英陸軍の特殊空挺部隊「SAS:Special Air Service」は、過酷な訓練を受けていない兵士でも熟練の狙撃兵に変えてしまう魔法のスコープ「SMASH(スマッシュ)」に注目していると英メディアが報じている。
参考:British Army tests smart rifle that makes every bullet hit target and ‘never misses’
命中を保証する魔法のスコープ「SMASH(スマッシュ)」とは?
イスラエルのスマートシューター社が開発した「SMASH(スマッシュ)」呼ばれるスコープは標的を一度捕捉すると自動で追尾し続けるため、兵士はトリガーを引いたままSMASHを覗き込んで追尾された標的に十字カーソルを合わせ続ければSMASHに搭載されたコンピュータが標的までの距離、角度、方向、速度、風向きを計算して最適なタイミングで弾丸を発射するので標的に必ず命中するという代物だ。
このようなコンピュター制御の弾道計算技術自体は1970年代に登場しているため目新しくはないのだが、このような装置が小銃に搭載できるまで小型化されたという点と約990ドル(約10万円)という低コストで調達な点が評価され米軍の特殊部隊や豪軍が実際にSMASHを購入してテストを行っている。
英メディアはSMASHをテストした米陸軍の特殊部隊デルタフォースが「非常に優れた装置」と評価したため英陸軍もテストを開始したと報じており、このスコープは有視界内戦闘に革命を起こす可能性を秘めており歩兵戦闘の「ゲームチャンジャー」になるかもしれないと言っている。
以前、似たような仕組みのスマートライフル「Mile Maker」があったが照準器と銃身の僅かズレを修正することが出来ずに姿を消してしまったが、今回は果たしてモノになるだろうか?
参考:「魔法の狙撃システム」TrackingPoint 社はなぜ活動を停止したのか
実はスマートシューター社が開発したSMASHを米陸軍が開発を進めている次世代分隊火器(NGGW)プログラムに採用しようと言う動きがあり、2020年1月にはSIG Sauerが開発中のプロトタイプに取り付けられてデモが行われたらしい。
参考:This ‘Guaranteed Hit’ Tech Could Be Added to Army’s Next-Gen Squad Weapon
もし米陸軍が次世代分隊火器のオプションとしてSMASHを採用するようなことになれば、コンピュータ制御の照準機能付きスコープは一気にブレークする可能性が高い。
日本の陸自も少量SMASHを調達してテストを行ってみるのはどうだろうか?
※アイキャッチ画像の出典:kaninstudio / stock.adobe.com
小口径5.56mm弾でも風の影響を受けず高い命中率を約束するなら非常に有用な装備になりそう。
ライフル弾が風の影響で着弾点が変わってしまうというのは神話に等しいよ
暴風じゃあるまいし
米軍の次期ライフルは6.8mm口径になるようですがね
7.62mmNATOも、場合によってはノーママグナムで更新されるかも?
セミオートスナイパーライフルと相性良さそう
ノーママグナムと組み合わせればマテリアルライフルは要らなくなるかも。
結局はバッテリーの持ち耐久性度次第だが
先行類似商品がトラブルばっかりで消えていったから
また出たのかというのが正直な感想
だからテストしてるんじゃん…文章読めないの?
テストするだけで問題が解決するとでも思ってるの?…文章読めないの?
イスラエルって名前以外はどういう国なのかもよく知らないけど、このちょくちょく出てくる革新性の源泉は何なんだろう。
ユダヤとアメリカ
韓国とか。
レーダーか何かで組んでいませんでしたか?
間違っていたらすみません。
何故そこで韓国の名が出てくるのかw
韓国はイスラエルから技術を買ってばかりだろうに。
あ、いや、韓国の影響はゼロではないのか、何せ韓国は米軍から技術や情報をイスラエルに横流ししてるものな。
分野によっては高い技術力を有し、
紛争が絶えない一方で少ない人的資源や狭い国土で緊張感は過多、
それら上手いこと相互作用し、シーズとニーズの出会いを提供して、ちょくちょく革新的なのを生み出す、とか?