ドイツのランブレヒト国防相とオランダのオロングレン国防相は28日、ウクライナにPzH2000を追加供給すると発表した。
参考:Germany, Netherlands promise additional howitzers to Ukraine
数量は少ないもののPzH2000の追加供給を発表したドイツとオランダ
ドイツとオランダがウクライナに提供するPzH2000(ドイツ7輌+オランダ5輌)は、ウクライナ軍、オランダ軍、ドイツ軍のIT技術者、ウクライナ人翻訳家、自走砲を製造したKMWの技術者が集結してPzH2000のソフトウェアをウクライナ語に対応させただけでなく「GISArta」と呼ばれるウクライナ軍の砲兵管理システムも統合したため引き渡しまでに時間が懸かっていたが、レズニコフ国防相は「PzH2000が最前線に到着した」と今月21日に明かしていた。

出典:Ministerie van Defensie
約束したPzH2000の引き渡しを終えたドイツのランブレヒト国防相とオランダのオロングレン国防相は28日、NATO首脳会議が開かれるマドリードで「我々はウクライナに対する決意と責任、ロシアの侵略に屈しないことを示す」と述べてPzH2000の追加供給(ドイツ3輌+オランダ3輌)を発表。
さらにランブレヒト国防相はストルテンベルグ事務総長が27日に言及した「NATO即応部隊の拡張=現行4万人→30万人以上」について、ドイツは兵士1万5,000人、航空機65機、艦艇20隻を提供すると発表して注目を集めている。
関連記事:NATO事務総長、現行の4万人から30万人以上に即応部隊を拡張すると発表
関連記事:西側提供の中で最も強力なPzH2000がウクライナに到着、最前線へ即投入
※アイキャッチ画像の出典:Резніков Олексій
>「我々はウクライナに対する決意と責任、ロシアの侵略に屈しないことを示す」と述べてPzH2000の追加供給(ドイツ3輌+オランダ3輌)を発表。
この戦争が始まって以降ものの言いようや切り取り方でイメージが捻じ曲げられるのをさんざん見せられていますが、支援の全容を見るとやはりドイツは欧州の経済・軍事の柱で立派な国でありロシアがどう見ても100%悪いのはビクともしないことが分かります
NATO即応部隊に艦艇20隻、航空機65機→本当に出せるかは謎。ただまあ、欧州の大国としてやるべきことはやってるように見える。初手の対応が悪かっただけだし。
>ドイツは兵士1万5,000人、航空機65機、艦艇20隻
実働してるドイツ軍の全てというか、全てだしても足りない気がする
これを宣言通りやったら、2022時点の独の自国防衛能力はゼロ以下になる恐れまで…😰
まぁ、単独で対応しなきゃならん案件なんてそもそもあるのか?
と思うと総勢力全てNATO支配下でもいいのではないでしょうかね?
ドイツ軍自体がポンコツになっていなければもっと供与できたんだろうが。。。
兵器供与できない?日本よりはましか
のちのち、実際にウクライナの手元に届いた内容を確認してから評価したい
内外向けのアピール倒れは、お家の事情でしかないから
有言実行
本体供与も良いが保守パーツの供給も潤沢に
そうじゃないとすぐに動けなくなるか共食い整備するしかなくなる
元々の運用基盤が無い兵器では供与された側には壊れた時の修理ノウハウが無い
調子が悪い部分をパーツ交換するチャンジニアが精一杯
保守パーツの在庫が稼働を支える鍵となるだろう
ウクライナが義勇兵で欲しいのは歩兵みたいな人より整備士だった人なんじゃないかと思う。
わざわざ日本と比べる必要無し。
各国の軍隊で自走榴弾砲は砲身の予備とか備蓄してるのでしょうか?
ドイツ…
無理するな! お前は(実力以上に無理しながら)充分頑張って援助してるから
この記事とは違うことですが。
英国で整備中と伝えられた、元ベルギー軍のM109の現状が気になります。
相当な数量が期待できるでしょうから。
魔改造していると良いなとも思っています。