欧州関連

ウクライナ軍の反攻作戦はほぼ終了、ロシア軍の死傷者数は30万人~40万人

Guardian紙は「ウクライナ軍の反攻作戦は基本的に終わった」「ドニエプル川左岸での前進ペースも夏の反攻作戦と同じレベルに留まる」「ロシア軍の死傷者数は30万人~40万人」と、ウクライナメディアも「ドニエプル川からクリミアに向かうのは不可能」と報じている。

参考:Russia has sustained casualties of 300,000-400,000, western officials say
参考:“Второй Бахмут” для Путина и маневры ВСУ на Днепре. Что изменилось на фронте к концу осени

もう「ロシア軍の死傷者数」だけに注目して戦争の見通しを語るのは無意味に近い

Guardian紙は西側当局者の話を引用して「ザポリージャ方面におけるウクライナ軍の反攻作戦は基本的に終結している。ドニエプル川の渡河に成功したウクライナ軍の前進ペースも夏の反攻作戦と同じレベルに留まるだろう」と報じている。

出典:GoogleMap ザポリージャ周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

この西側当局者は「ロシア軍の死傷者数は30万人~40万人」「ザポリージャ方面の反攻作戦は基本的に終結している」「両軍とも陸上戦で決定的な作戦を展開する能力がない」「長期化する戦いには欧米の軍事支援が不可欠」「ロシア軍はドニエプル川を渡河したウクライナ軍を排除できなかった」「ドニエプル川を渡河した装甲車輌の数は不明」「ヘルソン左岸に上陸したウクライナ軍に出来るには夏の反攻作戦と同じで『集落単位の漸進的な前進』に留まる可能性が高い」と述べた。

ロシア軍の死傷者数について西側当局者は「戦死者」と「負傷者」の割合、さらにウクライナ軍の死傷者数について言及しておらず、仮に「30万人~40万人」という数字が事実だったとしても「戦場における戦力の均衡」が崩れた様子はなく、これだけの損失を被ってもロシア軍はクピャンスク、リマン、バフムート、アウディーイウカで大規模な反撃を行う戦力を残しており、もう「ロシア軍の死傷者数」だけに注目して戦争の見通しを語るのは無意味に近い。

出典:GoogleMap ヘルソン周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

因みにRBC Ukraineのウクライナ人ジャーナリスト(ウリヤーン・ベズパルコ氏)も16日、プーチンにとって第二のバフムートとドニエプル川で何が起きているのかという記事内で興味深いことに言及している。

“現時点で最も困難な戦場はアウディーイウカで間違いない。1ヶ月前に始まったロシア軍の攻勢規模は「バフムート占領以降最大」で、採用されている戦術もワグネルのものに近く、この戦場に最大4万人の兵力を投入して損失を顧みることなく領土を広げようとしている。ロシアがアウディーイウカにこだわるのはドネツクからウクライナ軍を遠ざけて緩衝地帯を作りたいからだ”

出典:GoogleMap アウディーイウカ周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

“ロシア軍が攻勢を強化したもう一つの地域はクピャンスク方面とリマン方面だ。この地域における作戦の優先度は「リマン方面への突破」で「クピャンスク方面の攻勢」はリマン方面の補助的な作戦に過ぎなったが、現在は作戦の優先度が入れ替わっており、ロシア軍の目標は「オスキル川沿いまで前線を押し上げること」もしくは「最低でもクピャンスクの東部分を占領すること」だ。この地域の主導権を握っているのはロシア側だが、まだ攻勢開始から1つの集落も占領できていない

“ここ数日の間にロシア軍はバフムートの北側=ヤヒドネ付近やベルヒフカ貯水池である程度の成功を収めた。ここからロシア軍は標高の高いチャシブ・ヤールに向かうつもりで、同拠点を占領されるとコンスタンチノフカ、クラマトルスク、スラビャンスクへの前進が容易になる。この動きを側面から支援するためロシア軍はバフムートの南側=クリシェイフカやアンドリーフカでの攻撃を強化している”

出典:GoogleMap バフムート周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

“夏頃からウクライナ軍がヘルソン左岸に上陸(ダチ上陸のこと)したという話がネット上に出回り、ロシア軍関係者もウクライナ軍が左岸の一部に足場を築いたと認め、その後も新たな左岸上陸の話が増えていった。入手可能な情報を加味すると作戦規模は「一時的な襲撃」ではなく「やや規模の大きな作戦」と言えるだろう。ロシア人は上陸した戦力について300人~500人程度と見積もっており、ロシア軍は広範囲なドニエプル川沿いを守るため6.5万の戦力が展開している”

“ドニエプル川沿いのロシア軍は戦力や攻撃手段で優位性を持っているにも関わらずウクライナ軍の排除に手間取っている。実際のところロシア軍の主要な物流ルートから「ドニエプル川沿い」は最も離れた地域で、上陸したウクライナ軍によって川沿いのルートは遮断されており、ロシア軍は別の物流ルートで戦力や物資を移動させなければならない。逆に上陸したウクライナ軍も安定的な兵站を確立しておらず、これ以上の前進を期待するのは難しいだろう”

出典:Генеральний штаб ЗСУ

“ドニエプル川の川幅は平均1,000mだ。この地域のアントノフスキー橋やノーバ・カホフカ水力発電所は敵に破壊されているため、ウクライナ軍は強固な橋脚をもつ橋での輸送が出来ない。そのため左岸の足場を広げる作業は複雑化している。左岸のウクライナ軍は右岸に展開する砲兵部隊や防空部隊によって支援されており、彼らが今以上に前進を試みれば右岸から提供している支援ゾーンから外れてしまうだろう。そのためウクライナ軍がドニエプル川を渡河してクリミアに向かうというのは不可能だ”

“最も現実的なゲームプランは「出来るだけ左岸のロシア軍を遠ざけてヘルソンへの砲撃を減らす」「ノーバ・カホフカとオレシキを結ぶT2206を遮断することでキンバーン砂州からの撤退を強制する」「ヘルソン地域のロシア軍を拘束してザポリージャ方面への軍事的圧力を分散させる」の3つだ”

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

“ここ数日、我が軍はロボーティネ周辺とベルベーヴ西郊外で限定的な成功を収めている。多くの希望が託されたウクライナ軍の反攻作戦は「数十km単位」ではなく「数千m単位」で計測されているが、まだメリトポリに向かうための努力が続けられてため反攻作戦の結果を論じるのは時期尚早だ”

“ウクライナ軍もロシア軍も年末までに前線で大きな成功を収めることに期待できない状況だ。両軍とも利用可能な戦力で前線を大きく動かすのは困難で不安定な均衡状態にある。さらに冬になれば交戦が一段落し、ロシア軍は寒波の到来と共にエネルギーインフラへの攻撃を、ウクライナ軍はロシア軍の兵站や物資の破壊を強化するだろう”

出典:Kremlin.ru/CC BY 4.0

“次の重要なステップは来年の春から夏にかけての作戦で、この結果を左右する第一の要因は西側諸国からの支援量で、第二の要因はロシアが大規模な動員を実行に踏み切るかどうかだ。ここ数ヶ月間の占領地域におけるロシア軍の数は40万人前後で横ばいの状況が続いており、言い換えればロシアの隠れた動員(契約軍人やストームZなどに投入するボランティア兵の獲得など)は前線の損失を補充し続けることが出来ても、戦力を40万人以上に引き上げるには不足していると言える。しかし露大統領選挙後なら数十万人の動員を発表してもプーチンの政治的な負担は少ないだろう”

“第三の要因は米大統領選挙の結果で、バイデンが勝利した場合の米政治は予測が容易だが、プーチンが期待しているトランプが勝利すれば多くの不確実性をもたらすはずだ。どちらにせよ誰が大統領になってもウクライナ軍が戦場で示す結果次第で、ホワイトハウスの立場と決定は大きく変わるだろう”

出典:Генеральний штаб ЗСУ

以上がウクライナメディアから見た戦況の様子で「反攻作戦の結果を論じるのはまだ早い」とポジティブな一面も見せているが、ドニエプル川左岸への上陸については「クリミアへの前進といった希望的観測」に踊らされることなく「冷静な評価」を下しているのが印象的だ。

関連記事:アウディーイウカの戦い、ステポヴェ集落の北側地域をロシア軍が占領
関連記事:侵攻630日目、ザポリージャ方面とドニエプル川沿いの動き
関連記事:バフムートの戦い、ロシア軍がベルヒフカ方向で1km以上も前進か
関連記事:ロシアの動員数は損失を十分カバー可能、10ヶ月間で38.5万人を確保

 

※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

アウディーイウカの戦い、ステポヴェ集落の北側地域をロシア軍が占領前のページ

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コメント

    • y
    • 2023年 11月 17日

    自衛隊と防衛省上がりの偉いさん達が
    今にロシアは弾切れだ崩壊だ
    いざメリトポリだ、クリミアだと
    夜のニュースで騒いでたのが懐かしい

    コロナ騒ぎと一緒で、自称有識者って
    あれこれ喋るだけで、結果は検証しない

    自衛隊が有事にアテにならない事が
    明確になったのは、個人的には収穫でした

    80
      •  さ
      • 2023年 11月 17日

      西側メディアの(分析と)発表では皆そんな感じだったしね
      逆にロシアはまだまだいけるというような反応をしたら叩かれていたわけだし
      したり顔で典型的な後知恵意見を書かれてもちょっと……

      > 自衛隊と防衛省上がりの偉いさん達が
      是非それを見たいので、どこのニュースか教えてほしい

      > 自衛隊が有事にアテにならない事が明確になったのは、個人的には収穫でした]
      これでそんな結論を出す人がいる事が明確に(以下略

      41
        • 歴史と貧困
        • 2023年 11月 17日

        > 自衛隊と防衛省上がりの偉いさん達が
        是非それを見たいので、どこのニュースか教えてほしい

        一番良く動画付きネット記事で見かけるのはこれですかね。

        #深層NEWS 18:58スタート!
        きょう17日(金) #深層NEWS 2時間拡大
        「米軍・ウクライナ軍トップ冬の反転攻勢協議」
        ジャーナリスト西谷文和氏が見た奪還から1年のヘルソン
        #BS日テレ 18:58~
        【ゲスト】
        #山下裕貴(元陸自中部方面総監)
        #長谷川雄之(防衛研究所研究員)
        #西谷文和(ジャーナリスト)

        参考に何回かは見てみましたが、「なろう系アニメ(主人公追放系)と同じ程度の見る価値はあるかな」という感想です。私は二度と見ないでしょうが。

        48
          •  さ
          • 2023年 11月 17日

          どうもありがとう
          yさんもこれと同じなのかな

          2
      • kame
      • 2023年 11月 17日

       実戦経験があれば強い、という訳ではないですが、『現実的』な視点を持てるようになるのは確かですからね。その点で言えば、今回のウクライナ戦争の経験値を全体にフィードバック出来たなら、ロシア軍は確かに強靭になるかも知れません(兵器の質云々は経済状況や戦後の状況次第ですが)。
       アメリカ次第の戦争という点では、ロシアの言う通り、ただの代理戦争にすぎませんでした。ゼレンスキー大統領がどんな事を欧米と話して、今後どうするつもりかは分かりませんが、暫くはウクライナ国民に安寧の時間は存在しないでしょうね。
       アジア方面での渦中の国である台湾においても、最大野党と第三政党が連合を組むことを発表しましたし、前回の地方選挙で親米よりの与党が敗北している事と関連して、『台湾が親米』というスタンスが崩壊する可能性が現実的になってきました。ウクライナへの支援国の態度の変化を台湾の国民がどう感じるのか?選挙結果に注目が集まります。

      32
        •      
        • 2023年 11月 17日

        確かに実戦経験は大事だと思うのですが、軍上層部の無能を曝け出し兵士を一切休ませず長期間戦闘させ、最後は使い捨て特攻させてるような軍隊が今後強靭になるかと言われると…疑問ですね。

        ロシア軍的には短期決戦で終わらせるハズが、軍の失態とはいえこんなに粘られてヒト・モノ・カネの被害が甚大で、子分の中国や北朝鮮に小馬鹿にされ屈辱を味わっているという現実的な視点は持つでしょうねw

        ソ連時代ならウクライナで戦争しつつ日本や欧州にも戦争を仕掛け、三正面戦争なんて芸当もできたハズですが、現状挑発ぐらいしか出来ないという今のロシア軍の現状・能力が分かっただけでも良かったと思います。

        12
          • kame
          • 2023年 11月 17日

           う~ん、ロシア軍の実力については個々人の判断次第なのでどうしようもないですが、逆にロシア軍を正面からねじ伏せられる国なんて、米中以外存在しないと考えています。
           その米中だって、一気呵成にロシア軍を打倒できるかと言えば不可能でしょうし、米中以外の国にとっては未だに脅威なのは変わらないのでは?まあ、そのために日本はアメリカとの同盟関係を死守せざる得ないわけですが。
           今回、ウクライナが粘れているのも、国外からの支援ありき、防衛戦だからです。仮にアメリカがロシア軍の立場でウクライナに攻め入ったとしても、早々に勝利できたかは微妙じゃないですか?イラク戦争の時も、イラク軍は殆ど交戦せずに地下に隠れて、ゲリラ化してから本番だったので、比較は出来ませんし、事実、首都陥落後の方がアメリカは手を焼く結果となっています。
           まあ、指揮官の無能さ・稚拙さについては確かに目に余る部分もあったのは事実ですが、初期の失敗の結果、無駄な『贅肉』とも言える連中は失脚したか、戦死したようで、最近のロシアは戦場に適応して、マシになったようにも見えます。大戦時、大戦後もアメリカ軍だって数多くの失敗をしていますが、失敗を教訓にしてビルドアップしてますし、ロシア軍がそうならないという可能性はありません。
           あと、兵士自体はローテション出来ているのでは?犠牲になっているのも末端の歩兵や囚人兵で、技能持ちの兵士と中核部隊は健在でしょうし、今のまま犠牲を偏った形で終戦できるのであれば、再建はそれ程、困難だとは思えません。

          26
            • ahoge
            • 2023年 11月 17日

            ロシアは経済制裁への対応を始めとするいわゆる富国強兵の路線を着々と進んでおり、5〜10年のタームではむしろこれまで以上の脅威になると予想。
            更にパワーバランス的には対中包囲網の一員としてカウントできないことがクリティカルであり、日本にとって対外的な脅威は倍増したと考えている。

            長期的には、抑圧的な政策の副作用が顕在化するであろうから、相対的なポジションを再定義できるかもしれない。
            日本が少子高齢化などの社会病理によってボロボロにならなければ……。

            19
              •  
              • 2023年 11月 17日

              少子高齢化はロシアも同じだったような。
              それとも、発展途上国に転落するからベビーブームがくるのでしょうか。

              5
                • ななし
                • 2023年 11月 17日

                数年前までは親世代の人口が多かったから若い世代も増えてたけど全体的には少子高齢化方向だね、とはいえ日本と違って高齢者多くはないけれど(ロシアの平均寿命短いんだよな…その分社会保障とかいらねえんだよな…)
                最近はロシアの人口増加率が減り始めてるけど、これは親世代の人口が少なくなる世代に入り始めたから
                なのであと10年前後はどうしたって増えない、親の数が少ないんだものしょうがない(今現在33歳以上のロシア人は人口多いがそれ以下はガクンと減っている)ベビーブームが仮に起きても効果は知れている

                で、そこにきて今回のウクライナ戦争で直接的に数が多少減ってる&出征してる兵士はその間人口増加に寄与できないの要素で、この世代から生まれる子供の数はさらに減る
                唯一の希望は人口多い世代の子供たち(今現在4歳~16歳くらい?)…まあこの世代が20~30歳になるあたりでは、兵力は一応確保できるだろうね
                なので5〜10年のタームではむしろこれまで以上の脅威になる…は間違ってもない
                そのあとは悲惨だけど、周辺国からの移民があるだろうからダイジョーブダイジョーブ。知らんけど

                7
                  • 匿名
                  • 2023年 11月 18日

                  わーくにも、最終的にはロシアか中国に服從しなきゃならないんだから人員に関してはへーきへーき
                  どうせ中露が焼け太りするのは目に見えてますわ

                  2
          • 歴史と貧困
          • 2023年 11月 17日

          >軍上層部の無能を曝け出し兵士を一切休ませず長期間戦闘させ、最後は使い捨て特攻させてるような軍隊
          本当にロシア軍の質が低く、組織力も低いならば、今頃ウクライナ軍はクリミアに達していなければ道理が合わない。

          >ロシア軍的には短期決戦で終わらせるハズ
          戦争初期から“西側メディア”がこの用法を何度も使うのは目にしますが、「はず」という思い込みに基づいた予測や実情評価は有害なことが多いので注意が必要。
          ロシアの国防省やタス通信は「特別軍事作戦」という呼称を使いますが、短期決戦という単語や、“三週間で首都を落とす”といった日数を区切った発表をしているのは、私の知る限りでは目にしたことはないです。私の情報収集など拙いものですから、ご存知であれば共有をお願いします。

          >子分の中国や北朝鮮に小馬鹿にされ屈辱を味わっているという現実的な視点は持つでしょうねw
          人口・経済・軍事力で上を行く中国を「子分」だと思ってるなら、既にその人物に現実的な視点はありません。まったく笑えません。

          >ソ連時代ならウクライナで戦争しつつ日本や欧州にも戦争を仕掛け、三正面戦争なんて芸当もできたハズ
          三正面戦争は、今の米国や中国でもできませんし、やろうとはしません。やったら確実に負けるからであり、これを出来ると主張するのは軍に要らない無能指揮官だけです。大戦中のスターリンにしても、そういう事態を避けるために日ソ中立条約を結んでいた。
          直接的な戦争ではなくとも、今の米国もウクライナ・ガザに続いて台湾で三番目の戦線が開かれることを避け、バイデンと習近平の首脳会談を実現させてます。

          >現状挑発ぐらいしか出来ないという今のロシア軍の現状・能力が分かった
          既にロシア軍が制圧している領土は、バルト三国や台湾を上回っている。日本ならば、北方領土と北海道がまるごと制圧され東北まで迫られている事態。
          仮に、道北・道央・道東がロシア軍に制圧され、函館・苫小牧あたりに「スロヴィキン・ライン」が敷かれた時に、日本に奪回する能力がないことを考慮すると、非常に憂慮すべきであり、日本とロシアの間には厳しい軍事力の格差がある。

          27
          • リック
          • 2023年 11月 17日

          >確かに実戦経験は大事だと思うのですが、軍上層部の無能を曝け出し兵士を一切休ませず長期間戦闘させ、最後は使い捨て特攻させてるような軍隊が今後強靭になるかと言われると…疑問ですね。

          私の読解能力が底辺で申し訳ないのですが、ウクライナ軍の事を言ってらっしゃるんですよね?
          ロシア軍は囚人兵ですら契約期間が満了次第順次帰還するなどローテーションがしっかり確立されています。
          アウディーイウカでローテーションも許されずに決死隊として戦い続けているようなウクライナ軍の悲惨な現状は本当に目を背けるばかりですね。私もそう思います。

          我々は、ウクライナ軍によってミンチにさせられていたと思い込んでいたロシア軍人が、実は故郷に帰っていたのだという現実から目を背けてはいけないのです。

          31
      • たむごん
      • 2023年 11月 17日

      自衛隊の将校は、なぜか能力が高いという幻想がありましたからね。
      本人達(元将校)は、金儲けなのか・良かれと思ってやっているのか、さっぱり分からないのですが…

      日本と今・歴史的に見ても、特段何の関係もなかった(ウクライナ)外国の戦争で、あれだけのポジショントークをやるわけですからね。
      自衛隊将校(元将校)に、情報発信・誠実さ・能力に期待できない事が、日本が戦争当事者の時は尚更はっきりしました。

      35
        •  
        • 2023年 11月 17日

        ウクライナは関係なくてもロシアは関係ありますからね
        日本に限った話ではなくウクライナの支援ではなく、西側の敵ロシアに対する嫌がらせなんですよ

        西側の反ロシア派が、ウクライナを利用してロシアを叩く
        ロシアは敵ではないと考える人や、ウクライナへの善意の支援だと勘違いした人などがそれに反対する
        自衛隊幹部はロシア嫌いな人が多いのでは?
        緊急発進回数などを見ても中国とロシアが逆転したのはつい最近なので
        退役した元幹部となれば現役時代はロシアが最大の敵でしょう
        現役時代のロシアへの憎しみが原動力になりますね

        13
          • たむごん
          • 2023年 11月 17日

          まさに、仰る通りです。
          自衛隊、特に元将校の時代は、旧ソ連・北海道が主戦場でしたからね。

          仰る通り、ウクライナ支援=善意の支援だとプロパガンダで勘違いしている人が、本当に多い印象があります。
          インフレが厳しくなっている今、それ所ではないとなってきていますね。

          日本は、ロシアを削る事はもう達成できたので、東アジアの安全保障体制強化・自国の防衛力増強が急務ですね。

          >ロシアは敵ではないと考える人や、ウクライナへの善意の支援だと勘違いした人などがそれに反対する

          10
        • TKT
        • 2023年 11月 17日

        この段階になって見ると、結局、自衛隊を退役した元・幹部自衛官の分析よりも、政治家である鈴木宗男や、森喜朗の主張の方が正しかったのか、という風にも考えざるを得ません。

        第一次世界大戦でフランスのジョルジュ・クレマンソー首相が主張したように、総力戦は国力や外交で勝敗が決まる戦争であり、専門的な軍事知識だけでは勝敗が予想できない、その経験、反省を踏まえた上で力説されるようになったのが軍事におけるシビリアン・コントロール、
        「文民統制の原則」
        なのです。

        もっともナチスドイツがヒトラーで失敗したように、政治家、政党が軍事作戦に干渉したからと言って成功するとは限りませんが、そういうのは本来のシビリアン・コントロール、文民統制の目的ではありません。また逆に旧・日本陸軍の統制派、帝政ドイツ軍のように、参謀本部や陸軍省が政党政治に干渉するのも違うでしょう。

        要するに、国力、外交で勝敗が決まる総力戦、今風に言えばハイブリッド・ウォーに勝つためには、軍事、政治の専門の枠を超えて、国民、一般市民がみんなで考えて、判断しないといけないということであり、一部の軍事専門家、参謀、官僚の一方的な分析を鵜呑みにしても、勝敗、勝ち負けの予想、判断は難しいということです。

        個人的にロシアが嫌いだから、ロシア軍に負けてほしい、というのはただの個人的な願望、感想であって、客観的な分析とは言えません。勝敗の予想や判断はそういう個人的な願望、感情を抜きにして考える必要があります。

        34
          • たむごん
          • 2023年 11月 17日

          仰る通りです。
          自衛隊の元将校も、肩書を使うならば抑止力や国民の信頼に関わってくるため、分析の浅さを反省して欲しいですね。

          鈴木宗男さん・森喜朗さん、さすがだなあという感じです。
          他の方々は何の為に、外交・防衛対話の会談をやっているか、もっときっちり仕事(相手の内在論理を理解)をして欲しいものです。

          19
        • 匿名
        • 2023年 11月 18日

        それを考えれば、散々叩かれまくってた文谷数重辺りは実は自衛隊幹部の上澄みだったのかもしれませんね…

        3
      • タチコマァ
      • 2023年 11月 17日

      頭2023年の西側の常識だと勝ってた
      問題はロシアの頭が20世紀中盤だった事なんですよ……

      14
        • 歴史と貧困
        • 2023年 11月 17日

        >問題はロシアの頭が20世紀中盤だった事なんですよ……
        ちょうど、アメリカの元帥たちが任命された頃ですよね。陸軍元帥に限っても錚々たる顔ぶれ
        ジョージ・マーシャル    陸軍参謀総長
        ダグラス・マッカーサー   南西太平洋方面最高司令官
        ドワイト・D・アイゼンハワー 連合国遠征軍最高司令官
        ヘンリー・アーノルド    陸軍航空軍総司令官
        オマール・ブラッドレー   統合参謀本部議長

        彼らだったらどう戦ったか、どういう道筋を描くのか、教えを請いたいものです。少なくとも、今のアメリカ軍の大将らよりは遥かに優秀で有能な方々だと思うので。

        10
        • 平八郎
        • 2023年 11月 18日

        今時隣国に全面侵攻するとか戦場でバンザイアタックを繰り返すとかその辺の発想は確かにモロに前近代的ですが、それを支える統治機構とか権力維持のメカニズムはソ連時代から結構進歩してるようなところがあると思いますね。
        例えばアフガン侵攻の時は全土から平等に徴兵してましたが、今回は辺境の貧しい自治共和国から多くを引っ張って来ています。モスクワとかサンクトペテルブルクとかの市民と違って彼らが不満を持ってもロシアでは世論としてカウントされない。インタビューを聞いたりするとむしろ彼らは「息子が戦死したのは残念だけど車を買えたのは良かった」みたいなことを言ってたりする。こういうのは侵攻してから思いついたとは考えにくく、どうやったら有事に抵抗なしにどれだけの兵隊を動員できるかということを調査研究して準備していたのだと思います。
        (囚人兵の活用はアフガンの時はどうだったんですかね?)
        アフガン侵攻は10年で4万人の死傷者が出たそうですが、防衛戦争でもないのに1年ちょいで40万人死傷者が出たらどんな国の政権でもひっくり返るでしょう。専門家が間違えるのもしょうがないと思いますよ。
        アレだけ制裁をくらってて何故かダメージが少ない経済なんかも詳細は分かりませんけどこんな調子で西側から長期的に制裁を喰らった場合にどうするかという戦略が元々あったのかしません。
        ロシアにとってウクライナ侵攻が泥沼化するのは予想外だったんでしょうけどNATOとの長期戦は元々想定されるシナリオであったわけで、そのために連綿と備えていた諸々が今役に立ってるんでしょうね。

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      • NHG
      • 2023年 11月 17日

      兵隊・将兵の経験はあっても今の最新機密にアクセスできるわけじゃないからしゃーない
      宇と同盟を結んでるわけでもない国の専門家なんて、基本的に一般人と同じ情報ソースからしか情報を入手できないんだから予測が大甘になるのも仕方ない
      露の砲撃数は目に見えて減ってるようだから当時の予測はそれはそれで正しく、ロシアが裏でうまく戦時体制へ移行してなんとか在庫が払底せずに済んでるというのが正しいところでは

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      • ポンポコ
      • 2023年 11月 18日

      自衛隊の偉い人と言いますが、例えば、用田陸将とかのわりと的確な指摘を続けている人たちもいます。

      ただ、そういう人たちはテレビや新聞には出ていないのですね。メディアが、どういう発言をする人を起用するか、にすぎないと思います。

      7
    • かませ
    • 2023年 11月 17日

    ロシアの犠牲が30-40万だとしても完全な正規軍の割合はそこまで高くないのではと考えています。
    もし仮に露大統領選挙後大量の予備役が招集されてウクライナの戦場に投入されれば本当に危険なのでは。
    ロシア軍の装備の損失は現状ウクライナの3倍程度観測されていますがロシア本国の工業地帯は無傷な上にソ連のあまりに膨大な数の重装備のストックも残っているはずです。
    いくら最新の西側装備があろうと圧倒的な数で攻められるとこの先厳しいのでは…

    26
      • たむごん
      • 2023年 11月 17日

      仰る通りです。
      第二次大戦のドイツ軍が再建した理由の1つは、第一次大戦のドイツ軍が本土決戦前に降伏した事が理由の1つです(本国の工業基盤・生産基盤を温存)。

      ウクライナの工業基盤は、ドンバスや黒海アゾフ海沿いにあった主力が失われており、電力基盤・エネルギー生産量もボロボロになっています。
      西側戦車(旧型レオパルド・旧型エイブラムス)のプロパガンダをよく見かけますが、対戦車ミサイルのトップアタックで一撃破壊の可能性もありますし、自爆ドローンで無傷というわけにもいかないですからね…

      仰る通り、ゲームと違って戦闘を重ねれば消耗していくため、数は極めて重要になります。

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        • kitty
        • 2023年 11月 17日

        結局のところ、ロシア人は「ロシア人を嫌うウクライナ人」が隣にいるのが気に食わないだけで、産業基盤が完全に破壊されて、ウクライナという国家が崩壊すれば、それはそれで、ある程度の戦略的目標の達成なんです。
        鉱山の爆破なんて有り得ない事だってするし、ついでにウクライナの黒土に塩を撒きたいくらいでしょう。

        ウクライナはウクライナで、ロシアに対する長年の恐怖心があり、屈服するか過剰反応で死ぬ気で反抗するかの二択しかない地獄。
        「適当にうまく付き合う」という手段が取れなかった結果がこれです。
        ただそれを他人が、ロシアとの付き合い方が下手くそだなと嗤うのは、PTSDで苦しんでいる人のトリガーにそんな大げさなとマトモに取り合わないような仕打ち。
        ロシアに負けたら第二のホロドモールとウクライナ人は恐怖しているのでしょうね。

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          • 2023年 11月 17日

          なんでか、だれも言わないけど降伏か反抗かの二択ではなくて、古代ユダヤのように国土をもたない流浪の民になる選択もありうると思う。
          ロシアに降伏して皆殺しにされ民族浄化されるよりは、欧州や米国に難民として逃げるのもマシな選択肢の1つになる。
          その後にアルカイダみたくロシアを憎しみテロを永遠に繰り返してもよいだろうし。
          イスラエルのハマスよりはテロがロシアにインパクトありそう。

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            • 歴史と貧困
            • 2023年 11月 17日

            実際、欧州に500万人を超えるウクライナ難民がいるので、非戦闘員の女子供が多いことを割り引いても、国民の15%近くは国外脱出していますからね。

            >ロシアに降伏して皆殺しにされ民族浄化される
            ここについては、既に併合された4州が指標になると考えます。元々、「ロシア系の保護」を口実に特別軍事作戦を展開しているわけですが。
            2014年から分離独立戦争をしていたドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国は“既にウクライナ人ではない”という見方も出来ますが、2022年の4月頃には制圧され今も奪還されていないヘルソン、サボリージャでウクライナ人は今も生きている。
            彼らが皆殺しにされてもいなければ、民族浄化もされておらず、ゼレンスキー政権が期待したようなロシア統治への抵抗運動もアメリカ大企業のストライキ以下の規模でしかない。となれば、降伏してロシア領となったウクライナで生きるのが現実的な選択肢になるのも当然かと。

            かつて古代にユダ王国が新バビロニアに滅ぼされ、バビロン捕囚が始まった時も、9割以上はバビロニアやその後のペルシアに帰化したと歴史は語っていますので、まつろわぬ民を選ぶのは1割以下の少数派であり、大半はやがてウクライナというアイデンティティを失うのかと。

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          • たむごん
          • 2023年 11月 17日

          まさに、仰る通りです。

          政治家は、安全保障など白黒つけにくい所は(極めてリスクの高い所)、適当にやり過ごせばいいんですよね…

          >「適当にうまく付き合う」という手段が取れなかった結果がこれです。

          10
          • ポンポコ
          • 2023年 11月 18日

          ロシアが勝てばホロドモールですか、

          ホロドモールというのは、ソ連がやったことなんですよ。ソ連の両輪はロシアとウクライナです。その時のトップはスターリン(ロシア人ではない)ですが、実施したトップらはウクライナ人ですよ。中国共産党でいえば、初期の地主や富農の撲滅とか中期の文化大革命と同じです。収容所列島とかでもロシア人も何百万人も殺されました。

          それとウクライナ西部は民族主義が激しいのです。ハンガリーがウクライナ支援に熱心でないのもそこがあるのですよ。
          だから、ロシアはウクライナ西部はくれると言われてもいらないでしょう。

          しかし、東部やクリミアの住民の多くはウクライナよりもロシアを選択しているわけです。だからロシア側によるホロドモールなんて虐殺はないですよ。東部の住民なんて、ロシアの正規軍より熱心にウクライナ軍と戦っているわけですから。

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      • ポンポコ
      • 2023年 11月 18日

      西側つまりウクライナ支援側の推測で、ロシア軍の損失が30万から40万と推定しているようですが、

      ウクライナ軍の損失が100万人くらいだとしたら、ロシア軍の損失は30万から20万くらいではないかと私は推定しています。

      映像や動画での車輌の損失は、その母数の写真や動画がウクライナ側の提供のものが多いのではないのかな?

      3
    • Easy
    • 2023年 11月 17日

    40万人のロシア兵が展開する戦場で40万人のロシア人が死傷したということは,もう戦場にロシア兵は残っていないことになりますね。
    しかしバフムトやアウディーウカでは戦闘が続いている・・・
    ウクライナ軍は何と戦っているのでしょうか。謎は深まるばかりです。

    53
      •  さ
      • 2023年 11月 17日

      兵員が補充され続けてるという事で、つまりロシアの兵站は機能してるって事だよねぇ、これ…

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      • sada
      • 2023年 11月 17日

      いやいやいや流石にソレは
      >ロシアの隠れた動員(契約軍人やストームZなどに投入するボランティア兵の獲得など)は前線の損失を補充し続けることが出来ても、戦力を40万人以上に引き上げるには不足していると言える
      と書いてますし

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        • 歴史と貧困
        • 2023年 11月 17日

        ただまあ、結果がどちらであれ、ウクライナにとっては明るい材料がないですね。
        死傷者数が盛られているなら、「隠れた動員」で補充できる程度の損害しか与えられていないことに。
        ある程度正しいとしたら、ロシアの「隠れた動員」の補充能力は、ウクライナの低下しつつある「総動員」の人員補充を上回っていることに。

        27
        • タチコマァ
        • 2023年 11月 17日

        以前のここの記事でもメドベージェフが毎日三桁の兵員が『志願』しているって記載していたと記憶していますしね
        訓練中の兵員がいるとしても兵員が横ばいって事はそういう事なんでしょうね、シリアやアルメニアといった削っちゃいけない地域からも削って送ってますし

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          • 歴史と貧困
          • 2023年 11月 17日

          国連の難民帰属問題の記事で、シリア内戦やナゴルノ・カラバフ係争地について触れてましたね。
          国連の担当者曰く、“国境線が確定していない地域で、駐留する他国軍人と難民女性との間の子供”が成人した時、どの国に所属するかの問題になり非常に難しいのだと。
          シリアやアルメニアの場合、そうした父方の縁を頼ってロシアへ移動し国籍を取得しようとする人々が合わせると十数万人単位で存在し、更に今は「特別軍事作戦のために志願兵に応募」することで、その親や家族までロシア市民権が与えられる制度が出来た。

          ことの善悪は後世の歴史家が評論するでしょうが、ロシアが中東地域の現実にみあった兵の募集を実行しているのは間違いないかと。
          個人的には、武力で奪い取ったドンバスへの植民に、ロシア市民権を与えた志願兵の家族を移住政策と屯田兵的な郷土防衛制度を兼ねて使うつもりなのではと思っています。

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        • Easy
        • 2023年 11月 17日

        「補充されている」としても、ロシア兵40万人が展開している地域での、たった3ヶ月程度の戦闘でロシア兵40万人が死傷しているんですよ(ウクライナ発表では)。

        ということは40万人が補充されているとしても平均2人に一人がこの3ヶ月で補充兵に入れ替わっていることになります。
        通常、部隊の構成員の半分が入れ替わったら組織的な行動力は半分以下に落ちます。単純な行軍命令ぐらいはこなせますが、そんな新兵だらけの部隊に砲兵や戦車や航空機と連携した軍事作戦などまともにこなすことはできません。

        ということは。
        ロシア軍は総崩れです!いまこそトクマクを落としてアゾフ海への打通作戦を実施すべきです!計算によればロシア軍はもはや組織的な行動力を失っています!計算によれば!

        なぜウクライナ軍はそうしないんでしょうか。謎は深まるばかりです。

        24
          • 2023年 11月 17日

          入れ替わっているのは主に突撃用の歩兵と考えれば、謎でもないのでは ?
          突撃だけならルールはそんなにないです。

          たとえば野球なら知らない人が入っても何をしてよいのか何も分からないでしょうが、サッカーならゴールポストに蹴ってボールを入れるのが分かるだけで団子状態のサッカーがプレイできます。
          野球だと投げる打つだけでなくストライクとはファーボールとはアウトとは塁とは点が入るとはチェンジとはゲームセットとはとルールが多すぎまし、ボークもわかりにくい。

          3
            • 歴史と貧困
            • 2023年 11月 17日

            >入れ替わっているのは主に突撃用の歩兵と考えれば、謎でもないのでは ?
            それだと今度は、数の面で整合性が取れず新たな謎が生まれるのかと。
            主に突撃用の歩兵だけだと、そもそも40万人に届く死傷者にならない(駐屯軍全体からすると突撃要員は2割にも届かない)。ウクライナ軍がロシア軍を壊滅させて敗走させるほどの惨敗に追い込んでいるなら数の整合性は取れますが、現実の戦局との整合性が取れなくなります。

            12
              • 2023年 11月 17日

              2割だとしても消耗品扱いで回転させればその回転速度しだいだと思う。
              突撃兵は前線の先頭にいるし、必死の突撃を慣行するのだから死傷者が集中してもおかしくない。
              ロシア上層部も予想の範囲内だろうから次々に補充しているかもしれない。

              また不確かな情報だけどトラックに兵を積んで前線で捨ててくるようなトラックのローテーションができているという話があります。
              そんなことは信じられんと言われても反論できませんが。
              真実の可能性もあると思っています。

              6
      • kame
      • 2023年 11月 17日

       実際の戦死者数は分かりませんが、ロシアが無数の戦死者数が出ても欧米のように止まらない(止まれない?)事はもう明らかであり、管理人さんの言う通り、ロシア側の被害を数に出しても意味が無いような気がします。
       問題なのは、ロシアが止まるまでにウクライナが戦えるか?これだけでしょうね。所詮、ゼレンスキー大統領や欧米の希望的予測はロシアの実情を理解しきれていなかった事でしょう。

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        • YW
        • 2023年 11月 17日

        ロシア軍の死傷者数(30~40万人が実数かどうかは別として)を数えるのに意味がないわけではないと思います(戦闘の効果の測定という意味で)。
        お互いに戦争をやめることはできないわけなので、今後何年続くのかはわかりませんが、どのように戦争を続けていくのかと考えるうえでも常に評価は必要でしょう。

        10
          • タチコマァ
          • 2023年 11月 17日

          そもそもロシアだって本当の意味で無尽蔵の兵力があるわけでもないですしねぇ
          あくまでも犠牲の許容範囲が高いってだけで限界自体は何処かにあるわけですし

          19
          • kame
          • 2023年 11月 17日

           仰ってる事は理解できますし、欧米が考えている戦争はそれが正しい姿なのでしょう。ただ、その欧米式の戦争の視点でロシアを見ることが間違っていたというのはウクライナ軍の総指揮官の発言通りですし、参考程度にしかならないでしょう。
           私は開戦初期からウクライナ側が発表しているロシア軍の損失数自体が正確性に欠けているように考えている(発表通りならそもそも膠着する程にロシア軍が態勢を維持できるのか?)、単なるプロパカンダのようにも感じているのも意味が無いと投稿した理由です。
           まあ、いずれにせよ第三者が判断出来ることではないですし、ウクライナ国民や支援国向けのニュースとしては丁度いいのでしょう。

          26
    • 名無し
    • 2023年 11月 17日

    数字もりもりに盛ってて草
    その数字が本当だったらもう塗り絵するだけやろ

    48
    • のむら
    • 2023年 11月 17日

    シンプルですよね。
    ロシアがウクライナに侵攻していったとき、「何人殺した」「誰を殺した」「何を壊した」なんて積極的なアピールはしなかった。
    戦果は占領地を広げること(まぁ当初ならロシア系住民の保護だの何のだった気もしますが)

    攻める側と守る側、奪う側と奪い返す側で立場は違えど、今のウクライナにとっての戦果は奪還した占領地のはず。
    ロシア側に被害を与えることはこの戦いにおいて重要ではありますが、目的は領土奪還ロシア排除なのでそれが果たせていない今回の反攻は戦果なしに近いでしょう。

    45
    •  
    • 2023年 11月 17日

    経緯から結果まで
    WW2のクルスク戦と全く同じですな
    仕掛けが遅れ、攻め所は読まれ
    正面突撃で損害だけ被って終了

    33
    •  
    • 2023年 11月 17日

    ロシア兵ってリスポーンできるのか?

    15
      • kame
      • 2023年 11月 17日

      ソ連がゾンビ兵を作り出して世界征服みたいな内容のゲームをプレイしたことを思い出した。

      9
    • たむごん
    • 2023年 11月 17日

    クリミアの水源は、ドニエプル川左岸の北クリミア運河が調達先ですから(クリミア併合後に遮断)、そこが脅かされればロシア軍が本格的に動くでしょうね。
    ウクライナメディアが、現実的な報道を始めた事はいい傾向であり、南部攻勢も停滞しているため総決算も必要でしょう(得られたものや、マスコミのプロパガンダを含めて)。

    ウクライナは、なんでもかんでも支援国の支援に責任を押し付けていますが、民主主義の国では各国国民が情報を基に判断します。
    人的資源の補填はできないですし、戦時中と言えども、もっと情報を出さなければ理解を得られないのではないでしょう(各種メディアの、ウクライナ支援プロパガンダの効き目も薄まってきています)。

    >次の重要なステップは来年の春から夏にかけての作戦で、この結果を左右する第一の要因は西側諸国からの支援量で、第二の要因はロシアが大規模な動員を実行に踏み切るかどうかだ。

    8
      •  
      • 2023年 11月 17日

      「民主主義の国では各国国民が情報を基に判断します」ってのは民主主義国に理想を見すぎてますね
      判断するのは政財界ですよ
      イスラエル関連が分かりやすいですが
      民主主義の盟主アメリカでは国民がイスラエル支援に反対しても政財界が全力支援を表明してます
      支援団体の献金や組織票と一般国民の浮動票のバランスです

      戦争とは関係なくなりますが国民の大半が減税を望んでも政財界が増税を望めば増税されるでしょう
      民意にそんな力ありませんよ

      26
        • 枕流
        • 2023年 11月 17日

        AIPACなどの膨大な会員やシオニズムに共感する福音派保守層を国民でないと斬って捨てるインテリリベラルの価値観ではそうかもしれませんね

        6
        • たむごん
        • 2023年 11月 17日

        たしかに仰る通りですね。
        政治家にとって、大口支援者・スポンサーの意向は大事ですからね。

        民主主義は最悪の政治形態といわれてきた。他に試みられたあらゆる形態を除けば。
        まさに、これですね。

        11
        • ahoge
        • 2023年 11月 17日

        俺ら貧弱一般人はありがたい学校教育の甲斐あって、錯覚と虚妄の中に生存しているが。
        近代・現代に実行されるミンススギのアルゴリズムは古代と大差ないからな。
        牛歩の歩みでもアップデートされるorされているものと期待していたが、ガザの惨状に歯止めがかからないようだと期待外れだったのかも知れぬ。

        13
    • VIVA
    • 2023年 11月 17日

    反攻作戦は終了とか言ってるけど、失敗したと言いたくないから誤魔化してるようにしか聞こえないんだが?
    ウクライナ兵士が何万人死んだのか知らないが、奪われた領土が取り戻せなければ失敗でしかないじゃん

    29
      • あああ
      • 2023年 11月 17日

      その戦線維持の為に西側じゃ不可能な規模の人的損失を強要して、その際には最悪の待遇を何十万もの兵に負わせ、非合理な死守の為に過剰に装備品も喪失したわけです。これをそもそも国力消耗合戦として考えると無駄でもないのかなと。
      西側装備での攻勢を警戒しての過剰な地雷原で自らも徒歩以外は進めない状態に戦線を固め、露軍もまた前進はできないわけです。失地回復は成されずとも失地拡大もまたしなかったのはそこまで失敗と言えるかでは?

      2
        • ホトトギス
        • 2023年 11月 17日

        多数のレオパルド2や、数百両を超すT-72等のMBT、米軍在庫の半数にも及ぶジャベリン、多数の防空システム等の支援で、ロシアの倍増した軍事予算の更に2倍以上の金額が使われておりそれが全部無駄になったのだが?

        そもそも損害に関しても、各研究、調査機関との乖離が酷く実態では無いと言える。
        例を挙げると米国の戦略国際問題研究所とかでは7月あたりでロシア軍死者7万ぐらいと言ってるのにウクライナの発表では20万超えてるからね

        改めて考えるに大失敗では?これでは冬場のインフラ攻撃用の防空システムを供与するのも考え物

        34
          • あああ
          • 2023年 11月 17日

          攻勢作戦期間内でのウ軍のAFVと火砲の損耗は具体的にどのような数字ですか?対してロシア側のそれはどうですか?
          また米軍在庫の半数のジャベリンをこの期間内で消耗したとでも言うのですか?そんな事実はありませんが。

          5
        • 名無し
        • 2023年 11月 17日

        反攻作戦の主目的は占領地の奪還でありそれを果たせなかった現状を失敗ではないと考えるのは余りにも精神的勝利に固執しているとしか思えません

        23
      • 2023年 11月 17日

      可能か否かを別としてキルレシオ1:10ならこのまま守勢でなにも問題ないわけです。
      ウクライナが領土にこだわった結果、兵が何倍も死んだら、それこそ意味がない。

      人によって領土にこだわる人と兵士の損耗にこだわる人にわかれますね。
      けれど兵士の損耗の数値はこの先も ずっと分からないので結論が出ない。
      だから議論しても不毛な感じがします。

      10
    • 2023年 11月 17日

    ウクライナ軍300人~500人程度、ロシア軍は6.5万の戦力とは不思議。
    ウクライナ軍がヘリで空爆し、電子戦でウクライナドローンのみが行動でき、兵站が薄く飲まず食わずで砲兵戦で負けてるのは分かるけど、アウディーウカみたいにゾンビアタックで押し切れば500人程度すぐに押し切れそうなかんじがする。
    本当に6.5万もいるのか。

    9
      • キングタイガー
      • 2023年 11月 17日

      6.5万と言うのはアウディーウカと周辺地域に展開するロシア軍総兵力の事で
      砲兵を含め全兵力であり、それすらウクライナ軍の主張に過ぎません。

      アウディーウカにはウ軍の最精鋭の第47機械化旅団が展開しておりこいつらだけで
      4000人はいるので300人~500人と言うのはどう言い訳してもウソになります。

      個人的にこの手の戦意高揚の為の頭の悪いプロパカンダ情報は大嫌いなんですよね、
      おバカ向けに流すのは良いにしても、こんどは精査も判断も出来ないおバカ同士が、
      盛り上がって適当に都合の良い情報をかき集めて類似品を大量量産した挙句、
      まともな事言ってる人にマウント取って来るんですから、分かる人いますかね?

      22
        • 2023年 11月 17日

        >ロシア人は上陸した戦力について300人~500人程度と見積もっており、ロシア軍は広範囲なドニエプル川沿いを守るため6.5万の戦力が展開している

        ロシア軍は広範囲なドニエプル川沿いを守るため6.5万の戦力が展開している

        ロシア軍は広範囲なドニエプル川沿いを守るため6.5万の戦力が展開している

        ロシア軍は広範囲なドニエプル川沿いを守るため6.5万の戦力が展開している

        アウディーウカってウクライナ東部ドネツク州の都市のことだけど?

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        • BIG1
        • 2023年 11月 17日

        事実より耳障りの良さが重要ですよね
        Youtube見てても、戦況図含め細かく解説してても総合的にウクライナの反攻は停滞してるのでは?って解説してる動画は批判も多く再生数も少ない、逆にロシア砲兵をシュービング(笑)なんで止まってるだけですよ、とか言って適当に威勢よく解説してる動画は1日で前者の3倍ぐらい伸びてて賞賛の嵐、どっちもゆっくり解説

        9条なんてお花畑の理論だと思っていましたが、このような流れを見ますと一理あるなと思ってしまいます、戦争になったらプロパカンダにやられる頭の悪い人たちが継戦を訴えて止まらなくなる、80年前と何も変わらないじゃないですか。

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          • かませ
          • 2023年 11月 17日

          本当にその通りだと思います。
          特に日本人は右に倣え思想が強いですから聞こえの良いプロパガンダの濁流に流されてしまうんでしょうね
          9条なんて戦争が始まったら自衛隊員が無駄死するだけの害悪と思っていましたが一生頭の上でお花畑作ってれば良いと思えました

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      • タチコマァ
      • 2023年 11月 17日

      河挟んでロシア側に上陸したのが500人ってだけでウクライナ側にはもっと戦力が控えてるので……
      以前の記事でもドローン戦・電子戦でウクライナ側が優位に立っているためにロシア側も不用意に仕掛けられないって話があった筈

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        • 歴史と貧困
        • 2023年 11月 18日

        >ドローン戦・電子戦でウクライナ側が優位に立っている
        それは、平均川幅1kmの大河ドニエプルを越えて兵站を対岸へ維持する能力には繋がらないかと。
        問題は、ドニエプルがでかすぎて、「ウクライナ側にはもっと戦力が控えてる」ことがその先の戦闘での補助にならないことだと思う。

        2
    • aaa
    • 2023年 11月 17日

    やっぱりロシアはゾンビを開発したに違いない!
    じゃないと数字の辻褄が合わないし!
    非道な独裁国家め!

    12
    • 習近平
    • 2023年 11月 17日

    ん?ロシアがウクライナに投入してる戦力って30~40万人+αくらいって話じゃなかった?
    30万人死傷してるなら戦場は空っぽもしくはガラガラなはずでは?
    ロシアは兵士を異世界から召喚でもしてるのかね

    21
      • 2023年 11月 17日

      上の人も言っていたけど、随時補充できていたら減らないのでガラガラにならなくてもおかしくないです。
      ただ残念だけど、それだとJAST IN TIMEができていることになるのでロシアの戦闘体制は鉄壁です。

      11
        •  
        • 2023年 11月 17日

        じゃあ攻勢終わった今なら年末には60万人、年度末には100万人くらいのロシア軍が展開してそうだな
        こりゃ勝てんわ

        4
          • sss
          • 2023年 11月 17日

          ロシアが攻勢かけずにじっとしてられたら増えるかもね。ボスが許さないだろうけど。

          1
    • 暇な人
    • 2023年 11月 17日

    ちなみにBBCによるロシア国内の訃報の集計調査によると去年からの死者数は三万六千ほど
    去年の夏で7000去年の11月ごろで10000ほど、バフムト陥落の頃が25000、南部攻勢の結果36000

    11
      • BIG1
      • 2023年 11月 17日

      欧米のシンクタンクでも似たような評価ですね、傭兵部隊、囚人部隊、辺境の少数民族等は訃報出なかったりしますが、そこらへん全部ひっくるめても最大で7~8万とか言われてます、ウクライナの政府関係機関が突出して盛りすぎなんですよ(今年の6月に20万超え)

      15
        • 2023年 11月 17日

        移民もいますよ。
        アゼルバイジャン人が誕生パーティーだかで根こそぎ動員という報も最近ありました。
        ロシアもプーチンが1日で2000人とか盛りすぎな件もあります。
        個人てきにはロシア情報がまったくあてにならない方が残念です。

        5
          • 2023年 11月 17日

          ロシアもプーチンが1日で2000人と言ってたのはザポリージャだけのはなしです。
          だから呆れるのです。

          8
            • 歴史と貧困
            • 2023年 11月 17日

            >個人てきにはロシア情報がまったくあてにならない方が残念です。
            敵陣営から流される情報は、あてにしないほうがいいというか、鵜呑みにするほうが危険だと思います。特に体制が異なる国ならばなおのこと。
            これが、例えばドイツとフランスが戦争をするような、民主主義陣営同士の戦争を日本が評価するなら話は違いますが、ロシアは実態として民主政体ではなく専制に近いため、【敵を欺くにはまず味方から】で自国民を騙すことも躊躇わず情報戦を展開可能です。
            彼の国の国体では、国民に対して誠実に話す能力は求められません。「清廉潔白なロシアなど、ロシアではない」とラブロフ外相が言い切る国です。

            >だから呆れるのです。
            自分達の国体や価値観で考え、呆れて見下すことは、相手を侮り情報戦で遅れを取りやすいので、注意したほうがよいです。

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        • タチコマァ
        • 2023年 11月 17日

        ただ死者で7万なら降伏と復帰不能な重傷者含めたらあり得なくはないかも

        1
          • 歴史と貧困
          • 2023年 11月 18日

          復帰不能な重傷者については、死者数と同等近くいてもおかしくないと思います。
          ただ、降伏したロシア兵は1万に満たない可能性が非常に高いかと。マリウポリだけでも1万3000人のウクライナ捕虜が出ていますが、捕虜交換が常に少数で数千単位の交換が20ヶ月一度もされていない。またそもそも、数千単位の捕虜が出るほどウクライナが包囲に成功した戦場がない。
          よって、死者が7万人だとして、損失総数が30万~40万に届くことはありえない。多くとも20万~25万人でしょう。

          7
        • 暇な人
        • 2023年 11月 18日

        少数民族は出てるでしょ
        BBCによるとモスクワなどの死者数はほとんど出てないが、少数民族の死者数は非常に多く民族差別などが原因みたいなのがあったと思います。
        他民族国家ですし、白人は上級国民みたいなもんなんでしょう

        ただまあ国防大臣のショイグ本人が人口数十万しかいない少数民族出身者ですけどね

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          • らっく
          • 2023年 11月 18日

          まぁ、日本人や白人はそう考えるのも無理はありませんが、ロシア人は本当に人種意識が希薄で差別もないんですよ。そのかわりに利害関係に基づく敵味方の峻別が苛烈なわけですが。
           ロシア人の人種意識の低さは多くのシベリア抑留体験者が証言していますが、白人たちも自分たち日本人とまったく同様に手ひどい扱いをされること、そもそも白人を日本人の中に平気で放り込んでくることにひどく驚いたそうです。そして死に至るまでの過酷な労役を課してくるにも関わらず、暴力的懲罰は極めてまれだったことを意外とする証言を多くの方が残しています。
           ただし、稀に殴られた場合、日本人以外の収容者は必ず殴り返すのを見て理由に納得したという声もあり、また暴力によらない懲罰は当たり前にあったようです。

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    • mugi8
    • 2023年 11月 17日

    ロシアがゾンビアタックをしているのは米英の諜報などからも間違いはないと思うのですがじゃあ正確な死傷者数は?と言われると漏れ出てきませんよね
    推測ですがみんなが思ってるより少ないのではないかと思っています(親露ではないです@保険)

    根拠としては仮に100万人以上が死傷してるならもっと厭戦プロパガンダに利用されていると思うからです
    リーク文書からお互いの死傷者数を西側諜報機関や軍がかなり正確に把握していることが分かり、ザルジニー総司令官の寄稿文などからも戦場では(衛星から)隠しごとはできない・奇襲やサプライズなどはできないそうです
    つまり現在でもお互いの死傷者数を米英は大まかに把握しているものと推測します(なお米軍が把握してるなら議員も死傷者数などの情報にアクセスできると思われます。下級兵士ですら最高機密に合法的にアクセスできたので国の舵取りをする議員に許可が下りないとは考えにくい)

    また逆の理屈でウクライナの死傷者はかなり多いのではないかと思います
    こちらは根拠というかリーク文書から反転攻勢前の死者17500人負傷者10万人が反転攻勢後に死者70000人負傷者10万人(何故か増えてない)というのがほぼ事実として扱われているからです
    反転攻勢の期間の死者数を平均すると3ヶ月間の毎日がロシアのバフムト攻めやアウディーイウカ攻めの損害に匹敵するレベルでした。少なく見積もって1日300人〜500人ぐらいウクライナ兵が死んでいた計算になりますし負傷者も相応に多かったと思われます(それにメディアのウクライナ負傷兵の記事が激増した)
    仮に死者が7万〜8万人で負傷者の割合が1:3だとしたらウクライナの死傷者も今は30万以上になる計算なんですよね

    それらが合わさると(多いは多いけど)ロシア兵はみんなが思っているよりかは損害が少なく、ウクライナ兵は(ロシアと比べたら少ないけど)みんなが思っているより損害が多いのではないかな、と

    11
      • 2023年 11月 17日

      大筋の議論に反対したいわけではないです。

      >戦場では(衛星から)隠しごとはできない・奇襲やサプライズなどはできない
      これは戦車や装甲車両のような大きなものに対してで、人数をはっきりと把握できるわけではないと思います。
      ましてや小型のドローンなどは見切れないでしょう。

      >下級兵士ですら最高機密に合法的にアクセス
      これは資料の準備などに使われる使いっ走りの情報部門担当の兵士だから盗み見ができただけで、議員でも無関係な人はブロックされると思います。
      報道でも、なんでそうなるのかと突っ込まれていました。
      皆がコンピュータから直に情報を引き出せるほどリテラシーが高くないので、使いっ走りが間に入るのは仕方ないでしょう。

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        • mugi8
        • 2023年 11月 17日

        ザルジニー総司令官のくだりは不要でした
        申し訳ありません
        リークされた機密文書からウクライナが機密にしている死傷者数を100人単位まで把握しているので恐らく今もある程度の把握はできているだろうという事が言いたかったことです

        議員のアクセスは一般議員ではなく役職持ちの議員を想定しています
        流石に下院議長などはアクセスできると思っているのですが……
        なので下院で予算案に反対してる理由の一つに共和党のお偉いさん方は米軍が把握している機密にアクセスしその上での判断を下しているものと思っています(最高機密へのアクセス条件は終生公言できない署名をすることだと思われるので表立っては言えないだけで)
        更に言うならバイデン大統領はそれを分かった上で支援を継続すべき理由があるから強力な支援の継続を訴えているものと考えています

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      •  
      • 2023年 11月 17日

      そもそもゾンビアタックって何
      レッテル貼り以上のことあんの?

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        • 2023年 11月 17日

        残念だけど視覚的証拠が多数出回ってる。
        mugi8氏の判断はそれでしょう。
        憶測が多いこのコメの議論の中では良い方では?
        これを咎めたら誰も発言できないかも。
        陰謀論形式が多いし。

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        • 歴史と貧困
        • 2023年 11月 17日

        レッテル貼りの部分を外しても、重要拠点(特に地形上の要害)を攻略する側の戦術として重要だと考えます。バフムートの頃の記事で管理人様が説明くださっていましたが、「決死隊としての歩兵突撃と精密観測砲撃」を組み合わせた前進方法ですね。

        セベロドネツクとリシチャンスクの攻略時は、“1日5万発超える飽和砲撃”という別の手段を取っていましたが、バフムートの長期戦では砲弾を節約するためにワグネルの囚人兵を決死隊として突撃させ、応戦せざるを得ない防衛側は機関銃で迎撃、場所が漏れるのでそこへ砲撃が着弾。これを繰り返し徐々に前線を押し上げる。

        アウディーイウカでは囚人志願兵や懲罰部隊の混成の「ストームZ」などに決死隊をやらせているという情報は見かけます。ただ、10月の攻勢ではドネツク人民共和国の兵士が決死隊を担った可能性も高いと思われます。
        これを多用して戦果を上げることの前提として、少なくとも「兵力優位」と「砲撃優位」が必要なので、補給能力と兵站線が確立されていることの評価にもなります。ただし、歩兵突撃が先にあるので地雷原には弱いため、歩兵突撃の先に空爆か重装甲車などで地雷を駆除する必要がある。
        西側の価値観だと“倫理問題”として議論されがちですが「視覚的証拠が多数出回ってる」ことが、バフムートやアウディーイウカにおけるロシア軍の優勢を確固たるものとしています。実際、ウクライナも反転攻勢の際に地雷原突破のために似た手法を用いましたが「砲撃優位」と「航空優位」がなかったため前進の効率が上がらず、最終的に失速することとなった経緯があります。
        「ゾンビアタック」と蔑称で揶揄されることも多いですが、“有効に機能している”かどうかで兵站の差が直接的に出る戦術だと思います。戦術自体は割りと単純なので、おそらく司令官の技量差よりも兵站の能力差が出やすいのではないかと。

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          • 2023年 11月 17日

          ここの報道ではないですが、ストームZ形式の突撃でも大半は砲撃で死んでしまうのですが、なかには例外的に前に前進できて穴を掘り占拠地を前に切り開くロシア兵が残る、というウクライナ兵の証言がありました。
          大勢の兵が死を厭わずに突進してくれば、残らず討ち取ることは難しいことだと思います。
          ただ、そうなるとなぜロシアの突撃兵がそんなに勇敢になれるのかという疑問がでてきます。

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            • 歴史と貧困
            • 2023年 11月 17日

            >ただ、そうなるとなぜロシアの突撃兵がそんなに勇敢になれるのかという疑問がでてきます。

            状況は様々でしょうが、「飴と鞭」の使い分けを周到に行うことが根幹なのかと。

            ドネツク人民共和国出身の突撃兵ならば、アウディーイウカの戦いは故郷ドネツクを砲撃から守るための郷土防衛戦であり、分離独立戦争の最終局面なので士気が高い。
            “囚人兵”の場合は、生き残れば恩赦、逃げたら処刑される可能性が高いので、勇敢に突撃したほうが報酬値が高い。
            “志願兵”の場合は、特にロシア市民権をまだ持っていない層ならば、自分の扱いが「ロシア軍のための戦死」ならば親を含む家族にもロシア市民権が付与される。なので、危険は高くとも突撃兵を担う。

            我々日本人は、政府にどんな不満を持っても暴言を吐いても生存権が認められ、18歳を超えれば参政権すらも保証される【既得権益層】です。

            我々や欧米人の価値観ですと“あって当たり前の特権(生存権)が侵害される戦場でなぜ?”と考えがちで、そもそも徴兵を忌避します。なので、生存権や参政権を己の力で勝ち取る“取得権”であると捉えることが難しい。難民や移民層からすると、徴兵は市民権取得の“危ない賭け”でもあります。

            彼らからすると、「なぜ先進国の奴らは特権を貪るくせにそんなに臆病になれるのか」と映るのかもしれません。

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          • タチコマァ
          • 2023年 11月 17日

          まともな戦闘では優位に立てないからストームアタックしてるのでは……

          1
            • 歴史と貧困
            • 2023年 11月 17日

            まさにその通りだと思います。
            西側のドクトリンに基づく「まともな戦闘」では、資本力を軸にした高価な兵器と高度な訓練を積んだ専門軍人が優位に立つ。つまりNATO陣営の圧倒的有利。
            なので、ロシアは「まともな戦闘」には付き合わず、地雷原と防衛網を構築し泥臭い塹壕戦を展開。自分達の物量や動員力、砲弾や地雷といった単純な兵器の生産力の競争、人権軽視が優位に働く戦いである消耗戦に引きずり込むことを企図し、現実として成功しています。

            もし、ロシアが「まともな戦闘」でウクライナを圧倒することに拘って、経済的に自壊するような相手であれば遥かにG7としては楽でした。私は「まともな戦闘では優位に立てない」ことを認めて、「倫理としては下劣であろうと有利に勝てる戦術」を取ってくる国家や司令官のほうが何倍も脅威であると考えます。

            そして、負けた後で「まともな戦闘」なら西側兵器を有する我々が勝っていた言っても、虚しく響くだけなのだと。

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              • 伊怜
              • 2023年 11月 17日

              そもそもまともな戦闘とはなんぞや、というツッコミもあるのですが…
              ザポリージャ方面の反攻終盤では既存の部隊と入れ替えで第76親衛空挺師団や第22独立親衛特殊任務旅団などの最精鋭が配置され、「まともな戦闘」においてウクライナ軍の第82独立空中強襲旅団などの相手方の精鋭の進撃を食い止めている様子が確認されています。この第76師団というのはウクライナ側によればバフムート戦での損耗により劣化した部隊とのことですが果たして?
              あくまで主観なので色々な反論はあるでしょうが、どうもウクライナ側は「ロシアによる人海戦術」を言い訳にしているように見えます。だから敵に与えた損害を盛らないと辻褄が合わない。その結果「敵に与えた損害は絶大、なのに戦況は不利」なんて図が出来上がっているのでは?と思ってしまいます。

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        • 暇な人
        • 2023年 11月 18日

        むしろロシア側のほうが兵の損失抑えて大切に使ってますね。
        兵士も大切な「資源」ですからね。
        少子化のロシアにとっては子供産むときの奨励金は一千万ほど
        決して安い買い物ではありません

        3
  1. ロシア軍発表では反転攻勢は9月5日時点で宇軍6万の損害、

    ウクライナはロシアを超えました。

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    • ちなみにこの時点でロボチネフルボッコの数字は殆ど反映されていないと思われます。

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        • コンビニ、ゴジラ行ってきた高雄頑張った
        • 2023年 11月 17日

        名前からリンク先行けるんか。

    • ウルフリック
    • 2023年 11月 17日

    なんだか死傷40万人が多すぎるという人がいるみたいですが展開兵力40万の軍勢が
    1年以上独ソ戦型の戦争をしたら別に過大でも何でも無いでしょ
    独ソ戦の時のソ連軍の年間消耗率は100%超えしていましたがナチスを圧倒していましたよ
    (歩兵の月間消耗率なんて20%超えですわ)

    今回の戦争でのロシア軍はキーウ攻略に失敗してから敗走した無様な最初の奇襲フェーズが終了した後は、
    第二次世界大戦型の消耗戦争プランに移行していますので、
    ロシア軍の死傷者が傭兵囚人兵コミコミで40万人という数字は別に驚きもしませんね

    3
      • 歴史と貧困
      • 2023年 11月 18日

      いやその理論はおかしい。(前提条件を混同している)

      >独ソ戦の時のソ連軍の年間消耗率は100%超えしていましたがナチスを圧倒していました
      独ソ戦を基準に考えていらっしゃるようですが、独ソ戦において1941年のバルバロッサ作戦でソ連領土に深く攻め込み、ソ連の工業生産力の多くを占めていたウクライナも飲み込んだという前提があり、そこからソ連が巻き返したのは驚異的な粘りであるものの、代償に凄まじい人的損害を出した。

      >今回の戦争でのロシア軍はキーウ攻略に失敗してから敗走した無様な最初の奇襲フェーズ
      この論調も西側メディア含め数限りなく見ましたが、2022年3月~4月において万を超える捕虜を出して敗北したのはウクライナ側のマリウポリであり、キエフ撤退時のロシア軍を追撃し、大損害を与えられたわけではない。実際その後、ドンバスの戦いは滞りなく遂行され、6月にセベロドネツク、7月にリシチャンスクが陥落し、工業地帯であったドンバスはロシア軍に制圧されその後一度も奪還できていない。

      独ソ戦においては序盤にドイツが仕掛け、工業地帯を失ったのはソ連側(ウラル山脈以東と、エカテリンブルクなどが残ったため、巻き返しにはその後成功しましたが)
      ウクライナ戦争においては、序盤にロシア側が仕掛け、工業地帯を失ったのはウクライナ側

      ウルフリック氏のおっしゃる通りに独ソ戦に当てはめようとするなら、敵軍を上回る膨大な損害を出すのは今回はウクライナです。(当時はソ連が米英と同盟しており、白海経由で米英からの兵器援助も存在した)
      ロシア軍の死傷者が40万人ならば、ウクライナ軍の死傷者は80万人以上になってしまいます。

      8
      • 餅ネコ
      • 2023年 11月 18日

      基本的な事を補足しますと

      まずはロシア軍の兵力(以下はすべて約が付きます。)
      ロシア軍正規軍30万、ここから囚人や徴兵等の動員兵が30万、東部州の軍事組織やシリア等の外国から集めた傭兵部隊を入れて大雑把に見積もって70万ぐらいってところですかね。
      そして軍の編成を見ていきますと歩兵、戦車等の前衛の比率が高い戦前ロシアの編成、大隊戦術群(BTG)ですら、BTG全体の600~800人中、歩兵は200人、戦車等の戦闘車両の要員は100人いないぐらいです。

      上記の数字を見るに、全軍の半数程度の30~40万も損害を出していたら主要な戦闘を担う前衛部隊はとっくに崩壊してると思うのですが、ゾンビアタックだの肉壁だの言ってる人たちはどう言う計算をしているのでしょうかね?

      7
        • Easy
        • 2023年 11月 18日

        しかも2年間の損害ではなく。6月末からのたった3−4ヶ月間の戦闘でロシア軍の40万人を死傷させた、という発表です。3−4ヶ月で前線の兵士の半分が死傷したらローテーションも再編成も間に合いませんから、ロシア軍は今頃モスクワに向かって敗走しているはずです。
        ところが、実際にはむしろウクライナ軍が押されている・・・
        謎は深まるばかりです。
        太平洋戦争で大本営の発表を聞いていた人たちも、こういう気持ちだったのだろうと想像すると胸熱ですね。もう米軍空母を米国保有の2倍分は撃沈しているのに、なぜ空襲はやまないのだろう、と。

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        • タチコマァ
        • 2023年 11月 18日

        動員兵30万にワグネル囚人兵は最低10万ではないかと(別途正規軍徴集分)
        後毎月補充される「志願兵」と40近いPMC、カディロフツィ等も

        • 2023年 11月 18日

        肉壁はどうかしらんですが歩兵突撃のゾンビアタックを囚人兵が主に担っているなら別に崩壊しないでしょう。
        ゾンビアタック兵に専門技能は必要ないですから。
        それとは別に砲兵中心にロシア軍の損耗が上がっていて走行車両も多数損耗していますが、万単位で撃破されているわけではないのでその部分での人的損耗は誤差の範囲かもしれませんね。

        1
    • tk
    • 2023年 11月 18日

    命の価値の低いロシアや中国を相手にするとここまで手こずるということ
    とはいえロシアに勝利はもたらされないでしょうがね

    • けい2020
    • 2023年 11月 18日

    ロシアの刑務所には2019年に52万人の受刑者いました(ロシア政府統計

    たった3年で10万人も受刑者が減る可能性は低すぎるので、52万人が27万人に減って、
    減った25万人がウクライナ戦争に投入された可能性が高いです
    (ワグネルが5万人を使用済みなので、ロシア政府が20万人)

    ストームZみたいな事をしつずけてるのに、ロシア国内で行方不明の話題が増えないのはこれかもしれません

    >先月26日付の米紙ワシントン・ポストでは、昨年2月のウクライナ侵攻開始時点で約42万人いたロシア国内の受刑者数が、
    >直近では26万6000人にまで減少していると報じています。

    3
      • sunn
      • 2023年 11月 19日

      ちょうど1年前ですが、NHKがロシア独立系メディアの話として、2ヶ月で2万人以上の受刑者が減って(34万8000人 → 32万5000)戦闘に勧誘された可能性があると報じていましたね。
      この方面での受刑者等で構成された突撃部隊の投入は最近も報道されていたところです。

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