Bloombergは11日「ロシア軍の軍事的な成功はウクライナが軍事的限界点を迎えつつあるという懸念を煽っている」と報じ、米政府高官も「ロシア軍が決定的な突破口を開く差し迫った兆候はないものの、士気が低下したウクライナ軍が崩壊する可能性も排除できない」と述べた。
参考:Russian Attacks on Ukraine Stoke Fears Army Near Breaking Point
参考:Bloomberg: Ukrainian army collapse “cannot be ruled out,” US official says
恐らくウクライナは過去2年間で最も厳しい状況に直面しているのだろう
Bloombergは11日「ロシア軍のエネルギーインフラに対するミサイル攻撃、ウクライナ第2の都市=ハルキウへの激しい砲撃、前線での前進はウクライナが軍事的限界点を迎えつつあるという懸念を煽っている」と報じ、西側当局者らも「現在のウクライナは兵士や弾薬の不足、防空体制の欠如によって最も脆弱な時期に差し掛かっている」「最大のリスクはウクライナ軍の防衛体制が崩壊することで、ロシアに侵攻初期以来初めて大規模な突破を許すことに繋がるかもしれない」と指摘した。
さらに米政府高官も「ロシア軍が決定的な突破口を開く差し迫った兆候はないものの、士気が低下したウクライナ軍が崩壊する可能性も排除できない」と、ある当局者も「ロシアは国内生産分と北朝鮮・イラン供給から砲弾600万発を確保する予定だ」と述べ、今後もロシア軍が「砲弾供給の格差」から恩恵を受ける可能性が高い。
Kyiv Independentも「米欧州軍司令官とNATO最高司令官を兼任するクリストファー・カボリ陸軍大将が『ロシアの戦力再編は予想を上回るスピードで行われおり、戦力規模は侵攻前よりも15%ほど大きくなっている』と下院軍事委員会の公聴会で証言した」と報じて「ロシア軍はウクライナで被った大きな損失を補充することに成功している」と指摘しており、恐らくウクライナは過去2年間で最も厳しい状況に直面しているのだろう。
因みにBloombergは「ロシア軍の標的になっているハルキウでは住民の疲弊が顕著だ」「ロシア軍はパトリオットで保護されていないハルキウをS-300と滑空爆弾で荒廃させ、同地域の発電能力をほぼ全て奪い尽くした」「ハルキウの住民らはロシア軍が150万人が住む大都市を制圧できると信じていない」「しかし予測不可能な攻撃が住民に恐怖をもたらしている」と指摘している。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
昨年の反転攻勢失敗からいい話を聞かなくなったどころか、ついにウ軍崩壊の危機とまで報じられるようになったんだね。
チェコが100万発を超える砲弾を調達してきた、と喜んでいたらロシアは600万発調達できそうであり、
ウ軍が兵力の補充にも難儀しているところで、ロシア軍は欧米の予測を上回るスピードで軍の再編が進められていると。
今年は耐えて来年に再度反転攻勢、という話もあったけれど、その時を迎えることが出来るかすら怪しくなってきたな。
砲弾の格差が、埋まらないというのは、仰る通り非常に厳しいです。
ウクライナの砲弾残量も報道の内容から厳しく、チェコの調達砲弾がいつまでに・どの程度続くのかも綱渡りですからね。
ウクライナ政府が、復員条項の削除を決めたというのを少し見かけましたが、前線兵士は前線で戦い続けなければならず本当に報われないですね…。
チェコの砲弾については3月の首相補佐官の発言だと6月以降、
最近だとソースは失念しましたが6月末からという情報をみかけたので、
6月頃から一部が到着し始めるとみていいかもしれません。
また、11日に可決された動員法案では復員の条項については削除されたとの事です。
CNNでは議会の外で兵士の親類が法案の可決に抗議したり、
兵士も法案可決への怒りを吐露したという記事がありました。
権力者の息子なんかは二重国籍で外国で遊んで暮らしてるなんて話もありますからね。
前線で戦っている兵士の心中は察するに余りあります。
情報ありがとうございます。
ウクライナ戦争、過去の武器支援から考えて、期限通り約束量が届くのかなと。
ウクライナの上級国民も、仰る通り、ポーランドなどで豊かに暮らしている話がでていますね。
日本でも、ウクライナ人Youtuberが配信したり抗議デモをやっていますが、前線兵士との格差を感じてしまいます…。
ボルシチ起源主張でロシア料理店に嫌がらせをしている連中は何がしたいのか意味不明ですね。
スープで戦争に勝てるなら先の大戦で我が国は”味噌汁はボルシチ”と主張しておくべきでしたね。
チェコの砲弾は現物が届いてから信じたほうがいいと思っています。どんな仕事でも現場に無いものや情報を当てにした結果痛い目を見た経験はありますよね。
あと韓国の保守政権がレームダック化不可避の状況に陥った影響が戦場に何を及ぼすのか考慮する必要もあるでしょう。(チェコの砲弾スキームのかなりの砲弾が韓国製のはずですので)
日本関係ないので、ボルシチ起源論争とか、ウクライナ=ロシアの国内で勝手にやって欲しいですよね。
ボルシチ、最強兵器説ありそう…
砲弾の現物届いてからというのは、仰る通り自分も同意見で、ロジスティクスが重要な戦争です。
韓国の総選挙結果は、野党圧勝なので、かなり厳しく見る必要がありますね。
やってる感出さないと旅券失効で招集されるかもって思ってるんじゃないの
ウクライナ政府は話者が少ない外国語で海外向け発信してる人は世論戦要員として扱う方針みたいだし
ウクライナ公式が、(ウクライナ人)外国エージェントとして認めた人という扱いになりますね…
砲弾は今欲しいのに届くかもしれないのは数ヶ月後で、その頃には戦況はどうなってるんでしょうね。
確かキエフの市長とかだかは子供ドイツにやってて、しかもドイツの市民権取らせて徴兵の範囲から逃れるようにしてた話ありましたっけ。
他の権力者や富裕層の子供とかも同じようなことしてそうですよね。
情報ありがとうございます。
政治家は扇動しても、上流階級ですから家族は危険を回避させているのでしょうね。
『戦え』『戦え』と煽りながら、特権階級(自分達)の家族だけは安全な所に送るというのは、何とも馬鹿馬鹿しいと感じてしまいます。
◎×議員の息子が戦死したというニュースを見ないですから、それが現実なのでしょうね(自分が見落としているだけなのかもしれませんが…)。
『士気』ウクライナ戦争で、よく見かける言葉と思います。
砲弾の物量・ドローンが、死傷者の大半になっている中で、単純な士気だけではどうしようもないなと…。
日本軍の死因は、『餓死』が最大の死因であり、太平洋戦争はロジスティクス軽視が目立ちました。
ウクライナの本当の問題は、士気ではなく、補給が尽きつつある・格差が拡大していくことです。
今から停戦交渉したとしても時間がかかるでしょうし、ここからは悲惨な局面になりかねず、ウクライナにとって厳しい1年・厳しい局面が続きそうですね。
150万人の都市を制圧することは出来ないが、人間が生きていけない荒廃した環境に叩き落とすことは出来る
イスラエルがガザで証明したとおりに
仰る通りです。
大都市は、インフラが絶妙なバランスで保たれており、破壊されると都市機能の維持できなくなるでしょうね。
電気が断たれたのでもう冷蔵庫が使えないんですよ。
150万人都市で,冷蔵庫無し。
夏に地獄が来ますね。
そして。
秋になれば,みんなふと気づきますね。冬が越せない、と。
かくして150万都市の住民は疎開を始めねばなりません。
150万人の難民爆弾としてキエフに押し寄せるわけですね。
冷蔵庫厳しいですね。
ウクライナ、夏の気温が30℃を超える地域もあるようですし、冬は地獄のためどうしようもないなと…
キーウの人口を考えれば、難民受入は厳しい事になりそうですね。
西側の人権団体が、国内難民をぞんざいに扱えば、文句を言ってくる姿が目に浮かびます。
150万都市の疎開、考えただけでも厳しいですね…。
ウクライナ軍は崩壊寸前で、逆にロシア軍は再編成が順調で戦争の主導権を握ってるわけだけど
今日、ロシアが2年前の停戦合意案(侵攻前の位置まで兵を撤退させる)に同意する意向を示すっていう情報をロシアメディアが流したみたいで展開が急すぎてよくわからないな
まぁ、2年前の内容と同じってのはありえないから、南部はともかく東部の占領地は割譲でしょうな
最悪ハルキウ州奪ってから停戦って流れにもなるかも
イスタンブールコミュニケの内容は合意寸前だったがウが蹴ったというストーリーをロシアは事あるごとにプロパガンダしているのでその一環だと思われます。(露は平和を望んでいるが向こうがウとウを唆した西側のせいで戦争が続いているというコンテクスト)
それはトルコやイスラエルはおろか、ウクライナ側の交渉していた議員のアラハミアも認めているんですけどね。
条件はロシアは占領地から引き揚げてミンスク合意まで戻る、ウクライナは東部の自治権を認める、
ウクライナはNATOに入らず中立を宣言する、その代わりウクライナの独立をトルコやイスラエルなどかなり多くの国で保障する。クリミアの領有権は棚上げ。
今からするとかなりいい条件です。合意したのでロシアは首都包囲を解いて撤退した。
ただ成立しなかったウクライナはロシアを信用していなかった、ロシアもウクライナを信用していなかった。
英国のボリスジョンソンがやってきて、これには署名しないアメリカも同じ考えといって支援するから戦えと言われたとしている。
ただ約束された西側の兵器はろくに送られてこず今の状況になっていると非難している。
ウクライナの態度がでかいという記事もあったが、ウクライナからすると支援がないのは詐欺みたいなもんなんですよね。合意反故にしたのは西側の莫大な支援でロシアに勝てると思っていたからなのに
このコミュニケの存在自体がロシアの戦争の正当性をアピールする材料になっている現状はボリスジョンソンは誤算だっただろうなと。
他国の戦争でロシアを削れると思っていたら、NATOへの敵意に燃えるロシアが猛烈な勢いで軍拡と戦時経済を構築し始めて焦るというのは、EU離脱しかり行き当たりばったりで大炎上するイギリスらしいと言えばらしいですが。
担保なしでの融資がまともなものである筈もなく…
正直ゼレンスキー政権は山師の口車に乗ってしまった感が否めません
それにウクライナはロシアとの停戦合意という約束を破っている訳ですから他の国がウクライナとの約束を破ることも織り込んでおくべきだったと思います
自分だけが一方的に約束を破れるなんて都合がいいルールはどこにもありませんから
真相はそんな感じに近い気がしますね。
今ではすでにほとんど語られることが少なくなった
「ジャベリン」
「バイラクタル」
のような
「精密誘導兵器」
西側兵器とロシア製兵器の性能差、性能の優越、レオパルト2A戦車、スターリンクにドローン、M777、広告代理店を使った政治的宣伝、そういうのがボリス・ジョンソン首相、ジム・ウォレス国防相、イギリス国防省の勝算の論拠であり、当時は榴弾砲は時代遅れ、戦車も時代遅れ、量より質、ITデジタルを使った情報戦、短期決戦、そういう論調が主流であり、またウクライナ政府自身もそのように宣伝していました。
ロシア軍に対してウクライナ軍が量、物量で勝つ、物量で対抗する、長期戦、持久戦で勝つ、などという発想は最初からなかったのです。
イギリス軍は、イギリス国内におけるウクライナ兵の訓練も請け負い、実際に反攻作戦で投入しましたが、泥縄の速成訓練は実戦では通用せず、敗北しました。
今はボリス・ジョンソンも、ジム・ウォレスもすでに政界から引退し、後のことはよく知らない、という感じです。まあイギリスだけでなくアメリカの責任も大きいとは思いますが。
戦後の暴露が今から楽しみです。
アメリカもイギリスも、政府の嘘や隠蔽を嫌がる人がいるから。大抵、暴露が起きる。
今回はマスメディアや学者も火を吹きそう。
ウクライナはロシア軍の完全撤退を求めているので、ウクライナが和平案に乗ってこないのを分かった上で揺さぶってるんでしょうね。
たしかに苦戦中だがウクライナ軍崩壊は盛りすぎ。
ロシア軍も少し進むのにかなり損失出してる。大きな突破を許してしまうことはない。
縦深はあるし防御戦闘だけならジリジリ押されながらもまだ継続可能だろう。
占領地奪還はもう不可能だろうが。それはもう確定だ。NATOが参戦でもしない限り。
悲観的な声ばかり出るのは米共和党の議員に対するアピールだと思う。
勝ってますアピールから負けそうですアピールに方針転換。
全体的なリソースも、補充能力も全てロシアに利があります。その状況下でウ軍が優位に立とうとするなら相当なキルレシオでなければならない。ロ軍の損害ばかり言われとりますけど、ウ軍が損害を少なくして戦ってる訳じゃない。今までと今はジリジリで済んでてもいずれ取り返しの付かないことになりかねません。現にアウディーイウカの守備は瓦解したし、夏季攻勢時の占領域も維持するのが誠一杯の状態です。
兵が居れば今までの通りジリジリ押されるで済むだろうけど
兵が居なくなる、あるいは薄くなってくれば持ちこたえる事は不可能になるからゴリゴリ削られるようになってくるかと
で、そうならない為の人的資源が限界に達してるのが現状かと
このままウクライナ軍がジワジワすりつぶされ、支援も滞ればハリコフを防衛するだけの戦力が無くなります。ハリコフは本当に大切な都市でしょう。トランプの領土割譲云々の話がありましたが、将来的なウクライナ軍の戦力のことを考えるとウクライナはどこかしら妥協する必要があると思われます。
妥協してどこかで停戦したとして、PKOでも大規模に常駐しないと数年後にロシアが再スタートするだけ。
ウクライナは妥協の仕方も悩ましいとこ
> 「ハルキウの住民らはロシア軍が150万人が住む大都市を制圧できると信じていない
アレッポの戦い、知らないのか?
シリア内戦勃発する前までは人口200万人以上の都市だぜ。
SNSを見てもウクライナ優勢派の論調に変化の兆しを感じる。
ウクライナ軍が土地奪還という目に見える戦果を挙げていた2022年秋頃、クリミア含め全土を回復してウクライナは完勝する、ロシアは軍事大国としての維新を失い二流国に転落する、といった観測がしばしば見られた。それはクリミア大橋の損壊でピークに達した。
その後膠着状態を経て23年6月の反攻開始により再び勇ましい論調がクローズアップされるが、ロシアの地雷化、要塞化が想像以上であったことから冬までには鎮火する。「ドローンを駆使しロシア戦車を大破!」「航空機墜落!」などの個別的戦闘に救いを見出す向きもこの頃から顕著になる。
それさえも2月のアウディイウカ陥落で説得力を失い、「例えロシアが勝っても経済的に転落するので戦後は悲惨」といった主張にまで退歩してしまっているのが現状だろう。
アウディイウカ陥落は大した意味を持たない、NATO包囲網が完成した、ソ連の遺産を使い果たした、等の主張もよく見ますね
今はロシアの洪水に全てを賭けている人も散見されますね。
山火事はどうしたと聞いてみたいです。
自分の国の議会がごたついたせいで、武器支援が遅れ、劣勢になる原因を作っておいて、よく言うよ。
核兵器無くす代わりに守ってやるんじゃなかったの?
劣勢の原因どころか、遡ればマイダン革命を画策してウクライナとロシアの衝突を散々煽っておきながらこのZAMAですからね
ゼレンスキー大統領の任期は今年の5月まで、戒厳令延長して居座ると国民の批判が起こり
退陣か選挙を実施するしかない、ロシア軍の攻勢が続けば今年中に政権崩壊して停戦派の
臨時大統領に代わるかもしれません
本日ウクライナ議会で決まった動員令が酷いな
三年で動員解除の条項削除、ほぼ根こそぎ動員令が出されている。
特定の企業や政府機関に努めるもの、家族に障碍者がいるもの、手足欠損などの重度の障碍者、未成年の子供を多数持つ場合は夫婦免除、二人以下なら片方は免除、つまり俺らには拒否権なんてない
これやはり70万は確実に戦死か重症でリタイアしてるわ、いや70万じゃないかもしれない、去年の時点で50万戦死重傷者あわせて100万超えありうる。
【ロイター通信によると、ウクライナのユリイ・ソドル統合軍司令官は法案可決前に議員らに対し、兵士の数でウクライナ軍はロシア軍に1対7から1対10で劣っていると説明】
多少の誇張はあるだろうが3:7ではなくなっている。
ロシアの遠征軍は今年頭にプーチンは70万と言っているし、ウクライナも70万ほどとしている。それから多少ふえても80万ほどだろう、つまりウクライナ軍はここ数か月で30万の前線部隊が10万ちょいまで減っている可能性がある
本当に兵のローテーションする余裕有るのかなと思っていたら案の上って感じでしたね。
いや、ウクライナ軍の兵士の数も損害ももっと多いと思う。
一昨年の夏でウクライナ軍は100万を越えたとゼレンスキーたちは言っていた。
そして昨年10月くらいまで、その当時のペースの動員は続いていた。だから、ウクライナは150万から200万くらい動員したのではないか。
国境を越えてルーマニアに逃げるウクライナ人男性がますます増えるでしょうね。
凄いですよね
動員解除の期間の3年の項目が削除された、とかの話が伝わってきたの昨日か一昨日かってとこですよ
普通そこから審議にかけて議論して採決と思ってたんですが
開戦当初から生き残った兵士は絶望感からの政府に対しての怒りに変わるのでは?
まったく、開戦当初に志願した兵士は梯子を外された形ですからね。苦労しても、自分たちの軍には勝ち目はないし、世論もついてきてないしで八方ふさがりですね。もし自分がその立場だったらと思うと寒気がしますね。
それも酷いがもっと酷いのはそんな状況になってるのに24年2月25日時点での公式の死者はたったの3万1000人ということになってること
そのせいで支援を継続してる国の市民がどれだけ状況が悲惨になってるか知らなくて停戦を求める世論が起きなくなってるし(まさにそのためにやってるんだろうけど
特に日本のメディアはウクライナ政府とイギリス国防省と戦争研究所の発表を垂れ流すだけだから
BSの討論番組でも何の疑いもなく戦死者3万1000人の前提で議論してて見るに堪えなかった
兵員数兵器数砲弾数、全てにおいて劣勢ですからね。そして支援の手は弱まり続けています。
前線では航空優勢を握られ滑空爆弾に吹き飛ばされるまま、タダ死を待つのみの兵士達には動員解除と言う希望すら有りません。
そして発電所などへの重要インフラへの爆撃を解禁したロシア軍によってもはや都市機能はマヒし、次の冬はもう確実に越えられません。
どう考えても先の無い未来に兵士達の士気が上がるわけが無いのは当然でしょう。
そもそも塹壕を掘って防衛線を張って、攻勢に来たロシア兵を狩り続けて、損耗差によるロシア軍の崩壊を狙うという作戦に無理があったのではないでしょうか
本来この戦争はウクライナが領土を奪還するために続けてるものなので
塹壕に籠って防衛戦をするというのはテーマが覆っているような印象があります。
某小説家か誰かは定かではありませんが「この塹壕がお前らの墓場だ、突破できるものならしてみろ」みたいな話をしてましたが、別の視点から見れば自分の墓を掘ってるような感覚もあると思います。
もっと単純に、最新兵器ぶっ放してロシア兵を大量に狩れるなら何でもいい、とかそういう士気の上げ方もあるんでしょうけど
正直、ロシア軍が乾期にキーウへダッシュし始めたら、もうウクライナ軍は耐える事は出来ず、首都制圧されてしまうだろうと思っているが、キーウに近いベラルーシはいつの間にか戦争からフェードアウトしてるし、ロシアに空挺降下できる部隊はもうないんだよな
どの道武器の供与があっても「ウクライナに兵なし」でだいぶ末期だろうし、南ベトナム・アフガンの二の舞になるのは相当遠くないだろう