ウクライナのクレバ外相はWSJ紙とのインタビューの中で「新たな反攻作戦と防衛作戦のため旅団を準備している」と明かしたが、ロシア人ジャーナリストも「西側諸国の支援停滞は一時的なものに過ぎず、軍事産業の歯車が噛み合えば再び援助がウクライナに流れ始める」と指摘した。
参考:Troubled by a Resurgent Russia and Bickering Allies, Ukraine Hunkers Down
参考:Зимнее окно возможностей
参考:Scholz sichert der Ukraine weitere Hilfen zu
戦争継続への合理性を毀損させることこそがロシアの条件での和平交渉に繋がる
ウクライナのクレバ外相はウォール・ストリート・ジャーナル紙とのインタビューの中で「今戦いを停止すればロシアに新たな軍事作戦の準備機会を与えることになる。そうなればロシアはウクライナで被った損失や問題を解消して再び攻撃を仕掛けてくるだろう。ウクライナは新たな反攻作戦と防衛作戦のため旅団を準備している」と明かし、NATOも「早期結着への期待」が萎んだため「この戦争が長期戦になることを思い出さなければならない」と述べているらしい。
I am grateful to @JensStoltenberg for leading the way in supporting Ukraine and for recognising Ukraine’s successes on the battlefield and in the Black Sea.
We both agree that Euro-Atlantic defense industries need to work as one system in order to both ramp up supplies to… pic.twitter.com/5cU5EOLWww
— Dmytro Kuleba (@DmytroKuleba) November 29, 2023
ロシア軍はウクライナ軍の反攻作戦を阻止し、アウディーイウカ、バフムート、クピャンスクなどで反撃に出たが、ロシア人ジャーナリスト(アレクサンダー・ソツキー氏)も「援助が止まってウクライナとの戦争が直ぐに終結すると考えるのは大間違いだ」と警告している。
“反攻作戦の失敗やロシア軍の反撃でウクライナや西側諸国はパニックに陥っている。これはウクライナ軍を弱体化させ、社会全体の士気に悪影響を及ぼすものの過度な期待を抱くべきではない。西側諸国による支援の停滞も、ポーランド、スロバキア、ハンガリーとの国境で物流が混乱している状況も同様で一時的なものだ。遅かれ早かれ新たな予算が承認され、くすぶっている軍事産業の歯車が噛み合えば再び援助がウクライナに流れ始めるだろう”
“ウクライナは徐々に蝕まれることはあっても、西側諸国は決してウクライナの崩壊を許さないため「ゼレンスキー政権の崩壊」や「西側諸国の援助が完全に停止する」と期待するのは間違いだ。これは特別軍事作戦が血なまぐさい戦いの泥沼に陥ることを意味するのだろうか?そうではない。ウクライナには無限の資源がなく「軍を維持するためのシステム」に何からの異常が発生すれば崩壊に繋がる可能性もある。ここで言う崩壊とは財政的、軍事的、政治的な大惨事を意味し、これこそがロシアの条件でウクライナに交渉を強いる要因になる”
“ロシア軍の使命は援助が停滞している期間にウクライナの資源を使い果たさせ、キーウの政治闘争に軍事的・財政的危機の要素を追加させることにある。アウディーイウカはそのための重要な要素だ。実際、ウクライナ軍は2度同じ罠に嵌っている。バフムートでの戦いが反攻作戦前のウクライナ軍を衰弱させたように、現在のアウディーイウカも敵を弱体化させる大きな傷になっている”
“但し、アウディーイウカでの弱体化が『何十万人もの民族主義者を毎日削っている』と認識すべきではない。膨大な戦力が戦争に関与していることを考えれば戦線での損失は両軍にとって比較的控えめな数字だ。アウディーイウカの袋小路で戦っているウクライナ軍の数は7,000人以下で砲兵などあらゆる支援部隊は袋小路から脱出している。それでも第47機械化旅団のようなエリート部隊を消耗させるのは戦争全体にとって有益で、何れ旅団は組織として存在しなくなるだろう”
“ロシア軍はアウディーイウカの北と南にある高地を支配し、オルリフカを経由する唯一の補給路もFPVドローンを効果的に使用できる範囲にある。敵は街を守る部隊に満足な補給を行なうのが難しく、補給部隊を送り届けるのに必要なノンストップの制圧射撃はウクライナ軍の弾薬消耗に一役買っている。アウディーイウカでの重要な役目は敵から砲弾、人員、装備を吸い上げ、他の戦線から注意をそらすことにあり、バフムートやマリンカでのニュースはこのテーゼを裏付けるものだ”
“恐らくロシア軍は広範囲な前線で小さな攻撃を繰り返し、これと並行してアウディーイウカ周辺の掌握を確実に強化していくだろう。ロシア軍が成功するかどうかは作戦のテンポを維持できるかどうかに掛かっており、ウクライナ軍側の問題と噛み合えば敵の防衛ラインは文字通り崩れ始めるが、これはドニエプル川まで直行できるという意味ではない。敵は状況に応じて動員を強化するだろうし、ウクライナ軍は依然として強く何度敗北しても立ち上がってくるし、この戦争をどこまでも継続しようとしてくるだろう”
“兎に角、ウクライナ軍の戦力を消耗させればされるほど冬季攻勢が成功しやすくなり、敵が準備している春季攻勢に対しても先手を打つことができる。だからこそロシア軍の増強と予備役の温存を続けることが重要なのだ。アウディーイウカを占領しても敵に和平交渉を迫ることは出来ない。アウディーイウカを占領しても敵が和平交渉に応じざるを得なくなるわけではない。ウクライナ軍の能力低下を背景にした組織的圧力をかけ続けた先にこそ可能性がある”
以上がアレクサンダー・ソツキー氏(READOVKA編集長)の主張で、ウクライナが陥った困難な状況は遅かれ早かれ解消するため戦争が今後も続き、仮にアウディーイウカをロシア軍が占領しても政権が倒れたり、前線が崩壊してドニエプル川に直行できるようになる訳でなく、ロシア軍はウクライナを消耗させつづけて「キーウの政治闘争」に軍事的・財政的危機を追加し、戦争継続への合理性を毀損させることこそが「ロシアの条件での和平交渉に繋がる」と主張しているのだ。
ゼレンスキー大統領が近いうちに辞任して新政権がロシアとの和平交渉に応じたり、ウクライナ軍が前線を支えきれなくなってロシア軍が大きな突破口を得るという可能性も0ではないが、ドイツ社会民主党の党大会に出席したショルツ首相は9日「二度と欧州の国境は力によって変更されることはない」「この戦争は短期的に終わることはなく支援し続けることが重要だ」「米大統領選挙を念頭に他国の支援が低下するならドイツがさらなる支援を行なうだろう」「プーチンは我々が諦めることを期待するな」と述べおり、他の欧州諸国も新たな2ヶ国間支援に向けて動きがある。
ウクライナもロシアも「戦争の行方を決定づける決定的な勝利(戦略的勝利)」を戦場で得るのは難しく、アレクサンダー・ソツキー氏は大局的な観点から「戦術的勝利だけで戦争の行方が決まると勘違いするな」と言いたいのかもしれない。
関連記事:米ランド研究所、反攻失敗は戦争継続への合理性に疑問を生じさせる
※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
ロシアのブロガーは勝っている雰囲気の時も冷静な意見ですね
まあ緒戦で大ソ連軍の末裔が酷い有様だったので、頭も冷えた事でしょう
そしてやっぱりロシア的にはドニエプル川が本音の停戦ラインなんですかね?
それはそうと、西側に悲観的なコメントを最近していましたが、経済規模は西側が優越しているので、市民の平和な通常生活を犠牲にする覚悟さえあれば、軍事増産体制でロシアを凌駕する事も可能だと思います。
一般工場を軍事工場に改造し、準戦時体制を整える事で軍事産業が噛み合えば、軍事援助はこれまでの総量より多く送れるでしょう。
まあ一番の問題が、ウクライナという今まで縁もゆかりも無かった国のために、西側諸国民が我慢をできるかと言う話ですが…
問題はキーウハリコフは緒戦以降動きがないため、ドニプロ側以西までウクライナを叩き出す場合実現可能なのか不透明というのはあると思いますね
東部以外は結局ほとんど動いてないので…
>市民の平和な通常生活を犠牲にする覚悟さえあれば、
正直な話、これだけ個人主義が礼賛される現代の西側諸国にとって一番大きいハードルではないか…と思うのですが
>市民の平和な通常生活を犠牲にする覚悟
全体主義の戦前日独や今の中露でもなければこんなの通るわけがありませんね。
軍事産業がGDPに占める割合など、極わずかなので一般市民の生活を犠牲にするような必要性などないでしょう。
一般工場を軍事工場に改造するよりも、軍事工場を新設した方が遥かに効率的ですし。
問題は長く需要の限られていた軍事企業が、大金を投じて工場の新設と人員の確保に踏み切れるかという話なのですが、欧州各国が長期的な支援を現実的に受け入れつつあるという事は、遠からず増産体制に切り替わるんじゃないですかね。
アメリカ…政府予算がまるごと通ってウクライナ支援予算が決まれば事態が改善する。ただしアメリカの兵器生産能力の改善はまだ時間が掛かる
欧州…ドイツがやる気をだしているが、それ以外のやる気は全体的に低下傾向。支援予算もハンガリーによって止められている。兵器生産能力についてはよくわからない。どこが生産に前向きなのかはっきりしないような?ドイツのみ?
結局はアメリカ次第な気がします
ウクライナ応援団や西側諸国の「ロシア専門家」を含めたメディア、果ては情報機関まで
ウクライナ軍が少し押してただけで浮かれ放題だったのと比較すると、
ロシア人ジャーナリストのこの論評には酷い落差を感じる。
我々は「相手を過小評価しても何もいいことはない」と言う基本に立ち返るべきだ
一般(?)報道関係者すら油断していないのを見ると
ロシアは手強いな
それに比べて我々の方は支援のためのプロパガンダ一色だな
一般国民を騙すならまだしも英国国防省やウクライナ政府が楽観的な見通しの自家中毒を起こしてる感すらあるのはアホかと思う
別に西側でも似たような意見はいくらでもありますし、逆にロシア側でもプロパガンダしまくってるブロガーなり専門家も沢山いるように見えますが……
全体の中でどの意見を参考にするかに過ぎません、寧ろそのような西側を馬鹿にする言い方こそ「冷静なロシア側の専門家」からすれば鼻白むでしょう
なんとも謙虚堅実な見解なこと。
ロシアから見ると西側がどれだけ混乱し弱気になっているか見えにくいのか、それとも指摘通り余力はまだあって市民が過度に心配しているだけなのか・・・
ひょっとすると大穴で停戦への要望を探る観測気球?「あなた方に余裕があることは知っていて、我々も苦しい。だからこの辺りで手打ちにしよう。」一応西側の面子を立てて、しかし獲得した領土は譲らない。
勉強になります、知りたかった事でした。
アウディーイウカ前線への補給は厳しく、補給継続時に制圧射撃を行っているため、弾薬の消費が激しいと理解しました。
アウディーイウカ後方の補給路は、両翼からドローンなど狙われている。
アウディーイウカ両翼占領のための犠牲も、軍事的に意義があったということですね。
ウクライナ南部攻勢前に、ウクライナ軍がバフムート反攻で消耗した事を、衰弱(罠に嵌めた)として捉えている事が興味深いですね。
>…敵は街を守る部隊に満足な補給を行なうのが難しく、補給部隊を送り届けるのに必要なノンストップの制圧射撃はウクライナ軍の弾薬消耗に一役買っている。
すいません、追記です。
ロシア人ジャーリストの論評極めて冷静ですね、素直に勉強になります。
日本のマスコミ(ウクライナ戦争の報道)を見ていると、勇ましいプロパガンダ垂れ流しだったので(自衛隊OB将校の一部を含めて)、恥ずかしく感じてしまいます…。
現ロシア軍にウクライナ中枢ないし全土占領能力がないというのは伝わった
アウディーイウカやバフムートでヴェルダン作戦のように敵戦力を削り続け失血死を狙っているようだ
また、心理戦としてウクライナ国民にバフムートやアウディーイウカに自己投影させてバフムートの運命がウクライナの未来と印象つけて士気喪失を図るのもヴェルダン作戦と同じ
そうなると、この先の展開もある程度は予想できるだろう
序盤の奇襲侵攻と同じで、広いエリアを支配するにはリソースが全然足らないんですね。
地域を制圧するのに使う人員も足りないし、補給線も伸びてしまうし、各拠点も新しく作り直さないといけない。
すでにドイツのフランス電撃線みたいなのは現実的ではないって事です。
戦線を広げれば広げる程、欧米が慌てて支援を強化してくる事も懸念されますし…
そもそも、ゼレンスキーが引きずり降ろされたとしても、ロシアと戦う姿勢のままだとあんまり意味ないですし。
ゼレンスキー氏が暗殺ないし拉致されてない事も斬首作戦の無意味さを証明してるとも見える
主要政策決定者が諦めない限り終戦の主導権はない
むしろ、劣勢側が敗北条件決定できるので勝てない戦争になってしまうという矛盾が出来上がってしまう
少なくとも開戦初頭は明らかにゼレンスキーを斬首しようとしてました
ゼレンスキーが(どこまで虚構があるかは別として)民族の英雄となった事でそれが無意味になりました
ゼレンスキーの心を折るなら兎も角、最早命を奪っても戦争終結の上で何らの意味もなくなってしまいました
ロシアのプロパガンダが幸を奏してゼレンスキーの英雄像を失墜させればまた斬首する意味も生まれるかも知れませんが……
近年だとターリバーン対アメリカ軍がそうだったが、味方や指導者を殺されようが逮捕されようが戦闘継続し続けいくらキルレシオがあろうが敗北を認めず抗戦して勝った例もある
とにかく、敗北を定義付けなければ相手側に永遠の戦争を強いられ根負けした方が優勢でも敗退した例だった
ゼレンスキーの斬首を狙ってたわけじゃなくてイラクのように電撃的に首都を制圧して中枢機能を麻痺させ敵軍の対応力を奪いたかっただけだろ
別にゼレンスキーが残って捕獲されようが国外に逃げようが軍事作戦には大した影響はない
アウディーイウカ攻略にはロシア軍、ぶっちゃけゲラシモフらの面子がかかっているという話があります。
しかし、ここで大統領選前にアウディーイウカを落とせたとしても大きく話が動かないばかりか、アウディーイウカを落としてしまった事で欧州側を慌てさせ、更にはウクライナ国民に楽観視の危うさを再認識させてしまって紛争継続の見直しが起こってしまい「だからどうした?おびただしい犠牲を出してわずかなウクライナ兵を殺して戦線が少し動いただけじゃないか。」という話になる恐れもあるそうで。
従って、アウディーイウカを落とす事自体に過度な期待をし過ぎないでという釘を刺し、更にアウディーイウカで大戦果を挙げる=ウクライナ兵士数万から十数万が殺され戦争が終わるという様な話はしないで欲しい、約束と違うじゃないかと言い出さないでくれという先手を打って、今後も同じような苦戦が延々と続く事を受け入れて、ロシア有利な条件を引き出せるまで黙ってみていて欲しいという擁護の発言が熱望されているという事の様ですね。
バフムトの時もそうですが、その場にいるウクライナ兵の予想外の少なさを知らず、まるでウクライナ軍が壊滅するみたいな事を考えてしまう人たちが軍事に詳しくない人には多いという事なのでしょう。周囲と合わせればかなりの数でも、現地にいるのはその一部でしかありません。そこを仮に全滅させたとしても、周囲でにらみ合う状況はあまり変わりません。実際、ロシア軍はバフムトから先に出られませんでしたよね。
ヴェルダン作戦の際にも現地指揮官の皇太子にファルケンハイン参謀総長が比率が大事で要塞の奪取に価値はない
味方一人に対して、敵は3か4人の損害を与えて士気喪失を狙えと皇太子に厳命していた
結果は敗退
が、軍事的には無意味でも国民にとって士気の象徴要塞を奪取されると士気喪失から敗戦という可能性もゼロではなかったとも考えられる
まあバフムトやアウディーイウカのような戦闘を積み重ねた結果充足されない部隊だらけになってるのがウクライナの現状なんだが
アウディーイウカ戦線に機動防御で投入されたのも第47連隊だしね
WW2のドイツ軍もそうだがいくら前線に精強な部隊が残ってようが予備として動ける衝撃グループが損耗させられたら崩壊は目前だよ
コルスンポケットは戦線全体から見れば小さな包囲でその損害も2万人程度と両軍が向けあってる戦力からすれば小さかったが、それでも結果的にドイツの装甲部隊は大きく消耗させられ、カメネツでさらに追い打ちをかけられ南方軍集団の対応力は致命的に落ち、その後は一方的な各個撃破の連続になってしまった
古代で言えば騎兵を壊滅させられてしまえばその何十倍のファランクスがいようと簡単に負けてしまうのと同じ話
急激にやられるなら別なんだけどね。ロシアがやってるのはどっちも包囲して、その包囲を包囲されて、その形から何か月もかけて取り残されたところをどうこうなので…
で、都市を落とし終わったら結局ロシア側が次は包囲されてるんだよね。つまり、また外側から包囲し直さないといけないのだけど、今度は包囲する先が広範囲過ぎる上に逆にロシア側が協調ラインから突出してる形になっちゃってるという問題が。それで先に出られないんだよね。
しかも、落とせた理由が装甲車がやられるから歩いて決死の前進を繰り返して相手側に退かせてというスタイルなんで…高速機動出来る部隊はむしろ即やられちゃうというのが従来の戦争スタイルと逸脱してる感じ。
むしろ急激にやられないように手当する精強な部隊の損耗の話をしてるんだけどね
そこも従来の認識と完全に違うところなんですよ。
ロシア上層部も米軍さんもね。ベテランならいけるだろうだとか、機甲部隊でいけば突破できるって軽く言ってくるんですが…ベテラン投入しても戦車を大量に並べてもダメなもんはダメなんで、そこでゴリゴリ削られちゃうんですね。
あちこちが次々に埋め直される地雷だらけ、砲があちこちから信じられない頻度で飛んできて、油断するとドローンが歩兵一人にすら突っ込んでくる…こんな戦場どこにもなかったんで。ベテランならこれ対処出来るのか?っていうと無理ですからね。
だからロシアはベテランを減らし過ぎた事に反省して、訓練もいい加減な歩兵を徒歩で突っ込ませてるというか…アウディーイウカも当初は戦車や歩兵戦闘車を伴った機動縦隊が投入されてたんですが、これが大被害を受けちゃったんですね。もう、今までの戦争の常識が全く通用しない戦場という事なんでしょうな。
高度過ぎる戦争はたまに時代を逆戻りさせるとはよく言ったもんですね…散兵戦術の擲弾兵時代に逆戻りですよ…機甲戦力はむしろその後ろで控えて、機動砲になってる形に。
お陰で押しても実際には歩兵による居座り合戦でしかなく、撃滅を出来てないもんだから戦線が変形しただけというややこしい話にもなってるという。
話が噛み合ってないんだけど防御側の話をしていることはご理解いただけてる?
どちらの防衛側も攻勢側もうまくいってないというお話ですよ。
だから、戦場の前で降ろされて歩いていくんですね。
バフムトとアウディーウカはロシアにとっての餓島でありソロモン、ここでの消耗戦で優位に立てればその後の絶対国防圏を突破できるようになる。
おそらく徹底的にウクライナ兵を削ってくるでしょうね、すぐに落とさないのも援軍を呼び込んで消耗させる目的なんでしょう。
友軍が包囲殲滅されるのを眺めている事は士気にかかわる
三木城や鳥取城や高天神城や根城坂で包囲を崩せない事で崩壊していった。
むしろそう吹聴していたことが問題なのですよ。
バフムト攻勢に批判的だったロシア軍参謀達も落としたからなんだっていうんだ何も出来ないではないかと批判してました。
むしろワグネルによってバフムト向けに物資を奪われたせいで迷惑をしたという考えでした。
それと同じことがアウディーイウカでも起こるかも知れないので、先にそうした批判を封じ込めて置きたいのでしょう。
今回の話に出ている内容はバフムトを落とせばそれが狙えると言っていた話と全く同じなのが印象的です。
つまり、鉄道が繋がる要所だからって既に周囲を敵に包囲されていたら鉄道で移動出来る訳がないし、更なる兵力追加での消耗戦が待っているだけという事ですね。その後ろに敵がいない話にはならないってことです。
国家間紛争と脆弱な武装組織の拠点は訳が違うってことですね。双方ともに兵力配備は分厚く、またそれなのに全体からみれば拡散しているのです。バフムトやアウディイウカを落とせばその先へ行き放題なんてプランはありません。まあ、ちょっと前まではプリゴジンもゲラシモフも自分たちが押している戦線では言ってたんですけどね。勝利しそうになるとそれをひっこめるんですよ両者とも。そこに度外視に注力させる為の方便であって、現実ではないんですね。
で、バフムトもアウディーイウカもいつ取り返せるんすか?
ロシア側の主張をみてますか?従来主張したここを抜けば川までたどり着けるなんて話はなかったことにしてくれという話ですよ。
バフムトもアウディイウカも線を構成する点でしかないってことです。そこが落ちれば次の場所で固めるだけです。
そこを取り戻すかどうかなんてのは私は全く話題にしてないし、ロシアの話にも出ていないでしょう。
はいはい、熱弁大変参考になります
ところで第一防衛線を抜いたら第二、第三防衛線の突破はすぐにできると言う話はどうなったんでしたっけ?
首を長くして待っているんですがね
どちらでも言えるが戦争は最後の瞬間に勝ってた方が勝ちだからな
気長に待てばいいですよ、それこそ本土が無傷でも戦争に敗北する例だってありますしね
ウクライナ軍の人は反攻を始めるときには「ハルキウと比べないで/華々しい戦果を望まないで」と釘をさしてたと思いますが
戦線なんてものはお互いがどれだけ張り合うかで泥沼になるかが決まるもんなんですよ。
すぐに落ちると言っていたバフムトが半年落ちなかったりしたのもそういう話です。
そして、その後もバフムトは係争地になったままで完全掌握出来てません。未だにお互いに押し合いをやりあってる場所です。
防衛線にしても抜くことなど不可能と言っていた人がスネて全部抜けよって吠えてるだけで、元々そんな簡単な話ではないと言われてるでしょう。
ただ、第二に到達するだとかまでは進むことが出来たが、そこから弾薬供給が途絶え気味になったり、ロシア側も防衛や他の戦線への誘因に躍起になってるので、そこで停滞が起こってるというだけですよ。
お互いがどう動くか、状況がどうなるかでいくらでも変わる話なんだから、そんな予想屋だとか、ロシア軍絶対無敵だとか、西側装備あれば楽勝とかみたいな話をしてるのがズレてるという事ですね。
ロシアが戦線を見直す気になればヘルソンみたいになるし、そうじゃなければ泥沼になって、ウクライナが息切れすればバフムトみたいに延々と長引いて係争地化してそこで止まっちゃうだけの話ですな。
この調子でロシアと消耗戦してたらウクライナの領土は残っても女と障碍者しかいない国になりそう。
出生率もかなり下落して世界最低レベルだし。
出世率に関して日本がロシアを笑う立場ではありませんし、韓国の出生率が更に桁違いに低いので世界最低レベルではありません。
ウクライナについてでしたね、上の投稿は間違いです。
一応成人男性がほぼ消滅した例としてパラグアイの例がありますが、半世紀にわたって人口は回復しなかったそうです…
なんで戦争が長引くのか?っていうと国家規模からみると意外と死なないんですよ戦争って。
だからあちこちで延々と長々やってられるんですね…
ただ、激戦区に送り込まれた人たちはたまったものではないのですけどね。
ロシアに楽観させ無謀な突撃をさせるためにフェイクニュースを流しましょう!
ウクライナのドローンは殆ど中国製、欧州は中国の物作りとチャイナマネーに依存して逆らえない
票のためにエイブラムスを改修し続けている、沿海域戦闘艦は戦力外、バイデンはボケてる
岸田バッシングを見た政治家はもう誰も防衛を真面目にやりたがらないだろう、
どんどんネタ出して下さい、こうやってありとあらゆる事柄を辱めて行けば腐った納屋モードを変えれず崩壊します。
(何処で聞いたことある)
…その作戦はウクライナ政府と西側メディアが
ウクライナと西側に対して実施している奴ですね…
あと一部フェイクじゃないの混じってません?
大抵のフェイクは事実を混ぜてある
だから、騙される
完全に持久戦の構えだな・・・
米国防省の流出文章、8月のニューヨーク・タイムズの記事で、
開戦~2023年4月:ウ軍戦死1万強、攻勢後の8月は戦死7万以上と報じていて、
やや疑問もあったがロシアの対応を見る限り本当なのかもしれない。
流石に無理攻めはしなくなったとは言え、攻勢は継続していたので
12月ぐらいまでに10万ぐらい行っててもおかしくは無い。
しかしこりゃ長くなりそうだな、ウクライナの動員能力的に
もう一回10万失っても継戦は可能だろうし、少なくとも来年は終わらなそう
ウクライナの秋攻勢は完全にロシアのペースに飲み込まれてしまいましたが、変な表現ですが現在のロシアの反攻もまたウクライナと歩調を合わせた以上のものではないのですね。結局は歩兵主体の散兵戦を大規模にやれているから勝っているというだけで、戦術的な優位性を発揮できている訳でもないと。
そういえばロシアは5個砲兵旅団を新設するそうです。その中身はいずれも自走式の240ミリ迫撃砲と203ミリカノン砲で、従来あまり使ってこなかったソ連時代の大口径砲を今更復活させるのは砲弾備蓄がまだ手つかずで残っているからじゃあないかと言われていました。戦時増産体制で砲弾生産をフル稼働させてもまだ足りないというのはロシア側も同じで、そういう意味で西側の支援体制の趨勢は我々が思う以上にロシア人の関心の的なんじゃないかと思いました。
去年の段階で2S7Mを220台保管していてGLONASS対応の近代化改修していたとか。
モスボール馬鹿にできないわあ。
ここ最近のロシアの勝利が決定したかのようなコメント欄の雰囲気には違和感があったので、こういう冷静な記事を見ると安心します。
ドンバス占領の最終目標であるスラビャンスクまでの道は遠いのですから、油断せずに頑張ってほしいものです。
現段階で決定したのはあくまで、「ゼレンスキーの求める勝利は不可能となった」だけでしょうね。
それがロシアの求める勝利とそのまま繋がるかは別問題ですが、強力な地盤を有している政権は妥協や方針転換が可能であるのに対し、軍部と対立状態に陥りつつある政権はより先鋭的にならざるを得ない。
“銃後の先”をどのように定めるかが今後の要点となってきそうです。
ウクライナ側もロシア側も、都合の良い時に好き勝手コメントして都合悪くなればドロンしますからねぇ
ルーブルやらドル貰ってコメしてるのもいそうですし、実際マレーシア航空機撃墜事件の時は色んなサイトで世論工作コメが垂れ流されていたっぽいですし今回も多分似たような事はしてそう
報酬貰って工作コメねぇ・・・
5chのネタを本気で信じてるとは流石と言うか
あと上のArtilleryもそうなんだけど、普段ロシアソース
は信用ならないと言ってる癖にこういう時だけ信用するのも笑えるな
2ちゃんどころか新聞やらニュース記事ですけど……その辺りは国名にネット工作で検索すればオープンソースでも色々記事はヒットしますよ、内容を信じるか信じない人それぞれですが
そもそもこの手のネット工作を重視して恐れているからこそロシアや中国はネットの管理してるわけでして、ジャスミン革命等も少なくとも表向きはSNS等の投稿から始まった事になっています、逆にネットを利用する事もおかしくありませんよ
私普段そんなこと言ってないんですが???
そもそもこの記事は事実の記事というより主張の記事なのだから、ソースの信憑性はあまり関係ないし。
戦況等の情報に関してはロシアウクライナ関係なく、片方からのみ出ている情報は様子見します。当たり前の話ですよね。
>ルーブルやらドル貰ってコメしてるのもいそうですし
根拠もない出鱈目なコメントを流すだけで外貨稼げる副業あれば紹介してほしいですね(´・ω・`)
外国の支援と言う不確定な要素に頼らず、自分自身で戦う国だからこそできる戦況分析ですね。
支援が途切れれば即死に繋がるウクライナは全てを楽観的に考え行動するしかありませんが、ロシアは世界を敵に回しても最終核戦争になってもという、常に最悪の事態を想定し戦争を行うことができます。
楽観しない、油断しないそれこそロシアの強さだと思います。
なんだかさめかたがロシアっぽくて少し懐かしさ?のようなものを感じてるのは
同じなんだろうかね。我々にはない広さが醸し出す、人の距離感が育んだものというか。
味わい深いね。
ソ連崩壊以後の凄惨な体験を一定の年代以降のロシア人は身をもって知っているため、このような現実主義が主流になる。
彼らは「西側に騙され力を失った結果大混乱になった」という認識を共有し、プーチンの「ウは西側から騙され、無謀な戦争を煽られた。ウを解放しロシアを守るため戦っている」というレトリックは強い支持を受けている。
前線の兵士であってもウにも同情的な兵士は少なくないが、それは”ウ人は本来同胞だが、かつての自分たちと同じように騙されている”という認識があるためだ。
ウの戦争が、パレスチナとイスラエルのような可視化された絶滅戦争となっていない理由は、そのような同胞意識が強く働いているのだろう。
ソ連が恋しくない者には心がない
ソ連に戻りたい者には脳がない
プーチン語録からの引用
ドイツがその気になればあとは米国の物量でロシアは勝ち目はない
民主主義国は何事にも時間がかかる、過去の世界大戦も同じことが起きてきた
ロシアはキーウ占領を失敗した時点でNATO拡大の口実を与えてしまった
プーチンが裁かれるまでこの戦争は終わらない
>ロシアはキーウ占領を失敗した時点でNATO拡大の口実を与えてしまった
私は、NATOが30カ国以上に肥大化することそのものにメリットがあるとは思えないでいます。初期加盟国だけでもソ連と渡り合うのに十分な軍備がありましたが、現状は数が多くなりすぎウクライナ支援ですら“船頭多くして船山に登る”の症状をきたしている。
>ドイツがその気になればあとは米国の物量でロシアは勝ち目はない
ドイツが“その気”になった時に、まず殺しにかかるのはユダヤ人、フランス人、ポーランド人、ロシア人のうちどの順番になるのか、私は危惧します。ドイツという国と民族が、戦争を躊躇わなくなった時、何が起きるのか正直怖い。
今の穏健なドイツのまま、軍備だけがナチス時代のように強化される。そうなるとはとても思えない。
第47機械化旅団は最高の精鋭部隊なんですかね。
ロシア軍をブラッドレーとレオパルドを使って押し戻したのを見ると強いのだと思うけど、反攻前は戦闘経験がない新兵が多く当時そこまでのイメージはなかった。
西側で十分な訓練を受け、十分な西側装備を持っているという意味では精鋭部隊だとは思うが。
ザポリージャ戦で鍛えられたということなんですかね。
すこしロシア側のプロパガンダっぽい気もします。
平時の基準では精鋭部隊とはとても言えないような訓練のレベルかもしれませんが、すでに現時点ではウクライナ軍にこれよりマシな装備の部隊はないということでしょう。
そもそも装備や兵士がすでに足りなくなっていたから、西側装備を供与してわざわざ国外で訓練を受けさせたわけで、他にまだ精鋭部隊がたくさんいるならそんな必要もないわけです。アゾフ連隊のような部隊が民間で編成されたのも、もともとウクライナ正規軍の士気や戦意が低いからで、マリウポリでもアゾフ部隊と海兵旅団の対立がありました。
仮にT-64戦車を装備した部隊の方がベテランの兵士が多くても、それはロシア軍にとっては目新しい脅威ではありません。NATO軍からすればT-64戦車の部隊の兵士は、旧・ソ連軍的な訓練を受けているので弱い、ということになるかもしれません。
NATO軍的な基準からすれば、旧・ソ連軍的な訓練を受けた戦闘経験豊富なベテランのウクライナ兵よりも、NATO軍から訓練を受けた戦闘未経験の新兵の方が信頼できる、強い、ということになるかもしれないのです。
逆にロシア軍にとって重要なことは、第47機械化旅団がレオパルト戦車やブラッドレーを装備し、西側の訓練を受けて編成されていることであり、この旅団をアウディイウカで完全に壊滅させられれば、レオパルトやブラッドレーの供与も、NATO軍の訓練も無意味だ、という事実を世界中に誇示できるわけです。T-64戦車の部隊を壊滅させてもそういうのはありません。
仰る通りですね。
管理人様の過去記事ですが、約70%は若者や中年の新兵・司令官は8歳、副司令官25歳、当初の訓練プログラムにドローン使用も組み込まれていないなかった…(2023.12.06 ウクライナの反攻作戦はどうして失敗したのか、計画に生じた誤算と対立)
ウクライナ・西側メディアが、大々的に西側装備精鋭部隊と宣伝してきましたから、注目を集めている部隊の1つという位置づけなのでしょう。
仰る通りで、プロパガンダに対する、カウンターになるのかもしれないですね(第47機械化旅団の兵士は前線から下がりにくくなるので酷ですが…)。
追記すいません。
司令官28歳ですね…。
若い兵士や将校で固めた方が新しい戦術や武器への適合が速くて、体力や思考の柔軟性の面で経験以上のメリットがあるかも知れません。
仰る面は、ありますね。
問題は南部攻勢を迎えるにあたって、2点でしょうか。
1つ目、ドローン戦の経験がなかった
2つ目、ベテラン兵(2014年~を含めて)のように塹壕戦・要塞戦の経験が、訓練中のためほぼなかった
まあロシアは実際アウディーウカ陥落は狙ってると思いますがね。第三国が思ってる以上に、アウディーウカはドンバス戦争で象徴的な拠点ですし。
此処を落とせる/落とされる意味は戦略的にはともかくロシア・ドンバス民兵にとって大きいでしょう。州都ドネツクの安全圏確保という意味でもアウディーウカはドネツク州として併合しなければロシア側の勝利条件に達しないでしょうね。
だからウクライナ側も初戦を経験した士気も高いベテラン旅団を消耗して守らざるを得ないのです。
この戦争がロシアに与える影響ってどんなもんだろうかね
たった1年10ヶ月で10年で1万4000人が戦死したアフガン侵攻の犠牲者を超えてるのは確実だし、軍事費も前年度と比べて大幅に増加してる
戦争に生産年齢人口の男性を人手に取られて人手不足、兵器を増産してGDPが増加してもそれは一時的なものだし、ウクライナ全土を占領したとしてもNATOが消えてなるなる訳ではないし
プーチン視点で考えれば炭田地帯で知られるドンバス地方は重工業の拠点として重要であり
この戦争で確保できればソ連の重工業をすべてロシア傘下に入れる事ができましたし
おまけにクリミア半島は完全に掌握できてロシア帝国時代から継続している黒海の制海権を揺るがないものにできたと多いに満足しているでしょう。
後はT34設計製造で名高い街であるハルキウと黒海貿易の顔のオデッサですね
そこを取れば彼は大満足でしょうな。
自身を偉大なロシア皇帝だと自惚れたままお亡くなりなるので幸せな人生でしょうね
問題は穫った後どうやって採算に乗せるかですが、プーチン氏は謀略と私腹を肥やすことに長けていても国家再建についてはノープランですのでプーチン死後に後継者が苦労する展開になるのは確定でしょうね
>プーチン氏は謀略と私腹を肥やすことに長けていても国家再建についてはノープランですので
国家再建についてノープランな政治家ならば、1998年のロシア通貨危機の後でどん底だった2000年のロシアの大統領に就任し、今のロシアを築き上げることは在り得なかったでしょう。
もし、エリツィン大統領の後にメドベージェフが20年間政権を率いてロシアを謎の魔法で再生させた後に、“謀略と私腹を肥やすことに長けていても国家再建についてはノープラン”のプーチン氏が政権を簒奪し、その後にウクライナ戦争を起こしたという世界線での話であれば、その通りなる可能性もあるかと思います。
プーチンがいつ死ぬのかすらなぜか分かってる凄い人。
こういう展開になるというよりこうなってほしいという願望ですな。
もうプーは71だよ。
ロシアの平均寿命から言ってそう長くないだろうと思われる。
それにプーが偉大な皇帝でいられることをウルフリックさんは願望していないと思う。
まあ、死ぬかどうかよりも満足に動けて会議を精力的にこなせるのがあと何年間くらい残ってるのか?って問題の方を気にしてそうではありますね。だからこそ、妙に焦ってもいるんでしょうけども…焦らなければもっと手はあったろうに妙に焦って意固地になって損害と抵抗を余計に大きくして自ら苦戦しに行ってるというのが印象ですね。
これがまだまだ暫くは元気に活躍出来そうなころだとジョージア相手に軽く戦ってすぐに撤収するとやりつつ、嫌がらせしまくって敵戦力と領土を削る方向にシフトしてましたが…今回はそういった芸当をやる精神的余裕が無いというか。
そもそも、場当たり過ぎなんですよね。いきなりウクライナ全土で次はキエフだけでも。そして次にはオデッサ制圧へ強引に貫通狙い。それも出来なくてヘルソンを手放してクリミアからのウクライナ南西部掌握へ…無理をせずにステップを踏んでいれば、逆襲受ける前にドンバス制圧出来てたんじゃないですかね。
キーウ攻めで主兵装と特殊兵装を置き去りにして失い、トランスニストリア地域へ接続しようとミコライウに突貫し続けて旗艦と兵力を更に損ねて逆にドンバス地域で押し返されて、当時の彼我の戦力差的には手堅かった筈のドンバス制圧のチャンスを自らフイにしちゃったというか…プリゴジンもブチ切れてましたよねあの頃は。
おっと、ウクライナ南東部が南西部になってましたねすいません。
プーチン大統領は、実績だけで言えば、経済に長けていますね(ロシア中銀のトップも優秀です)。
ソ連崩壊後は、マルボロが通貨みたいになっていましたし。
ロシア国債デフォルトも、その後あり、さらにボロボロになっていきました。
エネルギー価格上昇の恩恵もありましたが、経済を急速に回復させて、外貨準備高の急速な増加に繋げています。
経済制裁対策として、クリミア占領後は特に、外貨準備をGoldなど非ドル資産に分散化・産業の国産化を推進・金融は抑制的に対応など優秀と思います(西側の経済制裁が、想像以上に効果を発揮しなかった理由です)。
こうして活字で見ると立ち回りがしたたかですよね。
あのな、食料もエネルギーも武器も別にロシアじゃなくていいんだよな ロシアである必要性が全く無いんだが
武器に関してはロシアよりはアメリカとか韓国とか中国とかのを選ぶ方がずっといいと思うが
ロシアだけが提供できるわけじゃないから別にロシア以外のどこでもいいんだが自惚れるなよな
ロシアはさぁ、超大国のソ連でもないくせにいつまでも世界に影響力があると勘違いしてんじゃねーぞ
むしろグローバルサウスを頼みにしたかったけど思った程まとまりが無いというか。
所詮、自分が一番な人たちの寄り合い所帯なので…おねだりしにいくけどイマイチ感触が悪いというか。ロシア側にしても、中国や中東諸国、アルメニア等の盟邦が提案した事を全然守らないですしね。
一応資源はあるんだけど、足元を見られててロシア内でも買いたたかれてる&ロシア内向けを外にまで使ってしまって国内が燃料不足だと批判を受ける流れに…終いには実際に武器をくれる北朝鮮が一番のパートナーみたいな事を言い出す始末。
まあ、所詮中国からしたらロシアは沿海州とシベリアを奪った将来的に攻め落とす相手ですからね。手助けはするが損はしたくないし、ウクライナもロシアも両方が弱る形が望ましいのかも知れない。