予定を大幅に超過したトルコ、フィンランド、スウェーデンの首脳会談が終了、3ヶ国は「トルコがフィンランドとスウェーデンのNATO加盟を支持することで合意した」と声明を発表した。
参考:Türkiye, Finland, and Sweden sign agreement paving the way for Finnish and Swedish NATO membership
参考:Turkey, Sweden, Finland sign memorandum on Nordic countries’ NATO bids
フィンランドとスウェーデンはトルコの要求を丸呑みすることでトルコから加盟支持を取り付ける
NATO首脳会議が開催されるマドリードでNATOのストルテンベルグ事務総長、トルコのエルドアン大統領、フィンランドのニーニスト大統領、スウェーデンのアンダーソン首相による協議が行われ、トルコがフィンランドとスウェーデンのNATO加盟を支持することで合意した。
Tärkeä askel kohti Suomen ja Ruotsin Nato-jäsenyyttä! https://t.co/Irzl9srnbx
— Sanna Marin (@MarinSanna) June 28, 2022
3ヶ国が署名した合意文書には「フィンランドとスウェーデンはトルコの安全保障上の脅威に全面的な支援を行う」と盛り込まれており、トルコ大統領府は両国から望んでいた全てを手に入れた述べている。
具体的にはフィンランドとスウェーデンはクルディスタン労働者党(PKK)への支援禁止、国内でPKKが資金調達や組織の拡張活動を行うのを禁止、PKKを含むテロ組織やネットワークの活動阻止を約束、トルコに対する武器の禁輸措置を解除することに同意したとトルコ大統領府は説明しており、表面的にはトルコの要求を両国が丸呑みした格好だ。
しかしフィンランドとスウェーデンはトルコからNATO加盟支持をとりつけたので、29日に始まる首脳会議で両国の具体的な加盟手続きが進められると報じられている。
追記:トルコが要求したPKK関係者の引き渡しについては合意文書に盛り込まれておらず、フィンランドは従来の立場を維持しているらしい。
4:20に記事内容を大幅加筆
関連記事:フィンランドとスウェーデンのNATO加盟の行方、首脳会談がまもなく終了
関連記事:フィンランドとスウェーデンのNATO加盟問題は長期化、トルコは交渉を急がない
※アイキャッチ画像の出典:NATO
また中東でアンチ欧米の部族が増えたなぁ(白目)
引き渡しには応じてないので最低限の義理というか、PKKに有情は示したでしょう。
活動禁止とか国外退去とかぐらいでgdgd言うなと。
というか、一方的に支援してもらってただけなので、お荷物の分際で反発とか出来るわけないですし、
仮にそれで欧州で何かやっちゃったらそれこそ白い目で見られるだけですし。
北欧のお姫様たちはバカでも正直でもない、大人です
NATO加盟が叶うまではトルコを立てるし、いったん目的を達すればトルコが怒ろうと無視して従来のクルド支援を再開します
トルコがクルド民族の人権を軽視してるという時代錯誤の内政問題こそ根本なんだから、後からトルコが騙されただの騒いでも相手にする加盟国は無いから
貴方の考え方と異なるからって無茶苦茶言い過ぎ。
仮にもNATO事務総長が立ち会って合意文書に署名したんだから、加入後に破れば加盟国から相手にされなくなるのはフィンランドとスウェーデンの方でしょ?
トルコの要求を後から破るぐらいなら加盟しない方がいい。
そもそも米国も欧州もPKKが違法なテロ組織と認定してるのに何言ってんの?
トルコという国に対して勉強を進めてください、それだか
トルコの主張を真に受けるのは、中国がウイグルやチベットの反政府派をテロリスト呼ばわりしているのと同じ、無思考のステレオタイプですよ
では何故北欧が、そのテロリストまがいをかばっているのかを考察なさい
>追記:トルコが要求したPKK関係者の引き渡しについては合意文書に盛り込まれておらず、フィンランドは従来の立場を維持しているらしい。
これが本当なら、ここら辺はフィンランドに取り引けない一線で、それ以外の所を譲歩したのですかね。
まだ第一報、詳しい事はこれから徐々に分かるだろうし、
陰謀論的な理解を無理に展開するのは、せめて全貌が見えてからの方が良いかと。
前提が崩れるかもしれないから。
トルコのクルド人政策がどうこうはこの際関係ありません。
NATOの仲介の下、関係国同士が合意に達し合意文書を作成し調印した(報道にある事実)のならば、これが破棄されない限り合意内容を履行する義務があります。破棄する当該調印国はNATO離脱を覚悟する必要があると思います。
冷静に考えて、スウェーデン、フィンランド両国政府及び国民の大多数は、国際的にテロ組織と認定されたPKKを支援したいわけではないでしょう。トルコ政府の対クルド人政策に係る人権問題とはステージが異なるかと。
中国がテロリストと主張する新疆ウイグルやチベットの反政府活動は、同活動母体が国際的にテロ組織と認定されていませんので同一に論じることはできません。
つまり北欧2カ国は国同士で結んだ合意を平気で無視するような国と言ってるわけですが相当馬鹿にしてませんそれ?
おっしゃるとおり北欧は大人なんで、クルド人人権問題とPKKの武装テロは別として取り扱うんじゃないですかね。
テロによる国家設営なんて正に力による変更ですし。
それはそれとして、人権問題については欧州も今後もうるさく言うと思いますよ。
それはそれ、これはこれです。
加盟交渉自体はこれからですし、トルコとフィンランド・スウェーデンとの合意内容についてはまだ情報が出揃ってないので全貌や詳細はこれからでしょうけど、全体としてはトルコ大勝利という感じなんですかね。文献によってはPKK関係者の引き渡しや諜報協定まで含む広域な譲歩に触れてるところもあり、大事だけに第一報は混乱してる感じですね。
個人的にはこの交渉が年単位で長引いて結局ロシアへの脅威感も収束してNATO加盟は一旦先送りになるのかなあと思っていましたが、意外とアッサリまとまりましたね。人権意識の強い二国がバーター取引でクルド人問題を切り捨てたのは本当にびっくりです。シリア難民危機後の欧州は徐々に移民問題や異人種・異教徒との共存や受け入れに後ろ向きになってきているので、その辺が作用してたりするのかもしれませんね(スカンジナビア諸国は高齢者層を中心に隠れナチズム信奉者がその辺に紛れてるくらいには民族主義保守意見も根強いといいますし)。
PKK関係者の引き渡しをトルコが妥協したのは意外でしたが、PKK自体はクルド人自体から見てもヤバい奴等であるのは事実なんで、PKKと対露を秤にとったらPKKを切り捨てるほうがメリットが大きいでしょうね。どうせ方針転換するんだから良い機会とまで思ってそう。PKKがこれに反発してテロなんて起こしたら、むしろ好都合でしょうし。
あとは、実際にトルコが何らかの勢力に攻められたときに足を引っ張らない、という確証、あるいは密約が設定されたんじゃないんでしょうか。
焦点が人権なので引き渡しさえ行わなければ北欧的にはミッション達成です。武器を持ってヘロイン売りながら難民でいるのは如何に北欧でもやっぱり無理だったみたいですね。。すべてロシアが悪い。。
世界のどこにも民族の対立はありますし、いつでも起こりえることです。当事国の本音と合意細部はわかりませんが、安全保障がすべてに優ることは当然で、いずれにしてもスウェーデンとフィンランドは”小異を捨てた”のだと思います。
P.S. オランダとドイツの国防相が、もう3台づつPzH2000をウクライナへ提供すると発表したそうです。
リンク
個人的には相当程度茶番だったのでは?と思う。
トルコが加盟反対しだしたのもかなり唐突だったと報道されてた。
スウェーデンフィンランドから土壇場で大妥協を勝ち取ったというストーリーにトルコが見せかけたかったというトルコ国内向けとプーチン向けの事情があるのではないかな
実際北欧2か国も加盟申請を検討する段階でPKKが課題になることは当然想定していたはずで、トルコに譲歩すべきじゃないという意見が大半を占めている以上、PKK支援凍結は伏せておきたかったでしょうしね。
エルドアンもエルドアンで妙に大袈裟な言い回しをして、これ作ってんなー感はありましたね。彼は自己プロデュースがうまい。
全部が全部茶番とは思いませんが、この2か月である程度着地ポイントは見えていたのかなと。
昨日までは「トルコは結論を急がない」と長期戦を辞さない構えでしたが、急転直下ですね。
しかし、トルコにも言い分があるとは言え今回のやり方はかなりお行儀が悪いと思います。
なにせNATOは対露同盟であり、まさにロシアへの対応の文脈で出てきた北欧二カ国の加盟申請に対して条件闘争を仕掛けたのですから、趣旨を理解しているのか?という印象を受ける。野心家のエルドアンらしいスタンドプレーではあります。
まぁ短期的にどうこうという訳はないでしょうが、こういう心証は長期的にどう転ぶかは分かりませんね。
対ロシアの為なら自国でテロを起こす組織を支援している国を受け入れろって凄い意見ですね。
トルコは北欧二カ国とクルド人組織との関係性を受け入れるべきだなんて言ってませんよ。ただNATOの加盟とは話が別だろうと言っています。どうしてそう曲解するかな。
そうやって別々の問題をごちゃ混ぜにして譲歩を迫るような真似ばかりすると、信頼を失う羽目になる。
たとえば輸出入管理の問題とGSOMIAを混同してひと騒動起こした韓国が、関係国からどのような心証を持たれたかという事です。
しかし当時韓国の了見違いを論難した日本世論でも、今回のトルコは国益を確保している、強かだと讃美する向きがあるのは頭が痛い。
まぁこれも積み上げて来た心証の違いと言えばそれまでですが。日本は特にトルコとは遺恨無いしね。
関係あると思いますよ?
PKKを支援したまま北欧2カ国がNATO入りした場合、ロシアが北欧に侵攻した時にテロ組織を支援する国の為にトルコが戦うことになるんですから。
それにトルコがロシアと戦争になればPKKはそれに呼応して大規模な活動をする可能性もありますから余計受け入れられないでしょう。
トルコとしての立場がそうだとして、それを公論化して表舞台で駆け引きを始めるのはどうなのか?
事が事ですから、裏で継続して話し合いを続けても仲介を引き受けてくれる第三国は幾らでもあったでしょうに、今回のような荒っぽい手でカタを付けてしまう。
これをトルコが正しいから問題ではないと見る人も居るでしょう。これぞ国益ファーストという人も居るでしょう。
私は、衆人環視の中で喧嘩をおっ始めるチンピラみたいだと思います。
「お行儀が悪い」とはそう言うことです。
継続して裏で交渉しても意味がないとトルコが判断したと言う事でしょう。
極論北欧2カ国はNATOに加盟すればトルコと交渉する義務はないんですから。
それにNATOに入れてから裏で交渉して決裂したらどうします?
決裂してもNATOに入っている以上トルコには防衛義務が生じてしまうんですよ。
なんかまたクルド人は見捨てられた感じがする。ウクライナ問題が一区切りついてトルコがクルド人に圧力高めても誰も文句言えない。
国を持たぬ民族ってほんと苦難の道だな。
今回切り捨てられたのは、クルド人ではなく、PKKとの認識です。
そして、PKKは米国など第三者からもテロリスト認定されているので、自業自得との印象が強いです。
それはどうかなぁ?
当該国内のPKKに関連する人物の引き渡しにも同意しているが
国政に1名、地方議会にはトルコが名指して居る多数の元PKKメンバーが居るけど皆トルコに売り飛ばすん?
そして議席を取れる=支持者が無視できない程居るのにこんな合意して国内荒れるぜ間違いなく
現メンバーと元メンバーは別、で済む話しの様な。
実態はともあれ。
犯罪者と元犯罪者を区別すべきな様に。
妥当な落としどころでは
トルコとしてはPKKの問題で譲歩するなんてことは絶対にできないし、スウェーデンとしても自国の国会議員を引き渡すのは土台無理な話なだからね
まさか折り合いがつくとは。正直驚いた。
ですね。
前の記事で何方かが主張された「フィンランドのみ加盟」が妥協策かと思っていたので、尚更です。
東側復活のお陰で世界中で色々な問題が片付いていくな
やはり明確で強い敵がいる冷戦構造が一番平和
素人が勉強しろとか考察しろとか偉そうに言うのは良くないな
???:「あまり強い言葉を遣うなよ。 弱く見えるぞ」
まさにコレな事案
はあー・・これは意外だったなあ・・・・。
トルコはもうちょいロシアにいい顔して、両陣営にいい顔できるようにこの問題を長引かせると思ってたが・・、これは、思ったよりも北欧2国の妥協が良かったのか、それとも、ここぞとばかりにトルコの潜在的ロシア嫌いが発揮されたとみるか・・・・。
まあこれで、トルコとしては、ロシアに良い顔できなくなったということかな・・?
ロシアとしては、トルコは利害が一致すればケースバイケースでも一緒にやれる地域大国から、完全な西側の敵になっちゃったわけかあ・・。
今回のウクライナ侵攻、北欧だけでなく、トルコも明確に敵になったとすれば、やはり、ロシアにとっちゃ失敗だったのかもしらんなあ・・・。
北欧2国は最初から妥結出来ると言ってたし、トルコの方は弱腰批判されない為のポーズだったのかも?
そうだったのかもしれませんね
いずれにしろ良かった
地政学的にも歴史的にも、突き詰めればロシアとトルコは永遠の敵ですから、野合じみた身振りにも限度があるんでしょう。トルコにとって対ロシアでは米欧の後押しは必須です。
さて、スウェーデンはNATOとの秘密京手があるから織り込み済みだが、フィンランドはフィン=ロ友好条約があるわけで、整合性もいるわな。
特に”両締約国に対する第三国の侵略に相互の領土を使わせない”という意味合いが条約に入っているはずだから、NATOに入ってもNATO各国の軍隊を領土に入れるのは条約の文章を精密に確認しないと条約違反になるわな。
”第三国の侵略”が何を示していているか、”相互の領土を使わせない”が文章の主になるのか従になるのかというだけでもトラブルになるだろうな。
甘いと言われるかも知れませんが、NATO側からロシアに侵攻することは無いでしょう。
それはNATO側の言い分。
今回のウクライナにしてもロシアにとってはそうは思わない。
NATOがロシアに侵略する恐れがあるから条約違反と言い出しかねない。(”両締約国に対する”はどこに消えたということにもなるけどな。)
今のフィンランドのNATO加盟話はロシアとNATOを入れ替える立場。
”甘い”と言うよりは今、多分将来もパラノイアが支配している世界。
>今回のウクライナにしてもロシアにとってはそうは思わない。
単なる印象論だけど、口実としては兎も角、本音ベースは「NATO側からロシアに侵攻することは無い」とロシアも思っていそう。
どちらかというと口実と本音は逆だと思う。
まともにNATOとぶつかれば核兵器を使わないと勝てる可能性は無い。
その上でバッファーゾーンが必要だという話になるし、NATO諸国の政権が変われば分からないという脅威、被害妄想がパラノイアになるわな。
良くも悪くも現代の日本人は能天気で周辺国がこの状況でも、特に左巻き、九条バリアを信じている人はあまり気にしないが、アメリカだってかつてはミサイルギャップとかあったわけで、どこの国でも相手の国の本当の本音は分からないから程度の差はあってもこうなるわな。
ロシアの軍事的脅威度を低下させたい意図はあっても、NATO内にロシアに侵攻し叩けと主張している加盟国はありません。恐らくは今後も無いでしょう。
親露的と批判されることの多かった独仏を筆頭に、ロシアとの経済的相互依存関係を回復し共栄を志向している国家が大部分です。ヨーロッパの広域が再び戦場になることはプーチンロシアも含め望んではいないと思います。
日本にもロシア人やウクライナ人が居住していますが、ヨーロッパ特に東欧ではそれ以上なのが侵攻開始前からの現実です。当のウクライナさえ、ロシアに親族が居るケースが多々あります。
多数の核兵器を保有するロシアに進んで戦争を仕掛けようというNATO加盟国は無いでしょう。ロシアを刺激しないよう、北欧加盟国へのNATO軍派遣はロシアが緊張を高めない限り形だけに留められるかと。
フィンランドはフィン=ロ友好条約に抵触しないと主張できると思います。
それそのものすべてがNATO側の言い分だし、ロシアがそう思っているかどうかなんかは誰も分からない。(下手をしたら最高指導者を含めてロシアの政治家ですら分からない。)
西側に属している人間は被害や手間を考えればわざわざロシアを攻撃する必要はないと思うが、当のロシアが持って行く脅威、恐怖感は我々が思って言うのは内容もレベルもまったく違う。
ロシアが西側ライズされ、EUが上手く機能していると思えば、そもそもウクライナに山暇をかけて侵攻はしない。
フィンランドが主張するのjは当然だが、ロシアが全面的に受け入れるか?というのは全く別問題だということは忘れてはいけない。
プーチンの見解が今日付けで報道されています。
フィンランド、スウェーデンがNATOに加盟するのはかまわない。しかし、NATOが両国に特定の兵器を持ち込んだり軍事インフラを建設するなら同等の軍事対応をとることを銘記せよ。
と牽制しています。両国への軍事対応はNATOの出方次第だということかと。
NATOもこれを無視することはしないでしょう。派遣部隊駐留を行うにしても、ロシアを強く刺激しない程度の小規模に留めるはずです。
プーチンはウクライナについてはNATO加盟は絶対に認められないとも発言しています。ロシアにとってウクライナと北欧二カ国への対応は全く別物だということと思います。
ホワイトハウス関係者が自慢したとこによるとバイデンがエルドアンに電話して容認を促したみたいですね。エルドアンの容認により二人の直接会談がセットされることになったようです。そこで頓挫していたF-16V売却が話し合われるのかも?
エルドアンが北欧2か国を肴に、ここ(冷えたアメリカとの関係復調)狙いで今回ゴネていたのであれば素晴らしい手腕ですね。
ただ、PKK(クルディスタン労働者党)をちょっと調べれば分かりますが、
そもそもはマルクス・レーニン主義のクルド人の国を作ろうと活動を始めてソ連のバックアップがあった組織なんで
筋として西側陣営に入るくせに擁護とかはあり得ないグループですね。
だから西側は欧米全てがPKKはテロ指定しています。
つまり、欧米がテロ指定してる組織を支援したままNATOに入れてくれと言ってたわけです。
中立を捨てて西側陣営に入るのであればPKKは捨てるのが筋であって、エルドアンがゴネたからPKKへの支援外すみたいな流れですが
そもそもエルドアンが言う前に自分から支援外して体裁整えるレベルの話ですね。
そもそもEUがPKKをテロ組織認定してるのに加盟国のフィンランドやスウェーデンがPKKを支援するって考え難い
BBC
リンク
によればトルコはスウェーデンとフィンランドがクルド人に政治的、経済的支援に加えて、兵器まで供与していると非難してるようだが、そこまで行くと最早言いがかり
トルコが引き渡しを要求しているクルド人も本当にPKKのメンバーなのか怪しいものだ
両国政府が積極的にPKKを支援してきたという訳ではないでしょ。事実なら両国はテロ支援国家として国際的に糾弾されていておかしくない。
国内発のPKK支援活動を厳しく取り締まってこなかった故に、その活動の温床になり間接的に支援することになっていたと見るべきかと。
三国間覚書は、スウェーデン、フィンランド両国がPKK他テロ組織への支援活動を非合法化し取り締まることを約束したものでしょう。
その政策を採ることに当初から異存は無かった。トルコによるNATO加盟反対の理由を聞いても両国政府が見通しに楽観的でいたのはそういうことかと。
もっと踏み込んでいる可能性も。
CAATSAの除外、拒み続けていたパトリオットMSEの供与への転換に踏み切るのかも
トルコの主張をほぼ全面的に飲んだ形だし
なんと言うか…国を持たない民族ってのは何度でも捨てられるんだなぁって
そりゃ自国の安全保障あってこその他国他民族への支援だからね
国是変える一大事とクルド問題を天秤にかけることがおかしい
年越すと思ってたけど、まさかここで急転直下で決まるとは思いもしてなかった
アメリカがかなり汗をかいたみたいだけれど、相当な譲歩をもってきたんだろうか?