デンマーク軍は「ウクライナ人パイロット8名が地上要員65名共にスクリュズストロプ空軍基地へ到着して訓練を開始した」と発表、ウクライナのレズニコフ国防相は「6ヶ月~7ヶ月後に最初のF-16を受け取れる」と予想した。
参考:Eight Ukrainian pilots begin F-16 training in Denmark
参考:Резников рассказал, когда Украина сможет получить первые F-16
参考:Ukraine Is Getting F-16s. Now It Needs Cruise Missiles.
Forbesは「F-16とストーム・シャドウは互換性がないのでウクライナにJASSMを提供すべきだ」と主張
デンマーク軍は22日「ウクライナ人パイロット8名が機体の整備を担当する地上要員65名共にスクリュズストロプ空軍基地へ到着して訓練を開始した」と発表、ウクライナのレズニコフ国防相も「最短で6ヶ月~7ヶ月後に最初のF-16を受け取れると予想しているが、複雑なF-16の整備を担当する地上要員の訓練にどれだけ時間がかかるのか未知数だ。しかし一つだけ信じていることがある。ウクライナ人は非常に優秀で10ヶ月かかるパトリオットの訓練を10週間で、3ヶ月かかる155mm砲の訓練を3週間で克服した」と述べ、予想より早いF-16の到着を示唆した。
さらにレズニコフ国防相は「F-16自体はプラットホームに過ぎず、これに搭載する武器類の提供について協議を行うべきだ」と付け加えており、F-16の搭載品については何も決まっていないのかもしれない。
米ディフェンスメディアは提供されるF-16の搭載品についてHARM、AGM-84、 AGM-65、AIM-120A/B、AIM-7、AIM-9、IRIST-T、GBU-53/B、JDAM、JDAM-ER、APKWS、MALD、AN/ALQ-131を挙げているものの、AN/ASQ-213、AIM-120C、AIM-120C-7、AIM-120C-8、AIM-120D、JSOW、JASSMは「提供される可能性が低い」と予想しているが、Forbesは21日「F-16とストーム・シャドウは互換性がないのでウクライナにJASSMを提供すべきだ」と主張している。
因みに台湾メディアは「F-16Vの長距離攻撃能力を拡張するためJASSM売却を要請したが米軍も数が不足しているため拒否された」と報じているため、この話が真実ならウクライナへのJASSM提供は難しいだろう。
関連記事:ウクライナ人パイロットの訓練、デンマーク、スウェーデン、英国に別れて実施か
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※アイキャッチ画像の出典:PRESIDENT OF UKRAINE
まあ、F-16にもストームシャドウは統合出来るでしょう。
Su-24と同じ範囲なら。
私は、スペックとかよりも、すぐお金の方に目が向くタイプなのですが、
デンマークが無償供与するのだろうか?。それともウクライナに売るのだろうか?
それと実際の運用は、整備兵が重要なんですね。日本軍は南方に優秀な整備兵たちを置き去りにしてしまった。
同一人物でなかったら申し訳ないのですが、これまでのコメントを拝見しているとロシア好きでウクライナ嫌いな方みたいなので
ウクライナが無償で受け取るなら乞食って批判したいのではないかと思いますが
日本からするとデンマークの無償供与のほうが負担が少ないです
もしくは供与する国の代わりに米国が負担する形がいい
ウクライナが買う場合に実際に負担するのはウクライナではなく財政を支えてる日本を含む西側先進国になる可能性が高いですからね
ウクライナが国債で買ってもウクライナが滅べば償還されません
日本としては「ウクライナが買う」のは最悪ですね
軍事的な支援に消極的なことを許される一方で経済大国として財政的な支援は求められているので、ウクライナの財政が悪化するほど日本にとっての負担が大きくなります
ウクライナの債務保証するってニュースもありましたね
「ウクライナが買って」「ウクライナが滅べば」「日本などが肩代わり」ですよ?それがお望みでしょうか
横からなんですが、「日本云々」は太平洋戦争時の話だと思いますよ。
おそらく、ですが。
英国で訓練可能な戦闘機/攻撃機には、トーネード IDS(ドイツ/イタリアで現役)、
タイフーン、ハリアーII(米海兵隊で現役)、F35B、グリペン(シュミレーター)
があると思います。
今回、英国は新人パイロットの教育を受け持つわけですが、言い方悪いですが、
将来、ここに挙げたどの機体にでも高等教育はできると思います。
腹黒(笑)の英国人が何を考えているか楽しみ(笑)です。良い意味で。
戦闘機としてグリペンが期待されていますが、Su25の代わりに
トーネード IDSやAV8B+が登場しても、おかしくはないように(笑)思えます。
あまり人気はないですが、トーネード IDSやAV8B+は良い機体と思います。
戦車連合もなかなか難産でしたが、戦闘機連合もここまできたかと思うと感慨深いものがありますね。
戦闘機の供与はコストパフォーマンスが悪く時期も遅すぎていろいろと間に合わないかもしれませんが、今細々と飛んでいるMig-29やSu-24やSu-25が全部なくなってしまって空軍は消滅しました。となるよりは良いと思います。
ウクライナ軍、このペースなら来年配備の可能性にも、少し希望を感じますね。
タラレバになってしまうのですが。
開戦前、少なくとも開戦直後に航空機供与が決まっていれば、今回の反攻作戦を早く開始できたかなあと(アメリカやNATOの思惑も戦後明らかになるのでしょうか)
外交関係・安保政策は、戦争の最前線ではどうにもならない事なので重要だと思います。
日本も日米同盟だけでなく、イギリスやオーストラリアなど物品役務相互提供協定を締結するなど、国防力を高める努力を続けているようです。
開戦前や開戦直後に西側諸国が航空機供与を決める事はあり得ないでしょう
そもそもロシアによるウクライナ侵攻直後はほとんどの国がウクライナは直ぐに降伏すると考えていましたし。
正直ここまでロシアが弱体化していたなんて想定外だったと思います。
仰る通りです。
供与のタイミングは、自分の自分勝手なif論が入っています。
当時の状況を考えれば、ウクライナがどちら側になるのか判断が難しい状況でしたからね。
西側諸国、その内部の国益もバラバラでしたから、判断も仕方なかったと思っています。
ウクライナとしてはAIM -120CとDは、なんとしても欲しいだろうな。
供与されたらロシア空軍はもう飛べないわな。
飛べなくなると言う事は無いと思いますよ?
現状ウクライナ・ロシア両国が満足な航空支援が出来ないのは有力な防空システムが存在するからだと思うので、ウクライナがF-16を供与してもらってAIM-120を運用しても防空システムなどが配備されている前線から離れた場所から巡航ミサイルを発射している爆撃機などを攻撃するのは難しいと思います。
F-16AMのレーダーは比較的小型(AN/APG-66(V)2)で、探知距離もそこまで長くはなく、AIM-120Dの長射程は生かせないので、そこまでは期待できないでしょう。
あと、遠くの敵を撃とうとして高度を上げるとMig-31M+R-37に簡単にやられてしまうという話もありましたね。
それでも、今細々と飛ばしているMig-29やSu-24よりは全体的に良くなると思いたいところです。