ザポリージャ州オレホボ周辺の反撃は現在も続いており、ロシア側情報源は「ウクライナ軍の大軍(最低でも10個旅団)がザポリージャ州の前線に集結しつつあり、今夜は最も激しい夜になる」と警告している。
今のところザポリージャ州オレホボ周辺の反撃は決定的な前進を見せていない
ウクライナ側はザポリージャ州オレホボ周辺の反撃について沈黙を守っているため、この方面の状況を理解するにはロシア側の情報に頼るしかなく、あるロシア側情報源は「ウクライナ軍の大軍(最低でも10個旅団)がザポリージャ州の前線に集結しつつあり、今夜は最も激しい夜になる」と警告、他のロシア側情報源も「敵がオレホボ方面に新たな戦力を投入している」「ロボタインに対する大規模攻撃を撃退し、敵は昨夜と同じように多数の装甲車輌を失った」と主張している。
新たな登場した視覚的証拠はマラ・トクマチカからノボポクロフカ方向に集中しており、ノヴォダニリウカからロブコベ方向で発生している戦闘の視覚的証拠は今のところ見つかっておらず、この方向の攻撃は存在しないのかもしれない。
- Ⓐ=ロブコベに徒歩で入るウクライナ軍兵士
- Ⓑ=ウクライナ軍がロシア軍の装備を破壊
- Ⓒ=ウクライナ軍のブラッドレーを監視するロシア軍の無人機
- Ⓓ=ウクライナ軍の徘徊型弾薬がロシア軍のBMP-3を破壊
- Ⓔ=ロシア軍の徘徊型弾薬がウクライナ軍のトラックを破壊
- Ⓕ=ロシア軍の徘徊型弾薬がウクライナ軍のM113を破壊
- Ⓖ=ロシア軍の徘徊型弾薬がウクライナ軍の軍用車輌を破壊
- Ⓗ=ロシア軍の徘徊型弾薬がウクライナ軍のT-72を破壊
- Ⓘ=ロシア軍の徘徊型弾薬がウクライナ軍のT-72を破壊
- Ⓙ=ロシア軍の徘徊型弾薬がウクライナ軍のトラックを破壊
- Ⓚ=ウクライナ軍の徘徊型弾薬がロシア軍陣地を攻撃
- Ⓛ=ウクライナ軍が自走砲でロシア軍のTOS-1を破壊
追記分の視覚的証拠
因みにレオパルト2A6とブラッドレーが失われた現場をロシア軍が確保している様子が確認されており、ウクライナ軍兵士が損傷したブラッドレーを放棄して逃げる様子を収めた動画まで登場している。
今のところザポリージャ州オレホボ周辺の反撃は決定的な前進を見せておらず、9日夜から10日朝に行われた攻撃結果に期待するしかない。
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※アイキャッチ画像の出典:Telegram経由
ロシア側の情報なので信用しきれませんが最低でも10個旅団を投入となるとここが主軸で決定ですかね それにしてもロシア軍はレオパルト2とブラッドレーの墓場で悠々と記念撮影ですか… 正直ウクライナが攻め切れるとは到底思えないですね 西側諸国の期待を裏切らなければ良いのですが…
流石にこの規模なら航空戦力も突っ込むだろうからロボタインまで行けると思うが果たして
この規模が事実であるなら、まさに両国の主力対主力の大決戦になってしまい。
特にウクライナ側はこの軍団が敗北して崩壊するようだと、もはや他に戦える部隊はありませんから、それこそ総崩れになりかねないです。
という目に見える戦果がぶら下がっている状態ですから,ロシア側も航空機を温存せずに勝負どころと見て大量投入してくるかもしれません。
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普通に考えるとウクライナ側の敗北となりますが。
・実は公表されているより対空ミサイルもレオパルドも供与数がはるかに多い
・こっそり米軍のステルス機が後ろから対空ミサイルを撃ってくる
・義勇軍名目でこっそりポーランドの2個師団が混じってる
なんていう伏兵カード次第ではひっくり返る可能性もあります。
ウクライナ側は情報偵察力では圧倒的に勝っているわけですから、仕掛ける以上は何らかの勝算があるのでしょう。
または、単に政治的理由での無茶攻めなのか。
その結果は程なく明らかになるでしょう。
ウクライナではなくNATOに負けたのだ、という伏線でしょうか。プーチンが良く言ってることですね。
F-16の無い状況下での反攻作戦に反対したザルジニーが解任されたという話が、主にウクライナ側から流れてきているのも気になります
ザルジニーに関する噂が事実であれば、今回のトクマク方面への攻勢は政治主導によるものだと言えるので、かなり無謀な作戦である可能性があります
まだ事実かどうかは判断しかねますがだとしたら数週間前に失踪していたのも整合性がとれますね。ここに来て急にウクライナの駄目なところが目立ち始めてきた。まるでスターリンとトゥハチェフスキーの関係みたい。まあロシアもスロヴィキン将軍で似たようなことしてましたが。
反対だったなら解任と言うか辞任した方がいいと思うが
無数の地雷源、塹壕に隠れた敵歩兵、通過出来るルートには砲撃の雨、実地訓練する時間が充分あった敵部隊…
それを突破しろと言われてもどう実現すれば良いのか?
命令する側は、それを考えるのが実務の仕事だと言うけど無理なものは無理でしょう。誰であっても辞任するしかない。
今のロシアはウクライナのウィークポイントを攻めているのに、ウクライナはロシアのストロングポイントを攻めようとしている。
ナンセンスと言う他無いですね…
決めつけるのはまだ早いと思うけど・・
F-16はMigと同じ第四世代だから劇的な影響はないとされてるし、戦闘機がくるまでの半年間もの時間的猶予をロシア側に与えるのが得策とは思えない(EU全体での弾薬製造は今年スタートするかもわからない、ロシアの塹壕は強固になり兵器・弾薬のストックは増え続ける、ウクライナの防空システムは最悪5月ーもうすぎてるけどーに底をつき丸裸になる可能性があるとなると、反攻を来年まで遅らそうという悠長な選択肢は取れないのでは)
なので反抗が始まったものの劇的に領土を取り戻せない理由探しの域をでてない話だと思う
地雷原があると言われている地域にいきなりレオパルト2を投入しているのはなぜでしょうかね?
除去待ちで立往生してればT-34だろうがレオパルド2だろうが的にしかなりません。
もしかするとロシア軍にここが主反攻地域だと誤認させる為なのかもしれません。
レオパルトよりも前に到着していて数も多く使い慣れているポーランドから供与されたPT-91が全く投入されていないようです。
こちらから使いそうな気がしますが・・・。
ロシア軍がこの地域に戦力を移動させたのを確認後、別地域から反攻という可能性はないだろうか?
まさかとは思うが、実はヘルソンからの反攻が計画されていて、それを察知したロシア軍がダムを破壊してこのルートが塞がれてウクライナ軍が作戦通りに進められていない可能性もあるのか?
ヘルソンを大規模敵前渡河できる装備も練度もないでしょ。
そんなの航空優勢下で無ければアメリカ海兵隊でも無理。
地続き攻めるだけでこれだけ損害出して苦労してるのに大河を越えるなんか自殺行為。
川が血で染まるよ。
この段階でも疑念が残る。
最も防御が厚い箇所に正面突破なんてことを本当にやるんだろうか。
ロシア側の機動戦力を引っ張り出して拘束して、
こっから別の方向というのを期待。
機甲戦力を引っ張り出した所で遥かに高機動な攻撃ヘリ部隊が居るので難しいですね、突破中は装甲の薄い対空システムの随伴は難しく、歩兵携行ミサイルは射程が足りない、レオパルド2A6もホーカムとかの対戦車ミサイルでやられたみたいですし
エアカバーの為に対空システムを前進させればシャヘド、ランセット、各種誘導ミサイルの標的にされ、前進させなければ戦車、装甲車部隊は的の空爆、砲撃下で地雷撤去しながら進まねばならない(実質不可能)
別方向に行こうが何も変わらず、割と絶望的ですよ。
私も旧式戦車の旅団を先行させて防御線を突破し、後からレオパルト2の入った旅団を投入させると思ってたんですけど、別記事のコメントで「防御力に優れた西側戦車の方が敵の的になる先陣には向いている」というような意見があってなるほどなと思いました。
パンツァーカイルの先頭だってティーガーだったわけじゃないですか。
「新鋭戦車に乗れるけど危険な前衛か、旧式戦車だけど比較的マシな後衛か」という二択の方が現場も納得しやすそうです。
今見えているレオパルト2とかブラッドレーの観測されている方面が陽動で実は本命は別方面というのはあまりないんじゃないですかね。
「レオパルト2=主力」という見方は敵味方共に非常に強いと思うので囮としての効果は高いと思うんですけど、代わりに攻める別方面が思い当たらないんですよね。
ヘルソン方面は洪水もあるし元々渡河装備が用意できてないので無いんじゃ無いかと言われてました。
OSINT情報などだとPT-91が入った旅団も他の旅団の近辺、ザポリージャ州の北方らへんにいたという噂なのでやっぱり同じ方面に投入されるんじゃないかと思います。
正直最近のウクライナ軍は去年ハリコフヘルソンで戦史に残る大逆転を決めた軍隊と同じとは思えないほど酷いですね…
ザルジニーとゼレンスキーの対立の噂といい果たしてウクライナ内部で何が起きているのか非常に気になります
昨年のハルキウ方面はロシア軍がしっかり防衛線を築いていなかったので、ウクライナ軍はロシア軍の虚を衝くことができました。
今年のロシア軍は油断しておらずしっかり防衛線を築いているので、昨年のハルキウのような大逆転劇は不可能でしょう。
今回は互いに戦力を削り合う泥臭い戦闘になるでしょうし、米軍以外の軍隊も同じ状況になるかと。
何度も書くけどハリコフヘルソンが成功っていうのはまやかし
ウクライナはロシアの開戦直下の攻勢に対して防衛に大成功して有利なポジションから攻勢時期を迎えられたのにそのチャンスを生かせず敵野戦軍の撃滅に失敗しロシアの戦線整理を許してしまったから今の苦境がある
ハルキル突破戦でロシアが撤退に成功したなんて口が裂けても言えないレベルの話ですよ
どれだけの装備品を遺棄したと思ってるんですか
ヘルソン州北部からの撤退については成功したと評価できます
前も書いた通りそれだけの被害を与えられていたらウクライナ軍はP66を寸断できていたしリマン~クレミンナはそれ以前から激戦地でいつ誰が遺棄した車両なのかなんて確認不能
予備戦力を投入して戦線を安定させたとみるのが一般的だと思いますよ?
付け加えるならリマン・ヤムピリ方面を失陥したことはスラビャンスク・クラマトルスク攻略への足掛かりを失ったと同義であり、これは戦略的敗北です
リマン~クレミンナの正面を受け持ったのは第144親衛自動車化狙撃師団と第76親衛空挺師団で攻勢期からずっと変わってないけど
予備戦力を投入して戦線を安定させたとみるのが一般的とまで言うのなら何か根拠が?
予備戦力を投入して戦線安定化させたのはスヴァトベあたりの防衛線です
また、撤退期にリマンを防衛していたのはBARS-13や第三自動車化狙撃兵師団所属の752連隊です
これらの部隊はほぼ包囲下の撤退を行い、大打撃を受けました
ハリコフ方面はあまり戦闘はなかったのだろうと評価しています。
確かにハリコフ方面のロシア軍はすかすかで、兵力もウクライナ軍の1/10以下で、失った面積的にも、ロシア軍は歴史的な敗北をしました。
しかし、ロシア軍の死傷者や捕虜は意外に少ないのです。ほんと、捕虜なんか少ない。
つまり、ロシア軍は虚をつかれ、撤退命令も出てどんどん逃げたのですよ。装備や重い車輌も残置して高速で逃げましたね。ロシア軍はウクライナ軍のような勇敢なというか無理な攻めや死守的命令は少ないですね。ワグネル以外は。
ウクライナ軍は逃げるロシア軍に追い付けなかったのです。イジューウムあたりでやっと戦いになって、ロシア軍そこで戦って敗退して、そのあたりで終結でした。
ヘルソン方面で反抗があるとまんまと騙され部隊を抽出し、虚を突かれ潰走してワグナーに穴埋めさせて何とか後方数十キロで部隊を再編したと言う、ロシア軍の歴史に残る惨敗と国内でボロカスに叩かれたハリコフの大突破を評価するのは流石に草です。
レオ2とブラッドレーの回収は難しいみたいですね。
このまま捕獲されてしまうのかな。米独の懸念が当たりそうですね。
技術情報はどれくらい流出するのでしょうか。
正直どちらも型落ちだからなあ
T-90M(新型)を無傷で持っていかれたロシアに比べれば痛くなさそう
もしこれで、チャレンジャー2まで鹵獲されたら、
以後の戦車の供与は第2世代プラスになるのでは。
レオ1やM60みたいなもの。
戦争に損害はつきものだろうけど、あまり、
仮想敵に技術情報は渡したくないでしょうから。
そう言えば、英国は、戦車を鹵獲されないように、
くどいほど言っていたようですね。
米国のM1A2は予定通りにもらえるかな。
とっくに情報は流出してるのでは?ソ連、ロシアの諜報はさすがにそんなにバカではないでしょう。
多分ですが。”数字”はとっくに判っているでしょう。
それでも、実物は欲しいでしょう。
自国の125mmAPFSDS弾の標的にするくらいはやるでしょう。
自国武器の性能が目論み通りであることを実証する必要があります。
いわゆる”コンバットプルーフ”と言うやつですね。
そして、実験結果の写真を公開して、
地に落ちている自国武器の”復権”を目指すでしょう。
現在ロシアは、資源を除けば武器しか売る物が無いですから。
ロシア軍が後方のウ軍の飛行場にドローン攻撃してるあたり「次は航空支援を受けながら突破する気やろ?させへんぞ」という意志がはっきりと見えるわ。
っというかロシア側に情報漏れてるんじゃねえかなこれ。
攻勢に出ればそりゃ被害は出るだろうけど
現時点では挙げた戦果に対してウクライナ側の損害がでかすぎると思う
西側が兵器を支援しても結局ダメならとっとと停戦しろ
って声は出てくるだろうな
これじゃあクルスク戦どころかバルジの戦にもなっとらんぞ
まるで春の目覚め作戦?
規模を100分の1くらいにしたカイザーシュラハトって言いたいけどそもそも第一防衛線すら突破できてなかったわ
ロシア政府は攻撃的なのに、軍の方は侵攻より防衛のが得意って、なんだろうなこの矛盾。
防御側が原則有利なのは世の常ですな
相変わらず「損害受けずに進撃するのが当然」のような人が多いですね
損害が出ることは当然ですしそれなりの機甲戦力が消耗されるのは予想されてはいましたが、結果が出せないとは思わなかったのですよ
記事の写真にあるようにロ軍兵士が擱座したウ軍先頭車両の横で写真を取れてるってことは、そこまでロ軍が押し戻してるという事なので、ウ軍の砲撃で陣地に損害は出せてるでしょうが攻勢でのウ軍の損害はほぼ無駄だった事になります
せめて、多大な損害を出しながらも第一防衛ラインを突破とかなら理解できますが、現状は惨憺たる有様だと感じられてしまいます
まあ、ウクライナは連戦連勝でバフムトでは1対7で無双してる事になってますからね、
自然とそういう考えになるのは当然では?
ぱっと見だとレオパルド2や何両かのブラッドレーは撃破というより行動不能状態で放棄されてるように見える
近くで撮影できてるならロシアに鹵獲されそう
現時点ではワレリー・ゲラシモフ参謀総長がだいたい準備していた通り、読み通りに防御作戦が進んでいるということであり、レオパルト2A戦車やブラッドレー装甲車も、
「飛んで火に入る夏の虫」
「袋のねずみ」
というような具合に上手いこと次々に撃破でき、ロシア兵の士気も大いに上がるでしょう。
作戦は政治的、参謀は精神主義的、民族主義的、指揮官は速成訓練を受けただけ、戦車にとって重要な歩兵は一般住民がちょっと海外で通り一遍の訓練を受けただけ、航空支援少ない、支援射撃の砲弾少ない、偵察で集めた情報はアメリカ空軍基地の州兵から漏れたりしています。
ロシア全体の士気が向上してるのは本当だと思うわ。
バフムート陥落の効果もあるけど志願兵が増えてるようだ。
地雷原でウクライナの進軍ルートを狭める⇒ロシアの電子戦でレーダー攪乱⇒ロシアのドローンで防空システムを攻撃⇒エアカバーがなくなったところに攻撃ヘリ&長距離砲で戦車を攻撃
一連の流れを見ると、半年以上かけて準備したロシアの作戦が見事にハマったという事ですね。
ただし、ロシアと言えどすべての戦線でこのような対策がとれている訳ではないので、ウクライナの選択肢としては
①この方面への攻撃をいったん控え、他の攻撃軸の突破を狙う
②さらに戦力を投入して、損失覚悟で押し切る
のいずれしかないと思います。
個人的には①の方が賢明だと思います。この後、天候の悪化も予想されていますし、政治的事情で始まった戦いなら、なおさら引くべき所は引くべきだと思いますが、最近のウクライナは防衛の際も予想以上に粘ることが多いから心配ですね。
以前のクレミンナ方面へ攻めた時のように、大人しく下がってくれるといいのですが、ウクライナに余裕を持たせるような支援をしていない日本は、好き勝手言える立場でもありませんからね。
問題はゲラシモフがカウンターパンチのメインに据えたのが脚の速いヘリとドローンなので、ウクライナの装甲軍が他の目標に転進しても容易にロシア側のヘリとドローンに再展開されてしまうことですね。
それはもう全ては対空ミサイル不足がいけないので,大反攻をするならS-300が枯渇する前にやるべきだったとしか。
しかし、それでは戦車の数が揃わず、やむなくのギリギリな線が今のタイミングなのかもしれませんね。
ハリコフのことを述べておられますが、ハリコフ方面はあまり戦闘はなかったのだろうと私は評価しています。
確かにハリコフ方面のロシア軍はすかすかで、兵力もウクライナ軍の1/10以下で、失った面積的にも、ロシア軍は歴史的な敗北をしました。
しかし、ロシア軍の死傷者や捕虜は意外に少ないのです。ほんと、捕虜なんか少ない。
つまり、ロシア軍は虚をつかれ、撤退命令も出てどんどん逃げたのですよ。装備や重い車輌も残置して高速で逃げましたね。
ロシア軍はウクライナ軍のような勇敢なというか無理な攻めや死守的命令は少ないですね。ワグネル以外は。
ハリコフ方面の反撃は、大雑把に言って、ウクライナ軍は逃げるロシア軍に追いつけなかったのです。
イジューウムあたりでやっと戦いになって、ロシア軍はそこで戦って敗退して、そのあたりで終結でした。
ブラッドレーからの車載映像?を見ると射線上になぜか突っ込んできたりしていたり、車外に脱出した兵士がしばらく突っ立ってたりしてあまり練度が高いように見えないですね
ベテラン兵を国外で訓練する余裕はなかったからかもしれないので、仕方のない事かもしれませんが
地雷啓開車両に追従してた所を地雷で履帯やられてこれの修理か回収に人員送り込んできた所かと思いますが、25mmの直射で敵を狙える位置での作業は無謀ではあります。むしろ放棄する判断がその場で出来ずに逆に被害が拡大した可能性もあるのかなと。
やはりこれからの地雷原と機雷原の啓開は無人化が必要でしょうね。
一説によると、若く新技術の習熟に長けた兵士をNATO軍の元で訓練させ、ベテラン兵士は国内にとどまり防衛戦に参加させたと言う話もありますね。
戦後はNATO式を習得した世代が軍の中核となるべきだと言う考え方も、消耗の激しい防衛戦はベテランが担当すべきと言うのも理にかなっていると思いますが、やはり実戦経験の不足が現れてるように見えますね。
幸いなことに西側戦車では兵士の生存率は高いようなので(今回の兵士も脱出して離脱する様子が残っている)、この経験が兵士の血肉となって、今後の戦いに反映されることを願っています。
ロシアの戦闘ヘリ以外で航空戦力の話を聞かないのが不気味。
お互いともSAMによる防空網が分厚いのかなあ?