現在、フランスのパリで開催されている「パリ航空ショー」で月曜日、フランスとドイツが共同開発を行っている第6世代戦闘機開発計画(Future Combat Air System(以下、FCAS))のモックアップが公開される予定だ。
フランスとドイツが共同開発を行っている第6世代戦闘機「FCAS」の全貌が明らかに
フランスのダッソーは、17日の月曜日(現地時間)、パリ航空ショーでFCASのモックアップを公開すると予告し、既にシートに覆われたFCASのモックアップの姿を会場で目撃したという報告が、SNSを中心にあがってきている。
This is the scale model of the #FCAS #SCAF on the @Dassault_OnAir stand ready for its unveiling on Monday. Sat nearby is a #Rafale so it’s possible to get an idea of scale, and I’d say it was a 1/3rd or 1/4 bigger than a Rafale. This will be the big news of the show. pic.twitter.com/u8YXSGF8aI
— Tony Osborne (@Rotorfocus) June 16, 2019
@Dassault_OnAir shows an hidden pickup aircraft that could be the #scaf (future French-German fighter). French President will open the show on monday #fildefense #PAS19 #ParisAirShow #ParisAirForum pic.twitter.com/KaeUzfaian
— Defense 280 (@Defense137) June 14, 2019
Escondido bajo lonas en #PAS2019 #parisairshow por @Dassault_OnAir estaría el #fcas pic.twitter.com/8I7QmVwUAs
— Fly News (@flynewsmagazine) June 15, 2019
Sneak peek on the #FCAS model. #PAS19 pic.twitter.com/Yqu6pYYM8M
— Michael Jerdev (@MuxelAero) June 16, 2019
フランスとドイツが共同開発を行っている第6世代戦闘機開発計画(Future Combat Air System(以下、FCAS))は、高度なネットワークを通じて、あらゆるセンサー、あらゆるドローン、あらゆる兵器を制御可能な、これまでに見たことがない能力を持つ「第6世代機」だと、フランスとドイツは定義している。
既に、フランスとドイツの企業は、概念研究、試作エンジンの開発に着手し、実際に計画が動きだしていて、この計画へのスペインの合流が決まっている。

出典:pixabay ラファール
FCASプロジェクトの参加国が持つ潜在的需要は、ドイツとスペインの「ユーロファイター・タイフーン」の後継機として200機前後、フランスの「ラファール」の後継機として約130機、フランス空軍のミラージュ2000も含めれば、さらにもう100機以上の需要があるので、この3ヶ国だけで400機以上の潜在的需要を抑えたことになる。
一方、英国主導の第6世代戦闘機開発計画「テンペストプロジェクト」は、欧州の大手軍需企業(BAE、レオナルド、MBDA、ロールス・ロイス)の計画参加表明こそあるものの、このプロジェクトに参加するという国は、今の所皆無だ。
プロジェクトを主導している英国ですら、正式にプロジェクトへの投資を行うか判断を下しておらず、インドや日本に対する売り込みの結果によっては、英国単独開発、もしくはプロジェクト中止も十分に考えられる。
昨年のパリ航空ショーでは、英国の「テンペストプロジェクト」が注目を集めたが、今年のパリ航空ショーでの主役は、確実にFCASだ。
24時間後には、モニター越しに映るCGモデル上の存在でしかなかった第6世代戦闘機「FCAS」の全貌が明らかになっているだろう。
※アイキャッチ画像の出典:pixabay
おー結構ワクワクする
地味に第六世代戦闘機の開発で一番進んでない?
モックまでなら韓国でも作れる。
開発方針のモデルはいろいろですね
合衆国はニューコンセプト、新部材、ニューエアーフレーム、ソフトでゲームチェンチェンジャーorデス
ロシアはエアフレームに新部材搭載毎にエアフレームの再設計で終わらない設計開発&補給負担
本邦は開発済み部材を取りまとめてニューエアフレームに押し込みで後追い開発
ヨーロッパは船頭多くて公共事業要素が強く、エアフレームとエンジンの同時開発
上手くいくとイイネ