ニューヨーク・タイムズ紙は27日、ウクライナ軍とロシア軍が激しく交戦するバフムートの戦いについて「弾薬や物資を無限に消耗するブラックホールになり、予定している反撃など優先度の高い作戦から戦力を奪う可能性がある」と指摘した。
参考:Ukraine Situation Report: The Bloody Battle For Bakhmut
参考:In Ukraine, Bakhmut Becomes a Bloody Vortex for 2 Militaries
無限に西側諸国から弾薬が供給されるとウクライナ人が勘違いし、持続不可能なペースで砲弾を消耗している
バフムート周辺のウクライナ軍は高台に位置する幹線道路「T0513」沿いでロシア軍の前進を食い止めていたのだが、この防衛ラインを完全に突破してオザリアニフカを確保、クルデュミフカもロシア軍が抑えたという情報があり、さらにクリシェイフカ方面にもロシア軍が前進を見せているためバフムートやアルテーモヴェの包囲を狙っている可能性が高い。
特に興味深いのは「ロシア軍だけでなくウクライナ軍もバフムート周辺の戦いで大きな人的被害を被っている」という報道だ。
ロシア軍は「ほぼ全ての前線」で龍の歯や塹壕を建設して越冬準備を進めているが、クレムリンが要求する「政治的な勝利」の必要性に応えるためバフムート周辺だけは戦いが激化しており、この地域で働く軍医や衛生兵は「ロシア軍がより激しく前進しようとしているため負傷者(ある日の負傷者数は240人に達したらしいが戦死者については不明)が急増している」とニューヨーク・タイムズ紙に証言、ここを守る第93機械化旅団や第58自動車化歩兵旅団などは相当消耗している。

出典:Сухопутні війська ЗС України
関係者(兵士・現地住民・米国防当局者)曰く「ウクライナ軍はここ数日、特殊部隊やあまり訓練されていない領土防衛隊の兵士を増援として大量にバフムートへ送り込んだ」と述べているため、ロシア軍だけでなくウクライナ軍も大きな人的被害を被っている可能性が高いのだが、圧倒的な火力差で酷い目にあったセベロドネツクやリシチャンシクの戦いとは異なり「ここまで我々の砲兵部隊が働いているのを見たことがない」と現地兵士が証言するほどウクライナ軍の砲撃は活発だ。
しかし砲撃が活発なことに米政府関係者は「バフムートのような場所で無限に西側諸国から弾薬が供給されるとウクライナ人が勘違いし、持続不可能なペースで砲弾を消耗していることを国防総省は懸念している」と指摘、両軍が砲兵戦力を投入するバフムートの戦いは弾薬や物資を無限に消耗するブラックホールになり「ウクライナ軍が予定している反撃など優先度の高い作戦から戦力を奪う可能性がある」とNYT紙は指摘している。

出典:Генеральний штаб ЗСУ
勿論、ウクライナ軍だけでなくロシア軍も同じように兵士や砲弾を消耗しているが、西側諸国がウクライナに供給できる155mm砲弾は限界(備蓄が0になったという意味ではなく自国の安全保障に最低限必要な数量に近づいてきた=余剰分がほぼ尽きたという意味)に近づいており、米国が155mm砲弾の生産量(月産1.5万発/これまでに提供したギャップを埋めるだけで66ヶ月=5.5年もかかる)を増やすためには1年~2年のリードタイムが発生すると見積もられている。
経済性を損なわないことと自国の安全保障がリスクを負わない範囲でウクライナを支援する西側諸国の物量と、特別軍事作戦が真に必要とする装備や物資の生産に集中(T-14やSu-57といった近代化計画を中断)してきたロシアの物量(+イラン・北朝鮮からの支援)、果たしてどちらが物量が相手を上回るのだろうか?
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
NATO側の本音としては東部を切り離した状態で停戦
朝鮮半島みたいに分裂させるのがゴールだと思っているので、総動員体制にシフトしたロシアが有利なんじゃないかな?
しょせんは「旧ソ連内の内戦」な訳で、口振りは勇ましくても、ウクライナと心中する気はゼロで、都合が悪くなればさっさと逃走するつもりでしょうからなあ。>西側諸国
そろそろ口実付けて、ウクライナを見放すタイミングが近付いてきた感じでしょうか。
西側にとってウクライナを分断する利益がないから西側はゴール設定してないと思いますよ
西側がいよいよ支援できなくなって「もう無理」と言うことはあっても、ウクライナに「東部捨てて停戦しろ」と強要するのは筋違い
筋違いかね?身の丈にあった戦い方しろって言ってる時点で東部や南部捨てろと言ってるのと同義だと思うんだが。
ロシアが弱いのはNATOの支援あってこそで、そこが減少するなら支援されたリソースを全て有効に使っても劇的な占領地解放なんて無理だろう。
成功体験をプーチンに与えると、また戦争をするから難しい
まあプーチンの生きてる間は国力は戻らない気がするが
明らかに西側の「もうそろそろ手討ちにしてくれ」という感じのメッセ―ジに受け取れますね。
ただ今直ぐ停戦した所でロシアの攻めたもん勝ちになるので、手討ちにするにしても
東部かクリミのどちらかまでは付き合った方がいいと思いますが…ってか露骨な記事ですねNYT
部隊の支援火力としては120mmや81mm迫の比重を増やすべきではないかと、
というか現状として、120mmや81mmで出来ることも155mmにやらせてるんじゃないかなぁ。
いや、パンがなければケーキと言うようなもので。
全般的に射耗しているのでしょう。
逆に言えば無限に砲弾を出すだけで勝てるということ。血を流すのはウクライナ人、金と資材を出すのはNATO、役割分担はもう決まっている。そしてNATOはまだGDPの0.1%しか消耗していない。
「無限に出せる砲弾」なんて無いから困るという話なのだが。
もう少し経って拠出できそうな在庫が無くなったら、自国の安全保障切り売りしてでも支援するかせいぜい生産数のうちいくばくかを回すか程度の動きしか取れない。
そして仮に生産数まるごと回すにしても今みたいな使い方だとまるで足りない。増産するには年単位で時間がかかる。
GDP換算で0.1%だろうがなんだろうがモノも無ければ生産に限界もあるんだから仕方ない。
1兆円出せば1兆円分の砲弾が翌日に出来上がるわけじゃないんだ。
しかしこうしてみると、生産能力も維持してただろうとはいえロシアはどんだけ砲弾蓄積してたんだって話だよな…
それが「スラブ・ドクトリン」といってしまえば終わりだが、正直物量作戦に付き合わされる方はキツイ。スパッと物理的プーチン除去ができれば楽なのですが…NATO君、事前予告なしの電撃戦実施はやれないでしょうか?
NATO→もしかしたら贅沢を維持し環境に配慮しながらでは戦争には勝てないのではないかと困惑
ロシア→生活を削って無理やり生産させても追いつかないと判明し絶望
自国の安全保障とは言うけど、ロシアを潰せるなら全振りしてもよくね?と思う。
米は対中まで考えてると思うから無理は出来ないだろうけど、欧州は対ロ以外に正面装備が必要なことあるかなぁ。
日本では「中国に備えなきゃならんから余剰装備を捻出する余裕は無い」という考えがあちこちで見られるけど、それを口にする一方でロシア潰せるなら(なお核兵器や軍国主義としてのロシアは消えない)NATOは全振りした方がよくね?なんてなんとも現実離れしてる無責任な論説だわな
外国人に日本人がそれ言った所で「おまいの頭は大丈夫か?」で終わり
ウクライナ的には肝心の兵隊を出して命懸けで戦ってるのはウクライナなわけでもっと支援してくれと思うのだろうが。
もともと自前の弾薬装備じゃないから前線じゃ弾薬節約しろって言われてもピンと来ないんじゃないのか。
バフムート近郊は太平洋戦争時のソロモン諸島の消耗戦みたいになってきましたね
セベロドネツクやリシチャンスクでのロシア軍の攻勢も
ハルキウでウクライナがロシア軍を圧倒した反抗作戦も
基本は数で相手を圧倒していたから勝利できたわけで
時代は変わっても数は力という事ですね。
量も質のうちとスターリンは言ってましたっけ
つくづく不思議なのだけど、NATO域内における軍事的脅威ってロシア以外に何があるのか?
そのロシアがウクライナで戦いつつ第二戦線を開けると思っているのか?
世界展開している上に対中共で睨みを効かす必要があるアメリカならともかくとして、他のNATO加盟国が「必要最小限の兵器備蓄」を云々する意味がわからない。普通に全ツッパで構わないだろうに、ウクライナ戦争後のロシアなんてどうせ半死半生になるしかないのだから。
トルコ&ギリシャ「俺達、キプロス島と周辺の地中海の領有権を巡って常時臨戦態勢だけど?」
つくづくミリオタって安全保障政策については無知だよね。
ウクライナからロシア軍を追い出したところで核兵器を持ったロシアは滅亡もしない消えてなくなりもしない。どれだけ弱体しても脅威が存在する以上、自国の安全保障に穴を開けてまで他国を助けるお人好しなんていない。
その「脅威となりうるロシアの外征部隊」が、現在進行形でウクライナですり潰されているって話なんですけどね。
この話、ループになりそうですね。
アメリカやユーロから見たら、自国民の血を流さずにロシア軍がどんどん消えてくれるボーナスステージに見えますけどね。
ほんとそう思う。
色々複雑な東欧はともかく、西や中央ヨーロッパの国々は対ロ以外に正規戦することないし。
気になって、別のまとめ板で情報を漁っていたら11月28日付のISWレポートに行き着いたのですが、それによると「11月27日と28日にバフムート周辺でロシアが利益を得たという最近の主張は、ロシアによるバフムートの差し迫った包囲の前兆ではない」「ロシアの情報筋は、10月以降の継続的な情報操作の一環として、バフムート周辺の利益に関する偽の主張を特に広めており、最近の根拠のない領土の主張は、この継続的な情報操作の一部である可能性があります」と述べており、バフムート周辺の戦況に付いては比較的楽観的なんですよ
勿論、今日になって戦況が一変した可能性は有りますが、取り敢えずレポートのリンクを張って置きます
リンク
兵力ではなく弾薬不足というあたりがますますWW1じみて来ているというか…
米軍を含めたNATOが今後を長期的に見据えた新しい決断を迫られている
ロシアも退けないが欧米も退けないところまで来てしまった
西側の精密誘導弾薬のお仕事が本来の高価値目標から変化した時点で、支援国も経済と生産力の闘争に巻き込まれていますしね
今は民生ドローンで敵兵一人にグレネード数発落としてるけどロシア側のコスト(命)が安すぎる
ロシア兵の命の価値が低いというのは、あくまでプーチンが考えていることであって実態はそうでは無いと思うけどな
ロシアは人口豊富なわけでもないし、移民を呼び込める環境でもない。死ねば死ぬほどじわじわとロシア社会・経済は疲弊し、「次の戦争」までの猶予期間はどんどん増え、場合によっては大国としての地位を失うかもしれない。多数の死傷者は政治的にもプーチン政権を揺るがすだろう。
領土奪還できなくてもロシア人を殺すことには意味がある。
NTの論調がいかにも世界大戦時の中立国アメリカの新聞という感じがする。「侵略者と戦う欧州人は支援を無限と勘違いして砲弾を無駄遣いしている」と1940年の新聞に書いてあっても違和感ないね。WW1の時に英で砲弾スキャンダルとかあったな。
ISWの該当記事確認しました。
ロシア側の情報操作としてウクライナへの支援疲れや効果への疑問符を西側に持たせたいという意図もあるでしょうから、今後も西側のメディアへウクライナの苦戦等を煽るのは継続的に出てきそうです。
もう既に数ヶ月に渡ってこの方面のウクライナ軍はロシア側の攻勢を防ぎ続けて出血を強いているわけで、ハルキウ州での反攻やヘルソン奪還もここでの地味な奮戦があってこそと言えるのかもしれません。今後のバフムートがどうあれ、マリウポリに並ぶ敢闘を行ってきたのは間違いない。
NYT紙の指摘も尤もなことではありますが、その上でどうのように戦うかはウクライナの問題でしょう。あまり意味のある指摘とは思えない。
他の人も言及してますけどロシアがやってることはWW1のヴェルダンなんでは?
ロシアは人的被害を無視できるが
ウクライナはそうではないし
ここに戦力を吸収できれば反攻を遅らせることができるわけですし
>米国が155mm砲弾の生産量(月産1.5万発/これまでに提供したギャップを埋めるだけで66ヶ月=5.5年もかかる)を増やすためには1年~2年のリードタイムが発生すると見積もられている。
日本や韓国などアメリカの同盟国でウクライナに武器供与を行わない国が155mm砲弾を製造→アメリカへ在庫の埋め戻し分として供給、アメリカはその代わりに自国の生産分や在庫分をウクライナへ供給する。こういった形であればロシアも文句は言えないでしょう。
日本は朝鮮戦争において米軍のデポ(弾薬や軍用車両を製造)となることで朝鮮特需により産業が業績を伸ばしたことにより税収も伸びました。コマツの撤退など防衛産業の空洞化が危惧されるなかで防衛産業を維持していく為にも間接的なウクライナ支援が必要だと思います。
コマツは155mm弾などの大口径砲弾のプライムですからねぇ。撤退した装甲車の変わりに砲弾を製造して欲しいですね。
現地の日本人志願兵その他の話では、バフムート方面の損耗比は1:10近いえげつない数字になってるらしいね。
ロシア軍がウクライナ側の火点を炙り出すために囚人兵や動員兵を突撃させるせいだけど。
ロシアでは本当に人命の価値が軽い。
“ある日の負傷者数は240人に達した” と ”損耗比は1:10″ を素直に信じるならロシアの死傷者は3000人/日。
こないだ動員した30万が3ヶ月あまりで消える計算に。
ロシア系独立メディアの ”来夏までに動員兵の死傷者10万”、年内に達成しそう・・・
いや、春には生存者(負傷除隊)10万かな?
北朝鮮から砲弾を買っているという話はありますが、仮に買えても限定的だと思いますので、支援無しでのロシアの弾薬供給能力は侮れませんね。
西側はハイテク兵器に頼った軍備ですが、いくら兵器が優れていても弾薬に限りがあるとダメなのが分かります。
実戦では性能はそこそこだが、安価で数が揃えられて弾薬も安価で整備も簡単な使いやすい兵器が役に立つのかもしれません。
これはなんだかんだいって、いよいよバフムート周辺地区におけるロシア軍による決定的な戦線突破、ウクライナ軍の防御線崩壊ということでしょうか?
だとすれば、それこそがスロービキン大将の作戦意図の通りになりつつあるということかもしれません。
第93機械化旅団、第58自動車化歩兵旅団がすでに壊滅寸前で、増援、救援として、ドニエプル川西岸地区などから移動した領土防衛旅団や、ウクライナ軍のスペツナズのようなのが投入されているのかもしれませんが、155㎜砲弾がタマ切れで、弾幕が張れないというのが事実であれば、いよいよ万事休すとなるかもしれません。
ロシア軍がこの地区の防御線を突破して、ザポロジェ州の北側に向かえば、ウクライナ軍の方はメリトポリ奪回作戦どころではなくなります。
ロシア軍はもちろんイランや北朝鮮のような反米国家を中心とした独自のサプライチェーンを駆使して、東側で統一規格化された152㎜砲弾や、122㎜砲弾の補給を続けているでしょう。
まさに今、切実に必要とされている、戦場を決しつつあるのは、最新の精密誘導兵器などではなく、ナポレオンが戦場の女王と呼んだ
「砲兵」
なのです。
それにしても、無誘導の砲弾による砲撃や、塹壕を使う陣地戦を、いちいち第一次世界大戦だとか、時代遅れなどとバカにするのもおかしな話で、朝鮮戦争のヴァンフリート砲弾量でも、ディエンビエンフーでも、ベトナム戦争のケサン攻防戦でも、陣地戦、砲撃戦が、戦場の勝敗を決めてきたのです。
過剰なテクノロジーへの信仰が、歴史観、戦争観を大きく歪めているようにも思えます。
アメリカ国防総省の懸念は、要するにもうこれ以上ウクライナ軍に砲弾の補給はできません、と言っているに等しい話にも思えます。ウクライナ軍が勘違いうんぬんは特に辛辣で、突き放すような表現です。
ただしロシア軍の方も弾薬が少なくなれば、攻勢が止まる可能性はまだありますが、ロシア軍の方の弾薬の補給が十分ならば、もはや阻止は難しくなるかもしれません。
上の方でも書きましたが、今回の記事内容は11月28日付のISWレポートの内容と矛盾するので、どっちをどこまで信じるべきか、慎重に判断すべきかと思います
後、現在のウクライナで砲兵が活躍出来ているのは「双方のSAMシステムが効果的過ぎて、双方の空軍部隊がロクな対地支援を行えない」と言う特殊事情が絡んでいる事をお忘れなく
これは個人的な考えですが、もしも本当にバフムート方面でウクライナ軍が劣勢なら、NATO空軍による介入が本気で検討される可能性が有ると思います
ニューヨークタイムズはイラク戦争やアフガニスタン戦争でも間違った分析しまくっていましたから、経済紙としては一流ですが、戦争分析はかなり下手で、アメリカは軍事はシンクタンクの分析のほうが正しいのがほとんどです。
ウクライナ戦争もこれまでウクライナ軍の劣勢ばかり報じていた新聞ですから、戦争分析をニューヨークタイムズでする時点で間違いに思えます。
シンクタンクも今回の戦争の予想を散々外してるけど?
前の記事もそうだけど、貴方の考えと違うNYT紙の記事を否定するのに「経済紙としては一流〜」ってレッテル貼ってるだけやん。。。
今回の記事だって分析じゃなくて各関係者の証言をのけっけてるだけなのに、それすら否定するってどうなん?
なんかね、このタイヤキって人は前々からウクライナ軍に不利な話を認めたくないんだろうなって思ってた。
別にいけない訳じゃないからどうこう言うつもりはないけど、必死だなぁと思う。
F-16とA-10が十数機ウクライナにあればロシアが劣勢になりそうな気がしますが
航空支援の薄い戦場はあのWW1と同じように過酷ですね
ドローンの大量投入とかも困難な状況なのでしょうか
それとも他の目的で手控えているのかな
ドローンは単純に寒さで飛べない可能性が有りますね(電池って寒さに弱いから)
前にも書いたのだけれども。
Mig29の提供が”密約(!?)” とやらで出来ないのならば。
それ以前のソ連系の機体で、使えそうなものを集めるべきでは。
せっかくHARMミサイルでロシア側のSAMを抑え込んでいるのだから。
Mig23/27くらいが該当するかと。対空戦闘も出来た方が良いかと。
Su25は制空権を取らないと使いにくいかと。
他所の記事で読みましたが、爆弾は余っているそうな。
ここの記事でも出ていたGLSDBは、
爆弾にロケットとGPS誘導装置を後付けした物のようだし。
本格的な軍用ドローンは知りませんが、経験上、気温0度以下になると偵察に使われている普及しているDJIドローンのバッテリーの電圧が低下して墜落のリスクが上がります。それを避けるために懐にバッテリーたくさん入れて暖めてたなあ。きっと両軍の兵士も同じことしてるんでしょうね。
互いの防空網が生きていることから安価なアイアンボムやJDAMを用いた空爆ができず(対戦車ヘリも使えない)、第一次大戦のような長距離野砲を撃ち合う戦場ができてしまった。
なので、一番簡単な打開策は敵の防空網を潰すこと。
ただクリミアはともかく、東部エリアではS-300やS-400がロシア領内に配備されている可能性が高い。
覚悟を決めてミサイルかドローン等での越境攻撃を行い、一時的でもよいので航空優勢を確保して地上部隊を叩く等しないと、どうにもならないでしようね。
しかし米軍の航空戦力に対抗するために生み出されたロシアの長距離対空ミサイル(S-300やS-400等)が、予想以上の脅威になりましたね。
ステルス能力だけでこれらロシア製長距離対空ミサイルに対抗することは困難でしょうから、西側の空対艦・空対地・地対地ミサイルの超射程化も一層進むことになるでしょうね。
・・・トルコがS-400を買った理由も分かるよなあ(政治的な理由は置いておいて)。
ウクライナ軍、武器・弾薬が足りないなら、現地調達して繋いで行くしかない。
阻止攻撃に使用できる兵器の供給を自主規制しているから前線では火力に頼るしかなく浪費に繋がるとは考えないのでしょうか
射程160㎞のATACMS blok Iを供給するだけでロシア軍の兵站線を大幅に後退させることが出来て前線も楽になるでしょうに
日本でも155mm砲弾は生産しているのだが アメリカの備蓄減ったのなら物資役務協定でアメリカへでは?
これから国が弾薬工場を作って砲弾を作る企業に貸すって話が有る位ですから、日本国内での砲弾の生産は足りていないのでしょう……