパルト2を含む装甲車輌を投入
関連記事:意味深な発言、ゼレンスキー大統領が繰り返すバフムートでの前進
※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
>ハルキウでの反撃時、ウクライナ軍は防空システムを前進させて前線部隊の上空をカバーしたため、今回も同じ手法を採用しているかもしれない
ここ数週間におけるロシア軍によるウクライナへの大規模なミサイル・ドローン攻撃は、まさに防空システムの迎撃ミサイルを枯渇させてウクライナ軍の反転攻勢におけるエアカバーの力を削ぐという一面もありそうですね。
防空部隊も温存してたと思いたいけど、
どうなんだろうか。
この場合適任なのは虎の子で射程の短い西側の供与したSAMではなく広域、安価、機動性に優れたS-300になるわけだけど報道を信じるならとっくに残弾枯渇してるんだよね
その穴埋めのためにIRIS-Tやらを前進配備してるんじゃないかな、もちろんそうすると捕捉されて攻撃を受ける可能性も高くなるわけだけど
残弾が希少で使用に制限がかかっているだけで、完全に撃ち尽くしてはいないと思いますよ。各ユニットとも最後の1-2発は残してあるはずです。
そしてたとえ残弾ゼロでもロシア側からは本当に残弾ゼロかどうかは分かりませんから、ユニットを前進させてレーダー波を出しとくだけで、怖くてロシア側は戦闘機もヘリも使えなくなります。
そういう効果はあるので、緒戦では必ずしも残弾が無いことは作戦上の不利にはなりません。
他に実際に動く対空システムもあるので、しばらくの間は「本物を使った高価なデコイ」としてハッタリを効かせる役には立つと思います。まあ、徐々に削られて消えていくことにはなりますが・・・
なるほど確かに賢い使い方だ
このあたりよく知らないけどレーダー波でどの種類のSAMに探知されたとか見わけとかつくんだろうか?
某国が火器管制レーダーを照射してくれた時に波長は軍事機密だという話がありましたから、特定は可能だと思います。
特にS-300は旧ソ連製ですから、ロシアは当然詳細な仕様を把握していますので。
レーダーを感知しても、弾切れのハッタリと思ってるとミサイルが本当に来るから、かなりうっとうしいだろうなあ。
ロシア側が犠牲を無視で空軍に突っ込ませる作戦を取ると厄介かも。
ブラックジャックやバックファイヤーを低空で阻止攻撃に出すと撃墜されたり、多少は味方を巻き込んでも士気に与える影響は大きいんじゃ?
これ以上のウクライナ支援は無理だから今回の攻勢で最低でもクリミア以外の領土を奪わないと負けが確定
でも今のとこウクライナ側は全く情報が出てない
これは被害が深刻で表に出せない情報ばかりなのだろう
対してロシア側はフェイクも含まれているが続々と戦果報告がでている
まぁ正面勝負できちんと戦えばロシアが勝つのは当たり前だよな
> 最低でもクリミア以外の領土を奪わないと負けが確定
ハードル上げすぎ。
ウクライナは去年のヘルソン攻防戦から情報統制を敷いていて今に始まったことではない。
最近はPVを用意して、黙っていてほしいとアピールしているくらいだから。
> 被害が深刻で表に出せない情報ばかりなのだろう
ヘルソンの時は被害が深刻と言うほどではなかったね。
> 正面勝負できちんと戦えばロシアが勝つのは当たり前だよな
キーウでもハルキウでもヘルソンでもヴフレダールでも真正面から戦ってボロ負けしてなかったっけ ?
キーウは奇襲で不意打ちだったからロシア軍だけがボロ負けではなかったかもしれないけど負けは負けだし。
ヘルソンに関して言えば地上戦ではウクライナ軍はかなり削られましたよ。
ロシア軍は包囲される前に勝ち逃げした感じ。
ロシア軍が今戦えてるのはヘルソンの部隊を温存できたからというのが大きいです。
ヘルソンは広範囲の領土奪還に成功したから素人目には大成功したように見えるけど内情を見れば一網打尽にできるはずだった敵野戦軍を取り逃す完全な戦略的敗北だからね
そのせいで今正面のロシア軍の戦力密度が高まってるわけだし
まあその分ロシア側もヘルソン方面のマネジメントのためにハリコフ方面から部隊を抽出せざるをえず必然的に起きた戦線整理の中でリマン正面の追撃では少なからず被害を受けてるけど、あれも元から陣地化を進めていたクレミンナのラインで抵抗線の形成に成功していることを考えると防衛計画の想定通り進んだんだろう
へルソンの攻勢は、今回漏れ伝えられる反撃よりも、もっともっと一方的だったのですよ。
特にへルソン市正面方面のウクライナ軍の攻勢は、戦闘というよりウクライナ兵が一方的に虐殺され続けたものです。
だから、その後、ロシア軍が冬季の補給困難を予測して、撤退作戦をした時に全く追撃ができなかったのです。
この戦争の序盤にキーウを陥落させてゼレンスキーを拘束出来なかった時点で、この戦争におけるロシアの勝利は無いのでは?
ここで停戦した場合、当然ウクライナの勝利は無いですが、たかが4州獲るために、ここまで経済的、軍事的、人的リソースを消耗させて、さらに経済制裁は継続で周りはNATO加盟国だらけでロシアの勝利と言えるんでしょうか。
戦闘機の支援まで始まったと言うのに「これ以上の支援は無理」とは?
ウクライナの今回の反抗作戦の目標は「欧米諸国からの支援が結実した」ことを示すことであって、それはロシアが長期間かけて構築した防衛網を突破できるかどうかにかかっているでしょう。
本当にウクライナ側の被害が深刻であるのなら、ロシアが嬉々として画像付きの証拠を上げてアピールするでしょう。
相変わらず、ロシアの誇大な戦果発表に証拠が追い付いていないようですが、いつになったらロシアはその言動の証拠を上げてくれるのでしょうか。
米下院集団がATACMS送れと迫ってますね
ストームシャドウ許可するのといい、勝ち筋が見えなくなってから話がコロコロ変わっていきますね・・・
中国もアメリカ人がこらえ性の無いのを先読みして警告してましたし、もし通ればエスカレートは止まらず、至りそうですね
皆さまどうぞご自愛ください
実際のところウクライナはどこまで到達できれば及第点のんだ?
トクマクを抜いてメリトポリを脅かすところまで到達できればクリミアとの陸橋を機能させるのが難しくなるので戦略的勝利と言えるでしょう。
当然ロシアもトクマク周辺を最大限要塞化しているので、今の前哨線を巡った戦いよりもウクライナ軍の損失は高くなると予想できますが。
低空を飛ぶ巡航ミサイルはMANPADSですら撃墜可能なのだからゲリラのごとく塹壕にこもってる兵がいる以上アゾフ海まで抜けるか、最低でも探知と迎撃が間に合わない程度の距離が必要だろう。亜音速で250~300m/sあたりの速度なので40秒で10㎞、メリトポリからアゾフ海まで60㎞程度で240秒。そこを落としても迎撃可能範囲かな。
現実的に見てトクマクを制圧できれば部分的な勝利とみなしても良いのではないでしょうか
それでも簡単に行くような目標ではないと思いますが
仮にトクマクを制圧できてもそこから第2段作戦を展開する余力が残ってなければ戦術的勝利、戦略的敗北になってしまいます。
装備の補充がきかないので、ウクライナ軍は消耗したらおしまいですね。
南部M14高速道路を火制出来る位置まで進出出来れば大きな勝利でしょうが
交通結節点のトクマクを制圧出来ればロシア軍の回廊通行を一部制限できるため部分的な勝利と考えて良いのではないでしょうか
ダムの破壊により輸送需要が大きくなっていると言う事もありますしね・・・
ドネツク州制圧を目指したロシア軍の冬春攻勢は、通過点に過ぎなかったバフムトでの激戦に巻込まれ、力尽きましたよね。
それと同じ愚を犯したら、ウクライナ軍の勝利はないと思います。
体力で劣るウクライナ軍が占領されている広大な領土を奪回したいなら、機動戦に持ち込み効率的に戦う必要があります。トクマク占領はそれほど重要ではないというか、それにこだわると市街戦での地獄の消耗戦に巻き込まれますよ。
>制圧できてもそこから第2段作戦を展開する余力が残ってなければ戦術的勝利、戦略的敗北になってしまいます。
いやホント仰る通りですね(バフムトの方角を眺めつつ
勝利を目指すならベルジャンスク
第一段階としてトクマクに集心する攻撃で敵の第一線を撃破し、第二梯団でベルジャンスクまでの無停止進撃を実現する
これに失敗してトクマクで止まるなら西ドネツクに面する脆弱な側面から突出部を切り取られる可能性が出てくる
ただロシアの抵抗線が形成されうるヴィルマクを落とせれば反撃もある程度防げるからそういう意味ではヴィルマクが及第点
親露アカウントからレオ2撃破の映像が出てきた、ザポリージャ州での反攻作戦が主攻で間違いないだろう。
あれトルコがシリアで撃破されたレオ2をフォトショで加工されたって物って聞いたけど
元の撃破画像はT-72
ロシア上層部が負け戦だと気付いてるという報道が多方面でされているのに、コメントだけは強気なロシア信者ですね・・・
コメントが強気なのは親ウ派じゃないかね?
ウクライナ不利な記事を書くな!って管理人さんにコメント書くほうが強気なコメントだと思いますね
それともそれほどにウクライナが不利ってことなのでしょうかね
そうなの?
ソースある?
横ですがBloombergにそんな記事があったような気がしますね
ブルームバーグがなんか言ってますね
ワシントンポストやらなんやらといい損切の布石にしか見えませんが
いちいちレッテル貼りしないと気が済まないのですか?
一ブログに管理人さんが集めた情報が掲載され、それに好きにコメントする、それでいいじゃない。
フェイクニュースを書き込むとか、特定の人種や国をヘイトで誹謗中傷するならともかく。
こないだからいるけど中身の無いお気持ち表明とレッテル貼りしかできないなら黙ってなさい。
君はまとめサイトのレベルがお似合いだからはよそっちにお帰り
戦況を見ても今回ばかりはロシアの勝利で終わる可能性が高そうですね
ウクライナは大損害を食らって講和するのが現実的でしょう
しかし前記事にあったウクライナに不利な記事を書くなとは酷いものですね
ダムの時も思ったがなんでもかんでもロシアを悪者、不利な立場にさせるのはどうなんだろうか?
攻勢が失敗に終わったから講和してくださいって言ってもロシアは受け入れてくれないと思う
アゾフ海まで打通出来たとしたらまあ双方そこで力尽きて講和もあるだろうけど
ウクライナ軍の反撃はまだ始まったばかりなので、結論を出すには早いと思いますが。
ウクライナ軍はまだ全戦力を投入していませんし。
あと、ダムはロシアがウクライナに侵攻しなければ崩壊しなかったので、ロシアが悪者扱いされても仕方がありません。
まぁ、今は淡々と戦況を確認しましょう。
>ダムの時も思ったがなんでもかんでもロシアを悪者、不利な立場にさせるのはどうなんだろうか?
少なくとも先に手を出した方が悪いっていうのが、基本的な常識だとは思いますが。
軍事演習で侵攻する気はないって言っときながら、これは侵攻じゃないから、戦争じゃなからとか言いながら戦車を差し向けて無差別にミサイル打ち込んでくる国を擁護するのは、それなりに勇気はいりますね。
そもそもいい悪いを論じるブログではないからね
正義の戦いを応援したい気持ちもわかるけど
ロシア悪いみたいな話は5ちゃんねるでも出来るわけでこのブログではせっかくだからダム崩壊による軍事面の影響の話をしたい
水際の陣地を放棄せざるをえなくなったロシアは部隊をそちらに増派しなきゃならなくなったわけで、それは攻勢の軸から遠ざける方向だからあれ自体はウクライナに有利に働きそうに思うけどどうお考えでしょうか?
ここの管理人がロシアの行動に批判的でそれを親露派から「偏向している」って散々叩かれてたんですよ、それについてはどうお考えでしょうか?
ごめん俺はもう軍事の話しかしないことにしたからその質問には答えられない
絶い的に中立な価値観なんてないんだからそんな重箱の隅続いてまで喧嘩売る理由は何なのだろうか。みんな感情的になりすぎでは?そりゃ個人ブログだから多少偏るだろうけど少なくとも客観的に判断しようという管理人さんの姿勢は常に明確だし。誰かがあいつを〇〇だといったら〇〇になるわけでもないんだから、その言い方ではなんの議論もできない…ここは戦場ではないんだからあいてを屈服させる意味はないんだしさ。
ダムが破壊された原因はともかく
ロシアが自分たちの領土とみなしてる地域でまともに救助活動せずに、ウクライナが救助活動してるところへ砲撃を浴びせてるような国を悪者にするなってのは…
砲撃に関しては双方が激しくやってますよ。
衛星の火災マップ見れば一目瞭然です。
これは避難民を狙ってるというよりザポリージャの攻勢に呼応した動きです。
予期せぬ災害があったとしても計画されていた攻撃を中止することはあり得ません。
軍民一帯の地域は被災地であったとしても。
残酷ですが戦争の現実です。
まだ始まったばかりなのに
攻勢が失敗と決めつけるとは……
「俺が悪かった、許してください」
「はっ?」
ロシアがこれまでの斜め下過ぎる所業の数々で信用と信頼を失った結果と思うっす
忌憚のない意見って奴っす
狼少年は真実言っても今更信じてもらえないもの……
この戦争を仕掛けたと言う点でロシアは国連憲章を踏みにじった悪なのは間違いありません
ダムの破壊については何が起きたのか真実は定かではありませんが
仮に自然崩壊だったとしても管理していた以上管理者責任が問われるのは当然です
※現時点での最新情報ではダム決壊前に爆発の振動を感知しているとの話もあり自然崩壊かは微妙な所です
〉ウクライナは大損害を食らって講和するのが現実的でしょう
1つの戦いの結果程度で終われるほど、この戦争の規模は小さくないですよ。
ウクライナ国民の戦意は高いママですし大損害を出しても即講和とはならないでしょう。
>なんでもかんでもロシアを悪者、不利な立場にさせるのはどうなんだろうか?
それもう既にここの管理人が親露派連中に散々言われてるんすよ、で今は親露派連中がロシア側の情報をもっと書け々々と囃し立ててる、阿呆らし。
レオ2撃破されたっぽいけどT-90Mが撃破されたときに騒いでた人たちは今頃どう思ってるのかな????
なんともお行儀の悪いコメントが増えましたね
T-90Mが撃破された時も煽りコメント酷かったですよね?
なんでレオ2じゃ騒がれないんですか?
知らんよ
他でやれば?
2021年に部隊へ引き渡された最新鋭のT-90Mと、30年以上前に生産されたレオパルト2A4では騒がれ方が違って当然かと。
レオパルト2A7が撃破されたら大騒ぎになると思いますね。
戦地に送り込めば撃破されるのは当たり前でしょう(呆れ)
レオ2は無敵!無敵の西側戦車さえあれば雑魚ロシアに勝てる!
と盲信ているピュアな方はここにいないですよ
他所でやってください
戦車は視界が極めて限られ対空火器も備えていないため、車両後方からの攻撃や空襲に弱い。言い換えれば「移動可能なトーチカ」であり、トーチカが有効に機能するためには周囲に歩兵を配置し、航空優勢若しくは対空火器を付随させなくてはならない。西側戦車はロシア製戦車より重量が20トンほど重いので防御力は優れるだろうが、機動性や信頼性に問題があるかもしれない。湾岸戦争やイラク戦争で西側戦車が無双できたのは、強力な航空支援と敵に有効な対戦車攻撃兵器が無かったためである。
しかし戦車特有の弱点は解決できたわけではなく、イラク占領時に即席爆弾によって撃破された戦車は多い。現代では高性能な携帯型対戦車ミサイルや自爆ドローンなど安価な手段で戦車に対抗することができる。前述の通り西側戦車は重いので戦車兵の生存性は高いものの、ロシア側の対戦車兵器で兵器・センサーを破壊されたり、まだ残っている航空機で空襲されたら簡単に戦闘不能になる。
戦車単体で弱点を克服しようとすれば以下の対策が必要であり、戦車は戦闘機並みの電子機器の塊になるだろう。コストも整備も大変なことになる。
・地雷対策のため車体底面の装甲強化
・車体各部にカメラを搭載して全方位を監視できるようにする。
・RWSである程度対空戦闘を行えるようにする、若しくは能動防御システムの採用。(トップアタック対策)
・対ドローン対策(近距離センサー、電子戦装備の搭載)
・データリンク活用により安全な場所から敵を攻撃できるようにする。
T-90Mが撃破されて大騒ぎになったのはT-90Mがロシアでも20両程度しか配備されていない最新鋭戦車であり、そしてT-14開発過程で得られた技術をフィードバックしたロシアの最新技術の粋を凝縮した車両だから
やられたってこと以上にまずそんな激レア戦車を実戦投入していたことがまず驚かれ、そしてその技術流出への懸念からヤバいと騒がれてる点
一方でレオ2A4はA4だけで695両生産され、しかも30年以上昔の代物
騒がれている論点の違いを理解できなければマウントを取る前に少しは勉強してはいかが?
始まりましたか
結果がどうあれ攻勢が終わったら今回はこれで停戦交渉ですかね
>防御が手薄な地域はもう無い
ハルキウの時みたいな戦果は難しそうなんですね・・・
どこも堅いなら獲れたら一番いいところを狙った感じなんですかね
ハルキウ反攻が通常では考えられない戦果だったので余計期待が高まっていますからね… 当時はロシアの拡大しすぎた戦線とそれを支える人数の圧倒的な不足、洗練されてない戦術(今も微妙だけど)がウクライナに味方していましたが今回はそうはいかない まあ作戦が終わるまでは静観しとくのが正解ですかね
ウクライナは予備作戦として空爆でロシア軍の兵站を叩いてきましたし
戦力の集中ができないよう、越境攻撃やバフムートでの反撃も継続しています
主攻撃軸前面のロシア軍の余力を削りきる事ができるかどうかが
焦点となるように思います
今はまだ始まったばかりですからロシア軍も元気です
双方に大きな力の差はなく、簡単には陣地を突破できないでしょう
もし均衡が崩れることがあるとすれば
兵站にかかる負担が限界を超えた時だと思われます
しかし、ロシア軍の兵站がどれほどの体力をもっているのか
予想するのは簡単な事では無く、私などには全くわかりませんが
ウクライナ軍にはその辺りある程度の確証があるのでしょうか
ミサイルやパルチザンによる後方打撃をほとんどやることなく地上戦が始まった感じだな
ウクライナの限界が見えて来てるな
講話に持ち込んだら実質ロシアの勝ち
中露の時代がやってくるであろう
バカな戦争で国力を浪費した挙句
中国の属国に落ちぶれるのがロシアの勝ちなんですかね・・・?
持続力がないとそもそも勝てないので
さほど戦費はかかってないと思いますよ
まあ、経済的属国になるかどうかは追って見てみましょう
そもそもこの戦争を仕掛けたのは欧米でしょう
突然プーチンの領土的野心に火がついて侵略戦争を始めたなどと認識しているのでしょうか?
ウクライナでなぜクーデターが起きてドンバス戦争という内戦にまで発展したのかそういった経緯を全く無視していませんか?
クーデター(=ユーロマイダン)の発生は侵略を正当化する理由にはなりません
ドンバス戦争はユーロマイダンに対するカウンターとしてロシアが仕掛けた分裂工作ですよね
それこそ何ら正当性が無い話かと思います
ロシアなんかアメリカ大統領選で工作してたのゲロってるし
そもそも世界中で赤化革命やら赤色テロやってきた連中がそれ言ったら一万回ぐらい滅ぼされても文句言えないんじゃねーかな
去年の秋からバフムトしか攻撃できてない。
つまりそれが精一杯だったわけです。
限界でしたね。
それも奪還されそうですが。
バフムト北西部はかなりウクライナ軍が前進しているようですね。
やはりウクライナ軍が西部の高地を維持し続けたことには意味があったようです。
個人的には英国のクレバリー外相とほぼ同じ考えで、正直即席準備の反攻作戦で劇的な戦果を得られるならば、正に「ハリウッド映画」ですよ。
堀栄三氏が書いた「大本営参謀の情報戦記」を読み返すと、ウクライナ側は二度は無い反攻作戦にて、「軍の主兵は航空なり」「鉄量には鉄量をもってする」に値する軍事資源を与えられているのか、或いはバフムートでの消耗戦で上回る程にロシア側の軍事資源を損耗させたのか、という疑念が浮かんでしまいますね。
最後に、「ウクライナ側に不利な情報を流すな」という方々については、是非とも上記の書籍を読んで頂きたいです。
ウクライナ軍の強みは西側軍事機関の情報支援と供与された精密誘導兵器ですから、反攻初日はロシア軍の砲兵と第一線陣地に精密な攻撃を仕掛けることである程度勝利すると見ていたんですが、どうなんでしょうね。
オレホボからトクマクまで40km弱、そこからメリトポリはさらに50km、アゾフ海はそのさらに先。
ウクライナ側の発表がないため戦線の動きが掴めませんが、ロシア軍の第一線を迅速に抜けないようでは厳しいので、これから数日の動きは目が離せませんね。
というか、ウクライナ軍の目標はどこなんだろう?
アゾフ海到達は、無理だと思うが。
反攻というとハルキウの話題になりがちですが、今回の反攻は性質としてはヘルソンでの反攻に近いのでは?密集したロシア軍に正面から仕掛けるのも同じ状況です。背後に川が無いのは大きな違いですが。
ヘルソンでの反攻は反攻開始直後でもあまり領地を奪還できず、その上ウクライナ側もけっこう被害が出てました。それでもそこから少しずつ領土を取り返していって最終的には右岸地域は全て取り戻すに至ります。
今回の反攻は規模から考えても、少なくともこのヘルソンの反攻にかかった時間を上回ってからじゃ無いと色々と判断できないんじゃないでしょうか。まあようやく始まった反攻なので皆さん浮き足立つのは分かりますが
戦場だけしか見てない人が多いけど、 今回のウクライナの反攻でさらにロシアの経済力と軍事力は削がれちゃいます。
これは 既にロシアにとって終わりのない罰ゲームになってるんですよ。
パチンカスが 負けても負けても球を買い続けてる それと同じなんです。
これ以上やるだけ無駄です。 大損し続けるだけ。
ロシア政府内でもそれに気づく人が増えてる。
やめなければ 国が崩壊する それだけのことです。
軍事力が削がれるのは分かりますが、経済力が削がれるのはどういう理由からでしょうか。
現在のロシアはほぼ全力の戦時生産体制にあり、兵器が壊れたところでこれ以上経済力を注入することは出来ないと思います。
また、ロシアが防衛に成功し続ければ当然停戦論が台頭してきます。
終わりはあると思いますよ。
現状ロシアは、貧しい地方の農村の人間、国営企業からノルマ人員、徴兵経験者を兵士として送っており一般労働者が減っている状態なのです。
さらに国外逃亡した者や、戦傷者が加わることでロシアの戦後の人材が枯渇するのが確定的な状況です。
熟練労働者や高いスキル持ちの人材流出、又は死亡、それに合わせて西側からの物資、金融制裁により生産効率も下がるでしょう。
ロシアは資源産業からの脱却を目指して加工産業に投資をしてたのですが、今回の戦争でこの件も白紙になったので産業転換の視点からも、ロシア経済の成長性は絶望的でしょう。
〉また、ロシアが防衛に成功し続ければ当然停戦論が台頭してきます。
停戦論が台頭するまでロシアが持ち堪えられる保証は何処にも無いのです。
西側は金を出すだけでロシアをボロボロに出来るボーナスタイムなのです、「韓国」程度の経済力しかないロシアが「西側の大国達」との経済戦に何処までも耐えられると思いますか?
ロシアは、ウクライナ戦争で手一杯なので「中央アジアの旧ソ連諸国」が中国に鞍替えする動きも見せており国際的影響力も下がってきています。
以上の事から、短期的に見れば戦線の膠着はウクライナ以外の「西側諸国」にとってはオイシイ展開と言えると思います。
今現在の話をしていましたが、確かに人が減ることは戦後経済の重しとなることは間違いないですね。
もちろん西側諸国が全力で経済戦をやればロシアに勝ち目はありませんが、今だって出し惜しみをしている中で全力を出す予定ってあるんでしょうか。
金を出すだけとは言いますが、ウクライナ一国を支える金は決して安くはないです。
また、貴殿の書かれているようにロシアの影響力が削がれる中で、ロシア以上に厄介な中国の肥大化を助けてしまっています。
ロシア自体も痛めつけるほど中国の属国度が高まります。
オイシイのは中国だけで、西側諸国にとっては全然オイシくないと思います。
世界銀行の6月6日、ロシア2024年GDP成長率予想は約1.2%、2025年には0.8%成長の予想ですね
ウクライナの継戦能力がロシアのそれを下回ると言う事を無視すれば、おっしゃってる事はただしいと思いますよ。
実際のところは戦争が続けば続くほど確実にロシアより先にウクライナの方が国家として終わりを迎える。
それは各種経済指標からも明らかな事です。ウクライナにはロシアの限界を待っている余裕などない。
だからウクライナは今回の反攻作戦を成功させ、なんとしてでも戦争を終わらせるためのきっかけを作らなければなりません。
無論ロシアの戦場での勝利が国際的な勝利につながるわけではないですが
記事内容ではないですが、管理人の趣旨と異なる部分あるものの、取り敢えずコメントで他人を親露、親宇と思想を決めつけるのは避けた方が良いと思います。
あとは難しいところですが、私達は煽りや荒れそうなコメントは同調・反論のどちらもしない事も必要かもしれません。
やはり荒らしはスルーするに限りますね…
ここに限らず管理人がちゃんと管理してるサイトであればそういった対応がいいのでしょうね。
実際コメントが消されたと恨み節を吐くコメントもちょいちょい見られますので管理人殿が動いてるのは間違い無いですし。
ネト○ヨ、パ○クがどうのこうのみたいな分かりやすい荒らしコメは右左関係なく消されてるみたいですけど、それ以外だと多少頭に血が昇ったコメントは議論の延長線にあるからどこからどこまで許容するか線引きが難しいんでしょうね…
加熱すると語気が強くなるのは自分も起きるので、だからこそ難しいところですね。
個人的経験として、予想外の返信が来ると驚いて文脈を間違えて返信する事があるので、返信コメントは時間を空けて書くとかですかね。
良い案はなかなか思いつかないのがネックですね。
主力が5~6個旅団しかないのが痛いなぁ。ロシア側はBTG100個=旅団50個で10%で対応可能だし、人手があれば戦車はつぶせるというのが今回の戦争の戦訓なわけで西側の戦車部隊が多少出てきたところで戦局を変えるのは難しいのではないか。誰の心を痛めることもない完璧なドローンが出て来てくれないと戦車と兵士の等価交換ばかり起こって戦争は終わらないだろう。
攻勢と称される出来事が行われている中、ロシアが平常通りにミサイルによる都市部への波状攻撃が行われるのかに注視ですね。
軍管区が違うので普通にミサイル攻撃が継続されるとは思いますが。
ついに世界の命運をかけた戦いが始まった。大袈裟でもなんでもなく、この戦いの結果で今後の世界が決定される。
ウクライナが勝てば世界の平和が保たれ、ロシアが勝てば世界中の独裁者が自分の大義のために好き勝手やる世界が訪れる。そして文明の終わりが始まる。
プーチンは全人類共通の敵だから世界が一丸となって駆除しなければならないというのに、バイデンは呑気に構えている心理が全く理解できない。プーチンの危険性を真面に把握しているのは、ひょっとしたらイギリスだけではないだろうか?
ロシア人は蓄財に興味の無い人が大半でしたから
ここまで国を成長させるのは生半可じゃなかったと思いますよ・・・
来年までこの戦争が継続するかは分からないが、2024年のアメリカ大統領選挙でトランプが勝利すればウクライナへの軍事支援は停止され、自動的にロシアが勝利する。トランプの在任中及び現在までの言動を観察するとプーチンに弱みを握られているようだし、この戦争が終われば物価高騰は抑制され、軍事支援に用いられていた予算はアメリカ国内のために使用できる。戦争の終結により貧困と核戦争の危機は同時に解決され、トランプは栄光を手にするだろう。
しかしウクライナは確実に生贄になる。自由主義陣営が専制国家に屈するという「政治的に間違った事象」を受け入れることになる。特に「核兵器で相手を脅して、好き放題に侵略できる」という悪しき前例を作り、専制国家が率先して核武装するような忌まわしい事態が訪れる。私はバイデンがどんなに無能であろうとも、トランプだけは絶対に権力を握ってはならないと考える。来年以降もバイデンが政権を維持し、21世紀のルーズベルトになることを望む。
>来年以降もバイデンが政権を維持し、21世紀のルーズベルトになることを望む。
バイデンの年齢が心配ですね。つい最近も、転げたことがニュースになってたし。
正直、バイデンとトランプの大統領選なんて、アメリカ人にとって、想像したくもない悪夢じゃないかな。
全人類共通の敵ではなく、国連加盟193カ国中141カ国の敵ですよ
糧道を断つのは、常識でもありウクライナ軍のやり方と思うけれど。
今回作戦の陽動(?)ベルゴロドでの攻勢は不十分だったのかな。
ベルゴロドは、今時点でのロシア軍の補給の大元ですから。
(他にボルゴグラード〜ロストフ経由が考えられますが。)
現地の状況を見て、ロシア軍に予備が無いと見切ったのかな。
であれば、ロシアの援軍は、ヘルソン/クリミア/ドネツク方面からと思えます。
各方面とも色々と問題があるようですが。上手く妨害(拘束)ができているかな。
妨害ができていれば、敵はザポリージャにいるロシア軍だけとなります。
ウクライナ側の勝算はその辺りか、と想像します。
アゾフ海まで打通できればウクライナはヘルソンとクリミア半島を手に入れたも同然な状態になる
ロシアはアゾフ海まで打通されずに東部、南部、クリミア半島の連絡線を守りきれれば勝ち
アゾフ海打通ですか、ウクライナ軍の狙いについては同意見です。
目標は、主攻勢地点から推測して、メリトポリ、いやマリウポリへの道だったと推測します。
ウクライナ軍は以前に、主攻勢のへルソン方面で大敗したが、助攻勢のハルキュー方面で思いがけない大成功をしました。その成功体験がマイナスに働いているかもしれませんね。
そのハルキュー方面の戦いは、ロシア軍はすかすかで、すぐに撤退命令が出たロシア軍に追いつけなかったような戦いでした。リマンやイジュームあたりまで無人の野を高速で進撃できました。
しかし、今回はへルソン方面の戦いに近いです。当時は、ウクライナ軍はロシア軍の兵力の数倍でしたが、火力はロシア軍が数倍でした。
ただ、今回はそこまで火力に差がなく、ロシア軍の火力の優勢はミサイルも含め2、3倍ではないでしょうか。ただ、ロシア軍は優勢な航空もわりに出動させているようです。
東部反攻についてそのような評価をする人は初めて見ますね
旅団規模の装甲車両を放棄して敗走する事をロシア流では撤退成功と評価すると言う事でしょうか
実際にそれだけの損害を与えられていたならクレミンナは抜けていただろう
ロシアは最初からP66のラインで竜の歯などを設置し陣地化して迎え撃つ体勢を整えていたわけで、ウクライナはそこに逃げ込まれる前に捕捉することを企図して速戦をかけたが結局追撃戦でそれほど損害を与えられずこのラインは維持されてしまった
放棄車輌の多さは視覚的情報で明らかでしたよ
予備戦力を投入して戦線を安定化させたのでしょう
クレミンナ→リマンのラインはロシアの攻勢期から激戦区だったわけでいつどちらが放棄したものなのかなんてわかりようがない
大方のコメントが、今回の攻勢が最後の乾坤一擲の勝負で、これが終われば停戦だと決めてかかっているのがよく分かりませんね
ここで停戦しても経済制裁は政治的に解けませんから、物価上昇を止めることはできません。加えて対中を睨むならば欧米が準戦時体制に入って兵器増産を進める必要がありますから、現在進行中の侵略は世論の理解を得るためにあった方が良い。支援のレベルが一段階落ちることはあるでしょうが、誰が政権を取っても支援が消え去ることは国内政治的にありえません。今までの支援も損切りするには大きすぎるし。
ウクライナにしても、与えられた支援の範囲内でロシアを殴り続けるだけですね。国内から厭戦機運が高まってくるのは数年先でしょう。支援が先細って先進兵器の供給が途切れたとしても、ロシア軍に大規模突破して戦線を崩壊させるまでの余力はないでしょうし。失地奪回を諦めて安価なドローンでロシア経済にハラスメントを続けていく形に切り替わるだけなのでは。
別にロシア経済が崩壊するとも思っていないしウクライナ単独の経済はちっとも健全でないですが、長期戦を戦い抜けないほどに支援が細ることは無いでしょう。
身も蓋も無いことを言えば、「損益分岐点」というものは存在しますから、無限の支援なんてものはどの国もしませんし、何より自国でもない同盟国ですらない国を、政治的な面だけでいつまでも支える訳が無いですから。
そうなれば他人を当てにして戦争やってるウクライナの敗北は決定です。
ましてや今年の冬が乗り切れると胸を張って言えるEU加盟国がどれだけ居るんだ、と考えれば「セルフ経済制裁」とまで揶揄されている対ロ制裁も現実的にはそうそうは続けられないと思います。
個人的には開戦前からプーチンが主張しているように、ウクライナを巨大なDMZにするのが、三方一両損的な現実の解決策だと考えます。
それは現状唯一の落とし所ですが。
だったらこのウクライナ国土を焼き尽くした大戦争は一体何だったのかと・・・
最初からプーチン案飲んどけはウクライナは国土を失うこともなければ何万もの兵士を死なせることもなかった、となったらウクライナ国内が納得しないでしょう。
すなわち、戦争は文字通り矢折れ刀尽きて万骨尽く枯れ尽くすまでは終わらないのではないかと・・・
この反撃作戦ですら、来年はそんなこともあったね程度の軽いイベントの一つとして皆さんの記憶から薄れているかもしれません。
経済への影響や各国の政治状況を考えれば一見して現実的なのですが
被侵略国の主権を犠牲にするような”解決策”が国際秩序に与える影響を考えると非常に問題があると思います
そもそもロシアが停戦を律儀に守り続ける事を確信できない
ここ30年程の中東でのアメリカの軍事介入とその後のグダグダ具合(リビア、イラク、アフガンその他)を見ていれば「国際秩序の崩壊」とか鼻で笑われるのが関の山だと思います。
現に欧米以外の第三世界は「アメリカの一方的な正義感」という奴を嫌って、ウクライナ戦争を冷ややかに見て、ロシアとは敵対していないのがリアルな現状ですから。
同時にロシアが「他国を一方的に侵略してコソボなんて国をでっち上げた連中がロシアを非難出来る立場か」という主張に欧米は反論出来ていません。
あとグルジアとか南オセチアでは国際社会は何も目立った反応を示さなかったために「二か国の地域紛争」で終結しています。
損益分岐点という意味では ロシアはとっくにそれを超えてますよ。
本来 侵略なんて片手間でできないと割に合いません。
現時点で 全力の全面戦争やってるわけで全くの計算違いです。
負けが込んでるのに やめられないギャンブル中毒と同じです。
ウクライナは やめれば国が無くなるわけで 永遠にやめないでしょう。
停戦してもすぐ破られるだろうし、ロシア国内の爆発炎上が止まることもないでしょう。
恥をかいてでも 撤退するか ロシアが国内から崩壊していくか どっちかしかないでしょう。
ロシアはここで負ければその後混乱がおこるのは確実で、少なくとも今の指導者からしたら負け≒死みたいな状態だからやめる気はないだろう。ウクライナも負ければ国がなくなる状態だったが本当に地図から消えるほど状態ではなくなった。すくなくともNATOはそうおもつ
ウクライナ側の損益分岐点を論じるのは良いのですが、ロシア側にも損益分岐点は存在していて、無限の補給ができるわけではないですよね。
NATO諸国にしても、ウクライナ無しでモラルの壊れたロシアと接するという継続的な損失に対して、ウクライナ支援をしないというのはあり得ないわけです。
自国の軍備を整えるよりは安いですから。
トランプがいくらウクライナ支援を無くすと就任前に言っても、実際にできるかは別問題です。
トランプが無くすか費用を全額負担させると言っていた日韓やヨーロッパの米軍基地はまだありますしね。
結局、双方持続可能な戦争になると言うのがよく専門家が言うところではないでしょうかね
まあ、最初に来る変化はプーチンの死かもしれません
ウクライナが全面的敗北・膠着状態・ウクライナが全面的勝利してもロシアの脅威が無くなる訳ではない、だから「ロシアの封じ込め体制」を考えねばならないそういう話も出てきてますね。
ウクライナへの納入が戦争に間に合わなそうな供与等も「戦後」を見据えてるのかなと。
フィンランドの継続戦争の二の舞を阻止出来る体制作りが必要不可欠ですよね。
戦後を真面目に見通すと。
世界最貧国となったウクライナに非常に高額な西側兵器が正面装備として与えられてしまったわけですよ。
この維持費って誰が出すんでしょうかね?
もしかして極東の打ち出の小槌を叩きまくって捻出するとかですかね?
ロシアはここで負ければその後混乱がおこるのは確実で、少なくとも今の指導者からしたら負け≒死みたいな状態だからやめる気はないだろう。ウクライナも負ければ国がなくなる状態だったが本当に地図から消えるほど状態ではなくなった。すくなくともNATOはそこまで悲観してない。だからこそウクライナはこの戦い以降の支援はこれまで程のものは期待できないので戦争は続けられないのではないでしょうか。単独の国力での総力戦では元々勝ち目がなく、支援があってこそほぼ総動員のロシアとやりあえているわけだし。
テロとゲリラ戦になったら アフガンと同じですね。
永遠の罰ゲームになります。
ウクライナ人も気質はロシア人と同じなので止まることはないでしょう。
アフガンの時はやめたのにソ連は崩壊しました。
もうやめても間に合わないかも。
国際秩序への挑戦なんて盛り上がってるのは欧米と日本だけ。少なくとも周りのアジア圏の知り合いでウクライナ情勢に興味を持っている人は殆どいない。
まあ日本人でいうところのイエメン、スーダン、シリアの紛争と同レベルの感覚なんだろうな彼らに取っては。
ロシアの目標は、キエフルーシ地域の統一というルーシの文化や民族に対するナショナリズム
親ロシアのいうようなNATO拡大を恐れて緩衝地帯を求めるやむを得ない予防戦争ではないし、反ロシアのいうようなソ連復活のための単なる領土的野心でもない
ルーシにとって重要な文化財は聖ソフィア大聖堂のようにキーウにあるから、ルガンスクやドネツクのような辺境だけ貰っても我慢できませんよ
ロシアが求めてるのは、今回もしくは将来、ウクライナ全土をロシアとして再統一できる余地を残すこと
ドネツクルガンスクを正式に併合できても、その他の地域を未来永劫失うような条件ではロシアは納得しない
ロシアにとっては侵略ではなく奪還なんですよね
日本で例えるなら竹島や北方領土の奪還であって元々日本の物だから侵略ではないと思ってる
しかも重要度は竹島や北方領土どころではなく京都を含む関西圏くらい文化的に重要な地域
ロシア視点だとウクライナはロシアの領土(国際的に認められた国境として間違い)だから奪還する
ウクライナ視点だとドネツクルガンスクはウクライナの領土(国際的に認められた国境として正しい)だから奪還する
国境として正誤はあってもそれに対する感情は何も変わらないんですよ
だから困るんですけどね。こんなのどっちも妥協できないからどちらかが滅ぶまで永遠に停戦できませんよ