ウクライナ侵攻作戦の失敗はロシア軍のプレゼンス低下を招き、ナゴルノ・カラバフ地域を巡る問題でアゼルバイジャンがきな臭い動きを見せ始めた。
参考:Russia Tells Azerbaijan To Withdraw Troops From Karabakh Village
参考:Azərbaycan erməni silahlılarını “geri çəkilməyə məcbur edib”
参考:ВС Азербайджана зашли в зону ответственности российских миротворцев
参考:Данилов о Карабахе, Курилах и Калининграде: открытие вторых фронтов против РФ нам бы помогло
これほど「風が吹けば桶屋がもうかる」という言葉が当てはまるのも珍しい
2020年のナゴルノ・カラバフ地域(自称:アルツァフ共和国)を巡る戦いでアゼルバイジャンはアルメニアに奪われた土地の大部分を回復、ロシアは両国が署名した停戦協定が守られているか監視するため平和維持部隊を派遣しているのだが、このタイミングでアゼルバイジャンが停戦協定を無視して武力行使を行い注目を集めている。
一体何が問題なのかというと、アゼルバイジャンはアルメニアが停戦協定に違反して「武装グループ(過激派)をナゴルノ・カラバフ地域に送り込んでいる」と非難しており、アルメニアはアゼルバイジャンが停戦協定に違反して「入植地に迫撃砲やグレネードランチャーを撃ち込みアルメニア人をナゴルノ・カラバフ地域から追い出そうとしている」と非難しており、どちらの主張が正しいのか不明だがロシアの平和維持部隊は両国の訴える状況を制御できない。
この状況に業を煮やしたアゼルバイジャンは「ロシアがアルメニアの協定違反を取り締まらないなら自ら正すだけだ」と宣言、平和維持部隊が管理する地域にアゼルバイジャン軍を派遣して武装グループの排除に乗り出したのだが、アゼルバイジャンは「死傷者はなく状況は安定している」、アルメニアは「現在も停戦協定に違反した地域にアゼルバイジャンの部隊は留まり続けてアルメニア人兵士が3人殺害された」、ロシアは「アゼルバイジャン軍がバイラクタルTB2を使用して計4回の攻撃を実施した」と三者三様の説明を展開。
ロシアはアゼルバイジャンに「部隊を元の位置に戻せ」と呼びかけているものの「緊張状態が解消した」というニュースは今のところ届いておらず、アルメニアは「ウクライナでの戦争に便乗してナゴルノ・カラバフ地域からアルメニア人を追い出そうとアゼルバイジャンは考えている。この戦争が長引けばもっと大胆になるに違いない」と予想、一方のアゼルバイジャンも「ロシアの平和維持部隊は機能していないかアルメニアと共謀しているかのどちらかで、ウクライナの戦争に平和維持部隊を移動させようとしている」と述べており、ウクライナも興味深いことを言い出した。
ウクライナ大統領府顧問のオレクシー・アレストビッチ氏は「アゼルバイジャンのTB2がナゴルノ・カラバフ地域で活躍してアルメニアはロシアに支援を要請した。しかしロシアはアルメニアに駐留する部隊(第102軍事基地)をウクライナに向けて移動させたのでアルメニアへの支援は叶わないだろう」と述べており、ロシアがウクライナとの戦いを優先して各地の戦力を引き抜けば「第二戦線が開かれるかもしれない」と指摘している。
つまり「ウクライナ侵攻で被った損害は小さい」とロシアは強弁しているが、軍事作戦が行き詰まり、数万人規模の人的被害、数千点にも及ぶ軍事装備の消滅、これをカバーするため無理な追加動員を行うロシアの様子を目撃した国は「ロシア軍のプレゼンスが低下した=安全保障に対する影響力が小さくなった」と判断、抑えの効かなくなった各地の力が暴発すれば「ロシアはウクライナとの戦いに集中できなくなる」という意味だ。
そもそも不安定なナゴルノ・カラバフ地域を無視して「第102軍事基地に駐留するロシア部隊をウクライナに転用する」というロシアの選択はアルメニアにとって「自国の安全保障を蔑ろにされている」と映り、アゼルバイジャンには「ナゴルノ・カラバフ地域における主権回復のチャンス」と映るのは当然で、これほど「風が吹けば桶屋がもうかる」という言葉が当てはまるのも珍しい。
ロシア軍の通常戦力がウクライナですり潰され、経済制裁によって防衛産業の開発や製造に支障を来たせばインドと中国、アルジェリアとモロッコ、リビア内戦、シリア内戦辺りでも予想外の動きが出てくるかもしれないが、一先ずアゼルバイジャン(とトルコ)が今後どのように動くのかに注目が集まる。
関連記事:ロシア軍、作戦規模をウクライナ軍の弱体化とドンバス解放に縮小か
※アイキャッチ画像の出典:BAYKAR
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ロシア軍がウクライナに苦戦していることで重しとして機能しなくなってきたんですね
まぁロシア軍の惨状を見るとまぁ当然のなりゆき
もちろんアルメニアから戦力引っこ抜いたニュースからミリオタは全員察してたレベルの話だけど
第102軍事基地からの戦力移動が行われたのが3月18日なのにアゼルバイジャン動き早すぎwww
もはや諸外国では「ロシアとかこの戦争負け確定だしちょっとくらい暴れてもかまへんかまへん」みたいな感じなのか
南オセチアのロシア軍もウクライナに回されてスカスカのはずなのに、何も聞こえてこないジョージアも不気味。
ロシアの敗北を見極めて、突然、ジョージアが南オセチアとアブハジアを奪還、、、みたいなことになるんだろうか。。
しかし素朴な疑問だけど、こないだの紛争でロシアはほぼ戦局に関与してなくて、アルメニアにトルコとイスラエルが肩入れしてたくらいだった気がするけど
その状態で係争地に自分から火をつけに行く理由がよく分からない
なんなら消耗した兵器や兵士の補充だってまだ済んでないんじゃって言う
トルコとイスラエルが支援したのはアゼルバイジャンじゃないですか?
アゼルバイジャンは天才なので、自国が圧倒的に優勢な中、アルメニアが受け入れやすい、めっちゃ寛大(=自国に不利)な講和条件を申し出て、
それで揉めずに速やかに停戦したがため、今でもまだ「食える部分」をたくさん残してるので、その食い残しを「今がチャンス」と、食べてる感じですねえ。
自国優勢な情勢で、自国にとって過少すぎる講和条件を自国民に飲ませたのは、さすが独裁者、と唸った当時。
大抵こういうのって自国民側が、相応の分け前をよこせと折り合えない条件を執行部側に突きつけて、それで対戦国と折り合えないパターンになるやないですか。
逆では、トルコとイスラエルはアゼリ側です。
ジョージア(グルジア)の場合は議会がロシアに対して宥和的な勢力が多数だから動けない
そこそれほど強固とは思えないけどなぁ。
打算の結果としての宥和路線であって、ロシアが経済的にも軍事的にもすっ転べばそれだけで(議席そのままでも)勢力図は変わると思う。
アゼルバイジャンはロシアが後ろ盾にはいるものの表面的にはアルメニアが相手なのに対し、ジョージアの場合真っ向からロシアと相対する事になるのでそう単純じゃないんだと思う
ウクライナに集まっている義勇兵の中核を成すのはジョージア人部隊だと言われています。南オセチア紛争のときにウクライナに助けてもらった恩義があるのだと。ジョージアの元防衛相、イラクリー・オクルアシュヴィリ氏が参加しているというニュースもありました。その人たちがジョージアに帰ると何かが起こるかもしれませんね。
最大人数はアメリカ人らしいですけどね
嫌なドミノ倒しが始まってるな…
第三次世界大戦の始まりじゃなきゃいいけど
背後で高笑いするエルドアンが目に浮かぶ
兵器は売れるわ、政治的発言力は高まるし、アメリカは対ロシア政策上からトルコには甘くなる
トルコこそ吹く風で儲かる桶屋
元々ロシアがウクライナに侵攻する今回の風では中国が儲かる桶屋の筈やったんよなあw
しかし実際には「そうは問屋が卸さなかった」のが笑える
トルコって今回については改めて考えるとやべー国だよな。ロシアとNATOなのに合同演習してたくせに
2月頭にロシアの警告にあらがい、ウクライナとの防衛協力を深める合意に署名、さらに弱腰のNATO批判という狂人ムーブしてるし
邪推すると当初から今回のウクライナ戦争についてはNATOととして立ち回ってたけど、戦線に決定的に影響与える兵器は送ってないと言い張れる(TB2の追加分が勝ちだしてから届いたところも邪推しちゃう)からロシアが速攻で勝っても言い訳できるし、ウクライナが勝ってもウクライナにも恩を高く売りつけ海峡封鎖で存在感示すことができるという武器商人にみえてくるぞ…
北方領土奪い返せよ
ロシア本国領土への攻撃占領は、即座に核報復食らってもおかしくないし、
日本側に開戦要因があるなら、日米安保が発動せずに日本領土の核なぶり殺しを、米軍が傍観のパターンすらあるぞw
日本を見棄てると、日本が中国側に寝返って結果としてアメリカがアジアでのプレゼンスを失うだけだから、
まずは日本が勝手にロシアに手を出さないように、逆に米軍が自衛隊を威圧してくるですよ。
この国はアメリカに隠れて北方領土に進軍できるような体制じゃないから、行動する前にバレてお仕置きされておしまい
んなことチキン岸田にできるわけないだろう。
彼、予算決めで国会中継中にロシアが開戦したって聞いた時驚き過ぎてパニック顔してたんやぞ。
顔ぐらい許してやれよ。普通に人間だったら、どうやったって無理筋な戦争を始めた、という話を聞いていたら、どんなに情報を仕入れてたって動揺するだろうよ。動揺しない人間のほうが貴重というだけで。
>インドと中国、アルジェリアとモロッコ、リビア内戦、シリア内戦辺りでも予想外の動きが出てくるかもしれないが、一先ずアゼルバイジャン(とトルコ)が今後どのように動くのかに注目が集まる。
ロシアのプレゼンスが低下すればするほど、周辺諸国がそれに伴ってきな臭い動きをし始めるよね。
そもそもロシアは広大な領土を維持するため、様々な地域に圧力をかけてるからなぁ。
その重荷を取り払われると、紛争地域ではバランスが急激に崩れ、アゼルバイジャンのように力による現状変更が見られるのは、当然っちゃ当然か?
中国はじっと我慢できるだろうか。
一番取られているのが、中華だからね。
ウラル山脈以東は、中華の物。
トルコの周囲への影響力が大きくなって、地域大国化するかな?
経済力は問題あるが、ロシアとの関係が変れば制裁も減少するし
軍事ではトルコ製の無人機が各地で活躍中で、購入希望する国も多い。
中近東から東欧まで影響力を増加できるかだが、
ここも大統領が独裁者になりつつあるのがリスクかな。
一時的に荒れても
西側が支持する側が、ロシアの支持していた側を倒すのであれば、長期的には結構なこと
むしろ注目は、ロシアに代わって中国が支える役になるか
そこまで矢面に立つことは商いに障るとしないか
北方領土を取り戻したとして、住みたい人、住み続けることができる人がどのくらい存在するのでしょうか?
離島経営、統治するために必要な人物金を維持しつづける事が財政的に難しいと思います。
北海道でさえ、本州からみれば財政的にはお荷物。
社会インフラの赤字を補填しながらなんとか維持していますが、人口流出に自然減に国際競争力がある産業は限定的。
便利で快適な都市生活に慣れてしまった現在、厳寒の離島暮らしで揺り籠から墓場までの生活を維持しつつ、発展させるのは難しいと思います。
騒ぎながら、ロシア統治への妨害を続けて、ロシア経済が疲弊するのを待つ現状維持くらいでいいのではと私は思います。
経済協力してもキャバクラ ロシアですから、都合よく扱われて終わりなので期待するだけ残念。
北海道で演習し少し過激な発言をして、極東ロシアで無駄金使わせる方が好ましいと思います。
軍事費は掛け捨てなので、何も直接生産しませんからね。
冷戦下の昭和時代から、シベリア開発の資金源として日本に期待してるのがロシア(当時ソ連)の真意とは知られていたが、極寒のシベリアに投資するのはカネを棄てるに等しいと否定的な声が政財界の大部分だったが、
のち技術的な向上と、温暖化の影響により、元々はロシアにとっては生産性の低い広大なお荷物だったシベリアが資源という宝の山に化けた。これは、合法的にアラスカを手放したロシアが今ごろ歯ぎしりしてるのと同じですよ
最近は、物持ちは金持ちに勝るってことわざはあまり使いませんが 、土地を抱えてるのはリスクであると同時に可能性という見えない資産なんですよ
無駄がないというのは合理的なようで、戦争のような突発的で非論理的な事態には逆に対応しにくくなる。
やもすればお荷物な北方領土を維持できるくらいの国力がないと、日本には未来がないと思える
採算が取れると判断されたサハリン計画でさえ、情勢が安定せず現状の有り様なのに樺太を奪還して再投資して日本の施政下で長期的安全と利益を確保できるか、未知としか思えません。
四島周辺海域が漁場として優位性がある事は承知ですが、獲れれば獲れるだけ獲る目先利益優先の日本の漁師、乱雑に底引きして小さな物まで獲って商品にならないからと海に捨てる姿を実際に自分の目で見て、同情はしきれません。
物が欲しいだけなら、別の産業で稼いで買えばいいし、戦争する代償としては安いと思います。
散々注ぎ込んで経済協力しても領土は帰って来ないわけですから、戦略的無視くらいしか損失を少なく抑えるのは難しいと思います。
日本が核兵器を持てば交渉のテーブルへ着席できますが、現状は厳しいですし、盗られ負けですね。
経済的視点でしか島を見ないのなら、そういうコメントになると思うが、そういう問題では無いと思います。
自国固有の領土を守る、または取り返すという意志を持ち続けることこそ、大事なのではないでしょうか?
それに、根室の漁民達が安心して操業できる環境を整えるには、北方領土問題の解決しかないのでは?
経済的価値に維持するのが困難と言い始めたら、日本の領土は東京~大阪間だけで十分、というのが結論になってしまいます。
国土防衛的には国後島は北海道の喉元に突き立てられた短剣みたいな位置にあるから、あそこ
だけでも取り返したいし、根室の漁民達にとっても目前の海に赤い線が引かれていて豊富な漁場
を指咥えて眺めているだけなので、4島全部返還は諦めても、国後島と歯舞群島の2島ぐらいは
取り戻せないかと思ったりはする。
人口移動調査結果は、まるで「日本の領土は東京〜大阪間で十分」本州が良いという、僻地や田舎には住みたくないとの民意を一部反映しているようにも捉える事ができると思います。
北方領土問題の解決方法とは、一体何を指すのか、どうすれば可能なのか私には分かりません。
武力を用いて奪還するなら、ロシアの戦略核ミサイルで首都圏含めた主要都市が被害を受ける覚悟が必要ですし、問題を永遠に先送りするとしか私には想像ができません。
日本からしたら喉から手が出る程欲しいエネルギー資源がある
領土領海経済水域が確保できれば、日本の漁師が安心して漁ができる。あの辺はいい漁場ですからね。
北海道や東北から出張しても十分ペイできる漁獲が期待できる。
住みたけりゃ住めばいいし、べつに不便を我慢してでも住まなきゃいけないわけではない
北方領土やサハリンを奪還できれば、ロシアのオホーツク海の「聖域」支配に穴を開けられるよ
これが軍事的には極めて大きい成果。特に、頼れるモノが最早NBC兵器しか無いロシアには致命的な程
千島列島やカムチャッカまで奪還できれば、もはや極東ロシアから「聖域」は消滅して、代わりに日米がソレを手に入れられる
日本だと固有領土や情緒的な面からしか語られませんけど、ロシアからみたら戦略原潜の遊び場ですからね
対アメリカの核戦略を考えると、オホーツク海を手放すわけいかないので
弱肉強食が世の掟。あとはハゲタカのように喰い散らかすだけ。
一度でも弱みを見せてしまえば、こうして力の均衡が崩れてしまう。これから荒れますね。動乱の時代のはじまりです。
この先にどんな悲惨な結末を迎えるだろうかと考えると、無邪気にウクライナだけを応援できないのかもしれない。無論、ロシアの侵略は許し難いが…かといってソ連の崩壊やアメリカの中東撤退がそうであったのと同様に、大国の失墜、力の空白はこれからより多くの戦乱と悲劇を産み出すかも知れず。
そうだとしても、ウクライナは応援すべきでしょう。少なくともロシアと国境を面し、領土紛争を抱え、武力で恫喝されているという点で、日本も他人ごとじゃないんだから。対中が、って言い出したらロシアとの結びつきを捨てないインドと協調しようとするのだって良いのか?という話になっちゃいますし。
とはいえ、外交関係の複雑化は第一次世界大戦以前の状態に戻ったともいえるわけですから、今回のテーマのコーカサス、バルカン半島、そして極東で破滅的な衝突が起きてしまうのかもしれません。
ええ無論、中国や北朝鮮の野心をくじく牽制にもなり、ロシアが勝てば帝国主義的な無法を許す悪しき前例になるので、ここは絶対にウクライナに勝って頂かないと困りますが。
ロシア弱しと見て取ったハイエナ・ハゲタカが蠢きだすだろう。
ベラルーシの崩壊リスクも高まるだろう。
(例のくだらないプロパガンダとは別問題)The Baseなど白人至上主義のネオナチ団体もウクライナで武器と経験とコネを手に入れ、後顧の憂いとなるだろう。
ロシアのナショナリストも、さらなる憎しみを募らせるだろう。
…ウクライナが勝利を得ても自由と民主主義万歳と手放しで喜ぶには早くて。ウクライナ戦争はただの始まり、通過点に過ぎず、これから起こる大戦の前哨戦、予行演習と位置付けられるかもしれない。
コーカサスで、バルカンで、次の戦場が待っているはず。
…なんて悪い妄想に浸っていたら、とうとうセルビアまでが動き出したようですね。コソボ国境方面への移動を開始したと。
セルビア首相は「コソボからの攻撃を阻止する」なんて、つい最近どこかで聞いたようなセリフを発してます。これは……。
>>アルジェリアとモロッコ、リビア内戦、シリア内戦辺りでも予想外の動きが出てくるかもしれないが、
リビアは国民合意政府とLNAどちらにも大国が付いてるから大丈夫だと思う。
(前者はトルコ、カタール、イタリア)
(後者はフランス、エジプト、UAE、ロシア)
一方、シリアはダイナミックに動くのではないかと予想。アサド政権崩壊もあり得ると思う。
そうなる前に、アメリカと和睦してクルド人を抱き込みトルコや反体制派に対抗するか等しないと、あぶないよ
後にロシアの春として記憶されそう。
ロシア軍がここまで弱体化してるとは開戦前は想像もつかなかった
アメリカが軍の予算をしつこいくらい厳しく管理してるのは間違いじゃなかったんだなと思う
北方領土よりもペトロパブロフスク・カムチャツキーのロシア太平洋艦隊の弱体化のほうが優先的かと、
海産物交易が産業の中心なので、カニや鮭イクラを日本が諦めれば経済制裁も効きやすいかと。
都市経済が弱体化すれば、交通の便の悪い辺境に原潜や核兵器を配備維持することがより困難になり
民需と共用する船舶の整備や維持もできなくなるので、三軍全体の配備も弱体化し
アメリカと日本としては対中国に集中しやすくなる。
ロシアにとって最大の損失は、経済制裁ではなく、ロシア軍の実力がバレたことかもしれませんね。
まず、軍隊。それから国家。
の国ですから。
今回のウクライナ戦争でロシア経済制裁受けてます、物資が尽きるのが5~6月ぐらいになるでしょう。
その辺あたりまで、ゼレンスキー頑張ってゲリラ戦続ければ、勝てますよね。昔の民主党政権みたい。
調子乗って、外交失敗して、支持率低下して、気象兵器使われて、脅されると。
ゼレンスキーは一応ユダヤ教なんで、ウクライナがイスラエル以外初の首相と大統領がユダヤ教の国になりましたからね。
ポーランドでの対話したかったのも分かりますが。もともとCCCPなんでどうしようもないですね。
僕の見解としてはウクライナ勝ちます。
カフカス方面はウクライナ侵攻前の時点で戦争になってたくらいだから再燃するのも仕方ないとして、ロシアの軍事的プレゼンス低下で不安定化する地域っていうとどこでしょうね。
カスピ海より東はソ連崩壊直後から軍事的に自立していたようなものだし(それだけこの前のカザフスタン介入は衝撃的だった)、直轄地の極東やフィンランドは核がある限り動かない。シリアはロシア国境から遠く離れているので内戦がロシア介入前の状態に戻っても問題ないとなると、やはりベラルーシですかね。欧米が介入せずともウクライナがロシアを屈服させられれば、それはベラルーシで反ルカシェンコ・ロシア運動をしている人たちにとっては強いメッセージになりそうな。
1ヶ月でこれと言うことは今後もロシアの重しはどんどん外れていくのでしょうね。