バフムートが一段落したロシア軍はミサイル攻撃を強化、少しでもウクライナ軍の反攻準備を妨害して守りを固める時間を稼ごうとしており、5月に撃ち込んだ弾道ミサイル、巡航ミサイル、イラン製無人機の数は560発以上で、この数字は4月と比較して5倍以上だ。
現在の攻撃は昨年10月の頻度と密度を越えており、この攻撃規模を6月も維持できるとは考えにくい
ロシア軍はイランから調達したShahed-136を昨年9月に使用し始め、10月10日にウクライナのインフラを狙った大規模なミサイル攻撃を開始し、2月末までに1,200発を越える弾道ミサイル、巡航ミサイル、イラン製無人機を撃ち込んだが、エネルギーインフラへの負担が増える季節が終わったため攻撃頻度と密度が大幅に減少していた。
しかしバフムートの戦いが最終局面を迎えていた4月下旬に再びミサイル攻撃の頻度が増加、さらにプーチン大統領が「バフムート解放作戦の完了」を宣言する頃から攻撃密度も飛躍的に高まり、5月に撃ち込んだ弾道ミサイル、巡航ミサイル、イラン製無人機の数は560発以上(29日時点)で、この数字は最も頻度と密度の高かった昨年10月(474発以上)を越え、前月と比較しても5倍以上という凄まじい数字だ。
ロシア軍はウクライナ軍の反攻準備を妨害して、疲弊した部隊の再編や守りを固めるため猶予を稼ごうとしている可能性が高いが、この規模の攻撃を維持できるほどロシアのミサイル生産量は多くないため、そろそろ攻撃の頻度と密度が低下するだろう。
逆に6月も現在の攻撃規模が続くなら、ウクライナ側の予測(Kh-101×月35発、Kalibr×月25発、キンジャール×月2発、イスカンデル×月5発)は間違っていることになり、流石に迎撃弾の備蓄量も怪しくなるしかない。
因みに下記の一覧は「Shahed-136投入が始まった昨年9月22日以降のミサイル発射数」と「ウクライナ軍の迎撃数」をまとめたもので、ロシア軍の総発射数は2,327発、ウクライナ軍の総迎撃数は1,875発になる。
ロシア軍によるウクライナへのミサイル攻撃(無人機を含む) | |||
2022.09 | 22 | Shahed-136×?(4) | 総発射数:ー |
総撃墜数:4 | |||
23 | Shahed-136×?(6) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:6 | |||
25 | Shahed-136×?(2) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:2 | |||
26 | Shahed-136×?(4) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:4 | |||
27 | Shahed-136×3(3) | 総発射数:3 | |
総撃墜数:3 | |||
28 | Kh-59×5(4) | 総発射数:5 | |
総撃墜数:4 | |||
29 | Shahed-136×7(5) | 総発射数:7 | |
総撃墜数:5 | |||
累計発射数×31以上/撃墜数×28 Shahed-136×26以上(24)、 Kh-59×5(4) | |||
2022.10 | 02 | Shahed-136×7(5) | 総発射数:7 |
総撃墜数:5 | |||
05 | Shahed-136×?(6) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:6 | |||
06 | Shahed-136×?(14) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:14 | |||
07 | Shahed-136×?(3) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:3 | |||
09 | Shahed-136×1(1)、Kh-59×3(1)、Kh-22×4(0)、S-300×16(0) | 総発射数:24 | |
総撃墜数:2 | |||
10 | Shahed-136×25(22)、Kh-101/Kh-555、イスカンデル、S-300など×85(45) | 総発射数:100 | |
総撃墜数:67 | |||
11 | Shahed-136×?(13)、Kh-101/Kh-555とKalibr×28(20) | 総発射数:41 | |
総撃墜数:33 | |||
12 | Shahed-136×?(17) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:17 | |||
13 | Shahed-136×?(6)、Kalibr×?(5) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:11 | |||
14 | Shahed-136×?(8) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:8 | |||
15 | Shahed-136×?(7) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:7 | |||
16 | Shahed-136×?(11) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:7 | |||
17 | Shahed-136×?(34)、Kalibr×?(2)、正体不明の巡航ミサイル×?(3) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:39 | |||
18 | Shahed-136×?(6)、Kh-101/Kh-555×?(1)、Kalibr×?(4) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:11 | |||
19 | Shahed-136×?(23)、Kh-101/Kh-555×6(4) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:27 | |||
20 | Shahed-136×?(14) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:14 | |||
22 | Shahed-136×?(10)、Kh-101/Kh-555×17(13)、Kalibr×?(5) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:28 | |||
23 | Shahed-136×?(16) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:16 | |||
25 | Shahed-136×?(3) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:3 | |||
26 | Shahed-136×20以上(17)、Kh-59×?(1) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:18 | |||
31 | Kh-101/Kh-555×50以上(44) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:44 | |||
累計発射数×474以上/撃墜数×385 Shahed-136×244以上(236)、 巡航ミサイルや弾道ミサイル×230以上(149) | |||
2022.11 | 01 | Shahed-136×?(6) | 総発射数:ー |
総撃墜数:6 | |||
02 | Shahed-136×17(16) | 総発射数:17 | |
総撃墜数:16 | |||
04 | Shahed-136×?(20)、Kalibr×?(2) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:22 | |||
09 | Shahed-136×?(5) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:5 | |||
15 | Shahed-136×10(10)、Kh-101/Kh-555×70(?)とKalibr×20(?)、Kh-59×?(2)、※Kh-101/Kh-555とKalibrを合わせて75撃墜 | 総発射数:102以上 | |
総撃墜数:87 | |||
17 | Shahed-136×5(5)、Kh-101/Kh-555×18(4)、Kh-59×?(2)、S-300×?(0) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:11 | |||
23 | Kh-101/Kh-555とKalibr×70(51) | 総発射数:70 | |
総撃墜数:51 | |||
累計発射数×247以上/撃墜数×196 Shahed-136×63以上(62)、 巡航ミサイルや弾道ミサイル×184以上(134) | |||
2022.12 | 05 | Kh-101/Kh-555×38、Kalibr×22、Kh-59×6、Kh-31×1、Kh-22×3(0)、※この内60以上を撃墜 | 総発射数:70 |
総撃墜数:60以上 | |||
07 | Shahed-136×?(14) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:14 | |||
10 | Shahed-136×?(10) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:10 | |||
14 | Shahed-136×?(13) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:13 | |||
16 | Kh-101/Kh-555、Kalibr、Kh-59、Kh-31、Kh-22×76(60)、S-300×27発(0) | 総発射数:103 | |
総撃墜数:60 | |||
18 | Shahed-136×35(30) | 総発射数:35 | |
総撃墜数:30 | |||
29 | Shahed-136×?(11)、Kh-101/Kh-555、Kalibr、Kh-59、Kh-32、Kh-22×69(54)、S-300の攻撃に言及 | 総発射数:80 | |
総撃墜数:65 | |||
30 | Shahed-136×?(16) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:16 | |||
31 | Kh-101/Kh-555とイスカンデルMを合わせて×20(12) | 総発射数:20 | |
総撃墜数:12 | |||
累計発射数×360以上/撃墜数×280 Shahed-136×99以上(94)、 巡航ミサイルや弾道ミサイル×261以上(186) | |||
2023.01 | 01 | Shahed-136×?(45) | 総発射数:ー |
総撃墜数:45 | |||
02 | Shahed-136×?(39)、Kh-59×?(1) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:40 | |||
14 | Kh-101/Kh-555とKalibr×23(18)、Kh-59×10(7)、Kh-22×5(0)、空軍は初めてKh-22は迎撃不可能で使用された計210発のKh-22を1発も撃ち落としたことはないと言及 | 総発射数:38 | |
総撃墜数:30 | |||
23 | Kh-59×?(2) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:2 | |||
26 | Shahed-136×24(24)、Kh-101/Kh-555×40、Kalibr×9、Kh-59×4、キンジャール×2、※この内47を撃墜 | 総発射数:79 | |
総撃墜数:71 | |||
累計発射数×204以上/撃墜数×183 Shahed-136×108以上(108)、 巡航ミサイルや弾道ミサイル×96以上(75) | |||
2023.02 | 10 | Shahed-136×27(25)、Kh-101/Kh-555とKalibr×71(61)、S-300×35(0)、空軍は手持ちの迎撃手段でS-300は迎撃不可能と再び言及 | 総発射数:133 |
総撃墜数:86 | |||
11 | Shahed-136×?(4) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:4 | |||
16 | Kh-101/Kh-555×12、Kalibr×8、Kh-59×2(2)、Kh-22×12(0)、※Kh-101/Kh-555とKalibrを14を撃墜 | 総発射数:34 | |
総撃墜数:16 | |||
18 | Kalibr×2(2) | 総発射数:2 | |
総撃墜数:2 | |||
27 | Shahed-136×14(11) | 総発射数:14 | |
総撃墜数:11 | |||
累計発射数×187以上/撃墜数×119 Shahed-136×45以上(40)、 巡航ミサイルや弾道ミサイル×142(79) | |||
2023.03 | 01 | Shahed-136×4(4) | 総発射数:4 |
総撃墜数:4 | |||
06 | Shahed-136×15(13) | 総発射数:15 | |
総撃墜数:13 | |||
08 | Shahed-136×?(2) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:2 | |||
09 | Shahed-136×8(4)、Kh-101/Kh-555×28、Kalibr×20、Kh-59×6(0)、Kh-31×2(0)、Kh-22×6(0)、キンジャール×6(0)、S-300×13(0)、※Kh-101/Kh-555とKalibrを34を撃墜 | 総発射数:89 | |
総撃墜数:38 | |||
17 | Shahed-136×16(11) | 総発射数:16 | |
総撃墜数:11 | |||
21 | Shahed-136×21(16)、Kh-59×2(2) | 総発射数:23 | |
総撃墜数:18 | |||
21 | Kh-59×2(2) | 総発射数:2 | |
総撃墜数:2 | |||
23 | Shahed-136×13(12) | 総発射数:13 | |
総撃墜数:12 | |||
30 | Shahed-136×10(9) | 総発射数:10 | |
総撃墜数:9 | |||
累計発射数×168以上/撃墜数×109 Shahed-136×89以上(71)、 巡航ミサイルや弾道ミサイル×79(38) | |||
2023.04 | 04 | Shahed-136×17(14) | 総発射数:17 |
総撃墜数:14 | |||
18 | Shahed-136×?(6) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:6 | |||
19 | Shahed-136×12(10) | 総発射数:12 | |
総撃墜数:10 | |||
20 | Shahed-136×11(10)、隕石 | 総発射数:11 | |
総撃墜数:10 | |||
21 | Shahed-136×17(12)、空軍がパトリオットの国内運用が始まったことを発表 | 総発射数:17 | |
総撃墜数:12 | |||
24 | Shahed-136×?(6) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:6 | |||
28 | Kh-101/Kh-555×23(21) | 総発射数:23 | |
総撃墜数:21 | |||
29 | Shahed-136×?(2) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:2 | |||
累計発射数×94以上/撃墜数×81 Shahed-136×71以上(60)、 巡航ミサイルや弾道ミサイル×23(21) | |||
2023.05 | 01 | Kh-101/Kh-555×18(15) | 総発射数:18 |
総撃墜数:15 | |||
03 | Shahed-136×26(21) | 総発射数:26 | |
総撃墜数:21 | |||
04 | Shahed-136×24(18) | 総発射数:24 | |
総撃墜数:18 | |||
05 | Shahed-136×2(2) | 総発射数:2 | |
総撃墜数:2 | |||
06 | Shahed-136×8(8)、キンジャール×1(1)、空軍がパトリオットシステムでキンジャールの撃墜を初報告 | 総発射数:9 | |
総撃墜数:9 | |||
08 | Shahed-136×35(35) | 総発射数:35 | |
総撃墜数:35 | |||
09 | Shahed-136×3(3)、Kh-101/Kh-555×17(15)、Kalibr×8(8) | 総発射数:28 | |
総撃墜数:26 | |||
13 | Shahed-136×21(17) | 総発射数:21 | |
総撃墜数:17 | |||
14 | Shahed-136×?(22)、Kh-101/Kh-555×?(3) | 総発射数:ー | |
総撃墜数:25 | |||
16 | Shahed-136×6(6)、Kalibr×9(9)、キンジャール×6(6)、イスカンデルMとS-400×3(3)、初めて飛行プロファイルが異なる3つの兵器(極超音速ミサイル、弾道ミサイル、巡航ミサイル)を同時に撃墜 | 総発射数:24 | |
総撃墜数:24 | |||
17 | Shahed-136×2(2)、Kh-101/Kh-555×22(21)、Kalibr×6(6)、イスカンデルK×2(2) | 総発射数:32 | |
総撃墜数:31 | |||
19 | Shahed-136×22(16)、Kalibr×6(3) | 総発射数:28 | |
総撃墜数:19 | |||
20 | Shahed-136×24(24) | 総発射数:24 | |
総撃墜数:24 | |||
22 | Shahed-136×20(20)、Kh-101/Kh-555×4(4)、Kh-22×5(0)、イスカンデルM×2(0)、S-300×5(0) | 総発射数:36 | |
総撃墜数:24 | |||
23 | Shahed-136×6(6) | 総発射数:6 | |
総撃墜数:6 | |||
25 | Shahed-136×36(36) | 総発射数:36 | |
総撃墜数:36 | |||
26 | Shahed-136×31(23)、Kh-101/Kh-555×10(10)、S-300もしくはS-400×7(0) | 総発射数:48 | |
総撃墜数:33 | |||
28 | Shahed-136×54(52)、1日に使用されたShahed-136の数としては最大 | 総発射数:54 | |
総撃墜数:52 | |||
29 | Shahed-136×35(29)、Kh-101/Kh-555×40(37)、イスカンデルMとイスカンデルK×11(11) | 総発射数:86 | |
総撃墜数:77 | |||
30 | 現在、キーウなどウクライナ中央地域がShahed-136で攻撃を受けている最中、、、 | ||
累計発射数×562以上/撃墜数×494 Shahed-136×377以上(340)、 巡航ミサイルや弾道ミサイル×185以上(154) | |||
ロシア軍の総発射数:2,327発、ウクライナ軍の総迎撃数:1,875発 |
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※アイキャッチ画像の出典:Повітряні Сили ЗС України
ロシアがこれほどの空爆能力を持つということは中朝連合もかなりの空爆能力を持つと考えられる
たしかに中朝はロシアよりもミサイルを生産しやすい体制にあると思いますが、日本海・東シナ海を超えるレベルのミサイルを生産するのは簡単ではないと思いますよ。
ロシアはあくまで陸続きのウクライナ相手にこれだけの攻撃をしていますが、西側から急遽防空システムを導入したウクライナに9割近く迎撃されてるのも事実です。
日本は戦争が始まってから防空システムを整えるのではなくて、今のうちに粛々と準備しておきましょう。
何度かここで記事になってるけどウクライナに弾道ミサイルの迎撃手段はほぼないから9割迎撃が事実ってことはないだろう
発表だとそうなってるけど
弾道ミサイルの迎撃手段はパトリオットがある。
だからほぼないって書いてるし、ここの記事でもその話は何度も出てる通り配備はキエフに限定されてるらしいのが現状
9割迎撃が嘘?
決めつけとか
情弱の始まりやん
湾岸戦争おける「スカッド狩り」を覚えている人ならば、戦中に発表される迎撃率なるものに信用をおかないのも自然な反応かと。
>9割迎撃が事実ってことはないだろう
あのねえ
毎回思うのだけど、反論をするのであれば反論が成立する証拠を提示する必要があると思うんですよ。
何を根拠に事実ではないと言い切れるのですか?その根拠はなに?
Orixのように視覚情報や市民のSNS情報や被害報告を分析した結果ですか?
貴方のやってる事は単なる印象操作と願望でしかない。
少し前までのウクライナ軍の発表では、迎撃不能なミサイルについては迎撃率の発表の対象外だったんですよ
なので「20発中18発を迎撃」したけど、地上での爆発は9件報告されてたとかがあったのです
「9割迎撃」を額面通りに捉えても意味はありません
簡単では無いってのはどうかな?今ウクライナに対して使用している長距離兵器で単純にロシア領土から日本へ届かない物は無い。日本海と東シナ海を越えると言う条件でS-300との迎撃弾が脱落するだけ。
ウクライナは日本面積の1.6倍で日本は山がちな地形で住める所も限定されて人口すら倍以上だから、ウクライナよりはシビアな状態だと思うし、実戦経験してきた危機感と兵員の質とか考えたら状況がウクライナより厳しいと思うので粛々と準備って言っている時点で駄目だと思う。
本気で迎撃態勢整えるならアイアンドームや機動性のある滞空機関砲搭載車両や地上発射型のA-SAM研究とか低速巡航ミサイル迎撃出来るぐらいのレーザー実用化、レーダー増強、コストが安い滞空航空プラットフォーム増強とか今のうちに道筋付けないと無理だよ。
あんまり戦略的に意味がないとこにもガンガン落としてるので…まあ癇癪のウサ晴らしみたいなのがメインなんでしょう。
使いどころを考えないのは市民にとって迷惑なんだけど、ロシア軍にとっても迷惑だったりもするよね。
何かをしたみたいなノルマ消化を大事にするってのはスターリン時代からの伝統。決まった時間に攻撃が行われる政治委員方式。
助攻や威力偵察、敵ミサイルの消耗、防空陣地の捜索ということも考えられる
現ウクライナ空軍では、ストームシャドウ発射可能航空キャリアがスホーイ24Mしかないことを踏まえると今回のフメリニツキー州の空軍基地に対する攻撃は深刻かもしれない
西側戦闘機か、もしくはストームシャドウクラスの弾薬を発射可能な航空機の入手が必要と思われる
これらのミサイルを前線の兵士の支援に使っていたら、ロシア軍ももっと被害が少なく楽だったでしょうね…。
ハラスメント以外の効果がマジでない、ロシアのミサイルもシャヘド以外はかなり高価なので
双方トータルで見たらウクライナの迎撃コストより高いのに…
撃ち込まれたものと同数の仕返しは許されるのでは。
ただし、的は選んで。
パイプラインとエネルギー関連施設に集中したら、
ロシアは輸出するものがなくなる(?)ような気もします。
ロシアの都市部も干上がるような気もします。
いわゆる「衡平の原則」の基づく行為と推定される
国際法違反行為に対する報復の条項と考えられる
本来は関税などの経済行為に対するものだが、戦争も経済行為の一種と見れるだろう
今は多分、ウクライナ側の一方的な貸しでしょうから、
そろそろ回収(?)しても良いのでは、と思います。
ハンガリーなど、エネルギーでロシアにぶら下がる国
もありますから、様子を見ながら。
それでノルドストリート爆破して大目玉くらったことを覚えてないのか
未だにロシアの天然ガス漬けの欧州はそんなことされたら困るからそういう攻撃に使えるような兵器の供与を渋るんだ
ノルドストリームの件はロシアがやったやつでしょ。
そもそもウクライナから遠いバルト海の海底で破壊工作するなんて装備も、それを支援する艦艇も貧弱なウクライナ海軍にはないし、爆破当時付近にロシア海軍の潜水艦救助用の支援艦が居たことがデンマーク海軍の巡視船に確認されてる時点でどう考えてもロシアがやった可能性の方が圧倒的に高い。
ロシアからウクライナを通り欧州に向かうパイプラインは健在で
そこに発生する料金を今のところウクライナは受け取っていると言う話を聞きましたが
やりますかねえ
西欧に向かうロシア産のLNGが減少すれば、
ウクライナのとって、パイプライン存続の意味はないのでは。
報道では、その方向に進み痛あるようですから。
先日の、ドイツ首相の発言もその方向では。
困るのは、オーストリア/ハンガリーに纏まるのかな。
他所で読んだ話では、ハンガリーは”友好”パイプライン
にぶら下がり状態だとか。この分のウクライナへの歳入
は、それほど大きくない様子ですね。
要塞シリーズでそんなルールありましたなあ
あれは核兵器に関してだったけど
数だけ見ると凄いですね。ただこれ効果があるのでしょうか?湾岸やイラクではアメリカ軍は的確に敵の重要拠点を潰してましたがロシアの空爆はインフラは破壊してもウクライナ側に大ダメージを与えたという話はあまり聞かないのですが。ウクライナ側が秘匿している可能性もありますが。
パトリオットが配備されているキーウ周辺の防空システムは極めて有効に機能していますね
それ以外の地域は特に弾道弾攻撃に対して脆弱なままなのが問題ですが
米の情報漏洩の件でロシアはウクライナの防空能力の枯渇にかけたんでしょうね
今のところ当てが外れてる感じでしょうか
イランの増産体制が軌道に乗ってきたのかもしれませんね。
過去に例がないほどの密度の空爆はその内訳を見ると過半数はシャヘドドローンを使用したものであり、安価に量産可能なドローンが重要な役割を担っている実態がわかる。
低速かつ低空を飛ぶため迎撃はさほど難しくない目標だが、レーダーに映りにくくウクライナ側は目視と聴音でこれを探知しているという。
・精度が低い上に対空ミサイル網が厳重なので前線での対地攻撃は限定的にならざるを得ない
・国境線からほど近い都市の固定目標ならなんとか狙える
・イランから安物のシャヘドをもらえる
こういう状況を踏まえてのキーウ空襲なのでしょうが「空軍はようやっちょる」的なパフォーマンス感は否めないですね。昨年の9月から9ヶ月近くダラダラ続けているものの戦果は乏しいと言わざるを得ません。インフラ設備の攻撃は不十分に終わり、キーウ市民の士気もさほど落ちず、ウクライナの防空設備強化につながってしまいました。
ウクライナ側には 後方の基地や補給を叩くという明確な目標があって成果を上げてるが
ロシア側は 相変わらずの腹いせ攻撃だな。
戦局、特に前線には何の影響も与えない。
ロシアには戦略も戦術もないな。
ウクライナはNATOの支援が潤沢で高品質な精密誘導ミサイルやスターリンクがあるけどロシアには高度な衛星システムやミサイルがないから狙いたくても狙えないんでしょうね そもそもロシアはソ連時代の地図を使っているとかいう話もあるし…
3月まではシャヘドとミサイルの割合が最大でも同じくらいなのに、4月からはシャヘドの半分くらいしかミサイルを打ってない。
わざわざ節約するってことはロシアのミサイルも枯渇気味なのかも
ここのところ書き込みするニューカマーも増えにぎやかになっていますが、管理人さんも懸念されている通りコメントのレベルダウンが著しいですね。
軍事に知見のない素人の願望のようなコメントが多いように思います。そのようなコメントはノイズにしかならず、何の参考にもならないのでヤフコメででもやってもらいたいもんです。
管理人さんが懸念してるのはそんなことではないと思う。
暴言だったり、他人をレッテル張りして陰湿な攻撃をするようなユーザーを懸念してると思われ。
自分と合わない人が居るからって締め出そうとするのはネット自体が向いてないと思う。
これの答えはウクライナ軍がミサイルを「誤認」してるのでは?
ロシア軍はデコイミサイルの投入を明言してて嘘ではないのだろう。なのにウクライナ軍の発表ではデコイの迎撃が無い。
ただの空中発射無誘導ロケット弾をミサイルと認識してたりしない?