ノルウェー軍発行のForsvarets forum誌は5日「1ヶ月以内に次期主力戦車の調達機種を決定する。韓国は変化した安全保障環境に対応するため契約締結後8ヶ月以内に24輌のK2を引き渡せると約束した」と報じている。
参考:Sør-Korea tilbyr å sende egne stridsvogner til Norge
参考:Aussie Infantry Fighting Vehicle, Army’s biggest-ever contract, faces government delays
最終局面でドイツに真似の出来ないサプライズを韓国側が放り込んできた格好、ロシアの脅威に直面するノルウェーにとっては魅力的な提案だろう
ノルウェー陸軍はレオパルト2A4を更新するためドイツが提案する「レオパルト2A7NO」と韓国が提案する「K2NO」の実地テストを今年1月に行い注目を集めたが、ノルウェー軍発行のForsvarets forum誌は5日「1ヶ月以内に次期主力戦車の調達機種を決定する。韓国は変化した安全保障環境に対応するため契約締結後8ヶ月以内に24輌のK2を引き渡せると約束した」と報じている。
韓国はロシア軍のウクライナ侵攻を受けて「自国軍向けに製造中のK2から24輌を8ヶ月以内に引き渡せる」とノルウェー陸軍に提案しており、契約総額200億ノルウェー・クローネ(約2,710億円)を巡る戦いの最終局面でドイツに真似の出来ないサプライズを韓国側が放り込んできた格好だ。
ノルウェー陸軍が次期主力戦車を何輌調達するのかは謎だが「推定200輌」だと予想されており、8ヶ月以内に引き渡せると提案した韓国陸軍向けの24輌を最終的にK2NOへアップグレードするのか、K2NOの引き渡し後に韓国陸軍へ返却するのかなどは分かっていないが、ロシアの脅威に直面するノルウェー陸軍にとっては魅力的な提案だろう。
因みに9月末に発表予定だった豪陸軍の次期歩兵戦闘車について米ディフェンスメディアは「政権交代の影響で調達既出の発表早くても10月末になる。採用機種はLynxではなくRedbackが有力視されている」と報じている。
Breaking DefenseはRedback採用が有力視されている理由に豪国防省と韓国の親密な関係性、RedbackとK9の共通部品性に起因するサプライチェーンの利点、NATO加盟国のポーランドで収めた成功を挙げ「この様なハンファディフェンスの優位性をラインメタルが克服できるとは思えない」と指摘しているのが興味深い。
豪陸軍の次期歩兵戦闘車の契約総額は180億豪ドル(約1.67兆円)で、韓国防衛産業界は10月中に計1.8兆円の受注を獲得する可能性がある。
関連記事:資金不足? 豪陸軍が次期歩兵戦闘車の調達数削減を300輌に削減か
関連記事:ノルウェー陸軍の次期主力戦車を巡る戦い、Leopard2とK2の実地テストが始まる
※アイキャッチ画像の出典:Norsk hær
もう周辺の契約的にK2にほぼ確定したようなものだけど
むしろここからレオパルト2に逆転の要素はあるのだろうか
スゲー国ぐるみの積極性が一つのセールスポイントとして形になったな
後ろからラインメタルの足を引っ張ってばかりのドイツ政府には真似できまい
自走砲もだけど、兵器単体の性能はベストではなくてアフターふくめパッケージ全体でしっかり交渉していくところを日本はしっかりと見習わないとどんどん置いていかれるしか無くなる。K2については実力は未知数なのでともかく、自走砲に関しては寧辺島での実戦データに裏打ちされた実績をしっかりいかして怒涛のセールスでシェアを確立してそれが呼水にもなっているわけで。。まさに機を見るに敏。
その製造中のやつをウクライナに売ってくれたら、僕の中で韓国の株はうなぎのぼりですが、まあ夢物語ですね。
兵器産業、特に陸上兵器は少し前まで斜陽産業で、韓国はニッチ狙いでしたが、ウクライナ戦争で自走砲や戦車の重要性が再認識されましたね。
手持ちのT-80やBMP-3も送っていないからね。
韓国側はロシアから借金の現物返済で貰ったロシア兵器をロシア側の同意なしに移転できない条約があって、その代わりに北朝鮮にロシアの兵器や軍事技術を今後一切移転させないという条約だから、これがある限り、ロシアが露骨に北朝鮮を支援できないというメリットのほうがでかいから、ロシアが先に条約を反故にしない限り、韓国がT-80やBMP-3をウクライナに送ることはないだろうね。
ウクライナにT-80とBMP-3を供与しない理由にそんな取決めがあったとは…
ただ北朝鮮の弾道ミサイルにイスカンデルのそっくりさんがある事を踏まえると既に形骸化してる感が…
それはロシアが「ウクライナが送った」って言ってるんだけど、ウクライナは否定してる。
物証は無いが心証はあるって感じ。
それに、ロシアから超音速ミサイルの技術が韓国に「何故か無料で」教えてもらったから、それで手打ちって流れぽい
そもそも西側諸国が協調して西側戦車を送らないのに韓国だけが送る理由は無いですからね。
まあ韓国は直接的な武器支援は行わないと明言してますが。
直接は武器支援をしないが、米国やチェコを経由して携帯式地対空ミサイル「神弓」などを供給していますね。どんな形式にしても供給してくれるのは有難いです。まあ戦車は無理でしょうが。
政府がチェコを通じてウクライナに29億ドル相当の攻撃武器を提供することにした、という一部の外国メディアの報道に、国防部が「事実ではない」と発表した。
ガセネタみたいです。
韓国は冷戦後からコツコツやってきたからね
短期間で結果を出したがる今の日本だとこんな真似はできないだろうな
8ヶ月以内!?
デスマーチするであろう工場の皆様のご冥福をお祈りします…
敏腕営業すぎて製造現場がぶちぎれてそう
現場は出来ることをやるだけよ
製造現場には物理的な制約があるからもう無理な事は無理なんで、遅らすしかない
今まで積み上げた苦労をドブに捨てる無能営業ほど怖いものはない
現場が遅らすしかない無理な納期の仕事を取ってくる営業も立派な無能だと思うけど。
捌ききれないほどの受注を持ってくる営業が無能?
へー、そんな営業なら引く手あまたでしょうにね
ウチにも一人くらい分けて欲しいもんだな
今回の提案が実現可能かどうかは不明なのでさておき、実際のところ捌ききれないほどの受注に関しては悪手でしかありませんよ
なにせ捌ききれないほどの受注は納期を守れず、取引相手が立てている予定をも狂わせてしまい、結果として信用を低下させてその後の信用や取引に大きく影響しますし
もしあなたが昼食に出前を取ったとして、予定より何時間も遅れて配送してくる店を信用し、その後も利用する気になれますでしょうか?
時間を守らないという悪評がたった店を積極的に利用したいと思うでしょうか?
そして経営者視点では、そういう悪評を生み出す原因となる無責任な営業担当者を欲しいと思いますでしょうか?
ポーランド向けK2戦車180両の納入予定
2022年 10両
2023年 18両
2024年 56両
2025年 96両
これと同時進行だから大変そう。
いや。損するのは韓国陸軍やろ
ガタガタのロシアがノルウェーにまで手を出せる状況がいつになるのやら、慌てる事態はとうに過ぎている
それにドイツがノルウェー相手にあれこれ条件つけるかというと、それも無い、そんな関係ではない
五分五分でしかないよ
自前でパワーパック製造ができなくてエンジンだけ別載せしてたK2が、レオパルド2に勝つ日が来るなんて予想してなかった。
ただ、ドイツ軍のポンコツ具合を見ると、K2が地道に上がったのもあるけど、レオナルド2が落ちてってる気がする。
輸出品はそれでも製造してるけど、国内の酷さはまぁ……。メルケルの方針が全部裏目に出てますね。
もともと反吐の出るような日本上げ韓国下げの異常な執念を感じる諸記事群で取り上げられるほどパワーパックの問題は問題だったのだろうかと。少なくとも無理な計画を無理に押し通すようなことはせずできるところからきちんと国産化して技術と実績も積み上げているし、まだ国産化されていないところも順次国産化していく計画も進んでいるわけで。現実的なコストの面でも純国産化がベストとは限らないのは今までの兵器群が証明しているし。なんにせよ日本も韓国も国産化したところで資源が止まればどうしようもないのだし。
少なくとも、手持ちのレオパルド2A4はA7に改修するでしょう。
このアグレッシブさが韓国の強みですね
目指せ21世紀西側の兵器廠
防衛費拡大を表明しているドイツ政府は、ラインメタルに生産能力を上げる依頼はしていないのかな。
それとも戦車戦はポーランドに任せて、他の装備に投資をする戦略?
仮に生産能力を拡大するにせよ、年単位のプロジェクトだから仕方ないね
WW2のアメリカの生産能力のヤバさは良く語り草になるけど、実際戦時生産体制が整って本領発揮となったのは1943年に入ってからだし
あとはまあ、普通にこの戦争が終わって何年かしたら「やっぱ軍縮で」となる未来もありうるし、営利企業としては難しい決断になるという面も
K2戦車にはまだドイツ製のトランスミッションが採用されていたと思いますが、ここまでドイツのシェアを奪ってくると輸出規制をしないでしょうか?
それをやってしまうと、韓国だけでなく調達国も含めてドイツへの信頼を損なうだけでしょうね。
買い手の要求を満たせないラインメタルの問題だし、パワーパックだけでも売れればそれなりの利益はあるでしょうしね。
韓国製パワーパックもそろそろ採用になるのじゃありませんでしたっけ?
そんな理由で輸出規制とかしたらドイツの信用は地の底やん。流石にやらんでしょう
アメリカがジェットエンジン、イギリスが射出座席とかで輸出許可を出さなかったりしてません?
それはアメリカやイギリスが経済制裁などをしている国では?
K2に関してはドイツ自身がトライアルに参加しているのにレオパルトを採用しなかったので許可しませんは通用しないでしょう。
ノルウェーはNATOの加盟国で輸出規制国でもありません。
ドイツが韓国のシェア拡大阻止のために輸出規制したらドイツの評価は地に落ちますね。
ドイツはポーランド用の戦車を提供できなかった時点で評価が大きく下がっていますし、
韓国は国産のパワーパックを開発できたので、最悪ドイツが輸出規制しても大きな影響はありません。
韓国の国産パワーパックできたの最近でしたっけ?
てっきりまだできてないものだと
エンジンは自国製ですが、トランスミッションはドイツ製です。
自国向けには採用してないだけでトルコ用のパワーパックでは韓国製の物を採用していたはずです。
トルコ向けはドイツのトルコに対する輸出規制で韓国製しか選択肢が無かっただけです。
トルコはこれも国産化を目指しています。
韓国向けも含めてトルコ以外向けは韓国製パワーパックは採用していません。
もしドイツが輸出規制するなら韓国製パワーパックを使えば良いだけですね。
韓国もドイツの輸出規制に左右されないために国産のパワーパックを開発しましたし。
選択肢が韓国の物しか無かったとしても韓国製が存在するのは事実では?
トルコが採用してくれたおかげで韓国は貴重な運用データの収集に成功してますし、これを下地により良い物を作れる可能性は高いでしょう。
ドイツ製が選択可能な国はもちろん、同じくドイツ製も選択可能な韓国も採用していない物は物理的には存在したとしても、実質的にはまだ存在しないも同然です。
規制は露骨でしょうけど、価格の見直しはやろうと思えばできますよね?
最終販売価格に転嫁するかは販売者の判断であり、その価格で購入するかは購入者の判断ですから。
車とかで規制とか新しい流れ作って他国優位を崩す事はあるが、大量に売れる物で無しそこまで露骨な事は出来ないだろう。
それに規制したとして今年に最終評価受け終わっているはずの国産パワーパック使うだけじゃないのかな?元からそれなりに良い所まで来てたんだからしっかり改良されているなら同等レベルとまでとは言わないが必要十分レベルには有ると思うし、性能が落ちる所があっても値段が安い可能性もあってそこで妥協してって話になるかもしれないし。
少し前にあった中国製潜水艦のドイツ製エンジンで揉めた話みたいにどうしてもドイツ製じゃないと駄目って話にならない限りはダメージにはならないし、ドイツ製に拘る割合がどれ位なのかも不明だからやる価値なんてあるのかな。
何とは言わないけど見え見えの釣りにいちいち反応しないようにしましょうねー
いい加減釣り師どもを何とかしろ、と思わなくはないけどね
サクッと消されましたね。
警告すら行わない凛とした管理人さんも好きです。
コメントする各々がリテラシーを上げていきましょうね。
自国向けに生産してた兵器を他国に売っちゃうよって、本来受け取るはずだった自国軍は混乱しないの?
待てば来るんだろうけど、しばらくは我慢してねって事?
韓国軍は、先に行ったM48A3Kが川の向こうで手を振っているのが見えているだろうおじいちゃんのM48A5Kに鞭打って頑張らせているから、あと五年十年頑張らせて
ライセンス生産が軌道に乗り始めたら楽になるから
そういえばK1戦車の改修事業もどうなるだろうか
ポーランド輸出用だけでもK1改修は無理になってるって感じが
生産・改修ラインを倍どころか数倍にしないとだし、それは部品関連もだからさすがに無理な気が
そうなんだよね、退役予定のM48A5の戦力補充としてK2調達してたはずなんだが
もう予備部品すらなくて稼働状態保ててないM48A5をさらに維持するんだろうか、、
北朝鮮は絶対に攻めてこないって思い込んでるとしたら、休戦国家としては凄まじいの一言だが
自国の充足率より外貨獲得のために売るのを優先するとか、ロシアと同じことしてる自覚は無さそうですね。紛争当事国の自覚も無さそうですが。
K2戦車の納品スケジュールとして2022年中に韓国軍向けの3次量産車(トランスミッションのみドイツ製)10輌をポーランドへ引き渡し、同国へは2023年中にも18輌を引き渡す予定。韓国軍向けの3次量産車は2021年から2023年までに54輌製造されるので、28輌をポーランド、残り26輌のうち24輌をノルウェーに引き渡せれば両国の安全保障環境を早急に満たすことが可能と考えているのだろう。
製造元の現代ロテムはK2の製造能力を強化(製造ラインの稼働を2交代へ変更、一部の製造工程を協力会社に外注など)してポーランドの需要に応えているので選定中とはいえノルウェーのニーズに十分応えれるという自信があるのだろう。ポーランド向けのK2PLと違い、K2NOは設計変更部分が大きく無く(APUやAPSの追加、暖房強化など)既にノルウェー企業であるコングスベルクと密接な協力関係にあることから改修も容易であるという理由も大きいのかも知れない。
日米も参考にするような砲にパワーパックの完成度
勝負有りな気もするが
元々ソ連製配備の国ならK2でも満足なのだろうな
ドイツが最近顧客食われてるのは供給力や政治のサポート体制の違いなのでこれはもう流れができちゃってると思いますが、ドイツの場合どっちかっていうと次世代主力戦車への技術投資のほうをちゃんとやれてるのか不安になるんですよね。EMBTやKF51はすごかったですけど、あくまで3.5世代戦車の最先端という印象でした。特に同じく戦車開発を先延ばしにし続けてきた米国が極めて先進的な試験車両をロールアウトしてコンセプトモデルの検証に動き始めているので、これ下手したら戦車の国の名誉称号も当代限りで返上になったり…
K2のパワーパックはドイツから調達していたはずですが、ドイツと競合するなら、ドイツは今後も輸出続けるんですかね・・・
韓国は国産のパワーパックの開発に成功したので、ドイツが輸出規制したら国産品を使うだけだと思いますよ。
ただし、商売に負けて輸出規制したらドイツの評価は最底辺になり、韓国製の購入希望者が増えそうですけどね。
それにしても自国向けから24両も抽出出来る生産量の多さよ。前にポーランド向けK2の影響でM48の更新が流れて「ありがとう」と言っていた韓国の戦車兵は元気にしてるんだろうか。
普通の国なら自国配備が一段落してからの外国輸出だが韓国のこの姿勢はいかがな物だろう。勿論ドイツだって最新鋭の対空ミサイルをウクライナに供給するから似たような物かもしれないが、NATOに所属していない戦争中の国と緊張が高い国NATO所属の国だと後者はまだ余裕がある状態。
戦力化に時間が掛かるとは言えウクライナとは違い核と通常兵器全てに於いてNATO完全な支援が受けられる国に対して商売を優先して急いで供給の必要があるのだろうか。
それなりにアップデートされているとは言え500両はあるM48をそのままにする位ならすっぱり退役させて費用捻出すれば良いのにと思うわ。少なくとも105mm方のK1 /K1E1が1000両、120mmのK1A1 /K1A2が480両、K2が260両あれば北に対する阻止力として十分じゃないだろうか。それともK1の稼働率とか相変わらずお寒い状態なのか。
まだ先のことだけれども。
今回戦争でのロシアの負け方によっては、戦車が余ってくるのではないでしょうか。
戦車の世代交代は順次行うとしても。
冷戦の時のように、ロシア側とNATO側が国境を挟んで睨み合うようなら、
もちろん戦車はたくさん必要なのですが。
ロシアが弱体化したり崩壊しても、ロシアが占めていた立場を狙って他の国が動き出します、これは確実
その展開によりますが、多くの場合、大国が倒れると新興国が野心をあらわにして不安定要素が増えますから、
戦車不要のような楽観視は期待できないと思いますよ
もうやめてあげて、韓国さんの陸戦兵器の生産余力はもう0よ!っという冗談はさておいて、本当に自国防衛が大丈夫なんかが心配されるくらいの大サービスを提案してくるのには驚いたんやわ。
まあ、ロシアに北韓のケツモチをする余力が無いのと、中共は台湾正面に戦力を集中してるんで北韓から停戦合意が破られる可能性が薄くなっているという判断なんやろう。
工業製品はなんでもそうなんやけど、数を作って得られるノウハウが大きいんで薄利多売でええんやと思うんやね。
百発百中の大砲一門は、百発一中の大砲百門の最初の一斉射撃で粉砕されることもあるんとちゃうかな?派としては、“安さは力なり‼︎”っなんですわ。
韓国国会の暴露合戦で漏れ聞こえるような状況とか、
ムン政権での北朝鮮宥和政策で、38度線の防衛体制ボロボロになってるのにな
韓国って思った以上に平和ボケが進んでるのかもしれない